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隕石の検索結果1 - 40 件 / 47件

  • 南極で8キロ近い隕石が見つかる

    南極で8キロ近い隕石が見つかる2024.03.03 16:3546,556 Kevin Hurler - Gizmodo US [原文] ( たもり ) 黒い隕石と雪のコントラスト…。南極の“白い砂漠”にて16.7ポンド(約7.6kg)の隕石を発見 しました Image: Maria Valdes 2023年1月22日の記事を編集して再掲載しています。 南極大陸で隕石を探索した研究チームが、ツンドラで5個の隕石を発見。しかもそのうち1個は重さが17ポンド(8kg)近くもありました。 南極は隕石研究には理想的な場所米イリノイ州のフィールド自然史博物館とシカゴ大学のリサーチ・サイエンティストMaria Valdes氏たちのチームは計5個の隕石を発見し、そのうち1個は重さが16.7ポンド(約7.6kg)もありました。 この遠征チームが隕石を見つけた南極では、白い雪原に隕石の黒さが目立ちます。南極

      南極で8キロ近い隕石が見つかる
    • 隕石から作られた3000年前の矢じり、スイスの湖近くで見つかる

      スイス・メーリゲンで見つかった隕鉄製の矢じり。紀元前900~800年に遡るという/Courtesy Journal of Archaeological Science (CNN) スイスで発掘された青銅器時代の矢じりは、隕石(いんせき)から作られていたことが新たな研究で分かった。 ベルン自然史博物館の研究者チームが実施した調査によると、 紀元前900~800年に作られたとみられる長さ3.9センチのこの矢じりは、スイスのビール湖に面したメーリゲンにある先史時代の杭上住居群で見つかった。19世紀に行われた発掘作業でのことだ。 3000年近い歴史を持つこの加工品は、エストニアに落下した隕石に由来する鉄で作られていると、当該の研究は指摘する。これは隕石由来の隕鉄が紀元前800年かそれ以前までには欧州で交易の対象になっていたことを示唆すると研究者らは述べ、それほど早い年代に隕鉄の使用が確認されるのは

        隕石から作られた3000年前の矢じり、スイスの湖近くで見つかる
      • テラスでコーヒーを飲んでいた女性に「隕石」が直撃!史上2人目か - ナゾロジー

        空から降ってくる隕石を目撃できる人はそういません。 ましてや隕石に直撃されるとなると、宝くじの1等を当てるより難しいでしょう。 しかしこのほど、フランス在住のある女性が自宅のポーチでコーヒーを飲んでいた際に、小さな隕石が胸部に落下して打撲を負ったことがフランスのニュースサイト「The Connexion」により報じられました。 隕石が直撃した人物としては史上2人目になると見られています。 では、そもそも隕石はどれくらいの頻度で地球に落下し、人に直撃する確率は具体的にどれくらいなのでしょうか? Woman in France hit by suspected meteorite while drinking coffee on her porch https://www.livescience.com/space/meteoroids/woman-in-france-hit-by-suspe

          テラスでコーヒーを飲んでいた女性に「隕石」が直撃!史上2人目か - ナゾロジー
        • Asteroid Launcher

          An asteroid simulator that lets you design your own asteroid and launch it at Earth. Simulate the effects of an asteroid impact on Earth's population.

            Asteroid Launcher
          • [特別読切] オナ禁エスパー - 竜丸 | となりのヤングジャンプ

            オナ禁エスパー 竜丸 耐えろ、信じろ、立ち向かえ!手にした凶器の”ヌ”き時まで――。(週刊ヤングジャンプ42号掲載) web&アプリで累計100万PV突破の衝撃作!12月19日(月)、コミックス発売決定! ※こちらは冒頭のみの試し読み配信となります。

              [特別読切] オナ禁エスパー - 竜丸 | となりのヤングジャンプ
            • 恐竜滅亡に第2の小惑星衝突が関与か 西アフリカに痕跡 ナショナルジオグラフィック - 日本経済新聞

              今から約6600万年前、地球上の生命の歩みは永遠に変わってしまった。メキシコのユカタン半島の海岸に直径10キロメートルの小惑星が激突したからだ。大津波が押し寄せ、大地は燃え広がり、岩石の蒸発によって放出されたガスは気候を激しく変動させた。これらの天変地異により、ほとんどの恐竜(非鳥類型の恐竜)を含む全生物種の約75%が絶滅した。ところが、小惑星の衝突はこれだけではなかったのかもしれない。西ア

                恐竜滅亡に第2の小惑星衝突が関与か 西アフリカに痕跡 ナショナルジオグラフィック - 日本経済新聞
              • 小惑星に宇宙船をぶつけて軌道をずらす実験 NASAが9月に実施 彗星などから地球を守る手段を検証

