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私は2005年に一度、位置情報ゲームの運営から離れました。 資金が尽きて清算まで秒読みになったベンチャー企業から離れ、より大きな会社で位置情報技術の実績を積むために再度転職したことがきっかけです。 転職先ではスパイ衛星の地上システム開発にかかわったのですが、200人規模の開発プロジェクトだったためその中で位置情報にかかわる数人は精鋭ぞろいで、ぽっと出の素人位置情報技術者などはその中に加われるわけもなく、結果的に実績は詰めずその他の業務を担当することになりました。 転職先の業務が一時あまりにも忙しくなり、余暇で位置情報ゲームのアンテナ奪取を運営するのが難しくなったため、私は同サイトのソースコードやデータその他を全てモバイルファクトリー社の木村岳文氏に受け渡し、運営を引き継ぎました*1。その後木村氏とモバイルファクトリー社がこの方面を育ててくださったお陰で、今も続く位置情報ゲームの駅奪取、ステ
先日、大阪市大で行われたMaplatのワークショップが開かれました。 そのワークショップ上で、面白い質問をいただきました。 よく航空写真などを大量に広域撮影することがありますが、そういった航空写真群をGISで扱う際、通常はオルソ補正加工などをして複数の航空写真をひとつのGIS化された大きな広域写真にまとめて、扱うということを行います。 が、そういったオルソ補正なども元画像を歪める処理の一種であると考えると、オルソ補正前の航空写真をMaplat上で扱いつつ、広域を覆ういくつもの航空写真を一斉に同時に表示する、というような事に対応する予定はあるか、という質問でした。 これは面白い問いかけで、まず技術的に考察しますと、Maplatによる古地図画像などの一般地図上への重ね合わせは、一般的なGISと異なり、単独の地図インスタンスの上に複数の地図画像レイヤーを載せているのではなく、背景の一般地図と重ね
This is html-based mirror of ICC2019 paper. Original paper is here: Maplat - Historical viewer technology that guarantees nonlinear bijective conversion without distortion from 恒平 大塚 www.slideshare.net and presentation slide is here: Maplat - Historical map viewer technology that guarantees nonlinear bijective conversion without distortion from 恒平 大塚 www.slideshare.net Historical map viewer techno
Twitterで面白い議論があったので、Twitterで論ずるには勿体なすぎるのでBlogでご返答。 >表現の自由戦士 ? 向こうが悪く口のつもりでレッテル貼りしてきてる感じと思うのですが。 まあ、不自由展を「擁護しろ!」と喚いてる連中が萌えコラボ攻撃してきた加害側だったりしますし、あの手の連中が不自由展に言及してマウントとってきても、今までの自分の言動振り返れば?としか…— 創咲 陽助 (@sousakubyousuke) 2021年7月9日 散々、ツイフェミとつるんではしゃぎながらオタクヘイトや萌えヘイトしてた連中が右派に攻撃されたら、「オタクども!オレたちを守れ!」と喚いてるわけで、マンガでもそうそう見かけない醜い人間性だと思いますよ、あの手の人たちは。— 創咲 陽助 (@sousakubyousuke) 2021年7月9日 それ表現の自由と関係ない。 だから、「表現の自由」を守ろう
かつてよく一緒に活動していた、ウィキペディアタウンの活動をしている人たちの集まるclubhouseをたまに垂れ流して聞いています。 note.com ウィキペディアタウンとは何ぞや、という点についてはこちらを見てみてください。 www.sankei.com 一方で私は、今は群馬県立女子大学の簗瀬先生が提唱される「大字史」掘り起しの活動や、それに近い活動をされている他地域の活動などに関わっているか近いところにいます。 群馬県玉村町の「大字角淵誌」の活動: www.jomo-news.co.jp 奈良京終の地域歴史誌「奈良町の南玄関」執筆活動: mainichi.jp これ、どちらも地域の人たちを巻き込んだ街の歴史を掘り起こしての記録活動で、似てるように見えて違う活動なんですよね。 大字史的活動は、よくあるビジネスの「0から1を作る」「1を10にする」「10を維持し続ける」活動の喩えでいうなら
