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経済学に関するruinousのブックマーク (7)

  • ノーベル賞経済学者が説く「GDPの最大化は、先進国が考えた的外れなゴール」 | 財政的な優遇処置にばかり力を入れても…

    2019年のノーベル経済学賞を受賞したフランス人学者のエステル・デュフロ。長年、「55歳以上の白人男性」が占めてきた経済学賞を、女性が、しかも最年少で受賞したとして注目を浴びている。インドなどの貧困国において調査を続けてきた彼女が、メインストリームの経済学の「最大の誤り」に斬り込む。 エステル・デュフロと私(記者)はロンドンで会った。いつものように記者から厳しい質問を浴びせられるだろうとわかっていながら、彼女は折り目正しい。ノーベル賞受賞後の1ヵ月について、「いい意味で忙しいです」と言う。 彼女はいま、ボロボロになった経済学の評判を立て直そうとしている。新著『Good Economics for Hard Times』(未邦訳)では、移民、貿易、広がる格差などの切迫した問題に、経済学が貢献できることを示した。彼女はこう言う。 「(出版は)最高のタイミングでした」 4分の3は55歳以上の白人

    ノーベル賞経済学者が説く「GDPの最大化は、先進国が考えた的外れなゴール」 | 財政的な優遇処置にばかり力を入れても…
  • アンドレ・オルレアン『価値の帝国 経済学を再生する』

    非正統派経済学だが、かなり楽しめる内容だった。詳細な説明はもちろん同書を読むべきだが、ポイントは以下の通り。 1)貨幣は「市場秩序」の中核 2)貨幣は、絶対的流動性(他の人々が絶対的に欲するもの)として社会的に満場一致で承認されている。このことが貨幣に「勢力」を与えている。また社会的な満場一致は「共同情動」とも言いかえることが可能で、これは貨幣価値の誕生が宗教的価値などと類似した起源をもつことにもつながる、 3)この共同情動(≒群衆のパワー)は、ケインズ的な美人投票モデルと親和的である。市場参加者の模倣という行動が、合理的な人間を前提とする市場均衡モデルを限定的なものにし、むしろ一般的には金融市場でまま観察されるような複数均衡、バブルなどの現象を説明しやすくしている。これはシェリングのフォーカルポイント(集団的信念の自己実現としてオルレアンはよみかえる)の議論に近い。例えば「みんなが株価が

    アンドレ・オルレアン『価値の帝国 経済学を再生する』
  • ハイエクは何を目指したのか ―― 一般的ルールかさじ加減の判断か/松尾匡:連載『リスク・責任・決定、そして自由!』 - SYNODOS

    ハイエクは何を目指したのか ―― 一般的ルールかさじ加減の判断か 松尾匡:連載『リスク・責任・決定、そして自由!』 経済 #新自由主義#ハイエク 前回は、ソ連型システムの時代のハンガリーの体制批判経済学者、コルナイさんの言っていたことに基づき、ソ連型システムがなぜうまくいかなくなったかを見ました。 リスクと決定と責任がズレていると、リスクを無視した無責任な決定がどんどんとなされてしまう。リスクと決定と責任を、できるだけ一致させるような仕組みにすることが、ソ連型システム崩壊にともなう転換に課せられていた当の課題だったのだ。その点から言うと、西側資主義世界でもこれと同じ課題はたくさんあるのに、ソ連崩壊の教訓にのっとったつもりで、かえってこれと逆行するような誤解した政策が新自由主義サイドによって推進されてきた……ざっとこのようなことを見ました。 さて、同じくソ連型システム批判と言えば、西側に

    ハイエクは何を目指したのか ―― 一般的ルールかさじ加減の判断か/松尾匡:連載『リスク・責任・決定、そして自由!』 - SYNODOS
  • 独習者のためのおすすめ経済学入門テキスト。 - すらすら経済学を学ぶ日記。

    「ミクロ経済学とマクロ経済学の学部レベルのおすすめの教科書を教えてください。」 えー、Ask.fmでご質問が来ましたので、経済学徒のはしくれ(はじっこ)としていくつかお勧めのをあげたいと思います。 私は学部では経済学をやっておらず、入門書はいろいろ独学して苦労しましたw そこで初心者が読みやすいのをいくつか。 追記:2015年版・kindle版として更新しております。 sura-taro.hatenadiary.jp ①導入編 教養としての経済学 -- 生き抜く力を培うために 作者: 一橋大学経済学部出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2013/02/27メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (6件) を見る一橋大学の教授陣による経済学ガイド。経済学部へ進みたい高校生へ向けてという意図もあるようですが、社会人で独学で学ぼうという方にもお勧めです。 最近の経済学のトピック

    独習者のためのおすすめ経済学入門テキスト。 - すらすら経済学を学ぶ日記。
  • 経済学を知ったかぶりするための独学方法

    すらたろう氏が独習者のためのおすすめ経済学入門テキストを紹介しているのを見て、ask.fmを始めたところ、経済学研究科に行かないで経済学を学ぶ方法を質問されたのを思い出した。 用途が分からないのだが、SNSで聞かれたのでSNSで使うための知識なのであろう。主に文系学問を学んできた人が、インターネットの交流サイトで経済学を知ったかぶりするための独学方法を考えてみたい。 1. 基礎的な数学を学ぶ 経済学は言葉として数学を利用しているため、ある程度の数学の知識が必要だ。記号の意味ぐらい分からないと、読み飛ばしもできない。しかし経済学の教科書の数学の説明は極端に省略されているので、やさしめの数学書を読んだ方が理解が深まる。線形代数、集合、位相、解析のイロハを学ぼう。 一般教養数学を履修していなかった人は、『微分・積分30講』と『線形代数30講』を読んでおく方が良いと思う。だらだら読んでいても一ヶ

    経済学を知ったかぶりするための独学方法
  • ポール・クルーグマン「人的資本の進化」

    Paul Krugman, “The Evolution of Human Capital”, June 20 2013. 人的資の進化 by ポール・クルーグマン David Hunsinger/The New York Times Syndicate Nancy Folbre の示唆によると、人的資の黄金時代はすでに過ぎ去ってしまったとのこと。その黄金時代とは、おおざっぱに言うと、ぼくらがリベラルアーツ系の大学で教えている種類の技能を経済が強く求めていた時代のことだ。彼女は正しそうだ:テクノロジーと貿易の両方によってもっぱら単純労働だけが弱体化しているように見えた期間が長く続いたあと、いまや、多くの高技能職業はビッグデータやバンガロール、またはその両方に脅かされているかのように見える。 ここで、脚註みたいなものを付け足したい。先日、ある議員の側近と話したときに触発されたことだ。彼は

    ポール・クルーグマン「人的資本の進化」
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