                米航空宇宙局(NASA)は8月24日(現地時間)、小惑星に宇宙船をぶつけて軌道をずらす実験を行うと発表した。ミッション名は「Double Asteroid Redirection Test」(DART)とし、地球へ衝突の恐れがない小惑星「Dimorphos」(直径160m)を対象に行う。衝突予定時間は9月26日午後7時14分(現地時間)。 実験では、無人の宇宙船が自律的に目的の小惑星に近づき、秒速6.6kmでDimorphosに衝突する。衝突時の地球との距離は約1100万kmの予定。衝突により小惑星の速度や軌道の変化を測定することを目的としており、シミュレーションでは速度が約1%変化すると推測している。これは小惑星の公転周期を数分変える影響を与えるという。 DARTは、小惑星や彗星の危険から地球を守る技術の検証ために発足したミッション。実験結果とシミュレーション結果を比較することで有効性を

                  小惑星に宇宙船をぶつけて軌道をずらす実験 NASAが9月に実施 彗星などから地球を守る手段を検証
                • ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡に隕石が衝突して「修正不可能な損傷」が生じたことが判明

                  by NASA's James Webb Space Telescope アメリカ航空宇宙局(NASA)が2021年12月に打ち上げたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、1990年に打ち上げられたハッブル宇宙望遠鏡の後継機となる最新鋭の超高性能宇宙望遠鏡です。そんなジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡に、2022年5月下旬に微小隕石が衝突していたことがわかっており、新たにこの隕石衝突が「修正不可能な損傷」を引き起こしたことが報告されました。 Science Performance release notes DRAFT - 2207.05632.pdf (PDFファイル)https://arxiv.org/ftp/arxiv/papers/2207/2207.05632.pdf JWST picture shows noticeable damage from micrometeoroid str

                    ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡に隕石が衝突して「修正不可能な損傷」が生じたことが判明
                  • 隕石から遺伝子に必要な分子検出、生命の起源「宇宙説」補強か

                    北海道大学などの国際チームが米国やカナダ、オーストラリアに落下した隕石を研究したところ、生命誕生に必要な物質が宇宙からもたらされたという説を補強する結果が示された。写真は生命誕生に必要な物質が太古地球に届くもようの想像図。NASA提供(2022年 ロイター) [ワシントン 26日 ロイター] - 北海道大学などの国際チームが米国やカナダ、オーストラリアに落下した隕石を研究したところ、生命誕生に必要な物質が宇宙からもたらされたという説を補強する結果が示された。

                      隕石から遺伝子に必要な分子検出、生命の起源「宇宙説」補強か
                    • ツタンカーメンの墓から発掘の短剣 隕石から作られた贈り物か | NHK

                      古代エジプトの王、ツタンカーメンの墓から発掘された鉄の短剣を分析したところ、隕石から作られて、別の国から贈られた物だった可能性が高いと、千葉工業大学の研究グループが公表し、鉄器の歴史を知る貴重な成果だとしています。 古代エジプトの王、ツタンカーメンの墓からは鉄製の短剣が発見されていて、イタリアのグループが隕石の鉄から作られていることを確認していますが、短剣の詳しい由来などは分かっていませんでした。 千葉工業大学の松井孝典学長などの研究グループは、可搬型の分析装置を使ってこの短剣の元素を詳しく調べたところ、つかに使われていた接着材の成分は、現在のトルコ付近にあったミタンニという国の周辺で使われていた接着剤の成分と特徴が似ていることが分かったということです。 また、エジプトの古い記述には、ミタンニからツタンカーメンの祖父に鉄剣が贈られたという記録があることから、この短剣は贈り物であった可能性が

                        ツタンカーメンの墓から発掘の短剣 隕石から作られた贈り物か | NHK
                      • https://research-er.jp/articles/view/106479

                        • 大量絶滅を引き起こす隕石に「大きさは関係なかった」 - ナゾロジー

                          隕石の落下は、過去に幾度も地球に大量絶滅をもたらしてきました。 普通に考えれば、こうした隕石の影響は、そのサイズが大きければ大きいほど致命的であるように思えます。 しかし、実際調査を行うと非常に巨大な隕石の衝突で大量絶滅が起きていなかったり、ずっと小さいサイズの隕石で大量絶滅が引き起こされていることが確認されているのです。 研究者たちは長年この問題に悩んでいましたが、その原因と考えられるものがリバプール大学の研究チームより発表されました。 その研究によると、大量絶滅は、落下した隕石のサイズとは関係がなく、その衝撃がカリ長石という鉱物を舞い上げた場合に発生しているといいます。 研究の詳細は、12月1日付で、科学雑誌『Journal of the Geological Society.』に掲載されています。 Size doesn’t matter: Rock composition deter

                            大量絶滅を引き起こす隕石に「大きさは関係なかった」 - ナゾロジー
                          • 約3600年前に隕石落下による大爆発で大都市が丸ごと吹っ飛んで滅んでいたと判明、「ソドムとゴモラ」のモデルか?

