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  • 「クラフトビールって飲んでみたいけど何から買えばいいの?」という方へ、おすすめ5種を紹介します | オモコロブロス!

    コナビール ハナレイアイランドIPA KONA BREWING HANALEI Island IPA (Alc 4.5%) ✽.。.:*・゚パッションフルーツとオレンジとグァバの果汁入ってます ✽.。.:*・゚ ↑これだけでもう美味いことがわかる←飲まなくてもわかるから飲まなくていいのかも←そんな淋しいこと言わないで 君たちキウイ・パパイア・マンゴーだねと同戦闘力レベオってこと!? ドライなシェリー ↑『君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね』の歌い出しだけ引用した世界初の記事 グァバの風味が強くて、香りだけであっなんか海外からきたね??? て感じがします。 子どもの頃に初めてジェリービーンズ食べたときとか、ビレバンでチェリーコーク買って飲んでみた時みたいなNice to meet you感あるけど向こうがいいやつだからすぐ馴染める。仲良くなって自転車とか貸してあげれる。 IPAは一般的に苦

      「クラフトビールって飲んでみたいけど何から買えばいいの?」という方へ、おすすめ5種を紹介します | オモコロブロス!
    • 【楽器】ハードオフの見どころを、「その道の人」たちに訊いてみた【電子工作】

      みんな大好きなリユースショップ・ハードオフ。 衣類に楽器に電子機器に……と、とにかく幅広いジャンルの商品が取り扱われていますが、なかなか自分が好きな棚以外をじっくり見る機会はないですよね。 真剣に品定めしているお客さんを見かけるたびに、「この人は、何を考えて商品を選んでいるんだろう?」と思います。 そこで、多趣味な人が集まるデイリーポータルZライターたちに、「それぞれのハードオフの歩き方・見どころ」を教えてもらいました。 今回お伺いしたのはハードオフ・オフハウス・ホビーオフ千葉イオンマリンピア専門館店さん。イオンのワンフロアの半分以上がハードオフグループという、マニア垂涎の大型店です。 メンバーは左から 編集部・安藤昌教(得意分野:カメラ/元カメラ屋) DPZライター・宮城剛(得意分野:楽器/ミュージシャン) DPZライター・JUNERAY(得意分野:ガラス食器&詳しくないけどカメラも好き

        【楽器】ハードオフの見どころを、「その道の人」たちに訊いてみた【電子工作】
      • 本が読めない編集部員とアニメーション映画『銀河鉄道の夜』を観る日 | オモコロブロス!

        この記事は、本が読めないオモコロブロス編集部員が『銀河鉄道の夜』を読む代わりに、ライターと一緒にアニメーション映画版『銀河鉄道の夜(1985年)』を観る記事です。 『銀河鉄道の夜』といえば、言わずと知れた宮沢賢治の名作。 以前、『オツベルと象』をなんとか読み切ったみくのしんさんですが、「『銀河鉄道の夜』は本の厚みが……もう!!」とのことで、挑戦できずにいるそう。 今日はそんなみくのしんさんと、アニメーション映画版『銀河鉄道の夜』を観ます。 普段は登場人物の様子や、どんな空間にいるかなどを脳内で想像しつつ、ゆっくり音読しながら噛み砕かないと本が読めない(+それを文字を読みながら処理できない)という理由で本を読むのがとても苦手なそうですが、 アニメーション映画なら場面を想像する必要がないため、みくのしんさんも楽しめるのではないでしょうか? というわけで…… 観るぞ!!!!! ((観られるかな〜

          本が読めない編集部員とアニメーション映画『銀河鉄道の夜』を観る日 | オモコロブロス!
        • 元地元民による、おおむね1万円で仙台の旅【高速バスツアー】

          高速バスの旅が好きだ。 もちろん快適さや速さでは新幹線に劣るが、バスの速度でしか感じられない面白さもある。 関東に住んでいた大学生時代、地元である仙台のことが好きすぎて、格安の夜行バスを駆使してしょっちゅう遊びに行っていた。 これは、東京都内から夜行バスで仙台に行って帰ってくる場合の、筆者のお気に入りルートの解説記事である。 新宿か、八重洲か 都内から仙台へ行く場合、だいたい出発地はバスタ新宿か、バスターミナル東京八重洲となる。 パスタは立地的に便利であるものの、平日でも混雑する傾向にあるため、筆者としては八重洲の方がおすすめ。 この、夜中のオフィスビル然としたそっけない清潔さ。 今回乗るバスは平日の夜行便。だいぶ早くに予約したので保険をかけても片道3,220円だ。ちょっと心配になるくらい安いが、まあ連休などの特別料金とならされて帳尻が合うものなのだろう。 東京から仙台へ行く場合、途中で栃

            元地元民による、おおむね1万円で仙台の旅【高速バスツアー】
          • タイ産ジャパニーズウイスキー?「天道」を飲んでみる

            タイ旅行中の友人から、「タイ産のジャパニーズウイスキーをお土産に買って帰るよ」と連絡があった。タイ産ジャパニーズウイスキー? あなたは一体何を言っているんだ。 しかし、帰国した友人に手渡されたそれは、確かに「タイ産ジャパニーズウイスキー」としか言いようのないものだった。その名も「天道」。果たしてどんな味がするのだろうか。 筆者も一応酒関連の仕事をしているため、「タイ産ジャパニーズウイスキー」が「インド産神戸牛」くらい意味の通らないものだということをわかっている。その上で、どうだろう。このウイスキーのパッケージだ。 縦書きの筆文字で「天道」。天道とは六道輪廻の中の最上部にある世界、神が住む場所の意味だそうだ。筆文字の漢字や和紙めいたテクスチャは明らかにジャパニーズウイスキーを意識している。 発売しているのは、バンコクから188km北にあるというTAWANDANG社。天道の他にもユニークな蒸留

