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  • 名大、ホモ・サピエンスの石器技術がいつどのように革新してきたのかを究明

    名古屋大学(名大)は2月8日、ホモ・サピエンス(現生人類)がユーラシアに拡散した約5~4万年前の文化進化について、「石器の刃部(じんぶ)獲得効率」という点から明らかにしたことを発表した。 同成果は、名大 博物館/同・大学大学院 環境学研究科の門脇誠二教授、同・束田和弘准教授、名大 博物館の渡邉綾美研究員、名大大学院 環境学研究科の須賀永帰大学院生、明治大学の若野友一郎専任教授らを中心に、産業技術総合研究所、木曽広域連合、ヨルダン考古局・観光局の国際共同研究チームによるもの。詳細は、英オンライン科学誌「Nature Communications」に掲載された。 今回の研究の概要(出所:名大プレスリリースPDF) 現生人類と、旧人のネアンデルタール人やデニソワ人、原人のフローレス人などは、少なくとも20万年から4万年ほど前の時代までは共存しており、交雑していたことがわかっている。しかし5万~4

      名大、ホモ・サピエンスの石器技術がいつどのように革新してきたのかを究明
    • 新石器時代の集落確認 150年前に見つかった仏遺跡

      見つかった井戸のそばに立つ仏国立科学研究センター(CNRS)の研究員、レミ・マルティノー氏(2023年8月23日撮影)。(c)FRANCOIS NASCIMBENI / AFP 【8月28日 AFP】フランス北東部マレドサンゴン(Marais de Saint-Gond)にある広大な新石器時代の遺跡で今夏、人の定住を示す痕跡が見つかった。発見について考古学者らはパズルの最後のピースだとしている。 集落を確認したのは、仏国立科学研究センター(CNRS)研究チーム。20年前から続けている一連の発掘調査の中で、先端がとがった柵が撃ち込まれてた溝の跡が見つかり、集落の存在が明らかになった。 同遺跡では、150年前に初めてフリント(すいせき)が見つかった。今回の発見からは新石器時代の社会的構造に関する貴重な知見が得られるという。 考古学的評価によると、柵は丘を取り囲むように配置されていた。内側の面積

        新石器時代の集落確認 150年前に見つかった仏遺跡
      • ネアンデルタール人が遺体と一緒に花を埋葬したという痕跡は「ミツバチの気まぐれ」によって作り出された可能性

        ネアンデルタール人の墓場から「花粉」が見つかっていることから、一部の学説ではネアンデルタール人が遺体と一緒に花を埋葬したのではないかという仮説が立てられています。ところが、新たな調査により、問題の花粉は人間ではなく、ミツバチによって集められたのではないかとの指摘が行われました。 Shanidar et ses fleurs? Reflections on the palynology of the Neanderthal ‘Flower Burial’ hypothesis - ScienceDirect https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0305440323001024 1950年代から1960年代にかけて発掘されたイラクのシャニダール洞窟からは、ネアンデルタール人の遺体と共に花粉の塊が発見されています。このことから、ネ

          ネアンデルタール人が遺体と一緒に花を埋葬したという痕跡は「ミツバチの気まぐれ」によって作り出された可能性
        • タリム盆地の驚異のミイラ 判明した意外すぎる祖先と深まる謎

          中国西部、新疆ウイグル自治区のタリム盆地で、この写真のような墓地がいくつも見つかり、そこから数百体ものミイラ化した遺体が発掘された。(PHOTOGRAPH BY WENYING LI, XINJIANG INSTITUTE OF CULTURAL RELICS AND ARCHAEOLOGY) 数百体のミイラは、数千年の時を経てもなお生き生きとした姿をとどめていた。保存状態のよい髪型、服、はるか昔に消滅した文化の装具などから、中国西部、新疆ウイグル自治区のタリム盆地で発掘された彼らは、ヨーロッパからやってきたインド・ヨーロッパ語族の人々と考えられていた。 ところが意外なことに、DNA分析の結果、この集団はタリム盆地に元から住んでいた人々で、周辺地域のほかの集団からは遺伝的に隔離されていたことが明らかになった。こうしてタリム盆地のミイラの謎はますます深まり、その文化的習慣や日常生活、人類が世

            タリム盆地の驚異のミイラ 判明した意外すぎる祖先と深まる謎
          • 王の武威示す蛇行剣、ついに全容あらわに まだ続く「類例なき発見」:朝日新聞デジタル

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              王の武威示す蛇行剣、ついに全容あらわに まだ続く「類例なき発見」:朝日新聞デジタル
            • 「のぞくと自分の顔がぼんやり映った」…富雄丸山古墳、1600年前の青銅鏡発見の瞬間

