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ブックマーク / science.srad.jp (5)

  • 中部大学、簡単なガンマ線を利用して発電手法。使用済み核燃料の冷却などに応用も | スラド サイエンス

    中部大学などの研究チームが、身近なエネルギーを電気に変える環境発電の一環として、ガンマ線を使って簡単に発電する方法を開発したと発表した(中部大学プレスリリース[PDF]、テレ東BIZ[動画])。 研究チームは、安価なマグネタイト(Fe3O4)の微粒子を分散させた水にガンマ線を当てると水の電離が発生し、マグネタイトが電子を取り込み、還元されることを発見したという。先の分散液に電極を設置、磁石を近づけて一方の電極に集めてみたところ、電気が流れることが確認されたとしている。現時点での発電効率は0.5%ほどであるという。テレ東BIZの動画内の堤内要教授の話によれば、原子力発電所の使用済燃料貯蔵設備に組み込めば、使用済み核燃料の貯蔵設備からの発電も可能になり、先のウクライナにおける停電問題のような停電事例にも対応しやすくなるのではないかと考えているとのこと。

  • 京都大学、片方向のみ電気抵抗をゼロにできる超伝導ダイオード効果を持つ材料を発見 | スラド サイエンス

    京都大学の小野輝男教授らの研究チームは、一方向に電流が流れる場合のみ電気抵抗がゼロとなる「超伝導ダイオード効果」を初めて観測したそうだ(京都大学、nature、natureアジア、Engadget)。 現在使われているダイオードは半導体ダイオード中心だが、電気抵抗によってエネルギー損失が発生し、それにより発熱が起きている。このエネルギー損失をゼロにできれば、低消費電力で発熱の少ない回路が生み出せる。 今回、研究チームの開発した超伝導ダイオードは、ニオブ(Nb)層、バナジウム(V)層、タンタル(Ta)層から構成される人工超格子で実現されているという。通常のダイオードのように異なる素材を真ん中で接続するのではなく、複数の素材を繰り返し積層される形で⼈⼯的に作製された結晶格⼦が使われている。研究ではこの超伝導人工格子上で超伝導ダイオード効果が起きることが実証されたとしている。

  • 恐竜の絶滅と同時期にほ乳類も93%が死滅していた、という説 | スラド サイエンス

    恐竜が絶滅した原因は不明だが、その仮説の1つとして、約6600万年前にメキシコのユカタン半島に落ちた隕石が原因という説がある。恐竜の絶滅によってほ乳類が栄え、その後の人類の繁栄に繋がったわけだが、哺乳類もまた恐竜と同じ時期にその93%が死滅していたという研究結果が発表された(THE WEEK、MailOnline、Slashdot)。 これは研究者が北米の化石記録を分析したところ分かったという。さらに、哺乳類はその後失われた多様性を迅速に回復し、その数は以前の約2倍に及ぶことが分かったそうだ。 「恐竜の絶滅の原因が隕石にある」という説では、地球は隕石の落下後に灼熱の環境となり、その後、大気中に舞った塵や埃などによる太陽光が遮られ地球が寒冷化し、環境の変化によって料が激減したとされる。このとき生存者は死んだ植物や動物を大きな順番にべていき、その結果小さな生物が生き残った可能性があるという

  • 脳も腸もない謎の深海生物「珍渦虫」、生物の進化の初期に位置する生物だった | スラド サイエンス

    脳も腸もなく、生殖器や肛門もないという「珍渦虫(ちんうずむし)」を系統発生的に分析した結果、旧口動物の系統基部か初期の左右相称動物として位置付けられたそうだ(Natureハイライト、 論文アブストラクト[1]、 [2]、 [3])。 CNN.co.jpの記事に掲載された写真を見ると、確かに生物というより袋状の何かにしか見えない。過去には筑波大などのチームが卵や幼生の姿を確認しているが、正体についてはさまざまな説があったという。

  • 東海大が波動エンジンを開発 | スラド サイエンス

    熱音響機関の(ほどほどに易しく、ほどほどに難しい)説明 http://www6.ocn.ne.jp/~seisan/632/632-51.pdf [ocn.ne.jp] http://www.nagare.or.jp/download/noauth.html?d=24-4-t04.pdf&dir=41 [nagare.or.jp] 熱力を囓ってた人なら説明を追えると思います。 #タコニス振動とか懐かしいなあ。 概要だけいえば、熱を吸収して膨張したガスがちょっとずれたところで熱を放出しつつ冷却&収縮、その体積変化がガス全体に伝わり、ある臨界を超えると自励発振するようになる、というものです。これにより、熱源の熱から音波という仕事が引き出されます。 音波に伴う気体の膨張・圧縮は同時に熱の吸収・放出を伴うため,全体としては熱源で吸熱、放熱部で放熱というサイクルを持つ熱機関となります。温度差のあると

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