rikeijin_sのブックマーク (206)

  • セルロイドとは何か? 世界最初のプラスチックの特徴と歴史をわかりやすく

    ビリヤードの玉は象牙で作られていました。 その代替としてセルロイドが使われたのです。 同様に、象牙が使われていた万年筆の筒や眼鏡のフレームにも利用されていきます。 当時、乱獲によって激減していた象を守ったのがセルロイドだと言ってもいいかもしれません。 セルロイドの作り方 セルロイドの主原料は「セルロース」です。 セルロースは、植物の細胞壁や植物繊維を形作っているもので、木綿はセルロースの糸ですし、紙の原料のパルプもセルロースです。 ≫≫セルロースとは? 植物が生んだ万能材料 最近では、セルロースの一種「セルロースナノファイバー」という材料が注目されています。 ≫≫セルロースナノファイバー その特徴と製造法と広がる用途 このセルロースを化学処理(ニトロ化という手法)してできた「ニトロセルロース」と「樟脳」を反応させるとセルロイドになります。 セルロースも樟脳も植物由来の成分なので、バイオプラ

    セルロイドとは何か? 世界最初のプラスチックの特徴と歴史をわかりやすく
  • 知的好奇心を満たしてくれる、科学系の雑学ブログ「T-bits」 - ランダムアクセスメモリ

    今回紹介したいWebサイトは科学系雑学ブログの「T-bits」。 物理、化学、数学など、科学技術に関するちょっとした話をまとめたサイトで、専門知識がなくても科学の雑学を楽しめる。 例えば「物理の話」カテゴリでは、有名な思考実験である「マクスウェルの悪魔」や「ラプラスの悪魔」から、「なぜ月はいつも同じ面を地球に向けているのか」という話、「化学の話」カテゴリでは、ハイオクガソリンやレアメタルなど身近だが、知っているようで知らない話題、「数学の話」カテゴリでは、ミレニアム懸賞問題や確率の問題などを扱っている。 上記の話題に興味がある人、科学に興味がある人、知的好奇心をくすぐるようなブログを読みたい人におすすめだ。 T-bitsは科学に関する雑学を扱うサイエンスブログ。 一記事にワンテーマずつ、科学に関する情報を紹介している。 「WEBの話」として、SEOGoogle検索流入、ページランク、中古

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  • セルロースの用途を徹底解説

    セルロースは、植物の細胞壁や植物繊維を構成している物質です。 骨のない植物が固いのはこのセルロースのおかげなのです。植物を構成する主成分であるセルロースは様々な用途に使われています。 この記事ではセルロースの用途について解説していきます。 セルロースの用途 セルロースは私たちの生活に密着した色々な用途に利用されています。その用途を早速みてみましょう。 紙 紙はセルロースが主成分の植物繊維を絡み合わせたものです。 早速身近すぎる用途が登場しました。 セロファン、レーヨン セロファンはセルロースを化学的な処理をしてバラバラにして薄いフィルム状にした後、もう一度化学的な処理で元のセルロースにしたものです。 同じような方法でフィルムではなく、繊維にしたものはレーヨンと呼ばれています。 セロファンやレーヨンは石油ではなく植物を原料として作られること、環境に優しいことなどから最近再注目されています セ

    セルロースの用途を徹底解説
  • 水と油はなぜ混ざらないのか? 混合のエントロピーの考え方

    コーヒーにミルクを入れると自然に混ざり合います。そして混ざり合ったものが再び自然に分離することはありません。 これは、エントロピー増大の法則の例としてよく挙げられる現象です。混ざり合った方がエントロピーが大きいので自然に混ざるのです。 エントロピーは乱雑さを表すと言われることが多いですが、確かに分離しているより混ざり合った方が乱雑なように思えますし、実際に混合した方がエントロピーが大きくなります。 ではなぜ水と油は混ざらないのでしょうか? 混ざり合った方がエントロピーが大きくてエントロピーが増大する方向に変化するのであれば、水と油だって混ざるはずです。でも混ざらずに分離したままです。 これはエントロピー増大の法則に反している訳ではありません。 水と油が混ざらない理由について説明していきます。 混合のエネルギー変化 エントロピーの話の前にまずはエネルギーについて考えてみましょう。 液体Aと液

    水と油はなぜ混ざらないのか? 混合のエントロピーの考え方
  • 菜園ナビ|家庭菜園ナビゲーター

    いきなりですが、質問です。 気温と地温は違うものなのでしょうか? 気温0度を下回らなけらば、霜は降りることはないと思い込んで、ジャガイモを3月早々に植えてしまいましたが、遅霜って、これからでもあるような・・・ 地温が0度を下回らないのは大体気温何度くらいが目安なんでしょうか。 どうかよろしくご教授くださいますようお願い申し上げます。

