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考古の検索結果121 - 160 件 / 275件

  • 【祝】ノーベル化学賞 受賞 吉野彰さん【考古学が大好きな学生さんだった】 - ものづくりとことだまの国

    ノーベル賞 画像はWikiより 先月末あたりからツイッターを本格的に始め、古代や考古学好きな方たちと繋がり始めている。 土偶、土器、古墳、神社仏閣・・・世の中にはいろいろな形で関心を持ち、また、若い人でも驚くほどしっかりした観点の人もいて、 毎日、驚きながら、また、知らない情報をいただきながら、おもしろくて、ついつい覗いている時間が長くなっている。 ***** 昨夜から京都大学考古学研究会さんのツイッターがにぎやかになった。 2019年、ノーベル化学賞を受賞した吉野彰さんが、学生時代に参加していたサークルとのこと。 よろこびの声であふれている。 ツイッターを読んでいて「そう言えば・・・」と思いだし、探そうとしていたら、他の人が上げてくれた。去年冬の日経記事。 失礼ながら、当時、吉野さんのことは知らず「こんな方もいるのか」と感心し覚えていた。 よかったらご一読を。 いつか消えるかもしれないの

      【祝】ノーベル化学賞 受賞 吉野彰さん【考古学が大好きな学生さんだった】 - ものづくりとことだまの国
    • 考古学者が醸造する“3000年モノの古代ビール”は、農耕社会の始まりを紐解くか | さあ、歴史を飲もう。

      古代の出土品に付着していたイースト菌から...... Photo: Jenna Eason / Charlotte Observer / Tribune News Service / Getty Images 考古学者たちが、遺跡の出土品から取り出した酵母からビールを作り出した。 しかし、単にこれは「過去の味」を楽しむためだけのものではない。ビールの起源についてわかっていないことは多いが、その歴史はパンと同じくらい古い可能性があることが最新の研究で明かされつつある。 ビールの歴史を明かすことは、農耕社会の始まりなど、いまの私たちの起源に迫ることなのかもしれない。考古学者たちが挑む長編ビール・ミステリーをご覧いただこう。ぜひ、ジョッキを片手に。 3000年前の水差しに残っていた「古代の酵母菌」 研究者とビール醸造者が協同で古代のビールのレシピを復元し、失われた過去の味わいを取り戻そうとしてい

        考古学者が醸造する“3000年モノの古代ビール”は、農耕社会の始まりを紐解くか | さあ、歴史を飲もう。
      • 【河内あるいは難波王朝?】幻の難波宮を再び地上に導いた考古学者・山根徳太郎の執念 - ものづくりとことだまの国

        難波宮全景 大阪歴史博物館から 1960年代に関西の著名な考古学者・歴史学者が提唱し、1980年代以降、否定的な見解となった『河内王朝』(Wikiより)をご存じだろうか(現在は河内政権というほどのニュアンスでとらえられているのだろうか) 古墳時代、ヤマト王権を凌ぐほどの勢力が、大阪・上町半島(現在は上町台地)に都を置いたという勢力のことだ。 所在不明だった難波宮 ただその手掛かりとなる第16代・仁徳天皇の高津宮(こうづのみや)、36代・孝徳天皇の難波長柄豊碕宮(なにわのながらとよさきのみや)、45代・聖武天皇の難波宮が、大阪のどこにあったのかが不明で、江戸時代以来、長らく論争の的であった。 明治43年になって、大阪城(天守閣)の南約500メートルほどの一帯、法円坂(ほうえんざか)の陸軍被服廠の工事で、地下2メートルから蓮華紋、重圏紋の瓦や唐草瓦の破片が数十個出土したが、当時は軍部の管轄下の

          【河内あるいは難波王朝?】幻の難波宮を再び地上に導いた考古学者・山根徳太郎の執念 - ものづくりとことだまの国
        • 「キリスト磔刑の現場」に新説 学会を仰天させたある考古学者の提言 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

          エルサレム南部のアパートが立ち並ぶ閑静な住宅街の奥深くに、縦・横5マスの何の変哲もないコンクリート板がある。この板は芝生や他の植物に囲まれて、小高い庭園やテラスの上に水平に置かれている。この板のそばを散歩する人にとっては、目を引くような目立つものは何もない。装飾的な飾りもない。南側の縁に沿って「2005」と刻まれた日付のほかは、何も刻まれていないのだ。 しかし、2016年3月上旬のある晴れた朝、観光客の一団が静かに近づき、亡くなった愛する人の墓の前に立つ友人、あるいは家族のようにその石板を取り囲んだ。彼らにとってこの石板が意味のあるものであることは明白である。 関連記事> キリストの遺骨とイエス一族の墓、骨棺に刻まれた名が語る「真実」とは 「分譲アパートの床下」からの発掘、イエス・キリストの墓をめぐる新精査 アカデミアに議論を巻き起こすテイバー博士の提言 そのうちの何人かは、墓の上に小さな

            「キリスト磔刑の現場」に新説 学会を仰天させたある考古学者の提言 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
          • 「考古学とはねぇ・・・」を連発していた一久さんのお父さん~またまた『なつぞら』 - 暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

            すみません、連日『なつぞら』からの話題です。 話題というかちょっとだけツッコミです💦←性格悪い? すき焼きなんぞつつきながら、なつが婚約者である一久さんのご両親と初顔合わせをした時のこと。画像はすき焼きじゃなくて「鍋」ですね。二女から送られてきた。 大学で考古学を教えているという一久さんのお父様は「なつさん、考古学とはだねぇ・・・。」と同じ台詞を繰り返していました。 な~んか、脚本の手抜きみたいに感じたのは私だけ? もうちょっと考古学についてきちんと説明するでしょ、そんな考古学オタクなら。 『なつぞら』の舞台である昭和40年代の頃より、考古学は大きく進展しています。 新たな考古学的な発掘調査成果がもたらされていること、新しい史資料の発見・研究が進んだことが理由です。 新資料の発見とともに、日本列島の各地域それぞれの古代史を再構成することが進められています。 古代史料としては、大量に発見さ

