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  • 清水寺から大量古文書、新出資料は天皇綸旨15点 文書群には、秀吉・尊氏の名前も|社会|地域のニュース|京都新聞

    清水寺(京都市東山区)は7日、中近世の天皇や足利尊氏、豊臣秀吉の関連文書が古文書の整理調査で見つかったと発表した。新出資料となる天皇の綸旨15点は、中興の祖・願阿弥ら勧進僧が戦乱で荒れた伽藍復興に寄与し、寺院に定着してゆくさまを示す。 200点近くあった文書群には、京における鉄砲の使用時期を示す三好長慶の禁制のほか、厚い観音信仰で知られた尊氏による土地の寄進状、秀吉が母の病気回復への返礼をつづった書状といった多数の原本が含まれていた。

      清水寺から大量古文書、新出資料は天皇綸旨15点 文書群には、秀吉・尊氏の名前も|社会|地域のニュース|京都新聞
    • 「歴史的緊急事態」なのに…コロナ対応で議事録作成義務は4件 | 毎日新聞

      有識者らを集めて行われた「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」=厚生労働省で2020年4月22日午後2時21分、宮武祐希撮影 政府が新型コロナウイルスへの対応を「歴史的緊急事態」に指定したことに伴い、公文書の作成・保存を徹底する対象とした会議19件のうち、発言者や発言内容を明記した議事録などを作成するよう義務付けたのは4件にとどまることが、毎日新聞の情報公開請求で判明した。残る15件は、進捗(しんちょく)状況や確認事項などを記載した文書の作成のみで済むという。事後の検証に支障を来す恐れもあり、政府の政策決定の「透明性」に疑念が生じそうだ。 政府は感染拡大を受けて2020年3月、新型コロナ対応を公文書管理ガイドラインに基づく「歴史的緊急事態」に初めて指定した。後世に経緯や教訓の記…

        「歴史的緊急事態」なのに…コロナ対応で議事録作成義務は4件 | 毎日新聞
      • 消えた「形式的任命」、介入の正当化ありき 政府内部文書で浮き彫り | 毎日新聞

        令和2年度内閣及び内閣府永年勤続者表彰式に臨む菅義偉首相(左)と杉田和博官房副長官=首相官邸で2020年12月22日午後2時16分、竹内幹撮影 菅義偉首相が日本学術会議の会員候補6人の任命を拒否した問題が10月1日に発覚してからまもなく3カ月。政府は内閣府日本学術会議事務局が2018年11月にまとめた「首相に推薦の通り会員を任命する義務はない」とする見解を根拠に正当化する一方、拒否した理由の説明は拒み続けている。ところが重要な見解の作成過程で、「首相の任命行為は形式的なものと解する」とした従来の政府解釈が草案から削られていたことが内部文書で判明した。杉田和博官房副長官の人事介入への関与も裏付ける、一連の膨大な文書を記者が読み解くと、人事介入の正当化ありきで見解をまとめていた実態が浮かび上がった。【岩崎歩/科学環境部】 18年の人事介入が契機と明記 内部文書は、政府が12月、田村智子参院議員

          消えた「形式的任命」、介入の正当化ありき 政府内部文書で浮き彫り | 毎日新聞
        • 土井たか子さんが残した資料の山が動いた 没後10年、母校へ寄付決まる 女性初の衆院議長が歩んだ道のりは:東京新聞 TOKYO Web

          土井たか子さんが残した資料の山が動いた 没後10年、母校へ寄付決まる 女性初の衆院議長が歩んだ道のりは 憲政史上初めて女性で衆院議長を務めた故・土井たか子氏の残した資料が、出身校の京都女子大(京都市)に寄贈されることが決まった。在職中、護憲や男女差別解消、独自外交に力を入れてきた土井氏。資料は写真や日々の活動を記した手帳などが多数あり、識者は「女性政治家の歩みを知る上での第一級の歴史資料」と評価する。資料を預かってきた元秘書は「今後の研究に役立ててほしい」と、土井氏の没後10年にあたり願う。(岸本拓也)

            土井たか子さんが残した資料の山が動いた 没後10年、母校へ寄付決まる 女性初の衆院議長が歩んだ道のりは:東京新聞 TOKYO Web
          • 植物標本を挟んでいた新聞 実は「歴史の空白を埋める貴重な資料」 沖縄県教育庁、高知の植物園で発見 | 沖縄タイムス+プラス

            「沖縄タイムス」「沖縄新聞」「沖縄朝日新聞」「沖縄毎日新聞」-。戦前に沖縄で発行されていた新聞紙面計63枚を、県教育庁文化財課史料編集班が高知県立牧野植物園で発見した。うち8枚はこれまで現物やコピーが確認されておらず、掲載内容が明らかになるのは初めてとみられる。納富(のうとみ)香織指導主事は「新聞が1枚でも見つかれば、その日に起こった出来事が分かる。歴史の空白を埋める貴重な資料」と語った。(社会部・當銘悠) 沖縄では戦争で多くの歴史資料が焼失。同班は2017~21年に8回にわたって植物園に出向き、植物標本を挟むために使われていた新聞を調査していた。 今回収集した63枚は1900(明治33)年~22(大正11)年の発行。うち新発見とみられる8枚は、国会図書館や東京大学の明治新聞雑誌文庫などでも見当たらないという。...

