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菊地成孔の検索結果201 - 240 件 / 264件

  • 街中が彼女だらけになってしまった日に、彼女はいない——連載:菊地成孔「次の東京オリンピックが来てしまう前に」34|ヒルズライフ

    CULTURE CITY OF AMORPHOUS 街中が彼女だらけになってしまった日に、彼女はいない——連載:菊地成孔「次の東京オリンピックが来てしまう前に」34 2020.03.03 TUE いよいよ2020年を迎えた東京。時代の変化の後景にある「都市の記憶」を、音楽家 / 文筆家の菊地成孔が極私的な視点で紐解く好評連載シリーズ第34回! TEXT BY NARUYOSHI KIKUCHI ILLUSTRATION BY YUTARO OGAWA 今から、何度重ねるかわからない溜息とともに、むかし愛していたのに去ってしまった女性の話、をするので、当連載の中でも、かなりセンティメントな内容になるだろうからして、読者諸氏に於いては心してお読みいただきたい。 彼女は去ってしまったのに、今、街を埋め尽くしている。しかし今、この街を埋め尽くしている、筆者がむかし愛した、しかし筆者から去ってしまっ

      街中が彼女だらけになってしまった日に、彼女はいない——連載:菊地成孔「次の東京オリンピックが来てしまう前に」34|ヒルズライフ
    • 特集『音楽と酒。』スペシャルコラボプレイリスト "BAR BRUTUS" | BRUTUS.jp │ ブルータスのウェブ

      音楽を楽しむ場所、音楽を学ぶ場所。AIのリコメンドを凌駕する新しい音楽とうまい酒に出会える全国リスニングバーへ。センスある店主とひとクセある常連の会話から、今、聴くべき音を探ります。 このページではSpotifyで聴ける、全国リスニングバー特別選曲プレイリストをお届け。ステイホームの時代も、家でお酒を飲みながら楽しめる音楽体験特集をお楽しみください。 * 酒と音楽を語るリスニングバーへ。 菊地成孔×BOX bar(P24) 清永浩文×STUDIO MULE(P27) 真鍋大度×Spincoaster Music Bar(P28) 松重豊×Food & Bar analog(P29) 西寺郷太×Bar Hunky Dory(P30) 谷尻誠×Bar B-10(P30) 大森立嗣×Soul Music BAR Ali-Ollie!!!!(P31) 上原ひろみ×HERMIT DOLPHIN *

        特集『音楽と酒。』スペシャルコラボプレイリスト "BAR BRUTUS" | BRUTUS.jp │ ブルータスのウェブ
      • すぐれた聴き手は「お互い仕事ですもんね」を感じさせない。『奇奇怪怪明解事典』『脳盗』のTaiTanが俯瞰する会話の像 | JINS PARK

        すぐれた聴き手は「お互い仕事ですもんね」を感じさせない。『奇奇怪怪明解事典』『脳盗』のTaiTanが俯瞰する会話の像 JINS PARKの4代目編集長に就任した堀井美香さん。彼女とお届けする「想うために、聴く。」は、他人を想うための傾聴という営みについて考える特集です。 今回登場していただくのは、ヒップホップユニット『Dos Monos』のラッパーで、大人気ポッドキャスト番組『奇奇怪怪明解事典』を制作するポッドキャスターのTaiTanさん。ロックバンド『MONO NO AWARE』のギターボーカル・玉置周啓(しゅうけい)さんと共に立ち上げた同番組は、様々なジャンルをクロスオーバーしながら言葉を深堀りしていくトークで、コアなリスナーを増やし続けています。 『奇奇怪怪明解事典』がSpotifyと独占配信契約を結んだかと思えば、番組の書籍化やアニメ作品化を果たし、昨夏からはじまった初の地上波番組

          すぐれた聴き手は「お互い仕事ですもんね」を感じさせない。『奇奇怪怪明解事典』『脳盗』のTaiTanが俯瞰する会話の像 | JINS PARK
        • Buffalo Daughterはやはり唯一無二の存在だ 小山田圭吾、中村達也、菊地成孔ら迎えた記念ライブ

          『Euphorica』収録の「Beautiful You」からスタート。続いて『Pshychic』の「S.O.I.D」、『Euphorica』の「Sometime Lover」「Peace」と続く。全曲再現といってもアルバムの曲順通りに演奏するわけではない。序盤はバッファローのサイケデリックだったりエレクトロニックだったりハウスだったりというよりは、ニューウェーブ/ポストパンクだったりクラウトロック的だったりする、輪郭にはっきりしたゴツゴツとした演奏が続く。カッティングエッジな、だがどこかゆるくてキッチュな感覚。ゴリゴリと尖った演奏と、ふんわりとしたキュートな大野/吉永のボーカルの対比が彼ららしい。「Peace」は山本ムーグが絶叫ボーカルを披露するヘヴィファンク。体調上の理由で長らくお休みしていた山本の健在ぶりを示すには十分だ。吉永得意のキレキレのファンクギターが炸裂する。素晴らしいのが松

            Buffalo Daughterはやはり唯一無二の存在だ 小山田圭吾、中村達也、菊地成孔ら迎えた記念ライブ
          • インタビュー 混乱に耐えるタフさを 音楽家の菊地成孔さん過渡期五輪にわくわく

            東京五輪・パラリンピックへの懐疑論が渦巻く中、ジャズミュージシャンで批評家でもある菊地成孔さんが、エッセー集「次の東京オリンピックが来てしまう前に」(平凡社)を刊行した。 3年分のインターネット連載をまとめた同書で、2度目の...

