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  • ジブリ「場面写真」提供、「常識の範囲」どこまで? 「大喜利はセーフやろ」「リテラシーを試されてる」(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース

    スタジオジブリ(東京都)は、これまで公開したジブリ作品の「場面写真」の提供を公式サイト上で始めた。 米林宏昌氏が明かした、千と千尋の神隠し「ブヨブヨ料理」の正体 スタジオジブリの代表取締役で映画プロデューサーの鈴木敏夫氏は「常識の範囲でご自由にお使いください」とし、ツイッター上ではさっそく写真を投稿するユーザーが相次いでいる。ただ、「常識の範囲」が一体どこまでを指すのかについては、その解釈をめぐり議論になっている。 ■米林宏昌氏は「千と千尋」の思い出を投稿 スタジオジブリは2020年9月18日に公式サイト上でお知らせを掲載。「今月からスタジオジブリ全作品の場面写真を順次提供することになりました」と、9月は「新しい作品」を中心に8作品400枚の写真を提供することを伝えた。写真は「常識の範囲でご自由にお使いください」とし、鈴木氏の直筆とみられる同様のメッセージも掲載されている。 9月19日時点

      ジブリ「場面写真」提供、「常識の範囲」どこまで? 「大喜利はセーフやろ」「リテラシーを試されてる」(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース
    • 日本テレビ、スタジオジブリの子会社化を発表。後継者の不在に悩み鈴木プロデューサーが日本テレビに打診

      日本テレビは9月21日、取締役会においてスタジオジブリの株式を取得し、子会社化することを決議した。日本テレビがプレスリリース(pdf)にて明らかにした。 都内のスタジオ・ジブリの会議室で緊急会見を開いて発表したことを、ORICON NEWSも報じている。また、業界系ゲームメディアgamebizも報道しており、日本テレビ放送網がスタジオジブリの発行済株式の42.3%にあたる470株を取得していることを伝えている。 スタジオジブリ、日本テレビの子会社に 緊急会見で発表https://t.co/M4nAmTHhvZ — ORICON NEWS【アニメ】 (@oricon_anime_) September 21, 2023 スタジオ・ジブリは1985年に設立されたアニメーション映画の制作会社。1984年に上映された『風の谷のナウシカ』を制作した出版社と徳間書店が中心となり、『天空の城ラピュタ』を

        日本テレビ、スタジオジブリの子会社化を発表。後継者の不在に悩み鈴木プロデューサーが日本テレビに打診
      • 高畑勲×宮崎駿『太陽の王子 ホルスの大冒険』の“失敗”が、日本のアニメーションに遺したもの

        日本アニメーションの黎明期にスポットを当て、当時のアニメーターがモデルと思われる人々が多数登場するNHK連続テレビ小説『なつぞら』。劇中では、主人公・なつ(広瀬すず)と坂場(中川大志)ら東洋動画による長編漫画映画『神を掴んだ少年クリフ』が興行的失敗に終わる模様が描かれた。そして、現実にも同じように不入りに終わってしまったのが、高畑勲、宮崎駿による『太陽の王子 ホルスの大冒険』だ。本稿ではその功績を紐解きたい。(編集部) 異彩を放った唯一無二の作品 東映の元社長だった大川博が「東洋のディズニー」を目指すべく設立したアニメ制作会社、東映動画(現・東映アニメーション)。『白蛇伝』(1958年)、『安寿と厨子王丸』(1961年)、『わんぱく王子の大蛇退治』(1963年)など、次々に高い品質の名作が発表され、その作品群は、後の日本のアニメーションが隆盛する土台となっていった。そんな東映動画にあって、

          高畑勲×宮崎駿『太陽の王子 ホルスの大冒険』の“失敗”が、日本のアニメーションに遺したもの
        • ジブリとガンダム、日本の2大アニメの「運命を決めた」凄い雑誌があった…!(倉田 雅弘) @gendai_biz

          ジブリとガンダム、日本の2大アニメの「運命を決めた」凄い雑誌があった…! 「アニメージュとジブリ展」未見の人へ 残念ながら、ゴールデンウィーク前に閉幕 東京は松屋銀座で開催されていた展覧会『「アニメージュとジブリ展」一冊の雑誌からジブリは始まった』が、緊急事態宣言の発令を受けて会期途中の4月24日をもって閉幕した。連休中の鑑賞を考えていた人も多いと思う。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、適切な配慮とは思うが残念だ。 「アニメージュとジブリ」と銘打った同展覧会は、現スタジオジブリのプロデューサーである鈴木敏夫が編集者として活躍していた、徳間書店のアニメ雑誌「アニメージュ」が主役。 1978年創刊時から、スタジオジブリ第一回作品である『天空の城ラピュタ』が公開された1986年までの間、同誌で取り上げた宮崎駿や高畑勲、大塚康生らの作品の記事、さらに『風の谷のナウシカ』に関する貴重な資料を中心

            ジブリとガンダム、日本の2大アニメの「運命を決めた」凄い雑誌があった…!(倉田 雅弘) @gendai_biz
          • 『君たちはどう生きるか』 キムタク起用、高畑勲の死…公開直後に鈴木敏夫が振り返った“ヒットの裏側” | 文春オンライン

            「週刊文春CINEMA」の≪BEST CINEMA 2023≫第3位は、宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』。異例の「宣伝なし」にも関わらず、大ヒットを達成。公開直後、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーに勝者の弁をうかがおうとした…ところ、話は今作の“裏側”からの見方へ。 「いい子」ではない主人公を「下の世界」に誘うサギ男 ©2023 Studio Ghibli ◆◆◆ 「宣伝しない」ことを選択したワケ ──公開前にお話をうかがったとき、「宣伝をしないのは博打」とおっしゃっていたので、「博打を当てた」感想をうかがいたいと思いまして…。 鈴木 当たりましたかね?(笑) ──これだけ話題にもなってますし、当たったでしょう(笑)。 鈴木 宮﨑作品の場合、ロングレンジなんですよ。初動が良くても9月以降にお客さんが来てくれるかは作品の力だと思いますし(註:ジブリ作品の公開はたいてい7月中旬)。こ

