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  • 政界で「どんど焼き」ブーム 永田町でも壮大火柱

    無病息災を願う新年の伝統行事「どんど焼き」が政界でブームの兆しを見せている。今年は全国各地の議員事務所で相次いで実施。東京・永田町でも、議員会館や政党本部など各所で大きな火柱が立った。 14日、永田町の衆議院第一議員会館でどんど焼きが行われた。会館屋上には議員や秘書らが集まり、持ち寄った紙類を積み上げて組んだ高さ8メートルのやぐらに火が放たれた。やぐらから白煙が勢いよく立ちのぼると、まもなく大きな火柱となって崩れ落ちた。この日は衆議院第二会館、参議院議員会館屋上でも大きな火柱が上がった。 今年は国会議員の地元事務所でも、どんど焼きが盛んに行われている。虚構新聞社が行った調査では、議員事務所の駐車場や屋上など全国400カ所で実施を確認。昨年末から一足早いどんど焼きに励む事務所も108カ所に上った。いずれも関係者のみの参加で、地元住民に非公開という点で共通している。 近畿南部にある議員事務所の

      政界で「どんど焼き」ブーム 永田町でも壮大火柱
    • 平成ライトノベル史――#ライトノベルオールタイムベスト のための走り書き|羽海野渉

      ※この原稿は、2018年末~2019年初頭に羽海野渉が書き、その後『#ライトノベルオールタイムベスト』の選考における指針となった論考である。なお、『PRANK! Vol.4』に掲載された原稿は本稿の草案であり、似ている部分があることをここに記しておきたい。また、2021年現在、少し異なる部分があることを注記しておく。 ですので、過去に書かれた原稿であることを考慮したうえで、『#ライトノベルオールタイムベスト』と合わせて読んでください(今ならもっと違う感じに書きます)。そっちがメインです。 ◆はじめに ライトノベルという単語をご存じだろうか。もしあなたがご存じないとしても、書店などの片隅でアニメや漫画に近いイラストが表紙に装丁された書籍を見たことがあるかもしれない。ライトノベルとは戦前の少年小説や戦後まもなくのジュブナイル小説などを祖として、アニメや漫画などのコンテンツと密接な関係を保ちつつ

        平成ライトノベル史――#ライトノベルオールタイムベスト のための走り書き|羽海野渉
      • 虚構新聞速報/編集部便り on Twitter: "【編集部】先ほどからお問い合わせいただいておりますが、こちらの「Wi-Fi電磁波で学力低下を懸念、市議ら意見交換会」は本紙ではなく現実の記事です。ご了承ください。 https://t.co/l2bMBwclqX"

        【編集部】先ほどからお問い合わせいただいておりますが、こちらの「Wi-Fi電磁波で学力低下を懸念、市議ら意見交換会」は本紙ではなく現実の記事です。ご了承ください。 https://t.co/l2bMBwclqX

          虚構新聞速報/編集部便り on Twitter: "【編集部】先ほどからお問い合わせいただいておりますが、こちらの「Wi-Fi電磁波で学力低下を懸念、市議ら意見交換会」は本紙ではなく現実の記事です。ご了承ください。 https://t.co/l2bMBwclqX"
        • #水星の魔女 がなぜガンダムで #Gレコ がガンダムではないのか - 玖足手帖-アニメブログ-

          akiba-souken.com ――最初の段階からターゲットのボリュームゾーンは若い年代を考えていたと? 岡本 そうですね。今までの、宇宙世紀以外を舞台にしたガンダム作品は、基本的にはティーン層に向けた作品という印象が強かったので、この作品もそこに向けたものだろうと考えていましたし、オーダーとしてもありました。 ――学園を舞台として始まるのも、そういったターゲットを意識したところがあったのでしょうか? 岡本 これまでも学校が登場するガンダムはありましたが、少年兵からスタートするとか、初手からシリアスな作品が多かったと思います。今回の『水星の魔女』も、ストーリーを考える上で何回か転換点があって、最初は結構重いところからスタートする内容だったんですね。でも、ちょうどその頃に、社会科見学で来た10代の子たちから話を聞くタイミングがあったんです。そうしたら「ガンダムは僕らに向けたものじゃない」「

            #水星の魔女 がなぜガンダムで #Gレコ がガンダムではないのか - 玖足手帖-アニメブログ-
          • 映画『天気の子』を観て抱いた、根本的な違和感の正体(杉田 俊介) @gendai_biz

            本日1月3日、夜9時から新海誠監督の『天気の子』が地上波で初めて放送される。映画公開時の2019年8月に批評家の杉田俊介が現代ビジネスに寄稿した同作の批評を再掲する。 【本稿はネタバレを含みます】 「アニメ化する日本社会」を批判するアニメ 新海誠監督の新作『天気の子』を観て、疑問を持った。その疑問について書く(今回は枚数制限があるため、他の新海作品との比較などは行わない。私の新海誠論については『戦争と虚構』(作品社、二〇一七年)を参照)。 『天気の子』の舞台は、異常気象でもうずっと陰鬱な雨の止まない、東京オリンピック・パラリンピックの翌年の東京である。伊豆諸島の離島・神津島から何らかの事情で家出し新宿でネットカフェ難民となった高校生の森嶋帆高(ほだか)と、母を病気で失って弟の凪(なぎ)と二人で安アパートに暮らす天野陽菜(ひな)――天に祈ることで天候を晴れに変える力をもった「100%の晴れ女

              映画『天気の子』を観て抱いた、根本的な違和感の正体(杉田 俊介) @gendai_biz
            • ウマ娘とはいったいどんな生き物なのか?

