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japansinks2020.com まず最初に断っておくが、僕はこの作品を「全ての日本人が見るべき」とも「見るべきではない」とも思っていない。 そもそも自分が見るべき作品なんてものは自分自身で気付いて選択して見ればいいだけだ。 お前が仮に自分の見るべきでない作品を見てしまったとして、俺は何も責任を取らない。自分が見るべき作品は自分で決めろ。人類が見るべき作品はプリティーリズムだけだ。 また、僕はそもそも湯浅監督の作品がそこそこ好きで、Netflixに最初に加入したのも『DEVILMAN crybaby』がめちゃめちゃ見たかったからという理由からだ。 devilman-crybaby.com そのあとずるずる色んなアニメやドラマを見るのにはまってしまい、これまでずっと契約を続けてきている。 なので「湯浅監督の新作が見られる」という時点で『日本沈没2020』は見るつもり満々だったし、Netf
前回:元ラノベ作家だけどシナリオライターの学校に通うことにした#5 『企画書講座④プロット編』 - Funny-Creative BLOG まとめ:scenario カテゴリーの記事一覧 - Funny-Creative BLOG お久しぶりです、幾谷正です。 このシナリオセンター日誌、実はそろそろ面倒くさくなってきたんですが、自分で言い出したことなので続けて行きたいと思います。 ただ「今回は話すこと特になかったなー」と思った日まで更新してても、読んで下さってるみなさんもつまんないと思うので、「今日は面白いことあったな」って思ったときだけ更新していくようにします(体の良いサボり) www.scenario.co.jp 前回までの「企画書講座」は一段落しまして、今回からはこちらの「シナリオ作家養成講座」に参加しています。 10/16(水)の第1回目は、有り体に言ってしまえば「この講座ではこう
ズートピア (吹替版) 発売日: 2016/08/10メディア: Prime Video 先日、ディズニーの傑作アニメ『ズートピア』が地上波で放映されました。 皆さんはもうご覧になりましたでしょうか? 僕は見るのがこれで3回目ですが、何度見ても素晴らしい映画だなあと思いました。 そして、改めてこう思いました。 「差別ってなんて素晴らしいんだろう!」……と。 え、何かおかしいこと言いましたか? 皆さんが「いやいやその感想はおかしい」と言いたい気持ちも分りますが、皆さん冷静になって考えてみてください。 だって、この世に差別があるからこそ『ズートピア』という素晴らしい作品が生まれたんじゃないですか。 ディズニーは差別が存在するおかげで儲かってる まず今更説明するまでもありませんが、『ズートピア』という作品は「あらゆる動物が一緒に暮らすズートピアという架空の街で巻き起こる、肉食動物と草食動物の間に
はじめに こんにちワンダフル。幾谷正です。 前回は気に入らない作家のAmazonレビューを好き放題荒らす方法をお伝えしましたが、今回はTwitterで気に入らない人間をノーコストで簡単に凍結させられる方法をお伝えします。 なんだか我ながらめちゃめちゃガラの悪いブログになってますね……。 note.com と言っても具体的な方法に関しては、こちらの森さんのブログで紹介されているので、詳しくはこちらをご覧下さい。 僕も先日、この記事を見て「こんな簡単な方法で凍結させられるなんておっそろしい話もあったもんやなあ」ってビックリしてたんですが はい。ものの見事に同じ手口でやられました。 hbol.jp 既にあちこちでニュースにもなってるのでご存知の方も多いと思いますが、同じ手口でかなりの人数の方がアカウント凍結に合っています。 僕はなぜかアカウントロックだけで済んだのですが、Twitterから「お前
簡単にあらましを説明すると、「SNSで宣伝のためと思っていろいろと発言をしまくっていた結果失言をしてしまい、アンチに目をつけられてAmazonのレビューを荒らされる」という状況に陥ってます。 該当の商品ページはこちら アーマードール・アライブ Ⅰ 〜死せる英雄と虚飾の悪魔〜 ちなみにこちらが半年前に取ったキャプチャーですが、たった2件しかレビュー投稿のない状態でした。 それが作品の商品ページが、作者の失言をきっかけとして荒らされた結果が次の状態です。 もちろん自分もSNS上でかなりの暴言や失言があったことについては認めますし、反省もしています。 また前回みたいに二次創作をボコボコに叩く記事を書いて炎上したこともあったりして、いろんな厄介な人たちに目を付けられやすいのも十分承知しています。 funny-creative.hatenablog.com ただ、「荒らされたくなければSNSでの宣伝