              インタビュー 混乱に耐えるタフさを 音楽家の菊地成孔さん過渡期五輪にわくわく
            • My Internet: ymmtdisk - はせる

              バトンが回ってきた。 妻と息子が寝静まった日曜日の夜に、あいおさん(id:icecreamrion)と中村さん(id:danse)のTwitterスペースを拝聴していて、お二人の会話がバトンのやりとりに触れるところであいおさんから声でIDコールをいただいきました(なんでだ)。折角なので、ちゃんと答えます(バトンを受けるのは好きです)。 そのTwitterスペースの中で、中村さんが話していた「いろいろなブログであいおさんのスターを見かける」に共感するとともに、私は中村さんのこともいろいろなブログで見かけて気になっていて、ちょっと前に中村さんを読者登録とツイッターフォローしたところでした。今日も「あ、2時間前に公開されてる」と思って見に行った記事に、お二人のスターだけが並んでいて変な声が出ました。お二人とも、ほんと、ブログ(読むの)好きですね。 ちなみに、中村さんもあいおさんからのバトンに回答

                My Internet: ymmtdisk - はせる
              • 菊地成孔が怒っている〜音楽と音楽批評 | 批評.COM

                批評.COM Welcome to Hi-hyou.com  時事批評・音楽批評などを掲載するサイトです。2015年4月18日新装開店。Operated by SHINOHARA Akira MUSIC MAGAZINE (ミュージックマガジン) 2012年 04月号 [雑誌] 菊地成孔さんが怒っている。『ミュージック・マガジン』4月号の特集が怒りの矛先である。同号でぼくは30年以上付き合いのあった川勝正幸君の追悼記事を書 いたので、奇しくも川勝君が愛してやまなかった菊地さんの特集号に“同居”させてもらったことに因縁を感じていた。送られてきた特集記事を読んで、菊地さんにとっては「ちょっと気に障る特集になったかも」とは思ったが、正直、あまり深くは考えなかった。 が、偶然にも菊地さんのウェブサイトで2012年3月23日付の「ミュージックマガジンから撤退します」(注:現在は削除済み)という日記を

                  菊地成孔が怒っている〜音楽と音楽批評 | 批評.COM
                • 【2023年・上半期ベストアルバム】 - Closed Eye Visuals

                  【2023年・上半期ベストアルバム】 ・2023年上半期に発表されたアルバムの個人的ベスト20選(順位なし)です。 ・評価基準はこちらです。 http://closedeyevisuals.hatenablog.com/entry/2014/12/30/012322 個人的に「肌に合う」「繰り返し興味深く聴き込める」ものを優先して選んでいます。 自分と相性が良くなく、あまり頻繁に接することはできないと判断した場合は、圧倒的にクオリティが高く誰もが認める名盤と思われるものであっても順位が低めになることがあります。「作品の凄さ(のうち個人的に把握できたもの)」×「個人的相性」の多寡から選ばれた作品のリストと考えてくださると幸いです。 ・これはあくまで自分の考えなのですが、他の誰かに見せるべく公開するベスト記事では、あまり多くの作品を挙げるべきではないと思っています。自分がそういう記事を読む場合

                    【2023年・上半期ベストアルバム】 - Closed Eye Visuals
                  • 【ぼくらの90年代音楽論 30年前の「音楽」の「普通」】大谷能生×三浦千明(1) 「あんな風に、一日に同じ曲を何度も何度も聴くっていうのは、もうないかなぁ」(1/3ページ)

                    四人目のゲストは、ミュージシャンの三浦千明さんです。筆者とは「蓮沼執太フィルハーモニー・オーケストラ」の同僚というか、バンド・メンバーですね。蓮沼フィルではフリューゲル・ホルン(またはトランペット、コルネット)とグロッケン・シュピールなどを担当されております。千明さんと、それにユーフォニウムのゴンドウトモヒコ氏と、ワタシの三人で、フィルの(一般的にはかなりいびつな・笑)ホーン・セクションを受け持っているという訳でした。 連載の中で、一人か二人は音楽家にも話を聞いてみたいと思っていまして、それも自分とは全然違う出自の人がいいなあということで、ブラバン!出身の千明さんに、部活としての「吹奏楽」の特徴なども織り交ぜてもらいながら、極私的90年代の音楽体験を伺いました。 ■三浦千明(みうら ちあき) らっぱ吹き。トランペットやコルネットやフリューゲルホルン吹きで、シロフォンやグロッケンの鍵盤打楽器

                      【ぼくらの90年代音楽論 30年前の「音楽」の「普通」】大谷能生×三浦千明(1) 「あんな風に、一日に同じ曲を何度も何度も聴くっていうのは、もうないかなぁ」(1/3ページ)
                    • となりのマンガ編集部 第13回:マトグロッソ編集部 書店の奥にあるこの本を必要として、救いとする人のために | マンバ通信

                      となりのマンガ編集部 第13回:マトグロッソ編集部 書店の奥にあるこの本を必要として、救いとする人のために マンガの編集部に赴き、編集者が今おすすめしたいマンガやマンガ制作・業界の裏側などを取材する連載企画「となりのマンガ編集部」。第13回は、マトグロッソを運営しているイースト・プレスを訪ねました。イースト・プレスといえば『COMIC CUE』を始めとして『失踪日記』や『人間仮免中』など昔からコアなファンに訴求力の強い作品を発信してきている会社で、マトグロッソも個性豊かな作品が多く掲載されているサイトというイメージが強いのではないでしょうか。ただ、最近では『プリンタニア・ニッポン』の人気などもあり少しずつ変化し始めているイースト・プレスの内情や作品作りについて、書籍3部の編集者である石井さん・棒田さんに取材しました。 取材:マンガソムリエ・兎来栄寿 すべての辛さはこの1冊のために ――最初

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                      • 細田成嗣=編『AA 五十年後のアルバート・アイラー』‐カンパニー社

                        AA 五十年後のアルバート・アイラー 編者 細田成嗣 装丁・組版 田中芳秀 四六判並製:512頁 発行日:2021年1月 本体価格:3,800円(+税) ISBN:978-4-910065-04-5 ニューヨークのイースト・リヴァーで変死体が発見されてから半世紀——未だ謎に包まれた天才音楽家アルバート・アイラーの魅力を解き明かす決定的な一冊が登場! 34歳で夭折したフリー・ジャズの伝説的存在、アルバート・アイラー。ジャズ、ロック、ファンク、R&B、カリプソ、民謡、ノイズ、インプロ、現代音楽、または映画や文学に至るまで、ジャンルを飛び越えて多大な影響を与え続けるアイラーの全貌を、2020年代の視点から詳らかにする国内初の書籍が完成した。 総勢30名以上のミュージシャン/批評家/研究者らによる、緻密な音楽分析をはじめ、既存の評論やジャーナリズムの再検討、または社会、文化、政治、宗教にまで広がる

