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RISC-Vの検索結果41 - 80 件 / 222件

  • 新時代の覇者となる可能性を秘めたオープンソースのCPU「RISC-V」の長所と短所とは

    by Dimitrios Gkorilas 世界中のPCやサーバーに使われているCPUのほとんどはIntelのx86という命令セット・アーキテクチャ(ISA)で設計されています。また、スマートフォンや携帯電話に使われるCPUの多くではARMのARMアーキテクチャが採用されていて、CPUのISA市場はIntelとARMの2社に寡占されている状態です。そんな中、イギリスの経済新聞のThe Economistは、オープンソースのISAであるRISC-Vには2社の牙城を崩す可能性が秘められていると主張し、RISC-Vが市場を席巻する原動力となる強みや、克服しなければならない弱みをまとめています。 A new blueprint for microprocessors challenges the industry’s giants - Open-source computing https://w

      新時代の覇者となる可能性を秘めたオープンソースのCPU「RISC-V」の長所と短所とは
    • RISC-Vへの移行の流れは止まらない、「2024年にはArmを超える」

      RISC-Vへの移行の流れは止まらない、「2024年にはArmを超える」:組み込み開発ニュース(1/2 ページ) SiFive Japanは、SiFive米国本社で共同設立者・主任設計技術者を務めるクルスト・アサノヴィッチ氏の来日会見を開いた。同氏は「業界は常に高品質のオープンスタンダードを求めており、プロセッサもRISC-Vへの移行が進めば元に戻ることはない」と強調した。 SiFive Japanは2022年12月26日、SiFive米国本社で共同設立者・主任設計技術者を務めるクルスト・アサノヴィッチ(Krste Asanovic)氏の来日に合わせて東京都内で会見を開いた。オープンソースISA(命令セットアーキテクチャ)「RISC-V」の標準化団体であるRISC-V Internationalの議長を務めることで知られるアサノヴィッチ氏は「業界は常に高品質のオープンスタンダードを求めてお

        RISC-Vへの移行の流れは止まらない、「2024年にはArmを超える」
      • RustでRISC-Vエミュレータを書いてNOMMU Linuxをブラウザで動かした | MaybeUnInit

        RustでRISC-Vエミュレータを書いてNOMMU Linuxをブラウザで動かした #2023-05-23 以前からRISC-Vエミュレータを書いてみようと思っていたのだが、書いては飽きてを繰り返して全然進められずにいた。そんな中、以下のRepositoryで、rv32ima,Zifencei,Zicsr、あとはCLINTを実装すればLinuxが動くと知り、飽きずに進められそうな気がしてきたので今度こそ、と実装してみることにした。 https://github.com/cnlohr/mini-rv32ima目次成果物 #Repositoryは以下。本記事では実装の概要の記載もあるが、簡略化していたり抜粋だったりするので適宜参照いただきたい。基本的にはcoreというcrateが実装の中枢となっている。appはcoreにcliの皮を被せただけだ。 また以下にPlaygroundも用意した。

        • RISC-Vのハイパーバイザー拡張の仕様書を(ほぼ)日本語化したので公開する - FPGA開発日記

          RISC-Vのハイパーバイザー拡張の仕様がかなり固まってきた。現在は0.6.1が公開されている。 Hypervisor Extension, Version 0.6.1 github.com とりあえず、上記の資料を読みながらちまちまと日本語化してみた。これは別に営利目的などではなく、完全に自分の趣味で理解のために翻訳してみたかったところがある。しかし翻訳しながら「なんじゃこりゃ?」な部分はとりあえず飛ばして先に進んだりしたので、すべて理解をしているかというとそれは違う。また復習しないと。 とりあえずSpikeの実装とKVMのRISC-V移植版を勉強しながら、実際の実装を学んでいくようにしていきたい。 RISC-V ハイパーバイザー拡張 日本語版 msyksphinz-self.github.io とりえあず、Google翻訳には頼らず、99%は自力で翻訳したが、おかげてTypoやら、誤訳

            RISC-Vのハイパーバイザー拡張の仕様書を(ほぼ)日本語化したので公開する - FPGA開発日記
          • RISC-Vによる新しいプロセッサの開発が難しいのはなぜなのか?