              タイ産ジャパニーズウイスキー?「天道」を飲んでみる
            • 中華料理に熱燗? 料理の美味しさを何倍にも引き上げる最高の飲み物を探せ【PR】 - ぐるなび みんなのごはん

              美味しい食べ物に必要なのは美味しい飲み物である。その組み合わせによっては美味しい食べ物が何倍も美味しくなったりするのだ。 今回、簡単で美味しいニッスイのまんぞくプレートに、ピッタリとマッチした飲み物をプロに選んでもらった。ものすごく参考になるし、このあとの食人生が一変する可能性がある記事なので心して読んでください。 食事に合う飲み物をプロに選んでもらう ニッスイがまた美味しい弁当を出したらしい。それがこちらの4種類である。 こうやって並べると戦隊ヒーローみたいですね。 ニッスイまんぞくプレートの美味しさについては前回の記事でも確認済みなのだけれど、前回は正直レンチンしてもらうことにかなり気をとられて、ゆっくり味わうことができていなかった。 r.gnavi.co.jp もっとゆっくり味わって食べたかった(前回の記事)。 一緒に飲んだのは水だったし(前回の記事)。 これ、本当にマッチした飲み物

                中華料理に熱燗? 料理の美味しさを何倍にも引き上げる最高の飲み物を探せ【PR】 - ぐるなび みんなのごはん
              • ジン6種を飲み比べて、違いを感じてみた

                ・NIKKA WILKINSON GIN(47%)……通称「ウィルキンソンジン」 ・BEEFEATER GIN(40%)……通称「ビーフィーター」 ・BOMBAY SAPPHIRE(47度)……通称「ボンベイ」「ボンベイサファイア」 ・GILBEY'S GIN(37%以上38%未満)……通称「ギルビージン」 ・GORDON'S LONDON DRY GIN(43%)……通称「ゴードン」 ・TANQUERAY LONDON DRY GIN(47%以上48%未満)……通称「タンカレー」 ※カッコ内のアルコール度数は瓶の成分表示のまま記載しています。 ※BOMBAY SAPPHIREだけ小瓶なのは、当初できるだけ小さいボトルで揃えようとしたところボンベイ以外全く見つからなかったためです(仕方なく大きいボトルを担いできました)(重かった)。 ※通称は筆者がそう呼んでいるだけのものなので、知らん人の

                  ジン6種を飲み比べて、違いを感じてみた
                • きゅうりの水分でスープをつくる、無水もりおか冷麺がおいしい

                  夏は冷麺がおいしい季節。 おなじみ戸田久の「もりおか冷麺」はコシの強い麺と、酸味あるスープが特徴的で、筆者は夏といわず年がら年中食べている。なんなら毎日冷麺でもいい。 もちろんそのまま茹でて食べるだけで完璧においしいのだが、最近見つけた面白い食べ方がある。 それが、きゅうりの水分だけでスープを作る「無水」冷麺だ。 おなじみ「もりおか冷麺」。一度は召し上がったことがあるでしょう。 パッケージの写真にもある通り、定番の具材といえばゆで卵、焼豚、きゅうりなど。 きゅうりの栄養価が意外と高い(カロリーが低いだけで、きゅうり100gあたりカリウムは約200mg)ことを知ってから、山盛りのきゅうりスライスを添えて食べるのがマイブームとなっていたのだが、あるときスライスきゅうりにスープの素をかけ、10分ほど放置してしまった。 するとどうだろう。きゅうりはくたくたになり、辛酸っぱいスープの素に漬けられた、

                    きゅうりの水分でスープをつくる、無水もりおか冷麺がおいしい
                  • シール帳を作ってシール交換をしよう! | オモコロブロス!

                    うわー!!! すごい!! これ!!! 中がツルツルだ!!!!! シールを貼って剥がせる専用台紙になっているので、何回でも貼り直してください! Ctrl+Zし放題じゃん……。 わたしのシール帳は、当時っぽいデザインのものを探して買ってみました。 JUNERAYのシールバインダー 〜Shelly Fantasy〜 こういうのあったよなー! いいなー!!! こっちは中がバインダーになってて、シール台紙を入れ替えたり増やしたりできるようになってます。 みくのしんさんのシール帳はちょっとシンプルすぎるかも? と思ったので、カスタマイズ要素も買っておきました! カラフルアルファベットシール !!! かわいい!!! 名前とか、好きな言葉とかを貼れるんだ!! よければこのシール使ってください。わたしも表紙に貼ります! うれしっ。なんて書こう…… ペリ……ペタ…… ……できた! めっっっっっっちゃいい…

                      シール帳を作ってシール交換をしよう! | オモコロブロス!
                    • ようやく大同電鍋を買ったので、憧れのアレを作りました

                      ちょっと前に流行していた、TATUNG社の「大同電鍋」。 正式名称は「大同電気釜」で、お米を炊くのはもちろん、煮る、蒸すなど、シンプルながら多様な調理ができる。台湾では一家に一台どころか、販売台数から計算すると「一家に1.7台くらいある」ことになるそうだ(売れすぎ)。 そんな電鍋が、遅ればせながら我が家にもやってきた。 もはや筆者が紹介するまでもなく有名な、大同電鍋。 6合炊きサイズのホワイトを買った。専用のステンレスセイロ、フッ素加工内鍋も揃えて、合計29,600円。 筆者の家には炊飯器がないため、新しくお米を炊く機械を買ったと思えば、そう高い金額ではない。 ちなみに今までは鍋でお米を炊いていた。お焦げができて美味しいのだが、吹きこぼれると掃除が面倒な上、鍋の側に待機してたまに温度調節をしなければならず、しょっちゅう炊くとなると手間だった。 それが電鍋にかかればこの通り。「お米と水を入れ