              大勢の報道陣を前に副葬品について説明する柴原聡一郎さん(右)=3月12日東アジア最大の蛇行剣などの発見で一躍脚光を浴びた奈良市の富雄丸山古墳(直径109メートル、4世紀後半)。昨年12月に始まった木棺の発掘は、副葬品など被葬者の謎に迫る調査とあって全国から注目され、担当者も想像以上の緊張を強いられた。「わずかな遺物も見逃さない」。現場では通常のスコップとは別に、つまようじや竹べらを使って土を一粒ずつ取り除くような作業が続き、青銅鏡や漆塗りの竪櫛(たてぐし)発見に結びついた。 土を少しずつ取り除いてようやく見つかった青銅鏡。木棺の端に3枚が重ねて置かれていた(奈良市教育委員会提供) 「鏡だ」思わず拍手2月末、木棺の底まであと数センチ。残りの土を竹べらで取り除いていくと、黒光りした金属製品が姿を現した。表面は磨かれたような滑らかさ。「鏡だ」。直径20センチほどの青銅鏡が完全な形で残り、さびもほ

                「のぞくと自分の顔がぼんやり映った」…富雄丸山古墳、1600年前の青銅鏡発見の瞬間
              • 約1万5700年前。ものすごく古い尖頭器が発掘されてわかったこと

                約1万5700年前。ものすごく古い尖頭器が発掘されてわかったこと2024.01.26 16:3555,392 Isaac Schultz - Gizmodo US [原文] ( たもり ) 2023年1月9日の記事を編集して再掲載しています。 米アイダホ州にある有名な遺跡で発掘された有茎尖頭器が、これまでに同遺跡で見つかった石器類より数千年も古く、1万5785年前のものであると判明しました。 今回の発見によって、アメリカ大陸最古の石器があったとされる時期はもっと昔にさかのぼり、氷河時代のアジアと北米との人々の間で技術(とひょっとすると遺伝的類縁性)がどのように共有されていたという点の解明に役立つかもしれません。同研究の成果は科学ジャーナルScience Advancesに発表されています。 当時どんな人々が住んでいたのかがわかる 同研究の筆頭著者でオレゴン州立大学の考古学者Loren Da

                  約1万5700年前。ものすごく古い尖頭器が発掘されてわかったこと
                • 酸性土壌でよくぞ腐らず…弥生中期の木製「弓」見つかる 鹿児島県内最古、専門家「国内の発達過程考える上で貴重」 出水・六反ケ丸遺跡 | 鹿児島のニュース | 南日本新聞

                  鹿児島県出水市の六反ケ丸遺跡で、約2200~2300年前(弥生時代中期)の鹿児島県内最古となる木製の弓4張が見つかった。県内では酸性のシラス土壌により腐食するため木製品の遺物が残ることは珍しく、弓ではこれまで楠元遺跡(薩摩川内市)の弥生時代末の出土品が知られていた。専門家は「国内における弓の発達過程を考える上で貴重な資料になる」としている。 弓は地表から深さ約4メートルの水分を多く含む層の中で、腐食を免れた状態で見つかった。4張のうち最も大きなものは長さ87.9センチ、小さなものは長さ46.1センチで、幅は2.2~2.7センチだった。弓の端に弦をかける「はず」や、「樋(ひ)」と呼ばれる中央のくぼみが確認できた。このほか、弓の一部とみられる木製品1点もあった。県考古学会の堂込秀人会長は「当時の弓は銅鐸(どうたく)や絵画土器に描かれてはいるが、その形状を実物で具体的に確認できる。大きな成果だ」

                    酸性土壌でよくぞ腐らず…弥生中期の木製「弓」見つかる 鹿児島県内最古、専門家「国内の発達過程考える上で貴重」 出水・六反ケ丸遺跡 | 鹿児島のニュース | 南日本新聞
                  • 関ケ原・不破関跡地、建物柱穴が新たに7カ所発見 8世紀半ば以前のものか:中日新聞Web

                    関ケ原町松尾にある「古代三関」の1つ不破関(ふわのせき)の跡地で、50年ぶりに行われた発掘調査により、新たに掘っ立て柱の建物の柱穴が計7カ所発見された。柱穴は8世紀半ば以前のものとみられ、その時期には建造物が存在したとみられる。27日、発掘調査の現地説明会で、名古屋大大学院人文学研究科考古学研究室が明らかにした。 (成田はな) 不破関は壬申の乱(672年)後の8世紀前半に東山道に設置された関所。東海道の「鈴鹿関」(三重県)、北陸道の「愛発関(あらちのせき)」(福井県)とともに「古代三関」とされる。1973(昭和48)年から5年間、県教委などが発掘調査し、三方を土塁で囲んだ約12ヘクタールが範囲だと想定されている。...