                            by 하나님의 은혜 青銅器時代中期にあたる紀元前1650年頃に栄えた都市が、TNT換算でおよそ12メガトンもの爆発によって消滅していたことが、ヨルダン渓谷にある遺跡を発掘した結果判明しました。爆発の規模は1945年に広島へ投下された原子爆弾のおよそ1000倍、史上最大級の爆発とされるツングースカ大爆発をはるかにしのぐとのことで、原因は隕石の落下と考えられています。 A Tunguska sized airburst destroyed Tall el-Hammam a Middle Bronze Age city in the Jordan Valley near the Dead Sea | Scientific Reports https://www.nature.com/articles/s41598-021-97778-3 Evidence that a cosmic impac

                              約3600年前に隕石落下による大爆発で大都市が丸ごと吹っ飛んで滅んでいたと判明、「ソドムとゴモラ」のモデルか?
                            • 「天の火」で滅亡した都市ソドムか? 中東の遺跡に隕石爆発の痕跡:朝日新聞デジタル

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                                「天の火」で滅亡した都市ソドムか? 中東の遺跡に隕石爆発の痕跡:朝日新聞デジタル
                              • ノルウェー上空に巨大な火球、夜空が昼間のように明るく オスロ近郊に落下

                                ノルウェー・オスロ上空に25日未明、巨大な火球が出現/Courtesy Norwegian Meteor Network (CNN) 北欧のノルウェーで現地時間の25日未明、上空に巨大な火球が現れて夜空を照らし出した。隕石(いんせき)は少なくとも一部の断片がノルウェーの首都オスロ近郊に落下した。 ノルウェー隕石ネットワークの広報によると、火球は現地時間の午前1時ごろ現れ、「まるで昼間のように空を照らし出した」。約1分後、大きな轟音(ごうおん)が広い範囲で聞こえた。轟音は、上空に隕石が見えた場所から100キロも離れた場所でも聞こえたと思われる。 隕石の軌道近くでは、衝撃波を感じたという報告も寄せられている。「ドアや出入口が開いて突風が吹きつけた。ただ、被害は報告されていない」(同広報) ノルウェーで隕石の落下は珍しい現象ではなく、同団体は多数のカメラを設置して継続的に空を観測している。 カメ

                                  ノルウェー上空に巨大な火球、夜空が昼間のように明るく オスロ近郊に落下
                                • 宇宙から地球に毎年5000トン以上もの微小な隕石が降り注いでいる

                                  宇宙から地球上に飛来する天体の中には、巨大な爆発により多数の重軽傷者を出した重さ570kgの隕石もあれば、サイズが1mmの数分の1以下しかない微小隕石もあります。10年以上にわたり、南極に積もった雪から微小隕石を採集した研究により、宇宙から地球上に降り注ぐ微小隕石は年間5200トンに及ぶことが分かりました。 The micrometeorite flux at Dome C (Antarctica), monitoring the accretion of extraterrestrial dust on Earth - ScienceDirect https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0012821X21000534 5,200 Tons of Extraterrestrial Dust Rain Down on Earth

                                    宇宙から地球に毎年5000トン以上もの微小な隕石が降り注いでいる
                                  • 昨年アルジェリアで見つかった隕石、太陽系誕生直後の火山岩だった

                                    太陽系誕生の様子を描いた想像図(Credit: Shutterstock)国立極地研究所の山口亮氏ら国際研究グループは、2020年にアルジェリアで見つかった隕石が知られているものとしては最古となる太陽系初期の火山岩であることが明らかになったとする研究成果を発表しました。研究グループは、こうした初期の太陽系における火山活動の状態を残す隕石の研究を通して、太陽系の進化についての理解が深まることに期待を寄せています。 今回分析された隕石「EC 002」(左)と偏光顕微鏡写真(右)(Credit: 国立極地研究所)■分析された隕石は45億6500万年前に噴出した溶岩が固まったもの初期の太陽系では塵が集まって微惑星や原始惑星が形成されていたと考えられています。地球をはじめとしたより大きな惑星の原材料となったこれらの天体は、放射性元素の崩壊熱に加熱されたことで融解した内部から溶岩が噴出し、火山岩ででき

