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黄金頭の検索結果1 - 40 件 / 46件

  • 我々の愛したGoogle検索はすでに死んでいる - novtanの日常

    Google検索終わってしまったの?という話で界隈が少し盛り上がっていてうーんはてなってなっていてそこはかとなく嬉しい。 goldhead.hatenablog.com orangestar2.hatenadiary.com 本件については僕も定期的に何かを言っている話ではあるんだけど、特にここ最近でキャッシュの検索もしなくなったってところが非常に象徴的だなあと思っています。キャッシュすることが著作権上問題だ何だで揉めたのが懐かしいよね。令和に至ってはウェブコンテンツの揮発性のほうがもはや問題である、と。 (個人的には依然として「なくなる権利」の方が重要と思っているだけど) 黄金頭さんが書いている「個人の日記が引っかからない」というのはもうずっと前から同感で、何かを見たことを共有したくて感想を探したところで例えば映画なら映画のあらすじサイトばかり引っかかる。体裁としては個人だけど明らかに広

      我々の愛したGoogle検索はすでに死んでいる - novtanの日常
    • 上タンばかり頼んでなにが悪い? 暗黙の了解があるというなら見せてみろ - 関内関外日記

      食べ放題で上タンばっか50人前頼んだら店長にキレられた「嫌なら食べ放題やめろよな」 - Togetter こんな話題があった。おれはこれは完全に店側の落ち度だと思った。それが食べ放題というものだろう。店と客との契約だろう。 [B! togetter] 食べ放題で上タンばっか50人前頼んだら店長にキレられた「嫌なら食べ放題やめろよな」 そう思ってはてなブックマークを見てみたら、賛否両論というか、ひょっとしたら客を批難する声が多いようにも見える。 なぜなんだかわけがわからない。マナー? 常識? 道徳? 暗黙の了解? なんなんだそれは。おれははっきり言って焼肉屋自体に行かないので、まったくわからない。ただ、そういうことを言う人は、食べ放題で上タンをどれけ頼むのが常識なのか、暗黙の了解なのか、はっきりと明言してからものを言ってほしい。3人前か? 5人前か? 7人前か? 10人前か? それとも「食べ

        上タンばかり頼んでなにが悪い? 暗黙の了解があるというなら見せてみろ - 関内関外日記
      • 手取り19万円の栄光の終わりに

        舵のない舟 かくて早くも彼の心は、洗練された隠遁の地、心地よき無人の境、人間的愚かさの絶えざる氾濫を遠く逃れた、びくとも動かぬ、なまぬるい方舟を夢みつつあった。 ユイスマンス『さかしま』 さかしま (河出文庫) 思えばおれの人生というのは舵のない舟に乗って川を流れてきただけだ。みすぼらしい帆や、壊れかけのエンジンはついていたかもしれない。ただ、流れてくるように、流れてきた。 おれは人生に興味がなかった。正確にいえばおれはおれの人生に興味がなかった。明日、どうしよう。五年後、どうしよう。大人になったら、どうしよう。なに一つ向き合ってこなかった。 親だとか誰かだとかにいわれるがままに、適当に流れてきた。意思というものがなかった。 べつに親だとか誰かだとかを信じていていたとか、そんな話もない。自分は確固たる意思をもって、意思を持たずに生きてきた。 人生の岐路に立って自分で道を選んだという覚えもな

          手取り19万円の栄光の終わりに
        • 不安になったら薬を飲め

          ずっと不安だった おれが自分の性格というものを説明しようとすると、以下のような言葉が並ぶ。内向的、心配性、後ろ向き、弱気、消極的、意志薄弱、怠惰、マイナス思考、ネガティヴ思考、悲観主義……。 陰キャで、非リアで、なんの前向きさもない人間ということになる。 今の時代、いや、いつの時代でも人間に求められる資質に反していることこの上ない。そして、その通りおれは底辺に近い人生を送っている。 それにしても、なんで、こうなんだろう。というか、世の中の人で、こうでない人がいるのはなぜなんだろう。少なくとも、こう見えない人は存在する。 おれは双極性障害(躁うつ病)持ちである。これはおれの性格の前提なのだろうと思われるかもしれない。 しかし、おれがそう診断されるずっと前、それこそ、物心ついたころから、おれは常にそうだった。 そして、常に不安だった。 幼少期の無力感 おれはちびだった。いや、いまも平均身長から

            不安になったら薬を飲め
          • 「マナー、道徳、常識、暗黙の了解」で人を叩く行為が気に入らない。

            功利主義に向き合う いきなりだが、どうもおれは功利主義者らしい。反出生主義などの持論を述べていたら、そう指摘された。 なるほど、反出生主義論者のベネターの考え方は功利主義的かもしれない。 とはいえ、おれは功利主義をよく知らない。「最大多数の最大幸福?」くらいのものだ。なので、おれは本を読んでみることにした。 功利主義 (岩波文庫) たとえば、有名なJ.S.ミルなどはなんといっているのだろう。『功利主義』の冒頭はこんな文章で始まる。 正と不正の判断基準をめぐる論争は、解決に向けた進展が少しも見られない。人間の知識の現状を作り上げている環境要因のうちで、これほど期待はずれなものはほとんどない。 最も重要なテーマに関する思索でありながら、長いあいだ立ち後れたままであり、期待はずれという点でここまで際立っている環境要因はほとんどない。 哲学が誕生して以来、最高善に関する話題、あるいは同じことになる

