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今年に入ってから急激にAIの進化が進み、クリエイティブ業界では「仕事が取られるかもしれない」という不安が駆け巡った。AIが賢すぎる事実を目の当たりにするとマイナスな感情を抱きがちだが、せっかくなので味方につけて楽しみたいとも思う。 そこで私がまずおすすめしたいライトな使い方は、「アイコン選定のお手伝い」をしてもらうこと。 ベイジではBtoBサイトの案件が多いので、自分が普段接することのない専門性の高い領域だと「この見出しに合うアイコンって何だろう…」と迷うことが多くある。 少しの表現の違いで誤解を招くこともあるので慎重に選定したいが、一つ一つ調べるとかなりの時間がかかる。 そんなときにChatGPTに相談してみるのだ。以下は簡単な例。 以前は複数のサイトを見比べて一般的にどんなモチーフが使われているのか探したりと、素材を選ぶ前段階に時間がかかっていた。しかし1から自分で素材を検索するより、
デザイナーMTGにて枌谷さんからウェブUIにおける「シンプル」についてお話いただいた。今日は3つ特に心に残ったことを振り返りたい。 シンプルの定義 ウェブUIにおける「シンプル」とは迷わない、使いやすい、目的に早くたどり着けるなどの「脳内負荷が軽くなるUI」のことを指す。単に要素を削ぎ落としたり、情報を隠してスッキリさせることではない。 このシンプル=スッキリという誤解はデザイナーでも意外と多いのではないだろうか。実際ベイジに入社する前の自分がそうで、深く考えず情報を隠したり削ぎ落としていた。 シンプル=スッキリさせること という認識を持っているとユーザーにとって必要な情報まで隠したり削ってしまい、逆に使いづらいものになってしまう。 例えば「できるだけ情報を削ることでシンプルに見せ、簡単そうに感じてもらう」と考え、電話番号の受付時間を消してしまうとする。ユーザーが電話をかけて「本日の受付は
ベイジでは、7月からMomentorの坂井風太さんの組織基盤強化プログラムを受講している。毎回学びが多く、自分自身の振り返りと血肉化を兼ねて、気になったワードについて文章を書き、Slackに投稿している。これを時々公開していこうと思う。 ここに書いた内容は、プログラムで教わったこと以外に私の解釈も混在している。坂井さんの影響を色濃く受けてはいるが、プログラムの内容そのものではない。その前提で読んでいただけると幸いである。 坂井さんの紹介 まず、坂井風太さんとは何者かということで、プロフィールはこちら。 2014年新規事業部でのインターンを経て、2015年DeNAに新卒入社。DeNAトラベル(現エアトリ)に配属後、2016年にゲーム事業部へ異動。有名IPタイトルのモチーフ選定職、新規機能開発リーダーを経て、2017年に小説投稿サービス『エブリスタ』に異動。サービス責任者、組織マネジメント、事
国税庁「会社標本調査(2019年度)」によると、日本国内の法人の数は約275万社あるとされています。この統計から単純計算すると、日本には約275万人の「社長」がいることになります。 さらに「経営者」となると「企業の経営方針や経営計画を立案・決定し、経営に関するすべての責任を持つ人の総称」となって対象が拡がります。ザックリ500-1000万人くらいの規模感になるのではないでしょうか。 これを正とするなら、15歳以上の就業者と完全失業者を合わせた日本の労働力人口は2022年で 6902万人(総務省)なので、全労働者に対して7-14%くらいの数の経営者が日本国内に存在することになります。大雑把に言えば、仕事の中で出会う10人に1人は経営者ということです。 そんな経営者、一般的に取り扱いが難しい人材という印象があります。 気分屋で我儘。人に従うのが嫌い。一貫性がなく意見がコロコロ変わる。思い込みが
「それ自分の領域じゃないんで」と言って避ける前に、「たたき台は作れないだろうか?」という視点を持ってみると、案外自分でも出来そうなことが見つかる。 自分はサイトを実装する際「必ずデザインが無ければ実装出来ない」と考えており、デザイナーが提供するデザインを実装することしか当初頭に無かった。その考えが特段悪いとは思わないのだが、自分の場合はデザイン待ちが発生した時に、完全に自らの作業を止めてしまうことが問題だった。 その時に「デザインがまだなので作業出来ません」と言うのは簡単だが、プロジェクトには締め切りがあり、全員が協力して仕事を前に進めていかなければならない。 とあるプロジェクトでデザイン待ちの状況が発生したときに、改めて「いま自分でも出来ることはないか?」と考えてみると、デザイン関連の作業でも出来そうなことがあるなと思った。 自分でも着手出来そうなこととは、デザイナーがイチからデザインす