              「考古学とはねぇ・・・」を連発していた一久さんのお父さん~またまた『なつぞら』 - 暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ
            • JKの車購入炎上騒ぎとシャーデンフロイデ - 昭和考古学とブログエッセイの旅

              車を買ったJKが叩かれる 昨日Twitterで、ある話題がトレンドになっていました。 あるJKが車の免許を取り、バイトをしてお金をためささやかな夢だったマイカーをGETしたというお話。 私のアカウントのTLにも、このツイートが流れてきました。 全くの通りすがりながら、 「小さいながらも自力で夢を一つかなえたか」 よかったなという気持ちでイイネを押させていただいた一人でした。当然、それに対し何の悪感情を持つことはありませんでした。こんなツイートにそんな感情を抱くはずがない。 ところが、これが意外な展開を見せたそうです。 マイカーを持った喜びをTwitterで表現した彼女、 「高校在学中に免許なんか取るな、勉強しろ!」 「高校在学中に免許取って車買うなど頭悪いに違いない」 「薄っぺらい自慢乙」 「どうせ親の金で買ったんだろうが」 「顔見せないのはブスだからだろ」 など、いわゆる糞リプが大量に湧

                JKの車購入炎上騒ぎとシャーデンフロイデ - 昭和考古学とブログエッセイの旅
              • ブッダの謎に考古学で挑む、最古の仏教寺院発掘も

                ネパール中南部、ルンビニの菩提樹の下に座るサドゥー(修行僧)。考古学者が発掘調査を進めているルンビニは、今も仏教徒の巡礼地だ。(F. BIENEWALD/GETTY IMAGES) その昔、現在のネパールにあったカピラバストゥ(カピラ城)に住む裕福な王子が、別の生き方を模索するため、家族と富を捨てて出家した。ゴータマ・シッダールタ(釈迦)という名の彼は、修行の末に「ブッダ(仏陀)」つまり「悟った人」となり、その教えは現在5億人の信者を擁する宗教の基礎となっている。 宗教学者のカレン・アームストロング氏は、2001年に出版したブッダの伝記の中で、「仏教徒の中には『ゴータマ・シッダールタの伝記を書くなんて、とても非仏教的なことだ』と言う人もいるだろう」と書いている。 というのも生前のブッダは、人々に教えを広めようとはしたが、自身に全てをささげる信徒は望まなかったからだ。おかげで歴史家たちは苦労

                  ブッダの謎に考古学で挑む、最古の仏教寺院発掘も
                • K・HIRAYAMA on X: "詳細を確認しました。結論からいえば、朝日のかなり悪意のある記事です。実際には、山梨県の文化財課はもちろん、県内の考古学者、学会も調査の詳細を見守っており、大規模な(それどころか思いきった予算で完全発掘を実施)発掘調査をしており、しっかりと調査報告書を刊行する手筈になっています。ただ…"

                  • 文献と一致すると大感激! 考古史料によって解き明かされた古代日本の謎(歴史人) - Yahoo!ニュース

                    中国の『魏志倭人伝』やわが国の『古事記・日本書紀』などの記述と、考古学の発掘調査結果が一致すると、それが事実であったという信ぴょう性が一気に高まりますし感激します。これまでにどんな一致が見られたのでしょう? ■貴重な文献と考古史料の整合性で見える古代史 わが国にはほぼすべての時代の考古史料が途切れることなく存在します。ただ文献資料は途切れることがあったり、その時代の文献が無かったりしますので、稀に文献と考古史料が一致すると、大きな感激と驚きを感じます。 古代の史実を証明する考古史料は数多く存在しますが、その裏付けとなる文字史料は極めて少ないといわざるを得ません。 現代のコンビニエンスストア数の3倍はあるといわれる古墳から、墓誌が出ることはまずありません。 つまり誰の墓なのかがほとんどの場合さっぱりわからなくなっているのです。残念なことに天皇陵とされている古墳も、被葬者の学問的裏付けはほとん

                      文献と一致すると大感激! 考古史料によって解き明かされた古代日本の謎(歴史人) - Yahoo!ニュース
                    • 縄文時代と弥生時代の違いは土器の違いだけではない?明治時代から現代までに続く歴史定義を考古学の大学教授が解説

                      山田邦和 @fzk06736 ⇨ホントです。 というか、現在の日本考古学界では、「稲作農耕開始以降を弥生時代と呼ぶ。それ以前は縄文時代」という定義なのです。縄文時代にも稲作があってもいいんだ、という説も成立しえるのですが、その場合はこの定義の変更からおこなわなければなりません。 2022-04-06 23:31:28 山田邦和 @fzk06736 ⇨実は、北部九州では縄文式土器が出土する土層から稲作農耕の痕が出ています。しかし、上記の定義に基づく限り、それは弥生時代。もしそれを縄文時代だというならば、定義を変更しなくてはなりません。もちろん、定義は絶対的なものではなく変更することはできますが、現状はまあ今言った通りです。 2022-04-06 23:33:27

                        縄文時代と弥生時代の違いは土器の違いだけではない?明治時代から現代までに続く歴史定義を考古学の大学教授が解説
                      • 日本最大級「加曾利貝塚」・考古学の楽しみ方(千葉) - シロッコの青空ぶろぐ

