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筒井康隆の検索結果1 - 40 件 / 370件

  • 「炎上を怖がっちゃいけない。電源を抜いたら消えてしまう世界です」――筒井康隆85歳が語る「表現の自由」 - Yahoo!ニュース

    「炎上を怖がっちゃいけない。電源を抜いたら消えてしまう世界です」――筒井康隆85歳が語る「表現の自由」 「もうあらゆるものを書き尽くした」。作家・筒井康隆さん(85)は、60年近くにわたり、ジャンルを超えて小説を書き続けている。いち早くネットワーク社会とかかわり、新たなツールを創作に取り入れて、アナログとデジタルの境界を飄々(ひょうひょう)と行き来してきた。今もTwitterを更新して、時に炎上する。現在の情報化社会をどう見るのか、表現の自由とは何か。筒井さんに聞いた。(撮影:太田好治/Yahoo!ニュース 特集編集部)

      「炎上を怖がっちゃいけない。電源を抜いたら消えてしまう世界です」――筒井康隆85歳が語る「表現の自由」 - Yahoo!ニュース
    • 筒井康隆、「あ」が消える小説『残像に口紅を』がTikTokで再ブレイク。87歳「すべて出し切った」と言える幸せ(婦人公論.jp) - Yahoo!ニュース

      「《本は面白い》という気づきは天からのギフトですよ。ある一文に勇気を与えられたり、迷路から抜け出すヒントを得たり、自殺を思い留まる人もいる。それが本なのです」(撮影:本社写真部) 「あ」が使えなくなると、「愛」も「あなた」も消えてしまった――。1989年に刊行された『残像に口紅を』は、章が進むごとに50音がひとつずつ消える実験的SF小説。使える言葉が減っていく世界を生きる小説家の姿を描き大ベストセラーとなったが、30年の年月を経た今、またも脚光を浴びている。きっかけはTikTok(ショートムービーを投稿する動画SNS)。人気のTikTokerけんごさんが作品の魅力を語ったところ、たちまち若い世代に広まり、8万5000部の重版につながった。筒井さん自身に創作秘話を聞いた 【写真】「すべて出し切った。長編も短編も卒業」と語る筒井さん * * * * * * * ◆ワープロがないと書けない作品

        筒井康隆、「あ」が消える小説『残像に口紅を』がTikTokで再ブレイク。87歳「すべて出し切った」と言える幸せ(婦人公論.jp) - Yahoo!ニュース
      • 筒井康隆「美女」は消えますか?|文藝春秋digital

        そんな世の中にしないためには一人一人が戦わなければいけない。/文・筒井康隆(作家) 使っていた言葉が消えている今の社会 30年以上も前に出した『残像に口紅を』という私の小説が、いま話題になっているそうです。20代の若者が動画投稿サイトで話題にしたところ、急に売れ出して、4ヶ月で11万5000部も増刷されました。 4年くらい前には同志社大の後輩、タレントのカズレーザー君がテレビ番組で紹介してくれたのですが、あのときも10万部くらい売れました。若い人が紹介してくれることで、これまで僕の作品など読んだこともないような中高生が手に取ってくれていると聞きました。時代を超えて読みつがれることは、作者冥利につきますね。 この小説は日本語の音が消えていく「文字落とし」という、和歌などで古来より使われている手法で書いています。「あ」という音がなくなれば「愛」という言葉は消えるし、「あなた」と呼びかけることも

          筒井康隆「美女」は消えますか?|文藝春秋digital
        • 筒井康隆氏、慰安婦像への侮辱促す? 「炎上狙った」:朝日新聞デジタル

          4日付のブログの投稿で、帰国していた長嶺安政・駐韓大使が韓国に戻ることに触れ、「慰安婦像を容認したことになってしまった」と指摘。慰安婦像の少女を「可愛いから」と述べたうえで、性的な侮辱表現を続けて使った。公式ツイッターも同様の内容を発信したが、つぶやきはすでに削除されている。 筒井氏は朝日新聞の取材に対し、「あんなものは昔から書いています。ぼくの小説を読んでいない連中が言っているんでしょう。本当はちょっと『炎上』狙いというところもあったんです」と明かす一方、「ぼくは戦争前から生きている人間だから、韓国の人たちをどれだけ日本人がひどいめに遭わせたかよく知っています。韓国の人たちにどうこういう気持ちは何もない」とも話している。 筒井氏はこれまで、社会的なタブーをあえて破る表現で論議を起こしてきた。今回のブログやツイッターに対し、ネット上では「筒井さんの作風」と擁護する声がある一方、「セカンドレ

            筒井康隆氏、慰安婦像への侮辱促す? 「炎上狙った」:朝日新聞デジタル
          • 早川書房の編集さん「筒井康隆さんの復刊作業中、校閲さんから30箇所くらい「不謹慎では...?」と指摘が入ったのを、頷きながら全部そのまま通しました」

            溝ロカ丸 @marumizog ハヤカワ文庫JAの1500番記念企画で筒井康隆さんの某書復刊を担当しているのですが、校閲さんからゲラに30箇所くらい「不謹慎では?」という指摘が入ったのを、そうですね……本当にそう……と頷きながら全部そのまま通すという作業が発生している 2021-09-27 13:08:53