              『君たちはどう生きるか』 キムタク起用、高畑勲の死…公開直後に鈴木敏夫が振り返った“ヒットの裏側” | 文春オンライン
            • 小原篤インタビュー 新聞でアニメはどう語られてきたのか(前編) ――朝日新聞・小原篤記者が語る、アニメと公共性

              新聞でアニメはどう語られてきたのか(前編) ――朝日新聞・小原篤記者が語る、アニメと公共性小原篤インタビュー 2019.09.14 アニメがメディアで取り上げられることが、珍しい事態ではなくなって久しい。それはテレビ番組や一般誌は言うまでもなく、よりアニメに縁遠いと思われてきた新聞においても同様だろう。 ではアニメは「新聞」というマスメディアにおいて、いつから、どのように語られてきたのか。90年代から朝日新聞紙上でアニメの記事を先導し、2007年より「小原篤のアニマゲ丼」という記名コラムを毎週連載中でもある朝日新聞の小原篤記者に、「アニメと新聞」というテーマでお話をうかがった。 聞き手:高瀬康司、土居伸彰、構成:高瀬康司、高橋克則 1997年にアニメが変わった ――今回は、朝日新聞でアニメを取り上げる記者として、20年以上にわたり最前線に立たれ続けてきた小原さんに、「新聞とアニメ」をテーマ

                小原篤インタビュー 新聞でアニメはどう語られてきたのか(前編) ――朝日新聞・小原篤記者が語る、アニメと公共性
              • このところ2日に1本のペースで映画館で映画を観ているような気がする - こぼねみ

                気が付けば最近やけに映画ばかり観ているなと思い、試しに過去1か月で映画館で観た作品をリストアップしてみました。 トイ・ストーリー4 ホーホケキョ となりの山田くん 日本妖怪伝サトリ 世紀の光 ブンミおじさんの森 赤線地帯 浪華悲歌 青春の蹉跌 永遠に僕のもの ボヘミアン・ラプソディ リュミエール! ロケットマン 西鶴一代女 夫婦善哉 ここで挙げたのはすべて映画館で観た映画です。 Amazon プライムビデオなどで家で観た作品を含まれば、とてもリストアップできないかも。 8月中にまだ1~2本観ることがありそうですが、それを含めなくても14本観ました。 2日に1本くらいの割合で観てます。 「永遠に僕のもの」 そのほかにも東京国立近代美術館の展覧会高畑勲展にも行ったりしました。「ホーホケキョ となりの山田くん」(1999)が高畑勲監督作品なので、その関連としてですが、事前に観ておいて正解でした。

                  このところ2日に1本のペースで映画館で映画を観ているような気がする - こぼねみ
                • 『おジャ魔女どれみ』ができるまで | 関弘美プロデューサーインタビュー【前編】 | アニメイトタイムズ

                  当初は『おジャ魔女どれみ』ではなく『おジャ魔女おんぷ』というタイトルで進んでいたんです ―― 『おジャ魔女どれみ』ができるまで | 東映アニメーション 関弘美プロデューサーインタビュー【前編】 今年で放送開始25周年をむかえるアニメ『おジャ魔女どれみ』。 2024年3月23日、24日に開催されたアニメの祭典「AnimeJapan 2024」では、新作映像のお披露目や、8月からの「おジャ魔女どれみ25周年メモリアル展」が発表されるなど、今も変わらぬ人気を誇っています。 そんな『おジャ魔女どれみ』にも、第1話ができるまでには様々な試行錯誤や裏話があるはず。そこで、この25周年というタイミングで、東映アニメーションの関弘美プロデューサーにお話を伺う機会をいただきました。 名付けて「おジャ魔女どれみができるまで」! 前編となる本稿では『おジャ魔女どれみ』という作品の企画の立ち上がりから、あのキャラ

                    『おジャ魔女どれみ』ができるまで | 関弘美プロデューサーインタビュー【前編】 | アニメイトタイムズ
                  • 安田成美が歌う『風の谷のナウシカ』は劇中EDや劇場で流れていた?論争が始まる→劇中利用を阻止した高畑勲Pの逸話があり (2ページ目)

                    荒川直人 @nao_arakawa 2010年の記事によると“「ナウシカ」公開時の84年はネガから直接プリントを100本ほど焼いたためネガの損傷も激しく、経年による劣化も発生。”と書かれており、このタイトな制作状況で歌入りのエンディングがあるとは到底思えないのよね。 eiga.com/news/20100325/… 2023-05-31 09:36:19 サルだんご @3rudan5 #風の谷のナウシカ #安田成美 昨今、Twitterを騒がしているあの件は結局安田成美さんがナウシカガールに選ばれてイメージソングを歌っただけ。映画本編とかには全く関係ありません。 pic.twitter.com/VoDvoej72C 2023-05-31 17:29:43

                      安田成美が歌う『風の谷のナウシカ』は劇中EDや劇場で流れていた?論争が始まる→劇中利用を阻止した高畑勲Pの逸話があり (2ページ目)
                    • 「アートからエンタメまで全部取り込むのが新潟です」- 新潟国際アニメーション映画祭プログラムディレクター・数土直志インタビュー - fullfrontal.moe

                      第2新潟国際アニメーション映画祭は、出会いと再会に溢れた。その中には数土直志さんだ。ビジネスサイトの「アニメーションビジネス」の創設者とライターとして、数土さんは日本のアニメジャーナリズムのキーパーソンである。昨年から、数土義さんは潟国際アニメーション映画祭のプログラムディレクターを努めている。それは、映画祭の方向性や上映されるざまざまの作品を決める役割だ。 数土さんの話を伺ったときは、アニメ業界のこれからとグローバル化を触れて、そして新潟映画祭がこうした発展の中でどのような位置にあるのかについて話し合いました。 聞き手: ワツキ・マテオ 協力: イリエス•ラマーニ•マルティネス(Animeland) 日本語編集: アントワーヌ・ジョバール、ワツキ・マテオ このインタビューは、全文を無料でご覧いただけます。 なお、このような記事を今後も出版できるように、ご支援をお願い申し上げます。 「グロ

