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民族浄化の検索結果201 - 240 件 / 317件

  • イスラエルによるジェノサイドの背景

    田浪亜央江 ◆イスラエルの政策の帰結としての〈10.7〉 私はこの10年あまりは、展望がまったく見えないパレスチナの状況下で、武装闘争とは異なる闘争のかたちとしてパレスチナ人が選び取っている、文化による闘争・抵抗に関心をもって、現地にいる間はその動向を追うことに多くの時間を割いてきました。 「10月7日にハマス(ハマース)によるイスラエル攻撃が始まった」という言い方で現在の事態について話を始めることが一般化しています。10月7日を始点とするならばそう表現するしかないわけですが、私自身はいまの事態を「パレスチナを占領するイスラエルが、パレスチナにおける最終的な民族浄化(パレスチナ人口の消滅)を目指し、時間をかけて着々とパレスチナ社会を追いつめて来た政策の帰着」と表現するしかないと思っています。ハマースによる越境攻撃というかたちで始まることは想定外でも、「いつか起こること」でした。タイミングと

    • ナイチンゲール - シネマ一刀両断

      「映画祭で途中退席者続出!」みたいな売込み口上、サムいからそろそろやめんけ? 2018年。ジェニファー・ケント監督。アイスリング・フランシオシ、サム・クラフリン、バイカリ・ガナンバル。 19世紀のオーストラリア。アイルランド人の若い女囚クレアは、英国軍の将校たちから暴行を受けた上に、夫と子供を殺されてしまう。復讐を決意した彼女は、逃亡した将校らを追うために、植民政策により虐げられている先住民アボリジニの青年ビリーに道案内を依頼する。理不尽に全てを奪われた二人はタスマニアの過酷な森をさまよい、加害者たちを追い詰める。(Yahoo!映画より) おはようごぜェます。 こないだ四条歩いててね、ビャーッてコンビニエンスに入ったの。 ぼくお茶コーナー行こ思たらね、DQNと思しき店員さんがレジスターの前でJK店員とお喋りしてたの。DQN店員が「おれUFOキャッチャーとか超得意だよ」言うと、JK店員が「あ

        ナイチンゲール - シネマ一刀両断
      • 「沖縄を中国の属国にしたいデニー候補」とツイート 公選法違反容疑で不起訴に 沖縄県知事選に関し大阪・泉南市議(沖縄タイムス) - Yahoo!ニュース

        大阪府泉南市の添田詩織市議が昨年の沖縄県知事選期間中、候補者の玉城デニー氏に関する虚偽のツイッター投稿をしたとして公選法違反(虚偽事項公表)容疑で刑事告発されていた件で、大阪地検岸和田支部が3月17日付で添田氏を不起訴(嫌疑不十分)としていたことが分かった。 告発した「奈良-沖縄連帯委員会」の崎浜盛喜代表によると、地検は問い合わせに対し「(起訴の判断は)客観的に虚偽の事実を述べたかどうか。誹謗(ひぼう)中傷では罪に問えない」と答えたという。 崎浜氏と「共生社会を考える会」の出原昌志共同代表は今月、検察審査会に審査を申し立てた。判例を基に、「全体として真実とは言えない事実」の公表も公選法違反となり、起訴する必要があると主張している。 添田氏は昨年8月、ツイッターに「沖縄を中国の属国にしたいデニー候補。ウイグル・モンゴル・チベットのように日本民族も強制収容所に入れられ民族浄化(虐殺)されます」

          「沖縄を中国の属国にしたいデニー候補」とツイート 公選法違反容疑で不起訴に 沖縄県知事選に関し大阪・泉南市議(沖縄タイムス) - Yahoo!ニュース
        • 「暴力の連鎖」はイスラエルがパレスチナへの迫害をやめない限り終わらない。 - 読む・考える・書く

          ようやく停戦に至ったとはいえ、イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への非人道的な攻撃は、今回も甚大な被害を生じさせている。 イスラエル軍による空爆が続く #ガザ地区。数百人が負傷し、数十人の死亡者の中には子どももいます。 今回の空爆は以前にも増して激しく、パレスチナ人コミュニティへの影響は計り知れません。 この武力行使は容認できず、#国境なき医師団 は市民の安全を深く憂慮します。https://t.co/3At0Nhgnhn — 国境なき医師団日本 (@MSFJapan) May 14, 2021 欧米や日本のニュースではこれをイスラエルとパレスチナとの「衝突」などと報じているが、これは断じてそんなものではないし、今回の事態の発端も、先にロケット弾を撃ったハマスが悪い、などという単純な話ではない。 Sobre la agresion de Israel contra Palestina:

            「暴力の連鎖」はイスラエルがパレスチナへの迫害をやめない限り終わらない。 - 読む・考える・書く
          • ガザとは何か パレスチナを知るための緊急講義 - 株式会社 大和書房 生活実用書を中心に発行。

            ■目次■ ■第1部 ガザとは何か 4つの要点/イスラエルによるジェノサイド/繰り返されるガザへの攻撃/イスラエルの情報戦/ガザとは何か/イスラエルはどう建国されたか/シオニズムの誕生/シオニズムは人気がなかった/なぜパレスチナだったのか/パレスチナの分割案/パレスチナを襲った民族浄化「ナクバ」/イスラエル国内での動き/ガザはどれほど人口過密か/ハマースの誕生/オスロ合意からの7年間/民主的選挙で勝利したハマース/抵抗権の行使としての攻撃/「封鎖」とはどういうことか/ガザで起きていること/生きながらの死/帰還の大行進/ガザで増加する自殺/「国際法を適用してくれるだけでいい」 ■第2部 ガザ、人間の恥としての 今、目の前で起きている/何度も繰り返されてきた/忘却の集積の果てに/不均衡な攻撃/平和的デモへの攻撃/恥知らずの忘却/巨大な実験場/ガザの動物園/世界は何もしない/言葉とヒューマニティ/