                                      昨年アルジェリアで見つかった隕石、太陽系誕生直後の火山岩だった
                                    • 太陽系の歴史を残す「始原的な隕石」、英国に落下

                                      英国ウィンチカムの民家の私道で発見された隕石。炭素質コンドライトという古いタイプの希少な隕石で、その組成は太陽系の初期の歴史を解明するのに役立つことが期待されている。 (PHOTOGRAPH FROM TRUSTEES OF THE NATURAL HISTORY MUSEUM, LONDON) 2021年2月28日の夜、英国南西部グロスターシャーの上空で、崩壊しながら落下する火球の姿が6秒にわたってとらえられた。研究者らは火球の行方を追跡して隕石を発見、その組成を分析したところ、太陽系の秘密を隠しているかもしれない「始原的な隕石」であることがわかった。 英国では隕石が見つかること自体、レアだ。地球には、ひっきりなしに隕石が衝突しているが、そのほとんどは火球として見えるほど大きくない。火球になるほど大きい隕石であっても、その多くは海に落ちる。(参考記事:「宝くじより高い? 隕石に当たって死

                                        太陽系の歴史を残す「始原的な隕石」、英国に落下
                                      • 生命の起源を秘めた超希少な隕石、英国に落下 はやぶさ2の回収に匹敵

                                        英ウィンチクームで見つかった極めて希少な隕石の断片/courtesy Trustees of the Natural History Museum (CNN) 英国と北欧で2月28日に流れ星(火球)が観測され、極めて希少な隕石(いんせき)が英グロースターシャー州に落下していたことが分かった。太陽系の初期や地球上の生命の謎を解く鍵を秘めている可能性もあるとされる。 隕石の重さは約300グラム。同州コッツウォルズ地方の小さな町ウィンチクームの路上で研究者が回収した。この隕石を構成する炭素質コンドライトは太陽系の中でも特に原始的かつ純粋な物質で、生命の源となる有機物とアミノ酸を含むことで知られる。 英ロンドンの自然史博物館によると、隕石の断片は極めて良好な状態で、落下直後に回収されたことから、質・量ともに宇宙ミッションを通じて回収された岩石のサンプルに匹敵する。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の

                                          生命の起源を秘めた超希少な隕石、英国に落下 はやぶさ2の回収に匹敵
                                        • 「火球」 関東・東海・近畿などの広範囲で目撃される | NHKニュース

                                          20日、上空を光の玉のようなものが流れ落ちる様子が、関東や近畿などの広い範囲で目撃されました。専門家は「小惑星のかけらなどが大気圏で燃え尽きる際に光る『火球』と呼ばれる現象だ」と分析しています。 20日午後8時30分すぎ、関東を中心に東海や近畿などで、光の玉のようなものが上空を流れ落ちたという目撃情報がSNS上に相次ぎました。 大阪市中央区のNHK大阪放送局の屋上に設置したカメラでも、同じ時間、光の玉が数秒間にわたって流れ落ちる様子が確認できます。 天文が専門で、神奈川県の平塚市博物館の学芸員の藤井大地さんによりますと、小惑星のかけらなどが大気圏に突入して燃え尽きる際に特に強く光る「火球」と呼ばれる現象だということです。 藤井さんが平塚市で撮影した映像では、北の空に火球が現れ、明るさを増して落下していく様子が映っています。 また、静岡県富士市に藤井さんが設置しているカメラでも、火球が明るく

                                            「火球」 関東・東海・近畿などの広範囲で目撃される | NHKニュース
                                          • 【国立科学博物館】習志野隕石の新たな破片(習志野隕石3号)が発見されました

                                            独立行政法人国立科学博物館(館長:林 良博)は、2020年7月2日(木)2時32分頃に目撃された火球に由来する隕石(習志野隕石)の新たな破片が発見されたことをうけ、分析した結果、習志野隕石3号であることを確認しました。 習志野隕石3号(割れた内部、金属粒が錆びて茶色くなっている) 習志野隕石3号(溶融皮殻で覆われている部分) 2020年10月25日に習志野隕石2号落下地の北約1kmにある千葉県船橋市内のスーパーマーケットの屋上駐車場で大きさ約3.0×2.5×1.5cm、重量14.67gの破片が発見され、千葉県立中央博物館にお問い合わせがあり、国立科学博物館に分析を依頼された。 当館で約24日間のガンマ線の測定を行い、宇宙線生成核種のアルミニウム-26(半減期約70万年)、ナトリウム-22(半減期約2.6年)、マンガン-54(半減期約312日)が検出され、最近落下した隕石であることを確認した