                        「アートからエンタメまで全部取り込むのが新潟です」- 新潟国際アニメーション映画祭プログラムディレクター・数土直志インタビュー - fullfrontal.moe
                      • ラピュタ、もののけ姫、時かけの緻密な背景原画を見た「山本二三展@東京富士美術館」 - I AM A DOG

                        日曜日に東京八王子の東京富士美術館で『日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展 〜天空の城ラピュタ、火垂るの墓、もののけ姫、時をかける少女〜』を見てきました。 山本二三(にぞう)氏は長崎県・五島出身のアニメーション背景画家、美術監督。 かつて日本アニメーションやスタジオジブリに在籍し、宮崎駿、高畑勲の多くの作品で美術監督を務め、緻密で美しい背景画を描いてきたことで知られています。現在公開中の新海誠監督『天気の子』にも背景美術で参加しているそうです(やはり空や雲のシーンだったりするのでしょうかね)。 新海誠監督の新作「天気の子」の関係者試写会行ってきました。人の力の及ばない災いと共にだって、日常と恋と冒険がある。狂いも含めて今を肯定しようとする力強い傑作。映画館の迫力でこそ伝わる「飛ぶ感覚」があるはず。山本二三も背景美術で少し関わっています。ぜひ劇場でご確認を!(スタッフT) pic.t

                          ラピュタ、もののけ姫、時かけの緻密な背景原画を見た「山本二三展@東京富士美術館」 - I AM A DOG
                        • 日本を代表するアニメーション監督の宮崎駿は、いったい何が凄いのでしょうか?

                          回答 (2件中の1件目) プロデューサーの鈴木敏夫が、ラジオ「ジブリ汗まみれ」で言っていた話によると、宮崎駿の凄いところは「レイアウトの感覚が抜群に優れている所である」とのことでした。レイアウトとは、アニメーションにおけるものの配置や構図を決める画面づくりのことです。 そのベースは「母を訪ねて三千里」にて場面設定・レイアウトをやっていた際に、先ごろ亡くなられた監督の高畑勲から指定された「全編標準レンズ(標準レンズは人の見た目にもっとも近い画角)で絵作りしてください」という無茶振りによって開花大成されたものだとか。 具体的には「カメラレンズによる見た目」と「人が認識する見た目」を巧みに...

                            日本を代表するアニメーション監督の宮崎駿は、いったい何が凄いのでしょうか?
                          • 宮崎駿監督はどう生きたか 兄弟ゲンカに「日本刀」持ち出し、「クソコーナー」と自嘲した東映動画時代(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース

                            2020年11月、本誌記者が『鬼滅の刃』の空前ヒットについて尋ねに行くと、ゴミ拾いに勤しみながら心境を語っていた 「彼とは『竹刀の構え方はこうだ。いや違う』と、喧々諤々のやり取りをしましたね。とにかく彼は頑固でしたね」 【写真】労組でもコンビを組んだ高畑勲氏と宮﨑監督 スタジオジブリの宮崎駿監督(82)との思い出を、アニメーターの香西(こうざい)隆男氏(86)に尋ねると、剣道を題材にしたテレビアニメ『赤胴鈴之助』(フジテレビ系、1972~1973年放送)での出来事を教えてくれた。 香西氏は1960年に東映動画(現・東映アニメーション)に入社し、宮崎監督は1963年入社の後輩。互いに独立した後、『赤胴鈴之助』の作画に携わっていた。 それから50年、宮崎監督は変わらぬ頑固ぶりで、10年ぶりの新作長編『君たちはどう生きるか』を世に送り出した。 異例の “宣伝ゼロ” で公開されたが、4日めまでの観

                              宮崎駿監督はどう生きたか 兄弟ゲンカに「日本刀」持ち出し、「クソコーナー」と自嘲した東映動画時代(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
                            • 『君たちはどう生きるか』の感想【ネタバレあり】 | スタジオジブリ 非公式ファンサイト【ジブリのせかい】 宮崎駿・高畑勲の最新情報

                              宮崎駿監督の10年ぶりとなる新作『君たちはどう生きるか』を観てきました。 ネタバレありありで感想を書いていくので、まだご覧になっていない方は、鑑賞後に戻ってきていただければと思います。 さて、2013年の『風立ちぬ』を最後に引退したはずの宮崎駿監督ですが、あるとき鈴木さんに「ジブリは映画を作らなきゃいけないよ」と言い出し、引退宣言も早々に2016年に『君たちはどう生きるか』の企画書が書かれます。2017年には制作開始と、延べ7年の歳月をかけて公開されました。 あまりにも待っている期間が長いために、同じ時間をループしてるんじゃないかと思いました。 『君たちはどう生きるか』の原案 なぜ引退した宮崎監督が突然引退を撤回したのか。 鈴木敏夫著『ジブリの文学』のあとがきには、宮崎監督はアイルランド人の書いた児童文学を読み、その本に刺激を受けたことから映画化を提案したといいます。 その本というのは明言

                              • 【画像】1980年代のファミコンのチラシをあげてく : 哲学ニュースnwk

                                2023年05月22日00:00 【画像】1980年代のファミコンのチラシをあげてく Tweet 1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/05/23(土) 15:53:15.006 ID:bBBgbdbW0.net 転載元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1432363995/【巨大宗教施設】天理市気持ち悪すぎワロタwwwwwwかつてデパートのおもちゃ売り場やゲームショップで宣伝・販促用に配られていた ファミコンのチラシをあげていきます。1980年代が中心です チョイスの基準や解説は全て>>1の思い入れと主観なので「○○がないとか」は勘弁 当時の住所や電話番号など画像を一部加工しています 社名は当時の表記、原則発売元を記載、文中敬称略 すべて自前です 『ゼルダの伝説』1986年/任天堂(DISK) 全ハードを通じて任

