弁護士の中川勝之です。 渋谷共同法律事務所の萩尾健太弁護士(主任)、横浜合同法律事務所の田井勝弁護士と共に学校法人桐蔭学園を相手方とする裁判と不当労働行為救済命令申立事件を受任しています。 裁判については、9月16日に第3回口頭弁論期日がありました。 前回の期日で裁判所の構成が変わったこともあり、弁論更新の意見陳述を原告らの一人である組合員が行いました。全文を紹介します。 2021年9月16日 更 新 陳 述 書 横浜地方裁判所第7民事部 御中 原告 私は桐蔭学園に勤めて29年目になります。勤めて2年目の1994年5月に教職員組合が結成され、加入をいたしました。その後、20年以上、執行委員・副委員長・専門部部長(教育環境部)を務め、団体交渉にも参加してきました。しかし、私は組合活動を行うために教員になったのではありません。組合がなくても安心して働ける職場であればよいのです。私の教師として