                                              【国立科学博物館】習志野隕石の新たな破片(習志野隕石3号)が発見されました
                                            • 千葉県周辺に7月2日に落下した「習志野隕石」が国際隕石学会に登録

                                              独立行政法人国立科学博物館、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立極地研究所、国立大学法人九州大学は、7月2日に千葉県習志野市と船橋市に落下した隕石を分析し、分類をH5普通コンドライト(球粒隕石)と確定し、この隕石は11月1日に国際隕石学会に「習志野隕石(Narashino)」として登録したことを発表しました。 「習志野隕石(Narashino)」は、2020年7月2日午前2時32分に関東地方上空を大火球が通り、これに伴って千葉県周辺に隕石が落下しました。同日、1つ目の隕石片が千葉県習志野市のマンションで発見され、千葉県立中央博物館を通じて国立科学博物館に同定依頼があり、ガンマ線測定を行って宇宙線生成核種を検出し、最近落下した隕石であることを確認しています。 国立極地研究所の分析結果により、鉱物組成からHグループ、岩石学的タイプは5であることから「H5 コンドライト」であることが

                                                千葉県周辺に7月2日に落下した「習志野隕石」が国際隕石学会に登録
                                              • 月面ウォーター:月の日の当たる場所にも水が存在するという決定的証拠を史上初めて確認(NASA) : カラパイア

                                                ついに決定的事実が確定した。月の陽があたる部分にも水があるのだ。 2009年の報告によって、おそらくはあるだろうと推測されていたが、本当にそれが水であるかについてまだ議論の余地があった。しかし、このほど水特有の波長から、そこに水があるという決定的な証拠が初めて確認されたとのことだ。

                                                  月面ウォーター:月の日の当たる場所にも水が存在するという決定的証拠を史上初めて確認(NASA) : カラパイア
                                                • 新企画【ちば特(千葉日報特報部)】「隕石」本体どこにある? 習志野などで発見相次ぐ 捜索のコツは

                                                  千葉県を舞台にした突然の天体ショーに日本中が騒然となった。関東上空に今年7月、流れ星の中でも特に明るい「火球」が出現。その燃え残りとみられる破片が習志野、船橋市で相次いで発見された。専門家は「今後、もっと大きい『本体』が見つかるかもしれない」と期待する。 取材リクエストなども受け付ける新企画「ちば特(千葉日報特報部)」初回の今回は、天文学者である日大理工学部准教授の阿部新助さん(50)に今回の隕石(いんせき)発見の意義や、再び発見される可能性について話を聞いた。(「ちば特」取材班 田村理) 7月2日未明、明るい光が関東上空に出現した。同月4日までに習志野市のマンション敷地内で複数の破片が見つかり、約1キロ離れた船橋市のアパート屋根と駐車場でもその後、別の破片が発見された。国立科学博物館は破片を隕石と断定し、「習志野隕石」の名前で国際隕石学会に登録申請することにした。国内で隕石落下を確認 ・

                                                    新企画【ちば特(千葉日報特報部)】「隕石」本体どこにある? 習志野などで発見相次ぐ 捜索のコツは
                                                  • 瓦直撃したのは、まさかの隕石 習志野に続き船橋でも 20日間気付かれず

                                                    料金改定について 2023年11月より料金が改定されました。 料金改定の同意からお手続きをお願いします。

                                                      瓦直撃したのは、まさかの隕石 習志野に続き船橋でも 20日間気付かれず
                                                    • 7月に目撃された火球由来の隕石、2つ目を発見 千葉県船橋市で

                                                      国立科学博物館は、7月に目撃された火球由来の隕石の2つ目を千葉県船橋市で発見したと報告しました。 船橋市で発見された隕石 火球は7月2日2時32分ごろ関東で目撃され、千葉県習志野市に落下。同館は分析した結果「隕石」だったと発表していました。 2つ目の隕石は志野市の隕石(仮称:習志野隕石1号)発見地から約1キロ離れた地点で発見。7月22日にアパートの屋根瓦が割れているのが発見され、その修理の際に割れた瓦と一緒に駐車場近くの地面に破片が落ちていたといいます。国立科学博物館でガンマ線の測定を行って宇宙線生成核種を検出し、隕石であることを確認したとしています。 隕石が衝突した屋根 今回見つかった隕石(仮称:習志野隕石2号)は95グラムと73グラムの大きな2つの破片と、その他5グラム以下の小さな破片が8個の合計183グラム。20日間程、外に放置されていたため表面は錆びて茶色になっているといいます。

                                                        7月に目撃された火球由来の隕石、2つ目を発見 千葉県船橋市で
                                                      • 予測エリアで隕石発見、民間の流星観測ネットが軌道解析:朝日新聞デジタル