              植物標本を挟んでいた新聞 実は「歴史の空白を埋める貴重な資料」 沖縄県教育庁、高知の植物園で発見 | 沖縄タイムス+プラス
            • 財務省公文書改ざんで佐川宣寿元局長ら3人を不起訴 東京地検特捜部「嫌疑不十分」 森友学園問題:東京新聞 TOKYO Web

              森友学園の国有地売却を巡る財務省の公文書改ざん問題で、情報開示請求に対し虚偽の理由で不開示決定を出したとして、虚偽有印公文書作成・同行使容疑で告発されていた佐川宣寿元理財局長ら同省幹部3人について、東京地検特捜部は27日、いずれも嫌疑不十分で不起訴とした。 佐川氏の他は、当時の理財局総務課長と国有財産審理室長。2017年3〜5月、同省側と学園関係者との応接録などの文書開示請求に対し、「保有が確認できなかった」と理由を偽り不開示とする決定を決裁したとして、文書改ざんを強いられ自死した近畿財務局元職員の赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(51)らが告発していた。

                財務省公文書改ざんで佐川宣寿元局長ら3人を不起訴 東京地検特捜部「嫌疑不十分」 森友学園問題:東京新聞 TOKYO Web
              • 学生に無断で奨学金辞退 熊本大職員が書類偽造 280件不適切処理|【西日本新聞ニュース】

                熊本大は1日、学生の奨学金の受給手続きを怠り、それを隠すため文書を偽造したなどとして、30代男性職員を諭旨解雇の懲戒処分にしたと発表した。処分は3月18日付。男性職員は同月末に退職した。 同大によると、元職員が奨学金手続きを担当する部署に勤めた2016~18年、延べ約280件の不適切な事務処理を確認した。 元職員は学生に無断で、奨学金の受け取りを辞退するうその書類を偽造。大学の公印を押し、奨学金の運営団体に提出していた。19年4月、別の職員が学生に書類の内容を確認したところ、不審な点があったため発覚した。他に、奨学金の手続きを放置したことによる支払いの遅延が4件あり、決裁書類の破損や紛失などもあった。 大学側の聞き取りに対し、元職員は「仕事を放置したことを隠したかった。学生には申し訳ないことをした」と話したという。 (長田健吾)

                  学生に無断で奨学金辞退 熊本大職員が書類偽造 280件不適切処理|【西日本新聞ニュース】
                • 東北福祉大「鉄道ステーション」閉館へ 関係者、資料の散逸懸念 | 河北新報オンライン

                  東北福祉大がJR仙山線東北福祉大前駅の隣に2007年開設した「鉄道交流ステーション」(仙台市青葉区国見)を、来年3月末限りで閉館する方針を固めたことが5日、分かった。東北の発展に貢献した鉄道の歴史を伝える文献や写真、模型を収蔵し、地域コミュニティーの拠点としての役割も担った。閉館後の扱いは未定で、… 残り 752文字

                    東北福祉大「鉄道ステーション」閉館へ 関係者、資料の散逸懸念 | 河北新報オンライン
                  • 1918年の福井県下インフルエンザ・パンデミック(「スペインかぜ」)

                    注1)患者数・死亡者数は、内務省衛生局『流行性感冒』1922年による。 注2)人口比、患者比の全国の値は、文末注(2)による。 当時の福井県人口(国勢調査1920年)は、599,155人ですので、42.3%の県民がこのインフルエンザにかかり、5000人をこえる方がたが亡くなりました。全国の患者数が人口比で37.3%(2)であったのに対し、福井県では42.3%でした。 死亡者数から見ても、人口1000人あたり8.53人(全国6.76人)、患者100人あたり2.02人と、全国の値(1.63人)をかなり上回っていました。 また県下の休校数(1918・19年)は、110校、罹患児童数10,814人で罹患率27.9%でした(3)。 2.『大野市史』に記された「スペインかぜ」の被害 このように県内でも広く流行し、多くの死亡者を数えた伝染病であったにもかかわらず、県内自治体史で「スペインかぜ」の具体的な

                    • 「台帳」なくして文化なし!? マンガ・アニメ・ゲーム・メディアアート文化を次の1000年に残す「メディア芸術データベース」の意義を「電ファミニコゲーマー」が訊く - メディア芸術カレントコンテンツ

                      メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。 トップページ  ≫ 記事一覧 ≫ 「台帳」なくして文化なし!? マンガ・アニメ・ゲーム・メディアアート文化を次の1000年に残す「メディア芸術データベース」の意義を「電ファミニコゲーマー」が訊く 現在も整備が進む「メディア芸術データベース」は、マンガ、アニメ、ゲーム、メディアアートの全4分野を総合的に検索できる、分野横断型のデータベースだ。2019年11月からはベータ版がリリースされ、誰でもアクセスし、活用できるサイトとして公開されている。本稿ではゲームメディアの「電ファミニコ

                        「台帳」なくして文化なし!? マンガ・アニメ・ゲーム・メディアアート文化を次の1000年に残す「メディア芸術データベース」の意義を「電ファミニコゲーマー」が訊く - メディア芸術カレントコンテンツ
                      • 映画台本の資料室開設へ|NHK 関西のニュース

                        映画「ゴジラ」の第1作やカンヌ映画祭で、日本初のグランプリを受賞した「地獄門」など、昭和から平成にかけての日本映画の台本など20万点以上を集めた資料室が京都市の東映太秦映画村に開設されることになりました。 この資料室は、京都市右京区の東映太秦映画村の一角に新たに設けられ、昭和初期から平成にかけて公開された映画の台本のほか、宣伝用のポスターや写真など、およそ28万点が保管されています。 中には、昭和29年公開の映画、「ゴジラ」の第1作やカンヌ映画祭で日本初のグランプリを受賞した「地獄門」など、映画史に残る作品の撮影に使われた台本などもあります。 台本には、せりふを推敲した俳優の書き込みや、著名な脚本家による未公開のものなども残されていて、日本映画の歴史やその制作過程を知ることができます。 資料室は事前予約制で、新型コロナウイルスの感染拡大が収束したあと、時期を見てオープンする予定だということ

