ブックマーク / courrier.jp (34)

  • 英誌が見た「失われた数十年」から脱却する日本と、“日本化”する米国 | 中国に代わる「アジアのリーダー」に

    数十年ぶりの株価高騰に円安と、日経済が激動の時代を迎えるなか、日米関係はどう変わるのか。英経済誌「エコノミスト」は「失われた数十年」から脱却しつつある日に対し、米国は新たな役割を期待していると指摘する。 「失われた数十年」は解消に向かっている 1982年、戦後の日米関係において最も肝を冷やす事件のひとつがデトロイトで起こった。 自動車工場に勤務していた2人の白人男性が、中国系米国人を日人だと思い込んで撲殺したのだ。 加害者2人は有罪になったが、3年間の保護観察処分と約3000ドルの罰金の支払いを命じられただけだった。この度を越して寛大な判決は、米国政府の上層部にまで蔓延する時代の雰囲気を反映している。 80年代に日米貿易摩擦が激化すると、経済大国の地位を日に奪われることを危惧した米国は強硬な対応をとった。貿易規制を敷いて日の国内市場をこじ開け、円高ドル安を推進した。90年代に日

    英誌が見た「失われた数十年」から脱却する日本と、“日本化”する米国 | 中国に代わる「アジアのリーダー」に
    shinonomen
    shinonomen 2024/05/05
    保護主義が有効なのは、これから伸びていく産業であり、保護している間に競争力を獲得できそうな場合のみ。米国が製鉄業を保護するのは単なる感情論で、合理性はない。
  • ユヴァル・ノア・ハラリ「このままではイスラエルは“中東の北朝鮮”になる」 | イスラエル国民への緊急メッセージ

    イスラエルは今後数日のうちに、歴史的な政策決定を下さなければならない。それは今後何世代にもわたってイスラエルの運命と地域全体の運命を左右しかねないものになるだろう。しかし、残念なことに、ベンヤミン・ネタニヤフ首相と彼の政治パートナーにそうした決断を下せる能力がないことは、すでに何度も示されてきた。 彼らが長年進めてきた政策によって、イスラエルは破滅の瀬戸際に追いやられている。しかし、彼らは過ちを悔いる様子も、方向を転換する様子も見せていない。このまま彼らが政権を握っていれば、イスラエルと中東地域全体は破綻するだろう。慌ててイランと新たな戦争を始めるのではなく、まずは過去半年の戦争における自分たちの失敗から学ぶべきだ。 戦争政治的目的を達成するための軍事的手段である。その成功を測るのは、目的が達成されたかどうかだ。10月7日の恐ろしい大虐殺の後、イスラエルは人質を取り戻し、ハマスの武装を解

    ユヴァル・ノア・ハラリ「このままではイスラエルは“中東の北朝鮮”になる」 | イスラエル国民への緊急メッセージ
    shinonomen
    shinonomen 2024/05/01
    イスラエル人向けに書いているのだから、「このままでは北朝鮮のように孤立する」というのは適切な警告。ナチスだなどと書いたらイスラエル人は頭に血が上って、続きを読んでくれないだろう。
  • 角界“追放”の元力士が出場、米国流SUMOに現地メディアも驚き | エジプト出身の大砂嵐ら、試合前に舌戦も

    エジプト出身の大砂嵐ら、試合前に舌戦も 角界“追放”の元力士が出場、米国流SUMOに現地メディアも驚き 2024年4月13日、米ニューヨークで開催された「ワールド・チャンピオンシップ・スモー(WCS)」で、トロフィーを掲げる大砂嵐とソスラン・ガグロエフら Photo: Roy Rochlin / Getty Images 米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで相撲の世界大会とされるスポーツイベントが開かれ、米紙「ニューヨーク・タイムズ」によると、観客はプロレスさながらのリングネームや相手選手への挑発も含む“米国流”の相撲を興味津々で楽しんだという。 同大会には、大相撲の元幕内で引退勧告の処分を受けたエジプト出身の大砂嵐や、大麻所持事件で日相撲協会を解雇された元若ノ鵬とみられる選手も出場。それぞれ現地メディアの取材に応じている。 「礼儀正しい日の相撲」と大違い 複数の現地メディ

