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hajime-yamazakiに関するエントリは17件あります。 人生投資経済 などが関連タグです。 人気エントリには 『「経済評論家の父が息子に伝えた、お金の稼ぎ方・増やし方とは?」|Hajime Yamazaki(山崎元)』などがあります。
  • 「経済評論家の父が息子に伝えた、お金の稼ぎ方・増やし方とは?」|Hajime Yamazaki(山崎元)

    書籍のタイトルを考えてみた。いかにもありそうな書名で、似たテイストのものが既に複数あるにちがいない。 もの欲しげな、率直に言って少し下品に思えるタイトルだ。私は自分の本に使いたいとは思わない。しかし、編集者との話が煮詰まって疲れてくると、「このタイトルが売れると思います」と説得されて、これに決めてしまうかも知れない。 そうなると困るので、noteに要点を書いて、このテーマを手放してしまうことにしよう。世はコスパ(コスト・パフォーマンス)、タイパ(タイム・パフォーマンス)の時代だ。書き手にも、読み手にも、要点だけ早く伝わることのメリットは大きい。 私の書く本も含めて、世間の本は無駄に長い。 さて、先日私は息子に手紙を書いた。大学に合格したのでそのお祝いと、父親として息子に伝えたい事柄をあれこれを認めた。偉そうな内容で、読者に紹介するのは少なからず恥ずかしいが、たとえば、以下のようなことを書い

      「経済評論家の父が息子に伝えた、お金の稼ぎ方・増やし方とは?」|Hajime Yamazaki(山崎元)
    • 幸福の決定要素は、実は一つだけだった|Hajime Yamazaki(山崎元)

      たいていの人間は幸せでありたいと願う。では、幸せを感じる「要素」あるいは「尺度」は何なのか。既に、多くの人がこの問題を考えている。 私は、このほどこの問題に暫定的な結論を得た。人の幸福感は殆ど100%が「自分が承認されている感覚」(「自己承認感」としておこう)で出来ている。そう考えざるを得ない。 現実には、例えば衣食住のコスト・ゼロという訳には行かないから「豊かさ・お金」のようなものが必要かも知れないが、要素として些末に見える。また、「健康」は別格かも知れないが、除外する。 「自由度+豊かさ」、「富+名声」、「自由度+豊かさ+人間関係」、「自己決定範囲の大きさ+良い人間関係+社会貢献」、「自由度+豊かさ+モテ具合」、などなどいろいろな組み合わせを考えてみたが、まとめてみた時に何れも切れ味を欠いた。 <「モテ具合」の特殊性> ただ、一点「モテ具合」という項目が異質で且つ重要であることが分かっ

        幸福の決定要素は、実は一つだけだった|Hajime Yamazaki(山崎元)
      • 10代の頃、私を作った3冊の本|Hajime Yamazaki(山崎元)

        先日、音楽家の坂本龍一さんが亡くなった時に、彼に関連する記事を何本か読んだ。心に引っ掛かった一節が見つかったのは、娘さんでミュージシャンの坂本美雨さんへの朝日新聞のインタビュー記事だった。美雨さんが、若い頃に「一流」を求める父に反発を感じたことがあったというエピソードの中のものだ。親子のやり取りは大半がメールだったという。 美雨さんが言う、 「同じころにもう一通。『僕が今、つくっているものの98%は、10代で吸収したもので成り立っている』と。彼には、私が大事な時期を有意義に使っていないように見えて、不満だったのでしょう。すごく焦りました。私の10代って、あと1年しかない。なんで今言うの!」。 (朝日新聞「【アーカイブ】(おやじのせなか)坂本美雨さん 『一流目指せ』に反発も」。朝日新聞デジタル2023年4月2日。【2008年6月1日朝刊34面】の記事との注釈がある) 「今、つくっているものの

          10代の頃、私を作った3冊の本|Hajime Yamazaki(山崎元)
        • 「癌」になって、考えたこと、感じたこと(5)|Hajime Yamazaki(山崎元)

          さて、客観的に「持ち時間」を予想し、これに対応して、一方で「希望」も捨てないことが、共に重要だということが、もともとの筆者の主張であった。 この考え方は、幸福の追求がぎりぎりまで出来ること、と「人生の通算成績」は死後に持って行くことは出来ないということの二つの強力な事実によって支えられている。 とは言え、「予想」される持ち時間が、急に短縮されてしまった場合にこれにどう向き合うかは精神的にもハードな作業だ。 筆者は、先ず2023年の3月に再発が分かった時に余命平均ベースで半年、悪いケースで3か月の「持ち時間」を覚悟した。その後、11月から12月にかけて急速に体調が悪化した時に、平均で2か月、最悪で1か月と意識した。このような場合、何をするかの選択は、最悪のケースの方を意識して行うべきものだろう。 2年、3か月!、1か月!!。原理は同じはずなのだが、1か月ともなると、向こう側からも時間がこちら