              人間がいなくて馬人間しかいない世界観ならまだわかったんだが、そうじゃなかった 人間の世界に、ウマ娘という種類の生き物がいる世界だった 会話等のコミュニケーション能力は人間と変わらない 運動能力は人間とは桁違いで、サラブレッドと同じくらい速く走れるし、パワーもある そんな生き物が人間と共存している世界観だった 訳がわからないので少し考察したい まず、1番気になる点として、ウマ息子?ウマ野郎?は存在しないっぽい お母さんやおばあさまは言及があるので、ウマ娘からウマ娘が産まれるのは間違いないようではある また、マックイーンのプロフィールに、両親という記述があることから、親は2人必要なのは確定である ということは1番あり得るのは、外見は人間の女の子のようではあるが、雌雄同体だと考えるのが妥当か または、我々現実世界の馬の魂を受け継いで産まれる(=キャラが作成される)という説明があることを思えば、あ

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              • 文章をパッと掴めないひとたち問題

                1記事からは特に問題意識を感じなくて、「ツイッター速報〜BreakingNews」とやらが「させられている」って書いたのが全てかと。 難民様は働かずに暮らせるべき、みたいな意識なんかな 2023/01/06 https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2036027トップコメ 政治キメてるとこ悪いけれども 「かっぱ寿司の地下では捕まった河童たちが泣きながら寿司を作る仕事をさせられている」というネタがあるので 「くら寿司ではウクライナ人が労働させられている」って書いただけだと思う なんてことない軽いネタでしかない 元ネタすら知らなければ「かっぱ寿司 強制労働」とかでググろう 2 で、 自分もかっぱ寿司ネタなんてずっと前にちらっと見ただけだけども このツイッター速報の書きざま見たらパッと「あのネタね」となった。 「ああこの人は要素の類似であのネ

                  文章をパッと掴めないひとたち問題
                • 虚構新聞速報/編集部便り on Twitter: "【速報】菅首相「安心・安全な大会実現する」(虚構新聞社/20:30発表)"

                  【速報】菅首相「安心・安全な大会実現する」(虚構新聞社/20:30発表)

                    虚構新聞速報/編集部便り on Twitter: "【速報】菅首相「安心・安全な大会実現する」(虚構新聞社/20:30発表)"
                  • 賃金が上がらない国になった、日本を待ち受ける「修羅場」

                    1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主な著書に『情報の経済理論』『1940年体制―さらば戦時経済』『財政危機の構造』『バブルの経済学』『「超」整理法』『金融緩和で日本は破綻する』『虚構のアベノミクス』『期待バブル崩壊』『仮想通貨革命』『ブロックチェーン革命』など。近著に『中国が世界を攪乱する』『経験なき経済危機』『書くことについて』『リープフロッグ 逆転勝ちの経済学』『「超」英語独学法』などがある。野口悠紀雄ホームページ ------------最新経済データがすぐわかる!-------

                      賃金が上がらない国になった、日本を待ち受ける「修羅場」
                    • アベノミクスの「負の遺産」、低生産性と非正規依存の労働市場

                      1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主な著書に『情報の経済理論』『1940年体制―さらば戦時経済』『財政危機の構造』『バブルの経済学』『「超」整理法』『金融緩和で日本は破綻する』『虚構のアベノミクス』『期待バブル崩壊』『仮想通貨革命』『ブロックチェーン革命』など。近著に『中国が世界を攪乱する』『経験なき経済危機』『書くことについて』『リープフロッグ 逆転勝ちの経済学』『「超」英語独学法』などがある。野口悠紀雄ホームページ ------------最新経済データがすぐわかる!-------

                        アベノミクスの「負の遺産」、低生産性と非正規依存の労働市場
                      • 動物虐待表現の自由 追記

                        YouTubeの規約じゃきっと違反だろうが 例えば猫に熱湯をかけたり髭を引っこ抜いた虐待して、最終的に殺すような動画をアップロードするようなチャンネルがあったとして それで何十万再生も稼いで、広告収入で新しい犬猫買ってきてさらに虐待を繰り返すようなことをしていたら自分は看過出来ないな、などと考えていた。 犬猫を殺す奴は人間にいくぞ、と言うのはよく聞く。何十万の視聴者の中には動画を見て真似する奴が数百人ぐらいはいて、ついには殺人まで発展するような奴が出てくるんじゃないだろうか。 個人的には、実際に事件が起こる起こらないに関わらず、モラルの維持のため社会として許してはならない表現にあたるのではないかと思う。(文化はその文化に属する人間によって常に監視され批判されながら緩やかに変化すべきものと認識している) 「YouTubeで動物虐待チャンネルが大人気」という状況は、特別動物が好きでもないし(む