                        目次 そうだ、「加曾利貝塚」行こう! 「加曾利貝塚」はどこにあるか 海から遠いのになぜ貝塚がある? 「貝塚」とは何か・北貝塚階層断面施設 住居跡群観覧施設 現在も発掘中 加曾利貝塚博物館の展示から 最後に そうだ、「加曾利貝塚」行こう! 11月21日は義母の93歳の誕生日。今まで、どこかに出かけて食事をしてきました。 2015年:明日は義母の89歳誕生日。アウトバックステーキ幕張店で肉を食ってきた - シロッコ手習鑑 2016年:義母の90歳誕生日だから、成田山「川豊」でうなぎを食べて来た。 - シロッコ手習鑑 2017年:義母の91歳の誕生日に食べた「いんば漁協」のうなぎは、今まで食べた中で一番おいしいかった - シロッコ手習鑑 去年は浅草「神谷バー」の創業、「電気ブラン」、「ハチブドー酒」の神谷伝兵衛がワインを作った「牛久シャトー」へ。 ところが、予定していたレストランは貸し切りで食事

                          日本最大級「加曾利貝塚」・考古学の楽しみ方(千葉) - シロッコの青空ぶろぐ
                        • 岩宿遺跡は、考古学に関係ない中年でも勇気づけられる名所だった - ココロ社

                          最高に地味なタイトル画像なのに、弊ブログを見に来てくださってありがとう……。 日本の遺跡といえば、まず最初に挙がるのは岩宿遺跡。しかし、そこを訪れる人は少ないし、わたしも行ったことがなかった。わたしが岩宿遺跡の存在を知ったのは小学校の社会で、「日本のあけぼの」的な章で初めて日本人の文明の記述として出てくる史実としてだった。東京に暮らして25年経つが、「群馬県岩宿遺跡」と記憶してはいるものの、群馬県のどこにあるのか、そもそも、群馬県はどこからどこまでなのかもはっきり認識しないまま過ごしてきた。 少し昔の話になるが、「そろそろ岩宿遺跡を確かめないといかん」と意を決し有休をとったときの話をしたい。最寄り駅は岩宿駅でたいへんわかりやすく、その名前なら駅から遺跡まで近そうだなと思ったのが、問題なのは都内から岩宿までの道のり。同じ関東だから片道2時間程度なのかなと思っていたが3時間近くかかった。 岩宿

                            岩宿遺跡は、考古学に関係ない中年でも勇気づけられる名所だった - ココロ社
                          • [書評] 精神の考古学(中沢新一): 極東ブログ

                            中沢新一の近著『精神の考古学』を読むことを勧められたとき、その刹那、「ああ、あれか」という不思議な思いが去来した。ほんの瞬時の直感であるが、二つのことがそこにあった。一つは、これは1983年の『チベットのモーツアルト』の続編であろうということ(すべての面でそうだという意味ではないが)、もう一つは、吉本隆明の思想を継いだ著作であろうということ。 そして、書物を手に取り、まえがきに目を向けたときに、私は、すべてがそうであったとでもいう奇妙な祝福のような感じがした。確かにそのとおりだと、瞬時に確信した。さて、私はそれをどのように語ったらよいのだろうか。 本書は、読まれるべき書物である、ということは明らかなのに、どのように読まれるべきか、次の言葉が浮かばない。しいていうなら、なんの偏見もなく、なんの憶測もなく、普通に、あたかも河口慧海の『西蔵旅行記』を読むように読むといいだろう、と言ってみたい。そ

                            • 猪瀬直樹 著『禁忌の領域』より。政治と反社という「禁忌の領域」の存在を預言していたタイトル。ニュースの考古学って、すごい。 - 田舎教師ときどき都会教師

                              取材に受け応えしながら、いっぽうでこの女性の年齢はどのぐらいなのだろうと思いめぐらせていた。年齢を訊くのは失礼なので、あとで調べた。五十八歳とわかった。 日本で五十八歳の現役女性記者が何人いるだろうか。しかもテーマを見つけたら、さっとニューヨークから東京まで、働き盛りの商社マンのようにひとっ飛びでやってくるような女性記者が、である。 ~略~ アメリカはベテラン記者があたりまえに活躍するのに、日本ではどうして若い記者しか現場に行かないのだろうか。そういうシステムによってもたらされる弊害について考えてみたい。 (猪瀬直樹『禁忌の領域』文藝春秋、1993) こんばんは。私の師匠の一人は58歳で、ありとあらゆる出世の誘いを断わり、ベテラン担任を続けています。そして毎年のようにクラスづくりの極意を同僚や保護者に提示し続けています。だから《若い記者しか現場に行かない》弊害は何となく想像できます。単純に

                                猪瀬直樹 著『禁忌の領域』より。政治と反社という「禁忌の領域」の存在を預言していたタイトル。ニュースの考古学って、すごい。 - 田舎教師ときどき都会教師
                              • 鉄道開業時の遺構 高輪築堤「全面保存を」 考古学協会が要望書

                                日本考古学協会は2日、1872年に日本で初めて鉄道が開業する際に造られ、東京都港区の高輪ゲートウェイ駅周辺で出土した「高輪築堤」の遺構を現地で全面的に保存するよう求める要望書を、JR東日本や国土交通省に提出したと明らかにした。15日までの回答を求めている。 要望書は高輪築堤について「当時の最先端の土木工学を駆使したもので、日本の鉄道文化の始まり」と説明。「国史跡か国特別史跡に相当する」とし、福岡など8県で構成する世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」と比べても「遜色ない」として、JR東が表明している一部の現地保存や移築保存では不十分と訴えている。文化庁や東京都などにも要望書を出した。 高輪築堤は線路を敷くために浅瀬に盛り土をして石垣で固めたもの。JR東によると、昨年7月、駅周辺の再開発工事中に発見された。港区教育委員会が調査を進めている。