                                                        ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                          予測エリアで隕石発見、民間の流星観測ネットが軌道解析:朝日新聞デジタル
                                                        • 落下の“火球”千葉で発見 「習志野隕石」として登録申請へ | NHKニュース

                                                          今月2日、広い範囲で目撃された「火球」が燃え尽きずに地表に落下し、隕石(いんせき)として千葉県習志野市で見つかりました。 今月2日午前2時半すぎ、流れ星の中でも特に強く光る「火球」が関東などの広い範囲の上空で目撃されましたが、この火球が燃え尽きずに隕石として地表に落下したものが、千葉県習志野市で見つかりました。 習志野市のマンションの住民が「火球」が目撃された時間帯に「ガーン」という音を聞き、玄関前と庭で1つずつ石を見つけ、近くの博物館に連絡したということです。 分析した国立科学博物館によりますと、石は重さは63グラムと70グラムで、表面が黒く溶けたような所があり、宇宙からきたことを示す放射線が観測されたことから、隕石であることが分かりました。 2つの隕石は、もともとは直径がおよそ6センチほどの1つの塊だったものが2つに割れたとみられ、国立科学博物館は「習志野隕石」として、国際学会に登録を

                                                            落下の“火球”千葉で発見 「習志野隕石」として登録申請へ | NHKニュース
                                                          • 関東上空の火球の正体、千葉県で発見 「習志野隕石」と命名

                                                            今月2日未明に関東上空で観測された「火球」の正体とみられる隕石(いんせき)の破片2個が、千葉県習志野市で見つかったと国立科学博物館が13日、発表した。元々は直径数センチの大きさだったとみられるが、2つに割れたらしい。破片の重さは63グラムと70グラム。同博物館は「習志野隕石」と命名し、国際隕石学会に登録申請する予定だ。 同博物館によると、隕石が落下したのは習志野市のマンション。夜中に大きな音がし、朝になって住民が調べると共用廊下で破片1個が見つかった。ニュースを聞いて隕石ではないかと思い保管。廊下の手すりに隕石が当たったとみられる傷があり、さらに調べると中庭で2個目の破片が見つかった。 同博物館に調査依頼があり、分析すると宇宙線が衝突してできたアルミニウムやナトリウム、マンガンなどの同位体を検出。短いものは半減期が数日のため、最近落下した隕石であることが確認できた。 隕石の落下は平成30年

                                                              関東上空の火球の正体、千葉県で発見 「習志野隕石」と命名
                                                            • 関東の「火球」は隕石と判明 千葉・習志野で破片発見 - 日本経済新聞

                                                              7月2日未明に関東上空で観測された「火球」の正体とみられる隕石(いんせき)の破片2個が、千葉県習志野市のマンションの敷地内で見つかったと、国立科学博物館が13日発表した。同博物館は「習志野隕石」と命名し、国際隕石学会に登録申請する。破片の重さは63グラムと70グラム。もともとは直径約5センチの丸い形だったが2つに割れたとみられる。同博物館によると、マンション2階の一室で寝ていた住民が2日未明

                                                                関東の「火球」は隕石と判明 千葉・習志野で破片発見 - 日本経済新聞
                                                              • 【国立科学博物館】速報!各地で観測された火球が隕石であることを確認!

                                                                独立行政法人国立科学博物館(館長:林 良博)は、千葉県習志野市に新しい隕石が落下したことを確認しました。隕石の落下は2018年の小牧隕石以来2年ぶりで、国内で53番目に確認された隕石となります。 ​ 習志野隕石(仮称:回収された2つの破片を組み合わせた写真) 国立科学博物館 概要 7月2日(木)2時32分頃、千葉県習志野市のマンションに隕石が落下した。宇宙線生成核種からのガンマ線を検出し隕石であることを確認した。今後、分類を確定し、国際隕石学会に名称を「習志野隕石」として登録申請する予定である。 習志野隕石(仮称)の確認経緯 7月2日午前2時32分、関東地方上空を西から東へ流れる大火球が観測された。7月4日、千葉県習志野市の一般の方から千葉県立中央博物館へ隕石が落ちたのではないかというお問い合わせがあり、7月5日に実物を確認後、当館に調査を依頼された。7月6日より約1週間のガンマ線測定を行

                                                                  【国立科学博物館】速報!各地で観測された火球が隕石であることを確認!
                                                                • 2日未明の「火球」 隕石として千葉県内に落下の可能性 | NHKニュース