                          動物虐待表現の自由 追記
                        • また初心者にプログラミングを教える機会があった

                          プログラミングでわからないところがあるので教えてほしいと以下のようなことを聞かれた。 こういうJavaScriptの関数がある。 // valuesは配列 // elementはvaluesの要素型の値 // 配列valuesに値elementと等しい要素があるならばそのインデックスを返す。 // それ以外の場合、-1を返す function find_index( values, element ) { for ( let i = 0 ; i !== values.length ; ++i ) { if ( values[i] === element ) return i ; } return -1 ; } 質問は、「なぜreturn -1にelseはいらないのか」というものであった。 似たような問題に、昔遭遇した気がするが、別人だ。 まずここにelseを書くべき文法はJavaScrip

                          • 虚構新聞「嫌な予感がして記事を見送った」ハンコ押印ロボ誕生

                            ねとらぼ @itm_nlab 嘘だと言って…… 「虚構新聞かと思った」 ロボットが自動でハンコを押す画期的(?)なシステムが開発されTwitter騒然 nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/19… @itm_nlab pic.twitter.com/rHIHC5BVmm 2019-12-11 21:02:24

                              虚構新聞「嫌な予感がして記事を見送った」ハンコ押印ロボ誕生
                            • 映画「ジョーカー」読みごたえのある感想・考察ブログを集めました【ネタバレ】 - 週刊はてなブログ

                              2019年10月4日に日米同時公開となった映画『ジョーカー』が大ヒットしています。 この投稿をInstagramで見る ワーナー ブラザース ジャパンさん(@warnerjp_official)がシェアした投稿 - 2019年10月月3日午後8時07分PDT 「バットマン」シリーズで最大にして最凶の宿敵といわれる“ジョーカー”の誕生を描いた本作。これまでのアメリカン・コミックを原作とした映画とは全く異なり、正義のヒーローが登場せず、貧困や格差の残酷さを真っ向からとらえた壮絶な内容は、公開1週間を待たず世の中の話題をさらいました。 wwws.warnerbros.co.jp はてなブログにも、『ジョーカー』についてのさまざまな感想・考察エントリーが数多く投稿されています。この記事では、その一部をピックアップしてご紹介。ひとりではとらえきれない劇中のシーンやせりふの解釈について、はてなブロガー

                                映画「ジョーカー」読みごたえのある感想・考察ブログを集めました【ネタバレ】 - 週刊はてなブログ
                              • 著作権保護期間が死後70年になったせいでマイナーな作家の本がごっそり消えてしまった…フェアユースの制度を利用し著作物の保護を図る必要があるのでは?という話

                                小野俊太郎 @tritonnova フォリオ版400周年記念で『シェイクスピア劇の登場人物も、 みんな人間関係に悩んでいる 作品から学ぶ言葉の力』と『シェイクスピアの戦争 虚構と現実の格闘のなかで』(小鳥遊書房)を。P・K・ディック論を刊行予定。 小野俊太郎 @tritonnova 著作権保護期間が死後70年になったせいで、modern classicと呼ばれていた領域の少々マイナーな作家の本がごっそりと消えている。再版予定もないし、新しく出しても採算がとれないので無理というわけだ。しかも死後70年となると、著作権所有者に連絡がつかなくなっている。 2021-12-28 17:32:08 小野俊太郎 @tritonnova しかも、海外のものには戦時加算が3,794日(約10年5カ月)あるので、死後80年以上の経過が必要となる。作品発表から70年ではないので、1930年代に亡くなった作家で

                                  著作権保護期間が死後70年になったせいでマイナーな作家の本がごっそり消えてしまった…フェアユースの制度を利用し著作物の保護を図る必要があるのでは?という話
                                • 関西万博の大屋根リングの木材は、再利用できるのか(田中淳夫) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                  このところ大阪・関西万博の話題が増えた。とくに取り上げられるのは、会場のシンボルとなるリング状の木造の大屋根だ。 会場を一周する構造で幅30メートル、高さ12~20メートル、一周の距離は約2キロに及び、来場者は屋根の上と下を回遊できる。完成すれば世界最大の木造建築物となり、日本の伝統的な貫工法を採用したことも強調されている。ついでに言えば、万博公式キャラクターの「ミャクミャク」も、リング状になっているのは関係あるのか関係ないのか。 しかし、184日間の会期が終わると解体されるのに建設費がバカ高い(約344億円)ことや、クギや金属板やボルトも使われることがわかってくると、エセ伝統工法だと批判を受けてしまった。 そこで推進側からは、万博終了後も保存する、別の場所に移設する、解体して木材を再利用する……などの提案も行われ始めている。 果たしてそんなに簡単に木材を再利用できるだろうか。その点を考察

                                    関西万博の大屋根リングの木材は、再利用できるのか(田中淳夫) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                  • 首里城復元に使うべき木材はスギだ。琉球の歴史をひもとけば見えてくる木材事情(田中淳夫) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                    10月31日未明に起きた大規模な火災で焼失した首里城(那覇市)は、早期の復元を望む声が湧き上がっている。すでに寄付金集めが全国で行われているという。 ただ再びの復元には莫大な金が必要なほか、十分な職人や木材や漆など用意できるのか難問続きだ。とくに問題となっているのは、「正殿」に必要な木材だろう。無垢で大径長大木が必要とされるからだ。 実は、私は前回の復元(1992年)ではタイワンヒノキが使われたという報道を聞き、ちょっと疑った。なぜなら、その頃はすでにタイワンヒノキは伐採禁止であり、日本への輸出はできないはずだったからだ。 ただ調べてみると、86年には復元計画に先立って木材の調達を始めていた。当時も制限はかかっていたが台湾も特例で認めてくれ、木材業者も協力してくれたという。 なるほど、完全に伐採禁止になる前から集めていたのか。とはいえ、かなり無理をしたはずだ。台湾側には「これが最後」という