              「マナー、道徳、常識、暗黙の了解」で人を叩く行為が気に入らない。
            • 反出生主義という人類滅亡のミーム - シロクマの屑籠

              ※この文章は、黄金頭さんへの返信のかたちをとった、私なりの反出生主義についての考えをまとめた文章です※ blog.tinect.jp こんにちは黄金頭さん、p_shirokumaです。拙著『人間はどこまで家畜か: 現代人の精神構造 (ハヤカワ新書)』をお読みくださり、ありがとうございました。今回私は、どうしてもこの本を読んでもらいたいブロガーさん数名におそれながら献本させていただきました。受け取ってくださったうえ、ご見解まで書いてくださり大変うれしかったです。 『人間はどこまで家畜か』を黄金頭さんに献本したかった理由は2つあります。 ひとつは、黄金頭さんが書いたこのブログ記事のおかげで『リベラル優生主義と正義』に出会えたからです。 リベラル優生主義と正義 作者:桜井 徹ナカニシヤ出版Amazon 今は8000円台で推移していますが、一時期、この本には30000円ぐらいのプレミアがついていま

                反出生主義という人類滅亡のミーム - シロクマの屑籠
              • おれたちはTwitterでなにがしたかったのか?

                ネットが乱れている! ネットが乱世だ。言い過ぎかもしれない。 しかし、日本でとくにユーザーの多いTwitterが大混乱している。閲覧制限、API制限。 そこに、Metaのスレッズが殴り込みをかけてきた。殴り込みといえるかどうかは後で考える。 そして、日本のインターネットの古典である5chもおかしくなった。APIを握っていたJaneが、接続先をTalkという2ch様の新しい掲示板に切り替えた。切り替えたが、5chがAPI開放して、ほかの専用ブラウザで見られるように戻った。 なにが起こったのか、どんな反乱だったのか、今のところわからない。専用ブラウザJaneStyleユーザー以外もTalkに切り替えるのか、5chが巻き返して存続するのか。今、これを書いている段階ではわからない。 ちなみに、おれは「あめぞうリンク」の崩壊から2chの誕生に立ち会った「アングラ私書箱」の出だが、2chに書き込んだこ

                  おれたちはTwitterでなにがしたかったのか?
                • あんなにも感動し、興奮したものが、惰性になってしまった。これは悲しい。 | Books&Apps

                  おれの食生活 おれは毎晩の食事をXにポストするタイプの人間である。Twitterにツイートしてきた人間だといってもいい。 おれには3,600人ほどフォロワーがいるが、毎日おれを観察している人間がいるだろうか?たぶん10人くらいいると思う。その10人は気づいていることと思うが、おれは毎晩ほとんど同じものを食べつづける。 貧乏だから野菜が食えないとかいうのは毎晩お好み焼きを食べないやつの戯言にすぎない/関内関外日記 古くは、お好み焼きだった。一家離散して一人暮らしをはじめた。 金がないので自炊する。はじめての自炊生活。なにを食べよう。おれはお好み焼きが好きだった。お好み焼きはどうだろう? お好み焼きなら小麦も卵もキャベツも肉もとれるし、栄養的にも悪くないんじゃないのか。なにより、おれはお好み焼きが好きだ。 でも、毎日食べると飽きるんじゃないのか? これが、飽きなかった。おれは来る日も来る日もお

                    あんなにも感動し、興奮したものが、惰性になってしまった。これは悲しい。 | Books&Apps
                  • 黄金頭さんへ(ベンゾジアゼピン系薬物についての返信) - シロクマの屑籠

                    こんにちは、黄金頭さん。熊代です。 今日はいくらか精神科医っぽいスタンスで返信させていただけたら思います。 1月17日のbooks&appsの寄稿記事、興味深く拝読しました。 物心ついた頃から社交不安症に当てはまっていそうだったこと、それがベンゾジアゼピン系抗不安薬によって改善したこと等について、黄金頭さんらしい文体で綴られていると感じました。また、後半では最近のベンゾジアゼピン系薬剤への警鐘がいったい何なのか・実際には処方されているのではないか、といった疑問も綴られていました。以前にお書きになっていた「結局、ベンゾジアゼピンって長期的に飲んでいいの?」を念頭に置きながら、私の考えていることを返信してみます。 現代の学会や精神医学のガイドラインはベンゾジアゼピンの長期投与に否定的 はじめに、ベンゾジアゼピン系抗不安薬の使用について、標準的な治療ガイドラインが何を言っているか確認してみましょ

                      黄金頭さんへ(ベンゾジアゼピン系薬物についての返信) - シロクマの屑籠
                    • 手取り収入の3/4を馬券購入につぎ込む人間の告白

                      ※この記事は「否認の病気」であるギャンブル依存症当事者が、「まあ、本当は違うんだからね」と必死に否認する様子をお楽しみいただけます。 おれと競馬、競馬とおれ おれはアルコール依存症であり、図書館に通い、なおかつ「ちょこざっぷ」に行きだして、いろいろと忙しい。 そのほかにも広島東洋カープの試合を見て(ネット配信)、アニメを見て、わりと時間がない! と感じたりもする。 他人とのコミュニケーションはまったくないのに、多趣味な人間といえるかもしれない。 しかし、なによりおれの生活の、人生の、Lifeの中心にあるのは何か? 競馬である。競馬こそおれの人生の中心にあって、競馬がなによりも優先される。愛する女性との逢瀬の約束のときも、「あ、その日はG1があるな」などと考えてしまう。おれは競馬に乗っ取られている。おれが競馬を乗っ取ったことはない。 おれと競馬のはじまり。 高校時代、通学中に「ダビスタ」の話

