鈴木まもるさん 鈴木まもる(すずき・まもる)画家、絵本作家、鳥の巣研究家 1952年東京都生まれ、東京芸術大学中退。86年より伊豆半島在住。「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社/文・竹下文子)で赤い鳥さし絵賞、『ぼくの鳥の巣絵日記』(偕成社)で講談社出版文化賞絵本賞、『ニワシドリの秘密』(岩崎書店)で産経児童出版文化賞JR賞、『あるヘラジカの物語(あすなろ書房/原案・星野道夫)で親子で読んでほしい絵本大賞を受賞。他にも『ピン・ポン・バス』(偕成社/文・竹下文子)、「せんろはつづく」シリーズ(金の星社/文・竹下文子)、『みんなあかちゃんだった』(小峰書店)など著書多数。 公式ホームページ:鳥の巣研究所 鳥の巣を造形的な視点から見る ——鳥の巣研究はいつ、どのようなきっかけで始めたのですか。 子どもの頃から動植物が好きでしたが、実際に鳥の巣を目にするようになったのは、静岡の伊豆の山で暮らし始め