                                  【画像】1980年代のファミコンのチラシをあげてく : 哲学ニュースnwk
                                • [CEDEC+KYUSHU]TRIGGERの演出家が語る「実は業界人もよく分かっていないアニメーション演出の仕事」

                                  [CEDEC+KYUSHU]TRIGGERの演出家が語る「実は業界人もよく分かっていないアニメーション演出の仕事」 ライター:箭本進一 (C)2022 CD PROJEKT S.A. アニメの制作にはさまざまな専門スタッフが関わっている。シナリオを書く「脚本家」,複数の原画を合わせて動きを作り出す「アニメーター」,シーンに合ったBGMや効果音を加える「音響」,これら全体をまとめる「監督」など,いずれも名前だけで仕事の内容が分かるだろう。 では「演出」はどうだろうか。物語の展開をデザインするのは「脚本家」の仕事だし,音作りをするのは「音響」の仕事だ。実際,演出が何をしているのかを明確に語れる人は,アニメ業界人にも多くはないらしい。 CEDEC+KYUSHU 2023では,そんな演出の仕事に焦点を当てた講演「実は業界人もよく分かっていないアニメーション演出の仕事」が行われた。登壇したのは,アニ

                                    [CEDEC+KYUSHU]TRIGGERの演出家が語る「実は業界人もよく分かっていないアニメーション演出の仕事」
                                  • 黒澤明『用心棒』を下敷きにしたハードボイルド・猫アクション——はるき悦巳『どらン猫小鉄』 | マンバ通信

                                    『どらン猫小鉄』 はるき悦巳『じゃりン子チエ』。この作品を全く知らないという人は世に多くない(特に関西においては)ことでしょう。 漫画としても有名ですし、高畑勲監督の劇場アニメ版も大傑作、また、「トラのふんどし ヒグマのパッチ……」という歌いだしのOP曲も印象的なテレビアニメ版については、本放送自体は81〜83年ですが、関西などでは夏休みとかになると何度も再放送をやっていたので、直撃世代でなくても「見たことある」という方は多いかと思われます(筆者も夏に親の実家へ帰省した際などよく見ました)。令和の2021年になってもサンテレビで再放送が行われましたしね。 で、そんな『じゃりン子チエ』に欠かせない名サブキャラクターといえば、チエちゃんの飼い猫・小鉄。人・猫を問わず作中最強クラスの強さであり、人気もトップレベル。TMSアニメ公式チャンネルでも「なにわのどらン猫セレクション」として小鉄主役の回3

                                      黒澤明『用心棒』を下敷きにしたハードボイルド・猫アクション——はるき悦巳『どらン猫小鉄』 | マンバ通信
                                    • 『天気の子』の東京を歩く - 宇宙、日本、練馬

                                      『天気の子』の舞台のモデルとなったところに足を運びました。網羅的ではまったくなく、ほんのさわりのさわりぐらいの感じではありますが、歩いてみて思ったことを適当に書き留めておきます。なお、作品の核心にかかわるネタバレが含まれますのでご注意ください。 今日の朝は雨模様でしたが、国立近代美術館の高畑勲展に行ってるあいだに止んでくれてました。ありがたいといえばありがたいとはいえ、雨降っててもよかったのになという気持ちはなきにしもあらず。 まずヒロインの天野陽菜のアパートの最寄り駅として登場する田端駅へ。 南口から出るとちょうど台地の縁に出るようなかたちになっている。『君の名は。』のラストの空気をなんとなく喚起する階段なんかも南口すぐ近くにある。 あのラストの坂も南口を出てすぐ。 作品の画面のなかから推察されるように、ちょうど山の手と下町の境界になっている。 海面上昇した際にどのあたりまで水没するのか

                                        『天気の子』の東京を歩く - 宇宙、日本、練馬
                                      • 「京アニ全スタッフの師匠」「絵の動きで全てを表現」 死亡の木上益治監督(1/2ページ) - 産経ニュース

                                        京都アニメーションの放火殺人事件で、犠牲者の1人と発表された監督の木上益治(きがみ・よしじ)さん(61)は長年京アニを牽引し、数々の作品を手がけたベテランアニメーター。妥協しない仕事ぶりで知られ、若手の育成にも力を入れていた。「京アニ全スタッフの師匠だった」「日本アニメ界はあまりにも大きな存在を失った」。関係者や知人は肩を落とした。 木上さんは映画「ドラえもん」シリーズやスタジオジブリの高畑勲監督の代表作「火垂るの墓」、世界中でファンを獲得した漫画家の大友克洋さんの「AKIRA」などにスタッフとして名を連ねる日本を代表するアニメーターだ。「今に至る京アニの作品づくりの土台を築いた人物」。京アニをよく知る京都文化博物館の主任学芸員、森脇清隆映像・情報室長が振り返る。 森脇さんによると、昭和60年に設立された京アニが、まだ他のアニメ制作会社の下請け業務を行っていた時代、京アニの作風や作品づくり

                                          「京アニ全スタッフの師匠」「絵の動きで全てを表現」 死亡の木上益治監督(1/2ページ) - 産経ニュース
                                        • 衝撃の庵野秀明スペシャル!3月22日、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」が面白すぎました。 - 男マンの日記