今日の新聞記事に、オリンピックの規模を小さくしようとしたらIOCから違約金を要求されたというものがありました。 www.asahi.com これ、別にIOCの肩を持つわけではなく、私もIOCに反感しかないですしさっさと五輪は止めて欲しいですし、IOCの要求自体は規模がぼったくりだと思いますが、ただその辺を一旦置いた上での一般論では、IOCも一応経済主体であってオリンピック開催のために投資をしてきたわけですから、ましてや自由経済圏であるならば私的経済活動を妨げられるいわれはないでしょうし、その私権を制限するならば適切な対価を払うことで権利を行使させないのが道理です(罰則などではなく!)。 これがまだ去年の中止だったならば、日本政府の責任もないでしょうから、不可抗力として違約金など払えないと強弁することもできたでしょうが、昨年感染が広がって1年延期したのですから、当然その1年で感染が広がらない
以前ブログでとりあげた blog.code4history.dev こちらの件、及びその後こちらがとったアクション www.value-press.com などで、Maplatを利用してambula mapを開発している株式会社コギトともめておりますが、このたび、同社社長と開発部長に内容証明を送付しました。 また、本当に偶然なのですが、社長に送付した日の翌日、開発部長に送付した日の午後に、コギトの側からも、法定代理人から内容証明が届き、それに対しても即日内容証明で返信しました。 その内容について、こちらで公開いたします。 いずれも1時間くらいは推敲に使ったつもりだったのですが、にもかかわらず特に法定代理人に送ったものは文章が主語述語の繋がりがおかしなところがあったりして恥ずかしいのですが、内容証明で送った内容を、文章がおかしいからといって勝手に修正するわけにもいかないので、そのまま掲載しま
私、10年くらい前にここギコというサイトを運営していて、位置情報技術や社会問題、政治などについて取り上げていました。 そちらはサーバ落としてしまったことなどもあって、消えたままにしてしまっていました。 ですが、今日、Twitter上でこんな投稿を見て。 募金活動(駅前で大声出してる方)ほど非効率で無駄な物はない。 誰でも気付くけど 1日大声出してる時間でバイトしたり働いた給金を募金に回した方が遥かに良い バイト出来ない学生は それこそ勉強 勉強し将来一角の人物になり 問題の根本を解決する方に成れたら人類にとって素晴らしい!— Kudoh@Ship3 (@pu_so2) 2021年4月10日 で、私のそのここギコでの過去記事をInternet Archiveで引いたうえで、こういう反応を返したのですが、 何年遅れの議論をしてるのか。 てめえの会社は、「広告出稿活動は生産性がないからするな」と
元から敵対しているStrolyだけでなく、最近の私は京都の株式会社コギトとその会社のambula mapという製品も、敵とみなして非難批判しています。 ambula mapはCode for HistoryのMaplatライブラリを使ってくれているプロダクトで、本来ならば味方と考えていいはずのプロダクトですが、私は今は敵視し、絶対ぶっ潰すことを心に誓っています。 なぜそのような状況に陥っているかをこの記事で説明します。 忙しいので3行で説明しろ、というあなたに ambula mapに古地図マッピングの間違いや位置取得脆弱性があったので指摘したところ、「無償で協力してもらえますかね?」などと失礼な打診を複数回、まずされた 逆に私が協力を仰ぎたいところ、対応するのが私の夢だったけれど法人格がないと実施が難しいようなことに協力を要請したところ、二言目には「それに協力しなければいけないと、契約書の
以前から私は、2018年8月の財務状況とそれまでの投資状況から、2020年秋にStrolyに財政危機が来るのではないかと予測していて、そしたら案の定2020年10月に追加投資3000万円を得ていたので、するとまあ数ヶ月は延命できるので、次の危機は2021年初頭1月~3月あたりと予測していたのですが、またまた案の定、この時期に投資獲得を見据えた動きを始めてきたようです。 これに乗って、私を追い出した後8年以上まともなイノベーションを起こせていない会社にまた延命に削るだけの金をつぎこむ愚かな投資元があるのかどうかは知りませんが、彼ら、前身のATR-Promotionの一事業部だった時代*1から、本業だけでは完全に赤字のところを行政の補助金などに取り入って、それもつぎ込んだうえでギリギリの年間10万円黒字などの体裁を整えるのだけは異常にうまかったですから、泣きつく先が行政の税金から投資家の投資マ