                                      首里城復元に使うべき木材はスギだ。琉球の歴史をひもとけば見えてくる木材事情(田中淳夫) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                    • 『シン・エヴァ』ラストカットの奇妙さの正体とは 庵野秀明が追い続けた“虚構と現実”の境界

                                      ※本稿には、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の結末を含む内容への言及があります。 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のラストカットは、とても奇妙な映像だ。しかし、それは嫌な奇妙さではない。 宇部新川駅を空撮で撮影した実景映像がベースなので、実写映像と言えるかもしれない。しかし、その現実を切り取ったはずの実景の映像に現実でないものが交じり合っている。 走り去るシンジとマリは手描きのアニメーションだ。よく見ると道行くモブキャラも大半がおそらくCGで作成された架空の通行人である。しかし、本当に撮影時にいたであろう、自転車に乗った生身の人間や通りかかった車も存在している。そして、すでに引退した過去の車両が走っている。現実に存在するものと、存在しないもの、そして、かつて存在したものが同居している。シンジとマリは、CGのように実景と馴染ませるわけでもなく、3コマ打ちのアニメキャラとわかるようにそのまま存

                                        『シン・エヴァ』ラストカットの奇妙さの正体とは 庵野秀明が追い続けた“虚構と現実”の境界
                                      • 「少女を埋める」論争が文学史上「奇妙」と言える“3つのワケ”(飯田 一史) @gendai_biz

                                        日本で「プライヴァシー権」が初めて法的な争点となった三島由紀夫の「宴のあと」事件や、最高裁にまで争いが及んだ柳美里の「石に泳ぐ魚」事件をはじめ、作家が特定の人物をモデルに書いた小説をめぐって無数のトラブルが生じてきた。 そのもっとも新しいケースが文藝春秋社の文芸誌「文學界」2021年9月号に直木賞作家の桜庭一樹が「初めて私小説の形で書いた」(8月6日のTweetより)という「少女を埋める」をめぐって、「朝日新聞」の文芸時評で同作を取り上げた翻訳者の鴻巣友季子と桜庭との間で交わされた論争である。 同作は桜庭を思わせる東京在住の作家・冬子が入院中の父が長くないと母から聞き、7年ぶりに故郷の鳥取に帰るところから始まる物語なのだが――モデル小説の歴史から見ると、今回のトラブルはきわめて奇妙な点がいくつかある。 日本の近現代文学上のモデル小説のトラブルの歴史を扱った『プライヴァシーの誕生』(新曜社)

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                                        • 憧れていたはずの同期が社内ニートになっていた…… はんざき朝未『無能の鷹』が社会人に問いかけるもの

                                          ※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています ねとらぼ読者のみなさん、こんにちは。虚構新聞の社主UKです。 緊急事態宣言も解除され、そろそろ会社通勤を再開されている方も多いのではないでしょうか。社主おすすめのマンガを紹介する本連載もそろそろ通常営業に戻したい所存です。 さて、第101回目となる今回は、講談社の女性マンガ誌「Kiss」にて連載中、はんざき朝未先生のお仕事マンガ『無能の鷹』(1巻~、以下続刊)をご紹介。早く職場に戻りたかった方でも、ずっと在宅勤務を続けていたい方でも、会社勤めされているなら誰もが楽しめる作品です。 『無能の鷹』単行本1巻(試し読み) 憧れていた同期が社内ニートになっていた 本作の物語は、IT系コンサル企業の新卒採用試験、最終面接会場から始まります。こわばった表情のまま、待合室で自分の順番を待つ就活生の鶸田(ひわだ)は、プレッシャーに弱い豆腐メンタルの

                                            憧れていたはずの同期が社内ニートになっていた…… はんざき朝未『無能の鷹』が社会人に問いかけるもの
                                          • ラブコメ+ミステリみたいなのが好きな人にすすすめのマンガorラノベ 3選

                                            この前「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」というアニメの一挙放送があって全部見て劇場版の1作目も見てめっちゃよかったので この前放映されたばかりの劇場版も観に行ってしまったくらい好きになったんだけど、似たようなマンガとかラノベが他にないか教えてほしい。 「青春ブタ野郎」の特徴を書きだすと どちらかというとセカイ系 キャラクターの思考が一貫していてよい 架空の病名という舞台装置に翻弄されるキャラクター達 恋愛や青春の要素はそれなりだが、密接にかかわってくるミステリ?謎解き?要素 こんな感じだろうか で、似たような作品を選出してみた。 ひぐらしのなく頃に ※いや、別に病気に固執してるわけじゃないけどそういやまぁまぁ似てるなとおもったのがコレ あと2つは? 追記みんな色々な候補だしてくれてありがとう。 増田でブクマたくさんついてたやつを丸パクリして書いてみたけど案外このフォーマットだと