            プロセッサが解釈し、実行できる命令を体系化した命令セットアーキテクチャにはいくつか種類があり、代表的なものとしてはx86やARMが存在します。そうしたアーキテクチャのひとつであり、オープンソースで開発されるRISC-Vは、x86やARMに並ぶ可能性があるとして注目を集めており、RISC-Vを採用した独自プロセッサの開発に乗り出す企業もあります。半導体に関するニュースを扱うSemiconductor Engineeringが、新しいプロセッサの独自開発についての半導体企業役員の意見をまとめています。 Why It's So Hard To Create New Processors https://semiengineering.com/why-its-so-hard-to-create-new-processors/ RISC-Vはカリフォルニア大学バークレー校により2010年に始められ、

              RISC-Vによる新しいプロセッサの開発が難しいのはなぜなのか?
            • MIT、カーボンナノチューブ半導体で16bit RISC-Vプロセッサを作成

                MIT、カーボンナノチューブ半導体で16bit RISC-Vプロセッサを作成
              • 最終回:RISC-Vエコシステムの発展 Arm、NVIDIAとの関係はどうなるのか?

                最終回:RISC-Vエコシステムの発展 Arm、NVIDIAとの関係はどうなるのか?:RISCの生い立ちからRISC-Vまでの遠い道のり(1/3 ページ) RISCの始まりから現在までを歴史的に解き明かしていく連載もいよいよ最終回。今回はRISC-V開発チームが賛同企業を勝ち取ってエコシステムを構築していく様子と、Armとのライバル関係など現在の課題について、大原雄介さんがまとめてくれた。 さて、そんなわけでRISC-Vの生みの親であるUC Berkeley(米カリフォルニア大学バークレー校)のカーステ・アサノビッチ教授がRavenシリーズやEOSシリーズの開発というか設計を指導しつつ、RISC-Vの命令セットを定めながら、同時に行っていたのが組織づくりである。もっとも、いきなり組織を立ち上げても誰も参加しないのは目に見えているので、まずはRISC-Vそのものを知ってもらう努力をしなければ

                  最終回:RISC-Vエコシステムの発展 Arm、NVIDIAとの関係はどうなるのか?
                • SnapdragonとApple Siliconは何が違うのかの雑談

                  紅月さん@がんばらない @koduki SnapdragonとApple Siliconはシングル性能が明らかに違うけど、その違いは技術力の差なのかユースケースの差なのかが気になるな 2020-11-27 03:33:10 📙🔭✨NISHIMOTO Keisuke @keisuke_n @koduki 両方な気がしますね。開発規模については専門でやっているところと開発部門の1つなのかもあまり参考にならないと思いますが、Appleの方が広く深くやっているように見えますし、一方Snapdragonは一定のパフォーマンスが得られれば良いという方針にも見えて、それぞれ必要な目標が異なって見えます。 2020-11-27 03:39:46

                    SnapdragonとApple Siliconは何が違うのかの雑談
                  • RISC-Vの浸透 なぜRISC-Vが使われるようになったのか、その理由を探る

                    RISC-Vの浸透 なぜRISC-Vが使われるようになったのか、その理由を探る:RISCの生い立ちからRISC-Vまでの遠い道のり(1/3 ページ) 前回はRISC-Vの基になるRaven-1に至るまでのUC Berkeley(米カリフォルニア大学バークレー校)の歴史を中心にご紹介したが、今月はそのRISC-Vのエコシステムが立ち上がるまでについてご紹介する。 ただその前に前回の記事に対する感想ツイートの中でちょっと気になったことがあったので補足など。 「低消費電力化にISAは基本的には関係ないのでは?」という指摘であるが、原則はその通り。いや厳密にいえば関係あるのだけど、普通は省電力の仕組みの中で、ISA(命令セットアーキテクチャ)がそれに関係する割合は無視できるほどに小さいというべきか。これもいろいろ言い始めるとキリがない(例えばVAXの多項式演算であるPOLYF命令など、処理サイクル

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                    • TechCrunch

                      CesiumAstro alleges in a newly filed lawsuit that a former executive disclosed trade secrets and confidential information about sensitive tech, investors and customers to a competing startup. Austin-b

                        TechCrunch
                      • 孫正義氏がARMをこのタイミングで売った理由とアップルがもしかするとヤバイかも知れないMix・・・その陰にあるVサイン