              早川書房の編集さん「筒井康隆さんの復刊作業中、校閲さんから30箇所くらい「不謹慎では...?」と指摘が入ったのを、頷きながら全部そのまま通しました」
            • 筒井康隆さんの本の感想をツイートしたら、本人に「ネットには結構すごいやつがいる」と驚かれた話

              みかさよしの @mikasayoshino 「筒井康隆御大が自作の評判をエゴサしてる」ってのは「葛飾北斎が死ぬ間際まで『絵が上手くなりたい』って言ってた」と並ぶくらい、創作クラスタには刺さる話なんじゃなかろうか twitter.com/H0eru/status/1… 2021-09-13 19:17:04

                筒井康隆さんの本の感想をツイートしたら、本人に「ネットには結構すごいやつがいる」と驚かれた話
              • 「慰安婦像ツイート炎上事件」について、筒井康隆ファンのひとりとして思うこと - いつか電池がきれるまで

                www.asahi.com news.yahoo.co.jp 僕は高校生のときに『48億の妄想』を偶然手に取って以来、筒井康隆さんの大ファンであり続けています。 そもそも『48億の妄想』は、1965年に書かれたものであり、30年前の時点で、すでに20年くらい前の作品だったんですよね。 にもかかわらず、筒井作品には「いま、ここにある現在」が描かれていました。 差別とかエログロをあえて描く、という筒井作品は「潔癖な男子」だったはずの僕にはすごくインパクトがあったのです。 筒井さんが描く『悪』は「露悪的」であり、そこには「綺麗事で覆い隠されているもの」を面白おかしく引きずり出してやろう、という意思を感じていました。 ……というのは僕の「読者的きれいごと」であり、一種の「こわいものみたさ」とか「見世物小屋的な興味」のほうが大きかったのかもしれませんが。 ただ、筒井さんは、ずっと「露悪的エログロ作家

                  「慰安婦像ツイート炎上事件」について、筒井康隆ファンのひとりとして思うこと - いつか電池がきれるまで
                • 新人が筒井康隆のラノベ続編を無断で書いて受賞!? 編集者が語る前代未聞の裏話

                  日本におけるSF作家というと、誰を思い浮かべるだろうか? 星新一、小松左京、田中芳樹、伊藤計劃、円城塔、冲方丁‎──日本のSFはその歴史も長く、代表的な作家が何人もいる。 ただそんな中で、やはり筒井康隆の存在は欠かすことはできないし、多くの人が思い浮かべることだろう。 幾度も映像化されて国民的な知名度を誇る『時をかける少女』はじめ、擬人化された文房具たちの奇妙な宇宙紀行を描く『虚航船団』や使っていい文字が1章ごとに1文字ずつ減っていく『残像に口紅を』など、数々の実験的な作品を生み出してきた。 齢80歳を迎えた筒井康隆さんだが、2015年に自ら「最後の長編」と銘打った『モナドの領域』を刊行。過去にも断筆宣言を行ったことがあった筒井康隆さんだが、今度こそもう新作を望むことはできないのではないか、とファンの間で話題となっていた。 しかし2017年、筒井康隆さんが残した唯一のライトノベル『ビアンカ

                    新人が筒井康隆のラノベ続編を無断で書いて受賞!? 編集者が語る前代未聞の裏話
                  • 筒井康隆さんのツイート: "…長嶺大使がまた韓国へ行く。慰安婦像を容認したことになってしまった。あの少女は可愛いから、皆で前まで行って射精し、ザーメンまみれにして来よう。 https

                    ツイートに位置情報を追加する 位置情報と一緒にツイートした場合、Twitterはその位置情報も保存します。 毎回ツイートする際に、位置情報を付加する/付加しないを選択することができ、いつでも過去の位置情報を全て削除することも可能です。 詳細はこちら

                    • 時代遅れの大阪万博なんてやめたらいいのに――来年90歳、筒井康隆が見る世界、そして日本 #昭和98年(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

                      「もう二度と小説を書くことはない」。来年90歳になる筒井康隆がそう言っているというので、本意を確かめに、渋谷区にある邸宅を尋ねた。食欲旺盛、たばこも(ほどほどに)嗜み、冗談で周囲を笑わせる。「書くべきことは全部書いたし、書いても前と同じこと。これが作家の締めくくり。どうだ、かっこいいだろう(笑)」。昭和から令和まで、時をかけた小説家は、現在の日本を「最高」と評する。本音か、はたまた一流のブラックジョークか。(取材・文:山野井春絵/撮影:殿村誠士/Yahoo!ニュース オリジナル特集編集部) 作家・筒井康隆(89)は、長く神戸と東京の二拠点生活を続けている。 東京の邸宅は、渋谷区のど真ん中。外国人観光客の人波をかき分けて小道へ入ると、その屋敷だけは時空を超えたような静けさを保っていた。 「もう小説は書かない」と言い張るが、毎日、午後になると2階の書斎でパソコンを開く。 「メールを返したり、そ

                        時代遅れの大阪万博なんてやめたらいいのに――来年90歳、筒井康隆が見る世界、そして日本 #昭和98年(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)
                      • 筒井康隆『ビアンカ・オーバースタディ』あとがき Illustration/いとうのいぢ | 最前線

