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はじめに こんにちは。BASEのデータ分析チーム(Data Strategy Team)で不正対策を行ったり、機械学習モデルを触ったりしている竹内です。 先日チーム内の論文読み会でニューラルネットを用いた画像合成によるバーチャル試着技術というトピックに触れる機会があったので、その最近のトレンドについて改めてブログという形でまとめてみました。 バーチャル試着は画像生成モデルの実用的なユースケースの一つとして今現在データセットの拡充やアーキテクチャの検証が進んでいる分野の一つであり、個人的には非常にアツいトピックだと感じています。 バーチャル試着とは バーチャル試着(Virtual Try On)とは、ある人物がある衣服を着用した状態を画像や3Dモデルなどの情報をもとに仮想的に実現し、どのように見えるか可視化する技術のことです。 ネットショップの普及により、店頭に出向かずともPCやスマートフォ
ごあいさつ はじめましての人ははじめまして、こんにちは!BASE BANK Divisionのフロントエンドエンジニアのがっちゃん( @gatchan0807 )です。 今回は、ここ数ヶ月の間にOIDC(OpenID Connect)という技術を使った開発を複数行い、この技術の概観を理解することができたので、OIDCの技術概要に触れつつBASE BANKの中でどのように使ったのかをご紹介しようと思います。 OIDCとは何なのか このパートでは、まずOIDCという技術について概要を紹介します。いくつかのWebページに記載されていた内容を参考にしてまとめさせて頂いているので、記事の最後に参照元のリンクを記載しておきます。 また、OIDCをはじめとした認証・認可の仕組みには様々な用語があり、自分自身も「調べれば調べるほど知らない用語が増えて、どんどんわからなくなってきた…」という経験をしたので、
はじめに こんにちは、バックエンドエンジニアの@zawaです。 私は入社以来、1年ほどショップオリジナルの「メンバーシップ」(会員制度)を開設できる「メンバーシップApp」の開発に携わってきました。 少し前になりますが、2024年2月末にメンバーシップAppの特典交換機能をリリースしました。 リリース内容の詳細はぜひこちらをご覧ください! baseu.jp メンバーシップAppは、モジュラーモノリスのアーキテクチャ上に構築しており、モジュール内部ではドメイン駆動設計(以下、DDD)を採用しています。 先日公開された動画の中でも紹介していますので、ご興味がある方は是非ご覧ください。 【前編】クリーンアーキテクチャの柔軟性を生かしたメンバーシップAppの開発の道筋 - YouTube 【後編】クリーンアーキテクチャの柔軟性を生かしたメンバーシップAppの開発の道筋 - YouTube 本記事で
こんにちは。BASE BANKの02 (@cocoeyes02)です。 2024/04/13(土)に開催されたPHPカンファレンス小田原 2024に登壇してきました。今回の記事では登壇についてのコメントと、会場の様子についてお届けします! 今回のセッション LT最後のトリを務めました!もともと地元が小田原に近く、今回のカンファレンスでは「小田原っこ」枠での登壇となりました! speakerdeck.com PHP8.2 / 8.3の新機能である Random\Randomizer クラスについて、時間がゆるす限りコードや実行結果とあわせて、ひたすらユースケースを話しました! 今回のトークで、かなり Random\Randomizer クラスへの理解が深まりました。プロダクトコードやOSSライブラリで使用しているPHPのバージョンによっては、Random\Randomizer クラスを使った
こんにちは。BASE株式会社の開発担当役員、かつ、子会社でPAY.JPを提供するPAY株式会社の取締役をしている藤川です。 JTC(Japanese Traditional Company)などと呼ばれたりする主に日本の歴史ある大企業のDX化の文脈において、バイモーダルITという考え方があります。JTCたる既存の大企業は、SIerが構築した基幹システムをITの根幹として事業を運営していましたが、昨今叫ばれるDXの取り組みにおいて、本業における顧客接点以外にITシステムでも顧客接点を実現していくための組織を整理する手段としてバイモーダルITという考え方を使うことができます。 考え方として、SoR(System of Record)と呼ばれるデータを記録することに重きを置く既存の基幹システムと、SoE(System of Engagement)と呼ばれるエンドユーザとの結びつきを実現するための