    角界“追放”の元力士が出場、米国流SUMOに現地メディアも驚き | エジプト出身の大砂嵐ら、試合前に舌戦も
    shinonomen
    shinonomen 2024/04/23
    大相撲は2005年にラスベガス公演を行っており、KONISHIKIさんが英語でMCをしたりして盛況だった。需要があるのなら定期公演を検討してみてはどうか。
  • 米国の「ダブスタ」が国際社会で露骨に批判されている理由 | 薬師寺克行「今月の外交ニュースの読み方」

    イスラエルのガザ攻撃を支持し続ける米国に対して、それはダブルスタンダードではないかとの批判が高まっているという。だが何が、どう二重基準なのか? 元朝日新聞政治部長の薬師寺克行氏が解説する。 米国が国際社会で孤立しはじめている。 イスラエルがガザ地区への攻撃を再開し、パレスチナ市民の死者数が1万8000人を超えるなど、人道状況は悪化の一途を辿っている。この事態をうけて12月8日、国連安全保障理事会の緊急会合が開かれ「即時停戦」を求める動議が採決されたが、米国だけが反対し、拒否権を発動したため否決されてしまった。 緊急会合ではグテーレス事務総長が初めて国連憲章99条に基づき、「国際社会は可能な限りのことをしなければならない」と停戦を求める決議を安保理に要請した。この要請に応えたアラブ首長国連邦が、停戦を求める決議案を提出した。 国連憲章99条は、「事務総長は、国際の平和及び安全の維持を脅威する

    米国の「ダブスタ」が国際社会で露骨に批判されている理由 | 薬師寺克行「今月の外交ニュースの読み方」
    shinonomen
    shinonomen 2023/12/19
    アフガン・イラク戦争時にアメリカが、テロリスト掃討のためなら他国を侵略しても良いという前例を作ってしまったことが、大きな禍根を残している。
  • チョムスキー「ロシアはウクライナでイラク戦争時の米国より人道的に戦っている」 | 和平交渉を拒否し、自国の利益を追求しているのは西側

    和平交渉を拒否し、自国の利益を追求しているのは西側 チョムスキー「ロシアウクライナでイラク戦争時の米国より人道的に戦っている」 2004年の米軍の攻撃によって破壊された自宅を見て泣くイラク人の少年。2023年に開戦から20周年を迎えたイラク戦争では、18万6000~21万人の民間人が亡くなったと推定される Photo by Scott Peterson/Getty Images

    チョムスキー「ロシアはウクライナでイラク戦争時の米国より人道的に戦っている」 | 和平交渉を拒否し、自国の利益を追求しているのは西側
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    shinonomen 2023/07/16
    ロシアによるウクライナ侵攻が米国によるイラク侵攻より良かろうが悪かろうが、どちらも非人道的であることに変わりはない。
  • テクノロジーが豊かにしたのは結局、一部の「エリートだけ」だった | MITの経済学者ダロン・アセモグルらが新著で指摘

    生成系AIの登場で、社会は大きく発展してきた。しかし、これまでのテクノロジーは、人間を当に豊かにしてきたのだろうか? 『国家はなぜ衰退するのか:権力・繁栄・貧困の起源』などで知られる、米マサチューセッツ工科大学(MIT)の経済学教授ダロン・アセモグルらが、新著でこの問いに向き合った。 テクノロジー当に「良いもの」か? 「テクノロジーは常に無条件に良いものだ」「テクノロジーによってより良い雇用が生まれ、さらに豊かになる」。それが、これまでの経済の常識だった。しかし、もしそうでなかったとしたら? テクノロジーが用いられてきた当の理由が、歴史的に見ても、エリートをより儲けさせるためだったとしたら? 2023年5月に出版される、MIT経済学教授ダロン・アセモグルとサイモン・ジョンソンの共著『パワー・アンド・プログレス』(未邦訳)は、これらの疑問について考察している。同書では、過去1000