              ガザとは何か パレスチナを知るための緊急講義 - 株式会社 大和書房 生活実用書を中心に発行。
            • ウクライナ戦争はプーチンとウクライナの戦いではなく、プーチンとネオコンとの戦いではないか(田中良紹) - エキスパート - Yahoo!ニュース

              フーテン老人世直し録(643) 卯月某日 冷戦後、唯一の超大国となった米国を自滅させたのは「テロとの戦い」である。2001年の「9・11同時多発テロ」への報復を口実に、米国はアフガニスタンとイラクに戦争を仕掛け、中東地域を「民主化」しようとしたが、それが米国を史上最長の泥沼の戦争に引きずり込んだ。 アフガニスタンとイラクに作った米国の傀儡政権は国民の支持を得られず、イラクではイスラム内部の宗派対立を激化させ、より過激な集団「イスラム国」を生み出し、またアフガニスタンでは20年の戦闘の末タリバン政権の復活を許した。昨年夏のなりふり構わぬ米軍撤退は国際社会を失望させ、米国の威信は失墜した。 米国は中東地域での影響力を失い、代わってロシアと中国が影響力を強めたが、米国を自滅させた「テロとの戦い」を主導したのは、ブッシュ(子)政権内に勢力を持っていたネオコン(新保守主義)である。 ネオコンは自由と

              • エチオピア首相、反政府勢力との戦線に 政府系メディア報道

                エチオピアの首都アディスアベバで開かれた集会で、アビー・アハメド首相の写真を掲げる女性(2021年11月7日撮影、資料写真)。(c)EDUARDO SOTERAS / AFP 【11月25日 AFP】エチオピアのアビー・アハメド(Abiy Ahmed)首相が、政府軍と反政府勢力との戦闘が続く北部ティグレ(Tigray)州の前線に到着した。同国政府系メディアが24日、報じた。 同国北部で1年前から続く紛争は激化の様相を呈しており、国際社会の懸念が高まっている。少数民族ティグレ人の反政府勢力が首都アディスアベバに進攻する可能性を受け、フランスとドイツ、イタリア、米国に続き、英国も自国民に同国からの退避を勧告した。 政府系のファナ放送会社(FBC)は、アビー氏が23日から戦場入りし「反攻の指揮を執っている」と報じた。具体的な所在地は明らかにされておらず、国営メディアも戦地入りした同氏の映像は放送

                  エチオピア首相、反政府勢力との戦線に 政府系メディア報道
                • 無残な民族浄化の「首謀者」に日本が叙勲...恥ずべき過ちだ

                  日本政府から旭日重光章を授与されたツェリン元駐日大使 MINISTRY OF FOREIGN AFFAIRS, ROYAL GOVERNMENT OF BHUTAN <日本が叙勲したブータンの元駐日大使は、かつて行われたネパール系住民の追放と弾圧の首謀者だった> 日本政府は4月末、ブータンのダゴ・ツェリン元内相に名誉ある旭日重光章を授与すると発表した。「日本・ブータン間の関係強化および友好親善に寄与した」というのが叙勲の理由だ。ツェリンは1999~2008年に駐日ブータン大使を務め、両国間のハイレベル訪問や文化交流を促進した点が高く評価された。 日本はツェリンの過去を知らないのだろうか。数十年前に当局の手で祖国を追われ、生活が一変したネパール系ブータン人は、この決定にショックを受け、困惑している。 1990年8月17日、ツェリンは内務副大臣の立場で、国外に逃れた南部のブータン人の国籍を剝奪

                    無残な民族浄化の「首謀者」に日本が叙勲...恥ずべき過ちだ
                  • 戦争広告代理店〜わるもののつくりかた - 伊藤計劃:第弐位相

                    文庫落ちしたいまごろ読みました。遅すぎ。 実は、この題名自体、ある種の自己言及になっていることは、だれも書いてないみたい。本当にセルビア側は虐殺をやらかしたの?そもそも「被害者」ボスニア・ヘルツェゴビナ側はセルビアと同じようなことはしていなかったと言い切れるの(ハーグではとっくに結論されてますが、まあこの本の内容では)?そんな白黒曖昧な状況の中、人々が無意味に死にゆく混沌とした戦場を(フィクションとして、そしてそれを真実として)物語化してゆく作業を行う、ストーリーテラーのお話(いや、ドキュメンタリーではありますけど)。 どこらへんが自己言及的かというと(作者も気がついていないかも知れないけれど)、この中の一章に「民族浄化」という章がある。現地でWWIIのときに使われた言葉の英語訳「エスニック・クレンジング」。このことばが選ばれた経緯というのも非常に面白い(「ホロコースト」はユダヤ人にとって

                      戦争広告代理店〜わるもののつくりかた - 伊藤計劃:第弐位相
                    • 日蘭インドネシアの対話と和解 – DialoogNJI

                      本エッセイは、早稲田大学「和解学の創成~正義ある和解を求めて~」サイトに掲載されたものを転載したものです。 タンゲナ鈴木由香里(日蘭イ対話の会代表) 学術的な話はできないが、四十年ほど前からオランダに在住しており、この間に私が見聞きし、経験してきたことを以下に記す。これは2018年12月8日に早稲田大学に於いて和解学のメディア版の研究会で話させていただいたことをまとめたものである。 自己紹介 1968年の高校3年生の時に交換留学でアメリカに一年間滞在した。その一年は貴重な体験を色々することができたが、その中でもいまだに忘れられないことがある。同じプログラムでアメリカに来ていた韓国人の留学生に、’僕は、日本語がはなせるよ、チョーセンジンノバカヤロー!“と話しかけられたことだった。それまでの私にとって、戦争というのは母から聞いた焼夷弾の恐ろしさや原爆のむごく悲しい話であり、教室で習った朝鮮や台