                        携帯関連の将来や最新の技術情報や業界の行く末などを適当に綴るblogです。 内容の信憑性は?余り信じない方がいいと思います。 本家の鈴の音情報局はこちら→http://suzunone.0g0.jp:8800/ スマホ・携帯端末アクセス[ランキング]/[アクセスシェア(グラフ)] (毎年10/1にログをクリア) 敢えてこういう書き方をする。 先日、孫正義氏がARMを手放すことにした。 それは今、nVidiaが引き受けるという流れで話が進んでいます。 その決断は大きな波を巻き起こしたと言えるでしょう。 なぜ今ARMを手放したのか? 当然ソフトバンクの金回りが悪くなったからです。 コロナの影響プラス、WeWork問題を起点としてその後いろいろ怒った問題などで資金繰りが 相当ヤバくなったことが資産を見直すキッカケになったのだと思っています。 しかしキッカケはキッカケでもARMを売り飛ばすのは相当

                        • 「ChatGPT」を含むOpenAIの認証情報が66万件以上流出など、ダークウェブで取引される認証情報についてカスペルスキーが調査

                            「ChatGPT」を含むOpenAIの認証情報が66万件以上流出など、ダークウェブで取引される認証情報についてカスペルスキーが調査 
                          • RISCの実用性を証明した「MIPSアーキテクチャ」の誕生

                            最近ではArm、RISC-Vなど組み込みでも華々しい活躍を見せているRISCプロセッサ。その祖先というか元祖として認識されているのはIBM 801というプロセッサだった。歴史的経緯を、IT史に詳しい大原雄介さんが解説する。 前回の記事で詳しくお伝えした、RISCムーブメントのきっかけとなったデビッド・A・パターソン教授らの論文である“RISC I:A Reduced Instruction Set VLSI Computer”(PDFへのリンク)が出た翌年となる1982年、今度は米スタンフォード大学のジョン・L・ヘネシー博士(当時の身分は電気工学とコンピュータ科学の助教授)らは、“MIPS: A Microprocessor Architecture”を1982年のACM SIGMICRO(コンピュータ科学の国際学会のマイクロアーキテクチャ分科会)で発表する。 このMIPS、今では処理性能

                              RISCの実用性を証明した「MIPSアーキテクチャ」の誕生
                            • 64ビットRISC-Vコア、4.25GHzで1万1000CoreMark

                              米Micro Magicが、世界最速をうたう64ビットRISC-Vコアを発表した。「Apple M1」チップや「Arm Cortex-A9」コアベースのチップにも追い付ける性能を実現できるとする。同社は、「RISCのベテラン共同開発者であるDavid Patterson氏が当初掲げていたRISCアーキテクチャ構想をうまく実行することにより、既存の電池式デバイスの電力バジェットの範囲内で快適に動作させることが可能になった」と考えているようだ。 Micro Magicは2020年10月末に、「当社が開発した64ビットRISC-Vコアは、5GHzのクロック周波数と、1.1Vで1万3000のCoreMark値を達成した。公称電圧0.8Vで動作する単一のコア(シングルコア)は、4.25GHzで1万1000CoreMarkを達成し、消費電力はわずか200mWである」という、たった二つの文だけの簡潔なリ

                                64ビットRISC-Vコア、4.25GHzで1万1000CoreMark
                              • GoogleがRISC-V向けAndroidの開発を積極的に行うと発表

                                Googleが命令セットアーキテクチャ「RISC-V」に最適化したAndroidの開発を行っていることが分かりました。2022年12月開催のサミット「RISC-V Summit」に登壇したGoogleはRISC-Vを「ティア1(最優先)のプラットフォーム」と見なすことを望んでいますが、実現には数年かかるという見方を示しています。 Google announces official Android support for RISC-V | Ars Technica https://arstechnica.com/gadgets/2023/01/google-announces-official-android-support-for-risc-v/ Keynote: The Android Open Source Project and RISC-V - Lars Bergstrom, Go

                                  GoogleがRISC-V向けAndroidの開発を積極的に行うと発表
                                • RISC-VでC言語のポインターを理解する! ポインターの動作と処理を詳細に解説した書籍が発売/『RISC-Vから学ぶC言語 ポインタ理解のためのアセンブリ入門』【Book Watch/ニュース】

                                    RISC-VでC言語のポインターを理解する! ポインターの動作と処理を詳細に解説した書籍が発売/『RISC-Vから学ぶC言語 ポインタ理解のためのアセンブリ入門』【Book Watch/ニュース】
                                  • 報告: Apple、組み込みコアの一部をRISC-Vに移行し、ARM ISAから脱却へ