                                  鉄道開業時の遺構 高輪築堤「全面保存を」 考古学協会が要望書
                                • 特別展 埴輪の世界 @兵庫県立考古博物館・兵庫県加古郡播磨町大中 - 墳丘からの眺め

                                  前回は常設展だったが、今回は特別展「埴輪の世界」を。 この博物館へ来た主目的は、この展示が見たかったから。 特別展は一部屋だが非常に見ごたえがあった。 入口脇にあった「埴輪編年図」 弥生時代終わり頃の壺形埴輪、円筒埴輪に始まり、古墳時代前期には鶏や家、きぬがさが、中期になって靫や船形が現れ、中期から後期にかけて人物埴輪、そして馬などの動物の形が出てくる。 最初の埴輪は岡山県周辺で現れる。 西江遺跡(岡山県新見市・弥生後期)で出土した特殊壺が載る特殊器台。この特殊器台が古墳時代に円筒埴輪へ発展していった。器台の高さは1mほど。 帯の部分には弧帯文(S字を横にした文様)の透かし孔がある。 (説明部分はキャプションから。以下も) こちらも弥生時代後期、岡山県(倉敷市、女男岩遺跡)出土だが、器台の上に住居がのる「台付家形土器」 こちらも弥生後期、楯築(たてつき)墳丘墓(岡山県倉敷市)から出土した人

                                    特別展 埴輪の世界 @兵庫県立考古博物館・兵庫県加古郡播磨町大中 - 墳丘からの眺め
                                  • サルデーニャ島の考古遺跡ヌラーゲ、ヌラーゲの内部形状と建造工法 - 地底たる謎の研究室

                                    題名:サルデーニャ島の考古遺跡ヌラーゲ、ヌラーゲの内部形状と建造工法 報告者:トシ 本記事は、この記事の続きです。 イタリアのサルデーニャ島には先史時代の石組建造物であるヌラーゲがあることは、この記事、この記事でも報告した。ここでは、さらにそのヌラーゲの特徴的な内部形状について考えるとともに、その建造工法について調査したい。 サルデーニャ島にあるヌラーゲの一つであるサントゥ・アンティネ(Santu Antine)は図1の写真が示すように、中央塔の上部が残されているためにその形状が把握しやすく、内部からもその様相が見てとれる。この内部形状を幾何学的に表すと、図2左のようになる。一点鎖線が内部の半分側となる。そして、下部から積み上げたブロックを次第に上部に行くにつれて持ち送り、そして最上部を閉じる。そのバランスについてはこの記事で示した通りであるが、単純に積み上げるだけではいくらバランスが良く

                                      サルデーニャ島の考古遺跡ヌラーゲ、ヌラーゲの内部形状と建造工法 - 地底たる謎の研究室
                                    • 橿原 鉄道の歴史と考古学 遺跡の出土品などから探る展示会|NHK 奈良県のニュース

                                      奈良県内の鉄道の歴史と考古学との関わりを遺跡の出土品などから探ろうという展示会が橿原市で開かれています。 展示会は、橿原市にある県立橿原考古学研究所附属博物館が開いたもので、会場には、県内の鉄道や考古学に関係する資料、合わせて70点が展示されています。 このうち、大正時代の電車の前照灯は、取り外すことが可能で、昭和8年に明日香村の石舞台古墳で発掘調査が行われた際、暗い石室の中を照らすために同じタイプのものを鉄道会社から借りて使ったということです。 また、昔の機関車の転車台の基礎に使われていたレンガは、今のJR奈良駅周辺の開発に伴う発掘調査をした際に見つかりました。 このほか、現在も県内に残る明治時代の鉄道の遺構を撮影した写真パネルや明治時代の京都駅の跡から見つかった「奈良」と書かれた土瓶なども展示されています。 展示会を担当した鈴木朋美 主任研究員は「考古学に興味のある人や鉄道に興味がある

                                        橿原 鉄道の歴史と考古学 遺跡の出土品などから探る展示会|NHK 奈良県のニュース
                                      • “使用禁止のネガ”に“失われたはずの予告フィルム”、『4Kゴジラ』制作秘話がゴジラ映画の考古学だった (1/4) - PHILE WEB

                                        日本映画放送株式会社が運営する専門チャンネル「日本映画専門チャンネル」、および「日本映画+時代劇4K」にて、特集放送「『ゴジラ』シリーズ 4Kデジタルリマスター 最恐画質 8ヶ月連続放送」が3月6日(土)の『ゴジラ(1954年)』<4Kデジタルリマスター版>を皮切りに開始される。

                                          “使用禁止のネガ”に“失われたはずの予告フィルム”、『4Kゴジラ』制作秘話がゴジラ映画の考古学だった (1/4) - PHILE WEB
                                        • ETV特集『反骨の考古学者 ROKUJI』 - 暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

                                          昨年の夏にNHKEテレで放送したETV特集『反骨の考古学者 ROKUJI』 今年1月に再放送もあったのですが見ていませんでした。 通信制大学の考古学の授業で森本六爾について学びましたので、見たくなりました。 YouTubeで見ることができましたので見てみました。 番組はドキュメンタリータッチでありながら、ハライチ岩井氏が演じる森本六爾(もりもとろくじ)とその妻ミツギ(伊藤沙莉さん演)のドラマ仕立ての部分もあり、工夫をこらした演出で面白かったです。 森本六爾は、日本のその昔、弥生時代に稲作が行われていたことを提唱し、「考古学の鬼」の異名をとった人です。 弥生時代、日本では稲作が行われていた。 今では当たり前の史実を当時は誰も受け入れようとしなかった。 日本には縄文人が住んでいて、そこへ大陸から人がやってきて稲作を伝えた。 その史実を提唱するのは勇気のいることでした。 だって、日本は神様が作っ