                        • 一般人には全くわからない町山智浩vs菊地成孔の解説|エイジ

                          音楽家の菊地成孔さんが映画評論家の町山智浩さんに公開討論をしようとメールを送った。その後、町山さんからの返信がなかったので、その文をTwitterに投稿した。 まあ、この2人の名前に特になにも思わない人も多いだろうし、だからなんやねん、という話だけど。 その界隈(サブカル?業界)では、神のような存在の2人である。 今回の件を簡単に言えば、 1 菊地さんはトランプ支持者で、町山さんは、それはどうなんだ?的なことをTwitterでつぶやく。 2 菊地さんの意見: 私がトランプ支持者ということを、町山さんにTwitterで撒き散らされた!そのせいで、あんたの信者に大量にからまれた。やり方がひどい!大体、トランプは最高なんだけど!討論しましょう!と、知人から聞いた町山さんのメールアドレスに送りましたが、その後、返信がないのでTwitterに投稿します。 3 町山さんの意見: 勝手にメールアドレス入

                            一般人には全くわからない町山智浩vs菊地成孔の解説|エイジ
                          • 伊集院光“パワハラ疑惑”でラジオ降板報道もリスナーから擁護の声が殺到するワケ(女性自身) - Yahoo!ニュース

                            伊集院光(54)が“朝の顔”としてパーソナリティを務めるTBSラジオ『伊集院光とらじおと』(毎週月曜~木曜、8時30分~11時)。12月8日に週刊文春の電子版が「伊集院が降板を決意した」と報じ、さらに9日掲載の東スポwebも「番組終了は決定的」と報じるなどリスナー間で波紋が広がっている。 騒動の発端は今年9月に、女性セブンが報じた伊集院の“パワハラ疑惑”。記事によれば、伊集院が’17年10月から月曜アシスタントを務めていたフリーの新井麻希アナウンサー(39)に高圧的な言動をとっていたという。だが伊集院は、同誌の直撃インタビューに「そういうことは一切ないです」と否定していた。 「新井アナは今年8月30日から、2週間にわたって夏休みに入りました。その後、新井さんと入れ替わるように伊集院さんが夏休みを取ったのです。夏休みから復帰した新井さんは、9月20日の出演を最後に降板。しかもメインパーソナリ

                              伊集院光“パワハラ疑惑”でラジオ降板報道もリスナーから擁護の声が殺到するワケ(女性自身) - Yahoo!ニュース
                            • SPANK HAPPYと“普通の恋”に人生を狂わされて――アーバンギャルドら7人が第二期(菊地成孔&岩澤瞳)サブスク解禁に寄せて綴る | Mikiki by TOWER RECORDS

                              浜崎容子(アーバンギャルド) 平成最後の稀代のウソつき野郎、令和になって過去がカムバック。21世紀の自己愛性人格障害、最終兵器スパンクハッピー。 何年経ってもサウンドはシャンパンの泡のようにキラキラとまぶしく、岩澤瞳さんの声はただ美しく、成孔さんの言葉はきっと誰もが一度は羨望のまなざしを向けた街中ですれ違う高級外車なのだろう。 私たちの国は相も変わらず街中に裸の女の子の写真が溢れていて、年間何億円プレイヤーという男の子たちのトラック走ってる。 アリスとロリータはファーストフードはもう食べない、SNSの世界でしか美少女は見ない。家出した少女は帰ってこない。 今夜も高級ホテルのフレンチのテーブルに座って、年寄りばっかり狙ってる。歌舞伎町にいた成孔さん、この現象はなんと呼びますか? あの女の子は友達の彼とキスした夜は、いつもリストカットしてた。 カッターナイフはまだまだ必要だと思っていたけど、真

                                SPANK HAPPYと“普通の恋”に人生を狂わされて――アーバンギャルドら7人が第二期(菊地成孔&岩澤瞳)サブスク解禁に寄せて綴る | Mikiki by TOWER RECORDS
                              • ヒップホップミュージックの言葉とその文学性――菊地成孔×荘子it×吉田雅史「ラップは文学なのか、小説はポップスなのか」イベントレポート

                                昨年8月、ゲンロンカフェで「キャラクターから考えるヒップホップ」というテーマのもと、ラッパーやビートミュージック、そして機材のキャラクター性についてのイベントが行われた。ラップにおける音楽的側面を扱った前回をうけて、今回はゲンロンカフェより「ラップは文学なのか、小説はポップスなのか」というお題を登壇者に投げかけ、主にラップの歌詞(リリック)について議論してもらった。 ラップのリリックがもつ文学性とは何なのか。領域横断的な活動を続ける3名、批評家/ビートメイカー/MCの吉田雅史、Hip HopクルーDos Monosのリーダーである荘子it、そしてジャズミュージシャン/ラッパー/文筆家の菊地成孔によって、盛んにマイクリレーが行われた。(ゲンロン編集部) アメリカにおけるヒップホップの文学性 コンシャスラップの代表的ラッパーであるJ. Cole(ジェイ・コール)と、同じくラッパーであり詩人、活

                                  ヒップホップミュージックの言葉とその文学性――菊地成孔×荘子it×吉田雅史「ラップは文学なのか、小説はポップスなのか」イベントレポート
                                • 【小西 遼 インタビュー】CRCK/LCKSで目指すのは「世界で通じる日本語のバンド」 | ARBAN