ベイジのデザイナーは、お客さまに直接提案する機会がある。これまでもプレゼンテーションや提案に関する記事を書いてきた。 プレゼンテーションが上手な人の共通点 デザイナーとして学んだ相手が理解しやすい説明とは ビジネスの場において、相手が理解しやすい説明はだいぶできるようになった。次ステップとして「もっとこうしたらよくなる」と提案が上手なコンサルタントからコツを教えてもらったので、ご紹介しようと思う。 オープン・クローズドクエスチョンの使い分け ディスカッション形式の打ち合わせの日があった。今回はこうした方がいいのでは、と仮説をもっていき、お客さまに「どう思いますか?」と問うスタイルで進めた。 ぱっとすぐ回答が出ることもあれば、無言の時間が続くこともあった。お客さまが、答えにくい・どう回答していいか迷われるときに、コンサルタントは「あえてケチをつけるなら、どういうところにありますか?」など、問
私は現在4つのプロジェクトのディレクションを担当している。それに加え、社内業務や小規模案件の対応と非常にタスクが増えてきている。 私だけではなく世のウェブディレクターは日々膨大なタスクに追われ、毎日忙しく走り回っているのではないだろうか? 今回は、私が普段から活用しているタスク処理の秘訣を共有し、多忙なウェブディレクターの皆様にとって何かしらの参考になればと考えている。以下に、私が日々実践している事を紹介する。 秘訣1:Todoリストではなく、カレンダーにタスクを登録 ある週の私のカレンダー 私は自分のタスクをTodoリスト使わず、Googleカレンダーに登録し、タスクを実行する時間を確保している。Todoリストを使っていたときは、1週間経っても、1ヶ月経っても消えないリストが数件残っていた。 このようなタスクは緊急性が低いため後回しになりがちだが、大前提として「やる時間を確保していない」
ベイジではデザイン提案の際には、デザイナーが直接お客様の前でデザインの意図や改善ポイントなどを説明する。そのため裏方になりがちなデザイナーでも説明する機会は意外と多い。 これは完全に私の偏見なのだが、デザイナーで「話すのが得意!プレゼンや提案はまかせろ!」という方はあまり多くないのではないだろうか?もちろん私もその一人で、人前で話すことには緊張するし、どう伝えればわかりやすく伝わるのか、ここ数年ずっと悩み続けていた。 話の上手な方の説明の仕方を参考にしたり、MTGの後にチームのメンバーからもらったフィードバックを参考に、話し方や説明の順番を改善したり、など試行錯誤を続けていくことで、100点とまではいかないが、平均して80点程度はわかりやすく話せるようになってきたのではないかと思う。 私が説明の際に気を付けているポイントは以下の4つだ。 前提の説明を省かない 見ればわかることは説明しない
「まあ、私が言わなくてもいいか~」が、1日のうちに何回か頭をよぎる。 ちょっと気になったことや、細かいけどやった方がいいこと、仕事をしているとぽつぽつと浮かんでくる。けれど、これまでの私は、「言わなくてもいいか」とスルーしてしまうことが多かった。 なんでスルーするのかというと、こんな風に思ってしまうから。 細かいことに口出しして相手の時間を奪いたくない 自分も完璧じゃないのに意見を言っていいのかな とんちんかんなことを言って困惑されたらいやだな 誰かが言ってくれるでしょ そこまで指摘するのって私の役目なのか? これを続けた結果、小さなモヤモヤが解消されずに後で大きなすれ違いが発覚する、といったことがたまに起こる。 本当はおそらく、多くの人が同じようなことを思っているのではないだろうか。心理学の言葉で「傍観者効果」というのがあるのだが、それと近いだろう。 傍観者効果:集団心理の1つ。助けが必
「専門性が高い人になりたいですか?」 そう問われたら、多くの人が「はい!」と答えるでしょう。エンジニアやデザイナーのような専門職に限らず、ビジネスパーソンの多くも、「できることなら何らかの専門性を高めたい」と思っているはずです。 しかし、そもそも「専門性が高い」とはどういう状態を指すのでしょうか。どんな人になれば「専門家」だと評価されるようになるのでしょうか。それを突き詰めて考えることが専門性を高めるヒントになると思い、少し深堀してみました。 最後には、まだ実験中ですが、ChatGPTを活用して専門性を高める方法をご紹介します。 専門性と体系化の関係 辞書サイトのWeblioを見ると、専門性とは「特定の分野のみに深く関わっているさま。高度な知識や経験を要求されることや、その度合い」と書かれています。この定義に従うと、専門性には「特定の分野の高度な知識や経験」が必要だということになります。