                                            ETV特集『反骨の考古学者 ROKUJI』 - 暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ
                                          • 貴重なパピルス文書を米で発見、イスラエル考古学庁が公開

                                            エルサレムでイスラエル考古学庁(IAA)が公開したパピルス文書の断片(2022年9月7日撮影)。(c)MENAHEM KAHANA / AFP 【9月10日 AFP】イスラエル考古学庁(IAA)は今週、古代ヘブライ語で記された約2700年前の第1神殿(First Temple)時代に属する、3例目となる貴重なパピルス文書の断片を公開した。考古学者が米国で所在を突き止め、所有者からイスラエルに引き渡されていた。 4行で構成された文書は「イシュマエルへ、送る」で始まるが、残りの文字は不完全で判読不能。考古学庁ユダヤ砂漠(Judaean Desert)文書班のジョー・ウジエル(Joe Uziel)氏は「何がどこに送られたのか判然としない」と語った。 同庁盗掘防止班のエイタン・クレイン(Eitan Klein)氏によると、当時、パピルスは公式文書用として使われていた。ユダヤ砂漠の乾燥した気候により

                                              貴重なパピルス文書を米で発見、イスラエル考古学庁が公開
                                            • 『事故った』分野外の人には何なのかすらわからないが、考古学研究者には強烈な事故画像「これ戻しても…」

                                              山田邦和 @fzk06736 考古学研究者以外の人には何がおこっているのかさっぱりわからない反面、考古学研究者であれば100%が青ざめること確定の写真がアップされております。 twitter.com/idojiri_soejim… 2023-01-16 23:13:03 山田邦和 @fzk06736 同志社女子大学教授。考古学・都市史学・文化史学専攻。博士(文化史学)(同志社大学)。主著『須恵器生産の研究』『京都都市史の研究』『日本中世の首都と王権都市』『京都 知られざる歴史探検』『変貌する中世都市京都』。著作目録はheike.cocolog-nifty.com/kanwa/2017.htmlをご覧ください。 heike.cocolog-nifty.com/kanwa/

                                                『事故った』分野外の人には何なのかすらわからないが、考古学研究者には強烈な事故画像「これ戻しても…」
                                              • 千田嘉博_城郭考古学 @yoshi_nara 名古屋市は今年(2023年)、「特別史跡名古屋城跡天守整備基本計画(案)」を示しました。それによると天守の基礎はケーソン、建物荷重は鉄骨で受け止め、補強金物等の工事と耐震ダンパーを設置。各階にはコンセントが多数あって、天守全域にLAN配線を完備。これが「史実に忠実な復元」の実像。

                                                • 阪和射撃場-阪和電鉄幻の施設が今ここに明かされる - 昭和考古学とブログエッセイの旅

                                                  現在、関西空港へのアクセスラインとして大車輪の遅延騒ぎを起こし・・・は今や昔、JR西日本のドル箱路線として活躍している阪和線。昔は「阪和電気鉄道」、略して阪和電鉄という私鉄であった。 当時の経営陣は、ネタを残すために経営していたわけではないのだが、阪和電鉄がこの世から姿を消して75年、こうして後世によって愉しくネタにされている。そういう意味では、その努力は決して無駄ではなかったと心から思う。 阪和電鉄の伝説といえば、暴走「超特急」が有名である。が、そんなの飾りです偉い人にはそれがわからんのです…ではなく、阪和電鉄伝説の真骨頂は、多角的な、あまりに多角的すぎた経営。 当時の私鉄では常識となった住宅地設営はもちろんのこと、 夏真っ盛りの海水浴場に人気漫才師を呼び、 冬には兎狩りツアーを行い、 「いも掘り」やら「松茸狩り」やら、果てには「高射砲実弾射撃大会」まで。 阪和電鉄は旅行代理店かイベント

                                                    阪和射撃場-阪和電鉄幻の施設が今ここに明かされる - 昭和考古学とブログエッセイの旅
                                                  • 秦氏(はたうじ)の勉強に赤穂市立有年(うね)考古館(入館無料)に行ってきました - ものづくりとことだまの国

                                                    謎の氏族 秦氏 赤穂市立有年考古館 2019年9月11日~12月2日 中学生の時、当時天王寺公園にあった市立図書館で一目ぼれしたのが秦(はた)さん。クラスが一組と七組で離れていて三年生の夏休みの図書館で知った。今ごろどうしてるかな~ 同級生の彼女は学年でトップクラスの学力、一方・・・。 しょせん高嶺の華だったよなぁ~本人にも伝えられなかったカミングアウトはこれぐらいで笑 ***** 古代の謎を追う中で、勉強不足を感じることが多いが、淡い恋の思い出がよみがえる秦氏は調べておかねばならないと、赤穂市立有年考古館で始まったばかりの 謎の氏族・秦氏~考古学からみたその実像~ に行ってきた。(主催:有年考古館、神戸新聞社) 旧赤穂郡には、秦氏系の大避(おおさけ)神社が多数(20数か所)の他、弥生後期の遺跡、前方後円墳などが数多く存在する。 未発見の古墳もあるとされ、平成26年にはじめて調査された放亀

                                                      秦氏(はたうじ)の勉強に赤穂市立有年(うね)考古館(入館無料)に行ってきました - ものづくりとことだまの国
                                                    • 「DNA(&放射性同位元素)考古学」が、次々『古代の真実』を暴いていく~その最新情報( m-takeさんツイート) - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