                        わたしは知っている。わたしがこの高校でいちばん美しい、いちばん綺麗な女の子だということを――。筒井康隆×いとうのいぢ 文学界の巨人・筒井康隆の最新作は本気のライトノベル!文学史上の一大事件を読撃せよ。 ながらくお待たせした。 この「ビアンカ・オーバースタディ」は最初「ファウスト」用に三分の一を渡してから二年も経ってからやっと出た。これは編集者の太田が悪い。 さらに次の三分の一を渡してから『ファウスト」が出るまでに二年かかった。太田が悪い。 最後の部分を渡してから、これはいとうのいぢの絵を待つために一年足らずの時間が経った。太田が悪い。 この本にはふたつの読みかたがある。通常のラノベとして読むエンタメの読みかた、そしてメタラノベとして読む文学的読みかたである。どちらでもお好みの読みかたで読んでもらってもよいが、できれば両方の読みかたで読んでいただければありがたい。太田が悪い。 別にエラソーに

                          筒井康隆『ビアンカ・オーバースタディ』あとがき Illustration/いとうのいぢ | 最前線
                        • 日本のSFを多角的に紐解く企画展『日本SF展・SFの国』、監修は筒井康隆と豊田有恒 | CINRA

                          日本におけるSFの過去と未来を探る企画展『日本SF展・SFの国』が、7月19日から東京・芦花公園の世田谷文学館で開催される。 未来を語るために想像力を磨き、それぞれの表現を追求してきた日本のSF作家たち。同展では、展覧会を「日本SF大学校」に見立てた構成で、多彩な資料から作家たちがSFという表現を通じて何を伝えようとしたのかを紐解いていくと共に、小説や漫画、アニメ、ゲームなど様々なメディアに溶け込んでいる日本におけるSFの未来を探っていく。監修は筒井康隆と豊田有恒が務める。 会場では、日本SFの父と称される海野十三をはじめ、1959年に創刊された早川書房の『SFマガジン』などSF誌の歴史、1963年に創刊された「創元SF文庫」やSF作品を彩る挿絵の魅力、日本SF第一世代と呼ばれる星新一、小松左京、手塚治虫、筒井康隆、真鍋博といった作家たちの資料が紹介される。さらにとり・みきが同展のために制

                            日本のSFを多角的に紐解く企画展『日本SF展・SFの国』、監修は筒井康隆と豊田有恒 | CINRA
                          • ピース又吉にタメ口でインタビューした女性記者の話で思い出した筒井康隆の「インタヴューアー十ヶ条」 - YAMDAS現更新履歴

                            又吉 芥川賞受賞効果で不快な思い タメ口の女性記者に「あかん」 (デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース ラジオを聞いていて、確率的に女性パーソナリティに多い印象があるのだが、「へー、○○って××なんだ?」みたいなタメ口を耳にしてなんだかなと思うことがある。 ワタシはピース又吉の『火花』は読んでないのでそれについては書けないのだが(「すべてのニュースは賞味期限切れである」の担当編集登場回は面白かった)、こんな距離なしな人だと心閉ざすよなと思ったし、こういう女って絶対後で『作家ぶっててさあ』とか悪口言いそうだよな。 作家にインタビューするインタビュアーはどうあるべきか。ワタシが思い出すのは、筒井康隆が1993年に書いていた「インタヴューアー十ヶ条」である。 前もって相手に関する下調べをする。特に、現在どんな位置についているか。つまり最新の仕事や、功績や、どんな賞をとっているかなど。 相

                              ピース又吉にタメ口でインタビューした女性記者の話で思い出した筒井康隆の「インタヴューアー十ヶ条」 - YAMDAS現更新履歴
                            • 筒井康隆のラノベ「ビアンカ・オーバースタディ」の続編、新人が勝手に書いて賞に応募した結果入賞、刊行へ | スラド

                              「時をかける少女」などで知られる小説家、筒井康隆氏によるライトノベル作品「ビアンカ・オーバースタディ」の続編というライトノベル「ビアンカ・オーバーステップ」が3月15日に発売される。本作は新人作家「筒城灯士郎(とうじょう・とうしろう)」のデビュー作となるのだが、筒井康隆に無断で執筆され、星海社の「星海社FICTIONS新人賞」に投稿された結果受賞して刊行に至ったという異色の経緯となっている。 公開されている新人賞の座談会では「全部80点」「破綻がないことこそが不満」と高く評価されており、編集者から「筒井さんのご承諾をいただけなくても、受賞はさせるべき」といった声があったようだ。その後正式に筒井康隆氏の承諾を得ての刊行になったという。

                                筒井康隆のラノベ「ビアンカ・オーバースタディ」の続編、新人が勝手に書いて賞に応募した結果入賞、刊行へ | スラド
                              • 筒井康隆さん、73歳でライトノベル作家に - MSN産経ニュース

                                「虚人たち」「朝のガスパール」などの著作で知られる日本を代表するSF作家、筒井康隆さん(73)が若者に人気の「ライトノベル」を執筆することが、9日までに発表された。筒井さんの公式ホームページによると、「ビアンカ・オーバースタディ」というライトノベル作品を2008年1月発売予定の雑誌「ファウスト」(講談社)に掲載する。詳細は未定という。 ライトノベルは、挿絵を多く含み中高生向けの内容・文体で書かれた作品の総称とされる小説の1ジャンル。一般小説とは区別して扱われることが多く、文学賞受賞経験も多いベテラン作家がライトノベルを執筆するのは異例。