                                                                  2日未明、小惑星のかけらなどが地球に落下して強く光る「火球」が、関東の上空など広い範囲で目撃されましたが、その後の解析で、隕石となって千葉市の北西部などに落下した可能性があることが分かりました。 観測者のグループが記録された映像を解析したところ、火球は神奈川県の上空で光り始めて東京都の上空を通過し、千葉県沖の東京湾の高度20キロ余りに達したところで、見えなくなったということです。 この結果、燃え尽きずに落下した場合、千葉市北西部から千葉県の佐倉市、それに四街道市にかけての範囲に隕石として、地表に落下した可能性があるということです。 観測者のグループでは、この地域で隕石を探す調査を行うか検討していて、付近の住民には隕石についての情報があれば、近くの博物館などに知らせてほしいとしています。 解析に参加した平塚市博物館の藤井大地学芸員は「今回の火球は、軌道から元となった小惑星を推定することができ

                                                                    2日未明の「火球」 隕石として千葉県内に落下の可能性 | NHKニュース
                                                                  • 関東上空で大きな火球 破裂音?「聞こえた」投稿相次ぐ:朝日新聞デジタル

                                                                    ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                                      関東上空で大きな火球 破裂音?「聞こえた」投稿相次ぐ:朝日新聞デジタル
                                                                    • KAGAYA on Twitter: "先ほど、2020年7月2日、02:32、東京上空に非常に大きな火球(おそらく明るい流星)が西から東へ流れました。数分後に室内でも聞こえる轟音が聞こえましたが関係があるかもしれません。映像は実際のスピードで再生されます。ベランダから… https://t.co/8Z6EypxFmN"

                                                                      先ほど、2020年7月2日、02:32、東京上空に非常に大きな火球(おそらく明るい流星)が西から東へ流れました。数分後に室内でも聞こえる轟音が聞こえましたが関係があるかもしれません。映像は実際のスピードで再生されます。ベランダから… https://t.co/8Z6EypxFmN

                                                                        KAGAYA on Twitter: "先ほど、2020年7月2日、02:32、東京上空に非常に大きな火球(おそらく明るい流星)が西から東へ流れました。数分後に室内でも聞こえる轟音が聞こえましたが関係があるかもしれません。映像は実際のスピードで再生されます。ベランダから… https://t.co/8Z6EypxFmN"
                                                                      • 隕石から超伝導物質みつかる。宇宙では自然発生するってことか!

                                                                        隕石から超伝導物質みつかる。宇宙では自然発生するってことか!2020.03.26 10:0027,468 Ryan F. Mandelbaum - Gizmodo US [原文] ( 山田ちとら ) Photo: Graeme Churchard (Wikimedia Commons) via Gizmodo US 1966年にオーストラリアで見つかったマンドラビラ隕石Ⅰ。細かい粒子に超伝導性が確認された 超電導への飽くなき挑戦。 50年以上前に発見された巨大な隕石のなかから超伝導物質が発見されたそうです。 超電導とは電気抵抗がない状態。電線に電気を通すと抵抗があるのでどうしてもエネルギーロスが生じますが、そのロスがなくなった状態が超電導です。MRIなどの医療機器、リニアモーターカー、そして将来的には量子コンピューターにも活用されますし、超電導が拓く未知の技術革新にも期待がかかっています。

                                                                          隕石から超伝導物質みつかる。宇宙では自然発生するってことか!
                                                                        • 宇宙ロマン輝く刀身 隕石で作った「流星刀」:とやま遺産:富山:中日新聞(CHUNICHI Web)

                                                                          「星鉄」と書かれた短刀がキラリと光る。隕石(いんせき)を材料にして作られた世界初の日本刀だ。隕石、歴史、刀剣-。多方面から人を引きつける刀が富山市科学博物館にある。 一八九〇(明治二十三)年ごろ、上市川の上流で二十三キロもあるU字形に曲がった黒い石が見つかった。一時は漬物石にされたが、鉄が多く含まれた隕石(隕鉄)と判明。近くで同じ成分の石も見つかり、「白萩隕鉄(しらはぎいんてつ)一号」「二号」と呼ばれるようになった。 箱館戦争で降伏後、明治政府の駐露公使となった榎本武揚は、サンクトペテルブルクで隕石で作った刀を見て、自分でもと一号で長短五振りを作らせた。化学や物理の才能があった榎本が書いた「流星刀記事」には、流星刀の定義や隕石で作った世界の刀の例が挙げられ、まるで論文だ。