                                                      2019年7月のTweetだけど。訂正しなければならない。この数年のDNA考古学の進展は、新石器時代から青銅器時代の人類文化の全貌を驚くべき正確さで明らかにしつつある。 https://t.co/n49UB3CoeE— m-take (@takeonomado) February 21, 2021 過去300年かけて築かれて来た膨大な考古学的成果が、オセロのコマが裏返るように激変する瞬間、私達は今まさに立ち会っている。— m-take (@takeonomado) 2021年2月21日 武器はDNA考古学だけじゃない。炭素14による年代測定法は縄文土器の履歴を7千年ほど過去に戻したけど、それ以外にも他の放射性同位元素も使い「物質の時間軸的な指紋」が精密に測定できるようになってきた。— m-take (@takeonomado) 2021年2月21日 ストーンヘンジ近くにBC2400年頃に埋

                                                        「DNA(&放射性同位元素)考古学」が、次々『古代の真実』を暴いていく~その最新情報( m-takeさんツイート) - INVISIBLE Dojo. ーQUIET & COLORFUL PLACE-
                                                      • 光る君へ!紫式部展示に感激☆京都市考古資料館#歴史マニア - うめじろうのええじゃないか!

                                                        本記事はアフィリエイト広告を利用しています 記事内に商品プロモーションを含む場合があります こんばんわー この日は西陣織会館近くの【京都市考古資料館】に行って来ました っていうか・・この資料館の建物は元々「西陣織会館」だったそうで・・なるほど近所に西陣織会館が移転して?その空いた建物を考古資料館として利用している感じなんでしょうかね・・? 時は2024年、今年の大河ドラマは「光る君へ」の紫式部。 に、まつわる展示もされていましたが・・毎回毎回思いますが・・改めて大河ドラマ効果ってすごいですよね~・・・ 普段誰も見向きもしない歴史や人物が・・大河ドラマに取り上げられた途端に世間にフィーチャーされるという・・・^^; 発掘された平安時代の和琴の板などが展示されていましたが・・この板がめちゃくちゃデカい・・^^;! ちょうどサーフボードみたいな感じにて・・ほんと昔って・・デカい・重い・機動性に乏

                                                          光る君へ!紫式部展示に感激☆京都市考古資料館#歴史マニア - うめじろうのええじゃないか!
                                                        • 「呪術廻戦」のキャラ・両面宿儺とはなにものか 考古学で読み解く「怪人」の正体|好書好日

                                                          人の負の感情が「呪い」として顕現している世界。高校生の虎杖悠仁は伝説の呪物・両面宿儺の指を飲み込んだことで、自らの魂に両面宿儺を宿す。それをきっかけに東京都立呪術高等専門学校に転校した悠仁は仲間と共に呪物との戦いに身を投じていく。 歴史上の「両面宿儺」は、8世紀に成立したとされる歴史書「日本書紀」の仁徳天皇の六十五年の条に出てくる。少し長いが、引用してみよう。 「六十五年に、飛驒国に一人有り。宿儺と曰ふ。其れ為人(ひととなり)、壱体に両面有り。面各相背けり。頂合ひて頂無し。各手足有り。其れ膝有りて膕(ひかがみ)・踵(かかと)無し。力多くして軽く捷し。左右に剣を佩(は)き、四手並びに弓矢を用ふ。是を以ちて、皇命に随はず。人民を掠略めて楽とす。是に、和珥臣が祖難波根子武振熊を遣して誅さしめたまふ」 (※大意)「飛騨国にひとりの人がいた。宿儺という。一つの胴体に二つの顔があり、それぞれ反対側を向

                                                            「呪術廻戦」のキャラ・両面宿儺とはなにものか 考古学で読み解く「怪人」の正体|好書好日
                                                          • Amazon.co.jp: 「探偵小説」の考古学: セレンディップの三人の王子たちからシャーロック・ホームズまで: レジス・メサック (著), 石橋正孝 (監修), 石橋正孝 (翻訳), 池田潤 (翻訳), 佐々木匠 (翻訳), 白鳥光 (翻訳), 槙野佳奈子 (翻訳), 山本佳生 (翻訳): 本

                                                              Amazon.co.jp: 「探偵小説」の考古学: セレンディップの三人の王子たちからシャーロック・ホームズまで: レジス・メサック (著), 石橋正孝 (監修), 石橋正孝 (翻訳), 池田潤 (翻訳), 佐々木匠 (翻訳), 白鳥光 (翻訳), 槙野佳奈子 (翻訳), 山本佳生 (翻訳): 本
                                                            • 縄文時代は豊かで平和だったというのは本当か?「ユートピア」説に抱く疑問 なぜ「マルサスの罠」を回避できたのか、日本の考古学は科学的に考えるべし | JBpress (ジェイビープレス)

                                                              (杉山大志:キヤノングローバル戦略研究所研究主幹) 漂うマルクス主義と平和主義の匂い 青森県の三内丸山遺跡に行ってきた。縄文時代の出土品がきれいに整理されていて楽しむことができた。 その一方で、長年、腑に落ちないことがある。「縄文時代には豊かな自然の恵みの下、人々は平和に暮らしました」という説明だ(例えば、NHKや国際縄文学協会などの記事)。縄文時代がユートピアだったというわけで、この説は日本で広く共有されており、信じている人が多いと思う。 だが常識的に考えて、豊かな暮らしなら、人口はどんどん増える。食料が足りなくなれば、どこかに縄張りを拡張してゆくしかない。他人の場所に入り込めば戦いになる。いわゆる「マルサスの罠」というものだ。 さて日本の考古学界では、縄文時代までは戦争はなく、弥生時代になって戦争が始まった、とされてきた。考古学者の故・佐原真氏らが唱えたものだ。曰く、縄文時代までは狩猟