                        ようやく大同電鍋を買ったので、憧れのアレを作りました
                      • がんばれ!虫除けおにやんま君

                        いまこの記事を開いてくれたあなたは、今年はもう蚊に刺されただろうか。 筆者は刺された。10ヶ所くらい刺された。 なぜか異常に蚊に好かれやすく、例年初夏から11月頃まで刺されているし、大人数でいても真っ先に狙われる。蚊用のCIAOちゅ~ると思われている節がある。 市販の虫除けから、足の常在菌の改善など、いろいろ試してみたがあまり効果がなかった。 もう、虫にはより強い虫をぶつけるしかないのだ。 トンボは肉食で、蚊やブヨの天敵として知られている。大型トンボのオニヤンマともなると、スズメバチにすら一目置かれているそうだ。 水辺近くの藪など、いかにも蚊がいそうなところでも、トンボがたくさん住める環境ならほとんど刺されることはない。人間にとっても非常に優秀なハンターである。 そんなわけで、虫除け目的に買ってみたのが「おにやんま君®︎」。株式会社Eikyuが開発した商品で、なんと商標・意匠登録までされて

                          がんばれ!虫除けおにやんま君
                        • 木の芽(山椒の葉っぱ)はお菓子にしてもおいしい

                          書籍が売れてほしいので詳細なレシピの掲載は控えるが、やっていることとしてはレモンパウンドケーキに刻んだ山椒の葉を加えているだけなので、各自お気に入りのレシピを参照していただければ幸いである。 バターとグラニュー糖をすり混ぜ、卵、小麦粉、ベーキングパウダーを加えて生地のベースを作る。バターをすり混ぜる作業のとき、毎回泡立て器の中にバターのでっかボールができて進まなくなる現象について、世の中の人たちはいったいどうしているのだろう。 ​​ 山椒の葉を流水でよく洗い、キッチンペーパーで水気を拭いて粗みじん切りにする。乾燥させた葉ならミルサーにかけて粉にしてしまうのが良いだろうが、経験上生のハーブやスパイスは刻んだ方が扱いやすい。 さらにレモン果汁と、削ったレモンピールを加えて型に入れたらオーブンでじっくり焼く。みじん切りが粗すぎる気もするが、まあこれはこれで……。 ケーキが焼けている間にトッピング

                            木の芽(山椒の葉っぱ)はお菓子にしてもおいしい
                          • 2種のチリトマトヌードルと真剣に向き合う(なぜなら、チリトマトヌードルが好きだから)

                            カップラーメンは月に1度と決めていた。うますぎてそればかり食べてしまうから。 限られた機会にどの製品を食べるかを、毎月選択することになるのだが、結局幼少期から一番好きな「カップヌードル チリトマトヌードル」に落ち着く。 そんなとき、彗星の如く現れたのが「カップヌードル PROシリーズ」だ。 高タンパク&低糖質をうたうプロのチリトマトヌードルを見て、これなら月に2度、いや3度くらいは食べてもいいのではないか? と考えた。問題はその味である。 単体で食べると「普通のチリトマトヌードルと変わらんな」と感じるが、じっくり食べ比べたら、実際どのくらい違うのだろうか。 そんなわけで、いま筆者のマイブームとなりつつあるのがこちら。「カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質 チリトマトヌードル」。 一食でタンパク質が15g摂れて、いつものチリトマトヌードルと比べて糖質は50%オフだそうだ。そんなに違うので

                              2種のチリトマトヌードルと真剣に向き合う(なぜなら、チリトマトヌードルが好きだから)
                            • 謎の種子を揉むだけでできる、台湾スイーツ「オーギョーチ」を作ってみた

                              愛玉子(オーギョーチ)という名前を聞いたことがある方も多いだろう。バーミヤンのデザートメニューにも名を連ね、比較的知名度の高い台湾スイーツだが、何からできているかと問われると判然としない。海外の寒天ゼリーみたいなやつ……くらいの認識だ。 先日、アメ横を歩いていたらオーギョーチのキットらしきものを見つけた。意外な中身だが、はたしてこれだけでスイーツを作ることができるのだろうか? 件のキットがこちら。「台湾特産」のシールが貼られ、烏龍茶などで有名な阿里山で採れたらしきことがわかる。 バーコードには「Taiwanアイギョコ」の文字。アイギョコというのかい。本当かい。奇妙な名だね。 見るからにスイーツ作り用のキットだが、封を開けた中身を見て、呆気に取られてしまった。 謎の種子、ガーゼ、以上。 ここからどうやって、プルプルつるつるのゼリーを作れというのだろう。無論説明書などというものは入っておらず、

                                謎の種子を揉むだけでできる、台湾スイーツ「オーギョーチ」を作ってみた
                              • 【検証】「水出し」と「氷出し」で、緑茶の味はどう変わる?