                                          クセの塊、庵野秀明に密着するという荒行! 先日NHKで放送された「プロフェッショナル仕事の流儀スペシャル」を見ました。 しかし、番組冒頭で「この男に安易に手を出すべきではなかった」とナレーションで入る異例の攻勢。とにかく尻尾を掴ませないと言うか、飄々とした庵野監督。もう60歳か~。と感慨深いものがありますが。とにかくこの番組、4年にわたって庵野秀明に密着したドキュメンタリー。 4年て!と思いますが、そもそもエヴァンゲリオンの新劇場版、序が公開開始したのが2007年。破が2009年、Qが2012年。そして今回のシン・エヴァンゲリオンが2021年。Qからは8年ちょっと、序からは13年半経ってるわけで、ことエヴァに関しては時間の単位がおかしくなるような感覚があります。 私もTV版からひと通り見ていて今回のシン・エヴァも見ましたが、なんというか、一つの作品が終わったというのとともに、自分の人生これ

                                            衝撃の庵野秀明スペシャル!3月22日、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」が面白すぎました。 - 男マンの日記
                                          • 『となりのトトロ』のサツキとメイの家は、結核患者が住んでいた家 | スタジオジブリ 非公式ファンサイト【ジブリのせかい】 宮崎駿・高畑勲の最新情報

                                            『となりのトトロ』ロマンアルバム 宮崎駿監督からスタッフのインタビュー、ストーリーガイド、キャラクター設定などを掲載 ≫Amazonで詳細を見る ≫楽天で詳細を見る

                                            • ジブリ本で活躍しているカンヤダさん | スタジオジブリ 非公式ファンサイト【ジブリのせかい】 宮崎駿・高畑勲の最新情報

                                              MENU ジブリ本で活躍しているカンヤダさん 2021年2月21日 最近発売されたジブリ関連本で、何度も名前がクレジットされているカンヤダさん。 まず、ジブリ本に最初に名前が登場したのは、鈴木敏夫さんが書いた小説『南の国のカンヤダ』から始まります。 カンヤダさんは、元々鈴木敏夫さんと同じマンションに住んでいたことで、エレベーターで顔を合わせるようになり、そして友達になったというタイ人の女性です。 鈴木さんは、カンヤダさんをモデルにして、ノンフィクション小説『南の国のカンヤダ』を書き下ろしました。 カンヤダさんはシングルマザーで、現在はタイのパクトンチャイという町で暮らしています。 タイで育ったということもあって、カンヤダさんはジブリの洗礼を受けておらず、鈴木さんのことも最初は知らなかったようです。おそらく、そういうったところにも付き合いやすさがあったり、カンヤダさんの媚びない性格に惹かれて

                                              • かぐや姫の心の成長の物語‥人とはかくも愛しいものなのか🌸〜沼尻竜典 作曲♬ 歌劇「竹取物語」 - 🌱🌸笑う門には福来る🌸 🌱笑顔応援隊i 少納言日記🌟

                                                🍀笑顔応援隊iは、滋賀県「健康しが」共創会議 参画団体です🍀 https://www.kenkou-shiga.jp/project/warai-yoga 🌱zoom 🌱少納言👩 開運笑顔の体操🌸(無料🌿) 💠月曜日から金曜日💠 朝🌅5時15分〜5時30分まで 💠土曜日💠 朝🌅5時15分〜5時45分まで https://us04web.zoom.us/j/8838159677… お顔も声も出さなくて大丈夫ですよ🌟笑ってストレッチしましょ💖 びわ湖ホールにて、歌劇「竹取物語」を観ました🌸 沼尻竜典氏作曲♬ 日本語のオペラです🌟 少納言👩が感じたのは、かぐや姫の心の成長の物語と感じました🌱 美しいけれども、精神的に幼い印象の姫👸 5人の貴人に無理難題を言う。 その5人によって、人の弱さ、愚かさなどがあらわにされます。 貴人の一人は、命を落としてしまうので

                                                  かぐや姫の心の成長の物語‥人とはかくも愛しいものなのか🌸〜沼尻竜典 作曲♬ 歌劇「竹取物語」 - 🌱🌸笑う門には福来る🌸 🌱笑顔応援隊i 少納言日記🌟
                                                • 海外「日本製だったのか…」 『母をたずねて三千里』が舞台の地アルゼンチンで大反響

                                                  日本では1976年1月4日から12月26日まで、 フジテレビ系列で毎週日曜に放送されたアニメ「母をたずねて三千里」。 出稼ぎにアルゼンチンへ行ったまま消息を絶った母を見つけるべく、 単身イタリアから旅をする少年マルコの物語で、 イタリアの作家エドモンド・デ・アミーチスの著書、 「クオーレ」の中の挿入話が原作になっています。 監督を高畑勲氏、場面設定を宮崎駿氏が務めており、 当時はアニメの制作で海外ロケに行くのは珍しい時代でしたが、 高畑氏、宮崎氏、脚本の深沢一夫氏、美術監督の椋尾篁氏4人が、 実際にイタリアとアルゼンチンに向かい、取材を行ったそうです。 この作品を先日アルゼンチンのサイトが取り上げ、 在アルゼンチン日本国大使館がシェアした事などで大きな話題に。 自国が舞台の名作アニメに対し、様々な声が寄せられています。 その一部をご紹介しますので、ごらんください。 「誰もがアニメに夢中だっ

                                                    海外「日本製だったのか…」 『母をたずねて三千里』が舞台の地アルゼンチンで大反響
                                                  • 【氷川教授の「アニメに歴史あり」】第17回 アニメ演出の根幹とレイアウト

                                                    「高畑勲展―日本のアニメーションに遺したもの」が東京国立近代美術館で始まった(7月2日から10月6日まで)。筆者も「アニメーションの変革者」という2万文字を超える長文の総論を図録へ寄稿している。言うまでもなく高畑勲監督は日本のアニメーション監督中、最大級に影響範囲の広い作家であり、正直言って荷が重かった。だが、高畑勲・宮崎駿作品研究所代表の叶精二氏が各論を書かれるという前提で、なるべく新しい視点が得られるよう努力したので、ご一読いただけたら幸いである。 その執筆過程で、最終的にまとめたもの以外の考察も副産物として大量に出てきた。「マスターにあたる作家」を語るということは、根本を考えぬくことだから当然でもある。今回はその一部を応用して、展開してみたい。 もっとも引っかかったのは「そもそもアニメーションにおける演出とは何か」という根本中の根本である。多くの人は「演技づけ」だと解釈しているだろう

