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海洋生物の検索結果1 - 18 件 / 18件

  • イカには自制心が備わっていることが判明、無脊椎動物では初

    長命であり社会的な生き物でもある人間は「将来のために今の満足を我慢する」という自制心を進化の過程で発達させてきましたが、無脊椎動物であるイカも人間と同様の自制心を持っていることが実験で示されました。全く異なる2つの種が同様の知性を持っているということは、「生物の知性」というより大きな視点において、非常に興味深い結果だと研究者は見ています。 Cuttlefish show their intelligence by snubbing sub-standard snacks | University of Cambridge https://www.cam.ac.uk/research/news/cuttlefish-show-their-intelligence-by-snubbing-sub-standard-snacks Cuttlefish exert self-control in

      イカには自制心が備わっていることが判明、無脊椎動物では初
    • 「ダイオウイカが非常に高い知能を持っている可能性」がゲノム解析で示される

      by Ryan Somma ダイオウイカ(学名:Architeuthis dux)は世界最大級の無脊椎動物で、触腕を含めると6.5mにも達する巨大なイカです。そんなダイオウイカが非常に複雑で高度に進化した脳を持っていることが、最新のゲノム(塩基配列)解析で判明しました。 draft genome sequence of the elusive giant squid, Architeuthis dux | GigaScience | Oxford Academic https://academic.oup.com/gigascience/article/9/1/giz152/5697198 Unprecedented gene study suggests giant squids may be massively intelligent | Inverse https://www.inv

        「ダイオウイカが非常に高い知能を持っている可能性」がゲノム解析で示される
      • 光合成するウミウシのゲノムを解読、「盗んだ葉緑体」を維持する仕組みが明らかに - ナゾロジー

        光合成するウミウシには葉緑体に対して独自の接待法を編み出していました。 基礎生物学研究所で行われた研究によれば、一部の光合成するウミウシは、エサから盗んだ葉緑体を、植物とは異なる方法で細胞に組み込み、光合成を行わせているとのこと。 これまで葉緑体が光合成を行うには光や水、二酸化炭素以外にも、植物本体の光合成遺伝子が必要であることが知られており、ウミウシも植物の光合成遺伝子を何らかの方法で獲得していると考えれていました。 しかし今回の研究では、それが違うと判明します。 葉緑体に光合成させるには、受け入れる動物細胞の遺伝子を調整するだけよかった分かったのです。 研究内容は4月27日付けで『eLife』に掲載されています。

          光合成するウミウシのゲノムを解読、「盗んだ葉緑体」を維持する仕組みが明らかに - ナゾロジー
        • 【動画】幻の巨大ダイオウクラゲの撮影に成功、南極海の潜水艇で

          きれいに青く輝く水中で、巨大な影が向かってきた。長さは9メートルほどあり、うねうねした4本の腕とドーム状の傘をもつその生きものは、観光客が乗っている潜水艇よりも大きかった。南極のロンゲ島沖の水深80メートルで目撃された驚くべき光景だ。 観光客が旅行会社「バイキング」のクルーズ船に戻り、英エクセター大学の海洋生物学者ダニエル・M・ムーア氏に写真を見せたところ、「信じられないほど珍しいもの」を見たのだと教えてくれた。 幸運な観光客たちが見たのは、「ダイオウクラゲ(Stygiomedusa gigantea)」という幻の巨大深海クラゲだった。1910年に初めて発見されてから、今回の2022年1月の目撃まで、網にかかった個体や遠隔操作の無人潜水機(ROV)がとらえた映像などを含めても、わずか126件しか観察記録がなかった。何千時間もの潜水調査を行ってきた米モントレー湾水族館研究所(MBARI)の科

            【動画】幻の巨大ダイオウクラゲの撮影に成功、南極海の潜水艇で
          • 「イカの脳をMRIで輪切りにする」実験で犬に匹敵するイカの知能の秘密が解明される

            by Jin Kemoole イカの脳を最新のテクノロジーでスキャンした研究により、これまで発見されていなかった145個もの神経経路が発見されました。これにより、高度な擬態能力や発達した視覚を持ち、犬に匹敵するニューロン数を有するとされているイカの知能の秘密が解き明かされつつあります。 Toward an MRI-Based Mesoscale Connectome of the Squid Brain - ScienceDirect https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2589004219305620 Brain map reveals camouflage tactic of squid - Queensland Brain Institute - University of Queensland https://qbi