                      関ケ原・不破関跡地、建物柱穴が新たに7カ所発見 8世紀半ば以前のものか:中日新聞Web
                    • 平城京・メインストリート沿いに建物群の跡 整然と並んだその正体は:朝日新聞デジタル

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                        平城京・メインストリート沿いに建物群の跡 整然と並んだその正体は:朝日新聞デジタル
                      • 史上最古の「木材構造物」を発見!研究者「この時代はまだ現生人類は誕生していません」 - ナゾロジー

                        古代人類の手による史上最古の木材構造物の証拠が発見されました。 ただし、その人類とは私たちホモ・サピエンス(現生人類)ではなかったようです。 英リバプール大学(University of Liverpool)によると、アフリカ南部・ザンビアの遺跡で見つかった木材構造物は約50万年前のもので、当時はまだホモサピエンスは登場していなかったといいます。 では、一体何者が木造建築を可能としたのでしょうか? 研究の詳細は、2023年9月20日付で科学雑誌『Nature』に掲載されています。 Archaeologists discover world’s oldest wooden structure https://news.liverpool.ac.uk/2023/09/20/archaeologists-discover-worlds-oldest-wooden-structure/ Evide

                          史上最古の「木材構造物」を発見!研究者「この時代はまだ現生人類は誕生していません」 - ナゾロジー
                        • 「まさか実習で」大学生が参加した遺跡の発掘調査で大発見!3万年以上前の人類史を紐解く手がかりが!|FNNプライムオンライン

                          宜野湾市の普天満宮本殿の近くにある洞穴から、約3万2000年前に人類が火をたいた跡、炉跡(ろあと)が見つかった。 これは、県内で見つかった人類の活動の痕跡の中でも最古級のもので、3万年以上前に人類がどのように生活していたかを紐解く、重要な手がかりとなりそうだ。 「冷静に話しているけど興奮している」「他の土とは色が違った」 2024年4月12日、沖縄国際大学で新里貴之准教授が発掘調査に関する会見を開いた。 この記事の画像(10枚) 沖縄国際大学 新里貴之准教授: 極めて冷静に話しているつもりなんですけど、実は興奮しています。まさか、実習でそういう遺跡にあたること自体がなかなかないので 沖縄国際大学考古学研究室では、2022年から普天満宮本殿の近くにある洞穴の調査を進めていて、2023年度、学生たちが参加する発掘調査実習の中で大きな発見があった。 調査に参加した 沖縄国際大学3年 中道美海さん

                            「まさか実習で」大学生が参加した遺跡の発掘調査で大発見!3万年以上前の人類史を紐解く手がかりが!|FNNプライムオンライン
                          • DNA解析が変える考古学 古墳時代の血縁関係まで特定 - 日本経済新聞

                            遺跡を発掘して歴史を解き明かす考古学で墓は有力な手がかりだ。近年、埋葬人骨に含まれる微量のDNAを解析して埋葬された人々の血縁関係を突き止めることが可能になり、注目を集める。収められた土器や装身具から分かるその人の社会的地位などと合わせて分析すると、権力の継承や人の移動が見えてくる。岡山県津山市に三成四号墳という前方後方墳がある。前方部の石棺には30〜40代の男性と20〜30代の女性が埋葬され

                              DNA解析が変える考古学 古墳時代の血縁関係まで特定 - 日本経済新聞
                            • 焼いたクマの骨、古代遺跡から大量に見つかる…アイヌのクマ送りとの関連注目

                              【読売新聞】 北海道枝幸町のオホーツク文化後期(8~9世紀)の目梨泊遺跡で、町教育委員会は今年度の学術発掘調査を行った。調査地点では炉の跡が見つかり、竪穴式住居跡であることが判明。近くからは焼いたクマの骨も多数見つかり、住居内の「骨

                                焼いたクマの骨、古代遺跡から大量に見つかる…アイヌのクマ送りとの関連注目
                              • 佐賀県内初の「盾持人埴輪」 前面に盾、顔に入れ墨、全国的にも珍しく 佐賀市の築山古墳で2019年出土 | 暮らし・文化 | 佐賀新聞ニュース | 佐賀新聞

                                県内で初めて出土した「築山古墳盾持人埴輪」。独立した盾を前面に持たせる、全国的にも珍しい形態で表現されている 佐賀県内で初めて出土した、盾を構える武人の埴輪(はにわ)「盾持人(たてもちびと)埴輪」が、独立した盾を前面に持たせる全国的にも珍しい表現形態だったことが12日、佐賀市の調査で分かった。大和町の前方後円墳「築山(つきやま)古墳」(6世紀後半)の出土品で、顔に入れ墨を施し、冠に似た帽子をかぶったリアルな姿で表されている。 埴輪は、円筒状の人物部分が高さ50・1センチ、胴体の径が19・5センチ。盾は高さ28・0センチ、幅17・0センチ。上半身が良好な状態で残っており、本来は高さ1メートルほどだったと推定される。 顔にはネコのひげのような入れ墨が複数刻まれており、「魏志倭人伝」が倭人の習俗として伝えた「鯨面文身(げいめんぶんしん)」の表現と考えられる。頭部は正面中央を切り込んだ2本の角のよ

