――試合の流れを変えることやセットプレーでの守備はもちろん、前線の選手の組み合わせもありますし、攻守に課題が山積みですね。 城 前から言っているけど、アジアカップの結果を受けて、まずはチームの軸となるものを作って、それを監督自ら示していかないとダメでしょう。個人ではなく、チームとしてのボールの取り所とか、戦い方を確立していかないと、苦しい展開になった時、なかなか立て直すことが難しい。立ち戻るものがあれば、悪い流れになっても選手は落ち着いて対応ができるんです。それがないからバタバタしてしまう。 また、森保監督は「交代カードをうまく切れなかったのが敗因」といっているけど、それを「そうですか」で終わらせるのではなく、それはどういうミスだったのかを追及していかないといけない。アジアカップでは、本当に整理すべき課題がたくさん出たなと。でも、W杯前で良かったと思います。 ©JMPA 「戦術面に詳しいア