                                水出し緑茶のおいしさは国のお墨付きだった。 逆に、熱いお湯でお茶を淹れると、渋味・苦味成分が溶け出しやすくなるらしい。水出し茶が「飲みやすい」感じがするのはそのためだろう。 氷出し茶については、「カフェインの量が少なくなるよ〜」という旨の記述のみだったが、実際に味わいはどの程度変わるのだろう? 同じ量の水出し・氷出し茶を作って、違いを比べてみよう。 今回使う茶葉はこれ。ライフで買える、静岡県産有機緑茶。有機のものとそうでないものを同じ棚に並べられると、なんだか有機のほうが飲んでいて気持ちがいい感じがする。実際、味もしっかりおいしい。 お茶屋さんのHPを中心に、水出し茶のレシピを紹介してくれているメディアはたくさんあった。水1リットルに対して茶葉10g〜25gと、レシピによって分量にバラつきがあったので、今回は1リットルに対し20gの比率を採用(理由は「いつもこのくらい入れてる気がするから」

                                  【検証】「水出し」と「氷出し」で、緑茶の味はどう変わる?
                                • JUNERAYさんがレシピ開発をつとめるノンアルコールドリンク工場に行ってきました!

                                  当サイトで隔週連載してくれている大人気ライターであり、また日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートでもあるJUNERAYさん。彼女がレシピ開発をてがける、ノンアルコールドリンクのボトリング工場が清澄白河にできたとのこと。 内覧会にお誘いいただいたので、編集部の古賀、石川(筆者)の2人でお邪魔してきました! インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:ハイテクが生んだヘボの新境地~ヘボコン・アドバンス・レポート > 個人サイト nomoonwalk 味わう前にすでに満足メーターを振り切る この工場についていろいろ書くべき情報はあるのだが、まずは飲み物の紹

                                    JUNERAYさんがレシピ開発をつとめるノンアルコールドリンク工場に行ってきました!
                                  • 【無印良品】鹿肉/猪肉のレトルトジビエカレーがうまい

                                    「最近急に増えたな」と思っていたが、無印良品のレトルトカレーは2023年4月現在、56種類のラインナップがあるらしい。多すぎる。AKBより8多い。 外国の見知らぬカレーたちからインスパイアされたであろう、めくるめくレトルトカレーの棚を眺めていたところ、「鹿肉」と「猪肉」を使ったカレーを見つけた。無印はついに野生の肉まで良品に変えてしまったのか。 食べる前からおいしいことが分かりつつ、食べてみたら実際めちゃくちゃおいしかったというだけのレポートです。 そのカレーというのがこれらである。「鹿肉とマッシュルームのカレー」、「猪肉と3種の豆カレー」。日本風に言えば「ぼたん」と「もみじ」のカレーだ。 家畜に頼らない食肉として、また鹿や猪の生息数が多くなりすぎている問題への対策として、2021年から販売が開始されていたらしい。かわいいイラスト入りの特設ページまであった。 レンジで温めるだけでジビエが食

                                      【無印良品】鹿肉/猪肉のレトルトジビエカレーがうまい
                                    • アメ横で見つけた調理用バナナ「ラニーバナナ」が不思議とうまい

                                      アメ横の地下を散策していたら、見慣れないフォルムのバナナに遭遇した。どっしりと短く、怪獣の爪を思わせる。 緑色の調理用バナナは、近所のスーパーでも見かけたことがあるが、このタイプを見るのは初めてだ。果たしてどんな味がするのだろう?一房買って食べてみた。 件のバナナがこちら。房は短く太く、どっしりとしている。バナナの世界のお相撲さんという印象だ。 スーパーに売っているいつものバナナと並べてみた。同じフルーツと呼んでいいのか不安になるほど違う。これなら、梨と林檎の方がまだ近い。 ​​​​​​ このバナナを買ったアメ横の地下街は圏外で、スマートフォンは使えず、日本語を話さない店員さんも多い。「どうやって食べるんですか」と訊く勇気も出ぬまま買ってきてしまった。一房600円だった。 このバナナが何者かを知る手がかりは、掠れたシールだけだ。おそらく産地であろう「PHILIPPINE」と、「ラニーバナナ

                                        アメ横で見つけた調理用バナナ「ラニーバナナ」が不思議とうまい
                                      • 【切りジャー】中高時代のおしゃれローカルルールを227人に訊いた【ファスナー破壊】

                                        筆者の高校生時代、ジャージは七分丈に切り、スカートの下に履くのが最上級者のオシャレとされていた。ところが今はどうだ。大人になって私服を着始めると、そんなアンバランスな格好をしている人は一人もいない。 どうしてあの着こなしが流行していたのだろう?他県の学生は何を着ていたのか? 制服にまつわる謎のローカルルールについて、アンケートを取ってみた。 いまから10年と少し前。筆者が高校生だった頃、イケてる女子のファッションはこんな感じだった。 今見るとちぐはぐすぎてかわいいものだが、当時はこれが最先端だったのだ。オシャレな女子はみんなウィルコム(通称:コム)の携帯を持ち、ラインストーンでこれでもかとデコった上で、彼氏とおそろいのストラップを付けていた。電池カバーの裏にはもちろんプリクラだ。 この妙なトレンドは、筆者が居たド田舎の山奥(※明らかに若者よりもタヌキの数の方が多い)の高校に限ったものなのだ

                                          【切りジャー】中高時代のおしゃれローカルルールを227人に訊いた【ファスナー破壊】
                                        • Googleドライブの匿名アニマルを愛でる

                                          ライターの業務上、Googleドライブのドキュメントやスプレッドシートを使うことがよくある。 いつも気になっているのが、「他のユーザーがいまこのファイルを見ています」という状態を示す動物アイコン。どうしてこのチョイスにしたんだ?というものが多く、表示されるたびにスクリーンショットを撮っていた。 今回は、筆者が集めた匿名アニマルコレクションを1匹ずつ観賞し、そのよさを愛でたいと思う。 Googleドライブでファイル共有をしたことがある方なら、一度は見たことがあるだろう。 こういったページの…… この部分。 「いま他のユーザーがこのドキュメントを見ていますよ」ということを表していて、オンマウスで動物の名前が表示される(Googleの公式ヘルプ曰く“この現象は、ドキュメントを一般公開している場合や、リンクを知っているユーザーとドキュメントを共有している場合に発生します。”とのこと)。 その際、表