                                                                          • 世界初 ツタンカーメンの鉄剣の元素分布分析を実施:時事ドットコム

                                                                            世界初 ツタンカーメンの鉄剣の元素分布分析を実施 [千葉工業大学] 記者発表会のご案内 本学地球学研究センター及び惑星探査研究センターの合同研究チームが、エジプト考古学博物館にてツタンカーメンの鉄剣の化学分析を行いました。この鉄剣は、紀元前14世紀に鉄隕石を材料として造られたと考えられています。このプロジェクトでは世界で初めてツタンカーメンの鉄剣の元素分布分析を行い、鉄剣の製造方法の解明を目指します。 <ポイント> エジプト考古学博物館において、ツタンカーメンの鉄剣の現地調査を行った。 非破壊・非接触分析により、鉄剣中の元素の二次元分布情報を得た。 鉄剣に硫黄・塩素・亜鉛などの元素が含まれていることを明らかにした。 データの解析を進め、鉄剣の製造方法および由来の解明を目指す。 <概要> 2020年2月9日及び10日に、千葉工業大学地球学研究センター所長の松井孝典率いる研究チームがエジプト考

                                                                              世界初 ツタンカーメンの鉄剣の元素分布分析を実施:時事ドットコム
                                                                            • 90年代に見つかった隕石から太陽系形成時の”水の氷”の痕跡を発見

                                                                              衝突によって天体が形成されていく太陽系初期の想像図(Credit: NASA/JPL-Caltech/R. Hurt)太陽系が形成された頃、温度が低い領域で形成された小惑星には水の氷が含まれていたと考えられています。今回、小惑星内部に水の氷が存在していた証拠を、地球に落下した隕石のなかに見つけたとする研究成果が発表されました。 ■氷が融けることで生じた微細な空間を隕石内部のあちこちに発見今回見つかった空間のひとつ。こうした空間が隕石内部に幾つも見つかった(Credit: Megumi Matsumoto et al.)松本恵氏(東北大学)、片岡章雅氏(国立天文台)らの研究チームは、理化学研究所の放射光施設「SPring-8」を使い、1990年にアルジェリアで見つかった隕石「Acfer 094」を調べました。Acfer 094は炭素質コンドライトと呼ばれる隕石のひとつで、初期の太陽系で形成さ

                                                                                90年代に見つかった隕石から太陽系形成時の”水の氷”の痕跡を発見
                                                                              • 1100万年前、巨大隕石落下か 南鳥島沖深海底の堆積物分析―海洋機構など:時事ドットコム

                                                                                1100万年前、巨大隕石落下か 南鳥島沖深海底の堆積物分析―海洋機構など 2019年11月20日22時58分 南鳥島沖の深海底で採取した堆積物X線顕微鏡画像のうち、巨大隕石衝突で生じたと推定される球状粒子を示す海洋研究開発機構の野崎達生さん(右)と千葉工業大の大田隼一郎さん=19日、東京・霞が関の文部科学省 南鳥島沖の深海底で採取した堆積物から、約1100万年前に巨大隕石(いんせき)が衝突して生じたと推定される球状粒子を多数発見したと、海洋研究開発機構や千葉工業大、東京大などの研究チームが20日発表した。この時代のクレーターは陸上で見つかっていないため、巨大隕石は深い海に落下した可能性が高いという。 〔写真特集〕世界と日本の超常現象 堆積物の採取場所は南鳥島の南方、水深約5650メートルの海底下。南米大陸南端沖の深海底では約250万年前に巨大隕石が落ちた証拠が見つかっており、深海への落下が

                                                                                  1100万年前、巨大隕石落下か 南鳥島沖深海底の堆積物分析―海洋機構など:時事ドットコム
                                                                                • 地球生命誕生の材料か 隕石から「糖」を初めて検出:朝日新聞デジタル

                                                                                  隕石(いんせき)からリボ核酸(RNA)を構成するのに必須な糖を検出したと、東北大と北海道大、米航空宇宙局(NASA)などのチームが19日、米科学誌に発表する。これまでにもアミノ酸などの有機物が見つかったことはあったが、生命の根幹を担うRNAを構成するのに必要な糖が見つかったのは初めて。地球で生命が誕生したときの材料となった可能性があるという。 この糖は「リボース」と呼ばれる物質。豪州などで見つかった隕石を粉砕し、特殊な方法で気体にして成分を分析したところ、見つかった。地球の生物由来の糖とは炭素の同位体の割合などが違っており、隕石が地球に落下してから混ざったのではなく、もともと隕石内にあって宇宙から飛来したと考えられるという。 この隕石は地球で生命が誕生したより昔の40億年以上前に形成されたらしい。地球でも当時、この糖がつくられた可能性はあるが、証拠は見つかっていない。(合田禄)

                                                                                    地球生命誕生の材料か 隕石から「糖」を初めて検出:朝日新聞デジタル