                          映画台本の資料室開設へ|NHK 関西のニュース
                        • 五輪経費、どこで検証 当初7340億円、総額3兆円超す試算も | 毎日新聞

                          東京五輪の閉会式が行われている国立競技場で打ち上がる花火=東京都渋谷区の渋谷スカイから2021年8月8日午後8時43分、手塚耕一郎撮影 東京オリンピック・パラリンピックには、いくらかかっているのか。大会組織委員会、東京都、国がそれぞれ支出し、関連経費を含めて3兆円を超すとの試算もある。無駄なく、適正な使われ方をしているのかについて、全体を見通してチェックする機関がないことを懸念する声がある。 契約詳細は非公開 「経費膨張の懸念の声を多くの方からいただいている」。5月に開かれた衆院文部科学委員会で立憲民主党の斉木武志氏がオリパラの関連費について疑問を投げ掛けた。追及の材料にしたのは、複数の内部告発で得たという43会場の運営業務委託費の資料だ。これを基に「高すぎる」と追及すると、組織委の布村幸彦・副事務総長は「個々の契約の詳細については公開をしていない」などと答えた。 大会経費は2013年の「

                            五輪経費、どこで検証 当初7340億円、総額3兆円超す試算も | 毎日新聞
                          • 「未作成は指針違反」 元公文書管理委員長代理 首相面談記録なしで(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

                            官庁間などの打ち合わせ記録を作成することを義務化する改定公文書ガイドラインを審議した元公文書管理委員会委員長代理の三宅弘弁護士が、取材に応じた。安倍晋三首相と官庁幹部が官邸で面談した際の議事概要などの記録が作成されていない問題について、三宅氏は「明らかなガイドライン違反だ」と明言した。菅義偉官房長官は3日の記者会見で「ガイドラインに反していない」と主張したが、ガイドライン改定に関わった当事者は真っ向から否定した。 【公文書管理課が省庁に示した打ち合わせ記録の一例】 首相面談の打ち合わせ記録を巡っては、官邸が一切作成していないことが毎日新聞の取材で判明。官庁側も「ガイドラインが作成義務を課した『政策や事業方針に影響を及ぼす打ち合わせ』に当たらない」などとの理由で作成していないことが明らかになるなど、首相の指示が事後に検証できないブラックボックスになっている。 三宅氏は、公文書管理法が4条で「

                              「未作成は指針違反」 元公文書管理委員長代理 首相面談記録なしで(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
                            • 「震災公文書」一部廃棄へ 仙台市が選別開始、24年から公文書館に:朝日新聞デジタル

                              【宮城】東日本大震災にかかわる膨大な行政文書について、仙台市は「歴史的公文書」として何を永久に残すか、選別を今後本格化させる。収蔵のために公文書館が新設されるが、全量保存は現実に難しく、一部廃棄も始まっている。残すか、捨てるか――。震災10年が過ぎ、どの被災自治体も直面しつつある課題だ。 行政文書は、物品購入の書類などが1年、条例規則の起案書、重要な会議録などは30年、ほか5年、10年などと、性質に応じて保存期間を決める。期間が過ぎれば廃棄が原則だ。 だが未曽有の大災害と復興の記録は、後世の人々が行政対応や歴史を検証する重要な情報になる。仙台市では各部署に、関連文書はすべて歴史的公文書になりうるとして、保存期間にかかわらず、当面残すよう呼びかけてきた。 だが被災者の多さ、業務の多さに比例して文書も膨大になる。棚や書庫はいっぱいになり、各部署とも保管場所の確保に苦労してきた。また来年度には、

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                              • 伊能忠敬の日本地図「小図」3枚そろった副本 国内で2例目確認 | NHKニュース

                                江戸時代に伊能忠敬と測量隊が作った日本地図のうち、「小図(しょうず)」と呼ばれる全体図の3枚そろった副本が新たに確認されました。小図は正本が焼失し、3枚そろった副本は国内ではこれまで1例しか確認されていないということで、調査にあたった専門家は「すばらしい発見で、地図がどう仕立てられたのか研究が進むきっかけになる」と話しています。 この日本地図は、北九州市にある「ゼンリンミュージアム」に寄贈されたもので、縦が1.5メートルから2.5メートル、横が1.6メートルほどの3枚の紙に、北海道と東日本、西日本の地図が描かれています。 日本地図学会の専門部会が調査した結果、伊能忠敬と測量隊が作った日本地図のうち、43万2000分の1の縮尺で全体を3枚に収めた「小図」の副本と判断されました。 学会によりますと、伊能忠敬の日本地図は縮尺の異なる「大図」「中図」「小図」があり、幕府に提出した「正本」は明治時代

                                  伊能忠敬の日本地図「小図」3枚そろった副本 国内で2例目確認 | NHKニュース
                                • 森友改ざん 赤木さん妻が関連文書を開示請求「真実が知りたい」 | 毎日新聞