                                                                縄文時代は豊かで平和だったというのは本当か?「ユートピア」説に抱く疑問 なぜ「マルサスの罠」を回避できたのか、日本の考古学は科学的に考えるべし | JBpress (ジェイビープレス)
                                                              • 日本人考古学者、“無料のオンラインマップ”でマヤの遺跡を大量に発見! | 変わりゆく遺跡発掘のスタンダード

                                                                変わりゆく遺跡発掘のスタンダード 日本人考古学者、“無料のオンラインマップ”でマヤの遺跡を大量に発見! メキシコはタバスコ州、モラル・レフォルマ遺跡のマヤのピラミッド Photo: Takeshi Inomata / The New York Times 考古学といえば、最近まで研究者が現地に直接降り立って調査できるものに限られていた。 しかし近年、光検出や測距技術、ライダー(レーザー光を用いて対象までの距離やその性質を分析する技法)などのテクノロジーの発達により状況は変化。いまでは発掘現場を含む地域全体を一度に精査することが可能だ。 研究者らは、空の上から森で覆われたその先を見通し、何千・何万平方kmの広大な土地から、古代遺跡の場所をはっきりと特定することができるようになった。調査機器を背負い、苦労してジャングルを移動するという行為はいまや不要となり、かつて数十年を要した調査活動は、飛行

                                                                  日本人考古学者、“無料のオンラインマップ”でマヤの遺跡を大量に発見! | 変わりゆく遺跡発掘のスタンダード
                                                                • 土偶の起源の研究に不可欠な「縄文時代の創世神話」が考古学者による縄文土器の図像の分析で見えてきた!?人類を産んだのはサンショウウオとカエルだった?

                                                                  巫俊(ふしゅん) @fushunia 「土偶と〇〇」って感じで、ユーラシア世界か何かにうまく土偶と対比できるような〇〇は無いかな?何か気になってる。 2021-05-03 05:05:32 巫俊(ふしゅん) @fushunia 世界神話学の説明が正しいなら、相当に入り組んでるから単純に現代の神話と比較できないんだけど、縄文人も旧石器時代の諸集団から引き継いだ神話を持ってたはずなんですよね。それがどんなものだったのかよく分かりませんが。 2021-05-03 05:07:25

                                                                    土偶の起源の研究に不可欠な「縄文時代の創世神話」が考古学者による縄文土器の図像の分析で見えてきた!?人類を産んだのはサンショウウオとカエルだった?
                                                                  • ヴィズマーラ恵子🇮🇹 on Twitter: "ポンペイ遺跡考古学者の通訳ガイドをする時「亡くなった人の服が焼けてないのはなぜですか?」という質問が一番多かった。400度の熱風を吸い込めば人は即死する。骨の中にコラーゲンが残っていたので人々を襲った高温は400度未満だと判明。コ… https://t.co/SPHWXHmyup"

                                                                    ポンペイ遺跡考古学者の通訳ガイドをする時「亡くなった人の服が焼けてないのはなぜですか?」という質問が一番多かった。400度の熱風を吸い込めば人は即死する。骨の中にコラーゲンが残っていたので人々を襲った高温は400度未満だと判明。コ… https://t.co/SPHWXHmyup

                                                                      ヴィズマーラ恵子🇮🇹 on Twitter: "ポンペイ遺跡考古学者の通訳ガイドをする時「亡くなった人の服が焼けてないのはなぜですか?」という質問が一番多かった。400度の熱風を吸い込めば人は即死する。骨の中にコラーゲンが残っていたので人々を襲った高温は400度未満だと判明。コ… https://t.co/SPHWXHmyup"
                                                                    • 英考古学者、兵馬俑の武器が腐食を免れた原因を解明

                                                                      陝西省歴史博物館で開催した「陝西-周・秦・漢・唐文物精華展」で展示された兵馬俑(2018年1月9日撮影、資料写真)。(c)Xinhua News 【10月29日 Xinhua News】中国陝西省(Shaanxi)西安市(Xi'an)にある秦始皇帝陵の「兵馬俑(へいばよう)坑」で保存状態の良い数千点の青銅製武器が出土して以降、考古学界では同時の職人が既にクロムめっきの技術を持っており、武器に防腐処理を施していたとの伝説が広まった。しかし、英ケンブリッジ大学(Cambridge University)のマルコス・マルティノン・トーレス教授のチームと秦始皇帝兵馬俑博物館による研究は、伝説が間違いであることを証明した。 【関連記事】「兵馬俑」に見守られ眠りたい? 西安で人気の民宿 兵馬俑の武器が腐食せずに保存されてきたのは、土壌が天然の防腐剤としての役割を果たしてきたことに関係する。適度なアルカ

                                                                        英考古学者、兵馬俑の武器が腐食を免れた原因を解明
                                                                      • 考古学者の友人「最初は宇宙人説に憧れてこの世界入ったけど、次第にそういうのは祖先たちへの冒涜だと思うようになった」

                                                                        うちゃか @sayakaiurani 考古学者の友人が「最初は宇宙人説とかに憧れてこの世界に入ったけど、現場で調べれば調べるほど人間くささ(ここから先を省略した跡とか石が合わないところを誤魔化してたりとか作業してた人達の村の生活風景)とかがわかるから、ああこれは僕達の祖先がそこにきちんといて、考えて造り出したものなのだ 2019-12-29 16:49:51 うちゃか @sayakaiurani って思うようになったし、それを『昔の人は今より知識や能力がなかった』という現代人のエゴの元、宇宙人がやった以外にありえない!ってするのは祖先たちへの冒涜だと思うようになったよ。不謹慎だけど日本人が滅びて何千年後かに日本人の緻密な作業の作品がどこかから出てきて、その時の人々が 2019-12-29 16:53:00