                                  投稿日 : 2020.01.01 更新日 : 2021.05.26 【小西 遼 インタビュー】CRCK/LCKSで目指すのは「世界で通じる日本語のバンド」 ジャズ系ミュージシャンによるポップス・バンドCRCK/LCKS(クラック・ラックス)。小西遼はこのバンドのリーダーとして、また様々なアーティストのサポート役としても八面六臂の活躍を見せている。2020年はいよいよソロ・アーティストとしても始動するという小西。現代の音楽に、彼はどのような可能性を感じているのか。 音楽的にカオスな時期を過ごして ──音楽に興味をもったのは、小学校高学年だったとお聞きしました。 小学校6年生の時、たまたま隣のクラスの担任が平原綾香さんのお母様だったんです。その縁もあって平原さんのお父様(サックス奏者の平原誠)が体育館で演奏会をしてくださって、それがすばらしかったので中学から吹奏楽部に入りました。 ──ジャズに

                                    【小西 遼 インタビュー】CRCK/LCKSで目指すのは「世界で通じる日本語のバンド」 | ARBAN
                                  • 高橋徹也に関する回想録と『怪物』 - ゴールデンレトリバー撫でたい

                                    高橋徹也という人は僕が長く聴いている音楽家の中でもかなり不思議な立ち位置の人で、知名度的にはあまりメジャーとは言い難いと思うし、加えてインディーズシーンであるレーベルや関係性やカテゴリーで括られるようなジャンル音楽をやっているわけでもない。音楽性が極度にアングラでマニアックということもない。 90年代にメジャーシーンで残した2枚のアルバムは一部からきわめて強く支持されているが、それもなんというか、ある一定のルートに従って掘っていると必ず向き合うことになる、というもんでもないし、また伝説的な作品を残し煙のように消息不明になったわけでもなく、もう20年以上音楽活動を続けている。しかし、事実として自分が見てきた限りここ10年以上は常にずっと根強いリスナーが存在し続けていたし、いまだに新しいリスナーを獲得し続けている。 そういう捉えどころのなさが惹かれる点の1つかもしれない。 ★★★ せっかくまと

                                      高橋徹也に関する回想録と『怪物』 - ゴールデンレトリバー撫でたい
                                    • 菊地成孔と吉田豪 和田誠を語る

                                      菊地成孔さんが『猫舌SHOWROOM 豪の部屋』に出演。吉田豪さんと和田誠さんについて話していました。 #猫舌SHOWROOM 吉田豪オーナー 🤗「豪の部屋」😷#菊地成孔 とお届けしました、ご視聴ありがとうございました🎷✨@H_Naganuma 次回10/22(火)20時~もお楽しみに❣️ ⚠️ゲストは決まり次第告知いたしますhttps://t.co/Yy1Z9Xiqof #SHOWROOM pic.twitter.com/fySfcpUkC8 — SHOWROOM (@SHOWROOM_jp) October 15, 2019 (吉田豪)(コメントを読む)「和田誠さんとの交流はありますか?」。 (菊地成孔)ないですね。この場を借りてっていうのもあれですけども。ご冥福を……僕がいちばん好きな邦画は『麻雀放浪記』なんで。

                                        菊地成孔と吉田豪 和田誠を語る
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                                        オルタナティヴR&Bを中心に、同時代の刺激的な作品を紹介するディスクガイド。2009年以降のグッドミュージックが詰まっており、読み応え、聞き応えがすごい。韓国・日本のシーンも押さえている。ジャケットもとても良い。 ーーー (出版社による紹介文) フランク・オーシャンやザ・ウィークエンドといった先駆者から、独創的な作品で新風を吹かせたジェネイ・アイコ、ケレラ、ティナーシェ、ソランジュらに加え、ルネッサンス・ワールドツアーの成功も記憶に新しいビヨンセ、2024年のグラミー賞で栄えある最優秀R&Bアルバム賞を受賞したヴィクトリア・モネまで、R&Bの“いま”を見渡す待望の一冊。 小袋成彬、三浦大知、SIRUP、iriほか日本作品、およびペク・イェリンやRed Velvet、V(BTS)等々の韓国の重要作も掲載。 「ラップするシンガーと歌うラッパー」「ノア“40”シェビブ」「Y2Kリヴァイヴァル」な

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                                        • またスマホの悪口を言うが、腸管内視鏡の話とニコイチなのでマンネリを許して頂きたい——連載:菊地成孔「次の東京オリンピックが来てしまう前に」27|ヒルズライフ

                                          CULTURE CITY OF AMORPHOUS またスマホの悪口を言うが、腸管内視鏡の話とニコイチなのでマンネリを許して頂きたい——連載:菊地成孔「次の東京オリンピックが来てしまう前に」27 2019.07.08 MON 「2020年」に向けて、大なり小なり動きを見せている東京。その変化の後景にある「都市の記憶」を、音楽家/文筆家の菊地成孔が、極私的な視点で紐解く連載シリーズ第27回! TEXT BY NARUYOSHI KIKUCHI ILLUSTRATION BY YUTARO OGAWA 人間ドックに年イチで行くようになって15年ぐらいが経つ。その中で去年だけ行けなかった(特に面白おかしい理由がある訳ではない。単に、ちょっとだけ多忙で、行きそびれただけである)ので、初めて「2年ぶり」に行った。因みに56歳の誕生日のすぐ後である。筆者が感じていた「ちょっと怖いな。はは、、、、はは」

                                            またスマホの悪口を言うが、腸管内視鏡の話とニコイチなのでマンネリを許して頂きたい——連載:菊地成孔「次の東京オリンピックが来てしまう前に」27|ヒルズライフ
                                          • 新宿 NIGHT OUT|菊地成孔 連載|月刊旅色2019年9月号

