「癌」になって、考えたこと､感じたこと（１）｜Hajime Yamazaki（山崎元）

〜発病の経緯と検査について考えたこと〜 ＜癌発見の経緯＞ ２０２２年の６月くらいから、喉の調子が今一つだと感じていた。不調だと感じた部位は喉の少し奥と、耳の下のリンパ腺の辺りだった。細菌が感染しているような感覚だったので、近所の内科医院を受診した。コロナが問題の頃であったせいだろう。医師は、一切私に触ろうとせず、おそるおそるライトで私の喉を数秒照らしただけで、「抗炎症剤を出しておきますので、様子を見てください」と言った。 １０日くらい経って､悪くもならないけれども改善が見られない。次には、耳鼻科を受診して、内視鏡で喉を見て貰った。鼻から細い管を入れる耳鼻科の内視鏡は楽な検査だった。画像を見せても貰ったが全く異常はなかった。 耳鼻科の医師は「念のため、食道も見て貰った方がいいのではないかと言って、近くの胃腸専門の病院を教えてくれた。 ベッドが２、３０床くらいの胃腸専門の病院だったが、内視鏡の

[NATROM]

（２）に対する反論は豊富にある。乳がん検診や大腸がん検診はがん死亡率を下げるが、「本物の癌」「癌もどき」以外の「早期に治療介入すれば治るがん」の存在を示す( https://natrom.hatenablog.com/entry/20171121/p1 )。

[crimsonstarroad]

本人も自覚的に書いてるけど、先に胃カメラやバリウム嫌だなって感情があった上で、近藤医師の言説に触れて、感情との親和性が高い説を信じたんだよね。 そこから代替医療に飛びついてしまうほどでないのが幸い。

[njamota]

「「助かる・助からないのレベル」で観念的に考えていた。しかし、現実に即して経済計算してみると、損得勘定だけでも「検査受けるべし」が正解に近かった。」

[doroyamada]

「人は信じたいものを信じる」は経済的合理性に従って生きているような人にも当てはまったと。

[filinion]

経済知識と医学知識は全然違う問題で、知的水準を図る指標にならないとは思うが、山崎氏、がんもどき理論なんかを信じてしまっていたのか…。ご快癒をお祈り申し上げます。

[maeda_a]

近藤誠氏の説について“論理的に有効だと思える反論を聞いたことがない”…勝俣氏やNATROM氏らが積極的に展開していた反論はどうなのかな。ご覧になってないなら、ひょっとしたら確証バイアスもあるのでは。

[zu2]

“検査の身体的負担が嫌だからという理由もあったのだが、詳しい検査を受けなくてもいいと考えていた理由の一つは、故近藤誠医師の癌に関する一連の著作の幾つかを過去に読んで、自分に都合のいい部分に共感していた

[jintrick]

“内科医院を受診した” 「内科」は薬を処方する（したい）だけの藪医者の巣窟なので、ヤバいと感じた人が初診で行くところではない。結局後日耳鼻科を受診して適切な医療機関に誘導されている。

[charun]

2022年で突然ステージ３。。🤔ワクチンは打たれましたか？

[tks1219]

“しかし、現実に即して経済計算してみると、損得勘定だけでも「検査受けるべし」が正解に近かった。”

[ublftbo]

・検診が前臨床期内発見可能期間を捉えられ・発見時点が臨界時点より前であれば　延命します。いくつかの検診で示されています。QOLを加味した指標にQALYがあります。久道（近藤の批判者）の本などが参考になります。

[nuara]

福島の甲状腺癌の過剰診断の議論は、近藤氏の議論が当てはまるのではないか。先に立場ありきでその矛盾に気がついていないようだが。

[fraction]

近藤氏のを好意的に解釈すれば肯定意見のあるがん幹細胞説にも思える。私は早期発見によるこまめな手術摘出を推奨するし、幸い数回してきたし、これからもそのつもりだが酷薄無情なはてなーからは穀潰し扱いだろう

[REV]

乗用車はレースカーみたいに毎年エンジンを降ろしてオーバーホールする意義はないが、でも定期点検はしておこうね、という話では。

[cinefuk]

がんもどき理論の本を読んだのに手術するのね。"詳しい検査を受けなくてもいいと考えていた理由の一つは、故近藤誠医師の癌に関する一連の著作の幾つかを過去に読んで、自分に都合のいい部分に共感していたことだ。"

[maturi]

アルコールと食道癌　近藤誠氏のがんもどき理論　｜　経済学のいろは：その人が選択しなかった行為（ex.禁酒・健康診断受診）はその人がそれ以外に、より高い価値を認めていたからです