                                  財務省の決裁文書改ざんを苦に自殺した赤木俊夫さんの妻雅子さん(左)。財務省への情報公開請求後に記者会見し「真実が知りたい」と訴えた=東京都千代田区で2021年8月11日午後2時35分、大場弘行撮影 学校法人「森友学園」への国有地売却を巡り、財務省の決裁文書改ざんを苦に自殺した近畿財務局職員、赤木俊夫さんの妻雅子さんが11日、同省と同局に対し、改ざんに関わった職員間で交わされた電子メールなどの開示請求を行った。雅子さんが訴えた訴訟のなかで俊夫さんが改ざんの経緯をまとめた「赤木ファイル」が6月に同省から開示されたが、全体像が分からないためという。 請求したのは、同省が改ざん問題を受けて調査した際に収集した文書や捜査を担当した検察に任意提出した文書。雅子さんは情報公開法に基づく手続きをした後に東京都内で記者会見し、「夫が残したものだけでは改ざんの指示がどう行われたかや省内でのメールのやりとりが分

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                                  • 【連載】国史大系をひもとく:第一回 国史大系とはどんな史料集か? | 教育と研究の未来

                                    吉川弘文館では、さまざまな史料集を出版してきました。なかでも、黒板勝美によって編纂された「新訂増補 国史大系」は、35年の歳月をかけた大事業であるとともに、日本史研究の根本史料として高い評価を得てきた、日本国内随一の史料集です。その「新訂増補 国史大系」がいよいよJKBooksシリーズとして刊行されました。刊行を記念して、「新訂増補 国史大系」の魅力を連載形式でご紹介します。 以下の図は「新訂増補 国史大系」全58書目について、縦軸に時代区分や年代、横軸にはJKBooksのために分類したジャンル「歴史」「歴史物語」「説話」「伝記」「法制」「補任」「系図」の区分に従って一覧化したものです。今回はこちらの図をもとに「国史大系」についてご説明します。 図:【第3次】新訂増補 国史大系(黒板勝美編/国史大系編修会編、1929-1964、吉川弘文館)の書目分類 「大系」という造語 特定の分野の書物・

                                      【連載】国史大系をひもとく:第一回 国史大系とはどんな史料集か? | 教育と研究の未来
                                    • 労働専門図書館エル・ライブラリー 明日へのヒント見つける場に | 毎日新聞

                                      赤の発色が鮮やかなスターリン追悼大会のポスターを示すエル・ライブラリーの谷合佳代子館長=大阪市中央区で2021年4月21日午後3時9分、野口由紀撮影 労働専門の私設図書館が大阪にあることをご存じだろうか? 大阪市中央区のエル・おおさか(大阪府立労働センター)4階にある「エル・ライブラリー」(大阪産業労働資料館)。蔵書数12万冊、西日本随一の専門性を誇る施設だ。新型コロナが経営を圧迫し、雇用をおびやかす今、ライブラリーは明日へのヒントを見つける場になるかもしれない。【野口由紀】 記者は4月に労働担当になり、足を運んだエル・おおさかで、館内表示の「ライブラリー」の文字に興味をそそられた。雑誌や書籍が棚いっぱいに並ぶ本の森の中、ぬいぐるみやキーホルダーなどの雑貨がバザー用品として並び、「運営のためにご寄付お願いします」と書かれた瓶まで。厳しい運営状況が伝わってくる。日を改めて谷合佳代子館長(63

                                        労働専門図書館エル・ライブラリー 明日へのヒント見つける場に | 毎日新聞
                                      • 独立行政法人国立美術館、「国立アートリサーチセンター」を設立すると発表

                                        2023年3月8日、独立行政法人国立美術館が、「国立アートリサーチセンター」を3月28日に設立すると発表しました。 発表によると、大きく変動する現代社会においてアート振興を持続的・国際的に展開するための総合的な拠点となることを目指して設置されます。「アートをつなげる、深める、拡げる」をキーワードに、専門領域の調査研究、情報収集と国内外への発信、コレクション活用促進、人的ネットワーク構築、ラーニングの拡充、アーティスト支援等に取り組むとしています。 トピックス一覧(独立行政法人国立美術館) https://www.artmuseums.go.jp/topics ※2023年3月8日付で「【お知らせ】3月28日に国立アートリサーチセンターを設立します」が掲載されています。 【お知らせ】3月28日に国立アートリサーチセンターを設立します(独立行政法人国立美術館) https://www.artm

                                          独立行政法人国立美術館、「国立アートリサーチセンター」を設立すると発表
                                        • コロナと公文書 後世の検証へ記録に残せ|【西日本新聞me】

                                          未知の感染症という脅威にどう対応したか。反省と教訓も含めて公文書で後世へ残すのは政府として当然の責務である。 政府が、行政文書の管理指針に基づき「歴史的緊急事態」に指定している新型コロナウイルスの感染拡大のことだ。 この制度は、東日本大震災(2011年)当時の民主党政権が原子力災害対策本部など震災関係の議事録を残していなかった問題を踏まえ、12年に導入された。指定は今回が初めてだ。先月10日に閣議了解された。 歴史的緊急事態とは何か。社会的影響が大きく、その教訓が将来に生かされるもので、国民の生命や財産に重大な被害が生じるような事態-と規定されている。政府はその責任と使命を自覚し、公文書の作成と保存、公開に努めてもらいたい。 管理指針では、政策の決定または了解を伴う会議の場合、開催の日時や場所、発言者、発言内容を記録した議事録や議事要旨などを作成しなければならない。新型コロナ関係では、政府