                      • 「『地上戦が起きたら』じゃない!『暴力の連鎖』でも『憎しみの連鎖』でもない!今起きてることが既に(イスラエルによる)ジェノサイドだ」~10.20 「緊急学習会 ガザとはなにか」―登壇:岡真理 早稲田大学文学学術院教授 | IWJ Independent Web Journal

                        「『地上戦が起きたら』じゃない!『暴力の連鎖』でも『憎しみの連鎖』でもない!今起きてることが既に(イスラエルによる)ジェノサイドだ」~10.20 「緊急学習会 ガザとはなにか」―登壇:岡真理 早稲田大学文学学術院教授 2023.10.20 2023年10月20日(金)午後6時30分より、京都府京都市の京都大学吉田南キャンパス総合人間学部棟にて、「緊急学習会 ガザとはなにか」が開催された。登壇したのは、岡真理 早稲田大学文学学術院教授ほか。 岡教授は、次のように現在ガザ地区で起こっている惨状・惨劇について語り始めた。 (8:15~)「東エルサレムというのは、1967年の第3次中東戦争でイスラエルに軍事占領され、その直後に国連安保理決議で、イスラエルはグリーンライン=1949年の休戦ラインまで撤退せよという決議が出ている。 けれども今にいたるまで、それを履行していない。そして80年にはこの占領

                          「『地上戦が起きたら』じゃない!『暴力の連鎖』でも『憎しみの連鎖』でもない!今起きてることが既に(イスラエルによる)ジェノサイドだ」~10.20 「緊急学習会 ガザとはなにか」―登壇:岡真理 早稲田大学文学学術院教授 | IWJ Independent Web Journal
                        • 第25回 Unknown Pleasures: Inside Joy Division (English Edition) Kindle版 - SMASHWEST.COM

                          HOMECOLUMN FROM VISITOR第25回 Unknown Pleasures: Inside Joy Division (English Edition) Kindle版 前回このコラムを書いた時、半分しか読んでなかったポスト・パンク・バンド、ジョイ・ディヴィジョンのオーラル・ヒストリー本『この妬けるほどの光、この太陽、そしてそれ以外の何もかも』全部読みました。イアン・カーチスの奥さんデボラ・カーチスが「彼はサッチャーを素晴らしいと考えていました」と語っていて、あっやっぱりと思いました。ポジティヴ・パンクというバンドたちはそういうバンドだったわけです。荒廃した都市の中で「イアンは興味を惹かれていました。ああした華麗さ、制服だの威風堂々な行進といったもののすべてが好きだったんだと思います」(デボラ・カーチス)というように、別にそれで民族浄化をしたりする気はないと思うけど、パンク

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                          • 「ガザ地区を生活不可能にする」|早尾貴紀

                            ガザ地区を生活不可能にする ーー アブドゥッラー・アル=アリアン氏(パレスチナ系アメリカ人、カタール・ジョージタウン大学、歴史学)へのインタビュー ライアン・アッ=シャワフ 2023年12月14日 (試訳:早尾貴紀) ライアン・アッ=シャワフ:ガザ地区を拠点とするハマースとイスラーム聖戦による10月7日のイスラエル南部への攻撃に対するイスラエルの大規模な軍事報復が始まって数週間が経ちました。ガザ地区の人びとは何に直面しているのでしょうか? アブドゥッラー・アル=アリアン:ガザ地区の230万人のパレスチナ人住民は、2007年から締め付けるような封鎖と、2008年からイスラエル軍による度重なる軍事攻撃に長く耐えてきましたが、彼らをいま苦しめているのは、最近の記憶の中で最も破壊的な民間人への砲撃作戦および、渇きと飢餓の押し付けと医療部門の完全な壊滅による緩慢な死、この二つの想像を絶するような組み

                              「ガザ地区を生活不可能にする」|早尾貴紀
                            • 30年前に予告されていた戦争 – 橘玲 公式BLOG

                              ダイヤモンド社と共同で行なっていた「海外投資の歩き方」のサイトでロシアのウクライナ侵攻について書いたものを、全6回で再掲載しています。最終回は1998年に刊行され、今年「緊急復刊」された中井和夫『ウクライナ・ナショナリズム 独立のディレンマ』(東京大学出版会)の紹介です。(公開は2022年6月2日。一部改変) キーウの独立広場に展示された、ドンバス地域で戦うウクライナ兵の写真(2015年9月@Alt Invest Com) ****************************************************************************************** ロシアによるウクライナ侵攻から3カ月がたったが、いまだに戦争終結のシナリオは描けない。プーチンは当初、数日で首都キーウを占領し、ゼレンスキー大統領を逮捕したうえで傀儡政権を樹立できると考えて

                              • 今なお続く悲劇と惨劇――〈アメリカ先住民政策〉の歴史 | tabiyori どんな時も旅日和に

                                1492年、コロンブスによるアメリカ大陸発見。ヨーロッパ人にとっては「発見」でしたが、そこに代々住み生活していた人びとにとっては「侵略」のはじまりでした。〈インディアン〉(この記事では北米ネイティヴ・アメリカンを示すために〈インディアン〉の呼称を用います)たちは白人たちによる虐殺と疫病、戦争や強制移住におびやかされ、その余韻は今なお残っています。この大地のもとの主であるアメリカ先住民たちに、白人は一体どのような政策でもって臨んできたのでしょうか?今回は〈アメリカ先住民の歴史〉をあつかいます。 コロンブス以前のアメリカ大陸と「上陸」 「アメリカ大陸発見」以前、アメリカ先住民(インディアン)の人びとはどのような生活と文化を営んできたのでしょうか?そこでは平和で、人間だけでなく自然も尊び、「すべてはみんなのもの」というある種の楽園境が広がっていました。 トウモロコシ、カボチャなど今私たちに馴染み

