3月1日は、 1932年(昭和7年)に 満州国が誕生した年であり、 かつ 2年後の1934年(昭和9年)同日には 愛新覚羅溥儀が 満州国の初代皇帝に就任した日です。 愛新覚羅溥儀は、1911 年に中国で起きた辛亥革命で退位させられた清朝最後の 皇帝です。 その後、天津の日本租借地に身を移します。 日本軍と協力し1932年(昭和7年)3月1日に満州国が建国された時には、 執政になります。 そして、2年後には満州国皇帝になります。 (来日時、天皇が駅に迎えた唯一の国家元首) 溥儀は、1935年(昭和10年)に来日します。 5年後の1940年(昭和15年)6月には、皇紀2600年奉祝のため2度目の来日を します。 満州国皇帝の溥儀の来日は、いずれの時も日本では国を挙げての大歓迎でした。 特に、昭和天皇がわざわざ東京駅のホームに出迎えに来るという最恵国待遇を 受けます。 日本の天皇がわざわざ相手を