                                • 筒井康隆を知る12冊の長編

                                  村上さんの騎士団長を最近、読んだ(ここ数年以内)。なぜなら、村上春樹は最大の現実逃避の小説なので、現実逃避したい時に読みたいから。 Amazon.co.jp: 騎士団長殺し(第1部~第2部)合本版(新潮文庫) 電子書籍: 村上春樹: Kindleストア >「試練はいつか必ず訪れます」と免色は言った。「試練は人生の仕切り直しの好機なんです。きつければきついほど、それはあとになって役に立ちます」 免色さんかっこいい。ノルウェイの長沢さんを思い出します。 カツセマサヒコさんの名前は知っていたけど本を読んだことがなかったので、読んだ。 明け方の若者たち (幻冬舎文庫) eBook : カツセマサヒコ 青春小説だった。青春小説としてはとても楽しく読んだ。 サブカルもたくさん。 昔読んだ燃えがらさんの「ボクたちはみんな大人になれなかった」に通ずるところがあった >「人間の体は、あっためて甘いもん入れた

                                  • ぶちお on Twitter: "筒井康隆を驚かせたのが我が人生の頂点だったかも知れん。 https://t.co/dinhcYOKw8"

                                    筒井康隆を驚かせたのが我が人生の頂点だったかも知れん。 https://t.co/dinhcYOKw8

                                      ぶちお on Twitter: "筒井康隆を驚かせたのが我が人生の頂点だったかも知れん。 https://t.co/dinhcYOKw8"
                                    • 筒井康隆さんの最新作はなんと“ラノベ” いとうのいぢさんがイラスト - はてなニュース

                                      筒井康隆さんの小説『ビアンカ・オーバースタディ』が、星海社FICTIONSから8月16日(木)に発売されます。いとうのいぢさんがイラストを担当した“ライトノベル”です。作品の特設ページでは現在、第1章とあとがき、担当編集者である太田克史さんのコメントが公開されています。 ▽ ビアンカ・オーバースタディ | 最前線 - フィクション・コミック・Webエンターテイメント ▽ 筒井康隆『ビアンカ・オーバースタディ』第一章 哀しみのスペルマ Illustration/いとうのいぢ | 最前線 『ビアンカ・オーバースタディ』は、『時をかける少女』『日本以外全部沈没』などで知られるSF作家・筒井康隆さんの“ライトノベル”です。講談社の小説雑誌『ファウスト 2008 SUMMER Vol.7』と『ファウスト 2011 SUMMER Vol.8』に、2回に分けて掲載されました。単行本化にあたり、最終回が書

                                        筒井康隆さんの最新作はなんと“ラノベ” いとうのいぢさんがイラスト - はてなニュース
                                      • 筒井康隆、アニメ「時をかける少女」を語る

                                        MESSAGE 筒井康隆氏によって「時をかける少女」が書かれてから40年。 当時、少女たちは、「時をかける少女」を読み、未来を夢見た。 そして今、かつて未来と夢見られた21世紀に僕らはいる。 けれど、決してあの頃、少女たちが憧れた未来ではないはずだ。 では、夢見たはずの未来の姿は、どこへ行ってしまったのか? 現代の少女たちも、かつてと同じく、未来を夢見るのか? ならば、その未来とは、どのようなものか? この映画には、ふたりの女性が登場する。 ひとりは、かつて、「時」をかけた女性。 もうひとりは、今、「時」をかける少女。 このふたりのヒロインを通じ、時代によって変わっていくものと、時代を経ても変わらないものについて考えてみたいと思う。 「時をかける少女」には、その時々の言葉で、時々の方法で、時々の少女たちで、何度も語られるべき、世界の秘密が隠されているのだと思う。 監督・細田守 本当の意味で

                                          筒井康隆、アニメ「時をかける少女」を語る
                                        • 筒井康隆の名作『時をかける少女』の新表紙を『ハルヒ』人気絵師が担当

                                          ■その他の写真はこちら 角川グループは21世紀のエンタテインメントの担い手となる、小学3年生~中学1年生を対象とした新しい児童文庫『角川つばさ文庫』を3月3日(火)から発売することを発表した。オリジナルの文庫作品のほか、筒井康隆の『時をかける少女』などのベストセラー作品も新たに発売。今回、筒井の『時をかける少女』の表紙を人気ライトノベル『涼宮ハルヒの憂鬱』で知られる女性イラストレーター・いとうのいぢが担当することがわかった。 筒井といとうは08年8月、筒井が若者向け小説“ライトノベル”に進出し、文芸誌『ファウスト』(講談社)に発表した『ビアンカ・オーバースタディ』でもタッグを組んだ。今回は、06年に新作がアニメ映画としても公開され、話題を呼んだ名作『時をかける少女』の挿絵をいとうが書き下ろし。アニメ映画版では、『新世紀エヴァンゲリオン』のキャラクターデザイナー・貞本義行がキャラクターデザイ