                                              ラブコメ+ミステリみたいなのが好きな人にすすすめのマンガorラノベ 3選
                                            • 大木毅書評:芝健介著『ヒトラー 虚像の独裁者』

                                              ──書評:芝健介著『ヒトラー──虚像の独裁者』岩波新書 大木 毅 若いころ、聖書についで、史上ナンバー・ツゥの部数を誇っているのはナポレオンの伝記だと聞いたことがある。もとより真偽をたしかめるすべもないが、東西のさまざまな国々で出版されたナポレオン伝の数を思い浮かべれば、なるほど説得力のある話ではあった。しかし、21世紀も四分の一近くが過ぎ去った今となっては、別の歴史的個性が、あるいはナポレオンへの関心を抜いたかとも思われる。それがヒトラーであることはいうまでもない。 このナチス・ドイツの独裁者については、ジャーナリスティックな読み物から学術研究に至るまで、ただごとでない量の文献が刊行されてきた。主たるものだけでも、コンラート・ハイデン、ヒュー・トレヴァ=ローパー、アラン・ブロック、ヨアヒム・フェスト、ジョン・トーランド、イアン・カーショーら、戦後それぞれの時代の花形ジャーナリストや代表的

                                                大木毅書評:芝健介著『ヒトラー 虚像の独裁者』
                                              • 藤本タツキ『ルックバック』は修正されるべきだったのか 弱体化する批評の価値

                                                POPなポイントを3行で 藤本タツキが『ルックバック』で描いたもの 精神疾患を巡る批判と修正は妥当だったか? 「銃の悪魔」にも共通する現実的スティグマ ああ、わたしが昔の月日に戻れたらよいのだが、 神がわたしを守ってくださったあの日々に。 そのときには、彼の灯火がわが頭上に輝き、 彼の光によってわたしは暗闇を歩んだ。 『ヨブ記』第二九章 『ファイアパンチ』『チェンソーマン』で知られる漫画家・藤本タツキ氏が、集英社『少年ジャンプ+』で公開した読み切り『ルックバック』。 公開直後から大きな反響を呼んだ143ページに及ぶ傑作は、しかし、一部の反応を受けて本編の内容に修正が加えられた。 藤本タツキ著『ルックバック』については、発表後、8月2日に内容を一部修正いたしましたが、9月3日発売のコミックスにおいて、著者の意向を受けて協議のうえ、セリフ表現を変更している部分がございます。 ご理解いただきます

                                                  藤本タツキ『ルックバック』は修正されるべきだったのか 弱体化する批評の価値
                                                • 立憲原口、東京新聞望月、ウクライナをボイコットする 墺ナチス主義党に共鳴「ウクライナが被害者というのは虚構!」

                                                  原口 一博 @kharaguchi 「ゼレンスキー氏のスピーチに席を立つオーストリア議会議員」 1年前、何故、国会が紛争の当事国の指導者の演説を許すのかと異議をとなえました。 「一方的な被害者」は、虚構ではないか。「全体主義」、ましてやネオナチに加担したくないと考えました。… twitter.com/i/web/status/1… pic.twitter.com/TbNoTGxcxJ twitter.com/dc_draino/stat… 2023-03-31 23:24:47 DC_Draino @DC_Draino Zelensky gave a speech to Austrian parliament and instead of getting a standing ovation like he got in the US Congress, Austrian politici

                                                    立憲原口、東京新聞望月、ウクライナをボイコットする 墺ナチス主義党に共鳴「ウクライナが被害者というのは虚構!」
                                                  • 環流夢譚――「ほんとうの仏教」という神話 その1|DJ プラパンチャ

                                                    はじめに さて、前回の最後に私はこう申し上げました。 私がこの雑文を書き始めてから、かなりの時間が経過しております。その間、この雑文を書くためにへっぽこ勉強をしているうちに、己の勉強不足を痛感したり、「これまでの自分の仏教観を修正せざるをえないのではないか?」と感じることが多くなってきました。私の現在の仏教観は、この雑文を書き始めた当初のそれとは異なるものになっていると言わざるをえません。 ゆえに、どういう立場でこんなものを書いて発信しているのかを明らかにしないまま話を進めるのは不料簡ではないか、自分の考えがどのように変化したのかを明らかにしておく必要があるのではないかと思った次第です。 そこで、次回から2回ほどかけて、この雑文を書き始めた当初と比べて、自分の考えがどのように変化したのかを明らかにしておきたいと思います。 そういうわけで、己の仏教観をどのように訂正したのかを、へっぽこ勉強を

                                                      環流夢譚――「ほんとうの仏教」という神話 その1|DJ プラパンチャ
                                                    • 一晩寝て冷静に考えてみた『ドラゴンクエスト ユアストーリー』どこが良くてどこがダメだったのか - CDBのまんがdeシネマ日記

                                                      一晩考えましたが、要するにこういうことじゃないかと思うんですよね どうも一昨夜は取り乱しまして失礼しました。↓ www.cinema2d.net 書いた記事に嘘はないものの、どうも映画を見た人同士の共有や反論ではなく「見てないけどこういう内容なら見なくていいな」という方向でバズっている節があり、これは意図するところではないんですね。どんな映画も、見ないで切るべきではないと思う。ちょいちょい念を押してはいるものの、やっぱり文章全体の勢いで「とにかく最初から最後までクソ映画らしい」という文脈で読まれてしまっているらしいのですが、 最後を除いては映画としてかなり良い ことを力説しておきたいんですね。なんかもう「あなたの記事を読んで見に行かないことを決めました!ありがとう!」みたいなコメントがバンバン来るからさ。そういうことが言いたかったんじゃないんですよ。あの、見た人と共有するために書いてるんで