                                            ©2019 ブランジスタ 本ウェブマガジンの記事、写真、イラスト等を 無断で複写、複製、転載することを禁じます。 菊地成孔と海猫沢めろん、それぞれが思い描く 新宿のランドマーク「歌舞伎町」のイメージ 菊地:歌舞伎町には久々に来ました。2冊目のエッセイ集を書いた時には歌舞伎町のホテルにカンヅメになったけどね。 海猫沢:『歌舞伎町のミッドナイト・フットボール』ですね。菊地さんのエッセイのなかでもかなり好きな一冊です。 菊地:歌舞伎町のド真ん中だったから一晩中うるさい。煮詰まって、外出すると、ホストとキャバクラ嬢とお客でカタギが1人もいない(笑)。それが大人になってからのイメージかな? 海猫沢:僕は大阪生まれで姫路育ちなので、まずはメディアを通して新宿と出会いましたね。最初は菊地さんのお兄さん(菊地秀行)の『魔界都市〈新宿〉』で、次は大沢在昌の『新宿鮫』、その次は馳星周の『不夜城』。だから、常に

                                              新宿 NIGHT OUT|菊地成孔 連載|月刊旅色2019年9月号
                                            • 町山智浩の「MOVIE WATCH CONFERENCE」Vol.15 Jean-Luc Godard 追悼プログラム「気狂いピエロ」

                                              AMAZON EXCLUSIVE「DOMMUNE RADIOPEDIA」〜超文化大百科!! SEASON4 この配信はDOMMUNEで公開収録され、毎週火曜にAmazon Musicでポッドキャストとしてアーカイブ公開されます! https://music.amazon.co.jp/podcasts/18d23c4d-333c-498c-b37c-fdf478d052b8/dommune-radiopedia 2022/10/20 THU 19:00–23:00 ■AMAZON EXCLUSIVE「DOMMUNE RADIOPEDIA」【大百科66】 町山智浩の「MOVIE WATCH CONFERENCE」Vol.15 Jean-Luc Godard 追悼プログラム「気狂いピエロ」 ●監督:ジャン=リュック・ゴダール ●制作年:1965年 ●HOST:町山智浩 ●GUESTS:Ms.メラ

                                                町山智浩の「MOVIE WATCH CONFERENCE」Vol.15 Jean-Luc Godard 追悼プログラム「気狂いピエロ」
                                              • 「教養のある笑い」を称揚する諸君は、『大日本人』を評価してんねやろな? - 沈澱中ブログ

                                                「教養のある笑い」という言葉がよく使われますが、「戦争は続くよ どこまでも」という記事でも書いた通り、俺は松本人志監督の『大日本人』を傑作だと考えているため、お笑いファンやダウンタウンファンも含めた大勢の人々が『大日本人』を駄作やと断じている時点で、そんな人々が語る「教養のある笑い」など価値がない、と思っています。 ただ、『大日本人』に対する批判は、「こいつはオモチャにしてもいい」と決めた瞬間に寄ってたかって袋叩きにするようなカスばかりのインターネットが生み出した、「松本人志、才能枯れたww」というノリに依るものかもしれません。ノリに迎合した無思想な連中が叩いていただけで、そいつらは多分、今頃水曜日のダウンタウンを観て腹を抱えて笑っているはずなので、もしかしたら将来、死後に評価されたゴッホの如く『大日本人』も評価されるかもしれません。そう信じて、辛抱強く待ちましょう。 しかし、とはいえ腹が

                                                  「教養のある笑い」を称揚する諸君は、『大日本人』を評価してんねやろな? - 沈澱中ブログ
                                                • 南米カヤビに伝わる食人タトゥー①

                                                  タトゥー・アーティスト大島托が世界中の「タトゥー」を追い求めた旅の記録。書籍化された『一滴の黒』に続く、現在進行形の新章。 こうしている間にも賽は投げられ続けている。 暗くて温かい空間に浮かぶ大きなその球体は、わずかに発光するホタルのような無数の粒を衛星のように従えて、ゆっくりと波打つように蠢きながら旋回していた。 球の表面はパイナップルやペヨーテのように幾つもの株の集まりにも見え、その一つずつに呼吸するように僅かな開閉を繰り返す穴がある。周りの粒たちは球体に近づいたり離れたりふらふら飛んでいて、たまにどこかの穴に吸い込まれたりするかと思えば、また別の穴からは新たに出てくる粒もあるようだ。穴の内部はやはり同じような球体が浮かぶ空間がある。その球体の中も同じ景色。それがずっと続いていったある先で今のこの空間に繋がるらしい。そうやって出来ている龍の背骨のような入れ子構造の巨大な輪っか自体も銀河

                                                    南米カヤビに伝わる食人タトゥー①
                                                  • 木澤佐登志『闇の精神史』 - logical cypher scape2

                                                    「ロシア宇宙主義」「アフロフューチャリズム」「サイバースペース論」という三部構成で、近代や資本主義を脱しようとしたユートピア思想を概観していく。 SFマガジンでの連載をまとめたもの。 木澤佐登志の著作は以前から多少気になってはいたものの、自分の興味関心の中ではそれほど大きくなかったことと、何となく取り扱っている内容のあやしさを警戒して*1手を出していなかった。 今回、宇宙主義が取り上げられているということで、読んでみることにした。 とはいえ、もう少し宇宙主義以外の文脈もある。 読むまでの経緯とか 手に取ったきっかけ ロシア宇宙主義に以前から興味があったというのは、桑野隆『20世紀ロシア思想史 宗教・革命・言語』 - logical cypher scape2にも書いたことがあるので、引用しておく。 宇宙主義(コスミズム)への興味 コスミズムって最近時々名前を聞くけど、一体何なんだというのが

                                                      木澤佐登志『闇の精神史』 - logical cypher scape2
                                                    • 【リデットUWF批評】北岡悟「UWFって格闘技をちゃんとやってないとできなくないですか?」:Dropkick

                                                      北岡悟が「リデットUWFvsハードヒット」を熱く語っていると聞いてさっそくインタビューしました!(聞き手/ジャン斉藤) 【1記事から購入できるバックナンバー】 ・高野拳磁とPWC伝説■渡辺宏志塾長 ・AKIRAインタビュー⑤「新日本プロレスと全日本プロレスの違い」 ・義足でプロレス復帰する凄いヤツ! 谷津嘉章■小佐野景浩の「プロレス歴史発見」 ・菊地成孔☓佐藤大輔■「ローリング20」におけるRIZINと東京オリンピックの行く末