                                            筒井康隆の名作『時をかける少女』の新表紙を『ハルヒ』人気絵師が担当
                                          • 第16回三島由紀夫賞選評 「阿修羅ガール」を推す 筒井康隆

                                            • 小池一夫のツイートを見て思い出した筒井康隆の「作家にとってのよい文芸評論とは」 - YAMDAS現更新履歴

                                              『子連れ狼』、『修羅雪姫』などの漫画の原作者として知られる小池一夫のツイートがタイムラインに流れてきて、なるほどと思うところがあった。 ネットの匿名掲示板等を作家は見ない方がいいとツィートしたら、批判も受けとめての創作ではないかと反論が来たのだが、僕はそう思わない。元来、表現者は感受性が豊かだし、その匿名性を利用し、それを発言する事で何も失う物が無い者達の礼儀無視の罵詈雑言に心乱れない者など何処にもいない。— 小池一夫 (@koikekazuo) September 3, 2015 このツイートにすら、批判も受けとめて創作できるはずだろと迫るようなリプライがあって、なんだかなと思ったりする(なんでそれを他人に求める?)。 こないだピース又吉にタメ口でインタビューした女性記者の話で思い出した筒井康隆の「インタヴューアー十ヶ条」という文章を書いたのだが、そのとき久しぶりに『笑犬樓よりの眺望』を

                                                小池一夫のツイートを見て思い出した筒井康隆の「作家にとってのよい文芸評論とは」 - YAMDAS現更新履歴
                                              • 筒井康隆作品を、腕利き16人が寄ってたかってマンガに

                                                執筆陣は明智抄、いがらしみきお、伊藤伸平、折原みと、雷門獅篭、菊池直恵、鈴木みそ、大地丙太郎、高橋葉介、田亀源五郎、竹本健治、とり・みき、萩原玲二、畑中純、みずしな孝之、Moo.念平の16人。筒井の短編が官能劇画、SF、4コマ、ホラーにファンタジーなど、多様なジャンルで表現されている。 「筒井漫画瀆本」は第1弾が1995年に発売され、吾妻ひでお、いしいひさいち、内田春菊、蛭子能収ら17名が参加した。「筒井漫画瀆本 ふたたび」発売に合わせ第1弾も重版を予定しているので、合わせて楽しみたい。 「筒井漫画瀆本 ふたたび」 執筆者・収録作品 明智抄「幸福ですか?」 いがらしみきお「北極王」 伊藤伸平「五郎八航空」 折原みと「サチコちゃん」 雷門獅篭「落語・伝票あらそい」 菊池直恵「熊の木本線」 鈴木みそ「あるいは酒でいっぱいの海」 大地丙太郎「発明後のパターン」 高橋葉介「ラッパを吹く弟」 田亀源

                                                  筒井康隆作品を、腕利き16人が寄ってたかってマンガに
                                                • 星新一の娘が「イキガミ」の盗作問題を筒井康隆に相談

                                                  間瀬元朗さんの漫画「イキガミ」は現在ビッグコミックスピリッツで連載され、9月27日に実写映画が公開予定だ。この漫画が星新一さんの「生活維持省」のパクリだとして、星新一さんの娘が動いているようだ。筒井康隆さんがそのことを日記に書いている。 このことは、筒井康隆さんの日記「笑犬楼大通り 偽文士日碌」の9月10日分に書かれている。星新一の娘のマリナさんが「生活維持省」の盗作問題で頭を痛めているとした上で、その作品が間瀬元朗さんの「イキガミ」であることを名指ししている。筒井康隆さん自身はこの作品を読んでいないため「何とも言えない」としている。 ・笑犬楼大通り 偽文士日碌「九月十日(水)」 ・笑犬楼大通り 偽文士日碌 「イキガミ」の設定が「生活維持省」に似ていることは以前から指摘されているようで、2ちゃんねるにもスレッドが立っている。またWikipediaの「イキガミ」の項目から「星新一」の項目へリ

                                                    星新一の娘が「イキガミ」の盗作問題を筒井康隆に相談
                                                  • 「風刺は引用する作品全体の意味を理解したうえでこそ力をもつ」で思い出す筒井康隆 - 紙屋研究所

                                                    www.kaiseisha.co.jp これを読んで当然この箇所に目がいく。 風刺は引用する作品全体の意味を理解したうえでこそ力をもつのだと思います。 そこにこの記事。 m-dojo.hatenadiary.com 筒井康隆の風刺・パロディ論争を思い出す(「笑いの理由」/筒井『やつあたり文化論』、新潮文庫所収)。 最近「差別語」論争について振り返る機会があって久々に読み返していたために、記憶に残るところがあったのだ。 やつあたり文化論(新潮文庫) 作者:筒井 康隆 新潮社 Amazon 筒井は風刺とパロディを区別して、パロディにおいて「原典の本質を理解していない」という批判を厳しく批判する。 なぜかというと、原典の本質を衝いているというだけでは創造性に乏しいことがあきらかで、ある程度以上の文学的価値は望めない。そこで途中から原典をはなれ、その作品独自の世界を追求したり、自分の主張をきわ立た