佐々木:たしかにベイジはウェブ制作の会社だと認識されていますが、実は売り上げの半分ほどは業務システムの案件が占めているんです。ただ、お問い合わせの数はウェブサイトの方が圧倒的に多い。会社としては業務システム支援サービスはもっと力を入れて伸ばしていきたい事業ですが、あまり知られていないのが現状です。これまでもデジタル広告や記事発信などの施策は行っていたものの、そこまで効果が出ていませんでした。 他に見込み顧客へアプローチできる有力なチャネルはないか考えていたときに、思いついたのが展示会です。それがちょうど1年前の4月頃ですね。自分たちからプロモーションを仕掛けにいくアウトバウンド型の施策にも挑戦してみよう、ということで出展を決めました。 ー認知拡大が主な目的ということですが、なぜJapan IT Weekを選んだのですか? 佐々木:業務システムやアプリケーション開発関連で一番大規模な展示会が
「そもそも市場にいるデザイナーの数が少ないうえに、ビジネスサイドの期待に応えられるデザイナーとなると相当な希少種である」という話を、経営者や事業責任者の口から聞くことが多い。 私のフェルミ推定だが、様々なメディアの利用者数や購読者数などから推測すると、国内のIT系デザイナー(ウェブデザイナーやUIデザイナー)の母数は数万程度の可能性がある。国内のITエンジニアの数が120万人(出典)と言われており、これらの推測値を鵜呑みにすれば、デザイナーはエンジニアの10分の1も存在しないことになる。 その上で「自社のビジネスとフィットするデザイナー」という条件で絞り込んでいくと、当然その数は相当に少なくなる。「希少種」という表現もあながち誇張でないだろう。 ここでいう「ビジネスサイドの期待に応えられるデザイナー」というのは、 スピーディーにプロアクティブに行動できる 1つのスタイルに固執せず柔軟に対応
最近、コンビニなどで「タンパク質〇g」と大きく書いてある商品を見かける。 これは正に「ファクト型」のコピーライティングの良い例だと思う。 コピーを書く際には、単なる機能などの事実(ファクト)ではなく、顧客の便益や理想の体験(ベネフィット)を伝えるべきだ、と言われることがある。 しかし、どんな時でもベネフィット型のコピーが良いとは限らない。むしろ具体的な事実をそのまま書いてしまったほうが効果的なこともある。 ファクト型コピーとベネフィット型コピーの、それぞれの特徴を簡単にまとめると以下のようになる。 ファクト型コピー 〇:具体的な情報を早く伝えられるので、リテラシーが高い顧客に効果的 〇:商品に強い機能があるほど、その魅力的をダイレクトに伝えられる ✕:リテラシーが低い顧客は、事実から価値を読み取れない ✕:機能が他の商品に劣っていると、魅力を伝えにくい ベネフィット型コピー 〇:リテラシー
私事ながら、昨年、東京から福岡に移住しました。移住にあたって新居も建てたのですが、ハウスメーカーを選ぶ自分の顧客体験を振り返ることが仕事の参考になると思い、一部始終を書き連ねてみました。 私自身は、15年間も住宅展示場に通うなど、注文住宅の典型的な顧客像から外れたエクストリームカスタマー(極端な顧客)の可能性が高いです。一方、情報取得における行動や心理には、一般的な購買者と重なる部分も多いのではないかと思います。 マーケティングやデザインの現場では近年、顧客理解の必要性が強く叫ばれています。特定の一個人を精緻に観察したN1分析、現場のリアルを観察するエスノグラフィーなどと呼ばれる調査手法も、仕事の中で頻繁に耳にするようになりました。 この記事も、自分自身の行動をメタ化したセルフN1分析といえるかもしれません。 加えて、ウェブ制作に20年以上関わり、現在もウェブ制作会社の代表を務めるという立
ソーシャル時代に企業と生活者間のコミュニケーションをアップデートするマーケティング支援会社、トライバルメディアハウスのコーポレートサイトをベイジがリニューアルしました。 トライバルメディアハウスが自社のアイデンティティを見直す取り組みの一環として始まったこのプロジェクト。ベイジも事業構造や市場でのポジショニングなどを整理するところから深く関わっています。 得られた成果(after) リニューアル後3か月のCVが前年比1.3倍に 顧客からの問い合わせ内容が具体的に セールスにおける商談内容の効率化・均一化 トライバルメディアハウスが抱えていた課題(before) 社員が自社の特徴を端的に説明できていない コーポレートサイトの内容が抽象的で伝わりにくい ノウハウなどの情報発信が各所に散らばっている ベイジが行ったこと 会社の特徴と事業構造を整理してサイトに反映 ノウハウと知見を集約して顧客目線