                                                        【リデットUWF批評】北岡悟「UWFって格闘技をちゃんとやってないとできなくないですか?」:Dropkick
                                                      • 野尻抱介の「ぱられる・シンギュラリティ」第18回 毎日が産業革命。AIでなんとかなりませんか

                                                        007工芸作家小林圭輔小津安二郎小説小野繙山ゴハン山梨ソロキャンプアワード山田勇魚川奈まり子巻き方対処法市川海老蔵幌倉さと平塚年齢制限店舗庭ゴハン廃番弥富マハ彫刻家対策家族影響失われた青を求めて坂上秋成境貴雄増税変え方多崎ろぜ大園恵実大庭繭大手失敗家庭奇才紳士名鑑女性向け女流雀士女郎蜘蛛姉の結婚安い安さ実話怪談宮台真司彫金御徒町国内旅行旅行改正故障教えて!「聖蘭(せいら)20歳」さん斜線堂有紀新作新幹線方山敏彦方法旅行/レジャー採用星をみるひと映画時間暇つぶし書評最新月曜日のたわわ有楽町有限会社ファクタスデザイン改善掌編小説徹底手作り怖い話怪談怪談一服の集い恋は光成人成年年齢引き下げ成長戦野の一服手塚大輔掃除手巻きたばこ手巻きタバコ手書き地図手順投稿怪談投資持ち方持ち込み捨て方地図団体信用生命保険木下優樹菜佐々木愛実今日のほごにゃんこあふたぁ仕事に疲れた付け方会津木綿伝説の92住宅ローン佐

                                                          野尻抱介の「ぱられる・シンギュラリティ」第18回 毎日が産業革命。AIでなんとかなりませんか
                                                        • 「文學界」JAZZ×文学特集は、全ジャズファン、ハルキスト、ツツイスト必読の永久保存版だっ! - 餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

                                                          豪華絢爛。 文學界 (2020年11月号) (日本語) 雑誌 – 2020/10/7 文学とジャズは、大きな関わりを持っているけれど、かつて、ここまで深くジャズを取り下げた文芸誌はなかった。 まさに、渾身のジャズ特集だ。 特に、ハルキスト*1、ツツイスト*2にとっては一生の宝物になると思う。 今号の巻頭を飾るのは、19ページにも及ぶ、村上春樹先生のロングインタビュー。 小説、翻訳、エッセイなど、創作活動全てにおいて、ジャズと深い関わりを続けてきた、村上春樹先生。 その先生が、「個人的に一番思い入れがある」テナー・サックス奏者スタン・ゲッツとジャズの魅力について、思う存分語り尽くしている。 続いて誌面は、まさに《フリージャズ小説》と言える、筒井康隆先生の「ダンシングオールナイト」へ。 いやぁ、この小説が面白くて面白くて、声を出して笑った。 筒井先生自身のジャズ遍歴をなぞるように進み、ラストは

                                                            「文學界」JAZZ×文学特集は、全ジャズファン、ハルキスト、ツツイスト必読の永久保存版だっ! - 餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?
                                                          • 町山智浩 on Twitter: "菊地成孔さんと議論できないと思った理由のひとつは、菊地さんが私を傷つけるために民族的背景を持ち出したからです。菊地さんの文章を差別と呼ぶことが私のミスリードかどうか、その文章を載せますので、人々に判断してもらいます。… https://t.co/Zl4e7fWoXp"

                                                            菊地成孔さんと議論できないと思った理由のひとつは、菊地さんが私を傷つけるために民族的背景を持ち出したからです。菊地さんの文章を差別と呼ぶことが私のミスリードかどうか、その文章を載せますので、人々に判断してもらいます。… https://t.co/Zl4e7fWoXp

                                                              町山智浩 on Twitter: "菊地成孔さんと議論できないと思った理由のひとつは、菊地さんが私を傷つけるために民族的背景を持ち出したからです。菊地さんの文章を差別と呼ぶことが私のミスリードかどうか、その文章を載せますので、人々に判断してもらいます。… https://t.co/Zl4e7fWoXp"
                                                            • 汝はいかにして“縄文族”になりしや──《JOMON TRIBE》外伝 ❷| 「タトゥーとは死のアートなんです」|精神科医・遠迫憲英

                                                              汝はいかにして“縄文族”になりしや──《JOMON TRIBE》外伝 ❷| 「タトゥーとは死のアートなんです」|精神科医・遠迫憲英 縄文時代のタトゥーを現代に創造的に復興する「JOMON TRIBE」。その壮大なプロジェクトに自らの身体を捧げる「縄文族」とは一体どのような人々なのだろうか。自身「縄文族」のメンバーである辻陽介が「族」の仲間たちに話を聞く。 <<汝はいかにして“縄文族”になりしや①を読む サイドを刈り上げた長髪に、筋骨隆々の肉体、ノースリーブの袖と胸元から露出した皮膚を漆黒に覆い尽くすタトゥー。そのギラついた風貌はどう見たって常人ではない。東京の新宿を歩いていてもこれだけ目立つのだ。地元の岡山市では相当に浮いてるのではないだろうか。 その男の職業は、精神科医。JR岡山駅前でHIKARIクリニックという、日本で唯一フローティングタンクが導入された心療内科医院を運営している。名前

                                                                汝はいかにして“縄文族”になりしや──《JOMON TRIBE》外伝 ❷| 「タトゥーとは死のアートなんです」|精神科医・遠迫憲英
                                                              • ゲーム音楽ディスクステーション#12:ゲームジャズ名作選(原曲編)ラグタイム、ビッグバンドからクラブジャズまで歴史的経緯を含めてご紹介!

