札幌管区気象台 地域火山監視・警報センター発表 全般概要 2023年12月から2024年3月頃にかけ、山頂火口原浅部(海抜下1km付近)を震源とする振幅の小さな低周波地震や火山性微動を観測しましたが、その後の地震活動は低調です。 火山活動は概ね静穏に経過していますが、長期的には噴気活動や地殻変動に活発化の傾向がわずかに認められており、今後の推移には注意が必要です。 噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)の予報事項に変更はありません。 噴気など表面現象の状況 山頂に設置した監視カメラでは昭和4年火口でごく弱い噴気を時々観測しました。 ごく弱い噴気を観測した日数は、2021年頃から増加する傾向が認められています。 地震及び微動の発生状況 2023年12月以降継続的に発生していた山頂火口原浅部(主に深さ1km付近)を震源とする振幅の小さな火山性地震は、1月下旬以降減少し、今期間、地