はじめに こんにちは。BASEでバックエンドエンジニアとして働いているオリバ(@toshi-oliver)と申します。 普段は、BASEの発送を簡略できるかんたん発送Appの機能拡張に従事しております。 BASEに入社してバックエンドエンジニアに転向してから約1年3ヶ月ほど経ち、PHP、オブジェクト指向、DDDやクリーンアーキテクチャなど様々な分野を学んできました これらの分野に大きく関わるイベント「Object-Oriented Conference 2024」が、2024年3月24日(日)にコロナ禍を経て約4年ぶりにお茶の水女子大学にて開催されました。4年前に参加したかったのですが都合が悪く参加できず、今回満を持して参加することができました。 Object-Oriented Conference 2024とは プログラミング言語の縛りを超えて、オブジェクト指向に関連するセッションが集ま
はじめに こんにちは。 Feature Dev1 グループでマネージャーをしている髙嶋です。 突然ですが、サービス運営するうえでユーザーからのお問い合わせ対応を無視することはできません。 そしていかに迅速かつ適切な内容で回答できるかどうかは、どこまでいってもゴールのない永遠の課題と言えるものでしょう。 ネットショップ作成サービス BASE に関するお問い合わせ対応についての運用に直近変化があったため、その経緯と効果(はある意味これからでもありますが)を共有させていただきたいと思います。 サマリとしては、概ね以下のような内容となります。 お問い合わせ対応のうち、技術的な観点が要求されるものはエンジニアに対して調査依頼がきます BASE では特定の部署が対応する形ではなく、開発組織横断で対応にあたっています 具体的には通称 cs_q というチャンネルに調査依頼がくるので、基本的には依頼がなされ
こんにちは、NEW Dept/Pay ID Dev/Web Backendエンジニアをしている金子です。普段はPay IDに関するバックエンド周りの開発をしています。 3/14, 3/15の2日間に渡って開催されたAWS JumpStart 2024にBASEから4名のエンジニアが参加しました。普段はバックエンドを中心に業務しているエンジニアが、AWSの主要サービスを学び、アーキテクチャの検討をする貴重な経験ができましたので、感想を交えつつレポートしていきます。 AWS JumpStartとは AWS JumpStartは、新卒を含むAWS初学者のエンジニアを対象とした、クラウドネイティブなテックリード人材を育成するための第一歩となる実践的な研修プログラムです。事前学習用動画と2日間の集中的なワークショップを通して、皆様が自走できる状態までシステムアーキテクチャ設計やAWSの理解度を一気に
はじめに こんにちは!Data Platformチームでデータエンジニアとして働いている @shota.imazeki です。 分析基盤の構築・運用などの側面から社内のデータ活用の促進を行っています。 BASEではAurora MySQLにあるデータをEmbulkを用いてBigQueryに連携しています。BigQueryへ連携されたデータは分析基盤としてLookerなどを通して社内利用されています。 このデータ連携処理にはいくつかの課題があり、それを解決するためにEmbulkからAurora S3 Export機能を用いた連携処理に切り替えることにしましたので、それについて紹介していきたいと思います。 ※この切り替えについては現状、試験的に一部のDBのみの切り替えとなっていますが、運用上の大きな課題が出てこなければ徐々に切り替えていく予定です。 切替前のデータ連携処理 先述した通り、BAS
2024/03/07(木)~2024/03/09(土)に開催された PHPerKaigi 2024 にて、BASE株式会社から2名のメンバーが登壇しました! 登壇者 2 名からコメントと、会場の様子やセッションについてお届けします! 登壇者のコメント Futoshi Endo (@Fendo181) speakerdeck.com BASEでバックエンドエンジニアをしています、遠藤です。 2日目に「PHP8の機能を使って堅牢にコードを書く」というタイトルで発表させて頂きました。 業務でもPHPを書いているのですが、PHP8で提供されている機能は使ってより堅牢に書くにはどうすればいいのか? が気になってそこから実際に業務を通じて得た経験だったり、自分で調べた内容をまとめて発表しました。 個人的には「堅牢」という壮大なテーマを選んでしまった事に若干後悔もしたのですが、資料を作るにあたって、t