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                                • タクティクスオウガ①ジュヌーンの話

                                  タルムード翻訳中。少々時間かかりそう……まあ多分少なくとも数年くらいは必要かなと(笑)解説書より本体を丸ごと読むんだよと思っていたものの、解説書をかじる方が賢明かもしれません。 300円くらいの安いやつ読書してみては。読書のすすめ。 ふと思いついて急に書きたくなった。 ジュヌーンに出会うルートでは、デニムは必然的に虐殺に加担している。自分たちとウォルスタ民族の存亡をかけて人々の説得に赴き、ところが収容所でデニムは大反対に遭う。収容所の生活は最悪ではない、むしろ平和に暮らせるのだと人々は言う。 ②その人々をデニムは率先して虐殺することを決意する。ここの人々を虐殺し、その罪をガルガスタンになすりつける。ここが滅ぼされたとあれば人々は武装蜂起に参加せざるを得なくなる。そうした汚い行いであっても、それによって自分たちが有利になるのであれば、少なくとも全滅の危機は避けられる。デニムはそうした公爵の弁

                                    タクティクスオウガ①ジュヌーンの話
                                  • 剣と魔法の冒険へ!オススメ「非なろう系」ファンタジーマンガ30作。 - Something Orange

                                    序文 思い出します――その昔、「ファンタジー」という言葉は、それはそれは趣深い神秘と、魔法と、幻想とを意味していました。 しかし、時が過ぎ、かつては霧深い森の奥に隠されていたこの言葉はあたりまえに使われるようになり、人びとの目に晒され、しだいに陳腐化していきました。 いまでは、神秘も、魔法も、幻想もすべては失われ、それらは単なるありふれた「記号」としての意味しか持っていないかのようです。 そう、クラシックスタイルのファンタジーの黄金時代はあっさりと過ぎ去り、いまはもう「ゲームファンタジー」ばかりが流行しています。 とはいえ、失われたものを嘆くことはやめておきましょう。いまの作品には、いまのバリューがある。 はるかな黄金の魔法時代は過ぎ去ってしまったけれど、ロード・ダンセイニもトールキンももう過去の作家ではあるけれど、いまにはいまの作家があり、作品がある。それはそれで、意味があることなのでし

                                      剣と魔法の冒険へ!オススメ「非なろう系」ファンタジーマンガ30作。 - Something Orange
                                    • ナゴルノカラバフでの「民族浄化」否定、去就は「自由」 アゼルバイジャン

                                      AFPのインタビューに応じるアゼルバイジャンのヒクマト・ハジエフ大統領補佐官。首都バクーで(2023年9月30日撮影)。(c)Emmanuel DUNAND / AFP 【10月2日 AFP】アゼルバイジャンのヒクマト・ハジエフ(Hikmet Hajiyev)大統領補佐官は9月30日、係争地ナゴルノカラバフ(Nagorno-Karabakh)からアルメニア系住民を排除するため「民族浄化」が行われているとのアルメニア側の主張を否定し、同地にとどまるか離れるかは自由だとの考えを示した。 アゼルバイジャンは9月20日、ナゴルノカラバフで「対テロ作戦」を実施し、主権を回復したと発表した。これを受けてアルメニアのニコル・パシニャン(Nikol Pashinyan)首相は、アゼルバイジャンがアルメニア系住民を排除する民族浄化を行っていると再三非難。30日には、住民約12万人のうち10万人超がアルメニア

                                        ナゴルノカラバフでの「民族浄化」否定、去就は「自由」 アゼルバイジャン
                                      • 「拉致被害者3000人」「臓器のプライスリストも」コソボで起きていた“国家ぐるみの臓器密売犯罪”の闇 | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け

                                        木村 藤原さんが書かれた『中学生から知りたいウクライナのこと』に、1999年3月24日から78日間行われたNATOのユーゴスラビア空爆をきっちりと批判している一文があって惹かれました。 「(NATO米軍は)ユーゴがアルバニア人に行っている弾圧や難民流出は人道的破局である、という論理で空爆を仕掛けました。しかし、この空爆は、セルビア系による民族浄化をかえって悪化させたと言われています。『人道のための軍事介入』や『平和維持活動』という冷戦終結後のNATOの論理が、今ロシアによって用いられていることを考えずにはいられません」と。 実際このユーゴ空爆は、米国が、調停案にユーゴ国内でのNATOの軍事活動を認めよという要求を入れて決裂させたもので、最初からコソボにおける基地駐留を目的とした、国連を無視した軍事介入でした。 しかし、同じ米軍が行った攻撃でもイラクやアフガニスタンへのそれと違って、世界中の

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                                        • なぜトルコはクルド人を攻撃するのか? アメリカの“安全装置”が外れた中東で次に起こる3つのシナリオ モーリー・ロバートソンによる世界のツイート解説|FNNプライムオンライン

                                          世界の政治家やセレブ・要人のツイートをモーリー流に翻訳・解説する「Twittin’ English」。今回は10月13日、ワシントンポストのツイート。 モーリー: ワシントンポストは、かつてニクソン大統領の陰謀を暴いたアメリカ東海岸の有名な新聞です。今回のツイートでは、10月9日に始まったトルコ軍によるシリア攻撃を取り上げています。 Who are the Kurds, and why is Turkey attacking them? クルド人とは何者か? なぜトルコは彼らを攻撃するのか? 投稿写真にも映っていますが、西洋の外国人記者がシリアなどへ取材に行くと、決まって撮影するのが女性兵士です。クルド民兵組織は男女平等を徹底しているため、女性も兵士に志願していて、戦闘能力は相当に高いという独特の文化があります。 トランプ大統領は6日、シリア北東部の米軍を特殊部隊から順に撤退することを発表