                                                        一晩寝て冷静に考えてみた『ドラゴンクエスト ユアストーリー』どこが良くてどこがダメだったのか - CDBのまんがdeシネマ日記
                                                      • 「木曜日のフルット」のズボラレシピ「鯨井風汁なし麺」がなぜか韓国で流行中!? 辛ラーメンで韓国の味を再現してみた

                                                        石黒正数さんの漫画「木曜日のフルット」1巻で紹介されたズボラレシピ「鯨井風汁なし麺」がなぜか韓国で翻訳され、作者も予想だにしなかった数年越しのバズを生んでいます。 YouTubeに投稿された韓国語レシピは433万再生を叩き出す大人気。試しにハングルでTwitterを検索すると、見るからに辛そうな「汁なし麺 in 韓国」の画像がずらりと並びます。辛ラーメン×石黒正数、そういうのもあるのか……。 Twitter検索した結果 こちらの動画は433万再生されるほどの大人気 実際に作ってみる 「鯨井風汁なし麺」とは、ギャンブル中毒のフリーター女性・鯨井先輩が考案した(という設定の)インスタント麺調理法。鯨井先輩のズボラな人柄がスープに滲み出ており、最小限の労力で最大限のシナジーを生み出しています。つまり美味い。 「木曜日のフルット」1巻62~63ページより (C)石黒正数(秋田書店)2010 ここか

                                                          「木曜日のフルット」のズボラレシピ「鯨井風汁なし麺」がなぜか韓国で流行中!? 辛ラーメンで韓国の味を再現してみた
                                                        • 賃金が上がらないのは、日本企業が低賃金でしか採算を取れないからだ

                                                          1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主な著書に『情報の経済理論』『1940年体制―さらば戦時経済』『財政危機の構造』『バブルの経済学』『「超」整理法』『金融緩和で日本は破綻する』『虚構のアベノミクス』『期待バブル崩壊』『仮想通貨革命』『ブロックチェーン革命』など。近著に『中国が世界を攪乱する』『経験なき経済危機』『書くことについて』『リープフロッグ 逆転勝ちの経済学』『「超」英語独学法』などがある。野口悠紀雄ホームページ ------------最新経済データがすぐわかる!-------

                                                            賃金が上がらないのは、日本企業が低賃金でしか採算を取れないからだ
                                                          • 宇野常寛「ワイドショーやツイッターが「歪んだ正義やモラル」で社会を息苦しくし、この国を停滞させている」|賢人論。|みんなの介護

                                                            宇野常寛氏はサブカルチャーから政治問題まで幅広く論じる気鋭の評論家として、ニュース番組のコメンテーターや、批評誌PLANETSの編集長を務めるなど幅広く活躍してきた。そして、著作『ゼロ年代の想像力』(早川書房)、『リトル・ピープルの時代』(幻冬舎)、『母性のディストピア』(集英社)では、サブカルチャー批評を通して行き詰まる日本社会へ警鐘を鳴らしている。今回の「賢人論。」(前編)では、テレビやネットで繰り返される炎上問題や「日本社会の停滞」についてお話を伺った。 文責/みんなの介護 僕はテレビ的なワイドショーを内側から壊したかった みんなの介護 宇野さんは少し前までテレビのワイドショーにコメンテーターとして出演されていました。ほかにも、雑誌、ラジオ、ネットなど、さまざまなメディアで活躍され、さらに京都精華大学や立教大学でも教壇に立っておられるわけですが──いったい、どういう立場の方だと理解す

                                                              宇野常寛「ワイドショーやツイッターが「歪んだ正義やモラル」で社会を息苦しくし、この国を停滞させている」|賢人論。|みんなの介護
                                                            • 流星の面影 映画『シン・ウルトラマン』 感想 - 鎌倉ハム大安売り

                                                              生き方を変えてしまう作品があった。 人生における嗜好、思考、指向、志向を定め付けられたターニングポイントにして、特撮オタクになる以外の岐路は完全に消滅したバニシングポイント。 『ウルトラマン』である。 ウルトラマンと私 涙腺、2分で決壊 符丁のつるべ打ち 「虚構対現実」から「空想と浪漫」へ 冴えたリライト そして、友情 醒める酩酊 憧憬の中で 関連商品 ウルトラマンと私 『シン・ウルトラマン』の話に入る前に、昔話をさせて欲しい。 私の幼少期、TVにウルトラマンの姿は無かった。 ウルトラマンとの出会いは、父親が買ってきてくれた一冊の図鑑。 読む。読む。読む。夢中になって読む。記憶の底にある、最古にして原初の耽溺。ウルトラマン、ウルトラセブン、バルタン星人、レッドキング、ゴモラ、キングジョー、グドン、バキシム……砂漠に降る雨のように、ウルトラ兄弟や怪獣の名前、容姿、特徴が、幼い脳へどんどん染み

