サッカーのドイツ代表監督ユリアン・ナーゲルスマン氏(36)は2日、独公共放送ARDが最近、「代表チームにもっと白人選手が起用されることを望むか」などと問うアンケートを実施したことについて、「人種差別的」だと非難した。
国連が、パレスチナ自治区ガザ地区の北部は飢饉まであと数週間だと警告するなか、援助物資の量を増やすよう求める国際的な要求がますます強くなっている。 イスラエルは先に、ガザ市に直接物資を届けられる新たなルートの使用を許可した。そのうちの一つ、「96番ゲート」では、食料などを載せたトラック列がガザ地区へ入るために待機していた。
ナチス・ドイツのアウシュヴィッツ強制収容所が旧ソ連軍によって解放されてから79年を記念するショルツ氏の演説は、事前に収録されたもの。その中でショルツ氏は、「ネオナチとその闇のネットワークについて常時、新しい報告がある。それと同時に、右派のポピュリストが台頭し、恐怖をあおり、憎悪をまき散らしている」と語った。
パレスチナ自治区ガザ地区での戦争を機に、アメリカの名門大学で高まる反ユダヤ主義の言動について、米連邦議会下院公聴会で学長たちがその是非は「文脈による」と発言したことがアメリカ国内で波紋を呼んでいる。ハーヴァード大学の学長は発言を謝罪し、ペンシルヴェニア大学の学長は9日、辞任した。 アメリカ各地の大学キャンパスでは、ガザでの戦争に関連した抗議行動が続いている。アメリカではさらに、ユダヤ人差別の事件も急増している。こうした状況の中、連邦下院で5日、教育・労働委員会の公聴会が開かれ、証人として出席したペンシルヴェニア大、ハーヴァード大、マサチューセッツ工科大(MIT)の学長3人に多数党・共和党のエリーズ・ステファニク議員(ニューヨーク州選出)が質問した。 約6時間に及ぶ公聴会の終盤で、ステファニク議員は「ユダヤ人のジェノサイドを呼びかけることは、あなた方の大学では、いじめや嫌がらせを禁止する学則
パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスによるイスラエル人人質の解放と、イスラエルによるパレスチナ人囚人の釈放、そしてそれに伴う4日間の戦闘一時停止が24日、始まった。 24日にはエジプトを経由してイスラエルに戻った人たちが家族との再会を喜ぶ様子が、次々と公表された。捕らわれていた間に9歳になった男の子を、家族と友達が囲んで再会を喜ぶ姿もあった。他方、テルアヴィヴでは25日夜、残る人質全員の解放を政府に強く訴える大規模な集会が開かれた。
オランダの総選挙で極右政党のヘルト・ウィルダース党首が、予想外に大勝したおかげで、世界各国の報道機関は次々に強い調子の見出しを掲げた。 強硬右派で何かと物議をかもすウィルダース氏は、大衆的な人気を得ているポピュリストで、時には「オランダのトランプ」と呼ばれることもある。明るい金髪に染めてふくらませた髪型のせいもあるし、その苛烈(かれつ)な物言いのせいでもある。その極右党首の勝利を、欧州各国の右派ナショナリストたちはこぞって歓迎した。 ウィルダース党首は、イスラム教徒の移民とテロリズムを結び付ける公言を重ね、国内でモスクやイスラム教の聖典コーランを禁止するとも発言してきた。あまりに挑発的なその主張のため、2004年以来、警察の厳重警護を受けている。
中国がモスク(イスラム教の礼拝堂)を閉鎖あるいは破壊したり、別の目的で利用したりしているという報告書を、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)が22日に発表した。
国際チェス連盟(FIDE)はこのほど、トランスジェンダー女性の女子大会への出場を一時的に禁止すると発表した。FIDEは、適切な対応を「引き続き分析」する必要があると説明。決定には最長で2年かかる可能性もあるとしている。
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