                                            なぜトルコはクルド人を攻撃するのか? アメリカの“安全装置”が外れた中東で次に起こる3つのシナリオ モーリー・ロバートソンによる世界のツイート解説|FNNプライムオンライン
                                          • アンドリー・ビレツキー - Wikipedia

                                            アンドリー・イェヴヘノヴィチ・ビレツキー(ウクライナ語: Андрій Євгенович Білецький、Andriy Yevhenovych Biletsky、1979年8月5日 - )[1]は、ウクライナの白人国家主義者・極右政治家のネオナチであり、ナショナル・コー党首。ウクライナ陸軍第3独立強襲旅団司令官。テロによる殺人未遂の罪で収監されていたが、ペトロ・ポロシェンコ大統領に勲章を授与され国会議員となった[2]。アゾフ大隊の最初の司令官であり[3][4]、社会民族会議の共同設立者だった。2014年から2019年まで、ビレツキーは人民戦線党の支援のもとキーウ選出[5]のウクライナ議会議員だった。2018年、ナショナル・コーは国家主義的なヘイトグループであるとアメリカ合衆国国務省によって認定された[6][7][8]。 「白き酋長(Білий вождь: ビリー・ヴォズド)」の二つ

                                              アンドリー・ビレツキー - Wikipedia
                                            • ロヒンギャ難民問題 ~なぜロヒンギャはミャンマー国内で差別されるのか!?~(宮路秀作) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                              先日、国際司法裁判所が、ミャンマーに対してジェノサイドを阻止するよう命じました。 内容を簡単にまとめます。 東南アジアのミャンマーにて、「あらゆる手段を用いて」ロヒンギャに対するジェノサイドが行われていること、ミャンマー政府に対してそれを阻止するよう国際司法裁判所が命じたということです。これに対してミャンマー外務省は「状況が歪められている」と反論しています。 今回は、「ロヒンギャ問題」についてまとめてみたいと思います。 また「ロヒンギャ難民問題」について、私のYouTubeチャンネルに動画でまとめたものもございますので、よろしければご覧ください。 ▼【5分くらいでわかる地理】#013 ミャンマー「ロヒンギャ族は、なぜミャンマーで弾圧を受けるのか!?」 ロヒンギャとは? ロヒンギャは、現在のバングラデシュに起源を持つとされる民族で、保守的なイスラームを信仰しています。言語はロヒンギャ語を母国

                                                ロヒンギャ難民問題 ~なぜロヒンギャはミャンマー国内で差別されるのか!?~(宮路秀作) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                              • 「中国はウイグル人を大量虐殺している」米国務長官がジェノサイドと認める

                                                アメリカのマイク・ポンペオ国務長官が昨日、ウイグル人に対する中国政府の政策を、痛烈に批判し、「ジェノサイド」だと認めた。 「人道に反する罪を犯している」 ポンペオ国務長官は1月19日に声明を発表。次のように述べて、中国政府が行ってきたウイグル人への弾圧を厳しく非難した。(以下は要約となる) 「中国政府は、ウイグルの人々や他のイスラム教徒のマイノリティに対して、人道に反する罪を犯し、ジェノサイド(大量虐殺)を行っている。(略)ジェノサイドは現在も進行中である。私たちは中国の政党国家がウイグル民族を壊滅させようとする組織的な試みを、目撃し続けている。(略)中国政府は強制的な同化を行い、最終的に弱い立場にある民族的・宗教的マイノリティグループの殲滅に取り組んでいる。しかも(中国政府は)同時に、自分たちの国が世界のリーダーであると主張し、彼らのイメージで国際的なシステムを作り替えようと試みている」

                                                  「中国はウイグル人を大量虐殺している」米国務長官がジェノサイドと認める
                                                • 【地球コラム】「ヒンズー至上主義」の暴走 排他の波、インドにも:時事ドットコム

                                                  【地球コラム】「ヒンズー至上主義」の暴走 排他の波、インドにも 2019年08月18日10時10分 ワイヤーバリケードを設置して警備に当たるインド軍兵士と軍用車両=2019年8月12日、スリナガル【EPA時事】 ◇カシミールでイスラム住民の自治はく奪 「マハトマ(偉大なる魂)」とたたえられたインド独立の父、ガンジーが、凶弾に倒れる間際まで訴え続けていたヒンズー、イスラム両教徒間の融和が今、崩れ去ろうとしている。 ヒンズー至上主義のインド人民党(BJP)の単独政権を率いるナレンドラ・モディ首相(68)が、イスラム教徒が多い北部ジャム・カシミール州の自治権を強引にはく奪した。人口14億人近い多民族・多宗教国家インドで、その8割を占めるヒンズー教徒の立場ばかりを擁護する「ヒンズー・ナショナリズム」が暴走し始めた。 世界を見渡せば、トランプ米大統領が「米国第一」を唱えて少数派の人々を排撃している。

