出場が予定されていたクリス・フルーム選手(イギリス、スカイプロサイクリング)の欠場が決まりました。 チームによれば、現在フルームが患っている仙腸関節の炎症が回復していないことが理由です。 フルーム選手は、背中を痛みを訴えてロード世界選手権を途中リタイアし、10月6日に行なわれたイル・ロンバルディアも欠場しました。 フルーム選手は「世界選手権で感じた背中の痛みが思うように回復しなかった」「「望んでいた通りのシーズンの締めくくり方ではないが、身体が言うことを聞かない」とコメントしています。 仙腸関節はその名の通り骨盤の仙骨と腸骨の間にある関節で、炎症によって腰痛を引き起こすもの。 スカイプロサイクリングのアラン・ファレル医師は「スキャンを用いた検査で、クリスの仙腸関節に炎症が確認された。チームとして患部の回復具合を観察しているが、残念ながらレースには出場できない状態だ」と語っています