こんにちは、BASE BANK Divisionで事業責任者をしている柳川と申します。 今回はROSCAさん主催のROSCAFE TECH NIGHT #5で登壇させていただきました。 その登壇記録とレポートです。 rosca.connpass.com 柳川の登壇内容 イベントタイトルに反し、僕はCTOではないのに登壇させてもらうという若干の出オチ感のある登場でしたが、元気に発表させていただきました。 内容的に若干浮くかなとおもったんですが、今回参加者の選定がマッチしたのか、意外にも同系統の発表が並びました。 発表スライドは以下になります。 speakerdeck.com 発表の趣旨は、エンジニアのキャリアパスには事業責任者もあるよという話です。 僕のキャリアパスとしてはエンジニア→PdM→事業責任者なのですが、 なんでそのようなキャリアパスを辿ったのだろうかと考えていた時に以下のようなつ
こんにちは。 BASEの ProductDevでエンジニアをしています、遠藤(@Fendo181)です。 今回、2024年2月11日に開催された「PHPカンファレンス関西2024」にコアスタッフとして参加してきました! 2024.kphpug.jp 2018年から6年越しに開催された「PHPカンファレンス関西2024」でしたが無事に開催できました。蓋を開けてみれば431名という多くの方が参加された大きなイベントだったと思います。 この記事ではそんな「PHPカンファレンス関西2024」にコアスタッフとして参加した背景や、自分の役割や、コアスタッフを経験して思ったことなどをまとめてみようと思います。 また、この記事をきっかけにコアスタッフでなくても、なんらかの技術コミュニティに参加するきっかけになれば幸いです。 コアスタッフに参加しようと思ったきっかけについて 「PHPカンファレンス関西202
こんにちは!BASEでエンジニアをしている竹本です。 2/10(土)に広島国際会議場で開催されたYAPC::Hiroshima 2024 に参加してきたので、当日聞くことができたセッションの感想をイベントレポートとしてお届けします。 会場の様子 BASE はYAPC:Hiroshima 2024にプラチナスポンサーとして協賛していました。 協賛の背景については以下の記事をご覧ください。 YAPC::Hiroshima 2024にBASE がPlatinumスポンサーとして協賛します 印象に残ったセッション 経営・意志・エンジニアリング キャリアの初めから12年間CTOという役割を担っていた松本さんが、ソフトウェア開発の延長にある経営というテーマで発表されていました。 経営者というtech lead とも Engineering Managerとも向きの違う役割のあり方とそれがエンジニアリン
CTOの川口 (id:dmnlk) です。 これはBASE Advent Calendar25日目の記事です。 今年も僕は立候補してないのに勝手に日程が組み込まれてました。毎年書いてくれるメンバーが増えていってくれているのになぜ。 CTOについて 自分は2019年からBASE株式会社のCTOをやっています。 気づいたら4年近くやっていることになっていて驚いています。 たまに社外のエンジニアの方とお会いするとCTOになるにはどうすればいいかということを聞かれることがあります。 僕個人のサンプルではありますが、少し書いてみようかと思います。 なぜCTOが必要なのか 必ずしもCTOが必要なのでしょうか。 これに関しては僕は必要であると考えます。 自分がWeb企業にいるという前提条件はありますが、システムやテクノロジーが非常に重要な市場優位性となります。 ただプロダクト開発をするだけでなく最新の技