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                      • イギリスの「禁煙法」は行き過ぎなのだろうか。

                        イギリスの「禁煙法」 イギリスで「禁煙法」のようなものが可決された。そんなニュースがあった。 英下院、たばこ販売禁止法案を可決 2009年以降生まれを対象に イギリスの下院は16日、2009年1月1日以降に生まれた人が生涯にわたってたばこ製品を買えなくする法案を可決した。 リシ・スーナク首相が主導した「紙たばこ・電子たばこ法案」は、383対67の賛成多数で下院を通過した。首相経験者を含む複数の与党・保守党幹部が反対票を投じた。 施行された場合、イギリスのたばこ規制法は世界で最も厳しい部類のものとなる。 似たような法律がニュージーランドで先行して施行され、その後に撤回されたとかあったが、とにかくイギリスはこのような道を選んだ。 おれはたまたま倫理学入門の本を読んでいたので、「これは倫理学が取り扱う問題だな」と思った。とくに児島聡『実践・倫理学』においては第5章が「他者危害原則と喫煙の自由」だ

                          イギリスの「禁煙法」は行き過ぎなのだろうか。
                        • キャッシュレス決済がこんなに便利だって想像できた?

                          このごろのキャッシュレス このごろいくつかキャッシュレスの話題をネットで見かけた。 飲食店などが、キャッシュレス決済の手数料の高さに困っている、という話である。おれはそういう商売に携わったことがないのでわからないが、なるほど高そうだ。 とはいえ、この問題で小売店に同情する声というのはあまりない。ほとんどないといってもいいかもしれない。 「だったら現金オンリーにすればいいのでは?」という声が多い。「なじみの店、応援したい店では現金払いにしたい」という声もあるが、あまり多いとは言えない。 むしろ、オダギリジョーのCM(オダギリジョーの店に大口のお客さんがきそうになるが、キャッシュレス決済ができないことによって機会損失する……テレビをまったく見ない人向けの解説)のように、「じゃあいいですー」ってなるよ、という人が多い。現金まったく持ち歩かないよ、という人もいる。 おれは、どうなのか。おれはつねに

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                          • もしも「ゲーム障害」が本当にあったら

                            もしも「ゲーム脳」が本当にあったら おれはゲーム、ビデオゲーム(以下、ゲームとします)に人生のかなり多くの時間を費やしてきた人間だ。そのことは前に書いた。 おれは平均的な人よりたくさんゲームに時間を費やした。いや、二十代、三十代とプレイする時間が減ってしまって、いまではほとんどやっていないので、「二十代になるまで」と言ったほうが正確だろう。 そんなおれが、自分のブログに「想像してみよう、もしもゲーム脳が本当だったら」という記事を書いたことがある。 2008年のことだ。今から15年も前のことだ。ずいぶん前だ。 ん? ひょっとして、今の人たちは「ゲーム脳」という言葉を知らないかもしれない。そのあたりはWikipediaでも読んでほしい。 ようするに、ゲームをすると脳に異常が起きて、「キレる若者」などが生み出されているのだ、けしからん、という話である。『ゲーム脳の恐怖』という本はたくさん売れた。

                              もしも「ゲーム障害」が本当にあったら
                            • でかいペットボトルの焼酎を飲まなくなって、なにを飲んでいるのか - 関内関外日記

                              承前。 blog.tinect.jp おれはこの記事で「本格焼酎の味と匂いがなんか嫌になって焼酎甲類を飲むようになった」という話をしたのだが、なぜかおれが大量飲酒に走ったというふうに受け取る人が多かった。多いというならもとから多いだけであって、べつに甲類で増えたということはない。アル中カラカラさんとか出したし、そうにおわせたと言われたらそうかもしれない。 が、その後、また変化が訪れた。焼酎甲類のアルコールくささが気になってきたのだ。最初は、「無味無臭ですっきりしている」とか思っていたのに、「なんだこのストレートなアルコール臭は」と。いや、おれが感じているのが「アルコール臭」なのかどうかよくわからないが。 それじゃあ、おれは何を飲めばいいのか。いや、焼酎甲類のなかでも「これはあまり感じないぞ」というものもあった。 眞露 チャミスル 20度 700ml JINRO社 Amazon 韓国焼酎チャ

                                でかいペットボトルの焼酎を飲まなくなって、なにを飲んでいるのか - 関内関外日記
                              • ちょこざっぷで運動する習慣がついてから、抑うつで寝込むことが少なくなってる……ような気がする

                                ちょこざっぷの日々 おれは2023年の夏から、ちょこざっぷに通い始めた。ちょこい、トレーナーもいない無人コンビニジム。 わざわざ「ちょこざっぷ」と書くのは、「ジムに通っている」と書くのを躊躇させるほど、「ちょこざっぷ」は普通のジムより緩い場だからだ。 chocoZAP(ちょこざっぷ)に行くのはどんな人なのか? おれは当初、コロナ禍で外出も減り、運動も減り、なまりになまった身体を動かす場所として考えていた。 あくまでメーンはエアロバイク。エアロバイクで有酸素運動する、痩せる、これである。 しかし、しばらく経つと、マシンに目が行くようになった。筋トレの、マシン。 おれの行くちょこざっぷの店舗は、マシンがわりと充実している方だ。充実していない店舗もある。それも事実だ。でも、おれが行く「ホーム」は、わりと充実している。 気づいたらおれは、ちょこざっぷを筋トレの場所にしていた。エアロバイクもトレッド

                                  ちょこざっぷで運動する習慣がついてから、抑うつで寝込むことが少なくなってる……ような気がする
                                • chocoZAP(ちょこざっぷ)に行くのはどんな人なのか?