                                                                『星のカービィ』のグラミー受賞を機に考える「ゲーム音楽とジャズの関係」。前回から少し時間が空いてしまいましたが、今回はゲームの原曲としてジャズがどう用いられてきたのか、その経緯を追いながら、歴史的名盤をピックアップして紹介します。 PSG~FM音源時代のゲームジャズ ゲーム音楽において明確にジャズと分かるものが出てくるのは恐らくナムコ『メトロクロス』あたりが最初で、少しずつ増えてくるのはFM音源時代からです。6~8音の同時発音が可能になったことで、複雑なコードを必要とするジャズがようやく射程に入れやすくなってきたのだと考えられますが、同時代のファミコンにも『アイスクライマー』、『エキサイティングビリヤード』、『人間兵器デッドフォックス』といった果敢なチャレンジャーがいたことを考えるなら、そもそもゲーム音楽がさまざまな音楽ジャンルの吸収に余念のない時代だったともいえそうです。 「メトロクロス

                                                                  ゲーム音楽ディスクステーション#12:ゲームジャズ名作選(原曲編)ラグタイム、ビッグバンドからクラブジャズまで歴史的経緯を含めてご紹介!
                                                                • 大谷能生×吉田雅史が語る、近年の音楽書の傾向とその可能性 「ファクト重視で念入りに検証した批評が増えている」

                                                                  大谷能生×吉田雅史が語る、近年の音楽書の傾向とその可能性 「ファクト重視で念入りに検証した批評が増えている」 音楽に関する書籍が近年、ますますバラエティに富んでいる。2019年に発売されたものだけでも、人文書院からはロックミュージックの歴史を壮大なサーガとして描いた西崎憲『全ロック史』、DU BOOKSからは新たなヒップホップ史観を提示するソーレン・ベイカー『ギャングスター・ラップの歴史 スクーリー・Dからケンドリック・ラマーまで』、リットーミュージックからはプログレッシブ・ロックの歌詞に着目した円堂都司昭『意味も知らずにプログレを語るなかれ』など、多様なテーマ/切り口の音楽書が並ぶ。これらの書籍を並べて俯瞰した時、近年の音楽を巡る言説にはどのような傾向や変化が見られるのか。音楽家であり批評家でもある大谷能生氏と吉田雅史氏が、近年の音楽書について濃密な対談を繰り広げた。なお、最終ページには

                                                                    大谷能生×吉田雅史が語る、近年の音楽書の傾向とその可能性 「ファクト重視で念入りに検証した批評が増えている」
                                                                  • 奇才紳士名鑑〜⑭“書体・フォント”に魅了された奇才紳士

                                                                    007巻き方小津安二郎小説小野繙山ゴハン山梨ソロキャンプアワード山田勇魚川奈まり子工芸作家市川海老蔵対策幌倉さと平塚年齢制限店舗庭ゴハン廃番弥富マハ彫刻家彫金小林圭輔対処法御徒町奇才紳士名鑑増税変え方多崎ろぜ大園恵実大庭繭大手失われた青を求めて失敗女性向け寄木女流雀士女郎蜘蛛姉の結婚安い安さ実話怪談宮台真司家庭家族影響徹底坂上秋成旅行/レジャー故障教えて!「聖蘭(せいら)20歳」さん斜線堂有紀新作新幹線方山敏彦方法旅行星をみるひと改善映画時間暇つぶし書評最新月曜日のたわわ有楽町有限会社ファクタスデザイン朝藤りむ改正採用怖い話手塚大輔怪談怪談一服の集い恋は光成人成年年齢引き下げ成長戦野の一服手作り手巻きたばこ掌編小説手巻きタバコ手書き地図手順投稿怪談投資持ち方持ち込み捨て方掃除境貴雄地図木原直哉体験記付け方会津木綿伝説の92住宅ローン佐々木 怜央佐々木亮介佐々木愛実佐藤タイジ作家今日のほごに

                                                                      奇才紳士名鑑〜⑭“書体・フォント”に魅了された奇才紳士
                                                                    • CRCK/LCKS、凄腕セッション集団から〈歌を届けるバンド〉への成長譚 | Mikiki by TOWER RECORDS

                                                                      CRCK/LCKSは元々、菊地成孔のイヴェントのためにジャズ・ミュージシャンが集められたバンドだった、という事を知る人はもう多くはないかもしれない。たった一夜のライヴのために組まれたバンドは、2015年の結成以来、一度のメンバー・チェンジと3枚の作品(『CRCK/LCKS』『Lighter』『Double Rift』)を経ただけではなく、〈SUMMER SONIC〉への出演やNegiccoのツアー・サポートなどで、一見流動的に、しかし着実にその知名度を広めていった。 結成当時は〈メンバー全員がジャズ・ミュージシャン〉という謳い文句もあったが、小田朋美がceroのサポート・メンバーに起用されたり、小西遼があっこゴリラやTENDRE、Charaのサポート・メンバーに抜擢されたり、石若駿がKID FRESINOバンドやくるりに参加したりと、それぞれが着実にジャズからポップスのシーンの真ん中へと足

                                                                        CRCK/LCKS、凄腕セッション集団から〈歌を届けるバンド〉への成長譚 | Mikiki by TOWER RECORDS
                                                                      • 神村達也(base on shape) on Twitter: "なんかすごいものを見つけてしまった…。タミヤニュース(言わずと知れた今も続くタミヤ模型の広報誌)に掲載された菊地成孔さんの投稿。1975年だから12歳? 住所が銚子だからおそらくご本人かと。肝心の内容はというと…『ど根性ガエル』の… https://t.co/kB9Z4yUTvw"

                                                                        なんかすごいものを見つけてしまった…。タミヤニュース(言わずと知れた今も続くタミヤ模型の広報誌)に掲載された菊地成孔さんの投稿。1975年だから12歳? 住所が銚子だからおそらくご本人かと。肝心の内容はというと…『ど根性ガエル』の… https://t.co/kB9Z4yUTvw

                                                                          神村達也(base on shape) on Twitter: "なんかすごいものを見つけてしまった…。タミヤニュース(言わずと知れた今も続くタミヤ模型の広報誌)に掲載された菊地成孔さんの投稿。1975年だから12歳? 住所が銚子だからおそらくご本人かと。肝心の内容はというと…『ど根性ガエル』の… https://t.co/kB9Z4yUTvw"
                                                                        • ぜんぜん違って、意外と同じ。菅野薫と田辺俊彦の広告論 | ウェブ電通報