                                                      「風刺は引用する作品全体の意味を理解したうえでこそ力をもつ」で思い出す筒井康隆 - 紙屋研究所
                                                    • 筒井康隆を軽く飛び越えていった才能──『ビアンカ・オーバーステップ』 - 基本読書

                                                      ビアンカ・オーバーステップ(上) (星海社FICTIONS) 作者:筒城 灯士郎,いとう のいぢ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/03/16メディア: 単行本(ソフトカバー)ビアンカ・オーバーステップ(下) (星海社FICTIONS) 作者:筒城 灯士郎,いとう のいぢ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/03/16メディア: 単行本(ソフトカバー)いやはや。 本書『ビアンカ・オーバーステップ』は元々筒井康隆がはじめてライトノベルを書いたという触れ込みで発売された『ビアンカ・オーバースタディ』のあとがきで存在を明かされ、「誰か続篇を書いてくれ」と後に託された作品であった。それをデビューもしていない著者が勝手に書いて新人賞に応募してしまったものの書籍化である。 狂人かな? 読み終えて思ったのは著者は狂人なのだろうなということである。何しろあまりにおもしろい。章ごとどころか

                                                        筒井康隆を軽く飛び越えていった才能──『ビアンカ・オーバーステップ』 - 基本読書
                                                      • 【筒井康隆×ハルヒ】優れたユーモアSFであり、純文学でもある『涼宮ハルヒの憂鬱』 | カドブン

                                                        涼宮すずみやハルヒという名詞がついたタイトルの文庫本が文庫の売れ筋ランキングでずらずらずらずらと上位を占めはじめたことに気づいたのはもう何年前になるだろう。シリーズとして十巻十一冊が並んでいて、それぞれが何十版も版を重ねていることにずいぶん驚いたものだ。ちょうど文芸書の売上げ低迷が続いていておれの本も滅多に重版がかからなくなっている時だったから、これはずいぶん羨ましかった。調べてみるとそれまでも何度か耳にしたことがあるライトノベルという種類の小説であるらしい。そして文庫のランキングを見ると「涼宮ハルヒ」シリーズを書いた谷川たにがわ流ながる以外の作家のライトノベル(以下ラノベと略称)も、結構版数を伸ばしているのである。大文豪でありながら言うまでもなくそもそも節操のないおれであるから、ようしおれも書いてやれ、書いて版数を伸ばして大儲けしてやれと思ったのは当然のことであったろう。しかしそのラノベ

                                                          【筒井康隆×ハルヒ】優れたユーモアSFであり、純文学でもある『涼宮ハルヒの憂鬱』 | カドブン
                                                        • 族長の初夏 : 筒井康隆が「ライトノベル」を書くそうです

                                                          講談社のファウストだかメフィストだかで、来年一月から筒井康隆の新連載ライトノベル「ビアンカ・オーバースタディ」がはじまるというアナウンスが出ています。筒井康隆公式サイトより。 まあ小説に関してはほとんどなんでもできちゃう万能の人なので、やるといったらそれなりのことをやるのでしょう。しかし御年とって74 73歳、ほんとに呆れるほどアクティブな人だなあと感心してしまいます。これで筒井康隆は、みずから「ライトノベル」と銘打って(つまり自覚的に)ライトノベルを書いた史上最高齢のラノベ作家という前例のない存在になってしまうわけですが。いったいどんなのを書く気なんでしょうかね。最近のラノベといえばアニメ風の挿絵がつきもので、そのあたりもどうするつもりなのか気になります。批評精神旺盛な筒井康隆のこと、ガチでオタ系の人気イラストレーターを起用したりする可能性もまるでないとは言い切れません。面白そうなのでし

                                                            族長の初夏 : 筒井康隆が「ライトノベル」を書くそうです
                                                          • 筒井康隆先生のライトノベルがついに刊行 あとがきで編集者を叩きまくりwww|やらおん!

                                                            http://sai-zen-sen.jp/works/fictions/bianca/90/01.html ながらくお待たせした。 この「ビアンカ・オーバースタディ」は最初「ファウスト」用に三分の一を渡してから 二年も経ってからやっと出た。これは編集者の太田が悪い。 さらに次の三分の一を渡してから『ファウスト」が出るまでに二年かかった。太田が悪い。 最後の部分を渡してから、これはいとうのいぢの絵を待つために一年足らずの時間が経った。太田が悪い。 この本にはふたつの読みかたがある。通常のラノベとして読むエンタメの読みかた、そしてメタラノベとして 読む文学的読みかたである。どちらでもお好みの読みかたで読んでもらってもよいが、できれば両方の 読みかたで読んでいただければありがたい。太田が悪い。 別にエラソーに言っているわけではない。ラノベの読者は多いから、できればこの本を読んだ何分の一かの 読

                                                            • 筒井康隆 - Wikipedia

                                                              筒井 康隆(つつい やすたか、1934年〈昭和9年〉9月24日 -)は、日本の小説家、劇作家、俳優。ホリプロ所属。身長166cm[注釈 1]。兵庫県神戸市垂水区在住。日本芸術院会員。 大阪市に生まれた。天王寺動物園長だった父の影響を受け、幼い頃から博物的な世界に憧れを持つ。同志社大学に入学し、美学・美術史を専攻。 1965年に東京に転居し、本格的な作家活動を展開、第一短編集『東海道戦争』(1965年)を刊行した。同年、『時をかける少女』『48億の妄想』では、現実と非現実をつなぐ幻想のリアリズムによる、無気味なナンセンスSFのジャンルを開拓。『ベトナム観光会社』(1967年)と『アフリカの爆弾』(1968年)で直木賞候補となる。 1972年に神戸へ転居し、『虚人たち』(1981年)や『虚航船団』(1984年)、『文学部唯野教授』(1990年)など、多数の作品を発表。また、メディアの言葉の自己

