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現在、日経新聞に掲載されている「ものづくり記 最終章 ホンダ・和光研究所」という連載が面白いです。全10回でちょうど半分まできました。 ぼく自身、日本では(ホンダではない)自動車メーカーで仕事をし、イタリアに来てからも自動車分野に長くかかわってきたので、今でも、なんやかんやいってこの分野の動向が気になります。 さて、正直に言うと、ホンダのクルマ自体にはあまり興味をもってこなかったのですが、企業、特にこの連載が焦点をあてている和光研究所には多大なる関心をもっていました。実際、連載を読んでいると「ほれ!これも和光研究所発だぞ!」というネタがどんどんとでてきます。記事としては、ホンダが今年の5月、5度目のF1への挑戦を決めた決断の理由を理解するところに鍵があります。 浅木泰昭さんというエンジニアは次のように紹介されています。 バブル崩壊後の経営危機からホンダを救ったミニバン「オデッセイ」の開発。
髪型の件が取りざたされたりしているが、慶應の子たちの自由な髪型はそれはそれで結構なことだと思うが、だからといって昔ながらの「丸刈り」の球児たちを「昭和」だとか「時代遅れ」呼ばわりするのは違うだろうと思う。誰かを否定しないと気が済まない界隈というのが相変わらずいるもんだ。どっちも頑張れでいいじゃねえかと思うよ。 決勝に進んだ両校には頑張ってもらいたいものだが、甲子園出場校49校のうち公立はわずか9校だそうだ。公立はたった18%しかいない。 昭和の話をして恐縮だが、かつて野球といえば、金田正一にしろ稲尾和久にしろ川上哲治にしろ野村克也にしろ江夏豊にしろ幼少期の実家はド貧乏から、野球の腕だけでのしあがったという話が多かったが(それこそ長嶋茂雄も王貞治も決して裕福な家の子ではない)、時代が違うといえばそれまでだが、むしろ裕福な家の子じゃなければ、学業だけではなくスポーツすら開眼できない時代になった
Potage代表 コミュニティ・アクセラレーター河原あずさです。働き方の変化の波が押し寄せる中、どんどん新しい働き方のアイディアが生まれている昨今、みなさまいかがお過ごしでしょうか。 さて、最近感じるのは、働き方における「立ち上がり」の大切さです。1経営者として、締め切りに追われることが多い中で、ビジネスの立ち上がりのスピードを上げることの重要性を痛感しています。 そんなわけで私は、新しいツールや方法をどう活用するか、日々模索しています。 この記事では、新しい働き方の一例として、生成AIの活用方法を中心に、そのメリットと実践的な使い方をシェアします。少しでも皆さんの働き方の変革の参考になればと思います。最後まで読んでいただき、面白かったよ、参考になったよ、のサインに、ハートマークのいいねを押していただけるとなお嬉しいです。よろしくお願いします。 新たなタスク効率化の試みの日々 突然ですが「
RIZAPグループの決算説明資料を読んでいたら、コンビニジムのカテゴリーをつくり出している「chocoZAP」がものすごい成長していることを知りました。 会員数は55万人(2023年5月15日時点)。「年商200億円規模」(5月の決算説明会より)を稼ぎ出すビジネスに急成長していました。 2023年3月期 決算説明会資料より引用年内には、エニタイムフィットネスやカーブスなどの先行プレイヤーを追い抜き予測も出ています。 1年でこの拡大スピードはすごい…急拡大する事業の裏側にあるマーケティング戦略のポイントを整理してみると学びが多かったです… 1. 既存の組織資源を生かす、顧客をズラす→新市場を創る日経クロストレンドの記事に、市場の考え方に関して面白い視点が紹介されていました。 「普段筋トレをしている層からパイを奪うのであれば、確かにレッドオーシャン。ただ、ターゲットは運動をほとんどしない初心者
米航空宇宙局(NASA)ゴダード宇宙科学研究所のギャビン・シュミット氏は20日、記者会見で世界の平均気温が「7月としては数百年、数千年ぶりの暑さを記録する可能性がある」と述べた。 記録的猛暑、7月は「数千年ぶり」の可能性も NASA 「暑い」という定性情報を定量的に表現する東京は、毎日暑いですね。外出するのも億劫になる暑さ。夜もむせ返るような熱気が続いて、犬を連れて散歩にも行けない。こんなに暑いなら12月には東京も50度超えているんじゃないですか? それはない? そうですか。 熱帯夜が続くので、夜もクーラーは付けっ放し。大阪で暮らす実家にも「夜こそ気を付けなあかんで」と伝えています。おかんは「昔はこんなに暑く無かった」「電気代かさんで大変」「地球温暖化が憎い」と言ってました。 …ところで「昔はこんなに暑く無かった」と言う50代~70代が多いみたいですが、それって本当でしょうか? 暑い寒いは