                                                                          左から電通・菅野薫氏、電通・田辺俊彦氏 自然言語処理、AR/VR、プロジェクションマッピングなど最新のテクノロジーを駆使し、さまざまな場で「リアルタイム」の大仕掛けを成功させてきた菅野薫。 トヨタ自動車の「Start Your Impossible」に代表される、ドキュメンタリーの手法を取り入れたキャンペーンを多く手掛け、グローバルに活躍の舞台を広げる田辺俊彦。 電通を代表する二人のクリエーターは、一見方向性が異なるように見えますが、実はしょっちゅう一緒にお酒を飲む盟友同士なのだとか。田辺氏のクリエイター・オブ・ザ・イヤー受賞をきっかけに企画された今回のデザイントークで浮き彫りになったのは、音楽をはじめとするサブカルチャーの歴史への傾倒とリスペクト、リアルの追求といった、意外な共通点でした。 <目次> ▼青春をささげた90年代の音楽カルチャーが現在に接続 ▼アイデアそのものよりも「実現する

                                                                            ぜんぜん違って、意外と同じ。菅野薫と田辺俊彦の広告論 | ウェブ電通報
                                                                          • COVID-19時代におけるBTS――「Dynamite」「Butter」「Permission to Dance」|矢野利裕

                                                                            2020年、新型コロナウイルスのさなかにリリースされたBTS「Dynamite」にはたいへん勇気づけられた。「Dynamite」のMVを最初に観たとき、いかにも2020年的な80年代リヴァイバルの流れを感じた。ジョン・トラボルタのポーズがなされ、これから80年代が始まろうという熱気に満ちたディスコの時代が演じられる。とは言え、そのパステルカラーに満ちた世界は、ヴェイパーウェイヴ~フューチャーファンクを通過したうえで見出された80年代でもあり、それはアメリカ白人的なノスタルジーが入ったものにも思える。オルタナ右翼の評論家、リチャード・スペンサーは、「オルタナ右翼は80年代への回顧に魅了されている、それというのも80年代こそは穏やかな日々、すなわち白人のアメリカの最期の日々だったからだ」(木澤佐登志『ニック・ランドと新反動主義』星海社新書からの孫引き)と述べているという。 「Dynamite」

                                                                              COVID-19時代におけるBTS――「Dynamite」「Butter」「Permission to Dance」|矢野利裕
                                                                            • 予言について③|重箱の隅から|金井 美恵子|webちくま

                                                                              予言というものは、言うまでもないことなのだが人々の無知と忘れっぽさがあってこそ成立するものだろう。 日本語では、と言うより辞書上の解釈では「予言」と「預言」は区別されていることを、恥ずかしいことに、、、、、、、、(と、本気で思っているわけではないが)つい先日はじめて知ったのだ。コロナ禍のおかげである。英語ではどちらもprophecyで区別されてはいないのに、「預」という「預金」という熟語に使われるのが一番知られている漢字を使用した「預言」は、私の使用している四種の辞書のどれもの語釈は「神」にかかわるもので、『漢字海』の語釈の「②神からあずけられたことばを人々に伝えること」が一番納得のゆく説明だと思われる(『集英社国語辞典』『日本語大辞典』では、ユダヤ・キリスト教のそれらのものに触れ、『大辞泉』は加えてムスリムのムハンマドの名を挙げているが、「神託」はギリシアのカサンドラにも与えられたのだし

                                                                                予言について③|重箱の隅から|金井 美恵子|webちくま
                                                                              • 暗黒批評家・後藤護さんがSNS全盛の令和にこそ「黒人音楽」を通して探りたかったものとは | fumufumu news -フムフムニュース-

                                                                                複雑で混沌とした黒人音楽の世界を探るためフリー・ジャズを取り上げた “S級”ミュージシャンのアルバート・アイラーならではのすごさとは 本書が目指したのは、狂気と病みをはらんだ『ill』の方向性だった SNS全盛となった現代では「感情をいったん遮断する作業が必要」 『黒人音楽史―奇想の宇宙』(中央公論新社)の著者で暗黒批評家及び映画・音楽ライター、翻訳家の後藤護さんインタビュー第2弾をお届けします。第1弾では、一見結びつかないようなブルースと鳥獣戯画を合わせて論じた背景などを伺いましたが、後半の話題はジャズやヒップホップについて。そうした黒人音楽から見えてくるのは、どのような風景だったのでしょうか。 (インタビュー第1弾:ブルースと「鳥獣戯画」はリンクしていた!? “暗黒批評家”がいざなう目からウロコの黒人音楽の世界) 複雑で混沌とした黒人音楽の世界を探るためフリー・ジャズを取り上げた ──

                                                                                  暗黒批評家・後藤護さんがSNS全盛の令和にこそ「黒人音楽」を通して探りたかったものとは | fumufumu news -フムフムニュース-
                                                                                • 生涯学習note2020.04/27|岸野雄一

                                                                                  京浜兄弟社年表 「21世紀の京浜兄弟者」所収の京浜兄弟社の年表を加筆訂正し、二回に分けてお届けします。第一回は1982年から87年までの6年間です。念のためにファミリー・ツリーも掲載し直しますので、ツリーを横軸、年表を縦軸で頭の中で組み立ててみてください。ばるぼらくん、ベガスくんという社史編纂室部が、国会図書館に日参し、82年から94年までの「ぴあ」誌、「シティロード」誌のライブ情報ページ、自主上映の欄をくまなくチェックし、その他、音楽誌や、関係者が保存していたフライヤーなどをもとに作成しました。よって、社史としては、出来事の記述よりも、ライブ情報が多くなっています。実際は該当ライブのフライヤーも数多く残されているので、ブックレットに画像も掲載したかったのですが、紙幅の関係で割愛しました。noteですと、後からいくらでも情報を付記できるので、追い追いそういった資料も付け加えていきたいと思い

                                                                                    生涯学習note2020.04/27|岸野雄一