                                    TechPowerUpより。 BY アレクサンダーK SemiAnalysis筋のディラン・パテルによると、Appleは組み込みコアをARMからRISC-Vに移行しつつあるという。Appleのシリコン設計では、オペレーティング・システムやエンドユーザのアプリケーションを動かすメインのコアよりも、はるかに多くのコアが存在する。例えば、組み込みコアが存在し、M1 SoCにはオペレーティング・システムに関係しないあらゆる種類のワークロードを担当する30以上のコアが存在する。これらのタスクは通常、WiFi/Bluetooth、Thunderboltのリタイミング、タッチパッド制御、独自のコアを持つNANDチップなど、他の機能に関連している。これらは独自のファームウェアを実行し、OSを実行する中央コア周辺のすべてにパワーを供給するため、SoC全体が適切に機能する。 これらのコアの多くは、Appleが

                                    • A 32-Bit RISC-V CPU Core In 600 Lines Of C

                                      If you have ever wanted to implement a RISC-V CPU core in about 600 lines of C, you’re in luck! [mnurzia]’s rv project does exactly that, providing a simple two-function API. Technically, it’s a user-level RV32IMC implementation in ANSI C. There are many different possible flavors of RISC-V, and in this case is a 32-bit base integer instruction set (RV32I), with multiplication and division extensi

                                        A 32-Bit RISC-V CPU Core In 600 Lines Of C
                                      • 第8回 RISC-Vブームが加速する中国、すでに10億個以上のチップを出荷 | gihyo.jp

                                        コンピュータが実行できる命令をまとめたISA(Instruction Set Architecture:命令セットアーキテクチャ)のシェアは、コンピュータチップを製造するうえで重要です。Windowsコンピュータや多くのサーバで利用されているX86 ISAと、スマートフォンやAppleのコンピュータなどで採用されているArm ISAが長らく人気を二分していましたが、オープンソースのISAであるRISC-Vが近年、大きな注目を集めています。 安価なTWSイヤホンなどで実用が進むRISC-V 先日、私は友人たちと「分解のススメ」というイベントで、いくつかのTWSマイコンを分解しましたが、多くのSoCでRISC-Vの活用が見られました。 #分解のススメ 第14回アーカイブ ニセAirPods、おもちゃ分解、Oculus分解、TWSイヤホン分解からRISC-Vの活用や、中国半導体産業の深みを知る

                                          第8回 RISC-Vブームが加速する中国、すでに10億個以上のチップを出荷 | gihyo.jp
                                        • IntelがRISC-VアーキテクチャのCPUコアを同社のプラットフォームに採用 - iPhone Mania

                                          RISC-Vアーキテクチャは、ArmやIntelと異なりライセンスフリーのCPUアーキテクチャであり、業界の注目を集めています。そんなRISC-VアーキテクチャのCPUコアを開発しているSiFiveのP550と呼ばれるCPUコアがIntelのプラットフォームに採用されることがわかりました。Intelにとって最初の7ナノメートル(nm)で製造されるチップである可能性もあります。 ArmのCortex-A75を上回る性能のP550 SiFiveが発表したP550と呼ばれるCPUコアは、同社のフラッグシップCPUコアです。 スペックとしては、13ステージのパイプラインステージを持ち、3命令同時発行のアウト・オブ・オーダーマイクロアーキテクチャを採用しています。 SiFiveによれば、このP550はArmのCortex-A75を上回る面積性能比を備えているとのことです。 Intelの7nmプロセス

                                            IntelがRISC-VアーキテクチャのCPUコアを同社のプラットフォームに採用 - iPhone Mania
                                          • 世界初のRISC-Vプロセッサ搭載ノートPCが登場して購入可能に

                                            オープンソースで開発されている命令セットアーキテクチャ「RISC-V」採用プロセッサを搭載したノートPC「ROMA」が発表されました。ROMAではLinuxが動作し、1499ドル(約21万6000円)から購入可能です。 DeepComputing and Xcalibyte announce the ROMA laptop will be powered by TH1520 - the first SoC from Wujian 600’s platform by Alibaba T-Head | Xcalibyte - RISC-V International https://riscv.org/blog/2022/10/deepcomputing-and-xcalibyte-announce-the-roma-laptop-will-be-powered-by-th1520-the-f