                                  chocoZAP(ちょこざっぷ)に行く人の話 chocoZAP(ちょこざっぷ)をご存知か。そうだ、コンビニジムとして急速に拡大しているサービスだ。 従来のジムとは違い(たぶん)、無人店舗にマシンだけ置いてある。勝手に入って、靴を履き替えもせず、勝手にやって、帰る。シャワーもない。トイレすらない店舗もある。 会員になればどの店舗も使える。これで月額2,980円だ。このコンビニジム、どんな人が行くのか? この記事にべつにインタビューや取材は必要ない。なぜならば、おれがちょこざっぷ(以下「ちょこざっぷ」に統一します)の会員だからだ。もちろん、おれ一人の話にすぎないが、参考になるかもしれない。 そのあとに、限られた範囲ではあるけどどんな人を見かけるのか書く。 おれの運動歴の話が長いので、店の雰囲気などだけを知りたい人は、画面をスクロールさせて<ちょこざっぷにはどのような人が行くのか>を読んでほしい

                                    chocoZAP(ちょこざっぷ)に行くのはどんな人なのか?
                                  • 「一生モノ」のカメラで撮った写真、見せてください! - 週刊はてなブログ

                                    熱く語るエントリーを読むと自分も手に入れたくなる! はてなブログでは毎週「今週のお題」を出題しています。今回は、2024年1月12日から募集した今週のお題「一生モノ」に寄せられたエントリーから、週刊はてなブログ編集部がおすすめしたい記事をピックアップして紹介します! ひとつのものを長く使い続ける人に憧れます。 私も洋服でも小物でもいいので「これが私の相棒!」と言えるくらい一生付き合っていけるモノを手に入れたい……と思うんですが、なかなか運命の出会いがありません。いいなぁと思うモノを見つけても、急に尻込みしてしまって購入できなかったりするんですよね。 だからもうすでに「一生モノ」と呼べるようなものを持っている人はすごいな、なんて考えながら、今週のお題「一生モノ」に寄せられたエントリーを読んでいたら、あることに気づきました。 今回のお題で、自分のカメラについて書いている人の熱量が! すごく高い

                                      「一生モノ」のカメラで撮った写真、見せてください! - 週刊はてなブログ
                                    • 「俺が借りなきゃ誰が借りる」──図書館の利用、それと貢献 - シロクマの屑籠

                                      blog.tinect.jp 黄金頭さんがbooks&appsで図書館利用について文章を書いてらっしゃった。エッセイと呼んで似合いの文章だと思う。はてなブログのエッセイストとして、はじめのほうに名前の挙がるブロガーではないだろうか。 図書館の利用については私にも来歴があり、思い入れがある。 触発されてそれを書いてみたくなった。書いてしまえ、と思う。 図書館で本を借りることを忘れていた 私は小さい頃から図書館に連れていってもらっていたので図書館で本を借りることには抵抗がない。当時の実家には蔵書と呼べるものはなく、狭い廊下の本棚には父の職業上の専門書と『史記』が、それと母が親族からもらい受けた、古びた子ども向け図鑑一式と絵本が収納されていた。それらのおかげで小中学生の頃は国語と理科と社会については苦労しなかった。 けれども高校時代からしばらく、図書館のことは忘れていた。大学生時代、レポートをつ

                                        「俺が借りなきゃ誰が借りる」──図書館の利用、それと貢献 - シロクマの屑籠
                                      • 誰も野生のギャル曽根を想像していない

                                        ことについて私はちょっと怒っていた 「焼肉食べ放題上タン50人前」の件についての話 正確には黄金頭さんは野生のギャル曽根や食べ盛りの運動部員他…までちゃんと想像していて、なんか救われたような気持ちになった https://goldhead.hatenablog.com/entry/2024/03/16/171118 私自身は私の持つマナーや常識や、自信を持って他人のマナーをどうこう言えるほどに誇れる自身の品位なんかの問題でなく単に他人に「この人間は社会をやれてない」と思われたくないがための必死で卑屈な小心ゆえに、 かつ自分が空気を読めない部類の人間であることを知っている不安から状況を深読みしすぎるゆえにお店のきりもりや他の客の感情のことを勝手に考えてこの条件なら一人1.5人前程度はいいだろう…などと余計な思考を巡らせて実際そのように行動しているタイプなので 最初あの話題が盛り上がりかけたと

                                          誰も野生のギャル曽根を想像していない
                                        • 自分は、自分の世界の主人公だろうか?

                                          モブの人生 先日、はてな匿名ダイアリーでこんな話を読んだ。もちろん、匿名ダイアリーなので、これを書いたのが女子中学生という可能性もある。 中年になってモブ人生が確定してマジでつらい 結婚しているやつはいいわな。パートナーと楽しく生きろよ。 子供いるやつもいいわな。子育ての醍醐味を味わって生きろよ。 仕事で自己実現できているやつもいいわな。その調子でスキルアップしなさいな。 で、この三つがどれもできていないおっさんはどうやって生きていけばいいわけ? 生まれてからずーっと、人に言われたことだけやって、我慢料として安い給料を渡されてさ。 誰かを稼がせるためにロボットのように働いて、動けなくなったらポイでしょ。 七時ごろに仕事が終わって、飯食って、酒飲んで、寝る。誰かを稼がせるためにそれを繰り返す。 自己実現できていない会社員って置き換え可能なbotでしかないわなぁ。むなしくなる。 後半では「生産