                                  佐賀県内初の「盾持人埴輪」 前面に盾、顔に入れ墨、全国的にも珍しく 佐賀市の築山古墳で2019年出土 | 暮らし・文化 | 佐賀新聞ニュース | 佐賀新聞
                                • 火山噴火で炭化した古代ローマの「書物」を解読!研究者「当時のブログ記事かも」 - ナゾロジー

                                  今から約2000年前、古代ローマの町「ヘルクラネウム」は、貴重な巻物「パピルス」と共に、ヴェスヴィオ火山の噴火による高温の火砕物で埋もれてしまいまいました。 18世紀には、当時のパピルス「ヘルクラネウムの巻物(ヘルクラネウム・パピルス)」が発見されましたが、それらはいずれも炭化しており、どのような内容が書かれていたのかは知ることができませんでした。 解読研究の一環で、2023年3月にはヘルクラネウムの巻物の解読コンテスト「ヴェスヴィオ・チャレンジ」が開催されることになりました。 そして2024年2月5日、ヘルクラネウムの巻物の最初の一節をAIによって解読した3人の学生チームが2023年度大賞を受賞し、70万ドル(約1億400万円)を受け取りました。 2000年前の文書には、いったいどのような内容が書かれていたのでしょうか。 First passages of rolled-up Hercu

                                    火山噴火で炭化した古代ローマの「書物」を解読!研究者「当時のブログ記事かも」 - ナゾロジー
                                  • 中国・秦始皇帝時代の霊きゅう車、西安で出土(東方新報) - Yahoo!ニュース

                                    【東方新報】中国西北部の陝西省(Shaanxi)西安市(Xi'an)の「秦始皇帝陵」の1号坑で、当時の霊きゅう車と推測される木製の四輪馬車など新たな遺物が出土したことを、「秦始皇帝陵跡博物院(Emperor Qinshihuang's Mausoleum Site Museum)」が明らかにした。 四輪の木造馬車は、2000年以上も地中に完全に埋もれていた。全長は7.2メートルで、幌にはカラフルな絵柄が描かれていた。馬車のほかにも動物の遺体や馬具、さまざまな種類の木造馬車の残骸が散乱していた。 発掘プロジェクトの主任考古学者である蒋文孝(Jiang Wenxiao)氏は、この馬車は古代にひつぎを運ぶために使われていた「霊きゅう車」だった可能性が非常に高いことを明らかにした。 蒋氏はまた、他の馬車とともに発見されたこの四輪馬車によって、秦王朝時代の「非常に珍しい葬儀の伝統」が明らかになったと

                                      中国・秦始皇帝時代の霊きゅう車、西安で出土(東方新報) - Yahoo!ニュース
                                    • 古墳時代の板塀出土 建築技術知る手がかりに 大津・穴太遺跡 | 毎日新聞

                                      良好な状態で出土した板塀。奥の3枚並んだ部分は、左右の板を斜めにして中央の板塀を支える構造だったと考えられる=大津市下阪本2の穴太遺跡で2023年7月14日午後3時18分、礒野健一撮影 大津市文化財保護課は19日、同市下阪本2の穴太遺跡から、古墳時代中期~後期(5~6世紀)のものとみられる大型掘立(ほったて)柱建物の柱の角材と、その関連施設と考えられる板塀が出土したと発表した。この時期の板塀が形状を残したまま出土したのは全国初としている。角材の出土例も全国で10件ほどしかなく、当時の建築技術を知る上で重要な資料となりそうだ。

                                        古墳時代の板塀出土 建築技術知る手がかりに 大津・穴太遺跡 | 毎日新聞
                                      • トルコの古代遺跡から未知の言語が記された粘土板が発見される : カラパイア

                                        3,000年以上も忘れ去られていた、失われた言語の存在が明らかとなった。 トルコのアナトリア中央部にあった、ヒッタイト帝国の首都、ハットゥシャの遺跡から出土した粘土板に刻まれていた楔形文字のおかげだ。 それはこれまで知られることのなかった、インド・ヨーロッパ語系の言語カラスマ語で、ヒッタイト帝国の歴史や文化を知ることができる貴重な発見である。

                                          トルコの古代遺跡から未知の言語が記された粘土板が発見される : カラパイア
                                        • 奈良時代の斎王「正殿」発見、斎宮跡の発掘調査 「天皇が重視した物的証拠」:中日新聞Web

                                          天皇に代わり伊勢神宮に仕えた皇女「斎王」が暮らしたとされる明和町の国史跡「斎宮跡」で、奈良時代の中枢施設「正殿」が見つかった。斎宮歴史博物館が13日に発表した。これまでに見つかった建物では最大規模で、同館担当者は「当時の天皇が伊勢神宮や斎王を重視していたことを端的に示す物的な証拠だ」と意義を語る。 (牧野良実)