                                                                          考古学者の友人「最初は宇宙人説に憧れてこの世界入ったけど、次第にそういうのは祖先たちへの冒涜だと思うようになった」
                                                                        • 首里城の瓦は本来「赤」か「黒」か 戦前の“カラー”写真は手彩色 ネットの議論に考古学者の見解は | 毎日新聞

                                                                          10月末の火災で主要な施設が焼失した那覇市の首里城。火災直後から「かつて正殿の屋根瓦は赤だったのか、黒だったのか」という論争が起きている。沖縄といえば、赤い瓦の町並みで知られ、焼失前の正殿の瓦も鮮やかな赤だったが、戦前に屋根が黒かったことを示す写真や映像を根拠に「黒」で復元すべきだという声がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で広がっているのだ。赤なのか黒なのか。長年沖縄の古瓦を研究してきた上原靜・沖縄国際大教授(考古学)に聞いた。【大村健一/統合デジタル取材センター】 10月31日未明に発生した火災で、那覇市北東部の丘の上にある首里城は正殿や南殿、北殿が全焼するなど7棟9施設が被害を受けた。首里城は過去に少なくとも4回、焼失したとされる。太平洋戦争末期の1945年5月には沖縄戦で焼け落ち、しばらく琉球大学のキャンパスとして利用されていたが、大学移転後に沖縄の本土復帰20年を記

                                                                            首里城の瓦は本来「赤」か「黒」か 戦前の“カラー”写真は手彩色 ネットの議論に考古学者の見解は | 毎日新聞
                                                                          • 徳島市立考古資料館 - 定年後の生活ブログ

                                                                            はじめに 縄文時代 弥生時代 古墳時代 律令制度 一宮城模型 おわりに はじめに 徳島市立考古博物館は、縄文時代から律令時代にかけて発掘された、たくさんの遺物を展示しています。 埋葬された時に一緒に埋められたものやゴミとして捨てられたものもありますが、今となっては、当時の人々の暮らしぶりを知るための貴重なものばかりです。 昔のモノを見ることを通して、その時代に生きていた人々の様子を想像することができました。 縄文時代 徳島に人々が住み始めたのは、縄文時代よりまだ前の旧石器時代、約2万年前ぐらいからだといわれています。 当時は氷期であり、厳しい寒さの中で生存しなければならなかった時代です。 氷河時代は温暖な時期と寒冷な時期があり、より寒冷な時期を氷期、より温暖な時期を間氷期と呼んでいます。 約1万年前、氷河時代が終わり暖かくなるとともに縄文時代が始まります。 徳島でも徳島市中心部の眉山山麓に

                                                                              徳島市立考古資料館 - 定年後の生活ブログ
                                                                            • 水中考古学のパイオニア、ジョージ・バス氏が死去

                                                                              ジョージ・バス氏は、地上で用いられている確立された考古学的手法が、水中という厳しい環境にも適用できることを実証した。(PHOTOGRAPH BY BILL CURTSINGER, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 水中考古学を学問の地位に押し上げた先駆的な考古学者ジョージ・バス氏が、2021年3月2日、米国テキサス州で死去した。88歳だった。 バス氏は、死去した時点でも水中考古学研究所(Institute of Nautical Archaeology、INA)のアドバイザーを務めていた。同氏が1972年に設立したこの研究所は、難破船などの調査において世界で主導的な役割を果たしており、現在はテキサスA&M大学に本部を置く。同大学の名誉教授でもあったバス氏は、世界初の水中考古学カリキュラムの作成にも携わった。 INAの理事を務めたこともある水中探検家のロバート・バラード氏は

                                                                                水中考古学のパイオニア、ジョージ・バス氏が死去
                                                                              • ギザの大ピラミッド内の未知の通路 エジプト観光・考古省が写真公開

                                                                                ギザの大ピラミッド内部で見つかった未知の通路。エジプト観光・考古省提供(2023年1月24日撮影、3月2日提供)。(c)AFP PHOTO / HO / EGYPTIAN MINISTRY OF ANTIQUITIE 【3月4日 AFP】エジプト観光・考古省は2日、ギザの大ピラミッド(Great Pyramid of Giza、クフ王のピラミッド)内部で見つかった未知の通路の写真を公開した。 通路は奥行き9メートル、幅2メートル以上で、天井は「切妻」式に傾斜している。2015年に始まった調査プロジェクト「スキャンピラミッド(ScanPyramids)」によって、大ピラミッドの北面で発見された。同プロジェクトには、フランス、ドイツ、カナダ、日本の主要大学、エジプトの専門家チームが参加している。(c)AFP

                                                                                  ギザの大ピラミッド内の未知の通路 エジプト観光・考古省が写真公開
                                                                                • 世界を驚かせた考古学の発見100

                                                                                  秦の始皇帝に死後も仕えるよう、陵墓のそばには実物大の兵士や従者の像が副葬されていた。1974年に農夫が発見したのを皮切りに、約8000体の兵士像のほか、馬や二輪戦車、曲芸師、楽師の像なども見つかった。(PHOTOGRAPH BY O. LOUIS MAZZATENTA) 過去2世紀ほどで、人類の歴史に対する理解は一気に深まった。そのきっかけとなったのが、考古学という学問分野の誕生だ。世界各地で遺跡や遺物が次々に発掘され、調査の手法や技術が進歩するにつれて、先人たちの物語が解き明かされてきた。 財宝探しに取りつかれた人は数知れない。富を手に入れた人も少数いたが、多くは狂気の淵に追い込まれた。 「秘宝探しに生涯のほぼすべてを懸ける男たちがいる」。英国の旅行家メアリー・エライザ・ロジャーズは19世紀半ばにパレスチナを訪れた後、そう書いた。「なかには正気を失い、妻子を捨て、しばしば家から家へ、村か

                                                                                    世界を驚かせた考古学の発見100