ソフトウェア開発手法の一つである「アジャイル」は、いまやプロダクト開発に関わるあらゆる人がカジュアルに使う言葉になった。
ソフトウェア開発手法の一つである「アジャイル」は、いまやプロダクト開発に関わるあらゆる人がカジュアルに使う言葉になった。
訳者注 本記事は、Dan Schmidt 氏のブログ記事「A Visual Vocabulary for Product Building」をご本人の許可のもと日本語訳したものです。 ninjinkunさん、Koshiro Kumikoさんにレビューにご協力いただきました。的確かつ、建設的で思いやりのあるアドバイスとフィードバックに感謝します。 同一著者の関連記事としてこちらもぜひ合わせてご覧ください:【翻訳】プロダクトマネジメントトライアングル 以下、翻訳本文です。 プロダクトビルダー(訳注:プロダクトをつくる人たち)が自分のプロダクトに当てはめられるような、成功するプロダクトをつくる方程式はありません。これは、プロダクトが置かれている常に変化するコンテキストに、プロダクトづくりの詳細が大きく左右されるからです。あるプロダクトで成功した戦略が別のプロダクトではまったくあわないこともありま
Shippioデザイン組織は、2022年に1人だったところから、2023年4月現在では5名が所属しています。 プロダクトデザイン領域に責任を持ち、マーケティングに関わる制作物のデザインなどは責任範囲としていません。 Shippioデザイン組織の変遷と、2023年4月現在の組織体制 1年間で、デザイン組織の規模は1名から5名規模に拡大しているデザイン組織の立ち上げにおいて重要視したのは、プロダクトデザイナーやプロダクトマネージャーの責任範囲、つまり「何に取り組み、何に取り組まないのか?」を明確にすることです。 これにより、プロダクトデザイナーの採用や、プロダクトチームの連携がうまく進む結果につながりました。課題や、取り組んだことについてまとめてみます。
前回の記事では、ソフト面を中心に、目的目標の共有やユーザーファースト、アジリティについてその重要性を説きました。本記事では、ソフト面を支えるツールなど、ハード面について紹介していきます。 働く環境のハード面 プロダクトを進化させていくには、プロダクトマネージャーやUXデザイナー、エンジニアがそれぞれを独立して働くのではなく、協働することが不可欠です。 この協働を支えていく上で、ソフト面で重要なポイントをおさらいすると、全社的なミッション、ビジョン、バリューやプロダクトビジョン、OKRの導入により目的目標からしっかり共有して一緒に追い求めて行ける環境を作りあげていくことが第一歩になります。また、プロダクトはユーザーに使ってもらい、初めて価値が創出されます。そのため、ユーザーに向き合い、課題の把握やユーザー価値に対して仮説検証をしっかり回し、企画を練り上げなければなりません。さらに、企画を実現
事業の根幹をなすプロダクト、その運営を推進するプロダクト開発人材は、どのような環境を求めているのでしょうか。『マッキンゼー 新規事業成功の原則 Leap for growth』 には、McKinseyが「とある大企業の新規事業のためにCTO人材のヘッドハントを支援したときに、その企業本体に入社するのが前提なら興味がないと、面接前に断られてしまうケースが、実に半数以上を占めた」とあります。 そして、「そうした人材にとって、伝統ある企業に入って役員や部長等の肩書で活動するよりも、新会社として切り出され、独立した事業体のマネジメントの一員として腕を振るう環境の方が魅力的に映る」、つまりCTOのようなプロダクトを推進していく人材がキャリアを考える上で、報酬や肩書よりも働く環境が非常に重要な判断要素になっています。 プロダクトを中心とした事業を推進していく上で、働く環境も大きく変化し続けています。大
はじめにみなさんこんにちは!クライス&カンパニーの田中です。 2017年より実に26人もの「経営に近いPM」の方々にお話を伺ってきたプロダクトマネージャーインタビュー。 今回はこれらのインタビューから「経営に近いPMは、PM組織作りにどのようなこだわりをもっているのか?」を紐解いていきたいと思います! ※組織名称やポジションタイトルはインタビュー当時のもので現在は異なる可能性があります※ ①ツールや制度に意図や思想を宿す株式会社SmartHRで執行役員 VP of Product安達さんへのインタビューで、インタビュアーの弊社顧問及川から「社員全員がプロダクト視点を持つカルチャーづくり」について伺った際に、極めて透明性の高い仕組み作りを実践されているとのお話をいただきました。 周りのメンバーからの評判をもとにPdMを定性的に評価しています。その前提として、当社はプロダクトに対する目線が全社
なぜSpotifyはOKRをやめた?アジャイル組織に最適な目標管理「Spotify Rhythm」とは こんにちは、加藤章太朗(@katoshow)です。 前回のnoteでは、自律分散型の組織の1形態である「アジャイル組織」について説明しました。 今回は、アジャイル組織の代表Spotifyが採用する目標管理のフレームワーク(戦略フレームワーク)についてお伝えします。 Spotifyでは、2014年まではOKRを採用していました。Googleなどで大きな成果を上げたOKRは、日本でも昨今導入が進んでいます。しかし、SpotifyはOKRをやめ、Spotify Rhythm(スポティファイリズム)という独自の目標管理フレームワーク(戦略フレームワーク)に移行しました。 SpotifyがなぜOKRをやめたのか?そしてSpotify Rhythmとはどのようなものか?について説明していきます。 ※
この記事は プレイドアドベントカレンダー23日目です。 はじめに 私は プレイド のエンジニアの大平 (@Victoria_Peak_) と申します。グーグルとロードバイク、筋トレが大好きです。特技は早起きです。 twitter.com 2019 年も年末に向けて後少しのところ、みなさまどうお過ごしでしょうか? そろそろ今年の振り返りなどする頃ではないでしょうか。 私の 2019 年はかなりチャレンジングな年となりました。SE・PM キャリアとして7年勤めた野村総合研究所を辞め、プレイドに2018年の7月に転職しました。 PMキャリアからエンジニアキャリアへのレーンチェンジのため、スキルセットは新卒の時と同じゼロになり、業界も SIの基幹システム系 から Web業界のマーケティング周りへと、環境が激変した中でチャレンジした一年となりました。 振り返りの中で、未経験からwebエンジニアとして
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く