                                                      【氷川教授の「アニメに歴史あり」】第17回 アニメ演出の根幹とレイアウト
                                                    • 【氷川竜介の「アニメに歴史あり」】第49回 アニメの描く「物語」の本質が問われた西暦2023年

                                                      第47回で「アリスとテレスのまぼろし工場」を取りあげたとき述べたように、今年のアニメ映画のタイトルを並べると「なぜこんなにも“物語とは何なのか?”が問われているのだろうか?」という疑問がわく。12月15日公開の「屋根裏のラジャー」(監督・百瀬義行)もそのひとつである。 主人公ラジャーは、少女アマンダが想像で生みだしたイマジナリと呼ばれる少年だ。他人には見えないラジャーが、アマンダと切り離された後、彼女の危機を救うために奮闘する冒険もので、イマジナリを喰らうことで生きながらえる男ミスター・バンティングがヴィランとして登場し、その対立が全編を支えている。 作中では書店、図書館と「物語の宝庫」とイマジナリが強く結びつけられている。物語の触発する想像力とは現実をどのように活性化し、変革しうるものなのか、想像の存在に独立性をあたえることで問いかけてくる。「空想の産物を食い物にしているミスター・バンテ

                                                        【氷川竜介の「アニメに歴史あり」】第49回 アニメの描く「物語」の本質が問われた西暦2023年
                                                      • 大江健三郎詳細年譜 - jun-jun1965の日記

                                                        1850年 曾祖父・八三郎生まれる。 1855年(安政2)内ノ子騒動 1866年(慶應2)奥福騒動 1894年(明治27)父・好太郎生まれる。祖母はフデ。 1902年(明治35)母・小石生まれる。 1914年(大正3)20歳の父と12歳の母が結婚。 1919年(大正8)祖父この頃死ぬ。数え五十歳。 1923年( 12) 姉・一生まれる。 1924年4月24日、好太郎、明智新六らと大瀬革進会を結成、総選挙で窪田文三を応援と決定する。(史料愛媛労働運動史4巻、124p、愛媛新報) 1929年(昭和4)長兄・昭太郎生まれる。 ? 次兄・清信生まれる。 1933年、姉・重子が生まれる。 5月15日、伊丹十三(池内義弘)生まれる。 1935年1月31日 愛媛県喜多郡大瀬村に生まれる。父は大江好太郎、母は小石。長兄・昭太郎(燃料商、歌人)、次兄・清信。姉二人、弟・征四郎、妹一人。父は製紙原料商で、ミツ

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                                                        • #富野由悠季の世界 美術編の感想 その1 - 玖足手帖-アニメブログ-

                                                          前回のあらすじ nuryouguda.hatenablog.com nuryouguda.hatenablog.com 富野由悠季の世界展、兵庫会場で昨年12月に行ったのだが、逆襲のシャアの絵コンテの感想と、富野由悠季監督についての感想しか書いていなかった。 美術館での展示なのだが、美術についての感想を書いていなかった。それで10ヶ月半経過した。事情があった…!事情が! 具体的にはすぐ体を壊して寝たり起きたり。Gレコ劇場版の分析もすべきなんだけどねー。あと、富野由悠季の世界展の富野由悠季の概念的な部分の感想をいっしょうけんめい昨年末に書いたのに、4ブクマしかされず、元日に公開されたG40というガンダム40周年のガンプラ?のショートアニメに対しての雑な文句がめっちゃアクセスを集めてつらかった。 頑張って書いた称賛の記事より、雑に書き飛ばした憎しみのほうがインターネットでは受ける。かなしい。

                                                            #富野由悠季の世界 美術編の感想 その1 - 玖足手帖-アニメブログ-
                                                          • 【ネタバレ】『エヴァ』は本当に終わったのか 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』徹底考察

                                                            碇シンジは成長していたのか さて、『:Q』の直後から開始される本作の物語では、すでに死亡していたと思われた、碇シンジの友人である鈴原トウジや相田ケンスケらが、アラサーの年代になって登場する。シンジがトリガーとなってしまった「ニアサードインパクト」から避難してきた人々が「ヴィレ」の手引きによって作り上げた「第3村」。トウジはそこで、「委員長」洞木ヒカリと結婚し、独学ながら医師として地域医療を担っていた。おそらく、かつて彼の妹の命を救ってくれた医者という職業への恩返しと憧れの感情が、トウジを献身的な人物へと成長させたはずだ。この絶望の世界で彼を勇気づけているのは、人と人との繋がり合いなのである。 “群体としての”人間の営み、集団社会のミニチュアとしての「第3村」は、『:Q』において深い傷を受けた碇シンジの心が癒される場所であり、ネルフ本部で与えられた命令だけをこなしていた「アヤナミレイ(仮称)

                                                              【ネタバレ】『エヴァ』は本当に終わったのか 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』徹底考察
                                                            • 【訃報】アニメーター・大塚康生さん死去、「ルパン三世」「未来少年コナン」などで活躍

                                                              東映動画の第1期生として日本初の長編アニメ映画「白蛇伝」に参加するなど、長年にわたってアニメーターとして活躍し、同時にジープ愛好家としても知られる大塚康生さんが2021年3月15日(月)に亡くなったことがわかりました。89歳でした。 大塚康生のWEB峠の茶屋 https://www.shiga-web.or.jp/mvj/(WebArchive) これは、東京アニメアワードフェスティバル2021のアニメ功労部門で顕彰者となったプロデューサー・鈴木敏夫氏が、授賞式において明かしたもの。 大塚さんは1931年(昭和6年)7月11日、島根県生まれ。子どものころから絵心があったそうで、小学校2年生のとき山口市に転居したあとは、たびたび蒸気機関車のスケッチを行っていたとのこと。終戦後、興味は蒸気機関車から米軍のジープやトラックに移行していきました。 1951年、漫画家を目指して上京した大塚さんは、厚