            「癌」になって、考えたこと、感じたこと(5)|Hajime Yamazaki(山崎元)
          • Hajime Yamazaki(山崎元)|note

            「癌」になって、考えたこと、感じたこと(5)  さて、客観的に「持ち時間」を予想し、これに対応して、一方で「希望」も捨てないことが、共に重要だということが、もともとの筆者の主張であった。 この考え方は、幸福の追求がぎりぎりまで出来ること、と「人生の通算成績」は死後に持って行くことは出来ないということの二つの強力な事実によって支えられている。 とは言え、「予想」される持ち時間が、急に短縮されてしまった場合にこれにどう向き合うかは精神的にもハードな作業だ。 筆者は、先ず2023年の3月に再発が分かった時に余命平均ベース

              Hajime Yamazaki(山崎元)|note
            • 「癌」になって、考えたこと、感じたこと(3)|Hajime Yamazaki(山崎元)

              しばらく間が空いた。もう死にそうになっていて、原稿は書けないのかと思われるのはまだ不本意だ。しかし、本当に死んでしまうと原稿は書けなくなるので、もっと困る。続きを書くことにしよう。 今回は、癌の治療コストとがん保険について書くことにする。幾らか専門のお金の話なので、他の回よりも気楽に書ける。 <治療費を幾ら負担したか> 癌に罹ったという話をすると、いつどうやって癌が分かったかという質問(なぜかこの質問が圧倒的に多い)の次くらいに多いのは、がん保険はどうしていましたか、だった。これは、筆者がお金関連の情報発信を生業としているからだろう。 結論から言うと、筆者はがん保険に入っていなかった。しかし、それで何の問題も無かったし、がん保険に入らないという意思決定は、筆者以外の広い範囲の人にとってこれからも正しい。 もちろん、がん保険に入っていれば、「結果的に」お金が貰えて得をしていただろう。しかし、

                「癌」になって、考えたこと、感じたこと(3)|Hajime Yamazaki(山崎元)
              • インデックス投資ナイトのスピーチ原稿|Hajime Yamazaki(山崎元)

                インデックス投資家が年に一度集まる「インデックス投資ナイト」というイベントがある。今年は7月8日に渋谷のカルチャー・カルチャーで行われた。毎年人気を博していて、チケットは売り出し後数分で完売になる。 私は、ありがたいことに毎年登壇者として声を掛けて貰っているが、今年は体調の問題を考慮して、いつものパネルディスカッションではなく、10分プラスαの予定で単独スピーチの時間を貰った。 今回は、その際のスピーチ原稿として用意した文章をご紹介する。時間がタイトな場合の10分用の内容と、時間に余裕があれば話そうという話題を2つ用意した。 私はスピーチのたびに内容を原稿に起こすほどマメな人間ではないが、今回は体調によっては当日に声が出なくて代読をお願いする可能性があったので、話したい内容を一通り文章に書いた。 インデックス投資家に対して、洗練された合理的な投資可としての誇りとプライドを持って欲しいという

                  インデックス投資ナイトのスピーチ原稿|Hajime Yamazaki(山崎元)
                • 「癌」になって、考えたこと、感じたこと(1)|Hajime Yamazaki(山崎元)

                  〜発病の経緯と検査について考えたこと〜 <癌発見の経緯> 2022年の6月くらいから、喉の調子が今一つだと感じていた。不調だと感じた部位は喉の少し奥と、耳の下のリンパ腺の辺りだった。細菌が感染しているような感覚だったので、近所の内科医院を受診した。コロナが問題の頃であったせいだろう。医師は、一切私に触ろうとせず、おそるおそるライトで私の喉を数秒照らしただけで、「抗炎症剤を出しておきますので、様子を見てください」と言った。 10日くらい経って、悪くもならないけれども改善が見られない。次には、耳鼻科を受診して、内視鏡で喉を見て貰った。鼻から細い管を入れる耳鼻科の内視鏡は楽な検査だった。画像を見せても貰ったが全く異常はなかった。 耳鼻科の医師は「念のため、食道も見て貰った方がいいのではないかと言って、近くの胃腸専門の病院を教えてくれた。 ベッドが2、30床くらいの胃腸専門の病院だったが、内視鏡の