「異次元の少子化対策」について今年年頭からずっと的外れだと言い続けてきているが、ようやく潮目が変わってきた印象がある。各自治体が、「少子化は子育て支援ではどうにもならない。婚姻数の減少が問題なのだ」という本質な部分に気付いてきているからである。 とはいえ、課題の認識はそれでいいのだが、その課題の解決の方向がズレている。地方の婚姻数が減少を食い止めるために婚活パーティーをしましょうでは根本的な解決にはならないのだ。 地方において「結婚したいのにできない」不本意未婚が増えているのは、「出会いがないから」だと短絡的に考えてはいけない。なぜ出会いがないかというと、そもそも若者が次々と都会へ流出してしまうからだろう。特に、地方で婚姻減の件は女性の流出が激しい。 なぜ女性を含め若者が流出するのか?それはそこに魅力的な仕事がないからである。婚姻減少の問題は、根本的には若者の人口流出の問題であり、流出して
欧州の主要アニメ・日本ファンイベント、ドイツの「ドコミ」では、過去2年間、名誉ゲストとして「小鳥遊キアラ」さんなどの有力Vtuberが出演し、イベントを盛り上げてきました。ドイツでは、Vtuberカルチャーは根付きつつあるのでしょうか?今回は開催を間近に控えた「ドコミ」の公開情報を中心に考えてみたいと思います。 今年の「ドコミ」今年のドコミは直近の報道によると、来場者は17万人になる見込みだそうです。昨年に7.5万人の来場者を集め、過去最高記録を更新したばかりですが、今年は、開催期間をこれまでの2日間から3日間に延長し、使用ホールもひとつ追加しさらに大型化しています。 そんなドコミですが、会場でスマホで情報が得やすいように専用のアプリも提供していますが、今回はまず、オンラインで公開されているプログラム冊子(ダウンロードページ)をチェックしてみます。 ステージ関連まず、最初に目についたのは、
お客様とつながることができれば、商品開発をアジャイル(機敏)に回すことができるようにもなる。これは今までのスーパーを通じた商品開発ではできなかったこと。なぜなら、スーパーを通じて買った人は特定できないし、新製品を最初に購入する方は一番の見込み客だが、そういう方に中途半端な状態で商品を提供すると、下手をすると二度と買ってもらえない。でもこれが、D2Cでつながりができると、プロトタイプのときに『面白いものをつくったんだけど1回試してくれませんか』というアプローチができるし、『フィードバックしていただけませんか』というお願いもできるようになる。 20代をエンジニアとして過ごした筆者は、「アジャイル開発」という言葉をよく周囲から聞きました。 プロジェクトマネージャーのキャリアが長い筆者は、ぶっちゃけ「アジャイル開発」に良い感情がありませんでした。身近にいた推進者曰く「計画は立てない」「見積もりは作
こんにちは、ログラスの布川です。 メディアにもスタートアップ関連の記事が最近増えていますね。良くも悪くも、スタートアップという存在が大きくなってきており、世間から注目を集める存在になりつつあることを感じます。 今回は、マネーフォワードCEO・辻さんの記事を引用して、スタートアップが採用基準を下げるとはどういうことか?について記述します。 想定読者スタートアップ転職希望者 スタートアップ経営者 スタートアップマネージャー・人事スタートアップの採用基準はどのように決まるか?大企業と比較すると、スタートアップの採用基準は独特になることが多いです。人数が少ないことから、特定のミッションに向けて阿吽の呼吸でも理解しあえる状態を作ることがマネジメントコストを引き下げ、本質的な課題解決に向かう土壌を作ることができます。 採用基準の設定には明らかな答えがある訳ではありませんが、私が複数のスタートアップとデ
少子化対策といいつつ、いつの間にか財源の話ばかりになって、何の政策にいくら使うことが本当に少子化対策になるのか?という本質的な議論が蔑ろにされています。 そもそも御用学者による鉛筆なめなめの資料を正式なものとして採用している以上、本気で成果を出すつもりはないのでしょう。 喫緊に取り組むべき課題はそこではない。 激しい物価高の中で実質賃金が下がり続けている現状は大企業の賃上げではカバーできません。若者が若者のうちに結婚できない経済環境をさらに悪化させるだけでしょう。 それは婚姻の減少という形で顕在化します。そして、婚姻が1つ失われれば、「発生結婚出生数」の公式に則れば、最低でも将来の1.56人の出生が失われます。まさに「大いなる少子化を促進する政策」です。 にもかかわらず、政治は「社会保障費をあげろ」といい、経団連は「消費税をあげろ」といい、揃いも揃ってバカなの?と思いたくもなる。 別に、ど