                                            Googleドライブの匿名アニマルを愛でる
                                          • ちいさい花束づくりの手引き書

                                            贈答品の選択肢として、花というものは独特だ。 なにせ、「きれいでいい香りがする」以外の用途がない。食べ物のように血肉になったり、インテリアのように生活が便利になったりすることはない。 ただ、短命で美しいものを贈るという行為。それが花束。 買った花をさっと包んで人に渡してみたい。そんな話をよく聞く。 確かに、たまに会う友人などに「よかったら、これ」と小さな花束を渡せたらかっこいいと思う。家族や恋人相手なら尚更だ。 これは「いつかそんな人たちの役に立つといいな」という、祈りの記事である。 先日、デイリーポータルZライターの3ykさんの企画撮影に参加させていただいた。 切り花についての企画だったのだが、たいへん面白かったので、記事が公開されたらぜひお読みいただきたい(左が筆者、右が3ykさん)。 そのとき3ykさんが「気軽に花束を作って、人に渡せたらいいのにな……」と呟いていた。「お花屋さんで買

                                              ちいさい花束づくりの手引き書
                                            • 石のように硬いバゲットはフレンチトーストにしてしまおう

                                              一般にフランスパンと呼ばれるバゲット、パリジャン、バタールなどは、常温で放っておくとすぐに石化してしまう。最近、フレンチトーストにすればおいしく蘇生できることに気がついた。 バゲットが、ゴッチゴチなのである。 バゲットは冷凍保存せずにいると、みるみるうちに硬くなる。この写真の個体もそうだ。一見普通のパンだが、パン切り包丁で叩くとカン、カンと金属のような音がする。 「霧吹きで水をかけてラップをしてレンジにかける」とか「濡らしてアルミホイルに包んで温める」とか、バゲットをやわらかくする方法はいくつか知られているようだが、ここまでくるとちょっと水をかけたくらいでは戻らない。乾きの権化として君臨しているようなパンだ。 こんなとき、フレンチトーストにしてしまえばおいしく食べられることに気がついた。今回はそのレシピをご紹介したい。 まずはパン切り包丁で2〜3cmの厚さにバゲットを切る。この工程について

                                                石のように硬いバゲットはフレンチトーストにしてしまおう
                                              • おすすめのワインとグラスをワインエキスパートに選んでもらった【上級編】

                                                味わいの説明を読んだり、ソムリエさんにおすすめしてもらって買ったワインを、いざ家で飲んでみると「あれ?思った味と違う」と思ったことはありませんか?もしかするとそれはグラスのせいかもしれません。そこで今回は「趣味はガラス食器収集」と公言し、ワインエキスパートの資格を持つライターJUNERAYさんに、憧れのワインと合わせて、そのワインに合うグラスを伺います。聞き役は、ワインもビールもコーヒーも、同じグラスで飲んでいるというデイリーポータルZの安藤さんです。 (執筆/安藤昌教、撮影/JUNERAY、編集/デイリーポータルZ編集部、メルカリマガジン編集部)

                                                  おすすめのワインとグラスをワインエキスパートに選んでもらった【上級編】
                                                • おすすめのワインと、グラスをワインエキスパートに選んでもらった【初級編】

                                                  味わいの説明を読んだり、ソムリエさんにおすすめしてもらって買ったワインを、いざ家で飲んでみると「あれ?思った味と違う」と思ったことはありませんか?もしかするとそれはグラスのせいかもしれません。そこで今回は「趣味はガラス食器収集」と公言し、ワインエキスパートの資格を持つライターJUNERAYさんに、おすすめのワインと合わせて、そのワインに合うグラスを伺います。聞き役は、ワインもビールもコーヒーも、同じグラスで飲んでいるというデイリーポータルZの安藤さんです。 (執筆/安藤昌教、撮影/JUNERAY、編集/デイリーポータルZ編集部、メルカリマガジン編集部) 安藤 今回もワインエキスパートのJUNERAYさんに話を聞きます。JUNERAYさんには以前おすすめのガラス食器についても話を聞いた(メルカリマガジンの記事「【シンプルで使いやすい】初心者向け「ガラス食器」のはまり方講座」)ワインのプロであ

                                                    おすすめのワインと、グラスをワインエキスパートに選んでもらった【初級編】
                                                  • 【初心者必見】「ワイングラスって必要なの?」ワインエキスパートに聞いてみた

                                                    味わいの説明を読んだり、ソムリエさんにおすすめしてもらって買ったワインを、いざ家で飲んでみると「あれ?思った味と違う」と思ったことはありませんか?もしかするとそれはグラスのせいかもしれません。「ワイングラスってなんであの形なの?」「ワイングラスの脚って意味あるの?」「まずはどのグラスを買えば良いの?」などワイン初心者が思うさまざまな疑問について、「趣味はガラス食器収集」と公言し、ワインエキスパートの資格を持つライターJUNERAYさんに伺います。聞き役は、お酒は詳しくないけどだいたい全部好きというデイリーポータルZの安藤さんです。 (執筆/安藤昌教、撮影/JUNERAY、編集/デイリーポータルZ編集部、メルカリマガジン編集部) 以前(メルカリマガジンの記事「【シンプルで使いやすい】初心者向け「ガラス食器」のはまり方講座」)、ガラス食器の魅力についてお話を聞いたライターのJUNERAYさんに

                                                      【初心者必見】「ワイングラスって必要なの?」ワインエキスパートに聞いてみた
                                                    • HARIOが発売している蒸留器「ハーブウォーターメーカー」を使ってみた