                                              世界初のRISC-Vプロセッサ搭載ノートPCが登場して購入可能に
                                            • ついにx86とArmの牙城陥落か、RISC-Vに吹く猛烈な追い風

                                              プロセッサー版のLinuxと呼ばれる「RISC-V」を活用する機運が、着実に高まってきている。 RISC-Vは、これまでのCPUコアの命令セット・アーキテクチャー(ISA)にはない数々の特徴がある。ライセンスフィーとロイヤルティーが無償で利用可能なオープンソースであること、特定用途に向けた専用プロセッサー・コアを開発しやすいことなどである。これらの特徴から、x86やArmといった業界標準のCPUコアに代わる選択肢として注目を集めている。 そして今、独自半導体チップの開発競争を繰り広げるスマートフォン・メーカーやAIチップ開発を推し進めるIT企業、さらには、米中経済戦争で中国企業が抱える継続的なプロセッサーの調達への不安という課題を解決するブレークスルーとして、RISC-Vの活用が急激に活発化しつつある。 米ウエスタンデジタル(Western Digital)は自社製HDDやSSDのコントロ

                                                ついにx86とArmの牙城陥落か、RISC-Vに吹く猛烈な追い風
                                              • ルネサスがアンチArmのRISC-V採用、台湾社からコア調達しASSPへ

                                                ルネサス エレクトロニクスは、オープンソースのプロセッサー命令セット「RISC-V」ベースのCPUコア(以下RISC-Vコア)を使って、ASSP(Application Specific Standard Product:応用先を絞った汎用IC)を開発する(ニュースリリース)。同社がRISC-Vを採用するのは、今回が初めて。台湾Andes TechnologyのRISC-Vコアを集積したASSPを開発し、2021年下期にサンプル出荷を開始する予定。 現在、携帯電話機/スマートフォン向けSoCや32ビットマイコンでは、広く英ArmのCPUコア(以下、Armコア)が普及している。一方でArmコアの普及が進み過ぎて独占状態になることを懸念する声もある。研究者や大学、企業などが「RISC-V Foundation」と呼ぶ組織を設立し、Armコアに対抗すべく、プロセッサーの命令セットなどを定義してオ

                                                  ルネサスがアンチArmのRISC-V採用、台湾社からコア調達しASSPへ
                                                • ジム・ケラーの新会社が日本上陸 AMD、Apple、Intelを渡り歩いた天才の技術でプロセッサをデザイン

                                                  AMD、Apple、Intelと、米大手IT企業を渡り歩きプロセッサの開発を手掛けてきた天才、ジム・ケラー氏の設立した会社・カナダTenstorrentが、日本に上陸した。AIフィーバーの真っただ中ともいえる日本市場で、AI用プロセッサ・RISC-Vプロセッサに関する事業を展開していく。 Tenstorrentは2016年設立のスタートアップ。しかし、CEOのジム・ケラー氏だけでなく、CCO(最高顧客責任者)もレノボ・ジャパンやNECパーソナルコンピュータの社長を歴任してきたデビット・ベネット氏と豪華な面々だ。日本法人のテンストレント・ジャパンは1月18日に設立。代表取締役社長にはこれまでHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)業界で実績を積んできた中野守氏が就任した。 テンストレント・ジャパンの主な事業はプロセッサのデザインだ。同社ではディープラーニングなどのAI技術に特化したサー

                                                    ジム・ケラーの新会社が日本上陸 AMD、Apple、Intelを渡り歩いた天才の技術でプロセッサをデザイン
                                                  • 第752回 RISC-VのシングルボードコンピューターであるVisionFive 2を使ってみる | gihyo.jp

                                                    今回はStarFive Technology製のRISC-Vシングルボードコンピューター(SBC)であるVisionFive 2にDebianをインストールして、その性能を計測してみましょう。 RISC-VとVisionFive 2 RISC-V(りすく・ふぁいぶ)は今もっとも熱い命令セットアーキテクチャーです。2010年頃に生まれたRISC-Vは、オープンな規格という強みを活かしてどんどんエコシステムを構築し、今では様々な企業がRISC-Vに本格的に手を出す状況になっています。AMD64/Intel 64やARMには性能も普及度合いもまだまだ及びませんが、今の勢いを維持できれば近い将来その状況は変わってくるでしょう。 本連載でも2018年ぐらいから、RISC-Vの記事を何度か取り上げていました。 第505回:「オープン規格の新しい命令セットアーキテクチャRISC-V入門 ツールチェインを