何年越しで書いてるかわからない「私が語らないと歴史に残らない「位置ゲー事件簿」」シリーズです。 位置ゲーの記録があったおかげで警察にアリバイ証明できた位置ゲープレイヤーさんの話とか、史上初のケータイ国盗り合戦全国制覇者の栄光に輝いた人が、実は事務局舞台裏では、(サイトが位置詐称対策をしていなかったばっかりに)こんな早くクリアできるなんておかしい!不正プレイヤーだ!と危うくBANされかかってたとか、ネタはいろいろあるんですが、なかなかモチベーションがわかず...。 そんな中、ちょっと位置ゲーというよりは、「位置ゲーもやってた」私の旧サイトの思い出話ですが一つ書いてみたいと思います。 今もう世の中で当たり前になってる位置情報連動広告ですが、世界で最初に位置情報連動広告を出した主体、およびそこに広告を配信した顧客はどこかご存じでしょうか? 「世界初」の定義にもよると思いますが...単独キャリアで
toyokeizai.net こんなん普通に考えたら当たり前の話で。 だって病気でも人は死ぬ、経済でも人は死ぬというけど、病気で死ぬのは生命の摂理、誰しも襲われれば逃れようがないけど*1、経済で死ぬのは人間の社会のルールであって、別に死なせないようにルールを作り替えることだってできるわけなんやから*2。 いや今のルールが絶対、今のルールで回せなければ人は死ぬんや、と思考停止してるのは完全にドグマに陥ってるだけであって、恒久的に変えるのがさすがに劇薬ならば一時的にでも「人が死なないように」変えられるのが社会でありルールなのであって。 その社会やルールをびた一文変えずに、変えようがない自然の摂理にガチンコでぶつかったって勝てるわけがないし、そちらで負けても変えなかった社会のほうで経済が勝てるならまだそれでもいいんだろうが、社会は経済だけで定義されるもんじゃなくて病気への恐怖含めたあらゆる人の営
最近このブログで取り上げている、Stroly社と私のMaplatの間での競合技術比較(Maplatが「線を線に変換する」新機能に対応しました。実証サンプルとして宇野バスのバス運行路線図Webアプリ作成。 - ちずぶらりHackers)や、Stroly社の特許に関する疑義(Stroly社の特許の価値を検証してみる - ちずぶらりHackers)について、Stroly社社長の高橋真知さんに、2019年8月12日投函で内容証明を送りました。 内容証明といっても、何かを要求するとかそういうものではなく、内容はあとでこの記事の末尾にも引用しますが、単に競合技術比較や特許に関する疑義を提供する記事へのポインタを列挙した程度のものになります。 送った目的は、今後同社が追加投資を募るための投資家への技術プレゼンをする際や、あるいは案件獲得のために見込み顧客へ技術プレゼンをする際レベルまで含め、「競合技術の
Maplatの基本原理の申請中特許ですが、無事公開されていました(特開2019-91147)。 6月半ばには公開されていたというのに、審査請求しないといけないのに弁理士さんちゃんとチェックしといてくれよ...週1回くらいはチェックする言うとったやんけ...と言うわけで審査はまだ請求してないのでこれからです。 この記念に、比較等しながら、Stroly社の特許の価値の検証でもやってみようかなと思って記事を書きます。 まず、Strolyの主たる特許は2つあります。 これに先行するほとんどビジネスモデル的な特許もありますが、座標の計算方法や具体的な機能の作り込みに言及してるのはこの2つなので、この2つの価値を検証していきたいと思います。 特許5681920号 - Strolyの経緯度から絵地図座標方向への座標変換の手法を定義した特許 特許5810411号 - Strolyのその他の技術全般、逆方向