              「イカの脳をMRIで輪切りにする」実験で犬に匹敵するイカの知能の秘密が解明される
            • 1万歳超えや驚異の不老不死までいる「長寿な動物」トップ10

              175年生きたと推定されているゾウガメのハリエットは、その長寿っぷりから「地球上で最も長生きしている生物」と呼ばれたこともあります。しかし、そんなカメでさえトップ10入りすらできないほど長生きな動物が名を連ねる「寿命の長い生物ランキング」を、科学系ニュースサイトのLive Scienceが公開しました。 The longest living animals on Earth | Live Science https://www.livescience.com/longest-living-animals.html ◆第10位:ホッキョククジラ(200年以上) ホッキョククジラ(Balaena mysticetus)は哺乳類の中では最も長生きで、捕獲された野生のホッキョククジラの中には100歳を超える個体が見つかっており、場合によっては200年以上生きる可能性もあると推測されています。ホッキ

                1万歳超えや驚異の不老不死までいる「長寿な動物」トップ10
              • 海中で貝殻を投げ合うタコたちの映像。なんでそんなことするの…?

                海中で貝殻を投げ合うタコたちの映像。なんでそんなことするの…?2022.11.19 22:0024,204 Isaac Schultz - Gizmodo US [原文] ( 岩田リョウコ ) 一生懸命投げてますが、当たってない。 オーストラリアのジェービス湾で、貝殻を投げ合うタコの映像が捉えられました。実はこれは2014年と2015年に撮影されたものなのですが、今やっと映像の研究・分析がおこなわれ、論文にまとめられました。 撮影されたのはオーストラリア・ニュージーランド周辺に生息するOctopus tetricus と呼ばれるタコで、茶色っぽい体と白い目が特徴です。主食は軟体動物ですが、同じタコを捕食してるときもあるとのことです。 タコがモノを投げる様子が捉えられたのは初今回のビデオでは、海底にある沈泥や貝殻を集めて8つの触手と排泄口(墨を吐く口としてよく描かれてるアレです)で水中にえい

                  海中で貝殻を投げ合うタコたちの映像。なんでそんなことするの…?
                • クジラと科学者が20分間「会話」することに成功、地球外生命体とのコンタクトにも役立つ可能性も

                  アメリカのカリフォルニア大学デービス校の科学者が率いる研究チームが、水中スピーカーを使ってトウェインと名付けられたザトウクジラとの「会話」に成功したと報告しました。この研究には、地球外生命体の発見を目指すSETI研究所の科学者も参加しており、ザトウクジラとのコミュニケーションが地球外生命体とのコンタクトにも役立つ可能性があるとのことです。 Interactive bioacoustic playback as a tool for detecting and exploring nonhuman intelligence: “conversing” with an Alaskan humpback whale [PeerJ] https://peerj.com/articles/16349/ Whale-SETI: Groundbreaking Encounter with Humpbac

                    クジラと科学者が20分間「会話」することに成功、地球外生命体とのコンタクトにも役立つ可能性も
                  • 処理する脳がないのに「24個の高性能な目」を持つ新種のハコクラゲが見つかる! - ナゾロジー

                    クラゲには脳や心臓、血管がなく、神経の刺激で泳いでいます。 そんなクラゲの中には、脳で情報を処理できないにも関わらず、高性能な目を持つクラゲが存在します。 最近、香港浸会大学(HKBU)生物学科に所属するジェンウェン・チウ氏ら研究チームが、香港のマイポ自然保護区で24個の目を持つハコクラゲの新種を発見しました。 「トリペダリア・マイポエンシス(Tripedalia maipoensis)」と名付けられたこの種は、その高性能な目のおかげで、マイポ自然保護区の濁った水域でもスムーズに泳げると考えられます。 報告の詳細は、2023年3月20日付の学術誌『Zoological Studies』に掲載されました。