                                            奈良時代の斎王「正殿」発見、斎宮跡の発掘調査 「天皇が重視した物的証拠」:中日新聞Web
                                          • 4,300年前の中国古代都市で高度な機能を持つ地下トンネルが発見される : カラパイア

                                            要塞全体に張り巡らされた防衛用の地下トンネル 内モンゴル自治区にある後城嘴で、最近発見された地下トンネルの深さは、1.52mから6.06mまでさまざまで、トンネル内部の高さはおよそ0.91mから1.82m、幅は1.21mだと発表された。 地下トンネルへの入口 / image credit:Chinese Academy of Social Sciences / China Archaeology Network 中国社会科学院(CASS)経由の内モンゴル自治区文化財・考古学研の発表によると、これらトンネルの一部は町の防御壁の下に広がっていて、外へと通じる通路となっているという。 青い点線で示されたところがTD1とTD2トンネル / image credit:Chinese Academy of Social Sciences / China Archaeology Network 後城嘴の

                                              4,300年前の中国古代都市で高度な機能を持つ地下トンネルが発見される : カラパイア
                                            • 東アジア最大の蛇行剣、全長は2・85メートル 奈良・富雄丸山古墳:朝日新聞デジタル

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                                                東アジア最大の蛇行剣、全長は2・85メートル 奈良・富雄丸山古墳:朝日新聞デジタル
                                              • スペインの水道会社職員、古代の金のネックレス発見 丘の中腹で

                                                スペインで水道会社の従業員が2500年前のネックレスを偶然見つける出来事があった/Museo Arqueológico de Asturias (CNN) スペイン北西部でこのほど、地元水道会社の従業員が約2500年前のネックレス2本を偶然発見する出来事があった。 セルヒオ・マルシアンディさんは8月29日、アストゥリアス州カバンディで作業中、岩の間に金のネックレスがあるのを発見した。 マルシアンディさんはこれをカンタブリア大学のパブロ・アリアス教授(先史考古学)に報告。アリアス教授が13日、発見についてCNNに証言した。 アリアス氏がアストゥリアス考古学博物館の専門家を伴って現地に向かい、初期調査を実施したところ、壊れて複数の破片に分かれた2本目のネックレスも見つかったという。 アリアス氏は「大変印象的な発見」と語り、ネックレスが製作された鉄器時代への理解が深まる可能性があると言い添えた。

                                                  スペインの水道会社職員、古代の金のネックレス発見 丘の中腹で
                                                • ホープウェルの儀式用土塁群とは、米国の最新の世界遺産、見所も

                                                  もやがかかったホープウェル文化国立歴史公園。(PHOTOGRAPH BY TOM ENGBERG, THE NATIONAL PARK SERVICE) 2023年、米オハイオ州にあるホープウェルの儀式用土塁群がユネスコの世界遺産に登録された。州の中央部から南部にかけて8カ所に点在する土塁(マウンド)群は、幾何学的な形をした土の構造物としては世界最大級だ。米国で25番目となる世界遺産登録で、オハイオ州からは初めて。 ホープウェル文化は、オハイオ州南部を流れる川の渓谷で紀元前200年~西暦500年に栄えた。以前は、このホープウェル文化を含む複数の北米先住民族をまとめて「マウンド・ビルダー」と考古学者たちは呼んでいた。そのなかでも、ホープウェル文化の数学、土木工学、天文学は北米で最も進んでいたと考える専門家もいる(ホープウェルとは、1890年代にこの土塁群が発見された土地の所有者の名に由来して

                                                    ホープウェルの儀式用土塁群とは、米国の最新の世界遺産、見所も
                                                  • 4000年前の古代エジプトにはすでに「赤ペン先生」が存在した! - ナゾロジー

                                                    渾身の宿題が大量の赤ペンチェックとともに返却される… そんな苦い思い出は誰しもあるのではないでしょうか。 教師が赤字で生徒の回答を修正するのは、私達にとって当たり前の慣習となっていますが、それはいつから始まったのでしょうか?。 実は考古学の記録を見ると、赤インクを使って生徒の書いたものに修正を行った歴史は約4000年前の古代エジプト時代にはすでに行われているのです。 今回は赤ペン先生の歴史を辿っていきます。 4,000-Year-Old Tablet Shows Teachers Have Reached For The Red Pen For Centuries https://www.iflscience.com/4000-year-old-tablet-shows-teachers-have-reached-for-the-red-pen-for-centuries-70982 4,

                                                      4000年前の古代エジプトにはすでに「赤ペン先生」が存在した! - ナゾロジー
                                                    • 古代エジプト女王の墓から5000年前の密封されたワイン壺が大量に発掘される : カラパイア