    テクノロジーが豊かにしたのは結局、一部の「エリートだけ」だった | MITの経済学者ダロン・アセモグルらが新著で指摘
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    shinonomen 2023/04/24
    世界全体の平均寿命は1950年の46年から2009年には68年に延びており、最貧国でも35年から57年に延びている。テクノロジーが貧困層にも恩恵を与えているのは明らかだ。
  • 英誌が警鐘 安倍を殺した「ダークヒーロー」山上に続く者が現れるだろう | あまりにも効果的だった政治的暴力

    2023年1月13日、安倍元首相を殺害した山上徹也容疑者は、殺人と銃刀法違反の罪で起訴された。しかし、そんな彼を擁護する声が日各地から上がっている。そんな状況に英誌は驚き、今後の日について危惧している。 暗殺者・山上を支持する日人 日映画『Revolution+1』は、2022年7月に安倍晋三元首相が殺害された際の実際の映像で始まる。その不鮮明な映像は、奈良で街頭演説をする安倍の背後から、手製の拳銃を構えた山上徹也が近づいていったときのものだ。 安倍元首相銃殺の実行犯山上容疑者をモデルにした映画『REVOLUTION+1』の予告篇 この映画は、「川上」という主人公を同情的に描く。その男の経歴は、実際に安倍を殺した犯人と酷似している。父親は同じように自殺し、母親はカルト集団である旧統一教会に入れ込んでいた。

    英誌が警鐘 安倍を殺した「ダークヒーロー」山上に続く者が現れるだろう | あまりにも効果的だった政治的暴力
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    shinonomen 2023/02/06
    「反社会勢力によって多大な被害を受け、その反社会勢力が政治家と結託しており、実態があまり知られていない」という条件が重なったが故に効果的になってしまった。これほど条件が重なることは他にないのでは?
  • 外国人大学講師が「現代日本の“進歩的な態度”は本物ではない」と言い切る理由 | それでも、やらないよりはずっとマシ

    近年、日の主要大学では、ジェンダーや気候危機などの主要な社会問題を大学運営にも反映させようという、以前に比べれば進歩的な姿勢がみられる。だが、日におけるこうした変化は欺瞞的なものだと、都内の大学で教える外国人講師の筆者は英メディア「アンハード」への寄稿で指摘している。日での生活で感じた彼の主張の内容とは。 一見かなり進歩したように見える日 23年ほど前、私が初めて日を訪れたときのことだ。当時日でとても人気だった、幼稚園が舞台のテレビドラマを観ていると、ある回で、明るい性格だった男の子が突然内向的になってしまうという話があった。 先生たちは何が原因かわからないのだが、まもなく母親が問題であることが判明する。彼女は自身のキャリアを追求するため、“身勝手にも”家事をおろそかにしてしまっていたのだ。怖ろしい! 母親は幼稚園に呼び出され、熟考の結果、仕事を辞めて主婦としての義務に専念する

    外国人大学講師が「現代日本の“進歩的な態度”は本物ではない」と言い切る理由 | それでも、やらないよりはずっとマシ
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    shinonomen 2023/01/29
    ブラック・ライヴス・マターが盛り上がらないのは、日本では町を歩いている黒人がいきなり警官に殺されたりしないからでは? そんな状態の米国の方が日本より進歩的なんですかね。
  • 10年間、毎日同じ夕食を食べ続ける幸せ──俺の家族は71匹の羊たち | クリスマスもイースターも、魚2切れと玉ネギと卵と…

    俺が望むものはすべてここにある 俺は72歳。71匹の羊たちの世話をする農家の人間だ。 生まれてからずっと、西ウェールズのテイフィ渓谷で暮らしている。少年の頃から、実家の農場を手伝うのが当たり前の生活だった。成人してからも、ここから出たいと思ったことは一度もないし、この渓谷で暮らすこと以外は考えられない。30年ほど前にイングランドの農場を訪れたことがあるが、ウェールズの外に出たのはその一度だけだ。 幼なじみたちの多くは、都会で仕事を見つけた。若かりし頃、スコットランドの石油掘削作業員の仕事の声がかかったことがあったが、ウェールズを離れる気にはなれなかった。俺の人生は、この地の木々や鳥たちと共にある。たとえよそに行ったとしても、きっと渓谷のことばかり考えてしまうだろう。 それなら出て行くことに何の意味があるだろうか? 俺が望むものはすべてここにある。 俺には、自然と同じように日課がある。それは