                                                    【地球コラム】「ヒンズー至上主義」の暴走 排他の波、インドにも:時事ドットコム
                                                  • 自衛隊の元空将と元陸将が分析「ロシア軍はなぜ苦戦するのか?」(堀潤) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                    ウクライナへのロシア軍の侵攻から2ヶ月あまりが経過した。 東部ドンバス地方での支配力を強めるためロシア軍の攻撃が続いているが、ウクライナ軍の防戦により、戦力は拮抗、東部戦線は「こう着状態」という見方もある。 ロイター通信によると、今月2日、ロシア国防省は、ウクライナ軍のミグ29戦闘機1機を撃墜したと発表。武器庫や指揮センターなどウクライナの38の軍関連施設に攻撃を加えたとしている。 一方、ウクライナ国防省は、1日以降、ロシア側の攻撃を10回にわたって撃退。戦車2台と火砲17基、装甲戦闘車両38台を破壊したと主張。 アメリカ国防総省高官は東部に展開するロシア軍について「指揮統制の不備、部隊の士気低下、理想的とはいえない補給に苦しんでいる」と分析していると、時事通信が伝えた。 筆者が運営する8bitNewsでは、「ロシア軍はなぜ苦戦しているのか」と題し、予備自衛官で、日本安全保障戦略研究所研究

                                                      自衛隊の元空将と元陸将が分析「ロシア軍はなぜ苦戦するのか?」(堀潤) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                    • 韓国ヘイトをする救う会・家族会

                                                      拉致問題 憎しみを超えて-ニーバーの祈りを礎として 権威の有無に拘らず、自分で考える.           白か黒か、AかBかという2者択一というほど        物事は単純ではない. 韓国ヘイトをする救う会・家族会 前回の「国民大集会報告」でも触れましたが、 横田哲也氏(横田めぐみさんの双子の弟)は 「北朝鮮はテロ支援国家ではなく、テロ国家である。 また、歴史を紐解けば、 北朝鮮も南朝鮮も息を吐くように平気で嘘をつき、 裏切り行為をしているような国であります。」 とヘイト発言をしました。 リテラの国民大集会に関する記事でも取り上げられており、 タイトルに「韓国ヘイト」と付け加えられ、詳細に論じられています。 https://lite-ra.com/2018/09/post-4281.html リテラの記事で、 ポイントとなる部分は、もれなくカバーされていますが、 特に韓国ヘイトの実態に

                                                      • 進撃の巨人120話感想 え~!?スクカーの世界とも繋がってんの!?座標が!? - などなどブログログ

                                                        そもそも座標ってなんや? 進撃の巨人って作品は「そもそもこれはなんなんや?」という疑問だらけで、その答えは明確ではないものの「どうやらこういうものらしい」って推測材料は随時与えられてて、疑問発生と答えの推測をじわじわ繰り返してることが多い作品ですが、なんか、それらの真相に一気に迫りそうな気配を感じる今月号でした。 今月号で120話です! これでちょうど10年。別冊少年マガジン創刊号から連載が始まって確か一度も休載はなかったと思います。 私ずっとリアルタイムで読み続けてます。 別マガは創刊時は「どうぶつの国」を看板漫画にしようとしてたけど、一気に進撃の人気が沸騰して、進撃が圧倒的ワントップの雑誌になりました。 (どうぶつの国のキャラ「モノコ」は今でも別マガの表紙に毎号います) 進撃一本に頼り切り状態にも見えますが、今の漫画出版業界、頼れる一本があるだけいいほうです。 出版不況とか言うくせに漫

                                                          進撃の巨人120話感想 え~!?スクカーの世界とも繋がってんの!?座標が!? - などなどブログログ
                                                        • プラットフォームの責任をめぐるグローバル・トレンド:セーフハーバーから責任強化へ | p2ptk[.]org

                                                          プラットフォームの責任をめぐるグローバル・トレンド:セーフハーバーから責任強化へ投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2022/5/232022/5/23 Electronic Frontier Foundation 本稿は、世界各国の仲介事業者責任法制を調査した全4回シリーズの第1回である。その他の記事は以下からご覧いただきたい。 その他の記事は以下からご覧いただきたい。 仲介事業者者責任の分類と規制ツール(第2回)各国のプラットフォーム規制の進展(第3回)望ましい規制に向けての提言(第4回) 世界中のインターネットユーザのほとんどは、インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)や検索エンジン、ソーシャルメディア・プラットフォームなどのオンライン仲介事業者と日常的に関わっている。こうした企業は、情報へのアクセスを可能にし、世界中の人びとをつなぐ重要な役割を担い、経済成長のイノベ

                                                            プラットフォームの責任をめぐるグローバル・トレンド:セーフハーバーから責任強化へ | p2ptk[.]org
                                                          • ハンダラとともに即時停戦を要求_copy

                                                            ハンダラとともに 即時停戦を要求 With Handala Demanding an immediate ceasefire ​日本版withHandalaボード​​​ ※完成されたボードはこちらで見られます。2024/1/13 イスラエルのパレスチナへの侵攻が激化し、日々目を覆いたくなるような残酷な映像をインターネットを通して見る事が続く中、世界中の人々が自分たちに何ができるか、何をすべきかを考えています。 先日、イタリアでは漫画家80人が自分自身の漫画のキャラクターの後ろ姿を描き「旗を掲げず、ハンダラと団結してすべての戦線での即時停戦を要求」するキャンペーンを行いました。 「ハンダラ」というのはパレスチナ人の作家Naji al-Ali(ナージー・アル・アリー)によって描かれたパレスチナ抵抗のシンボルであり、現在でもパレスチナの街の様々な場所に描かれている少年です。「ハンダラ」はアラビア