情報量の少ない文字の2次情報ではなく、多量のビジュアルデータを集め、現場での観察やインタビューによる1次情報を浴びるように吸収します。 実際にデザイナーと一緒にリサーチをしてみるとわかるのですが、たいへん多くの情報をインプットします。時計の例でいえば、好きだと思う時計の写真をイメージ検索で50~100枚くらい集めることもザラです。 実はこの作業を通じて、多くの具体的なイメージに触れることで、最終的にどんなアウトプットを作りたいのかに関するイメージのヒントを見つけることができます。 日経新聞 大量の画像や現場観察で吸収 デザイン思考のリサーチ デザイナーから学ぶ新たな切り口の作り方(1)デザイン思考(デザイナー)の特徴として、文字情報よりビジュアルを軸に思考することで、新たな切り口のアイデアを発想しやすくする特性があるとのこと。 画像生成AIによって、誰でもビジュアル思考がしやすくなっている
STEM教育が目指す課題発見や問題解決、的確な判断の能力はますます求められるスキルだ。科学技術が急速に進み、地球環境や国際紛争などグローバルな課題が山積する。予測も解決も難しい世界に、効率よく正解を探す能力では太刀打ちできない。 日本は知識偏重から脱却するため、2002年度に総合学習を導入したが、学校や教師によって大きな差が生じ、主体的な課題解決学習という狙いは達成できなかった。教師のノウハウや技量の不足が原因だが、大学入試が探究的な能力を評価する仕組みになっていないことも大きい。 過去、様々な(データ)分析業務に正業・副業問わず携わってきました。どの現場も1つとして同じ悩みは無かったけれど、どの現場も総じて同じポイントで躓いていました。それは「"問題"と"問い"の定義がヘタ」なのです。 「商品Aが売れない理由は何で、どうしたら良いですか?」「ECサイトの売上が下がってきたのでネット広告を
この春から、東京藝術大学大学院 美術研究科(修士課程) 先端芸術表現専攻に入学し、自営業+社会人院生になりました。 入学の経緯は以下のツイートの通り、卒業した学部は早稲田の文系学部で「いつかちゃんと美術教育を受けてみたいな」と思いつつも独学状態のまま作家人生が慌ただしく過ぎていき、ようやく仕事の忙しさがある程度コントロールできるようになってきたり学費もたまったりと時期や状況が整ったからです。 東京藝術大学大学院、先端芸術表現専攻に合格してました㊗️🌸 森美術館での展示の設営・運営しながらの院試は大変でしたが、念願の美術教育をようやく受けられるの心から嬉しい(独学で作家業はじめて10年目にしてやっと……) 春から社会人大学院生になります、頑張ります! — 市原えつこ / Etsuko Ichihara (@etsuko_ichihara) February 20, 2023 「なんで今さら
こんにちは、株式会社ログラスの布川です。 ついに国会答弁から波紋が広がっていた「信託型ストックオプション(以下、信託SO)」に関する日本経済新聞からの記事が発出されました。 今回は、信託SOについてあまり実態を詳しく理解できていない方にも理解して頂ける平易な説明とともに、スタートアップ側の視点から見た信託SOが何故重要だったのか?今後どう対応しなくてはならないのか?について記述します。 ※本記事では政府、官公庁、信託SOベンダー各社、スタートアップいずれかの立場を批判するものではありません。 ※尚、専門的な内容については以下の説明会にて詳細が話される予定となっており、あくまで本投稿は当該説明会実施前における情報から記述していることを予めご了承下さい。関係者の方はぜひご参加頂けると良いかと思います。 改めて信託SOは何故ここまで広がったのか?通常のSO(税制適格SO)と信託SOの比較通用のS
昨年来のnoteでも再三論じてきました通り、ドル/円相場はやはり徐々に水準を切り上げてきました。2023年のドル/円相場の展望に関する筆者の基本認識については過去のnoteをご参照頂きたいと思いますが、やはりFRBの政策姿勢とこれに伴う米金利動向だけで円相場の動向をある程度読める時代は終わったように思えてなりません。この点は昨年9月のnoteをご覧ください: もちろん、この先、FRBの利下げ転換という重大な局面を控えているため、その際にある程度は円高・ドル安に振れることは避けられないでしょう。しかし、重要なことはそこで騒ぎ過ぎないことだと思います。あくまで中長期的な円安相場の中での押し目というのが筆者の目線です。 なお、ドル/円相場の購買力平価(PPP)がいずれの物価基準に照らしても「過剰な円安」という状況にあるため、「円高への揺り戻しを心配しなくても良いのか」という照会は断続的に受けるも