                                                      考古学者たちは、古代遺跡から5,000年前の太古のワインの痕跡を発見した。 ナイル川の西岸の砂漠には、エジプト神話に出てくるオシリス神復活の地「アビドス」があるが、そこにあるウンム・アル・カーブ(初期王朝の王のネクロポリス)で、エジプト第1王朝期の王妃であるメルネイト女王の墓が発掘された。 女王の墓から密封された数百個のワインの壺が発見されたのだ。保存状態の良い壺の中には古代のワインの残滓がまだ残っていた。 発掘を行ったエジプトとドイツ・オーストリアの合同考古学チームによると、壺に刻まれていた文字は、王妃の極めて高い地位を示す証拠だったという。

                                                        古代エジプト女王の墓から5000年前の密封されたワイン壺が大量に発掘される : カラパイア
                                                      • 発見から18年…道路”か“古墳”か“ 論争に終止符 “両立”に向け沼津市が工事の入札を公告【静岡発】|FNNプライムオンライン

                                                        2005年、沼津市で歴史的に「重要」な古墳が見つかった。しかし、そこは道路の建設予定地。“道路”か“古墳”か…長らく論争が続いたが市は2023年7月、道路と古墳の両立を目指した工事の入札を公告した。 古墳時代最初期に築造された高尾山古墳 沼津市で見つかった高尾山古墳(2016年撮影) この記事の画像(11枚) 2005年、沼津市東熊堂で見つかった高尾山古墳(旧名:辻畑古墳)。全長62mの前方後方墳で、墳丘内の構造や出土した土器を調べたところ「西暦250年頃かその少し前」に築造されたと推定されている。 古墳時代は邪馬台国を治めた卑弥呼の墓との説もある箸墓古墳(奈良県桜井市)から始まったとされ、その時期は西暦250年頃と言われている。このため高尾山古墳は箸墓古墳と同時期の古墳であると同時に、弘法山古墳(長野県松本市)や高部30号墳・32号墳(千葉県木更津市)と並んで古墳時代の最初期に東日本で築

                                                          発見から18年…道路”か“古墳”か“ 論争に終止符 “両立”に向け沼津市が工事の入札を公告【静岡発】|FNNプライムオンライン
                                                        • 4400年前のピラミッドから新たに8つの部屋が発見される : カラパイア

                                                          サフラーのピラミッドから新たな部屋を発見 このピラミッドは、紀元前2400年にさかのぼるエジプト第5王朝の2番目のファラオ、サフラー王(紀元前25世紀初頭)にちなんだもの。彼はアブシールに埋葬された初めての統治者でもある。 サフレノピラミッド / image credit:public domain/wikimedia 保管室エリアの北側と南側は損壊がひどかったが、もともとの壁の名残りや床の一部は目にすることができた。 このエジプト・ドイツ共同ミッションは、ビュルツブルグ・ユリウス・マクシミリアン大学(JMU)エジプト学部のモハメド・イスマイル・ハーレド博士が主導した。 サフラーのピラミッド内部の保存・修復プロジェクトは、当ピラミッドの基礎構造を保護することを目的として、エジプトのアメリカ研究センターの考古学寄付基金(AEF)の支援を受けて、2019年に始まった。 研究チームは、内部の部屋

                                                            4400年前のピラミッドから新たに8つの部屋が発見される : カラパイア
                                                          • 兵庫県姫路市・見野6号墳のネコの足跡須恵器【日刊遺物新聞 第8号】 – 日本史で遊ぼう ~AI World~

                                                            それがし、才智では犬に劣ると雖も鼠を捕る才は負けまじ 2023年9月28日号 犬と猫は人間から愛玩される二大ペットとして著名で、ときに、「犬派」とか「猫派」とかいって、自分の好みを強調する人物に出会うことがある。そんなことはどうでもいいと思う自称「高尾のムツゴロウ」の私は、犬とも猫とも生活を共にした経験があるし、どっちも好きだ。 しかしだな。 強いて言えば、馬鹿チンな猫より賢い犬の方が好きだな・・・とか言ったりすると、「猫派」の人間から猫パンチを食らいそうなので、あんまり言わないでおきたいが、やはり人間と最も相性がいいのは、歴史的に見ても犬だ。なんていったって、1万年も前から私たちと生活を共にしているわけだからだ。 では、猫はいつから人間と暮らし始めたのだろうか。昔は奈良時代からなどと言われていたが、壱岐のカラカミ遺跡(弥生時代)では、最古のイエネコ(家畜としての猫)の骨が見つかっており、

                                                            • 古代メソポタミアのレンガが3000年前の地磁気異常を記録していた : カラパイア

                                                              メソポタミアの王の名前が刻まれた古代のレンガから、3000年前におきた地球の地磁気(地球がもつ固有の磁場)の異常が確認されたそうだ。 国際的チームによるこの研究は、古代メソポタミアの粘土でできたレンガに含まれる酸化鉄に残された”地磁気の指紋”を調べたものだ。 それによると世界の七不思議の建造物の一つ「バビロンの空中庭園」で有名な「ネブカドネザル2世」の時代、地球の地磁気はかなり短期間のうちに急激に変化していたようだ。 こうした事実を明らかにした「磁気年代測定法」は、地球の地磁気の歴史的な変化を究明するだけでなく、放射性炭素年代測定法では難しい遺物の時代を特定したりする、新しいツールになると期待されている。