                                                      耐熱ガラスメーカーのHARIO(由来が「玻璃王(ガラスの王)」と知っていただろうか?)が製造・販売している蒸留器「ハーブウォーターメーカー」。水蒸気蒸留が手軽にできるとのことで、さっそく試してみた。 1921年創業の耐熱ガラスメーカー・HARIO。カフェ等の専門器具から、ホームセンター等で買える食器まで幅広く販売しているが、こんなニッチな製品を扱っていることをご存知だろうか。 ハーブウォーターメーカー。 なんだこれは?と思われるだろうが、水蒸気蒸留用の蒸留器だ。 中にはガラスの器具一式と、ハーブウォーター(蒸留によって得られた芳香蒸留水)の保存をするためのフラスコ、親切に加熱用キャンドルまで入っている。 筆者は以前、ホームセンターにある器具を使って簡易蒸留器を作ったことがあるが、その本物(本物?)がこれだ。 一般的な水蒸気蒸留の装置は「中型犬くらいあるな」という感じの巨大なステンレス鍋であ

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                                                      • 去年いちばん買ってよかったものは、「バットでぶっ叩いても割れないティーポット」です

                                                        人はガラス製品を割る。まるでそれが宿命かのように割る。 ガラス食器を割ったことがある方、しかし透明なティーポットを使いたいという方に心からおすすめしたいのが、このトライタン樹脂製のティーポットである。 こんにちは、JUNERAYです。そしてこちらは二煎目の中国茶。 お茶はうまいわけだが、いったんティーポットの方にご注目いただきたい。 ガラス製のように見えるが、トライタン樹脂という透明度の高い樹脂製だ。最近よく見る「割れないワイングラス」みたいな商品はわりとこの樹脂でできていることが多い。 自宅に百数十個のグラスを所有する、自他共に認めるガラス製品好きの筆者だが、2022年に買ってよかったものは圧倒的にこのティーポットである。 曙産業という新潟県のメーカーが作っている、クリアティーポット L ステンレスメッシュという商品。小ぶりに見えるが480ml入る。 人はいつか必ずガラス製ティーポットを

                                                          去年いちばん買ってよかったものは、「バットでぶっ叩いても割れないティーポット」です
                                                        • タバスコで一番うまいのは「チポートレイソース」説

                                                          「タバスコ チポートレイソース」があまりにうまく、筆者宅ではついに3本目のボトルが開いた。 スモーキーないい香りだし、冬にかかせないあの食材と、最高に相性がいい……! もはやホットソースの定番と言ってもいい、タバスコ。そのシリーズに、「チポートレイソース」というものがあることをご存知だろうか。 それがこちら。チポートレイ(チポトレ)とは、燻製した唐辛子を原料とする香辛料である。 辛さ指数であるスコヴィル値が1500-2500と、オリジナルのタバスコ(2500-5000)よりも低い。つまり、あんまり辛くなく、食べ物に塩味とスモーキーな香りを足せる最高のソースだ。 たとえばタバスコをかける料理の定番、スパゲッティ。これは市販のパスタソースのペペロンチーノだが…… チポートレイソースをかけると、バーベキューソースのような旨味が広がる。これだけかけても辛さは「辛くないことを売りにしているキムチ」く

                                                            タバスコで一番うまいのは「チポートレイソース」説
                                                          • 何にもなれなかった「みすてないで」というお菓子について

                                                            せんべいになれず、せんべいの副産物にもなれなかった健気なお菓子「みすてないで」。 ただでさえ緩衝材やティッシュのような食感の「天使のはね」シリーズだが、その中身はどんなものだろうか。 「天使のはね」というお菓子をご存じだろうか。 以前パリッコさんも推していた、沖縄の新名物である。 「チップス」と呼ぶにはあまりにも軽く、もろい。 発売元は丸吉塩せんべいという、おせんべい屋さん。「天使のはね」はせんべいを作る工程で生まれたものだそうで、沖縄で人気のお土産となっている。 パリッコさんが推している記事でも言及されているが、食感がかなり独特だ。たとえるなら塩味のポップコーンの、一番やわらかいところの寄せ集め。悪くいうと緩衝材を食べているような気分になる。でも、ほどよく塩味が効いていておいしい。 (パッケージには「ビールのおつまみにヨシ!」とあるが、酒を飲みながらこれを食べたら見失うと思う。) そんな

                                                              何にもなれなかった「みすてないで」というお菓子について
                                                            • ジョージア式の宴会を試してみたら、タマダがクヴェヴリワインでガウマルジョス :: デイリーポータルZ

                                                              クヴェヴリで造られたアンバーワインを注ぎ合い、タマダが「ガウマルジョス」を連呼する、ジョージア式宴会・スプラ。 慣れない用語ばかりで難解なように思えるが、在日ジョージア大使館に教えを乞うて実践してみたところ……これが最高に楽しい! ジョージアという国をご存知だろうか。 南コーカサスに位置する共和制国家で、西を黒海、おとなりロシア・アゼルバイジャンを飛び越えると東はカスピ海に、挟まれるように位置する。 筆者のようにコーカサス地方がどの辺かがわからん人向け、ざっくり世界地図(国境などはGoogleMapを参考にしています)。 コーカサス地方はワイン醸造の最古の地といわれている。 紀元前6,000年頃の遺跡が見つかっており、後述する独特な製法と合わせて、2013年にユネスコの無形文化遺産に指定された。 そんなワインの国らしく、ジョージアには独特な宴会の作法があるらしい。 「სუფრა(スプラ)」

                                                                ジョージア式の宴会を試してみたら、タマダがクヴェヴリワインでガウマルジョス :: デイリーポータルZ
                                                              • ドライフラワーでリースつくるよ〜〜〜