    10年間、毎日同じ夕食を食べ続ける幸せ──俺の家族は71匹の羊たち | クリスマスもイースターも、魚2切れと玉ネギと卵と…
    shinonomen
    shinonomen 2022/12/12
    この人は栄養バランスが取れてそうなので問題ないが、野菜0のおじさんの食事はひどすぎる。
  • イーロン・マスクの伝記作家「ツイッター社の大量解雇を批判する人々は、彼の能力と状況をみくびっている」 | 「カオスな状況でビジネスをするのが、彼のいつものやり方」 | クーリエ・ジャポン

    社員の大量解雇やドナルド・トランプ前米大統領のアカウント復活など、イーロン・マスクがツイッター社で見せる強引な手法には批判の声も多い。マスクの伝記の著者で、彼とその人生をよく知るアシュリー・バンスは、この状況をどうみているのか。スペイン紙「エル・パイス」が話を聞いた。 「どんな結果になろうと、イーロンはそれを許容できる」 イーロン・マスクはつねに、自分の関心事に異常なほど入れ込んできた。若い頃から、インターネット(ペイパルやオンライン銀行のX.comを創設)やロケット(スペースXを創設)、電気自動車(テスラを創設)に強い関心を抱いてきた。 彼のソーシャルメディアやツイッターへの関心は、はたから見ると降って沸いたように見えるかもしれない。しかし、マスク自身が広告主に向けて述べたように、彼は長い時間をかけてそれらについて検討したうえで、ツイッターは単なるソーシャルメディアではなく、人類の未来に

    イーロン・マスクの伝記作家「ツイッター社の大量解雇を批判する人々は、彼の能力と状況をみくびっている」 | 「カオスな状況でビジネスをするのが、彼のいつものやり方」 | クーリエ・ジャポン
    shinonomen
    shinonomen 2022/12/04
    大量解雇を批判している人は、能力不足で失敗すると思って批判しているのではなく、デマとヘイトの巣窟になって迷惑だから批判しているのでは?
  • 大量の「有害な投稿」を15人だけで管理することになったツイッターで起きている問題 | 【Eye Spy】スパイがツイッター社内に紛れ込む可能性も

    日々報じられるニュースの陰で暗躍している諜報機関──彼らの動きを知ることで、世界情勢を多角的に捉えることができるだろう。国際情勢とインテリジェンスに詳しい山田敏弘氏が旬のニュースを読み解く連載。今回取り上げるのは、イーロン・マスクが買収を完了させたことでいま世界を騒がせているツイッター社について。 ツイッターから追い出された「砦」 世界一の大富豪であり、“お騒がせ”起業家であるイーロン・マスクが、ツイッターの買収を完了させた。ツイッター社内の変革が進められるなか、いち民間企業の買収騒動が連日、世界的な大ニュースになっている。 というのも、タイミングが絶妙だったからだ。アメリカでは、ツイッターのあり方が「ポリティカル・コレクトネス」と「表現の自由」という二つの視点から議論されることが多い。 ツイッター上の過激な発言や、トランプ支持者的な陰謀論が蔓延しているとして、左派はコンテンツの規制を求

    大量の「有害な投稿」を15人だけで管理することになったツイッターで起きている問題 | 【Eye Spy】スパイがツイッター社内に紛れ込む可能性も
    shinonomen
    shinonomen 2022/11/14
    差別的投稿も問題だが、より深刻なのはデマの拡散。関東大震災の朝鮮人デマのような投稿の拡散が放置されたら、人命に関わりかねない。
  • 【続編】コーヒーはダメ、食べ物も有害なら人は何を楽しみに生きていけばいいのか? | 「1日に16時間は断食すべき」など不可能では…

    コーヒーは糖尿病のリスクを下げます。でも睡眠時間を短くし、DNA損傷の修復を阻害し、睡眠のさまざまな段階に影響して深い眠りを妨げます。 ──朝、ほんの少しのコーヒーもダメでしょうか? 朝のコーヒーはいいでしょう。しかし午後にコーヒーを飲むと、体内に残って睡眠の長さに影響を与えます。 私たちは長時間スクリーンを見たり、睡眠薬を飲んだりして、常に睡眠というものを侮っています。こうした行動はとても役には立っても、残念ながら睡眠を妨げ、深刻なダメージを与えるものです。私たちには睡眠が必要なのです。