対話型AIのChatGPTが、ついに日本でもスマホで利用できるようになりました。まずはiPhone版だけですが、近いうちにAndroid版もリリースされそうです。 インストールして使ってみると、ウェブ版と同じように有料プランであれば最新のLLM(大規模言語モデル)であるGPT-4が利用できます。 音声入力できるChatGPTアプリは一気に普及するかそしてもうひとつ大きなポイントは、OpenAIの音声認識技術「Whisper」が導入されており、標準で音声入力ができるようになっていること。これからはスマホで気楽にAIに質問し、回答を得るという利用スタイルが定着していきそうです。どのような活用方法があるのか、より良きプロンプト(指示文)はどのようなものなのか、といった点も世界中の人々が猛烈な速度でチャレンジを続けており、可能性は無限に広がっていくでしょう。 その大いなる可能性は、同時に既存のさま
出版社にとっても本屋大賞は、芥川賞や直木賞よりも欲しい賞だといわれる。「店頭で開くお祭りにみんなで参加してもらう感覚。書店がフェアを大きく展開するので、ノミネートだけで本の売り上げが大きく伸びる」。本屋大賞実行委員会理事長で「本の雑誌」編集発行人の浜本茂氏はそう話す。 なぜこの賞がこれほどの存在感を持つようになったのか。スタートは2004年。選考委員が協議して決める従来の文学賞と異なり、書店員による投票方式を取り入れた。書店員が「いちばん売りたい本」を選ぶという同賞のコンセプトは、偉い選考委員のお墨付きより、等身大のお薦めを求める今の読者のニーズにぴたりとはまったのだ。 「本の賞」なぜ活況 「お墨付き」より「お薦め」の時代 筆者はこれまでビジネス書16冊を執筆する機会に恵まれ、フアンからの応援もあって、紙・電子合わせて約10万部の実績を残すことが出来ました。厚く御礼申し上げます。 ただ、お
Potage代表 コミュニティ・アクセラレーター 河原あずさです。コミュニティづくりの専門家で、プロのファシリテーターです。 僕は、対話をデザインするプロとして、思考整理を促すファシリテーションや1on1コーチングを手がけています。様々なクライアントと向き合い、彼・彼女らが新たな気づきを得られるような対話を作り上げています。「THE MODERATORS & FACILITATORS」(モデファシ)というオンラインスクールで、対話をデザインする「ファシリテーター」の育成も行っています。 対話構築スキル=ファシリテーション力を鍛えるオンラインコミュニティスクール「モデファシ」次の期は6月開講予定です!受講生大募集中です! そのスキルを活かし、1on1の対話テクニックについても企業研修でお伝えしています。様々な企業で1on1の実施が広がってきているものの、マネジメント層の方々がその方法を理解で
Potage代表 コミュニティ・アクセラレーター河原あずさです。対話を通じた気づきを促す「ファシリテーション」をお仕事の1つにしています。 さて、先日「ナラティブ・インタビュー」という弊社独自メソッドによるコーチングサービスで、ハラダさんというビジネスパーソンとの1on1の対話を行いました。 無事、ハラダさんの次のステップにつながる言語化ができて3時間のセッションは修了したのですが、そのハラダさんから「ナラティブ・インタビューを通じて、あずさんの質問力の高さに驚きました。どうやってその質問を繰り出せるようになったのか、その秘訣を教えてください。」という質問を後日いただきました。 ナラティブ・インタビューとは、その人の価値観を深く掘り下げて言語化し、自分の人生や働き方の軸を特定していくプロセスのサービスです。ハラダさんはこのサービスを受ける過程で、僕の質問力にとても驚き、なぜそのような精度高