                                                      第752回 RISC-VのシングルボードコンピューターであるVisionFive 2を使ってみる | gihyo.jp
                                                    • Rust でもできる!RISC-Vシミュレータの作りかた 〜 From Ruby To Rust 〜 - ESM アジャイル事業部 開発者ブログ

                                                      最近 ESM と RISC-V のロゴの配色が似ていると感じている @wat-aro です。 はたけやまさん の blog.agile.esm.co.jp はおもしろい記事でしたね。 この記事は最後こう締めくくられています。 以上、Rubyを使ったシンプルなRISC-Vシミュレータの作り方のご紹介しました。 皆さんも梅雨の時期のおうち時間にお好きなプログラム言語でCPUシミュレータ自作なんていかがですか? なのでこの記事を参考に Rust で RISC-V シミュレータを作成しました。 https://github.com/wat-aro/rv32sim.rs 処理の流れはだいたい元記事と同じですのでもっと詳しく知りたい人は元記事からどうぞ。 メモリ まずメモリの定義です。 write と read と、初期データの読み込み用の initialize メソッドを持っています。 32 bit

                                                        Rust でもできる!RISC-Vシミュレータの作りかた 〜 From Ruby To Rust 〜 - ESM アジャイル事業部 開発者ブログ
                                                      • Microchip、132ドルのRISC-V採用のワンボードコンピュータ。Raspberry Pi互換あり

                                                          Microchip、132ドルのRISC-V採用のワンボードコンピュータ。Raspberry Pi互換あり
                                                        • RISCの生い立ちからRISC-Vまでの遠い道のり

                                                          IBM Power、MIPS、PA-RISC、SPARC、Alpha、Arm、そしてRISC-V。IT史に詳しい大原雄介さんが、現代のプロセッサにおいて重要なRISCプロセッサの歴史を追っていきます。

                                                            RISCの生い立ちからRISC-Vまでの遠い道のり
                                                          • RustでRISC-Vの命令セットシミュレータを作ったので(いちおう)公開する - FPGA開発日記

                                                            といっても大昔に作ってみたもので、BitBucketの肥やしにしておくのももったいないし、最終的にどうにかして発展させたいので公開する。 今のところデコーダはあるが逆アセンブラはついていないのでspike-dasm頼みである。 github.com 大した実装ではなく、一応テストパタンを通すことができる程度だが、公開したのは今後色々と拡張をしたいから。今時点の私の知識ではこれが限界で、これ以上Rustっぽく書くためにはどうしたらいいのか良く分からない。 RustでRV32とRV64を上手く切り分ける方法はあるか? もともとRustの勉強を始めたのはこのあたりだが、Scalaを通じてTraitなどの概念を知って、じゃあRV32とRV64で処理内容を同一のトレイトで管理して、実際のCPUのモデルのみを切り替えるという方法は上手く行くだろうかと思って始めた。 ただ、Rustの本質も良く分かってい

                                                              RustでRISC-Vの命令セットシミュレータを作ったので(いちおう)公開する - FPGA開発日記
                                                            • 新型コロナで隔離された中国の研究チームがRISC-Vプロセッサを爆速で開発することに成功

                                                              中国の研究チームが、オープンソースの命令セットアーキテクチャ(ISA)・RISC-Vを用いてArmの「Cortex-A76」に迫る性能を持ったCPU「XiangShan」を開発しました。研究チームは新型コロナウイルスの感染拡大に伴って封鎖された深圳で開発に取り組み、超高速なCPU開発を成功させています。 GitHub - OpenXiangShan/XiangShan: Open-source high-performance RISC-V processor https://github.com/OpenXiangShan/XiangShan 首届 RISC-V 中国峰会 2021 年 6 月 21 日起在上海举行,有什么值得关注的地方? - 知乎 https://www.zhihu.com/question/466393646/answer/1955410750 XiangShan o

                                                                新型コロナで隔離された中国の研究チームがRISC-Vプロセッサを爆速で開発することに成功
                                                              • MIPS、RISC-Vのサポートを表明