                                                                日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートの花屋。花を売った金で酒を買っている。 前の記事:バタフライピーを使ったpH調整ソーダを飲んでみる > 個人サイト はてなブログ 以前の記事で切花からドライフラワーを仕込んだのだが、 一ヶ月半ほど経って完全にカラカラのドライになったため、クリスマス用にリースを作ろうと思う。 クリスマス用にしては色が地味では?と思われるかもしれないが、毎年ちょっと欲しくなるわりにクリスマスをすぎると所在に困る、リースとはそういうものなのだ。あらかじめナチュラルな色で作っておくことによってクリスマスを過ぎても堂々と飾っていられるという算段である。 これはフリー素材のクリスマスリース写真。市販されているリースによくあるのはこういったデザインで、松ぼっくりやコットンツリー、木の皮で形どったお花などで構成され、着色されている。 リースには土台となる「リースベース」(そのまんまの

                                                                  ドライフラワーでリースつくるよ〜〜〜
                                                                • お酒趣味とは、自分の「おいしい」っていう感覚を広げていくこと

                                                                  こんにちは、編集部 石川です。 毎月1回、当サイトのライターに専門分野や得意分野の話を聞いています。今回は、ワインエキスパートの資格を持つJUNERAYさん。 あらためて、お酒って何が面白いの?聞いてみました。 酒について知ることは電話帳を覚えるような作業 石川:ワインエキスパートってなんですか? JUNERAY:一般社団法人日本ソムリエ協会というものがありまして、そこが認定している資格に「ソムリエ」「ワインエキスパート」の2種類があるんです。どっちが上ということはないのですが、ソムリエのほうは受験資格に職業の指定があって。 石川:経験者採用みたいな? JUNERAY:そうです。それで私は受けられないんですよ。以前バーテンダーをやっていたんですけど、昼に花屋、夜にバーテンダーっていう生活だったので、月に何時間以上という条件を満たせなくて。 石川:JUNERAYさん基本的にワーカホリックです

                                                                    お酒趣味とは、自分の「おいしい」っていう感覚を広げていくこと
                                                                  • バタフライピーを使ったpH調整ソーダを飲んでみる

                                                                    アントシアニン色素はpHの値によって色が変わる。紫キャベツを追い抜き、最近その代表になりつつあるのがバタフライピー(のお茶)だ。 バタフライピーのシロップでソーダを作るとどうなるのだろう?気分は大人の自由研究である。 今年カルディで発売された、バタフライピーシロップ。 ついにここまでの知名度になったか!と驚きつつ買ってみた。バタフライピーとは、主にお茶やスイーツの材料として使われる、豆科の植物(の花)である。 こちらの花部分を乾燥させたものが「バタフライピーティー」で、 お茶として普通に淹れるとこんな感じ。青い。 バタフライピー自体にはたいして味がないため、レモングラスやミントなどとのブレンドティーがよく市販されている。 そんなバタフライピー、ある特性のためにinstagram等でたびたび話題になる。 レモン(だけでなく、酸性のもの)を入れると色が変わるのだ。ティーポット内のお茶と比べて、

                                                                      バタフライピーを使ったpH調整ソーダを飲んでみる
                                                                    • ねこがいる

                                                                      創世記。神は「猫あれ」と言われた。すると信じられないくらいかわいいフワフワの生き物があった。人間たちはその猫を見てよーしよしよしよしかんわいいねええええ〜〜〜〜〜存在していてえらいねえ!!!!と言い、猫を吸いすぎたうちの何人かはアレルギーになった。 筆者の家には猫がいない。猫あれ。 「夜道で白い猫を見つけたと思い、近づいたらビニール袋だった。」 インターネットで昔から語り継がれる笑い話だ。筆者にもよくある。 そしてここからはやや笑えない話だが、筆者の場合はビニール袋と気付いてからも、しばしそこに立ち止まり「猫がいるなあ」と眺めることがある。 筆者の家には猫がいない。 ペット禁止のマンションに住んでいるわけではなく、ただ家に観葉植物とワレモノが多いからだとか、動物病院が近くにないからとか、適当な理由を公言している。 実際のところは、極端なアレルギー性鼻炎である自分が、猫を触ると鼻水が止まらな

                                                                        ねこがいる
                                                                      • “食”の専門店が集結!かっぱ橋道具街に遊びに行こう【街歩き】 | オモコロ

                                                                        こんにちは、JUNERAY(ジューンレイ)です。 突然ですがこちらをご覧ください。 無音で無数の無機物を見せられて怖かったですよね、申し訳ありません。 これは筆者が趣味で集めたグラス(の一部)です。 この円卓は少なくとも成人男性が5人座れるもので、個数については100を超えたあたりで考えるのをやめました。 (※筆者の口は1つ) 我が家には食器棚がいくつかあり、その一つから出しただけでこの量。 SNSにグラスの写真をアップすると、たまに「どこで買ったものですか?」とご質問いただくのですが…… かっぱ橋 そうなんすわ。 作家さんや飲食店さんのオリジナルアイテムを除いて、だいたいかっぱ橋で買えます。 かっぱ橋(正式名称:かっぱ橋道具街)とは、浅草と上野のちょうど真ん中あたりにある“食”の専門店街。 食といっても食材店が多いわけではなく、食器や店舗用品など、飲食店に欠かせないアイテムが手に入る大通

                                                                          “食”の専門店が集結!かっぱ橋道具街に遊びに行こう【街歩き】 | オモコロ
                                                                        • バッカスを凍らせる前にもう戻れない

