5日夜、青森県弘前市で開かれていた「弘前ねぷたまつり」で、山車に組み込まれた機械に男性が頭を挟まれ死亡した事故を受けて、弘前市など主催団体は予定されていた祭りの残りの日程をすべて中止することを決めました。 今月1日から開かれていた「弘前ねぷたまつり」で、5日夜、「ねぷた」と呼ばれる山車の台座部分にいた男性が、山車の高さを上下させる機械に頭を挟まれ、まもなく死亡しました。 これを受けて、弘前市など主催団体は6日朝から対策会議を開き、安全確保を最優先にしたいとして、7日まで予定していた祭りの残りの日程をすべて中止することを決めました。 記者会見した弘前市の葛西憲之市長は「弘前を代表する市民が参加するねぷたまつりで1人の尊い命が失われたことを極めて重大なことだと受け止めている」と述べました。弘前市などは6日午後、山車を運行する団体を集めて再発防止に向けた話し合いを行うことにしています。 「弘前ね