                                            自分は、自分の世界の主人公だろうか?
                                          • 冬の動物園を撮る(GR IIIxの実用) - 関内関外日記

                                            手取り19万円のおれは14万円のコンデジを買った。RICOH GR IIIx。最強のスナップ・シューター。ロマンスのビッグ・ヒッター。 おれは人間が無作為に作った自然が好きだ。作為で完成された完成品も悪くはないが、人間が手を入れることで自然とそうなってしまった結果が好きだ。 人工でもなく、自然でもなく。 冬に咲く花もある。 壁の花は人工なのか、自然なのか? これは人工物。 信仰の起源を見た。 これは美しい人工物。 この「頭上」があるだけで、このあたりに住んでいて悪くないと思う。 破壊と混沌。 寿町にそびえ立つパチンコ屋。 冬の街路樹。 まいばすけっとのフォント。 売っているのは鶏肉。 レッツゴードンキ。 華隆餐館が有る限り、目の前のラーメン二郎 関内店に入ることは出来ない。辛いのを食べるとお腹がどうにかなる可能性があるので五目刀削麺。自動刀削麺マシンが二枚刃で麺を作る。熱いのでお気をつけく

                                              冬の動物園を撮る(GR IIIxの実用) - 関内関外日記
                                            • シロクマ先生へのお礼(ベンゾジアゼピン系薬品について) - 関内関外日記

                                              ※本記事には医薬品などに関する推奨されない内容を含みますので、あなたはあなたの主治医に相談して勝手に生きてください。 p-shirokuma.hatenadiary.com シロクマ先生、はじめまして黄金頭と申します。専門家からの丁寧で貴重な返信ありがとうございます。 と、言いますか、かねがね思っていたベンゾジアゼピン系薬物についての疑問(関連エントリーは適当に探してください)について、「シロクマ先生がなんか書いてくれないかな」と思っておりましたので、よくない言葉でいえば「しめしめ」というところであります。 なにせ、Wikipediaにも偏りがあることはありますし、顔も名前も知らない医師の書いたものについても、はたしてどうなのかわかりません。ただ、Wikipediaにはソースが要求されますので、「どうもベンゾジアゼピンはよくない、という方向に行っているのはたしかかな」という漠然としたもやも

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                                              • ピアス三つの、四十代中年男性の末路について

                                                しゃれにならないエピソードはない 身体加工といえばいかにも野蛮だが、それこそが文明のはじまりなのだ。誰も動物を野蛮とはいわない。野蛮は文明のはじまりなのであり、おそらく、文明もまた一種の野蛮のはじまりなのである。 おれは身体加工をしている。左耳に三つのピアスをつけている。耳たぶに一つ、ヘリックスに二つ。 おれは四十代中盤の中年男性で、いたって平凡なサラリーマンだ。 おれがピアスを最初に開けたのはいつか。会社員として働き始めたときである。大学生になったときでもないし、大学を中退したときでもない。会社員になって、ピアスの穴を開けた。 「開けてもらった」といったほうがいいかもしれない。 最初に、耳たぶに穴を開けたのは職場であって、ガチャンとやるピアッサーで穴を開けてくれたのは、上司の女の人だった。 ピアスを開けるのが普通の職場なのか? 違う。違うけれど、おもな客先は自治体や公共機関だ。 しゃれた

                                                  ピアス三つの、四十代中年男性の末路について
                                                • 人間が人間であることを出せ。表現しろ。それ以外は的確にプロンプトを書け。

                                                  画像生成AIとおれ 知らないあいだに画像生成AIというものができて、ひとびとが使うようになって、いろいろな問題を引き起こしていた。 AIの学習に使われた人の著作権的な問題とか、AIを使ったイラストに対する道義的(?)な問題だ。後者についてはちょっとよくわからない過熱が見られるようなので、触れるのは避けたい。 いずれにせよ、文章(プロンプト)によって、絵が生成されるのだ。おれは、とりあえずおもしろいと思った。おもしろいな、というだけだ。 おれは自分で絵を描きたいと思うが、下手くそなので描く気がおこらない。AIを使えば自分の理想である✕✕な絵だって生成できるんじゃないかと思った。 が、プロンプトにもコツがある。いや、コツなんてものじゃない、プログラミング的な技術、技法だ。おれはそういう感覚的でないものは苦手だ。 というか、そもそもおれのPCは画像生成AIを使うスペックに達していなかった。なので

                                                    人間が人間であることを出せ。表現しろ。それ以外は的確にプロンプトを書け。
                                                  • むやみに救急車を呼ぶなって明文化されている。そして、人はいつどこで最悪の無知蒙昧になるかわからない弱い存在だ - 関内関外日記

                                                    goldhead.hatenablog.com やや煽り気味にものを書いたら賛否両論も起こるだろう。そのくらいのつもりでいた。おれに同意する人もいるだろうし、反発する人もいるだろう。それでいい。でも、あまりにも曲解されているものについて、「黄金頭という人がそういう意見を垂れ流している」と思われるのはおもしろくないので、少し追記したい。もう、べつに上タンの話とかどうでもいいだろう? www.byosoku100.com 空気を読むサービスの最大の例が「社会福祉」 救急車を頻繁に呼んじゃいけないってどこかに明文化されていますか?体調不良の判断って人それぞれですよね?ちょっと足が痛いから呼んじゃいけませんか?どれくらいの頻度で呼ぶなとか何か定義あるんですか?毎日体調不良なら毎日救急車呼んだっていいですよね! おれが「ルールに書いてなければなにをしてもいい」と考えている人のようだ。おれはあくまで「

                                                      むやみに救急車を呼ぶなって明文化されている。そして、人はいつどこで最悪の無知蒙昧になるかわからない弱い存在だ - 関内関外日記
                                                    • ジャガイモを拾えない人間はセルフ・ネグレクトへ至るのか?