マーケティングの仕事をして、もう17年経つ。 しかし今だに自分のことを「マーケティングができる人」と思うことができない。そのくらいマーケティングは難しいし、奥が深いし、「正直、やってみないとわからない」ことも多い。 そんなマーケティングの仕事で、ずっと引っかかっていることがある。 それが「ペルソナ」だ。 マーケティングの世界では頻出ワードであるこの「ペルソナ」。 簡単にいえば「商品やサービスのユーザー像」のこと。 似たような表現で「ターゲット」もあるが、このターゲットの解像度を上げたのが「ペルソナ」になる。 ちなみにターゲットという表現に対して、最近は「軍事用語を使うべきではない」という指摘もある。 さて、そんなペルソナだが、マーケティングの世界ではやたらと細かく設定する。 ・どんな家族構成の人か ・どんな仕事をしている人か ・どのエリアに住んでいる人か ・どんな雑誌を読んでいる人か ・世
日本の世帯年収の中央値は437万円(2019年 国民生活基礎調査の概況|厚生労働省)なので、世帯年収の中央値は日本の2倍を超えたともいえそうです。 シンガポールでは共働きがスタンダードで、子供の勉強が本格的になる小中学生の頃に専業主婦率が高くなるようです。中野円佳著『教育大国シンガポール: 日本は何を学べるか』(光文社新書)によると、日本のようなM字カーブは見られずに、子供の学齢期にカーブが下がるキリン型になっているということです。 シンガポールでのフルタイムの月収の中央値は2022年は約50万円(5070シンガポールドル 社会保険料の企業負担込)で、2012年の3480シンガポールドルから1.5倍弱上昇したことになります(MOM)。これに対して日本の賃金の中央値は399万円で、約20年間でほとんど伸びていないのです。 中華系の家庭では夫婦が共働きでフルタイムで働き、祖父母やメイドが子供の
最近は、新しいサービス開発プロジェクトに関わる際は、Amazonを参考にしています。Amazonにはなることは難しいですが、Amazonの顧客中心に考える文化は徹底的にマネしたいと思っています。 Amazonの顧客中心に考える文化と方法とは何なのか? こちらの記事に詳しく書かれています。 世界で最も顧客志向の企業を目指すAmazon アマゾンが多様な業界に持ち込もうとしているマーケティングモデルとは何か。それは「顧客とのつながりを基点としたマーケティングモデル」である。 (中略) また彼らはある商品・サービスを開発する際に、それをPR原稿に落とし込んで、具体的にリリースされた際のイメージを確認するという行為を取っている。これは仮想のリリースがどれだけリアリティーのあるものなのかを、顧客価値の視点から徹底的に吟味しているのだ。 つまり彼らが常に問うていることは、「顧客にとってどんな価値がある
戦争なんて大抵は誰だって嫌だろう。殺されたくないし、誰かを殺したくもないだろう。しかし、今もなお世界のどこかで戦争が続いている。それは、戦争を自己の目的の手段として活用したい人間がいつの時代にも一定数存在するからだ。 戦争をはじめる為政者は必ずこの決め台詞をいう。「私は平和を願ってきた」と。「しかし、その平和を脅かす者が現れた以上、私たちは私たち自身を守るために立ち上がらなければならないのだ」と。 戦争が始まるまで「戦争反対」を唱えていた新聞だって、掌返しで戦争メディアに様変わりする。なぜなら、そうした方が儲かるからだ。日本でも先の戦争でほぼすべての新聞がそうなっている。 「死の商人」と呼ばれる武器を扱う会社も戦争を欲している。ちなみに、デュポンという会社は火薬の製造で、第一次大戦~第二次大戦にかけて大儲けした。石油王のロックフェラーもそうだ。金融王のJ.P.モルガンは、戦争のたびに敵味方
コロナで大人の学び直し市場は盛り上がった。改めて自身の存在理由を問い直す人が増えたからだろう。作家の井上ひさし氏の名言のごとく「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく……」はコンテンツマーケティングの極意だろう。 「コンテンツ」って何だろう?私だけかもしれませんが、コンテンツと聞くとSEO対策がバッチリ効いた「いかがでしたか?」系記事を真っ先に思い浮かべます。 しかし、本来の意味合いはもっと広い。ロングマン現代英英辞典でContentについて調べると、以下のような意味があると分かりました。 ①何かに含まれる物質の量、特に食べ物や飲み物に含まれる量 ②スピーチ、文章、映画、映像など情報に含まれるアイデア、事実、または意見 ③ウェブサイトに含まれる情報(そのウェブサイトを機能させるソフトウェアから切り離して考えること) ロングマン現代英英辞典「いかがでしたか?」系記事は③の一部を指して