                                                                【訃報】アニメーター・大塚康生さん死去、「ルパン三世」「未来少年コナン」などで活躍
                                                              • 外国人「宮崎駿は『風の谷のナウシカ』のハリウッド実写化を断っていた…」海外の反応 : らばQ

                                                                外国人「宮崎駿は『風の谷のナウシカ』のハリウッド実写化を断っていた…」海外の反応 アニメや漫画原作の実写化は難しく、多くの作品が低評価を受ける結果となりました。 「風の谷のナウシカ」も過去にハリウッドから実写映画化したいとのオファーがあったものの、宮崎駿監督が断ったと鈴木敏夫プロデューサーが語っています。 このエピソードに対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。 Hayao Miyazaki has turned down multiple offers from Hollywood to make live-action Nausicaa movie ●宮崎「私の目の黒いうちは……」(※自分が生きてるうちは許さない) ハリウッド「もちろん、待ちます」 ↑想像するに、彼の意思を次代の人も継ぐのではないか。 ↑突然「ハヤオ・ミヤザキ」の名前がトップニュースに上がっていたので、心臓発作を起

                                                                  外国人「宮崎駿は『風の谷のナウシカ』のハリウッド実写化を断っていた…」海外の反応 : らばQ
                                                                • 「酷評」から「絶賛」へ フランスメディアはジブリをどう評してきたのか(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース

                                                                  日本アニメ界の巨匠、宮﨑駿の12作目の長編映画『君たちはどう生きるか』がフランスで2023年11月1日から公開されている。仏紙「ル・モンド」は、初めてジブリ作品に着目した1993年から現在に至るまで、宮崎駿の評価の変遷を振り返る。宮崎がフランスの名だたる作家たちと肩を並べるまでの「長い道のり」を辿ろう──。 【画像】ピケティ、ハラリ…マンガで学ぶ「世界の賢人」シリーズ 「祖国では有名だが…」宮﨑の最初の長編『ルパン三世 カリオストロの城』が日本の映画館で公開されたのは、じつに44年前まで遡る。その意味では、本紙の紙面に宮﨑が初登場を果たしたのが1993年6月3日だというのは、思いのほか遅いと感じられる。フランス東部アヌシーの国際アニメーション映画祭を取材した記者ジャン=ミシェル・フロドンが、宮﨑の作品に脚光が当たったことを同日付けの記事で次のように伝えている。 「祖国の日本では有名だが、フ

                                                                    「酷評」から「絶賛」へ フランスメディアはジブリをどう評してきたのか(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース
                                                                  • 「萌えない」ジブリは儲からない

                                                                    メディアTired or stressed businessman sitting in front of computer in office 「日本のアニメはどん詰まり」 2003年、「千と千尋の神隠し」のベルリン映画祭金熊賞受賞時、監督の宮崎駿氏はこのように述べた。コピーのコピーのそのまたコピー。暴力と性的描写。海外に進出する「ジャパニメーション」(日本製アニメの呼称)を憂いての発言である。 「(幾ばくかは売れるかもしれないけど)たいして売れません」とも。 この予想は大きくはずれた。「幾ばく(いくらか)」どころではない。受賞時1.1兆円だったアニメの市場規模は2.7兆円へと2倍以上に、海外市場は0.4兆円から1.3兆円へと3倍以上に拡大(※1)。売れに売れている。 皮肉なことに、「どん詰まり」を危惧することになったのはジブリ自身だった。後継者問題を理由に、先月21日、日本テレビ傘下に

                                                                      「萌えない」ジブリは儲からない
                                                                    • 【座談会】日常のゆくえ──京アニ事件から『ぼっち・ざ・ろっく!』まで|舞風つむじ × noirse × てらまっと | 週末批評

                                                                      ※本記事は、『Blue Lose Vol.3 特集:10年代』(早稲田大学負けヒロイン研究会、2023)所収の「日常系座談会──フィクションをめぐる状況」を加筆・修正のうえ、転載したものです。なお、取り上げられている各作品の結末についての情報が含まれることがあります。 話:舞風つむじ × noirse × てらまっと 構成:舞風つむじ(早稲田大学負けヒロイン研究会) 舞風つむじ この座談会では、2010年代半ば以降の「日常系アニメ」について考えていきたいと思います。また議論にあたっては、2014年に開催されたシンポジウムの発表原稿を編んだアンソロジー『日常系アニメのソフト・コア』1が叩き台になると思い、同論集の寄稿者であるnoirseさんとてらまっとさんをお呼びしました。 セカンドアフター公式ブログ PDFペーパー『日常系アニメのソフト・コア』目次 – セカンドアフター公式ブログ セカンド

                                                                        【座談会】日常のゆくえ──京アニ事件から『ぼっち・ざ・ろっく!』まで|舞風つむじ × noirse × てらまっと | 週末批評
                                                                      • 藤津亮太が語る、2010年代のアニメ評論「回答を作品の中に探していく」

                                                                        「アニメを言葉でつかまえる」。 アニメ評論家の藤津亮太氏はそんな課題に挑み続けている。2010年代のその実践をまとめた『ぼくらがアニメを見る理由ーー2010年代アニメ時評』が8月24日に刊行されて以来、好評だ。発売2週間で重版が決定、今年の話題作『天気の子』や『プロメア』『海獣の子供』などもさっそく収録されており、『魔法少女まどか☆マギカ』などの2010年代初期の話題作から、海外アニメーションについてまで網羅的に語り尽くしている。国際的にも注目される日本のアニメだが、アニメを主戦場にした評論家は実写映画に比べて圧倒的に少ない。長年一貫した姿勢でアニメを批評し続けてきた氏の言葉の集積は、現代の日本アニメを理解する上でのヒントに満ちている。 そんな藤津氏に改めてアニメを評論することの難しさや楽しさ、自身の評論のスタイルについて話を聞いた。(杉本穂高) アニメが心を震わせる秘密を書くのが仕事 ―