                                                      ジャガイモの袋が破れて散らばった ある日の夜、おれは鍋料理を作っていた。トマト鍋だ。トマト鍋にはジャガイモが合う。 おれはジャガイモをスーパーで買った。スーパーで買ったジャガイモは薄いビニール袋に入っている。 おれはハサミでジャガイモのビニールを切った。切ったら、やぶけた。やぶけて、なかのジャガイモたちが散らばった。 これが、その写真ということになる。なぜ写真を撮ったのか。ジャガイモが散らばったからだ。 そしておれは「これを拾い集めないな」と思った。思って、そのことを世界に発信しようとした。X。なぜそんなことを発信しようと思ったのか。この世にはわからないこともある。 ちなみに、ジャガイモが落ちている瓶はすばらしいスコッチであるラフロイグの瓶だ。そして、真ん中にはキッチンハイター。その左には最高にすばらしいスコッチであるアードベッグの瓶がある。 こんなふうにものを並べている人間が、どんな人間

                                                        ジャガイモを拾えない人間はセルフ・ネグレクトへ至るのか?
                                                      • 45歳になりました - 関内関外日記

                                                        寿司。誕生日だしな。 pic.twitter.com/qafGun5QX8 — 黄金頭 (@goldhead) February 22, 2024 おれの誕生日は2月22日である。そんな個人情報さらしていいのかという話もあるかと思うが、おれのなかではべつにさらしてもいい情報である。 おれは、つきじ海賓から出前で二人前の寿司を注文した。ピザに飽いたおれに残されていたのは寿司だけだった。 おれは寿司を食った。なるほど、「寿司はピザに比べて祝祭感が足りない」と言ってくれた人は正しかった。久しぶり(去年、金沢に行って以来?)の寿司は寿司でうまかった。しかし、脳を揺さぶるような衝撃はなかった。 月に一度のご褒美が寿司でもだめか……と、すこし思った。 2月22日生まれ人間として、尊敬するべき人としてはジュール・ルナール、高浜虚子、谷啓(中高の先輩でもある)、吉増剛造、河内洋、キーレン・ファロン、大魔神

                                                          45歳になりました - 関内関外日記
                                                        • 他人に、「なにものか」になるのでは? と思わせてきた人間の独白

                                                          過去に生きる情けない人間の話です 昔話を書く。よかったころの話だ。「よかったことが少しでもあってよかったな」と、自慢のように受け取る人もいるだろう。 結局のところ単なる自虐か、という人もいるだろう。でも、一番多いのは「中年になっても子供時代の話しかできない、情けない人間だ」というものだろう。 おれだって、こんなことはだれかに聞かせたい話じゃない。結局、空虚に人生を終えるであろうつまらない人間のひとりごとだ。 さて、それはなにか。それは「おれは他人に『なにものかになれるのでは?』と思わせてきた人生だったな」ということだ。 なにも、大きなエピソードはない。自分の頭の中から消えない小さな記憶の粒を取り出して並べてみるだけだ。 なぜかプロになれそうにみえる子供 おれはちょっとなにかすると、「将来プロになれそうだな」と言われることが多かった。みんな言われているかもしれないが、みんながどうかしらない。

                                                            他人に、「なにものか」になるのでは? と思わせてきた人間の独白
                                                          • わたしははてなーの誰よりもゴミなので 自分のみじめな立場をバカにしない..

                                                            わたしははてなーの誰よりもゴミなので 自分のみじめな立場をバカにしないブコメを書いてくれるブクマカさんは黄金頭さんしかいない あの人はいつも自分がベースで他人がどうだという話をしない気がするから

                                                              わたしははてなーの誰よりもゴミなので 自分のみじめな立場をバカにしない..
                                                            • 英語のできんやつが、生成AIで英語の小説を読めるのか? - 関内関外日記

                                                              今週のお題「最近読んでるもの」 おれはこの間、クヌート・ハムスンの『飢え』を読んだ。たいへんに面白かった。 ノーベル文学賞は強い クヌート・ハムスン『飢え』を読め! - 関内関外日記 面白かったので、ノーベル文学賞受賞作である『土の恵み』を読みたいと思った。が、調べてもらえばわかるが、これはもう日本語訳が手に入らないといっていい状況なのである。 青空文庫にも……ない。あ、では、プロジェクト・グーテンベルクはどうだ? Growth of the Soil by Knut Hamsun | Project Gutenberg あるじゃないの。あ、元はノルウェー語? 英語の小説じゃない? べつにいいだろ、日本語訳を読もうと思っていたんだ。そんなものかまうものか。 が、問題が一つある。おれは英語が読めない。しかし、おれには英語がまったくわからないというわけでもない。おれは大昔に慶応の文学部に入った

                                                                英語のできんやつが、生成AIで英語の小説を読めるのか? - 関内関外日記
                                                              • 五十音順で東京二十三区へ・足立区編(GR IIIxの実用) - 関内関外日記