                                                            • 木村元彦連載「塵芥の声を聴く~インビジブル・ダイアリー」第14回「空爆から20年後の旧ユーゴスラビアをゆく (1)セルビア編」

                                                              祝うべき空爆? 1999年に米国が主導して行った、NATO軍によるユーゴスラビア空爆から今年(2019年)で20周年を迎えた。6月にコソボの首都プリシュティナでビル・クリントン(当時米国大統領)とマデレーン・オルブライト(当時米国国務長官)を招待した祝賀式典が行われるというので、現地に向かった。繰り返すが、これはコソボ共和国の独立を祝う式典ではない。空爆という戦闘行為を祝う式典である。コソボ政府が英語でリリースした文面は「In honour of marking of the 20th Anniversary of Deployment of NATO Troops in Kosovo」。悲しいことに、多くの民間人が犠牲になった武力行為を奉賀している。 東京大空襲を敢行し、広島・長崎に原水爆を落とした米国も「戦争終結を早めた」「アジアの解放のため」などの言い訳はするものの、3月10日や8月

                                                                木村元彦連載「塵芥の声を聴く~インビジブル・ダイアリー」第14回「空爆から20年後の旧ユーゴスラビアをゆく (1)セルビア編」
                                                              • 日本の未来を占うデンマークの「異形のポピュリズム」 週刊プレイボーイ連載(390) – 橘玲 公式BLOG

                                                                国内の騒がしい出来事にかき消されてしまいましたが、海外から興味深いニュースが流れてきました。 6月5日に行なわれたデンマークの総選挙で、社民党のフレデリクセン党首が率いる「左派陣営」が過半数を得て政権交代が実現しました。――フレデリクセン党首は41歳で、デンマーク史上最年少の女性首相が誕生しました。 デンマークはこれまで、中道右派の自由党が国民党の閣外協力を得て政権を運営していました。国民党創設者のピア・クラスゴーは「ムスリムがヨーロッパに侵入し、ヨーロッパ人の民族浄化を企んでいる」「文明人はヨーロッパ人だけ、他はすべて野蛮人」などと主張する排外主義者で「極右」と見なされています。 このような差別的な政党が加わる政権を倒したのですから、リベラル派はこの勝利に大喜びするはずです。――と思いきや、誰もこの話には触れようとしません。 なぜそうなるかは、選挙結果の解説を読めばわかります。例えば朝日

                                                                  日本の未来を占うデンマークの「異形のポピュリズム」 週刊プレイボーイ連載(390) – 橘玲 公式BLOG
                                                                • 名著136「偶然性・アイロニー・連帯」 - 100分de名著

                                                                  「トランプ現象」を予言したとして、SNSで大きな反響を巻き起こした哲学者がいる。リチャード・ローティ(1931-2007)。現代アメリカを代表する哲学者であり、現代哲学界で最も多くの論争を巻き起こした人物と評される。彼が哲学の新たな役割を提示し、あるべき社会の在り方を論じた名著が「偶然性・アイロニー・連帯」(1989)だ。SNSによる社会の分断、ポピュリズムによる民主主義の劣化など厳しい局面に立たされている私達現代人は、どんな社会を構想し、どんな言語空間を創出していけば問題解決につながっていくのか? ローティの哲学を手掛かりに、その解決の道筋を探っていく。 ローティは、伝統的な哲学を葬り去った哲学者ともいわれる。古代ギリシャに端を発し、デカルト-カントによって完成されたとされる近代哲学は、「究極の真理を見出し、それによってすべての学問や知を基礎づけ直す」という野望をもっていた。しかし、ロー

                                                                    名著136「偶然性・アイロニー・連帯」 - 100分de名著
                                                                  • エチオピアの首相が国民に「銃を手に戦うよう」訴えた投稿、FBが削除

                                                                    国民に銃を手に取るよう訴える エチオピアでは約1年前から、政府軍と反政府勢力「ティグレ人民解放戦線(Tigray People’s Liberation Front:TPLF)」との戦闘が続いており、最近反政府勢力が重要な拠点を占領したという。 また反政府軍はさらに進軍しており、首都のアジス・アベバにも危機感が広がり、陥落の恐れも出ているそうだ。 このためエチオピアのAbiy Ahmed首相は10月31日、国民に向けて「TPLF」の侵攻を食い止めるよう、次のようにフェイスブックに投稿した。 「反乱軍の進撃は国を破滅に追いやっている。テロリストのTPLFを阻止し、逆転させ、葬り去るために、あらゆる武器と力をもって合法的な方法で組織化し、進軍せよ」 しかしこの投稿は、その後フェイスブックによって削除されることに。 ポリシーに違反したとして削除 この投稿の削除について、フェイスブックのスポークス

                                                                      エチオピアの首相が国民に「銃を手に戦うよう」訴えた投稿、FBが削除
                                                                    • ウクライナ侵攻に関するロシアの言い分について

                                                                      ネット界隈に限らず、安倍元総理のような有力政治家の中にも、ウクライナ侵攻についてロシア政府の主張を請け売りする人々が多いので、一応、5点に絞って問題点を整理しておこう。言い分の対義語は奇数などと言う駄洒落に負けてはいけない。 NATO加盟国の東方拡大がロシアの安全保障を脅かしていると言う主張は、(1)独立国の条約加盟は独立国の自由であるし、(2)ロシアは1997年のNATO・ロシア基本文書でNATOへの新規加盟条件に合意し、1999年からの東欧諸国のNATO加盟を認めてきている。(3)ベーカー=ゴルバチョフ会談におけるベーカー国務長官の発言*1は、書面の覚書が無いベーカー国務長官の個人的意見に過ぎないし、既にソ連が消滅しており、1997年の基本文書の合意と合致しないので、何者も拘束しない。 ウクライナ政府がミンスク合意を守っていないと言う主張は、ウクライナ議会が特別地位法を立法するなど合意

                                                                        ウクライナ侵攻に関するロシアの言い分について
                                                                      • 次の東京オリンピックは、いつだと思いますか?また、いつが良いと思いますか?あなたは不易さん?それともと流行さん? / 2度の休載を経た最終回がもたらす安堵について——連載:菊地成孔「次の東京オリンピックが来てしまう前に」36|最終回|ヒルズライフ