                                                                筒井康隆 - Wikipedia
                                                              • 筒井康隆『巨船ベラス・レトラス』(文藝春秋社) - やまもといちろうBLOG(ブログ)

                                                                率直に言うと… 読むんじゃなかった。 正確に言うと、「いま」読むんじゃなかった。 以下、雑然と書く。読み終わってネットや読書家の意見交換などにあって、この作品自体は微妙な評価だし、やはり文学界そのものを扱っていることも関係しているのか好意的にせよそうでないものにせよ書評自体があまりない。文学の危機を筒井流にアレンジして、前の「大いなる助走」を補完する内容になってますね、でだいたい終わり。たぶん著者本人も誰かにこれを論じてもらおうと思っている節もなく、綺麗な投げっ放しジャーマンで終わるあたりが「なるほど」といううねりを感じさせるに留まる。あれはそうしようと思ってできるもんじゃないだろうと言う意味での「なるほど」だろうと私は勝手に解釈した。たぶん、書いてる途中まで画期的で前衛的な何かをしたかったのではないかと感じさせる。途中、登場人物である作家の創造した作中の人物が仮想の巨船上で会話してる時点

                                                                  筒井康隆『巨船ベラス・レトラス』(文藝春秋社) - やまもといちろうBLOG(ブログ)
                                                                • 筒井康隆の「炎上」案件 - カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

                                                                  筒井康隆の「炎上」ツイート案件、自分なりに感じるところを以下粗く書く。 http://shokenro.jp/00001452 ← 元の日記文。 ここから1037p4行目から6行目までがツイートされたのが「炎上」の発端。 https://twitter.com/TsutsuiYasutaka/status/849827508539105280 そのツイートについたブクマ群は以下 http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/TsutsuiYasutaka/status/849827508539105280 さらに色々どったんばったん大騒ぎに炎上しているが、敢えてそこから先の展開については原則無視して以下書く。 1 筒井康隆の今回の「炎上」の文は、その文自体は「安倍晋三政府の論理性のおかしさ」の露悪ギャグとして構成的には成立している。 「少女像」に対する安倍

                                                                  • 筒井康隆は関西の民放で狂ったという説

                                                                    ハイヒール(リンゴ・モモコ) 筒井康隆、江川達也、たむらけんじ チュートリアル(徳井・福田) 大野聡美(ABCアナウンサー) 2017/4/13 4月13日(木)の放送内容 午後11:17 放送 見えざる情報戦“インテリジェンス・ウォー” 武器なき情報戦争“インテリジェンス・ウォー”の裏側に迫る!トランプ政権誕生!世紀のドンデン返しの裏で行われた熾烈なインテリジェンス・ウォーの内幕を紹介!アメリカを襲った同時多発テロ事件!世界最大のインテリジェンス・コミュニティをもつアメリカが忍び寄るテロを防ぐことができなかった理由とは!? 女性ゲスト:永尾まりや ゲストブレーン: 手嶋龍一(外交ジャーナリスト)

                                                                      筒井康隆は関西の民放で狂ったという説
                                                                    • 筒井康隆×いとうのいぢのライトノベル発表 働くモノニュース : 人生VIP職人ブログwww

                                                                      1 :依頼スレ:2008/08/11(月) 20:07:20.94 ID:sYzzxeJ40 ?2BP(3011) 株主優待 SF作家筒井康隆さんが、最新作「ビアンカ・オーバースタディ」で、 人気ライトノベル「涼宮ハルヒの憂鬱」「灼眼のシャナ」などの イラストレーターいとうのいぢさんを挿絵に起用、 8月8日発売の文芸誌「ファウスト」7号(講談社)に掲載される。   8月23日には刊行を記念して筒井さんといとうさんのサイン会も開かれる。 「ファウスト」は03年に創刊された不定期刊行の文芸誌。   これまでに「空の境界」の奈須きのこさんや「ひぐらしのなく頃に」の 竜騎士07さんらが小説を発表するなど、若者に人気の作家が参加している。 今回、筒井さんの作品が若い世代向けということで、人気のいとうさんに挿絵を依頼、 いとうさんも筒井さんの「七瀬シリーズ」のファンであることから実現した。 同誌には、

                                                                      • 筒井康隆の小説『パプリカ』実写化か 製作はAmazon、監督はキャシー・ヤン

                                                                        筒井康隆さんの小説『パプリカ』が、実写ドラマとして制作されると米メディア『Deadline』が報じている(外部リンク)。 『Deadline』によれば、実写化プロジェクトはAmazon Studiosと映像制作会社・Hivemindがタッグを組んだもの。 監督には『Dead Pigs(原題)』『ハーレー・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』の監督も務めたキャシー・ヤンさんが起用されているという。 また、製作総指揮にはマシ・オカさんやHivemindのジェイソン・F・ブラウンさんが名を連ねているようだ。 巨匠・筒井康隆による小説『パプリカ』 小説『パプリカ』は、小説家として多大な功績を残してきた文学界の巨匠・筒井康隆さんが1993年に発表したSF作品。 他人の夢に入り込み精神病を治療する夢探偵・パプリカとしての顔を持つ研究者を中心に、夢と現実の境目をぐちゃぐちゃにかき混ぜるよう