                                                                知らない街をGR IIIxを持って歩きたいと思っているが、おれにとって知らない都市というと東京ということになる。これから1年をかけて、23区を1日一つずつ回るというのはどうだろうか。東京は怖いが、できないこともあるまい。 — 黄金頭 (@goldhead) February 7, 2024 おれはどうも散歩に行こうとすると、南下したくなる傾向がある。横浜市中区から南下すると三浦半島あたりに行くことになる。そのあたりはもう、掘りつくしている感じがないでもない。 冬の久里浜、海辺を歩く - 関内関外日記 おれは東京をよく知らない。鎌倉に二十年住み、横浜に二十年住んだ。ただ、東京というと、三田にある大学に半年通ったくらいでどうにもわからない。苦手意識がある。都会は怖い。人がおしゃれすぎて怖いし、治安が悪くて怖いところもあるかもしれない。 高校なんかもビルみたいだし、おれの知っているのとは違う。で

                                                                  五十音順で東京二十三区へ・足立区編(GR IIIxの実用) - 関内関外日記
                                                                • 酒クズ黄金頭さんの減酒宣言 - 関内関外日記

                                                                  黄金頭さんは、減酒します! はい、宣言した。宣言しましたよ、そこの人。これをね、レッテル貼りというのですよ。自分で、自分にレッテルを貼る。たとえば、職場などで「自分はお酒をやめます」、とか、「禁煙します」とか明言する。周りの人に「あの人はお酒やめるって言ってたな」と思わせる。それが一つの枷となって、酒飲みにくくなる。タバコ吸いにくくなる。そういう効果があると読んだ。悪くない。 だから、こうやって減酒を宣言するのである。100人くらいの人には見てもらえるだろう。それが枷となって、大量飲酒を避けるのである。ナイスアイディア。 なぜ、断酒でなく禁酒なのか? え、なんで禁酒しないの? 現代ではアルコールはゼロがいいというのが常識だ。一滴でも飲むデメリットをメリットが上回ることはない。そんなこと知っている。知っているが、おれは酒を飲みたい。強く飲みたい。これをいきなり断酒などしてみろ。あっという間に

                                                                    酒クズ黄金頭さんの減酒宣言 - 関内関外日記
                                                                  • 「弱いロボット」と生きる世界

                                                                    「弱いロボット」を知っていますか? 「弱いロボット」というものを知っているだろうか。わりと知られているかもしれない。おれも、うっすらと知っていた。よくは知らなかった。 おれが「弱いロボット」に興味を持ったのは、『THE BIG ISSUE』という雑誌で特集されていたからだ。『THE BIG ISSUE』を知っているだろうか。ホームレスが路上で販売している雑誌だ。おれはこの雑誌を買った週は競馬に勝つという、神さまは見ている理論を信奉している。 この号の特集で、「弱いロボット」の第一人者というか、その概念を作ったであろう岡田美智男先生の研究室の様子、弱いロボットたちの紹介、そしてインタビューを読んだ。たいへんおもしろかった。 人にすり寄ってゴミを拾ってもらう「ゴミ箱ロボット」。子どもたちに昔話を語って聞かせる途中で大切な言葉を忘れてしまう「トーキング・ボーンズ」。人と手をつないでヨタヨタと歩く

                                                                      「弱いロボット」と生きる世界
                                                                    • 最強のスナップシューター、RICOH GR IIIx買ってしまった - 関内関外日記

                                                                      1/15。 ……。 ………。 …………。 ……………。 ………………。 …………………。 ……おれは正月、ヤマダ電機で新しめのカメラの実機を触って、急に新しいカメラがほしくなったかもしれない。 1/10。 2024年・新しいカメラがほしいかもしれない検討会議 - 関内関外日記 そもそも新しいカメラが必要なのか。 フルサイズが必要なのか。 ソニーである必要があるのか。 レンズ交換型である必要はあるのか。 レンズ交換型である必要はあるのか=高級コンデジ? ……わけがわかんなくなってきたな。まあとにかく、買うとなったら自分の現預金の数分の一を使う話になる(数十分の一ではない)。慎重に考えなくてはならない。 おれは慎重に考えた。 1/11。 正月休みで燃え尽きた(新しいカメラと競輪について) - 関内関外日記 で、昨日のカメラの話だけれど、家に帰って「高級コンデジはどうか?」と調べてみた。やはりど

                                                                        最強のスナップシューター、RICOH GR IIIx買ってしまった - 関内関外日記
                                                                      • 馬券に手取りの4分の3を突っ込んでいるおれが株や投資について語る。みな、警戒しろ。

                                                                        靴磨き中年 「靴磨きの少年が株の話をしはじめたら、暴落の前兆だ」というエピソードがある。 ジョセフ・P・ケネディの話だという説もあるが、だれだかしらん。まあ事実はどうであれ、それは株式市場のことをよく言い表しているから、今に伝わっているのだろう。 というわけで、毎月、馬券購入に手取りの19万円の3/4を突っ込んでいる低所得者のおれが株や投資について語る。みな、警戒しろ。 手取り収入の3_4を馬券購入につぎ込む人間の告白/Books&Apps ……とはいっても、おれが投資の真似事みたいなものをはじめたのは2007年のことである。かなり前だ。 「最近株価高いらしいっすね?」とか、「新NISAっていいらしいっすね?」とか、靴磨き中年というには、ちょっと年季が入っている。 そもそもなにを始めたのだったっけ? プチ株(単元未満株、端株)で投資ごっこをしたかったのだ。 単元未満株は文字通り単元未満で売

                                                                          馬券に手取りの4分の3を突っ込んでいるおれが株や投資について語る。みな、警戒しろ。
                                                                        • 表現したい - 恥ずかしながら おかわりを