                                          • 震災デジタルアーカイブ閉鎖増、進む集約 維持費負担重く、資料分類にAI活用模索(河北新報) - Yahoo!ニュース

                                            東日本大震災の写真や動画などを収集、公開しているデジタルアーカイブを閉鎖する動きが目立ってきた。運営する自治体や民間団体が、システム更新などに伴う維持管理費の重さを理由に、他の機関にデータを移す例が多い。震災発生から間もなく12年。息の長い記憶の継承を見据え、存続を下支えする技術開発も進んでいる。(報道部・柴崎吉敬) 【表】閉鎖された主な東日本大震災のデジタルアーカイブ ■新たな情報減る 「システム運用上の都合により、次のとおり公開を停止いたします」 青森県の八戸市、おいらせ町など4市町が共同運営する「青森震災アーカイブ」は2021年6月からサイトが閲覧できない状態が続く。岩手県1市2村の「久慈・野田・普代震災アーカイブ」も同年4月に公開を停止。共にサイトを閉じる方向でデータの移行先を調整している。 八戸、久慈両市によるといずれもサーバーなどの更新時期で費用捻出が難しかった。八戸市防災危機

                                              震災デジタルアーカイブ閉鎖増、進む集約 維持費負担重く、資料分類にAI活用模索(河北新報) - Yahoo!ニュース
                                            • 神戸新聞NEXT | 西播 | 図書館が導入の「除菌機」 専門家、効果に疑問符 紫外線で紙劣化も

                                              兵庫県たつの市立の図書館4館が1月、新型コロナウイルス対策予算で「図書除菌機」を各1台導入した。電子レンジのような外観で、ページ間のごみを風で吹き飛ばし、紫外線照射や消臭抗菌剤で除菌するという。西播磨を含め各地の図書館に広がりつつある製品だが、新型コロナウイルスへの効果は立証されていないといい、感染症専門医は「費用対効果は薄い」と指摘している。(直江 純) 市教育委員会によると、導入費用は4台で計約540万円。国のコロナ対応地方創生臨時交付金を財源とした。福崎町や加西市などの導入例を参考にした。各館では物珍しさもあって、除菌を希望する利用者が順番待ちすることもあった。 だが、日本図書館協会(東京)の資料保存委員会は、紫外線照射を推奨していない。同委員会は昨年7月、コロナ対策をまとめた文書「人と資料を守るために」を公表。そこでは「紫外線の新型コロナへの効果はまだ立証されておらず、各国機関もむ

                                                神戸新聞NEXT | 西播 | 図書館が導入の「除菌機」 専門家、効果に疑問符 紫外線で紙劣化も
                                              • 大雨で被災の歴史資料捨てないで 研究者などの団体が呼びかけ | NHKニュース

                                                大雨などで被害を受けた文化財の救出活動を行っている「歴史資料ネットワーク」は、今回の豪雨で被災した人に向けて、水や泥で汚れた古文書などは捨てずにとっておき、処置のしかたが分からない場合は相談してほしいと呼びかけています。 今回の豪雨災害を受けて、ホームページに「歴史資料保全のお願い」という案内文を掲載し、被災した人や片づけなどを行うボランティアに向けて、古文書や古い本、日記や写真、それにふすまやびょうぶ、農具などを捨てないよう呼びかけています。 こうした歴史資料は旧家の母屋や蔵、公民館などに保管してあることが多く、水や泥で汚れてカビが生えるなど劣化してしまうことがありますが、適切な処置を行えば修復が可能な場合があるということです。 歴史資料ネットワークは「被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。今回の災害により長く伝えられてきた古い文書や記録などがなくなってしまうとすれば、それは家

                                                  大雨で被災の歴史資料捨てないで 研究者などの団体が呼びかけ | NHKニュース
                                                • 「使えない文化財」は後世に残さなくていいのか - 西村慎太郎|論座アーカイブ

                                                  「使えない文化財」は後世に残さなくていいのか ネットオークションによる散逸に加え、観光振興に役立つ文化財が優先される時代に 西村慎太郎 国文学研究資料館准教授、NPO法人歴史資料継承機構代表理事 戦国武将や幕末の志士といったヒーローたちの古文書が発見されたという新聞やテレビの報道などをよく見かけるのではないだろうか。ぐにゃぐにゃな「くずし字」で書かれ、専門的な訓練を受けていなければ読めない代物であるが、「歴史ロマン」の一断章として興味深いためか、大きく報道され、注目を集める。 一方で、古文書は、ヒーローが登場しなくても地域の歴史と文化を明らかにするための重要な歴史資料のひとつだ。近年では過去の災害の記録を分析することで、ハザードマップの充実化を図り、地域の防災・減災の一助にしようとしている。歴史好きや歴史研究者のためだけではなく、古文書は社会にとって重要なツールであるといえよう。 その古文

                                                    「使えない文化財」は後世に残さなくていいのか - 西村慎太郎|論座アーカイブ
                                                  • 新型コロナの日常、後世に 博物館がマスクなど収集 - 日本経済新聞

                                                    新型コロナウイルスの感染拡大で用いられたマスクやチラシなど身近な品々を集め、コロナ禍の日常や社会の様子を記録して後世に残す取り組みが、各地の博物館で広がっている。背景には、約100年前にスペイン風邪が流行した時代の生活を伝える資料がほとんど残っていないことへの反省がある。祭りの中止を伝えるチラシやテークアウトのクーポン券、政府が配布した布マスク――。北海道浦幌町の町立博物館に並ぶ「資料」は、普

                                                      新型コロナの日常、後世に 博物館がマスクなど収集 - 日本経済新聞
                                                    • ふすま剥がしたら…「徳川家康」関連の古文書 台風で被災した酒々井・清光寺への調査で発見 専門家「史料的価値高い」(千葉日報オンライン) - Yahoo!ニュース