                                                                流星の面影 映画『シン・ウルトラマン』 感想 - 鎌倉ハム大安売り
                                                              • トランプ氏、日本の首相に? ネット「虚構新聞」が話題|全国のニュース|京都新聞

                                                                「敗北トランプ氏、『日本初の外国人総理大臣』に意欲」―。バイデン前副大統領が勝利を確実にした米大統領選を巡り、架空のニュースを発信するウェ…

                                                                  トランプ氏、日本の首相に? ネット「虚構新聞」が話題|全国のニュース|京都新聞
                                                                • 暗黙の短歌のテーゼ

                                                                  最近の短歌に関する増田の記事とそれへの反応で気がついたのは、多くの人は歌人が共有する短歌に関する暗黙の考え方を知らないということだ。 短歌詠みの間には短歌に関する決まりごとや規範が暗黙のうちに共有されており、それを念頭に置いて歌を詠んだり、鑑賞したりする。私はこれを「短歌のテーゼ」と勝手に呼んでいる。 あらかじめ言っておくと、このテーゼは必ず守らなくてはならないルールではない。むしろ現代短歌はどうやってテーゼに沿わずして魅力のある短歌を生み出すかを試行錯誤している節がある。 だが、どんな流派であっても優れた歌人はこのテーゼを意識し、従うか対抗するかのスタンスを明確にして歌を詠んでいる。そして、そのスタンスがある程度共通している歌人同士が同じ結社の中で作歌や鑑賞をすることで歌風を確立させて行くのである。 であるから、反例となる名歌はいくらでも挙げられるであろうが、反例があることはテーゼが存在

                                                                    暗黙の短歌のテーゼ
                                                                  • 本当の「ゲームの歴史」を学ぶために、まず読んでほしい5冊の必読書|Jini | ゲームゼミ

                                                                    昨年、岩崎夏海氏と稲田豊史氏の共著で出版された「ゲームの歴史」がひどく炎上しておよそ1か月。色々と加熱しすぎていたので触れないでおいたら、今度は「あの本に触れないのは何か理由があるんですか」と勘ぐられ、かといって触れると「炎上に加担するんですか」と怒られ、どうしろと……と言う他ない状態である。 あの本をどう評価するのか、既に連載する「ゲームゼミ月報」にて論じた通りなのだが、筆者がむしろ引っかかっているのは、この本の「炎上」を後々嬉々として報じるメディアほど「ゲームの歴史を語るのは難しい」だとか「不可能なプロジェクトだった」といって、まるで「ゲームの歴史」以前にはゲームの歴史について論じた書籍がなかったかのように報じている点である。 たとえばFLASHが取り上げた直近の記事であれば「すでにコンピューターゲームが誕生してから70年以上経ちました。逆に、本格的にゲームの歴史を網羅した本を作ろうと

                                                                      本当の「ゲームの歴史」を学ぶために、まず読んでほしい5冊の必読書|Jini | ゲームゼミ
                                                                    • 奈良県が止めたメガソーラー計画の現場から見えてきたもの(田中淳夫) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                                      奈良県北西部の平群町。大阪府と接するこの町にメガソーラー(大規模太陽光発電)の建設が計画された。山の中腹48ヘクタールを造成して5万9500枚のソーラーパネルを敷きつめるというものだ。今年2月より工事が始まり、予定地の山腹に広がる里山林が全部伐採された。 この計画に反対していた平群町有志でつくる「平群のメガソーラーを考える会」は、4月に原告1000人近い訴訟を提起したものの、工事は進行し計画を止める法的な根拠はないも同然だった。 ところが6月23日、奈良県議会で議員よりこの問題について質問を受けた荒井正吾知事は、工事の停止を指示したことを明かした。現在、工事現場は完全にストップしている。 これは全国的にも珍しい、工事が始まったメガソーラーを都道府県レベルで止めた事例となるだろう。各地で頻発しているメガソーラー問題にとって一つの事例になるかもしれない。そこで、何が逆転をもたらしたのか報告しよ

                                                                        奈良県が止めたメガソーラー計画の現場から見えてきたもの(田中淳夫) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                                      • AIの権威すら「生成AI」を恐れるのは、意識を生み出す「創発」が起きているから

                                                                        1963年、群馬県生まれ。作家・ジャーナリスト、KDDI総合研究所・リサーチフェロー、情報セキュリティ大学院大学客員准教授。東京大学理学部物理学科卒業。同大学院理学系研究科を修了後、雑誌記者などを経てボストン大学に留学、マスコミ論を専攻。ニューヨークで新聞社勤務、慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所などで教鞭を執った後、現職。著書に『ゼロからわかる量子コンピュータ』『仕事の未来~「ジョブ・オートメーション」の罠と「ギグ・エコノミー」の現実』『AIの衝撃~人工知能は人類の敵か』『ゲノム編集とは何か~「DNAのメス」クリスパーの衝撃』(いずれも講談社現代新書)、『「スパコン富岳」後の日本~科学技術立国は復活できるか』(中公新書ラクレ)、『ゲノム編集から始まる新世界~超先端バイオ技術がヒトとビジネスを変える』(朝日新聞出版)、『AIが人間を殺す日~車、医療、兵器に組み込まれる人工知能』

                                                                          AIの権威すら「生成AI」を恐れるのは、意識を生み出す「創発」が起きているから
                                                                        • 【ネタバレ有り】最速!シンエヴァが理解できなかった人のための解説・考察|vunder_taro