Z世代は、SNSネイティブ世代。生まれたころからインターネットがあり、学生でもスマホを持っているのが普通です。 また、Z世代は複数のSNSを目的に合わせて使い分けるのが当たり前。 トレンドのお店が知りたいならTikTok、旅先のカフェを調べるならInstagram、営業時間を調べるならGoogle Mapなど、さまざまな媒体を横断して使うことで、日々情報を得ています。 今回はZ世代の目線から見たSNS事情と、今後流行ると予想する「新SNS」についてお話しします。 Z世代はSNSをこう使う!SNSの使い方の特徴世界中で利用されている、Twitter・Instagram・TikTokですが、この3大SNSにはZ世代ならではの使い方があります。 ・Twitter TwitterはテキストベースのSNS。多くのユーザーといいねやRT、リプによって繋がることができます。良くも悪くもリプを通じて知らな
はじめにLayerXの代表をしています福島と申します。本日はLLM(Large Language Model, 大規模言語モデル)について、なぜ大事なのか?経営者の視点でどうこの波を考えればいいのかについてです。 LLMが今非常に話題になっています。ChatGPTの裏側もこのLLMからできていると言えばわかりやすいでしょうか。 私は現在、LayerXという会社を経営しております。LayerXでも多分に漏れず、LLMに対するものすごいワクワクと、この波に対応しないと会社が消えてなくなるという強い危機感を抱いています。 私自身が元機械学習エンジニア、現在現役の経営者というキャリアを歩んできました。その立場から、なるべくわかりやすく、LLMの波というものを経営者がどう捉えるべきか、どう波を乗りこなすべきかの一助となればと思い筆を取っています。(機械学習のプロの方からすると、おいおいそれは単純化し
今月のnoteビジネスと、日経COMEMOの共同執筆テーマは #仕事の心がけ とのこと。 そういえば先日、後輩からこんなことを言われた。 「昔、小島さんが『こういう風にメールを書いてくれる人は神!』って言っていた習慣あったじゃないですか?あれを聞いてから、私も心がけているんですよ」 発言した記憶は曖昧だったが、聞いてみると確かに言ったような気がした。 その習慣とは本当に些細なもので「日程には曜日を添える」というものだった。 クリエーティブの業界ではよく「神は細部(ディテール)に宿る」というセリフが使われるが、ビジネス全般でも同じことが言えるのかもしれない。 そこで今日は「こんなビジネスパーソンは推せる」として、僕が好きな習慣について書いてみる。 ■日程と曜日のダブルチェックまずは先ほどのコチラ。 カレンダーの共有をしていない場合、日程や時間の表記はミスが起こりやすい。 「あれ、明日じゃなか
「御社は、テレワークはされているのですか?」と、必ず就活の学生に訊かれますと企業の人事採用担当者。テレワークのあるなし、テレワークをしていると言ったら出社は週何日ですか?と訊かれれます。コロナ禍でオンライン講義を経験した「コロナ禍」大学生が就活している 1.テレワークで、噴出していること戦後最大の仕事の変革が進んでいるーテレワーク・リモートワークをそう思っている人と思っていない人がいる。ポジティブに取り組んでいる人とネガティブに取り組んでいる人がいる。在宅勤務から、テレワーク、リモートワークは、会社への影響や人への影響のみならず、社会・生活に幅広く、深く影響を与えつつある。もうすでに、社会を大きく変えている テレワークは、自分の生活パターンに合わせて、仕事をしたり、家事をしたり、仕事のパートナーの都合にあわせて、仕事を自由にすることができる それは、その人にとってはいいことだけど、仕事をし
営業の仕組みづくりにまず成功したのは米国だった。東京と異なり、米国は広大だ。かつては、米国でもリード(見込み客)の獲得から受注までを営業が担当していたが、営業が製品を持ってまだ製品の存在さえ知らない顧客を求めて国中を飛び回るのはあまりに効率が悪い。 まず、リードの獲得という役割をマーケティング部が担うようになった。すると、マーケティングが持ってきたリードがゆるい、商談に結びつかないと営業が文句を言うようになる。 だから、マーケと営業の間にインサイドセールスという役割の部署がおかれた。リードを商談につなげるように製品やサービスの効用を知らせ、顧客の興味を喚起する役割だ。リード作りをマーケティングが、商談作りをインサイドセールスが、提案や契約を営業が担うようにした。 「分業」のメリット、デメリット「THE MODEL」の本質は、生産性向上を目的とした営業プロセスの分業だと筆者は考えています。一
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