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  • 光の速度は確定している? 誤差ゼロの定義値とは一体何なのか

    真空中の光の速度は、秒速299,792,458メートルです。 実はこの数字、全く誤差はありません。 どれだけ精度を上げて測定しても、この光速は変わることがないのです。それも1983年から。 ちょっと不思議に感じるかもしれませんが、その理由を説明してみます。 光の速度の精密測定の問題点 真空中の光の速度に誤差がないのは、相対性理論がどうのこうのとは全く関係ありません。 そこには、長さや時間を表す単位の問題があるのです。 長さの単位メートル 国際単位系(SI単位系)では、長さの単位はメートルで表すことになっています。 メートルは、地球の子午線の長さの4千万分の1と決められてました。 もちろん、これだけでは誤差が大きいので、子午線の定義を厳密にするなど、できるだけ正確にするよう工夫されていきました。 その後メートル原器というものが作られました。 白金90%とイリジウム10%の合金で作られた原器に

    光の速度は確定している? 誤差ゼロの定義値とは一体何なのか
  • 潮の満ち引きと月の位置はよく見る図とは違うという話

    でも実際には、地球の重力の方がはるかに強く、引張られるというより、重力を少し弱める程度の効果しかありません。

    潮の満ち引きと月の位置はよく見る図とは違うという話
  • 月の位置と満潮の位置の図は間違い?潮汐力と海水面の関係を考えてみた

    潮の満ち引きは、主に月の引力によって発生します。その説明で、こんな感じの図を見たことがあるかと思います。 この図だけを示されてほとんど説明がないことも多いため、消化不良を感じる人も多いのではないでしょうか? ネットを調べても何か物足りない説明が多かったので、ちょっと深く考えてみようと思います。 すると「この図が間違いだ」ということがわかるので。 とは言っても、数式を使わず、できるだけわかりやすく説明します。 月と地球の公転 なぜ月はいつも同じ面を地球に向けている?月の自転と公転の周期が一致している理由という記事で、月は地球の周りを公転していると説明しました。 メインが月の話だったので簡単に済ませたのですが、地球をメインにする場合はもっと正確に言わないといけません。 「月と地球は、共通重心の周りを互いに公転している」 共通重心と月と地球の公転 共通重心というのは、地球と月を合わせた全体の重心

    月の位置と満潮の位置の図は間違い?潮汐力と海水面の関係を考えてみた
  • なぜ月はいつも同じ面を地球に向けている?月の自転と公転の周期が一致している理由 

    地球から月を見ると、いつ見てもウサギがをついているような模様がみえます。月はいつも同じ面を地球に向けているのです。 これは月が地球の周りを回る公転と、月自身が自転する周期が一致しているということです。 もちろん、偶然そうなったのではなく、ちゃんとした理由があります。 ネットで検索すると月の自転と公転の周期が一致している理由を説明しているサイトが沢山ありますが、なんだか混乱しているように思えます。 「月の自転と公転の周期が一致しているのは○○だからだ」と一言で済ませられる単純な問題ではないのですが、それを何とか簡単で説明しようとしている結果、混乱が起きているのでしょう。 ここでは、月の自転と公転の問題を少し深く考えてみます。 長くはなりそうですが、そんなに難しい話ではないので是非読んでみて下さい。 潮汐力とは 月の公転と自転の周期の一致に重要な役割を果たすのが「潮汐力」です。地球の潮の満ち

    なぜ月はいつも同じ面を地球に向けている?月の自転と公転の周期が一致している理由 
  • 活量、活量係数とは何なのか? 人為的に導入された不思議な特性

    溶液の性質を表現するときに「活量」や「活量係数」という値を使うことがあります。 この「活量」かなり理解しにくい概念です。 私も最初に見たときは「なんでこんなもの導入するんだ?」と疑問だらけでした。 そこで「なんのために活量を使うのか?」「活量を導入するとどんなメリットがあるのか」簡単に解説してみます。 活量とは何か? 活量の定義を色々調べてみましたが、一貫した定義が見つかりませんでした。 そこで、Wikipediaの活量の項目を引用します。 個人的には、納得の定義です。 活量(かつりょう、英: activity)は、実在溶液における実効モル濃度である。できる限りモル濃度(あるいは他の濃度)に近い性質を持ち、しかも厳密な熱力学の関係に登場し得る量である。一般的には、温度、圧力、物質量についての複雑な関数になる Wikipedia 溶液の濃度を理論的に取り扱う場合は「モル濃度」または「モル分率

    活量、活量係数とは何なのか? 人為的に導入された不思議な特性
  • UL規格とは何か? 世界中の電気製品の安全をアメリカの企業が担っている?