私は頭の回転がそれほど速くないと自覚している。 若い頃は答えを出す前にじっくり考え込むタイプだった。経営者になった今も、基本的な思考速度はさほど変わっていないと思う。その証拠に、自分の知識や経験がゼロリセットされる環境になると、理解が進まない。そんな時は、なかなか自分の考えをまとめられない。 20代の頃は、優れた回答を素早く出せる人に劣等感を覚えることもあった。 なぜすぐ答えられるのだろう… なぜ短時間でアイデアが出るのだろう… そう感じて、自分とその人たちとの間に、乗り越えられない高い壁がある気分になった。 しかし30代になると、その状況も徐々に変わってきた。時々「仕事が速い」と評価されるようになった。30代後半になり、フリーランスのデザイナーとして活動していた時も、「もうできたんですか?」「仕事が速くて助かる」と言われることがあった。 社交辞令も含まれていただろうが、色々な状況を加味し
ベイジの『7つの行動原則』には、「ホスピタリティ〜びっくりするくらい気を利かせる」ちゅう項目がある。 以前の行動指針にも「プロフェッショナルは気が利く」っていう項目があったけど、働く上での気配りや配慮を求めるカルチャーを大切にしたい、ちゅうこっちゃな。 せやけどこれ、曖昧で感覚的で抽象的な話といわれれば確かにそうや。せやから、こんな疑問を持つやつがおるかもしれん。 「気が利く」「気配り」「配慮」って具体的にどういう行動なん? 気ぃ使ってるつもりやのに気ぃ利かんって言われてまう。どないしたらええねん 気ぃ配った行動が相手にどういう影響与えてるか把握してABテストして精度上げたいから定量的に教えろや 結局は精神論やろ? でもな、なんでもかんでも定量的にすりゃええもんちゃう思うとる。特に組織の多岐に渡ることは、抽象的な方向性だけ示して、細部は自分の頭で考えてもらう方がええ。その方が結果的に組織の
私たちの会社はこれまでに、6つのオウンドメディアを自社で立ち上げてきました。顧客のオウンドメディアに対しても、提案、分析、支援を行ったことが多数あり、契約を伴わない相談、関係者への取材、悩み相談、商談、情報交換というレベルでは、数え切れないほどのオウンドメディアに触れてきました。 このような経験から、オウンドメディアの成功パターンと失敗パターンを分類した上で、成功の可能性を高める仕組みや枠組みが作れないかと考えて編み出したのが、私たちが『STAAM』と命名するオウンドメディアに特化した独自メソッドです。 STAAMとは、Strategy(戦略)、Theme(主題)、Article(記事)、Awareness(認知)、Management(運営)の頭文字を取ったものです。オウンドメディアを見切り発車する前に、まずこの5つの分野についてしっかり議論しよう、そうすることで成功確率を高めることがで
ウェブ制作会社のベイジとメソッドに基づくコンサルティングサービスを提供する株式会社才流(以下、才流)には、ある共通点があります。それはビジネスのノウハウや会社の知見をコンテンツ化し、無料でウェブに流通させていること。SNSなどで拡散されたコンテンツがきっかけで、両社を知った方も多いでしょう。 ベイジと才流はコンテンツを起点としたインバウンドマーケティングを中心に、案件を獲得しています。両社のように、広告出稿やテレアポなどのアウトバウンドの活動を行なわず、お客さまから問い合わせをいただいて案件を獲得できる状態を目指す企業もあるのではないでしょうか。 しかし両社によると「コンテンツを流通させて多くの接点をつくる」マーケティングは企業によって向き・不向きの差が大きいと言います。またインバウンドマーケティングの比重が大きいがゆえに、近年では思わぬ落とし穴にはまりかけた経験もあるそうです。 ではコン