                      処理する脳がないのに「24個の高性能な目」を持つ新種のハコクラゲが見つかる! - ナゾロジー
                    • 全長120メートルの「超巨大なヒモ」のような生物が発見される、シロナガスクジラを抜いて世界最長の生物である可能性

                      既知の生物の中で最大の動物はシロナガスクジラだと考えられていますが、全長がシロナガスクジラを超えて最長になる可能性のある「巨大なヒモのような生き物」が、深海探査により発見されました。 Otherworldly, String-Like Organism Spotted in Deep Sea Is Made Up of 'Millions of Interconnected Clones' https://www.newsweek.com/otherworldly-150-foot-long-string-like-organism-deep-sea-millions-interconnected-clones-1496512 What The Heck Is This Long, Hypnotic Stringy Thing Floating in The Ocean? https://

                        全長120メートルの「超巨大なヒモ」のような生物が発見される、シロナガスクジラを抜いて世界最長の生物である可能性
                      • 4億6千万年前の海洋世界をすっぽり保存した化石群がイギリスで見つかる! - ナゾロジー

                        失われた太古の海洋世界がすっぽり丸ごと掘り当てられたようです。 中国科学アカデミー(CAS)、スウェーデン・ウプサラ大学(Uppsala University)らの国際研究チームはこのほど、英ウェールズにあるキャッスルバンク採石場にて、約4億6200万年前のオルドビス紀中期に当たる海洋生態系の化石群を発見したと発表しました。 これまでに170種以上の古生物の化石が見つかっており、そのほとんどが新種とのことです。 研究者らはこの驚くべき化石群を”海洋の小人世界(Marine Dwarf World)”と呼んでいます。 研究の詳細は、2023年5月1日付で科学雑誌『Nature Ecology & Evolution』に掲載されました。 Middle Ordovician ‘marine dwarf world’ found in Castle Bank, Wales https://phys

                          4億6千万年前の海洋世界をすっぽり保存した化石群がイギリスで見つかる! - ナゾロジー
                        • タコが「一緒に狩りをしている魚を殴る」様子が撮影される、一体なぜタコは魚を殴るのか?

                          タコは食材として人気がある一方で高い知能を持っていることでも知られており、一部の科学者は認知能力の高さや動物福祉を理由に「タコの養殖をやめるべき」と主張しています。ポルトガルの研究チームが発表した新たな論文では、「タコが一緒に狩りをしている魚を殴る」ことがあると報じられました。 Octopuses punch fishes during collaborative interspecific hunting events - Sampaio - - Ecology - Wiley Online Library https://esajournals.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/ecy.3266 Octopuses Like to Punch Fish, New Research Suggests https://gizmodo.com/octop

                            タコが「一緒に狩りをしている魚を殴る」様子が撮影される、一体なぜタコは魚を殴るのか?
                          • 謎に満ちた世界で最も深い場所「超深海」で初めて生きたイカを発見、第二次世界大戦中の駆逐艦の探査中に

                            フィリピン海の底で第二次世界大戦中に沈没した駆逐艦を捜索していた研究チームが、これまでで最も深い海を泳ぐイカの発見に成功したと報告しました。 Hadal cephalopods: first squid observation (Oegopsida, Magnapinnidae, Magnapinna sp.) and new records of finned octopods (Cirrata) at depths > 6000 m in the Philippine Trench | SpringerLink https://link.springer.com/article/10.1007/s00227-021-03993-x World's deepest-dwelling squid spotted 20,000 feet under the sea | Live Scienc

                              謎に満ちた世界で最も深い場所「超深海」で初めて生きたイカを発見、第二次世界大戦中の駆逐艦の探査中に
                            • 日本の海にはいろんな生物がいます。こちらは笑っちゃうくらいエメラルドグリーンなシャコ「メロン味しそう」

                              でんか @K_theHermit ■海洋生物観測所:素潜り観察/白バック撮影/繁殖研究 ■グッズ制作:生態写真集『ヤドカリのグラビア』 販売中 ■公式ショップ→kthehermit.thebase.in k-hermit.com