前置き 私は某地図会社に勤めています。 その会社の中で、3年前の合流時よりこの会社はこういう方向に向かうべき、というアイデアを社内でことある毎に共有してきたのですが、個人レベルでおもしろいね、と言ってくれる人はいたものの、会社のアクションとしては全く相手にされることはありませんでした。 今回、そのアイデアが今後採用されることがなくなった/採用されても意味がなくなった決定的な出来事が起きましたので、アイデア供養も兼ねてこのブログで公開共有したいと思います。 会社に勤める者として、社外秘の情報は当然公開しちゃダメですが、個人が内部で挙げたアイデアで、経営陣レベルどころかマネージャ層レベルですら揉まれた事のないようなアイデアを社外共有するのに、何の秘密保持違反もクソもないと思うのですが、念のためこの記事中では私の所属は某社として伏せておきます。 ちょっと調べればすぐ分かるのですが(この記事からリ
www.facebook.com 2021/7/18追加: Facebookがログインしてないと見られなくなっていたので mainichi.jp 作家の寮美千子先生の連載、毎日新聞のならまち暮らしで、奈良京終地域に鎮座する京終天神社(飛鳥神社)が話題に採り上げられました。 ja.wikipedia.org 記事中で京終天神社の社伝と歴史書に残る史実の違いについて触れられていますが、この記事の作成に、私がそれまでに調べていた情報などを提供して協力させていただきました。 本ブログで、毎日新聞側記事では字数などの問題で載らなかった詳細を補足させてもらいたいと思います。 江戸中期の書物「奈良坊目拙解」には、京終村と高畠村(現在の高畑町)で水争いがあり、百姓を殺害された高畠村が幕府に訴えて出たという血生臭い事件が記されている。このとき、京終村の人々が京都の北野天満宮に加護を祈ったところ、無罪となり、
アニメ「宇宙よりも遠い場所」(略称;よりもい)をご存知でしょうか。 女子高生世代*1の女の子4人が、友情を育て成長しながら南極を目指し、そしてまた日常へ帰っていくという青春ロードムービーです。 その人間味あふれた、完成度の高い構成が評価されて、昨年度の米ニューヨークタイムス紙ベストテレビショー特集海外部門で、日本の作品として唯一、またアニメ作品からも唯一、ベスト10に選出された等の結果も持っている、非常に評価の高い作品です。 www.animenewsnetwork.com その「よりもい」の前半の舞台になっているのが、群馬県館林市です。 館林市が舞台に選ばれた理由は、南極という極端に寒い場所と、日本で一番暑いと言われる?場所との対比だと聞いていますが、古い城下町の独特の雰囲気が作品前半のイメージにマッチして、作品の魅力を増しています。 実際、聖地巡礼と称して、作品に登場した魅力的な場面を
先の記事 blog.chizuburari.jp につけていただいたブクマコメントで、いくつか唸らせられたのにお答えしたいと思います。 ZENRINを廃した新Google Mapsは自動運転とは基本的に関係がない - ちずぶらりHackers プローブによって生成した地図の精度は低いかもしれないけど、RTKのような高精度な測位システムが出てきたら解析能力を持っているGoogleにあっという間に抜かれてしまう。確かにコケたGoogleサービスは多いけど、要警戒。2019/03/25 07:57 b.hatena.ne.jp これに関しては完全におっしゃる通りで、今の携帯電話などのプローブ位置情報精度がいくら積み重なっても自動運転可能な精度にはなりませんが、プローブの位置情報側に革新があり、多くの携帯がRTK対応なんて事になってくると話は違ってきます。 そんな自体が何年後、十何年後に来るのかわ
バズったので宣伝文化に則って、私の取り組んでいる古地図、絵地図で街歩きできるサイトを作れるオープンソース、Maplatを宣伝させてください。 え、バズって宣伝はTwitter文化でブログではそんなのない?知らんわそんなんこっちは認知あげるのに必死やねん(まず読者を敵に回すスタイル)。 Maplatって何?と思う方は、まずご自分のお好きな街バージョンのMaplatのサイトを一度見てみてください。 特に、アニメ「宇宙よりも遠い場所」のファンの方は、館林バージョンを見ていただくと、よりもいの巡礼マップが含まれているのでオススメです! s.maplat.jp s.maplat.jp s.maplat.jp s.maplat.jp ぷらっと館林、よりもい巡礼マップに直行 s.maplat.jp 雰囲気わかったでしょうか? 絵地図や古地図が、現代地図の上に重なって表示されたと思いますが、右下および左下