    【続編】コーヒーはダメ、食べ物も有害なら人は何を楽しみに生きていけばいいのか? | 「1日に16時間は断食すべき」など不可能では…
    shinonomen
    shinonomen 2022/05/26
    下記のサイトを見ると朝食抜きにはメリット、デメリットがあるようだ。インタビュアーが感情的な反論をするより、朝食を食べた方が良い派の研究者と討論させてほしい。https://fumakilla.jp/foryourlife/160/
  • 英紙の指摘「日本が原発を再稼働できたら、欧州は露ガスに依存しないで済むかもしれない」 | 東京は3月22日に停電したほうがよかったのだろうか

    3月22日に起きた東京の電力危機では、日の脆弱なエネルギー体制が露呈し、原発の再稼働を支持する声もわずかに高まった。もしそれが実現したら、世界の地政学にも影響を与えると、英経済紙「フィナンシャル・タイムズ」は分析する。 東京で停電が起きていたほうがよかったのか 3月末、ある企業幹部は、東京が電力危機によって一時的に停電していれば国益につながったかもしれないという考えを声に出した。彼は明るいレストランで、東京の電気で光り輝くスカイラインを背に座っていた。 3月16日の大地震後、東京電力管内と東北電力管内では電力が逼迫し、3月22日には電力消費削減への協力が求められた。 しかしもし東京が停電していたら、日の抱えるエネルギーの脆弱性がはっきりと見せつけられたことだろう。厳しいことだが、世界は、第3位の経済大国の日にエネルギーを供給する義務を負っていないのだ。

    英紙の指摘「日本が原発を再稼働できたら、欧州は露ガスに依存しないで済むかもしれない」 | 東京は3月22日に停電したほうがよかったのだろうか
    shinonomen
    shinonomen 2022/04/14
    原発再稼働が進まないのは世論の反対が強いからではなく、安全審査が終わっていないから。原発再稼働を加速させたいのなら、予算をつぎ込んで審査にあたる人員を増強すべきだ。
  • #168 ツイッターで話題の「口汚すぎる」中国外交官 過激な“西側”批判を繰り返すも「戦狼外交」限界説も… | 中国・日本ニュース拾い読み 

    およそ外交官とは思えぬ口汚さで、ツイッター界隈で一部の注目を集める中国人外交官がいる。大阪総領事の薛剣(シュエ・ジエン、53)だ。ツイッターだけでなく、メディアでも日、米国批判の持論を展開し、過激な主張を繰り返しているが、いま、中国国内ではこうした「戦狼外交」の限界説もささやかれ始めているという──。 およそ外交官らしからぬ口汚さで有名に 中国の薛剣大阪総領事が昨年来、ツイッター界隈でちょっとした有名人になっている。2021年6月に着任し、同年8月11日に日語ツイッターのアカウントを開設。それからほぼ毎日、精力的に過激なツイートをしているからだ。 2021年8月18日に、「2001年、アフガンに侵入した時(航空機から大量の爆弾を投下する絵)、2021年、アフガンから撤退する時(航空機から大量の人が落下する絵)」というイラストとともに「20年かかって、アメリカはアフガンでこんな『成果』を

    #168 ツイッターで話題の「口汚すぎる」中国外交官 過激な“西側”批判を繰り返すも「戦狼外交」限界説も… | 中国・日本ニュース拾い読み 
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    shinonomen 2022/03/31
    諸外国を威圧しても、イメージが低下するわ警戒感を高めるわで何も良いことがない。韜光養晦を掲げた鄧小平の方が賢明だ。
  • 西側諸国の「正義」が口先だけかどうかをアジアやアフリカの国は“疑いの目”で見ている | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」