                    「癌」になって、考えたこと、感じたこと(1)|Hajime Yamazaki(山崎元)
                  • 「癌」になって、考えたこと、感じたこと(4)|Hajime Yamazaki(山崎元)

                    今回は、癌に罹り、進行することで見えて来た、物、仕事、人間関係などの必要・不必要について書く。論理の筋立ては見えていて、一つには時間的な制約、もう一つには体調・体力的な制約によって、主にそれまで抱え込んでいたものの中で不要になったものがどんどん見えて来たということだ。 ところで、この原稿を書くにあって、こちらの事情で遠ざけた仕事や人間関係の当人や関係者が読者の中に混じっている可能性について考えなければならない。これは、率直に言ってかなり気の引ける事情だ。 この点については、以下のように考えてみて貰えないだろうか。 仕事や人間関係は、その時のタイミングや縁によって、価値が大いに変化する。ある時には、貴重な仕事の縁であったり、重要で興味深い貴重な人間関係だったものが、条件の変化によって相対的な優先度が変わる。筆者は、決して、仕事、まして人間の絶対的な価値を判断できているのではない。 今回は、こ

                      「癌」になって、考えたこと、感じたこと(4)|Hajime Yamazaki(山崎元)
                    • Hajime Yamazaki(山崎元)|note

                      「癌」になって、考えたこと、感じたこと(5)  さて、客観的に「持ち時間」を予想し、これに対応して、一方で「希望」も捨てないことが、共に重要だということが、もともとの筆者の主張であった。 この考え方は、幸福の追求がぎりぎりまで出来ること、と「人生の通算成績」は死後に持って行くことは出来ないということの二つの強力な事実によって支えられている。 とは言え、「予想」される持ち時間が、急に短縮されてしまった場合にこれにどう向き合うかは精神的にもハードな作業だ。 筆者は、先ず2023年の3月に再発が分かった時に余命平均ベース

                        Hajime Yamazaki(山崎元)|note
                      • 「癌」になって、考えたこと、感じたこと(0)|Hajime Yamazaki(山崎元)

                        〜我が癌の記、その0、「序章」〜 私は、2022年の夏に食道癌が見つかった。その後、治療を受け、現在に至っている。診断が確定してから一年が経過した。 癌は人がよく罹るありふれた病気だし、私の癌が特別なものだったわけではない。また、私は医師や医療ジャーナリストのような医療の専門家ではないし、特別な治療によって癌がすっきり治ったというような体験を持っているわけでもない。 だが、癌についてネットに記事を書いてみると意外なくらいよく読まれるし、時には、癌について話して欲しいという趣旨の取材依頼が来る。本稿の切っ掛けになった取材もその一つだった。ある媒体から、5本立てで記事を載せたいというリクエストがあった。過去に取材を受けたことがある信頼している記者さんからの連絡だったので快諾した。自分で話をまとめるよりも、取材して記事にして貰う方が楽だ、と思った。 記者が送ってきた取材の構成案は、少々情緒的で甘

                          「癌」になって、考えたこと、感じたこと(0)|Hajime Yamazaki(山崎元)
                        • 「癌」になって、考えたこと、感じたこと(2)|Hajime Yamazaki(山崎元)

                          <3カ月遅れの取材記事掲載> このシリーズの序説とも言うべき初回に、あるメディアの取材を受けたけれども、その記事が公開されていないという話を書いた。その取材からは3カ月が経過したのだが、記事の公開が始まることになった(全5回の予定だ)。 記事の公開が遅れた理由は、ほぼ私の推測通りだった。取材した記者の奥様が、癌に罹っていて症状が深刻であり、看病・介護・看取りなどで記者さんが忙しかったのだ。プロの仕事として「連絡無し」は感心しないが、許すことにした(許さない場合、私は記事をボツにしただろう。大いにあり得る話だった)。亡くなった奥様のご冥福をお祈りする。 記事は、主に、私の癌を巡る経過のエピソードを紹介するもののようなので、noteには、私があれこれ考えたことを書くことにしよう。今回は、情報の取捨と治療法の選択がテーマだ。 <情報を、拾うか、捨てるか> 2022年8月に主治医の診断宣告(食道癌

                            「癌」になって、考えたこと、感じたこと(2)|Hajime Yamazaki(山崎元)
                          • 『資本論』のマジックはどこにあるのか?|Hajime Yamazaki(山崎元)