                                                                古代メソポタミアのレンガが3000年前の地磁気異常を記録していた : カラパイア
                                                              • 4万2000年前の「ペニスのペンダント」が発見される、世界最古のペニスの芸術作品か

                                                                現代の人々は「人間の性器をモチーフにした芸術作品」と聞くと過激に感じるかもしれませんが、古代からペニスなどをモチーフにした彫刻や絵画は数多く作られてきました。新たに、モンゴル中央部のハンガイ山脈にある「Tolbor-21」という発掘現場で出土した物体が「世界最古のペニスのペンダント」だったという研究結果が、世界最大のオープンアクセスジャーナルであるScientific Reportsで発表されました。 Symbolic innovation at the onset of the Upper Paleolithic in Eurasia shown by the personal ornaments from Tolbor-21 (Mongolia) | Scientific Reports https://doi.org/10.1038/s41598-023-36140-1 42,000

                                                                  4万2000年前の「ペニスのペンダント」が発見される、世界最古のペニスの芸術作品か
                                                                • 馬崇拝に捧げられた4000年前の古代階段ピラミッドを発見。「非常に洗練された複雑な構造」|ARTnews JAPAN

                                                                    馬崇拝に捧げられた4000年前の古代階段ピラミッドを発見。「非常に洗練された複雑な構造」|ARTnews JAPAN
                                                                  • 国宝・五重塔の仏像の頭の中から折り畳まれた紙が見つかる…「誰が何のために」市など調査へ

                                                                    【読売新聞】 広島県福山市草戸町の明王院は19日、境内の国宝・五重塔に安置されている本尊「木造 弥勒菩薩坐像 ( みろくぼさつざぞう ) 」(県重要文化財)の内部から、折り畳まれた紙が見つかったと発表した。制作の経緯をつづった願文な

                                                                      国宝・五重塔の仏像の頭の中から折り畳まれた紙が見つかる…「誰が何のために」市など調査へ
                                                                    • 奈良・纒向遺跡でチャバネゴキブリの一部検出 世界最古の可能性 | 毎日新聞

                                                                      奈良女子大と大阪市立自然史博物館の研究チームは11日、邪馬台国の最有力候補地とされる奈良県桜井市の纒向(まきむく)遺跡で、古墳時代前期(3世紀後半)の土層から、チャバネゴキブリの体の一部を検出したと発表した。チャバネゴキブリの発見例としては世界最古となる可能性があるという。世界各地に生息するゴキブリの起源を探る手がかりになりそうだ。 纒向遺跡は奈良盆地東南部に広がる3~4世紀の大規模集落遺跡で、女王・卑弥呼(ひみこ)(248年ごろ没)の墓との説がある箸墓(はしはか)古墳など初期の前方後円墳が点在。過去の発掘調査では計画的に配置された大型建物跡が見つかり、卑弥呼の宮殿の可能性が指摘されているほか、周辺からはイノシシやタイ、サバの骨、桃の種など供物とみられる大量の食物の痕跡が確認された。

                                                                        奈良・纒向遺跡でチャバネゴキブリの一部検出 世界最古の可能性 | 毎日新聞
                                                                      • 古墳時代の囲炉裏跡見つかる 当時の炊飯や調理方法の解明に期待:朝日新聞デジタル

                                                                        鳥取県教育文化財団は16日、古墳時代前期(約1700年前)の大集落として知られる湯梨浜町の長瀬高浜遺跡から、囲炉裏跡が見つかったと発表した。炭化した木が残っていて、古墳時代の炊飯や調理の方法を解明する手掛かりになる可能性があるという。 囲炉裏跡は外径1メートルで、小型の竪穴建物跡の中央にあった。灰が飛ばないよう周囲を小高く土手にした構造で、中に筒状の炭化材(外径22センチ、高さ最大12センチ)が残っていた。調理に使ったとみられる土器(甕〈かめ〉)と貝殻も近くにあった。 財団によると、古墳時代には甕の底が従来の平底から、燃焼効率が高まる丸形に変わった。しかし底が丸い甕を炉にどう置いたか分かっていない。炭化材が囲炉裏の一部だった可能性、もしくは燃料だった可能性もあるという。担当者は「今後の分析で樹種が分かれば用途が分かるかもしれない」としている。 土手で囲むようにした囲炉裏跡は隣の竪穴建物跡か

                                                                          古墳時代の囲炉裏跡見つかる 当時の炊飯や調理方法の解明に期待:朝日新聞デジタル
                                                                        • ネアンデルタール人の洞窟で、4万5000年前の未知なる現生人類の赤ちゃんの骨が発見される : カラパイア