    UL規格を知っていますか? 2020年10月に東洋紡、2021年1月に京セラが、UL認定を不正取得していたことが相次いで判明しました。 そのニュースで、初めてULを知った人もいるかもしれません。 ULは、アメリカの一企業に過ぎないのですが、実は世界中の電気製品の安全を担っているといっても過言ではないくらいの影響力を持っているのです。 JISのように国が制定した規格でもないのに、なぜこんなに大きな影響力を持っているのでしょうか? その背景について説明したいと思います。 *ちなみに私は材料メーカーでUL認証の仕事もしたことがあるので、主にその立場で説明します。 UL規格とは一体どんなものなのか? UL規格というのは、アメリカの ”Underwriters Laboratories Limited Liability Company(UL LLC)” という会社が決めている規格です。 主に電気製

    UL規格とは何か? 世界中の電気製品の安全をアメリカの企業が担っている?
  • TechCrunch

    To give AI-focused women academics and others their well-deserved — and overdue — time in the spotlight, TechCrunch is launching a series of interviews focusing on remarkable women who’ve contr

    TechCrunch
  • グラフェンとは? 身近にあったものを意外な方法で取り出してノーベル賞?

    2010年、マンチェスター大学のアンドレ・ガイム(Andre Geim)とコンスタンチン・ノボセロフ(Konstantin Novoselov)の2名が、「グラフェン」という物質の革新的な実験によってノーベル物理学賞を受賞しました。 グラフェンは、理論的にも興味深いもので、特性を研究することで物理学の進歩に大きく貢献することが期待されています。 実は、グラフェン自体は昔から身近にありふれたもので、その特性も理論的には研究が進んでいたものです。 でも、科学者たちの懸命な努力にも関わらず、取り出すことができない状態が続いていました。 それに成功したことがノーベル賞につながったのですが、グラフェンとはどんなもので、どこに存在していて、どうやって取り出したのでしょう? あまりにも身近すぎて、驚くかもしれません。 グラフェンとはどんな物質なのか? グラフェンとはどんな物質なのでしょうか? まずはそこ

    グラフェンとは? 身近にあったものを意外な方法で取り出してノーベル賞?
  • グラファイトシートとは?モバイルを支える放熱シートの実力

    グラファイトシートは、放熱シートして使われている黒いシートです。 モバイル機器のCPUの放熱などに使われていて、現代のテクノロジーにはなくてはならない材料になっています。 最近ではグラファイトシート自体が市販されているので、実際に手にした人もいるかもしれません、 実はグラファイトシートが量産化されたのはつい最近のことなのです。 グラファイトシートとはどんなものか、その実力はどうなのか、その実態に迫ってみたいと思います。 グラファイトとは? グラファイトは、黒鉛と呼ばれていたものです。 鉛という字が使われていますが、鉛が入っているわけではなく、炭素だけでできている物質です(昔は当に鉛が含まれていると考えられていたそうです)。 黒鉛は、誰もが使ったことにある身近なものに利用されています。 鉛筆です。 鉛筆にも鉛という字が使われていますが、鉛は全く入っていません。 理由は説明するまでもないです

    グラファイトシートとは?モバイルを支える放熱シートの実力
  • MRIは原子核を使った検査?原理・仕組みと注意点をわかりやすく説明

    MRIは体の内部の状態を詳細に調べることができる検査方法で、現代の医療分野には欠かせないものになっています。 ただ、大がかりな装置を使うこともあって検査に不安を持つ人もいるのが現状です。 人間はわからないものに対して不安を持つ傾向があります。 MRI検査の仕組みや注意点を理解すれば、安全性を自分で判断できるようになり、不安も解消されるはずです。 そこで、MRIとはどんなものか、どんな注意点があるのか説明していきます。 MRIの正式名称は磁気共鳴映像法 MRIは、磁気共鳴映像法(Magnetic Resonance Imaging)です。 名前からは、磁気を使っていることくらいは予想できますが、それ以上のことはわかりません。 実は、MRIというのはかなり省略した呼び方で、もう少し原理に即した名前があります。 あまり印象はよくありませんが、MRIの原理を説明するためには避けては通れないので、そ