                                                                          ローマ神話のワインの神の名が付けられた大層なチョコレート、バッカス。 甘さ控えめのカリカリチョコレートがお好きな方、ぜひバッカスを凍らせて食べてみてほしい。 冬の風物詩、それはバッカス。 コニャックとブランデーが入ったチョコレートである。 筆者と筆者の家族以外で食べている人を見たことがないが、毎年売られるということは人気なのだろう。コンビニやスーパーでバッカスを見ると、冬の訪れを感じる。 最近ちょっと減った気がして寂しい。 「孫の好物を1つだけ覚えていて、それをずっと買ってくれるおばあちゃん」はこの世のあるあるだろうが、筆者が大学生の頃はそれがバッカスだった。お正月に帰省するたびに、コタツの上にはバッカスが山積みにされていた(一番下の箱はちょっと溶けていた)。 そんな祖母が教えてくれた、バッカスのおいしい食べ方がある。それは、「冷凍庫で一晩凍らせる」こと。 少し前にTwitterでも話題に

                                                                            バッカスを凍らせる前にもう戻れない
                                                                          • クリスマス用にドライフラワーを仕込むなら今!

                                                                            花屋では、ドライフラワーがこれからの時期によく売れる。 それはハロウィンのデコレーションのためであったり、クリスマスリース、時にはお正月飾りまで。家で仕込むなら、今から始めておくくらいがちょうどいい。 シンプルな花束を作った。 デイリーポータルZの、他の企画のため準備したものなので、そのうち見かけることがあるかもしれない。あのときのあれかあ、くらいに気づいていただけたら嬉しい。 さて、この花束を飾り始めてから、一週間ほど経ったいまの姿がこちらである。 ちょっとしおしおしてきた。 バラはもう少し咲けそうだが、ユーカリの先端に元気がない。 ユーカリとはこの葉っぱ。花屋さんの中には、「他の花と一緒に水にいけると、ユーカリはすぐに弱る」という人もいる。 今日はこれらの花をドライフラワーにするための、仕込みをしようと思う。 なぜなら、これから年末にかけての筆者は"こう"だから。 元花屋だから、リース

                                                                              クリスマス用にドライフラワーを仕込むなら今!
                                                                            • かつて切り花だったゼラニウムをお茶にして飲む

                                                                              花屋にいたローズゼラニウムを土に植えた。部屋に取り込んだこのタイミングで、ちょっと味わってみようと思う。 はじめまして、こちらはローズゼラニウム。筆者宅のベランダに植わっていて、台風のため室内に取り込まれた鉢だ。 かつては花屋にあった切り花だった。ゼラニウムは生命力が強く、じゅうぶんに吸水させて土に挿しておくと勝手に芽が生える。 さて、今回はこのハーブをお茶にして飲もうと思う。 先に注意すべきこととして、花屋で流通しているような切り花は食用にできない。人の口に入るように育てられていないため、食品の基準とは無関係の量の農薬が使われていることが多いからだ。 実は、このゼラニウムを買ったのはもう何年も(3回花が咲いたのを見たので、少なくとも3年)前のこと。 薬品が付いているであろう部位を剪定したり、わざと枯らしたりしながら、無農薬で育ててきた。それで少し歪な形をしている。 ローズゼラニウムの名の

                                                                                かつて切り花だったゼラニウムをお茶にして飲む
                                                                              • 酒税法に触れないアルコール発酵、それが自家製酵母パン

                                                                                麦を挽いた粉と、水を混ぜ合わせただけのスターターで培養する酵母「サワードウ」というものがある。 仕組みは日本酒の発酵と同じようなものだが、サワードウで作るパンは酒税法的にも問題ないらしい。 古代のパン発明を追体験するような、苦難と困惑のパン作りが始まる。 サワードウブレッド、という言葉を聞いたことがあるだろうか。 要は「自家製酵母パン」だ。たまに個人経営のパン屋さんで売られているのを目にするが、パン作りに使う「イースト」がつまり「酵母菌」であり、自家培養したイーストを使ったパンを指す。 Sour(酸っぱい)dough(パン生地)の名前の通り、よくある市販のパンと比べて酸味のあるパンが焼きあがる。 海外のフリー画像サイトで「Sourdoughbread」と検索して出てきたイメージ。そうそう、こんな見た目のパンが多い。 酸味があることで唾液がより多く分泌され、消化によいという説があるが、特筆す

                                                                                  酒税法に触れないアルコール発酵、それが自家製酵母パン
                                                                                • 低アルコールのクラフトビールを、ビールが苦手なメンバーに試飲してもらいました | オモコロブロス!

                                                                                  そんなわけで、こちらが今日試飲していただくビールたちで〜す。 えー!これ全部ビールなの!? すご! 〜この記事に登場する人〜 【ギャラクシー】アルコールが苦手。でもウイスキーボンボンとかラム酒を使ったケーキとかは好き 【まきの】2022年9月時点で飲んだお酒の総量:3デシリットル 【恐山】飲み屋のメニューでカクテル等はいっぱいあるのにソフトドリンクが4種類しかないことをいつも拗ねている下戸 【JUNERAY(ジューンレイ)】この記事を書いているライター。ワインエキスパートでビアテイスターの酒重課金オタク。家にワインセラーが2台と酒用冷蔵庫が1台ある。 ビールってアサヒとかキリン?とかしか知らないんですけど、こんなかわいいラベルのがあるんですか? いわゆるクラフトビールです。 半分はこのあいだのオモコロ記事の撮影のとき、かまどさん(ブロス編集長)がなんか買ってくれたやつです。 この記事の後半

                                                                                    低アルコールのクラフトビールを、ビールが苦手なメンバーに試飲してもらいました | オモコロブロス!