                                                                MIPS Technologyを買収し、MIPSアーキテクチャのIPライセンス供給を行っていた米Wave Computingは、事業不振に伴い複雑な経緯を経てMIPSのビジネスを事実上中国のCIP Unitedに売却したという話は、吉川明日論先生の2020年9月17日の記事に詳しいが、そのMIPSというかWave Computingは11月9日から12日にオンライン開催となった「electronica 2020」の中のEmbedded Forumの基調講演にて、MIPSコアにRISC-Vの対応を追加することを明らかにした。 この発表を行ったのは、少なくとも直前までの肩書はWave Computingのイスラエルオフィスに在籍するItai Yarom氏であるが、electronicaにおける肩書は“Director Sales & Solutions, MIPS”で、ひょっとするとMIPS部

                                                                  MIPS、RISC-Vのサポートを表明
                                                                • GitHub - LekKit/RVVM: The RISC-V Virtual Machine

                                                                  You signed in with another tab or window. Reload to refresh your session. You signed out in another tab or window. Reload to refresh your session. You switched accounts on another tab or window. Reload to refresh your session. Dismiss alert

                                                                    GitHub - LekKit/RVVM: The RISC-V Virtual Machine
                                                                  • Huaweiが7nmプロセスのAIプロセッサ「Ascend 910」など発表、将来的にRISC-V採用の可能性も示唆

                                                                    中国の通信機器メーカーであるHuaweiが、「世界で最もパワフルなAIプロセッサ」として初のAI(人工知能)処理用プロセッサ「Ascend 910(昇騰910)」とAI開発フレームワーク「MindSpore」を2019年8月23日付けで発表しました。なお、Huaweiは将来的にオープンソースの命令セットアーキテクチャ(ISA)であるRISC-Vを採用する可能性を示唆していて、その背景にはアメリカとの関係悪化による禁輸措置があると報じられています。 Huawei launches Ascend 910, the world's most powerful AI processor, and MindSpore, an all-scenario AI computing framework - Huawei https://www.huawei.com/en/press-events/news

                                                                      Huaweiが7nmプロセスのAIプロセッサ「Ascend 910」など発表、将来的にRISC-V採用の可能性も示唆
                                                                    • Intel、Pathfinder for RISC-Vプログラムを中止

                                                                      Intelは2022年8月30日に開始した「Pathfinder for RISC-Vプログラム」を中止した事を公開した(Photo01)。 Photo01:筆者の手元に届いたメール。筆者はプログラムに登録していた すでに同プログラムのWebページにも、同じ文面が掲載されている。 元々Pathfinder for RISC-VはRISC-VベースのASICをIFS(Intel Foundry Service)で簡単に構築する事を目的としたものであり、Professional EditionとStarter Editionの2つが用意される。Professional Editionは有償のもので、これに参加することで、 CPU IP:Andes AX45MP&NX27V、Codasip Group L31/MIPS eVcore I8500&P8700、OpenHW Group CVE4&C

                                                                        Intel、Pathfinder for RISC-Vプログラムを中止
                                                                      • AppleがRISC-Vに精通した人材を募集~ArmからRISC-Vへ変更する布石? - iPhone Mania

                                                                        AppleがRISC-Vに精通した人材を募集~ArmからRISC-Vへ変更する布石? 2021 9/04 Appleが独自開発しているチップはすべてメインCPUとしてArmアーキテクチャを採用しています。しかしながら、ArmアーキテクチャはArm社が開発しているものであり、使用にはライセンス料が必要です。 そんななか、Appleがオープンソースアーキテクチャでありロイヤリティフリーで利用できるRISC-Vアーキテクチャに精通した人材を募集していることがわかりました。これはAppleがArmからRISC-Vへとアーキテクチャを変更する布石なのでしょうか? ライセンス料不要で使えるRISC-Vアーキテクチャ RISC-Vアーキテクチャは、カリフォルニア大学バークレー校のRISCプロジェクトを起源とするCPUアーキテクチャです。 その最大の特長は、RISC-Vの命令セットを持つプロセッサの設計や

                                                                          AppleがRISC-Vに精通した人材を募集~ArmからRISC-Vへ変更する布石? - iPhone Mania
                                                                        • RISC-Vの進化を牽引するEsperantoの挑戦。シンプルなアイデアと実装の困難さ―Dave Ditzelへのインタビュー | gihyo.jp