                                                                          筒井康隆の小説『パプリカ』実写化か 製作はAmazon、監督はキャシー・ヤン
                                                                        • 筒井康隆といえば「時をかける少女」より「俺の血は他人の血」だよな、異論は認める | ライフハックちゃんねる弐式

                                                                          編集元:「【ニュー速読書部】筒井康隆といえば「時をかける少女」より「俺の血は他人の血」だよな、異論は認める」http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1347102249/ 3 : マーブルキャット(庭):12/09/08 20:05 ID:u0cP1VQx0 ベトナム観光公社 6 : トラ(岡山県):12/09/08 20:06 ID:5UCaZjmd0 七瀬シリーズだろ 9 : ツシマヤマネコ(愛知県):12/09/08 20:09 ID:WlgAHj6LP >>6 七瀬ふたたび、いいな 続きを読む

                                                                          • 筒井康隆 on Twitter: "炎上したおれの文章だが、ツイッター社が不表示にしたらしい。おれが自分で抹消したと思われるのは嫌だなと思いながら前の日碌を読み返したが、なるほどこれはひどい。こんなひどいことを書く作家の作品など読んではいけない。 https://t.co/qj6fz1ZoYH #偽文士日碌"

                                                                            炎上したおれの文章だが、ツイッター社が不表示にしたらしい。おれが自分で抹消したと思われるのは嫌だなと思いながら前の日碌を読み返したが、なるほどこれはひどい。こんなひどいことを書く作家の作品など読んではいけない。 https://t.co/qj6fz1ZoYH #偽文士日碌

                                                                              筒井康隆 on Twitter: "炎上したおれの文章だが、ツイッター社が不表示にしたらしい。おれが自分で抹消したと思われるのは嫌だなと思いながら前の日碌を読み返したが、なるほどこれはひどい。こんなひどいことを書く作家の作品など読んではいけない。 https://t.co/qj6fz1ZoYH #偽文士日碌"
                                                                            • Amazon.co.jp: ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS): 筒井康隆 (著), いとうのいぢ (イラスト): 本

                                                                                Amazon.co.jp: ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS): 筒井康隆 (著), いとうのいぢ (イラスト): 本
                                                                              • 筒井康隆『ビアンカ・オーバースタディ』第一章 哀しみのスペルマ Illustration/いとうのいぢ | 最前線

                                                                                わたしは知っている。わたしがこの高校でいちばん美しい、いちばん綺麗な女の子だということを――。筒井康隆×いとうのいぢ 文学界の巨人・筒井康隆の最新作は本気のライトノベル!文学史上の一大事件を読撃せよ。 見られている。 でも、気がつかないふりをしていよう。 気がつかないふりをしていると思われてもかまわない。 いつも見られているから平気なんだと思わせておけばいい。 実際、もう慣れっこになってしまっているし、慣れっこにされてしまっているのだ。男の子たちの視線に。みんながわたしを見る、その何かを恋い願うような視線、慕(した)い寄るような視線、粘(ねば)りつき、からみついてくるような視線に。 わたしは知っている。わたしがこの高校でいちばん美しい、いちばん綺麗(きれい)な女の子だということを。 わたしは校舎の一階の廊下(ろうか)を歩く。運動場に面した、放課後の廊下をわたしは歩く。運動場への出口には男子

                                                                                  筒井康隆『ビアンカ・オーバースタディ』第一章 哀しみのスペルマ Illustration/いとうのいぢ | 最前線
                                                                                • 《「美人」「主人」「奥さん」は使わないほうがいい?》断筆宣言の筒井康隆氏が考える現代の“言葉狩り” | 文春オンライン

                                                                                  30年以上も前に出した『残像に口紅を』という私の小説が、いま話題になっているそうです。20代の若者が動画投稿サイトで話題にしたところ、急に売れ出して、4ヶ月で11万5000部も増刷されました。 4年くらい前には同志社大の後輩、タレントのカズレーザー君がテレビ番組で紹介してくれたのですが、あのときも10万部くらい売れました。若い人が紹介してくれることで、これまで僕の作品など読んだこともないような中高生が手に取ってくれていると聞きました。時代を超えて読みつがれることは、作者冥利につきますね。 この小説は日本語の音が消えていく「文字落とし」という、和歌などで古来より使われている手法で書いています。「あ」という音がなくなれば「愛」という言葉は消えるし、「あなた」と呼びかけることもできなくなる。「ぱ」という音が消えると「パン」という言葉もなくなり、「香ばしく柔らかい食べ物」と言い換えざるをえなくなる

                                                                                    《「美人」「主人」「奥さん」は使わないほうがいい?》断筆宣言の筒井康隆氏が考える現代の“言葉狩り” | 文春オンライン