                                                                          ネタバレ注意!※この記事は大量のネタバレを含みます。読みたくない人はただちに閉じてください。 はじめにシンエヴァはかなり情報量が多い作品だったので、わからない事がたくさんあったんじゃないでしょうか。これまでのエヴァについて知らないとわからない事もたくさんあるので、特に後半に起こった出来事についてできる限りわかりやすく解説していこうと思います。 「あれってどういうこと?」という質問があればコメントにください。必要に応じて追記していきます。 ※できるだけ辻褄の合うように推理していますが、あくまで考察なので間違っている可能性もあります。特におかしいところがあれば指摘のコメントをください。 (↓↓↓以下、大量のネタバレが続くので注意!↓↓↓) まず前提として、今回は第一部の「第三村」編はすっ飛ばして南極バトル編から解説していこうと思ってます。まずそのための事前知識から。 アディショナルインパクトと

                                                                            【ネタバレ有り】最速!シンエヴァが理解できなかった人のための解説・考察|vunder_taro
                                                                          • 怪獣の溜息 ありがとう。そして、さようなら。『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』

                                                                            エヴァが、終わりました。14年前に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』を観た劇場で、初日に観てきました。いやあ、『序』と同じ劇場でエヴァの最後を見届ける事が出来て、非常に僥倖であります。 なんなんですかね、シンエヴァを観終えたというこの感覚は。若干「終わってしまった」という寂寥感もありますが、なんかこう、色々と満たされたような気分なんですよ……。 ちょっと無理して休みを取って、初日初回IMAXで観てきました。 度々当ブログやTwitterなんかで書いているような気がしますが、管理人が『新世紀エヴァンゲリオン』という作品に初めて出会ったのは、今から16、7年前の事。まだ中学生だった時分に衛星放送(ANIMAXの夕方放送でした。確か1日1話ずつの放送で、最終話まで行くのに1ヶ月かからなかったと思います。)で観たのがファーストコンタクトでありました。 魅力的なキャラクター、ハイクオリティなロボットア

                                                                            • さよならイケハヤ

                                                                              さて、僕のブログには「イケハヤ界隈」と言うカテゴリーがあるのですが、そろそろ書く事が無くなってきました。 僕がイケダハヤトさん関連のエントリーを書くのは「騙される人を減らすために彼の発言を公平に裏付けし嘘を暴く」と言う正義感から始まったのが原点です。 イケダハヤトさんが仮想通貨で一瞬だけ億り人になった頃でしょうかね?彼はとにかく虚言癖と言うか言葉の整合性が全くありません。そしてビックマウスを繰り返し、アフィリエイトやnoteの商材を売りつけていたんです。だって、Youtubeを初めて2ヶ月、まだチャンネル登録者数も5万人も行ってないのに「Youtube攻略の教科書」とか発売しているんですよ?テロップも付いてない無編集の撮って出しの動画しか出していないのに。 彼の出すソースもでたらめで「家を建てる!」と言ってからもう4年も経つでしょうか?建てる建てる詐欺と言われてもしょうがありません。それで

                                                                                さよならイケハヤ
                                                                              • 舞台で生きていく――「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」の舞台少女たちが高らかに響かせた独立宣言

                                                                                舞台で生きていく――「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」の舞台少女たちが高らかに響かせた独立宣言 ライター:Jini ブシロードが展開中のメディアミックスプロジェクト「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」。同作品のアニメ映画である「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」(以下,劇場版スタァライト)を初めて見に行った時,前知識はほぼゼロだった。ただ信頼のおけるオタクの友人が「とにかく面白いから見たほうがいい」と勧めてくれただけで,TVアニメ版も見てはいなかった。友人との話題の一つになればと思い,新宿バルト9を訪れたのだ。 そんな軽い気持ちの私を,劇場版スタァライトと9人の舞台少女は完膚なきまでに叩きのめした。まるで少年誌のバトル漫画のように,私は映画館の椅子から吹っ飛び,バルト9の壁を破壊して外に放り出され,新宿御苑の宙を舞い,NTTドコモ代々木ビルに激突した。 ……いや,もちろん

                                                                                  舞台で生きていく――「劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト」の舞台少女たちが高らかに響かせた独立宣言
                                                                                • 神話化する門松

                                                                                  ここ数年、門松をリアルで見たことがない。 なので、「門松」というものが自分で勝手に想像しただけの、現実には全く存在しない事物に思えてきた。 ネットを調べれば、「門松」に関する情報はいくらでも得られるが、それは自分が「門松」という存在を信じているからそれが実在の証拠になると思っているだけで、他人には例えば空想のキャラクターのプロフィールのような、全く滑稽な妄想なのかもしれないと思うようになった。 (その情報はキャラクター同様、あたかも実在しているかのようにイキイキと描かれてはいるが、読むべきフレームがそもそも異なることだってあり得る(皆は、その情報を全くのホラ話として読んでるのかもしれない)。いくら情報を得たところで、そのフレームを私だけが知らない可能性があり、実は虚構なんだという気持ちが捨てられない。) そんな自ら作り上げた神話を打破するには、実際に「門松」というもの(というか、「門松」が

                                                                                    神話化する門松