    MRIは原子核を使った検査?原理・仕組みと注意点をわかりやすく説明
  • Wi-FiやBluetoothの電波は身体に悪い? 電磁波の危険性を考えてみる

    電磁波(電波)は人体に有害なのか? 色んなところで議論されている問題です。 このブログでは、こういったセンシティブな内容は扱うつもりはありませんでした。 ただ、自分の記事が「Wi-Fiの電波が身体に悪い」という根拠に使われているのを見かけたので、そのことについては説明しておきたいと思います。 ≫≫電子レンジの仕組みを簡単に説明! 電波を使って加熱する不思議 この記事の中で、電子レンジで使われている電磁波とWi-FiBluetoothの電波の周波数が同じだと紹介したことが「Wi-Fiの電波が身体に悪い」理由として扱われていたのです。 電磁波は人体に有害なのか? まず、電磁波は人体に有害なのでしょうか? この質問に一言で答えることはできません。 YES、NOの二択では答えられるような問題ではないのです。 身体にいいものと悪いものの二種類があるという誤解 電磁波に限らず、化学物質なども、身体に

    Wi-FiやBluetoothの電波は身体に悪い? 電磁波の危険性を考えてみる
  • コーナーキューブとは? 安全を守る反射板の単純で美しい原理

    自転車やバイク、自動車のテールランプ、道路標識などに使われている反射板。 それ自体は発光しませんが、ヘッドライトに照らされると光を反射して存在を知らせてくれて、私たちの安全を守ってくれています。 その反射板としてよく使われているのが「コーナーキューブ」と呼ばれる仕組みです。 反射板に求められる特性と、それを実現するコーナーキューブの原理を簡単に説明したいと思います。 単純な反射の場合 光を反射すると言えば、鏡がすぐ思い浮かびます。 ただ、鏡をそのまま設置しても反射板にはなりません。 単純に鏡を設置した場合 鏡は、光をほとんど吸収せずに反射します。 これは反射板としては好ましい性質ですが、単純に鏡を設置しても反射板としては使えません。 鏡に対して直角に当たった光は元の方向に反射されます。 しかし、直角ではない場合、光が入射した方向とは違う方向に反射されてしまうのです。 車のヘッドライトを反射

    コーナーキューブとは? 安全を守る反射板の単純で美しい原理
  • 「テレ東NEWS」がリニューアル!

    「テレ東NEWS」は「テレビ東京ビジネスオンデマンド」と統合し、 日最大級の経済動画配信サービス「テレ東BIZ」に生まれ変わりました。 「ワールドビジネスサテライト」「Newsモーニングサテライト」「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」などテレビ東京の人気経済番組を始め、放送では見ることができない未公開動画やオリジナルコンテンツ、イベント動画など、2012年から9年分の動画5万がぎっしり詰まっています。 「テレ東NEWS」で無料視聴が可能だったニュース動画は 「テレ東BIZ」でも無料でご視聴いただけますのでぜひご利用ください。

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  • でんぷんとは? セルロースとは? 分子の形で特性が大きく変わる多糖類の不思議をわかりやすく解説してみた

    ブドウ糖はグルコースとも呼ばれ、上のような構造をしています。 そのブドウ糖が下のように沢山つながっているのがでんぷんです。 ブドウ糖からできた多糖類 ブドウ糖がつながってできる多糖類はでんぷんだけではありません。 別記事『セルロースとは? 生活に欠かせない植物が生んだ万能材料』で紹介したセルロースもでんぷんと同様にブドウ糖がつながってできています。 木材、紙、木綿、物繊維などを構成している丈夫なセルロースと柔らかいでんぷんの構造がそっくりなのです。 セルロースの構造はこうです。 でんぷんの構造式と比べてみても、パッと見ただけでは違いがよくわかりません。 でんぷんとセルロースの違い この二つの構造式をもう一度よく見てみましょう ■でんぷん ■セルロース 分子を連結しているO(酸素)の結合の向きに着目しましょう。 酸素の結合は曲がっています。 でんぷんは、曲がる方向が全て同じ(図では下に凸)

    でんぷんとは? セルロースとは? 分子の形で特性が大きく変わる多糖類の不思議をわかりやすく解説してみた
  • 食塩実験~野菜を使った浸透圧実験~

    生物の体の細胞の中には水分がたくさん含まれています。細胞の周りに塩などが多量にあると、中の水分が吸い取られてしまいます。細胞の中と外で物質の濃度を同じにしようとするはたらきにより外へ水が出るはたらきのためです。ナメクジに塩、と同じですね。この力を浸透圧(しんとうあつ)といいます。詳しくは高校の理科で学習する内容になります。 詳しく知りたい場合には、「浸透圧」で検索するとよいでしょう。例えば下記のようなページがありました。 ●浸透圧とは何か? わかりやすく簡単な説明と少し踏み込んだ話⇒https://tidbits.jp/osmotic-pressure/

    食塩実験~野菜を使った浸透圧実験~
    rikeijin_s
    rikeijin_s 2020/05/21
    浸透圧