はじめに Node.js 13.2.0 で--experimental-modulesが外れた。 晴れて Node.js の世界でも ECMAScript 標準のモジュール管理を標準で使える! と思って使ってみた。 というわけで本稿は所謂"やってみた系"の話である。 デフォルトESMにして嬉しいケースは「ソース=配布物なライブラリ開発」の時に限られるが※1、tscでコンパイルする環境でも"module":"esnext"でどこまで頑張れるかやってみた。 ※1: TypeScriptやbabelのようなトランスパイラやwebpackのようなバンドラによって出力結果は環境に応じて変更するのが一般的なので ※本稿では、{...}のような記法を使っている場合、中身が省略されていることを示す(スプレッド演算子は使っていない) ※今回のやってみたの趣旨は、「"target":"esnext"でtscコ