                                                                          フランスのレンヌ洞窟(Grotte du Renne)から、45,000年前の、これまで知られていなかったホモ・サピエンスの初期系統と考えられる赤ちゃんの骨が発見された。 この洞窟からはネアンデルタール人が生存していた証拠となる骨や遺物が数々発見されているが、なぜこの洞窟に初期の現生人類の骨があったのだろう? どうやら、この赤ちゃんの骨は、ネアンデルタール人との混血である可能性が高いという。

                                                                            ネアンデルタール人の洞窟で、4万5000年前の未知なる現生人類の赤ちゃんの骨が発見される : カラパイア
                                                                          • 『土偶を読むを読む』を読んで - Sokratesさんの備忘録ないし雑記帳

                                                                            2021年(この記事を書いている現在から二年前)に 『土偶を読む――130年間解かれなかった縄文神話の謎』 という本が話題になっていたことがあるらしい.正直,わたしはこの本を知らなかったのだが,サントリー学芸賞*1という名誉ある賞をもらったらしい. www.suntory.co.jp 賞をもらっている以上, 『土偶を読む――130年間解かれなかった縄文神話の謎』 はさぞかし素晴らしい本なのだろうと思いきや,土偶やその周辺領域の研究をしている考古学者たちには評判が良くないらしい.たとえば,次の横浜の学芸員の方の記事は『土偶を読む――130年間解かれなかった縄文神話の謎』の根本的な部分に対して批判を加えている. note.com 2023年4月に『土偶を読む――130年間解かれなかった縄文神話の謎』 に対する反論が主なテーマの『土偶を読むを読む』が発刊された. 土偶を読むを読む 作者:望月昭秀

                                                                              『土偶を読むを読む』を読んで - Sokratesさんの備忘録ないし雑記帳
                                                                            • 富士山のふもと本栖湖 専門家が湖底遺跡を本格調査へ|NHK 首都圏のニュース

                                                                              富士山のふもと、本栖湖の底には古墳時代の土器などが見つかった遺跡があります。 富士山の噴火との関係など、遺跡の成り立ちを明らかにするため専門家による本格的な調査が行われることになりました。 本栖湖の東側、水深10メートル前後の湖底では平成10年度の調査で古墳時代の土器などが複数、見つかっています。 その成り立ちを解明するため帝京大学文化財研究所は、地元の山梨県富士河口湖町や身延町と共同調査を行うことになり、まずは湖底に向けて音波を発信する地形の計測や水中ドローンによる探査が行われていました。 湖の底に遺跡がある理由について水中考古学が専門の佐々木蘭貞准教授は、もともと陸上にあった遺跡が、富士山の噴火による溶岩流が湖に流れ込んで水位が上がったため水没した可能性のほか、陸上の別の場所にあった土器などが、何らかの理由で流されてきて湖底に沈んだ可能性も考えられるとしています。 調査グループは湖底の

                                                                                富士山のふもと本栖湖 専門家が湖底遺跡を本格調査へ|NHK 首都圏のニュース
                                                                              • 「下総の国衙、ほぼ特定」 奈良・平安期、重要な役所区画 市川市発掘 /千葉 | 毎日新聞

                                                                                市川市は25日、奈良・平安時代の役所「下総国府」があった国府台遺跡の発掘調査報告会を市役所で開き、重要な役所が集まる区画「国衙(こくが)」の位置をほぼ特定したと発表した。同時代の「下総国」の長だった国司が政務を行う「国庁」も、国衙の南側にあったと推定されるとしている。 市は、2019~23年度、国府台野球場の建て替えに伴い、計28回の調査で延べ約2万1000平方メートルの発掘調査を実施。24年3月にはレーダー探査で地下の遺構を調べた。 その結果、野球場の北側に東西220メートル、その西端から南側に隣接する千葉商科大学の敷地に及ぶ南北約300メートルの区画が見つかった。市川考古博物館の加藤貴之さんは「武蔵の国の国衙跡(東京都府中市)の規模が東西約200メートル、南北約300メートルだったことからも、ここが下総の国衙だったとみられる」と説明する。

                                                                                  「下総の国衙、ほぼ特定」 奈良・平安期、重要な役所区画 市川市発掘 /千葉 | 毎日新聞
                                                                                • 評判最悪の展覧会に…古墳を愛する学芸員 なぜ反省会の動画アップ | 毎日新聞

                                                                                  考古資料は土まみれの茶色というお決まりのイメージを覆す特別展「カラフルな考古資料たち」を企画し、あえなく失敗。内情を赤裸々に語る反省会の動画をアップし、「じかに考古資料を感じてほしい」との思いを伝えるユニークな学芸員がいる。専門は古墳時代。神奈川県平塚市博物館の考古学学芸員、新宮崇弘さん(29)にお決まりではない考古学のおもしろさを語ってもらった。【因幡健悦】

                                                                                    評判最悪の展覧会に…古墳を愛する学芸員 なぜ反省会の動画アップ | 毎日新聞