2019年3月21日、突然姿を見せた日本でZENRINを廃した新Google Mapsは、一部で見られた地図の劣化とあわせ、驚きをもって受け止められました。 www.itmedia.co.jp それと同時に、今回の新Google Mapsの変化が大きく道路形状などに現れたことを受けて、 今回の新Google MapsでZENRINを切った理由は、建物重視のZENRIN地図から、自動運転を見据えた道路中心地図への転換を意図したものだ という意見が多く散見され、また高い評価を受けたりしているのを見ました。 一例を挙げるならば、(このツイートの投稿者さんには指摘をして理解いただき、意見交換などもできたので決して晒す意図ではないのですが)以下のツイートなどです。 Googleマップがゼンリンを切ったのは大正解です。今まで日本の地図は建物が中心に描かれていましたが、グーグルは道路を中心に描き換えまし
この週末にStroly社に内容証明で出した、関係改善の取り組みの取り下げを通知する連絡の全文をここに引用公開します。 なぜ公開したかについては、末尾に記載しております。 なお、本文読んでいただければわかる通り、当方からの能動的取り組みは取り下げますが、先方からの取り組みに対する門戸は開いております。 拝啓 御社と当方との関係改善のやり取りにおきまして、当方からの回答が大変遅くなりましたことを、まずはお詫び申し上げます。 当該の関係改善に関する取り組みですが、理由については後述いたしますが本連絡の結論といたしまして、当方からの申し出は取り下げさせていただきます。もし御社の方で、当方との関係改善が必要だと考えられ、後述するような理由について態度を改善していただき、取り組みを継続されたいならば、その門戸は閉ざすつもりはございませんが、当方から申し出る形での関係改善の取り組みは取り下げさせていただ
Maplatは特許を出願していますが、そのことについて、年末のQiitaの記事で質問をいただきました。 特許出願中とのことですが、取得後Maplatの利用にどのような制約が生じますか? 別途許可を得ないと利用できなくなるかなと思ったのですが。 Maplatの特許申請中原理は、JavaScriptオープンソース実装の利用を通じて利用される限り、将来におよびライセンス料などを徴収する事はありません*1。 Maplatの特許出願は、対抗技術(Stroly)対策として出願しているのが主目的です。 Strolyも特許を取っており、その特許技術の手法と全く違うやり方でMaplatは性能機能を実現しています。 それは仮にMaplatが特許を申請していなかったとしても明らかで、現時点でMaplatは下記の通り、Strolyに対し性能的にも機能的にも優位を実現しています。 特許技術を剽窃している方が本家より
どうもご無沙汰しております。 しばらく記事書いていない間に、タイトルのような大きな話もいくつかあったのですが、来年の地図学会日本開催でMaplatの発表をするための英文アブストラクト作成に追われていてあまり時間が取れませんでした。 ですので古いものは1か月以上前の報告になるのですが、いくつか報告します。 まずは... Maplat、2018年Geoアクティビティコンテストで最優秀賞含む三冠達成しました! 今年、Maplatは国土交通省主催のGeoアクティビティコンテストに参加しておりました。 参加にあたってのポスター兼配布資料はこちら、発表資料はこちらでご覧いただけます。 参加結果ですが、なんと、最優秀賞をいただいただけではなく、教育効果賞、来場者賞も同時受賞の三冠をいただきました! コンテストの様子は、片岡さんの地図ウォッチ記事や、株式会社コギトさんのブログ記事でもレポートいただいていま
古絵地図プラットフォーム技術の普及で重要になるのは大きく2つの視点があげられます。 技術の優劣 収集した古絵地図コンテンツの量 このうち、1. に関しては、先の記事等で広範なStrolyとMaplatの比較をしつつ、個々の優劣はありつつも全般的にはMaplatの方が優れていることを記してきました。残る2. の視点では、私がMaplatで現時点で集めているコンテンツは100点未満であり、日次の増加数などから外形的に観察する限りおそらく3000〜5000点のコンテンツを集めていると思われるStrolyに劣ります。 が、この差について私はさほど脅威とは感じておらず、その理由について本記事で説明してみたいと思います。 そもそも数千件は大きな数ではない 世の中にいくつの古絵地図があるかの統計はありませんが、おそらく十万百万のオーダーだと思われます。 その中で数千件のリードはさして大きな数ではありませ