    欧州に戦争が戻ってきた。それも壮烈無慙な戦争である。人口4500万人の国に、人口が3倍、軍備が8倍の隣国が攻め入ったのだ。 遠目には、いまの状況が1870年から1945年の間に3度繰り返されたフランスとドイツの国境紛争と比較できるのではないかと考える人もいるに違いない。クリミアとドンバスは自国のものだと言うロシアが、アルザスとモゼルを自国のものだと言っていたドイツと重なるところがあるからだ。 だが、両者には根的な違いがある。今回の戦争のほうが、人口でも、軍備でも、はるかに不均衡が目立つのだ(1870年、1914年、1940年の時点での人口はドイツがフランスより60%多かった)。加えてウクライナの当局は、係争地の住民の権利を尊重し、係争地の主権の帰属について協議する用意があることを示してきた。 原理原則を言うならば、このようなデリケートな問題は、できるだけ民主的で、落ち着いたプロセスで進め

    西側諸国の「正義」が口先だけかどうかをアジアやアフリカの国は“疑いの目”で見ている | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」
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    shinonomen 2022/03/17
    ドイツは天然ガスの55.2%をロシアに依存しているので、今すぐ全部止めるのはさすがに無理では?
  • 「EUのすべてを保護国に」プーチンの“思想的ブレーン”が明かした世界観 | 「プーチンのラスプーチン」とは何者か

    プーチンに大きな影響を及ぼす「ある人物」 「プーチンの思想的メンター」「プーチンのラスプーチン」と呼ばれる男がいる。プーチン大統領に大きな影響を与えてきたとされる、モスクワ大学元教授のロシア人哲学者アレクサンドル・ドゥーギン(60)だ。 「おおがらで、あごひげを蓄え、長髪で、ダンサーのように歩く。15ヵ国語を操り、ありとあらゆるを読み尽くし、酒をストレートであおり、快活に笑い、知識の宝庫で、好人物」 スペイン紙「エル・エスパニョール」で、フランスの作家エマニュエル・カレールは、そんなふうに彼を描写する。 ドゥーギンは30代の頃、彼のことを「20世紀後半、最も偉大なロシアの哲学者」と呼ぶ学生や聖職者、ボヘミアンからなる熱心な支持者を集めていた。そんな彼らを前にドゥーギンは、神風特攻隊や三島由紀夫の話などを美談として語り、やがてロシア軍参謀部の将校やロシア国防省の戦略家、そしてウラジミール

    「EUのすべてを保護国に」プーチンの“思想的ブレーン”が明かした世界観 | 「プーチンのラスプーチン」とは何者か
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    shinonomen 2022/03/15
    「アメリカはアメリカ人のもの」「ロシアはロシア人のもの」なら「ウクライナはウクライナ人のもの」だろう。白人でない者たちへの迫害を糾弾しながら、自分達はウクライナ人やLGBTを迫害している。
  • リトアニア首相「私たちは以前から警告してきた。ウクライナ侵攻は起こるべくして起きたのだ」 | ロシアとベラルーシと国境を接し、脅威にさらされるバルトの小国

    ウクライナ侵攻が起き、ポーランドやバルト三国など、ロシアと国境を接する国々は警戒を強めている。なかでもベラルーシとも国境を接するリトアニアは、ロシアと関係を強化する中国へも警戒を高め、台湾との関係を深めたことで中国から制裁を受けている。 そのリトアニア首相イングリダ・シモニーテがウクライナ侵攻を受け、英誌「エコノミスト」に寄稿した。 ロシアの脅威から目を逸らしてきた西側諸国 すべては起こるべくして起こったことだった。 1999年のプーチンによるチェチェン紛争は、西側諸国の目を覚ますきっかけとはならなかった。2007年のエストニアへのサイバー攻撃、2008年のグルジア紛争、2014年に始まるウクライナへの軍事侵攻と不当なクリミア併合もそうだった。これらの行動の不当性や責任を、ロシアはすべて否定している。 そして、政権に反対する者、「不都合な」目撃者やジャーナリストは、あからさまに数多く暗殺さ

