英ロンドン中心部のセント・ジェームズ・パーク(2021年2月24日撮影)。(c)JUSTIN TALLIS / AFP 【2月2日 AFP】英国で、地球温暖化の影響により植物の開花時期が約1か月早まっていることが、2日公表の研究で分かった。農作物や野生動物への影響が懸念される。 論文は英学術専門誌「英国王立協会紀要B(Proceedings of the Royal Society B)」に掲載された。 研究では、開花時期の推移を調べるため「自然カレンダー(Nature's Calendar)」と呼ばれるデータベースを使用した。自然カレンダーは、科学者、博物学者、ガーデニング愛好家や庭師、英国王立気象学会(Royal Meteorological Society)などの団体から寄せられた観測情報をまとめたもので、200年以上前から運用されている。 国内の高木や低木、薬草、ツル性植物など40