                                                      徳川家康が認めたとされる書状の写し。「天正元年 家康御書判」や「永代大樹寺」などと記されている=1日、酒々井町の清光寺 徳川家とゆかりのある酒々井町上本佐倉の浄土宗の寺院「清光寺」(福田大和住職)で、江戸幕府との関係性などを示す書状の写しなど多数の古文書が見つかっていたことが2日、町などへの取材で分かった。昨秋の台風で甚大な被害を受け、建て替え方針が打ち出されている同寺への歴史調査で明らかになった。桶狭間の戦い後、故郷に戻り独立した家康の書状の写しなどもあり、専門家は「中世の史料は相対的に少なく、史料的価値は高い。徳川家、江戸幕府と清光寺の関係解明のきっかけにもなる」と期待している。 町などによると、清光寺は室町時代末期の1556年に月峯上人によって開山された古刹(こさつ)。将軍家所縁の寺院として、「葵の紋」を許可されている。91年に徳川家康から御朱印地五十石を拝領され、家康や2代将軍の秀

                                                        ふすま剥がしたら…「徳川家康」関連の古文書 台風で被災した酒々井・清光寺への調査で発見 専門家「史料的価値高い」(千葉日報オンライン) - Yahoo!ニュース
                                                      • 足利将軍家ゆかりの「大般若経」 数百年の時を経て発見 茨城(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

                                                        文殊院で見つかった智感版大般若経。寄進した人物と時期について「常州佐都西小野崎」「応永八年」と記している=茨城史料ネット提供 室町時代に木版で刷られた「智感版大般若経」の断片が、茨城県内で初めて常陸太田市天神林町の文殊院で見つかった。当時一帯を支配した佐竹氏に仕えた小野崎氏が大般若経を寄進したと伝えられていたが、初めて現存が確認された。 大般若経は、釈迦(しゃか)の説法を中国・唐代の僧、三蔵法師玄奘(げんじょう)が翻訳した全600巻の経典群。除災招福・国家安泰を願い、広く信仰された。 文殊院には、小野崎氏が薩都(さと)神社(同市里野宮町)に寄進し、第二代水戸藩主・徳川光圀の手により移された大般若経があると伝えられていた。江戸時代後期の国学者、色川三中(1801~55年)による写し書きも残されていた。しかし、近年は存在が確認されていなかった。 市内の郷土史家から天神林町の町会に「探してもらえ

                                                          足利将軍家ゆかりの「大般若経」 数百年の時を経て発見 茨城(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
                                                        • 「やばい…280m超える」寸前で回避された緊急放流、緊迫の所長メモが歴史公文書に

                                                          【読売新聞】 昨年7月4日の九州豪雨で緊急放流が寸前で回避された熊本県営市房ダム(水上村)について、塚本貴光・管理所長(50)が記していた当時のメモが残されていることが分かった。予測を超える雨量で水位が増す中、放流をぎりぎりで実施せ

                                                            「やばい…280m超える」寸前で回避された緊急放流、緊迫の所長メモが歴史公文書に
                                                          • 川崎市市民 ミュージアム 水没品 市費修復へ 9万点は保険補償外 | 宮前区 | タウンニュース

                                                            台風19号の浸水被害を受けた川崎市市民ミュージアム(中原区)の所蔵品について、川崎市は修復していく方針を10月31日の市議会文教委員会で明らかにした。総数26万点の修復総額は見通せていない。また文化財やフィルムなど9万点にかけていた保険は、水害の補償対象外だったことも分かった。 市民ミュージアムは1988年の開館以来、美術館と博物館の複合施設として市に縁のある画家作品展や漫画雑誌の企画展などを開催。歴史資料や美術品、漫画資料約26万点を所蔵していた。 今回の台風では、所蔵品の大部分が泥水に水没し損傷。うち指定文化財など評価額42億円相当の9万点にかけていた動産保険は火災や盗難が対象で、浸水による被害は想定していなかった。 これを受け、市は費用を負担し補修する方針を決めた。今後、同館周辺に仮設の一時保管所を設置し、学芸員らが洗浄や補修を進めていく。しかし作業は長期化が見込まれ、かかる費用など

                                                              川崎市市民 ミュージアム 水没品 市費修復へ 9万点は保険補償外 | 宮前区 | タウンニュース
                                                            • 隈研吾さんら支援、北海道東川町「デザインミュージアム」構想…タモリさんジャズ盤1万枚寄贈へ

                                                              北海道東川町が建築家の隈研吾さんらと「デザインミュージアム」構想を進め、2026年度のオープンをめざしている。タレントのタモリさんがレコード約1万枚の寄贈を申し出るなど、公立では珍しい構想は広がりを見せつつある。(森近正) デザインミュージアムの完成イメージ この「KAGUデザインミュージアム」は旧東川駅前の倉庫3棟を改装し、隈さんの作品の模型や家具のコレクションなどを展示する。改装費用20億円は町のふるさと納税でまかなう計画だ。 デザインミュージアムは、国や地域の歴史や文化に根ざした各種デザインを体系的に保存・紹介し、同時代の動向も示すことで、未来に向けた着想の起点を目指す施設だ。ロンドンやベルリンなど主要都市に自治体が設置し、専門家やデザインを学ぶ学生のほか、観光客などでにぎわっている。 文化庁によると、日本ではデザインミュージアムを巡る法的な定義はない。民間では2007年、デザイナー