概要 正解病とは、正解があると思い込むことで仕事に支障をきたす、社会人によく見られる思考や行動の傾向です。正解があると心から思い込む無自覚型正解病と、物事に正解がないのは頭では分かってるが、正解があることが前提の行動をつい取ってしまう自覚型正解病があります。 ※ここでいう「正解」とは、実際には「正解のように見えるもの」ですが、以下それを含めて「正解」と表現します。 先人の知恵を活かすという考え方はある一定は必要で、それ自体は健全な発想です。しかし、過剰な失敗忌避や効率化信奉によって正解に過度に依存すると、正解病に陥ります。 正解病によって引き起こされる症状は多岐に渡ります。もっとも重篤なのが、自分の頭で考える力(思考力)の低下です。これにより創造性やリーダーシップが失われます。本来持っている能力が引き出されず、自己認識と他者評価の乖離が生まれます。 正解病のまま問題なく働ける環境もあります
クリエイティブサーベイ株式会社が運営する「CREATIVE SURVEY」。国産の良質な法人向けアンケート・コミュニケーション・プラットフォームとして、すでに多数の企業での導入事例がある注目のサービスです。 ベイジでは、このCREATIVE SURVEYの製品サイトのリニューアルに携わりました。本プロジェクトは、戦略設計とコンテンツ制作をベイジで、デザインと開発を株式会社シフトブレインが担当する社を跨いだプロジェクトです。今回、サイトのオーナーであるクリエイティブサーベイさん、クリエイティブサーベイ・フォーデジット代表の田口さん、デザイン・開発担当のシフトブレインさん、戦略・コンテンツ担当のベイジの4視点から本プロジェクトの解説記事を公開。 クリエイティブサーベイさんnote クリエイティブサーベイ/フォーデジット代表 田口さんnote シフトブレインさんnote 2社の持ち味を生かしなが
ウェブサイトの制作を支援する中では、顧客の気持ちを想像して、ヒントを得ようとすることがよくある。本当は実際に顧客の声を聞けたら一番いいのだが、それができない場合も多いからだ。 だが、あくまでも想像は想像でしかなく、上手くイメージできなかったり、見当違いなことを考えていたりもする。 では、本当の顧客心理を理解するにはどうすればいいのか。もう「自分が顧客になる」しかないのではないだろうか。 先日、とある法人向けサービスの利用を検討するために、ウェブで情報収集から問い合わせまでを経験したところ、自分が顧客になってみて得られる情報の多さを思い知った。 (BtoBでは自分が顧客になるケースは意外と少なく、私も法人向けサービスの導入担当者になるのは今回が初めてだった。) 普段はBtoBのウェブサイトを作る側が、いざ利用する側になってみると、こんなにも気づくことがある。 BtoBのサービスサイトを見て感
以前勤めていた会社はデザイナーが遠隔地にいたため、クライアントと直接会わないことが多かった。そのためディレクターがクライアントに直接話を聴き、その内容を社内に持ち帰ってデザイナーに伝える、という制作工程が一般的だった。 デザイナーの中には、それでも器用にデザインができてしまう人と、そうでない人がいた。そして後者のデザイナーからは、こんな声がよく上がっていた。 前段のインプットが十分ではないので作りにくい クライアントと直接話ができないので作りにくい この時ディレクターをやっていた私は、この意見に一理あると思った。 そこで、前段の設計資料をサマリーせずにフルで共有したり、オリエンをより丁寧にしてみたり、クライアントとの打ち合わせに同席してもらう機会を設けるようにした。 結果どうなったかといえば、変わらなかった。なぜなら、デザインのクオリティが低かったのは、インプットやクライアントと直接会うか
2022年11月、ベイジのコーポレートサイトを6年ぶりにリニューアルしました。 どんな会社でもインターネットの影響を少なからず受ける今の時代。コーポレートサイトはインターネット上にあるもうひとつの本社といえる存在であり、そのリニューアルは、本社移転に匹敵する重要な企業イベントのひとつです。とくに私たちのようにウェブ制作を生業としている会社となると、経営視点で見たときの重要度は、一般企業を遥かに上回るものになります。 さらに私たちは、BtoB企業のリード獲得のためのウェブサイト、いわゆるBtoBサイトの制作を得意領域と標榜しています。ウェブ制作会社という立ち位置ながら、BtoBマーケティングに関するイベントにも多数登壇し、取材も受け、書籍も出版しています。だからこそ、「BtoBサイトの専門家に相応しい」と多くの人に言ってもらえる「理想のBtoBサイト」を目指す必要がありました。 新しいコーポ