                                                                          こんにちは、3歳のチャプちゃん・0歳のキューちゃんの母親業奮闘中のにゃー将軍です。 黄金頭 (id:goldhead)さんのこの記事を読みました。 goldhead.hatenablog.com 世の中には書くことにとり憑かれた人というのもいるそうで、書いて書いて書かずにはいられないそうで。 へぇ~と思いつつ、にゃー将軍もその気はあるなぁと思うのです。 このブログの最近の更新頻度は週1か週2ぐらいで、「書かずにはいられない人」の更新頻度ではないと思うのですが、そうは言ってもなんとかやりくりしてやっとこの頻度なのです。 最近は週に1回ぐらい、夫に娘2人を見ていてもらってコメダ珈琲でブログを書いています。 娘たちが同じ空間にいるととてもとても書ける環境じゃあないのです。 でもその「邪魔されずに何事かに集中する」という今のにゃー将軍にとってはとっても貴重で大事な時間のほとんど全てを使ってブログを

                                                                            表現したい - 恥ずかしながら おかわりを
                                                                          • 「反出生主義」に対する反論について / 森村進『正義とは何か』 - オベリスク備忘録

                                                                            曇。 ●反出生主義という人類滅亡のミーム - シロクマの屑籠 ●滅びていいならSDGsなんて要らないじゃない - 狐の王国 黄金頭さんの「反出生主義」に対する反論を読んだ。簡単にいうと、反出生主義は亡びの思想である、倫理的に受け入れられない、というものだが、これはまあなんというか、世間的に常識的な、健全な反論であって、反出生主義者にしてみれば、何をいまさらではあるまいか。わたしは反出生主義者ではまったくないが、彼ら彼女らの「気持ち」は、もっと個人的なそれである、といいたい。つまり、生きているのが苦しくてならない、こんなことなら、生まれてくることなど、ない方がよかったのではないか、というものだ。 そして、わたしにこれは、かなりよくわかるのである。でも、生きるのが苦しい(一切皆苦)なんてのは当たり前で、多くの人はそれでもふつうに(?)生きているし、わたしもそれは同じだ。わたしは、反出生主義は個

                                                                              「反出生主義」に対する反論について / 森村進『正義とは何か』 - オベリスク備忘録
                                                                            • カープ監督の新井さん「チームは家族」

                                                                              野球とサラリーマン 「この案件は全員野球でいくぞ!」……などと昭和のサラリーマンはよく言っていたものと思われる。 しかし、今は令和のビジネスパーソンの時代だ。「全員野球」という言葉も「おっさんビジネス用語」の代表格だ。 しかし、たまにはいいじゃないですか「全員野球」。 え、全員野球ってなんだって? そりゃあもう、スタメンから控え、監督コーチスタッフみんなで頑張ろうってことですよ。 ……野球に例える必要があるのか? まあいい、2023年シーズン、全員野球の戦い方でセ・リーグ二位になったチームがある。広島東洋カープだ。 それを率いたのが新井貴浩監督である。この新井監督が実にモチベーターだな、と思った次第。 モチベーター。厳密に定義されているのかわからない。他人や集団のモチベーション、やる気を鼓舞し、目標に向かわせるような人、ということにしておこう。 ビジネスにおいても、そういうリーダー像が求め

                                                                                カープ監督の新井さん「チームは家族」
                                                                              • 黄金頭さんの<「マナー、道徳、常識、暗黙の了解」で人を叩く行為が気に入らない。>という記事を読んだ感想 - 頭の上にミカンをのせる

                                                                                blog.tinect.jp これについておれは「暗黙の了解があるなら見せてみろ」と書いた。だれも「常識的には3人前(5人前、10人前……)である」と言わない。あえて口をつぐんでいるかのように、ただただ50人前の非をあげつらう。後者だ。おれは、この後者の物言いに、大きな疑問を持った。 記事を読んだのですが、id:goldeheadさんは「マナーや道徳や常識」「暗黙の了解」そのものを否定したいというよりも、「美徳シグナリング」に対して反対したいのじゃないかしら、という話をしたいと思います。 まず上タンの問題に関して私の立場 私は「この件の解決に食べ放題に明確なルールを設けることには反対」「暗黙の了解はあって当然である」「暗黙の了解となる数値はそれぞれの立場に寄ってレンジがあるため、相手が具体的数値を明示できないからといってドヤるのは💩」「ただし50人前食べること自体は問題ない」「50枚食べ

                                                                                  黄金頭さんの<「マナー、道徳、常識、暗黙の了解」で人を叩く行為が気に入らない。>という記事を読んだ感想 - 頭の上にミカンをのせる
                                                                                • 歯医者の人には悪いんだが、ほんまおれ、怖いんや……。

                                                                                  悲劇のフロス ある夜の晩のことだ。おれはフロスで歯間のお掃除をしていた。日々の習慣だ。 いつものように、歯間をきれいにして……いたら、銀歯が取れた。ひっかかって、銀歯が取れた。 取れた銀歯をおれは見た。歯の上部を覆っていたキラキラの銀歯。 銀歯の表面はキラキラで、「これ、ピアスにできねえかな」とか思った。現実逃避である。おれは歯医者に行かなくてはならなくなった。 予約するのも面倒くさい。時間も取られる。金も取られる。 ……でも、まあ、銀歯をつけるだけなら、痛くないよな。そうだ、この銀歯をつけてくれた歯医者は無痛治療なんだ。 そう思って翌日、歯医者に電話した。電話したら、話し中だった。しばらく待って、また電話した。また話し中だった。そして、もう一度。 あれ、おかしいな? ウェブサイトはあるのに。でも、Googleマップに出てこない。おかしい。そこでマップで入居しているはずのビルを調べてみると

                                                                                    歯医者の人には悪いんだが、ほんまおれ、怖いんや……。