はじめに この記事はBASE アドベントカレンダー 2023の22日目の記事です。 こんにちは。 Communication Design Groupデザイナーの藤井です。 プロダクトをはじめ、LP、メール、またイベントや営業資料など、直接間接を問わずBASEのテキストコミュニケーション全般のユーザー体験を向上させる、UXライティング/コピーライティングを担当しています。 「テキストコミュニケーションをデザインする」をキーワードに、テキスト版デザインシステムを構築・運用し、あらゆるタッチポイントにおいて、ターゲット・目的・ゴールにもっとも最適化されたテキスト体験を設計、デザインしています。 テキスト品質担保施策の実施から見えてきた、次の課題 これまで、トーンオブボイスを策定したり、ガイドラインを構築したり、テキスト入力支援ツールを開発したりと、テキストの品質を担保するためのさまざまな取り組
この記事はBASE アドベントカレンダー 2023の24日目の記事です。 基盤グループ エンジニアの田中 (@tenkoma) です。 2023年5月から8月にかけて、書籍「単体テストの考え方/使い方」の読書会を社内有志でしました。 読書会の様子や感想をまとめます。 書籍「単体テストの考え方/使い方」について 単体テストの考え方/使い方 プロジェクトの持続可能な成長を実現するための戦略 | マイナビブックス 単体テストの考え方/使い方 プロジェクトの持続可能な成長を実現するための戦略 | 達人出版会 2022年12月に出版されました。 2020年1月に出版されたUnit Testing Principles, Practices, and Patterns (Manning)の翻訳書です。 単体テストについて定義し、その価値を最大限に高めるための方法について解説されています。 書籍への期待
はじめに この記事はBASE Advent Calendar 2023の23日目の記事です。 こんにちは、BASE株式会社のBASE BANK Divisionというチームでエンジニアをしている大垣(@re_yuzuy)です! 今日で20歳になりました。 今年はインターンから正社員になったり、1人暮らしを始めてみたり、色々と新しいことを始められた1年だったかなと思っています。 その中でも印象に残っているのは、BASEのエンジニアインターン採用を再開できたことです。 この記事ではインターン採用を再開しようと思った理由やインターンの概要などについて書いていきます。 インターン採用を再開しようと思った理由 前提としてBASEにおけるエンジニアインターン採用は僕が入社した2021年2月ごろから閉じられており、記憶の限りでは僕が最後のエンジニアインターンでした。 僕が正社員になった現在、BASEには
はじめに 本記事はBASE アドベントカレンダー 2023の22日目の記事です。 おはようございます、こんにちは、こんばんは。 BASE BANK DivisionでPMM(Product Marketing Manager)を務める@usui_daisukeと申します。 記事タイトルは『ぼくらが旅に出る理由』をオマージュしました。服とお酒と音楽が好きな人間です。 私が所属しているBASE BANKとは、BASEの中でもショップオーナーさん向けの金融系プロダクトを担当するチームで、私は「振込申請」というショップの売上金を引き出す機能を担当しています。 今回は、だいぶ世の中に浸透してきた気はしつつ*1、まだまだイメージが付きづらいであろうPMMという職種が何をやっているのか?私がなにを面白いと思ってPMMをやっているのか?をお話できればと思います。 *1 過去5年間の「PMM」に対する検索ト
本記事はBASEアドベントカレンダー2023の21日目の記事です。 はじめに こんにちは、BASE BANK Division(以降BASE BANKと略記)にて振込申請周りの開発を担当しているumiです。 全く畑違いのところから行き着いた前職のWeb制作会社から転職し、BASE BANKにてWeb開発を行うようになり1年とちょっと経ちました。Web開発エンジニア歴は浅いですが、エンジニアという領域に閉じず、他職種と積極的にコラボレーションしながら、プロダクトの開発を行なっています。 突然コラボレーションと表現しましたが、BASE BANK Devでは「ショップオーナーに対する直接の価値提供」「社内外様々なステークホルダーに対する価値提供」のためにコラボレーションすることを2023年の行動指針にしており、その一例として、振込申請における振込先口座名義の訂正に対する改善を取り上げようというの