                                                                          藤津亮太が語る、2010年代のアニメ評論「回答を作品の中に探していく」
                                                                        • アニメーターの大塚康生さん死去 日本アニメに大きな影響 | おくやみ | NHKニュース

                                                                          昭和30年代からアニメーションの制作に携わり、「ルパン三世」シリーズや「未来少年コナン」など多くの作品に関わって日本のアニメの表現に大きな影響を与えたアニメーターの大塚康生さんが、15日午前、心筋梗塞のため亡くなりました。89歳でした。 大塚康生さんは島根県出身で、自治体職員などを経てアニメーション制作会社の東映動画に入社し、昭和33年に公開された日本初の長編カラーアニメーション「白蛇伝」の制作に携わりました。 東映動画では、後に入社した宮崎駿さんや高畑勲さんなどとともに作品の制作に当たりました。 その後、別の会社に移り、人気アニメ「ルパン三世」シリーズの原画などを手がけたほか、宮崎さんとともに「未来少年コナン」や「ルパン三世カリオストロの城」の制作も行いました。 大塚さんはダイナミックで動きのあるアニメーション作りを得意とし、日本のアニメの表現や後のアニメーターに大きな影響を与えました。

                                                                            アニメーターの大塚康生さん死去 日本アニメに大きな影響 | おくやみ | NHKニュース
                                                                          • 生ける伝説のアニメーター・小田部羊一が明かす、高畑勲初監督作「ホルスの大冒険」誕生秘話【レポート】 | アニメ!アニメ!

                                                                            8月4日、ミニシアター・ユジク阿佐ヶ谷にてアニメーターの小田部羊一氏のトークショーが開催された。 今回のトークイベントは、同映画館にて開催されている特集上映「アニメーター・大塚康生に迫る」の一環で上映されている『太陽の王子 ホルスの大冒険(以下ホルス) 』の上映後に行われたもの。 小田部氏は、現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』の主人公・奥原なつのモデルとなった故奥山玲子さんの夫であり、同ドラマにはアニメーション時代考証として参加している。 一方『ホルス』は、高畑勲氏、宮崎駿氏、大塚康生氏など当時の東映動画(現東映アニメーション)の精鋭が参加した歴史に残る名作で、小田部氏も原画として本作に参加した。 日本のアニメーション業界の黎明期が描かれたことで、当時のアニメーション業界について注目度が高まっているなか、今回のトークでは小田部氏がアニメーターを志すきっかけとなった『白蛇伝』か

                                                                              生ける伝説のアニメーター・小田部羊一が明かす、高畑勲初監督作「ホルスの大冒険」誕生秘話【レポート】 | アニメ!アニメ!
                                                                            • 佐藤順一の昔から今まで (1)裏方的なことがやりたかった | WEBアニメスタイル

                                                                              小黒 佐藤さんは還暦を迎えたこの2020年に『泣きたい私は猫をかぶる』『魔女見習いをさがして』という2本の劇場作品を手掛けているわけですね。素晴らしい仕事ぶりですね。 佐藤 ありがとうございます(笑)。そうなんですよ。 小黒 2本同時に作るというのはどのようなかたちで? 佐藤 同時と言っても、スケジュールはいい感じにズラしてもらっているので、そんなにバタバタな感じではなかったです。それから、作品の性格が違うじゃないですか。それに『泣きたい私は猫をかぶる』は劇場オリジナルで、スタジオコロリドという看板を背負っていて、『魔女見習いをさがして』は『おジャ魔女どれみ』の映画化じゃないですか。スタンスも観客も違うので、重複したことで混乱することもなかったし、それで悩むこともなかったかなあ、と思いますけどね。 どちらも現場のことは共同監督に任せているんです。『泣きたい私は猫をかぶる』は柴山(智隆)君が

                                                                                佐藤順一の昔から今まで (1)裏方的なことがやりたかった | WEBアニメスタイル
                                                                              • Book&Anime75.「ジブリの名作はこうして生まれた 鈴木敏夫 『天才の思考 高畑勲と宮崎駿』とコミック最新刊『崖の上のポニョ』」 | Book Cafe K.A 1冊の本で、くつろぎのある生活を

                                                                                HOMEエッセイ、コラムBook&Anime75.「ジブリの名作はこうして生まれた 鈴木敏夫 『天才の思考 高畑勲と宮崎駿』とコミック最新刊『崖の上のポニョ』」

                                                                                • 高畑勲・宮崎駿コンビの原点『パンダコパンダ』は優しい気持ちにさせてくれるアニメ - きれいの秘密を見つけよう♪:楽天ブログ

                                                                                  2021/07/01 高畑勲・宮崎駿コンビの原点『パンダコパンダ』は優しい気持ちにさせてくれるアニメ テーマ:最近観た映画。(38865) カテゴリ:映画・音楽・芸能 商品を見る→パンダコパンダ 4156円 上野動物園でパンダの双子の赤ちゃんが産まれたので 久しぶりに『パンダコパンダ』のDVDを見た。 ジブリアニメのDVDの中でも『パンダコパンダ』は 何か特別感があるように思う。 『となりのトトロ』の原型とも言われているように 宮崎アニメの原点ともいえるのが『パンダコパンダ』だ。 安心して子供達に見せられる優しいお話は 大人の私が見ていてもホッとし、癒される。 高畑勲・宮崎駿コンビが何を目指していたのか 何十年も昔に作られたこの作品をみると分かるのが面白い。 子供が何度見ても飽きないというのは 子供の心に訴える何かがあるんでしょうね。 子パンダのパンちゃんがとにかく可愛い。 主人公のミミち

                                                                                    高畑勲・宮崎駿コンビの原点『パンダコパンダ』は優しい気持ちにさせてくれるアニメ - きれいの秘密を見つけよう♪:楽天ブログ