                                                                          RISC-Vの進化を牽引するEsperantoの挑戦。シンプルなアイデアと実装の困難さ―Dave Ditzelへのインタビュー 2022年8月、2年半ぶりに渡米した際にAIアクセラレータを開発する企業を2つ訪問しました。1つは前回記事のCerebras Systems、そしてもう1つがEsperanto Technologiesです(写真1⁠)⁠。 写真1 オフィスのあるビル。カリフォルニアの青空がよく合います Esperanto社はRISC-Vを牽引してきた企業の1つです。そのFounderであるDave Ditzel氏は、1980年にDavid PattersonがRISCのアイデアを提示した有名な論文[1]の共著者であり、長くプロセッサ業界の第一線を走り続けているエンジニアです。筆者がDaveに初めて取材したのは2004年でしたが、それ以来[2]、何年かおきにDaveと会い、そのとき

                                                                            RISC-Vの進化を牽引するEsperantoの挑戦。シンプルなアイデアと実装の困難さ―Dave Ditzelへのインタビュー | gihyo.jp
                                                                          • RISC-Vに舵を切ったMIPS、新型コア2製品を発表

                                                                            RISC-Vに舵を切ったMIPS、新型コア2製品を発表:高性能プロセッシングを狙う(1/2 ページ) MIPSが2022年5月、高性能プロセッシングをターゲットとするRISC-Vベースの新製品を発表し、大きな注目を集めている。同社にとって初となるRISC-VベースのマルチプロセッサIP(Intellectual Property)コア「eVocore P8700」と「eVocore I8500」を提供するという。 MIPSがRISC-Vベースのコアを発表 MIPSが2022年5月、高性能プロセッシングをターゲットとするRISC-Vベースの新製品を発表し、大きな注目を集めている。同社にとって初となる、RISC-VベースのマルチプロセッサIP(Intellectual Property)コア「eVocore P8700」と「eVocore I8500」を提供するという。 MIPSは、「eVoc

                                                                              RISC-Vに舵を切ったMIPS、新型コア2製品を発表
                                                                            • ルネサスがRISC-V先行宣言、Armマイコンの失敗は繰り返さない

                                                                              独自CPUコア集積のマイコンが強いルネサス エレクトロニクスは、英Arm(アーム)製CPUコア(Armコア)集積のマイコン(以下、Armマイコン)の市場参入で出遅れた。本格参入したのはわずか2年前の2019年10月。だが、成果が着実に出ているという。新規顧客の獲得に成功したり、買収した海外アナログ半導体メーカー製品とArmマイコンとのセット販売が好調だったりする。Armコア対抗のRISC-Vコアでは、出遅れの轍(てつ)を踏まないように、競合に先駆けて製品を投入していくと宣言した。 「RISC-V搭載製品を他社に先駆けて投入していく」。この宣言は、ルネサスが21年9月29日にアナリスト/メディア向けに事業の最新状況をオンラインで説明した「Progress Update」でなされた。同社のメインの事業は2つある。1つは「車載向け製品事業」(以下、車載事業)。もう1つは「産業・インフラ・IoT向

                                                                                ルネサスがRISC-V先行宣言、Armマイコンの失敗は繰り返さない
                                                                              • DevTerm | ClockworkPi

                                                                                ClockworkPi v3.14 integrates up to 12 interfaces in the ultra-small size of 95x77mm, ensuring sufficient connectivity for your work and entertainment. Following an easy-to-upgrade modular design of CPU and memory,  clockworkPi v3.14 allows you to freely choose a suitable "Core" for various application scenarios. clockworkPi v3.14 is compatible with the Raspberry Pi CM3 series, which means that you

                                                                                  DevTerm | ClockworkPi
                                                                                • USB PD 対応 50円マイコン CH32X035 - Qiita

                                                                                  20円マイコン RISC-V CH32V003とは の続編として USB PD(PowerDelivery) 対応RISC-Vマイコン CH32X035 を触ってみます。 https://qiita.com/usashirou/items/35d53f4b659232b89a21 USB PD対応のCH32X035とは USB PD の PHY を搭載し USBホスト、USB PD に対応している RISC-Vマイコン になります。 USB PD(PowerDelivery) として5Vだけでなく、9V,12V,15V,20V の出力が可能です。 近年マイコンボードにもUSB Type-Cのコネクタが普及してきましたが、USB PDに対応しているものは少なく電圧は5Vのままが一般的でした。 CH32X035 を使用するとUSB電源からモーターの駆動などに使える12Vや20Vの出力が可能なう

                                                                                    USB PD 対応 50円マイコン CH32X035 - Qiita