ベイジは創業13期目にしてはじめて「社員旅行」なるものを実施してみました。任意で参加者を募ったところ、39名の社員のうち30名が参加。その中には入社1ヶ月目のメンバーや来年4月入社予定の新卒学生もいました。 参加した社員のなかで以前に社員旅行の経験があったのは5名のみ。ほとんどのメンバーが社員旅行へ持っていたイメージは「いやいや参加するもの」「上司に気を使ってめんどくさそう」「昭和の行事」などのネガティブなものでした。 ところが旅行後にとったアンケートでは93%の社員が「とても満足」と回答する結果に。「社員旅行がこんなに楽しいとは思ってなかった」「旅行に行ってから社内のコミュニケーションが取りやすくなった」「会社がもっと好きになった」などのコメントが寄せられました。日報でも長文の感想が連日投稿され、「社員旅行ロス」という言葉が出るくらい大いに楽しんだ社員が多かったようです。 昭和の社内行事
タイトルを見て、なぜベイジが採用サイトについて書いているのだろうと思った方もいるかもしれません。ベイジはBtoBのウェブサイト制作を得意としていますが、実は採用サイトの制作も多く、近年では制作実績の約3分の1が採用サイトです。そんなベイジが携わった採用サイトのほとんどに共通して存在するのが、社員インタビューです。 多くの採用サイトで掲載されている社員インタビューですが、その内容や形式はサイトによって大きく異なります。そこで、本記事ではなぜ社員インタビューが必要なのか、求職者に求められる社員インタビュー記事を作るにはどうしたらいいのかを紹介します。 社内に専門のライターや編集者がいなくても、スムーズに良質な社員インタビュー記事を作るためのポイントを挙げています。インタビュー初心者の方でも活用できるポイントが数多くあると思うので、ぜひ参考にしてみてください。 採用サイトが必要な理由 社員インタ
みなさんこんにちは、外部ライターのまこりーぬです。 2022年11月、株式会社ベイジは企業ロゴを新しくしました。 制作を担当したのは、「CAMPFIRE」「Mr. CHEESECAKE」「LUUP」などスタートアップ企業中心にアイデンティティ・デザインを手掛けるタカヤ・オオタさん。 今回はリニューアルを記念し、なぜベイジはロゴを新しくしたのか、どのようにプロジェクトを進めていったのかを、オオタさんとベイジ代表枌谷さんにうかがいました。オオタさん流のデザインプロセス、そして枌谷さんが考える「BtoB企業のロゴの在るべき姿」まで、たっぷりとお届けします! 売上に直結しない企業ロゴへ投資した理由 ベイジ枌谷氏(以下枌谷):私がオオタさんに「ロゴの制作をお願いできませんか」とお声がけしたのは、たしか2019年の頭です。それからしばらくオオタさんの手が空くタイミングを待っていたらコロナ禍に突入してし
文章の各行頭に「。」「、」などの句読点や、「っ」などの小さい文字、「-」「…」などの記号が来ると見栄えが悪いので避けたいですよね。 こうした記号や文字は禁則文字と呼ばれたりもしますが、そんな禁則文字が行頭に来ないようにし、文章の見栄えを整えることを「禁則処理」と呼びます。 今回はCSSを用いて、ウェブサイトでこの禁則処理を施す方法をご紹介します。 3つの対処方針 禁則処理の対処方針としては大きく3つあります。 ぶら下がり 枠外に文字をはみ出させます。 追い込み 文字詰めを行って行内に文章を収めます。 追い出し 禁則文字とその前に来る文字を次の行に送り出します。 ブラウザがデフォルトで対応している禁則処理 ブラウザによって対応状況は異なりますが、勝手に禁則処理をしてくれるブラウザもあります。 ここではベイジでメインターゲットとして扱うChromeを例に挙げてみましょう。 Chromeでは基本
この度、BtoBに強いウェブ制作会社ベイジと、オールインワン型BtoBマーケティングツール『ferret One』を提供するベーシック社が業務提携しました。それに伴い、両社のノウハウを組み合わせた新サービスをリリースします(詳しくはこちら)。 ウェブ制作会社であるベイジと、ウェブサイト制作をノーコード化する『ferret One』を提供しているベーシック。BtoBマーケティング領域で別の業態を営む2社が、なぜ業務提携することになったのか。 ベイジ代表の枌谷とベーシック代表の秋山氏に話を聞くと、世の中の多くのBtoBサイトが抱えている課題、BtoBマーケティングで成果を出すためのヒント、そしてBtoBにおけるウェブサイトの未来が見えてきました。 これからBtoBマーケティングに力を入れていこうと考えている企業の方、もしくは正直ウェブサイトに予算をかける理由がわからないと考えている方も、ぜひ一
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