                                日本の海にはいろんな生物がいます。こちらは笑っちゃうくらいエメラルドグリーンなシャコ「メロン味しそう」
                              • 史上最大のサメ「メガロドン」は温血動物だったことが判明

                                by Karen Carr 地球上に存在した中で最大の肉食動物のひとつであるメガロドンは、2300万年前に登場し、360万年前に姿を消すまで約2000万年間にわたり地球の海に君臨していた巨大なサメで、体長は少なくとも15メートル、最大で20メートルにも達したとされています。そんなメガロドンの体には周囲の海水より温かい血が流れていたことがわかりました。 Endothermic physiology of extinct megatooth sharks | PNAS https://doi.org/10.1073/pnas.2218153120 Megalodon was a warm-blooded killer, but that may have doomed it to extinction | Live Science https://www.livescience.com/ani

                                  史上最大のサメ「メガロドン」は温血動物だったことが判明
                                • イカは「いつ・どこで・どんなエサを食べたのか」を記憶する能力が老化しても衰えないことが判明

                                  by Richard 自分が経験した出来事に関する記憶は「エピソード記憶」と呼ばれ、時間や場所、その時の感情などを伴うものです。人間においてエピソード記憶の能力は年齢を重ねると共に衰えることが知られていますが、イカを対象にした新たな研究により、イカは「いつ・どこで・どんなエサを食べたのか」といった出来事を記憶する能力が、加齢によって衰えないことが判明しました。 Episodic-like memory is preserved with age in cuttlefish | Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciences https://royalsocietypublishing.org/doi/10.1098/rspb.2021.1052 Cuttlefish retain sharp memory of specifi

                                    イカは「いつ・どこで・どんなエサを食べたのか」を記憶する能力が老化しても衰えないことが判明
                                  • 母イカの究極の自己犠牲が映像に収められる、卵を抱いたまま9カ月絶食して死ぬまで泳ぎ続ける

                                    潜水艦によって撮影された、2000個から3000個の卵を抱いたまま深海を漂うイカの映像をアメリカのシュミット海洋研究所が公開しました。卵の育成期間は最長9カ月で、母イカはその間まったくエサを食べることができず、自分の足を食いちぎりながら卵を守って泳ぎ、最後は卵がかえるのを見届けながら死ぬとされています。 Post-spawning egg care by a squid | Nature https://www.nature.com/articles/438929a Astonishing Video Gives Rare Glimpse of a Mother Squid's Ultimate Sacrifice : ScienceAlert https://www.sciencealert.com/astonishing-video-gives-rare-glimpse-of-a-mo

                                      母イカの究極の自己犠牲が映像に収められる、卵を抱いたまま9カ月絶食して死ぬまで泳ぎ続ける
                                    • 「海の生物」「エッチなこと」「本」が好きだけど就職どうするかなぁ…→結果こうなった「け、けしからん…!」

                                      でんか @K_theHermit 『ヤドカリのグラビア』新刊です🐚🦐 今作は白バックの美麗写真だけでなく、生殖、幼生、脱皮などヤドカリの不思議な生態写真を掲載しています。色んな意味でヤドカリを丸裸にしました! ◾︎"いきもにあ" にて販売 (10/29~30日 京都市みやこめっせ) ¥1,000/冊 でイベント後は通販予定です pic.twitter.com/YKR0fwQx26 2022-10-10 15:58:07 でんか @K_theHermit 『ヤドカリのグラビア』新刊です🐚🦐 今作は白バックの美麗写真だけでなく、生殖、幼生、脱皮などヤドカリの不思議な生態写真を掲載しています。色んな意味でヤドカリを丸裸にしました! ◾︎"いきもにあ" にて販売 (10/29~30日 京都市みやこめっせ) ¥1,000/冊 でイベント後は通販予定です pic.twitter.com/YKR

                                        「海の生物」「エッチなこと」「本」が好きだけど就職どうするかなぁ…→結果こうなった「け、けしからん…!」
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