                                                                隈研吾さんら支援、北海道東川町「デザインミュージアム」構想…タモリさんジャズ盤1万枚寄贈へ
                                                              • エピソード - 時論公論

                                                                台湾の新総統に20日、頼清徳氏が就任しました。中国が「独立志向が強い」として警戒してきた頼氏。台湾の新政権発足で中台間の緊張は高まるのか今後の情勢を考えます。

                                                                  エピソード - 時論公論
                                                                • 四三の優勝杯、見つかる 1911年の国内初マラソン五輪予選会 所在不明の「小」を玉名市立歴史博物館で5日から公開(熊本日日新聞) - Yahoo!ニュース

                                                                  四三の優勝杯、見つかる 1911年の国内初マラソン五輪予選会 所在不明の「小」を玉名市立歴史博物館で5日から公開 1911(明治44)年に国内で初めて開かれた五輪予選会のマラソンで、優勝した金栗四三に贈られた優勝カップのうちの一つが、熊本県内在住の縁故者から玉名市立歴史博物館に寄託された。同博物館は「日本の五輪史や金栗の足跡を記録する貴重な資料」として、開催中の「金栗四三展」(13日まで)で5日から初公開する。 予選会のマラソンは東京・羽田競技場を発着点に開催され、学生選手の金栗は、非公認ながら当時の世界記録を上回るタイムで優勝。日本の五輪初参加となる翌12年のストックホルム大会では途中棄権したが、後にマラソン一筋の人生を歩む原点となった。 この時の優勝カップは大小二つあったことが当時の写真などで確認されている。主催者の大日本体育協会が贈った大カップ(高さ約33センチ)は現在、金栗生誕の地

                                                                    四三の優勝杯、見つかる 1911年の国内初マラソン五輪予選会 所在不明の「小」を玉名市立歴史博物館で5日から公開(熊本日日新聞) - Yahoo!ニュース
                                                                  • 生き物だけじゃないよ! 蔵書や標本も新天地へ 志摩マリンランド:朝日新聞デジタル

                                                                    設備の老朽化などで今年3月、無期限で営業を休止した志摩マリンランド(三重県志摩市)から、大量の蔵書や標本が次々と新天地へと旅立っている。半世紀にわたる「知の集積」。引き取った施設の関係者らは「公開して役立てたい」と話している。 マリンランドは、マンボウやペンギンなど飼育していた約500種7千点の生き物を他の水族館へ引き取ってもらっており、その作業は終わりつつある。さらに、蔵書や標本などについても、無償譲渡を進めている。 鳥羽市立海の博物館は、海洋、科学の分野の書籍を中心に、マリンランドから2万冊を超す蔵書を受け継いだ。マリンランドが開館した1970年から毎号購入してきた科学雑誌。漁業者や研究者向けの専門書の中には50、60年代のものもある。さらには、欧米や韓国、中国といった海外の書籍も。歴代の館長が、生き物ごとに調べてまとめたファイルもある。 廃棄されると聞き、平賀大蔵館長が各部署と調整し

                                                                      生き物だけじゃないよ! 蔵書や標本も新天地へ 志摩マリンランド:朝日新聞デジタル
                                                                    • 社説:公文書の電子化 廃棄せずに記録を未来へ <明日を考える>|社会|社説|京都新聞

                                                                      公文書は民主主義の礎だ。政策決定を検証し、歴史に学ぶ。薬害事件など痛ましい被害の補償にも、当時の行政記録が証しになる。今を生きる私たちの考えや願いを未来に届けるためにも、公文書は将来世代に手渡さねばならない。 公文書を電子媒体で作成管理するよう、各省庁は今月から管理規定を見直した。紙に印刷した原本に代わり、電子文書が基本となった。業務上の電子メールなども含む。デジタル化推進に向け、政府は公文書管理のガイドラインを改正した。 公文書をデジタル化すれば、紙に印刷した簿冊に比べ、保管場所を取らない。オープンデータ化すれば地方自治体の政策立案や、学術研究にも資する。 情報公開手続きや国立公文書館への移管も迅速化が期待できる。東京都内の国立公文書館や外交史料館への資料一極集中を避け、地方からもアクセス可能になる。 廃棄された記録は、二度と戻らない。旧優生保護法による強制不妊手術でも、国や都道府県が公

                                                                        社説:公文書の電子化 廃棄せずに記録を未来へ <明日を考える>|社会|社説|京都新聞
                                                                      • 大地震や伝染病、謎めいた秩父の「ヒゲ僧」も登場…南北朝時代・僧の対談記録を調査(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

                                                                        世界文化遺産「古都京都の文化財」の構成資産である醍醐寺(だいごじ)と高山寺(こうさんじ)。この名刹(めいさつ)の僧同士が南北朝時代に対談した内容が、詳細な記録として文書に残されていたことが分かった。記録には、災害や病気の流行などに関する雑談も含め、当時の世相が多く盛り込まれており、重要な史料となる。 対談記録は、延文2年(1357年)9月28日から康安2年(1362年)2月3日までの「真友抄(しんゆうしょう)」と、同日から貞治元年(1362年)10月28日までの問答の「梅林折花集(ばいりんせっかしゅう)」の2冊の文書に分かれる。明星大の芳澤元(はじめ)助教が醍醐寺関連の史料を調査した。 醍醐寺の僧・賢西が高山寺の僧を訪ね、対談した内容を賢西が記録している。この時代の僧の記録は法要の手続きなど実務的な内容が多いが、芳澤助教が両文書を精査した結果、仏教に関する本題以外の雑談部分に、当時の世相を