この記事はBASE Advent Calendar 2023の20日目の記事です。 こんにちは!BASE BANK Divisionでエンジニアをしている大津(@cocoeyes02)です。 今回は社内公募制度と、社内公募制度を使ってBASE BANK Divisionにジョインした人たちの声をお届けします! 社内公募制度とは? 社内公募制度とは、社内で求人の募集をしている部署に、社員が自ら部署への異動に応募することができる制度です。この制度は、組織の活性化や、社員の主体的なキャリア形成を目的として誕生しました。 社内公募制度は、求人の募集を終了しない限りは基本的に通年で応募できます。よくある選考フローとしては 書類選考 面接 現所属部署の直上長のリファレンスチェック 最終面接 オファー面談 と、リファレンスチェックを書く人が上長になる点を除けば、社外から求人に応募した人の選考フローと同じ
はじめに この記事はBASE Advent Calendar 2023の19日目の記事です。 こんにちは!Data Strategyチーム(以下、DSチーム)でデータエンジニア兼データアナリストの @shota.imazeki です。 今回は全社的なデータ活用を推し進めていくために、いくつかの施策を行ってみたので、それらを紹介していきます。その際に上手くいかなかった点やこうすればよかった点なども紹介していきます。「データを整備したけど使ってくれない」といった課題に直面している方々の参考になれば嬉しいです。 結果 まず最初に結果から話していきます。以下のグラフはBASEで使用しているLookerというBIツールのMAU(月次アクティブユーザー)です。昨年の同時期に比べて利用者数が1.5倍以上伸びています! Looker アクティブユーザー数の推移 「ユーザー数が増えただけでは?」という声も聞
この記事は BASE Advent Calendar 2023 の18日目の記事です。 Pay ID Appグループの北川です。ショッピングアプリ「Pay ID」の開発チームでエンジニアリングマネージャーを担当しています。 iOSアプリ開発で依存管理に使っている Mint のバージョンアップデートを GitHub Actions を使って自動化した話をします。 Mint とは Mint は Swift 製のライブラリのパッケージマネージャです。 https://github.com/yonaskolb/Mint 私たちのiOSアプリのプロジェクトでは、以下のようなビルドツール系のライブラリの依存管理に1年ほど利用しています(アプリ本体の依存管理には Swift Package Manager を使っています)。 SwiftLint Mockolo IBLinter SwiftFormat
この記事は BASE Advent Calendar 2023 の18日目の記事です。 はじめに こんにちは、Pay IDアプリ開発チームでエンジニアをしている小林(@eijenson)です。 ショッピングアプリ「Pay ID」のAndroid版アプリの開発を担当しています。 本アプリでは一部機能でWebViewを使って実装しています。 そこで少し厄介だった仕様とそれをどう実装したかを紹介していこうと思います。 使用言語/ライブラリのバージョン Kotlin 1.7.10 Jetpack Compose BOM 2023.06.01 今回の画面設計 よくあるMVVMの設計です。 UIはJetpack Composeで書かれています。 WebViewに関してはJetpack Composeでは用意されていないので、AndroidViewを使ってWebViewクラスをCompose内に定義して
はじめに 本記事は BASE Advent Calendar 2023 の17日目の記事です。 こんにちはPay IDでフロントエンドエンジニアをしているnojiです。普段はあと払い(Pay ID)に関するフロントエンド周りの開発をメインに行っています。 payid.jp 11月6日にあと払い(Pay ID)は口座振替機能をリリースしました。これにより、今まではあと払い(Pay ID)を利用した翌月に、コンビニに支払いに行く必要がありましたが、金融機関口座を登録することでコンビニに行かずに手数料無料で自動で引き落とされるような支払い方法を選べるようになりました。 (https://payid.jp/atobaraiより) 口座振替登録時には以下のような画面を経て、金融機関のページに遷移し、金融機関と連携をする必要があります。 自分は口座振替機能におけるアプリでの口座申込画面の開発をWebV