StrolyとMaplatの長所短所比較を聞かれることが何度かあったので、その際に都度答えた内容をいくつか組み合わせて、記事として起こしてみました。 全体として、技術的な面と運用的な面での長短に分けて記載します。 技術的な面での比較 双方の長短がわかりそうな代表的な地図をセレクトしてみました。 Stroly: https://m.stroly.com/a/i#1522409396 Maplat: https://s.maplat.jp/r/naramap/ Stroly - 1つの画像に複数の地図が共存可能 まず、Strolyにアクセスしてみると、日本地図が見えますが、周辺に北海道や台湾、東京や大阪の拡大図などがメインの画面と区切られた地域に存在します。 そういった、メインの地図と区切られた地域に地図の中心を持っていって、地図を現代地図に切り替えると、ちゃんと台湾や大阪が表示されます。 別
その1より1年以上を経てしまったが、その2を書いてみたいと思う。 位置ゲー黎明期は同時にケータイWebサイト黎明期(は少し過ぎてたかも)でもあったが、開発者とユーザの間がとにかく近かった。 黎明期の位置ゲーはほぼほぼ企業ではなく個人が作っていた、というのも一つの理由ではあろう。 それゆえに、開発者が動作検証できる各キャリアの端末を全部揃えていないこともあったし、また揃えていても機種依存等で動作が同じキャリアで異なることもあった*1。 そうなると、勢い問題の発生している機種を持っているユーザの助けを借りないと、デバグすらできない事もあった。 プログラムを少し変えて、変えた事を当該機種を持つユーザにメールや電話で連絡して、動作の変化を教えてもらって、変化と仕様書を付き合わせながら起きている現象を想像して、また少し変えて...というようなボトルシップの組み立てのようなデバグを繰り返したりもした。
ポケモンGO、誰がどうやっていくら儲けているのか プレイヤーは1億人、経済効果は10兆円!? ソシャゲとの比較視点ではB2CよりむしろB2B(2C?)だというのはその通りだけど、しかし位置ゲーの視点では、昔から位置ゲーはB2B2Cでのマネタイズは当たり前だった。 ポケモンGOのすごいところはそこにプラットフォーム性を導入したところ。 クライアントとしてのBとカスタマーとしてのCが同次元で存在して、運営が中抜き以外不関与で勝手に経済がまわるエコシステムプラットフォーム、B2C2Bとでも言えるような仕組みを導入したところがポケモンGOの新しいところだと思う。
以前、Facebookにも書いた話題の改題です。 私は以前Stroly(当時はちずぶらり)という古地図や絵地図の観光マップアプリの仕事してましたが、家族と鳥羽に行った時に自分の観光アプリ起動した隣で、大学生たちが大きな観光マップ広げて「どこいくー?」「私ここ行きたいー」とかワイワイしてるの見て、あ、負けた、と思いました。 1人で手元で古地図/絵地図みながら何かを探す用途としては、古地図/絵地図アプリはハンディで便利ですが、バッと拡げてみんなでワイワイ視点共有しながら、あーでもないこーでもないと楽しく検討するためのプラットフォームとしては、現状の古地図アプリは全く向いているとはいえません。 単に視点を共有できるようにすればみんなでワイワイできるようになるとは限りませんが、少なくとも現状できないものをできるようにすることには意味があると思い、すぐ視点を友人とのアプリ間で共有する機能を考えてSt
トランプは、環境に関する科学的研究に、科学的に反論するのではなく、成果発表やファクトチェックを禁止するという。 https://twitter.com/KeikoUTorii/status/823996702017327104 トランプの大統領令のために、アメリカのイラン人大学生はフィールドワークから帰れなくなったという。 https://twitter.com/kazukazu881/status/825403060826550274 トランプの大統領令のために、ダルビッシュの父親は息子に会いに行けなくなる可能性もあるという。 https://twitter.com/atmicksan/status/825551605009248258 まだ今の所、軍隊で反対派を鎮圧といった状態ではなく、単にペンでサインしただけなので、その意味で平和裡なことしか行っていない?いないが、これが最上級の暴力
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