                                                                          大地震や伝染病、謎めいた秩父の「ヒゲ僧」も登場…南北朝時代・僧の対談記録を調査(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
                                                                        • 王座戦における棋譜利用ガイドラインへの疑義|小倉秀夫

                                                                          公益財団法人日本将棋連盟は、「王座戦における棋譜利用ガイドライン」を公表しました。 その第1条として、以下のような文言が記されています。 主催者は、日本の伝統文化である将棋の普及振興を図るため、王座戦の運営に当たっています。公式戦の対局記録である棋譜については、主催者が優先的使用権及び利用許諾権を有しています。これら主催者が有する権利は適正に保護される必要があります。このため、第三者が棋譜を利用するに当たって、ご理解いただき、守っていただくべき事項や手続き等を本ガイドラインに定めます。しかし、主催者の「優先的使用権及び利用許諾権」の法的根拠は記されていません。市民が原則自由に行動することが許される立憲民主主義国家である日本国においては、公益社団法人が「ガイドライン」を定めても、それだけでは、市民による棋譜の利用を禁止することはできません。禁止権がない以上、利用許諾権も発生しません。 若柳拓

                                                                            王座戦における棋譜利用ガイドラインへの疑義|小倉秀夫
                                                                          • 地震で被害受けた古文書や美術品など 歴史資料を捨てないで | 福島宮城地震被害 | NHKニュース

                                                                            今月13日の地震で震度6強の激しい揺れを観測した福島県と宮城県で、歴史資料を守る活動を行っている団体は今回の地震で被災した人たちに向けて、被害を受けた古文書や美術品などは片づけの際に捨てずに保管し、処置のしかたが分からない場合は相談してほしいと呼びかけています。 呼びかけを行っているのは、地震や大雨などの災害時に被害を受けた歴史資料の救出活動を行っている「史料ネット」と呼ばれる研究者などの団体です。 このうち福島県で活動している「ふくしま歴史資料保存ネットワーク」は、フェイスブックで「被害に遭われた方には謹んでお見舞い申し上げます」としたうえで、地域に伝わる古文書、民具、美術品など、さまざまな資料の被害が判明した場合、片づけとともに廃棄したり売却したりする前に相談してほしいと呼びかけています。 また、宮城県で活動している「宮城歴史資料保全ネットワーク」も、公式ホームページなどで同様の呼びか

                                                                              地震で被害受けた古文書や美術品など 歴史資料を捨てないで | 福島宮城地震被害 | NHKニュース
                                                                            • 資料20万点、閲覧伸びず 有効活用促す工夫必要 開設3年、熊本地震デジタルアーカイブ | 熊本日日新聞

                                                                              県が一般公開している「熊本地震デジタルアーカイブ」。20万点を超える収集資料のうち約13万点を公開している 熊本地震に関する写真や文書などの記録をデータ化し、一般に公開している熊本県の「デジタルアーカイブ」が4月で開設3年を迎えた。これまでに集めた資料は当初目標の20万点を突破した。一方で利用は伸び悩んでおり、専門家は「次の展開を考える時期に来ている」と指摘する。 大勢の被災者が身を寄せ合う体育館、支援物資の配布時刻が書き足された避難所の掲示板、道路や農地の被害をまとめた自治体の会議書類…。県のアーカイブには、地震発生初期の混乱ぶりを克明に伝える資料が並ぶ。 事業は2016年9月、資料の散逸を防いで熊本地震の記録を後世に残そうと、有識者会議の提言を受けて着手した。市町村や民間にも協力を呼び掛けて写真や行政文書を中心に幅広く収集した。 デジタル化した資料は、記録された日時や地名など検索時に必

                                                                                資料20万点、閲覧伸びず 有効活用促す工夫必要 開設3年、熊本地震デジタルアーカイブ | 熊本日日新聞
                                                                              • 新学習指導要領における公文書館等との連携について | 国立公文書館

                                                                                文部科学省 初等中等教育局 教育課程課  教科調査官 国立教育政策研究所 教育課程研究センター 教育課程調査官 藤野 敦 はじめに 平成29(2017)年3月に小・中学校、同30(2018)年3月に高等学校の新学習指導要領が告示され、それぞれ1年のちに学習指導要領解説(以下、「解説」という。)が刊行された。今回の改訂は,知識・情報・技術をめぐる加速度的な変化とそれに伴う情報化やグローバル化といった社会的変化、さらに選挙権年齢や成年年齢の引き下げなどへの対応を踏まえ、その中で教科・科目等の構成やその内容についての見直しや学習の過程についての充実が図られるとともに、社会に開かれた教育課程の実現を図ること、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善(アクティブ・ラーニングの視点に立った授業改善)の推進等が求められている。本稿では高等学校地理歴史科の歴史領域科目を取り上げ、公文書館をはじめ

                                                                                • 「知の巨人たち」の個人アーカイブを残す意味 - 日本経済新聞

                                                                                  国立民族学博物館(大阪府吹田市)で初代館長、梅棹忠夫氏の生誕100年を記念する「知的生産のフロンティア」展が企画されている。アジア・アフリカの地域研究、情報論、比較文明論、文化学術行政など幅広い領域で活躍した同氏に関係する膨大な資料は順次デジタル化、データベース化が進められてきた。それらを活用し「知の巨人」の思考の過程に触れる機会を提供しようという試みだ。梅棹氏は書籍のほか、ノート、アイデアを

                                                                                    「知の巨人たち」の個人アーカイブを残す意味 - 日本経済新聞