はじめに この記事はBASEアドベントカレンダー2023の16日目の記事です。 こんにちは! Cart DevチームでBackendエンジニアをしている @endu です。 気づけば入社してからそろそろ1年が経ちます。 この1年をふりかえると、最初のオンボーディング期間を経てはひたすらに、既存コードを読んでは仕様を把握してコードを書く1年だったかなと思います。 今回は既存コードを理解するにあたっての、ドメイン知識を素早くキャッチアップする事 に焦点をあてて、自分が心がけている事をご紹介できればと思います。 ドメイン知識とはなにか? ここで話す「ドメイン知識」についてですが、調べてみると以下のように定義されています。 ドメイン知識(英: Domain knowledge)または領域知識は、はっきり限定された、ある専門分野に特化した分野の知識であり、一般知識またはドメイン独立の知識と対比される
本記事は BASE アドベントカレンダー 2023 の15日目の記事です。 はじめに こんにちは。BASEのデータ分析チーム(Data Strategy Team)で不正対策を行ったり、機械学習を触ったりしている竹内です。 ChatGPT(GPT-3.5 Turbo)が2022年の11月に公開されてから、だいたい1年以上が経ったことになります。 そしてこの1年近くでChatGPTに匹敵する多数のLLMの公開や国産LLM作成の動き、拡散モデルを主軸とした画像生成AIの台頭など様々なムーブメントがあり、それを経て「生成AI」という単語は2023年の流行語大賞に選ばれるほど人口に膾炙する結果となりました。 生成AI、特にChatGPTをはじめとする対話用にチューニングされた大規模言語モデル(以下チャットLLMと表記します。)の実応用という面に関していうと、人の代わりに文章を作成させたり、知りたい
はじめに 本記事はBASE アドベントカレンダー 2023の14日目の記事です。 こんにちは!NEW Dept/Pay ID Dev/Web Backendエンジニアをしている@zanです。 主にPay IDの機能開発を担当しています。 SMS OTPで用いられるメッセージの形式を題材に、 どのような経緯で形式が決まったかを調べてみました。(ちょっとした考古学?みたいなものです。) SMS OTPとは SMS OTPと関連技術について振り返ってみましょう。 ...と思いましたが、 過去@gatchan0807が書いた今度は「WebOTP」についてFrontend Weekly LT(社内勉強会)でお話しました に詳しく書かれているので、気になる方はご一読いただけると幸いです。 (※2021年の記事なので一部情報が古くなっている可能性があります。) 簡単に言ってしまうと SMS OTP =
こんにちは。BASE株式会社でプロダクトマネージャー(以下PdM)をやっています、船坂です。 この記事は BASE Advent Calendar 2023 の13日目の記事です。 アドベントカレンダーもあっという間に折り返し地点、12月は日が経つのがあっという間ですね。 さて、この記事では、自分が今年関わったプロジェクト(以下PJ)の中から、特に特徴のあった2つのPJ、「BASE AI アシスタント」アップデートと、インボイス制度対応についてご紹介できればと思います。 前者はBASEのAI関連機能の総称である「BASE AI アシスタント」の機能追加という整理ですが、実質的にはAIを用いて新たな可能性を探る、新機能の開発プロジェクトです。どちらかというと輝かしいプロダクト開発的な側面が目立ちます。 後者は、ECプラットフォームである「BASE」上で起こるありとあらゆる取引をインボイス制度
この記事は BASE Advent Calendar 2023 と 身の回りの困りごとを楽しく解決! by Works Human Intelligence Advent Calendar 2023 の12日目の記事です。 はじめに こんにちは、BASE BANK Division で資金調達サービス「YELL BANK」の開発を担当している Doarakko です。 BASE BANK Division については、最近社内異動制度を使用して入られた方がブログを書いてくださったので気になる方は読んでみてください。 参考:フルサイクルエンジニアリングの第一歩を進める - BASE BANKでの新たな挑戦 昨今リモートワークが増えていますが、弊社でも出社とリモートを組み合わせたハイブリッドワークとなっています。 出社頻度が少なくなったことで「オフィスに全然人がいない…」「なんだか職場が暗いな
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