                                                                        本サイトは、パートナーとともに CINRA, Inc.が企画運営・編集している メディアです。 運営会社:CINRA, Inc. パートナー:森ビル株式会社 CULTURE CITY OF AMORPHOUS 次の東京オリンピックは、いつだと思いますか?また、いつが良いと思いますか?あなたは不易さん?それともと流行さん? / 2度の休載を経た最終回がもたらす安堵について——連載:菊地成孔「次の東京オリンピックが来てしまう前に」36|最終回 2020.07.22 WED 時代の変化の後景にある「都市の記憶」を、音楽家 / 文筆家の菊地成孔が極私的な視点で紐解く好評連載。いよいよ最終回! TEXT BY NARUYOSHI KIKUCHI ILLUSTRATION BY YUTARO OGAWA まず何より、2連続で休載した事をお詫びしたい。最初の休載(前々回。執筆時──コロナ禍が騒がれ出した

                                                                          次の東京オリンピックは、いつだと思いますか?また、いつが良いと思いますか?あなたは不易さん?それともと流行さん? / 2度の休載を経た最終回がもたらす安堵について——連載:菊地成孔「次の東京オリンピックが来てしまう前に」36|最終回|ヒルズライフ
                                                                        • 五輪阻止失敗の左派――次なる戦法は「問題だらけの残念な五輪」という印象操作【ナザレンコ・アンドリー/連載第10回】

                                                                          そうして東京五輪を中止にできなかった彼らは、今度は印象操作によって「問題のある残念なオリンピック」と大会運営に風評被害を与えることを狙っている。すでに、とてもわかりやすい印象操作が行われている。 たとえば開会式前、野党の政治家たちは何度も「五輪と人命、どちらが大切なのか」と国民の見方を露骨にアピールする表現を用いて、政府関係者を言葉巧みに攻めてきた。ここで一つ疑問なのだが、彼らは最近のコロナ死亡者数の報道をどの程度までチェックしているのだろうか。東京の場合、一時的(2021年2月3日)に32人まで増えていた1日あたりのコロナ死者数は、2021年7月に入ってからは最大で5人(7月10日)で、0人の日も少なくない。これは、ワクチン接種が急速かつ円滑に行われている証拠だろう。つまり「五輪か人命か」という正義を気取った二択以外にも、「人命を守りながら五輪を開催する」という選択肢があったことが証明さ

                                                                            五輪阻止失敗の左派――次なる戦法は「問題だらけの残念な五輪」という印象操作【ナザレンコ・アンドリー/連載第10回】
                                                                          • ロヒンギャとミャンマー国民に見た和解の兆し

                                                                            過去、ミャンマーに横たわってきた難解な問題に地殻変動が起きていることを予感させるような動きが起きている。国際社会ではその実態が強く非難されながらも、これまで多くのミャンマー人が口を閉ざしてきたイスラム系少数民族ロヒンギャ問題に対して、明確な「謝罪」の意が、ミャンマー市民から草の根レベルで発表されたのである。クーデター前には想像ができない事態だ。 発信源は、首都ヤンゴンの第一医科大学学生連盟。3月26日、彼らが(現地メディアを通じて)発表したのが、ロヒンギャに向けての「謝罪文」だ。 以下のように訳せる内容だ。 「ラカイン州の危機において、軍が少数民族ロヒンギャに対し、民族浄化や掃討作戦を行ったため、ロヒンギャの命が犠牲となり、家屋が破壊され、避難を余儀なくされた。 その行為に対し、第一医科大学学生連盟は効果的に圧力を掛けたり、反対したりすることもなく、不当行為に対して沈黙を守ってきたことで、

                                                                              ロヒンギャとミャンマー国民に見た和解の兆し
                                                                            • 早尾貴紀 @p_sabbar イラン・パペ氏(『パレスチナの民族浄化』の著者)が、11月5日号『アルジャジーラ』に発表した文章をザッと試訳しました。 イラン・パペ「なぜイスラエルは対ガザ戦争において文脈と歴史を抹消したがるのか」(3頁) 歴史家パペの面目躍如たる、簡潔で鋭い文章です。ご一読を。

                                                                              • 俺たちのガースー、丸腰訪米首脳会談の憂鬱【山本一郎】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

                                                                                俺たちのガースー、丸腰訪米首脳会談の憂鬱【山本一郎】 【連載】山本一郎「コップの中の百年戦争 ―世の中の不条理やカラクリの根源とは―」 ■日米関係が問題視する先はまさに中国問題 俺たちの総理大臣・菅義偉さんの訪米・バイデン大統領との首脳会談が4月9日になったとの報道がありました。 国内ではコロナ対策がまともに進まず、ワクチン接種のスケジュールも微妙に遅延している状況でなぜか緊急事態宣言は解かれ、さっぱり盛り上がらない東京オリンピックの聖火リレーが始まってしまいました。感染力が強いとされる変異種コロナウイルスがどのくらい我が国で流行してしまうのかは分かりませんが、ガースー官邸ができて早半年、またバイデンさんもすったもんだの末に大統領に就任されてから3か月弱というところで強固な日米関係の確認をするためにも訪米することそのものは何も問題ないとは思うんですよ。 その日米関係が問題視する先はまさに中

                                                                                • ななよう on Twitter: "ガチの民族浄化より爺様の失言の方が国際問題として重くなるというのはすごい気づきだった"

                                                                                  ガチの民族浄化より爺様の失言の方が国際問題として重くなるというのはすごい気づきだった

                                                                                    ななよう on Twitter: "ガチの民族浄化より爺様の失言の方が国際問題として重くなるというのはすごい気づきだった"