    リトアニア首相「私たちは以前から警告してきた。ウクライナ侵攻は起こるべくして起きたのだ」 | ロシアとベラルーシと国境を接し、脅威にさらされるバルトの小国
    shinonomen
    shinonomen 2022/03/09
    2014年のクリミア侵攻時に欧米より緩い制裁にとどめ、経済協力を推し進めた日本の責任は重い。
  • ソ連の元報道官アンドレイ・グラチョフ「ロシアは第三次世界大戦に負けたかのような感覚だった」 | ゴルバチョフの元報道官が分析

    アンドレイ・グラチョフ(80)は、ソ連最後の最高指導者ミハイル・ゴルバチョフのもとで1991年12月のソ連崩壊まで報道官を務めた人物である。その後はパリに住み、ロシアの新聞社の特派員として活動した。なぜウラジーミル・プーチンは隣国に戦争を仕掛けたのか。根にある要因を掘り下げて解説する。 ロシアと西側諸国は良質な関係を築けなかった ──ウラジーミル・プーチンの決断に驚きましたか。 プーチン露大統領はかつてソ連崩壊を「20世紀最大の地政学的大惨事」だと言いましたが、そのプーチン大統領人が躊躇なく自国を新たな地政学的大惨事へと突き動かしました。ウクライナの現状や国際社会で孤立を深めるロシアを見れば、まさに「大惨事」というべきです。 ただ、今回の戦争について、これを単にウラジーミル・プーチンの妄想じみたビジョン、常軌を逸したビジョンから生まれたものだと考えてはなりません。この危機は、錯乱状態の

    ソ連の元報道官アンドレイ・グラチョフ「ロシアは第三次世界大戦に負けたかのような感覚だった」 | ゴルバチョフの元報道官が分析
    shinonomen
    shinonomen 2022/03/08
    西側諸国はロシアをG8に迎え入れて一緒にやろうとしていたが、クリミアに侵攻して追い出された。良質な関係を築けなかったのはロシアの自業自得としか思えない。
  • 米紙が報じる「技能実習制度の闇」と「使い捨てにされるベトナム人」 | 在日ベトナム人の駆け込み寺、技能実習生を闇から救う住職の思い

    在日ベトナム人の駆け込み寺、技能実習生を闇から救う住職の思い 米紙が報じる「技能実習制度の闇」と「使い捨てにされるベトナム人」 在日ベトナム人の「駆け込み寺」となっている大恩寺の住職ティック・タム・チー   Photo by Michelle Ye Hee Lee / The Washington Post

    米紙が報じる「技能実習制度の闇」と「使い捨てにされるベトナム人」 | 在日ベトナム人の駆け込み寺、技能実習生を闇から救う住職の思い
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    shinonomen 2022/03/08
    技能実習制度は実習生に奴隷労働をさせたい悪徳企業と中抜き団体にしかメリットがない。相対的にましな特定技能制度が始まったのだから、技能実習制度は廃止すべきだ。
  • ユヴァル・ノア・ハラリ「プーチンが歴史的敗北に向かって突き進んでいるように見える」 | 国というものは、物語の上に築かれる

    開戦から1週間も経たないが、ウラジーミル・プーチンが歴史的敗北に向かって突き進んでいる可能性がますます高くなっているように見える。たとえプーチンがすべての戦闘で勝っても、この戦争は彼の負けになりうるのだ。 プーチンが夢見るのはロシア帝国の再興だが、その夢ははじめからウソの上に成り立つものだった。並べられたウソ八百は、ウクライナ当の意味では国ではなく、ウクライナ人も当の意味では国民ではなく、キエフやハリコフやリヴィウの住民はロシアの統治を待ち望んでいる、というものだった。 だが、実際にはウクライナは1000年を超える歴史がある国であり、モスクワがまだ村でもなかった頃からキエフはすでに大都市だった。ロシアの独裁者はウソを何度もついているうちに自分でもそれを信じるようになってしまったに違いない。 裏目に出た「プーチンの賭け」 ウクライナ侵攻を計画したとき、プーチンには、すでにわかっているこ

    ユヴァル・ノア・ハラリ「プーチンが歴史的敗北に向かって突き進んでいるように見える」 | 国というものは、物語の上に築かれる
    shinonomen
    shinonomen 2022/03/02
    物語の闘争という点から見ると、俳優出身のゼレンスキー大統領はウクライナのリーダーとしてまさに適役だ。