                            ここのところ、個人的な関心と、後には仕事の都合もあって、マルクスの『資本論』及び資本論に関係する書籍を何冊か読んでいる。今回は、資本論のマジックとも言うべき箇所がどこにあるかについて書いてみたい。 遊園地の幽霊屋敷で、間違って照明のスイッチを入れて「正体を見てしまった」ような心境になったのだ。 さて、カール・マルクス及びその著書である『資本論』は独特の影響力を後世に及ぼしている。 偉大な経済学者として、スミス、マルクス、ケインズ、と3人を並べて違和感がない。それぞれに対して、後世の経済学者達が、解説、注釈、解釈、応用などを新たな業績にして糧を得ているが、「後輩を喰わせている」という点にあってナンバーワンは多分マルクスだ。ケインズも相当なものだが、マルクスが一桁上なのではないか。特に日本では、「マル経」と呼ばれた一大ジャンルがあり、1960年代頃までは当時「近代経済学」と呼ばれた今は普通の経

                              『資本論』のマジックはどこにあるのか?|Hajime Yamazaki(山崎元)
                            • 「しらけ世代」の私の男女平等感覚を反省してみる|Hajime Yamazaki(山崎元)

                              街には、美人が一人もいない。もちろん、ブスもいない。多様な個性がキラキラと輝いているだけだ。目を開けて歩くと、眩しくて目が潰れそうになる。 上記は、諦めに近い心境を皮肉交じりに書いてみた「遊び」だが、これが、noteでぐらいならぎりぎり許されると思っているのは、私が公的に高い立場にいないからだ。「女らしさ」について語るのも今や地雷原を歩くに等しい。現在、女性を容姿で評価することは厳に慎まねばならない。 男性に関しては、イケメンなどという言葉はまだ流通している。だが、「男らしい」という言葉は、文脈によってはもう使えない。確かに、男らしいという概念に精神的に苦しんだことがある人が少なくないことは容易に想像できる。 昨年、株式投資の本を作っている時に、有名な「ケインズの美人投票」の比喩について、出版社の校正者から、「これを本当に使ってもいいのか検討せよ」との指摘を受けた。有名な喩えなのでそのまま

                                「しらけ世代」の私の男女平等感覚を反省してみる|Hajime Yamazaki(山崎元)
                              • 山師と株屋の孫として。「私の履歴書風」の我がルーツ|Hajime Yamazaki(山崎元)

                                日本経済新聞の名物に「私の履歴書」がある。功成り名を遂げた人物が一ヶ月にわたり自伝を連載する(注1)。多くは記者が取材して書いた文章に本人が手を入れたものだろうが、登場者はおしなべて上機嫌だ。 功も名もない私が登場できる場所ではない。「日(を)経(た)新聞」と言うぐらいだから、古い話がよく似合うね、と嫌味の一つも言ってやりたいところなのだが、あの種の自分語りはいい気分のものではないかと想像される。noteに自分で書くのなら許されるのではないか。「私の履歴書」第一回のつもりで、自分のルーツを書いてみた。暇潰しにしかならないが、読んでくれたら嬉しい。 【私家版・私の履歴書第一回】 山師と株屋の孫として 私は1958年5月8日に旭川市で生まれた。父は山崎富士彦、母の名は明美だが母の旧姓も山崎だ。しかし二つの山崎の出自は全く別だ。 父の三代前の山崎与吾衛門という人物が、江戸時代に越後から松前藩の江

                                  山師と株屋の孫として。「私の履歴書風」の我がルーツ|Hajime Yamazaki(山崎元)
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                                  • 私のミッション・ステートメント|Hajime Yamazaki(山崎元)

                                    有名な企業の多くに、会社のあるべき姿を言語化した、「社訓」、「ミッション・ステートメント」、「バリュー」、「行動原則」、などと呼ばれるものがある。 会社が急には潰れない程度まで育って余裕を持ち、経営者が社会的な自意識を全開するようになると作りたくなるものなのだろう。そうしたニーズを、経営者の周囲にいる経営茶坊主たち(「経営企画室」、「社長室」などに棲息する生き物)が見逃すはずもないし、彼らを顧客とするコンサルタントにとってもいい商売材料だ。 あれは、個人にもあった方がいいものなのか。経済評論家は個人商店だが、あればいいようにも思えたし、無理に作る必要はないようにも思えた。 私が最初に勤めた三菱商事には、三菱グループの三綱領と呼ばれるものがあった。「立業貿易」、「所期奉公」、「処事公明」、の三原則だ。シンプルにまとまっていてよろしい。 正しい意味に興味がある向きはホームページででも調べるとい

                                      私のミッション・ステートメント|Hajime Yamazaki(山崎元)
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