説明会終了後、報道陣の取材に応じ、謝罪するみなかみ町の田村義和教育長(左端)=みなかみ町で2024年6月7日午後9時49分、日向梓撮影 群馬県みなかみ町の小学校で4日に実施された健康診断で、複数の児童が男性医師から下着の中をのぞかれたなどと訴えている問題で、同町教育委員会は7日夜、保護者説明会を開いて謝罪した。終了後、取材に応じた医師は児童の下着を引っ張って下腹部をのぞいたことを認め、「体の成長の具合を診るのに必要だった。触診はしていない」などと説明した。 町教委によると、保護者からの質問が相次ぎ、説明会は約3時間に及んだ。保護者から「子供のことを考えてほしい」などという発言があり、医師は最終的に謝罪したという。医師は「この項目について保護者に説明していなかった。プロセスに手抜かりがあった」と述べた。