funny-creative.hatenablog.com 先日投稿したこちらの記事が僕の想像してた以上に読まれまくって、あっちこっちで爆発や炎上や論争が起き、なぜか僕の記事を拡散した人がオタクに叩かれまくってアカウントを消してしまうとか、まあだいぶ世紀末なことになってしまいました。 こんにちは、幾谷です。僕は悪くない。 こんにちは。当人です。 コメント後半は、 ”一次創作で頑張ろうとする人間の邪魔をすることにも繋がります。” ”同人ストアに出せば二次創作の方が売り上げは伸びる。” について補足したものであり、ツイートの主張の補強に用いられるのは意図したものではありませんhttps://t.co/3803h6Wg9A— 仲💮村 (@natukusa) 2020年1月7日 そんな中、Twitterでこんなメッセージをいただき、その方が書いたこちらの記事に目を通してみました。 note.co
前回:元ラノベ作家だけどシナリオライターの学校に通うことにした#7 『シナリオ作家養成講座②』 - Funny-Creative BLOG まとめ:scenario カテゴリーの記事一覧 - Funny-Creative BLOG シナリオとは例えるなら「愛」という言葉を使わずに愛を伝えることです。 いきなり結論から入ってしまって恐縮ですが幾谷です。 10月からの3ヶ月間、これまで計10回講座に出席して10本ほど課題のシナリオを作ってきました。 そのなかで、「シナリオという媒体は何を求められているのか」「小説とどんなルールの違いがあるのか」と考えていて、たどり着いたのがこの結論です。 まあ実を言うと3回目の課題をやってるあたりで「あ、そういうことね」って気が付いたんですが。 例として、第3回目の講義で書いた課題のシナリオを例に話をします。 お題は「迷っている人」で、枚数は原稿用紙3枚。タイ
みなさんがこのブログを読んでいるということは、僕はもう、この世に生き恥をさらしまくって社会的に死んだあとでしょう。 明けましておめでとうございます、幾谷正です。 実はご存知の方も多いと思いますが、あのAbema Primeに生放送で出演することが決まりました。 2020年1/6(月)に年明け1回目の放送で「二次創作の是非」という特集がありまして、そちらに同人作家の代表として意見を言わせていただく段取りです。 2020.01.07追記 abema.tv 出演した動画はこちら。見逃し視聴も一週間ぐらいできるみたいです。 追記ここまで このエントリーは出演前の年末に書いていて、出演後に公開するつもりです。 実は出演にあたって色々と言いたいことは考えているんですが、時間の都合上、用意してきたことの半分も喋れないかもと思ってます。 そこで今回は、出演前の今の自分が考えている「喋りたいこと」を先にまと
ja.wikipedia.org 「創作をやったことがない人は知らないかも知れないけど、小説を100万文字書くよりガソリンをまいて燃やす方が簡単なんですよ」 先日の京アニの放火事件を受けて僕はこのようなツイートをTwitterに投稿したところ、色んな人に不謹慎だと怒られたりテロ擁護だと叩かれたりしてしまいました。 このツイートが原因かは分かりませんが、その数日後、Twitterのアカウントが急に凍結されてしまい、僕は本気で「TwitterJAPANにガソリン持って乗り込んでやりたい!」と怒り狂ってしまいました。 皆さんもご存知のとおりTwitterの凍結基準は年々厳しくなる一方で、一度でも凍結を受けたことのある人間は「反省の余地無し」と見なされ以降のアカウントの作り直しが認められません。 一度丸の内にあるTwitterJAPANの本社で受付から電話越しに「どうして作り直しが認められないのか
前回:元ラノベ作家だけどシナリオライターの学校に通うことにした#1 『なぜ通うことにしたかという前説』 - Funny-Creative BLOG まとめ:scenario カテゴリーの記事一覧 - Funny-Creative BLOG 前回「シナリオライターのスクールに通うことにしました!」と前説をさせていただきましたが、本日からいよいよ通い始めました。 今回受けたのは『企画書講座』というものです。 www.scenario.co.jp ちなみに講師である柏田道夫先生は映画『武士の家計簿』の脚本を手がけた実績のある人気の高い先生で、既にシナリオセンターに通っていた友人からも「凄くいい先生だよ」と噂を聞いてました。 しかも実は僕自身、「ちょっと書き方の勉強をしとこう」と思って吉祥寺の本屋で手にとって買ってみた『シナリオの書き方』という本が、偶然にも柏田道夫先生の著書でちょっとビックリでし
こんにちは、幾谷正です。 ネット上では「打ち切られるはずだった作品を同人として継続して自力で電子出版し続けている」という経歴の元ラノベ作家ってことになってます。 セカイ系SFロボットラブコメノベル『アーマードール・アライブ』おかげ様で順調に作品は第5巻を発売しまして、第6巻も順調に執筆中です(宣伝) アーマードール・アライブ ? 〜持たざる者と嫉妬の悪魔〜 作者: FunnyCreative出版社/メーカー: ボイジャー・プレス発売日: 2019/05/24メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 公式サイトはこちら↓ armordoll-alive.funny-creative.com 「作家が自分で製本も販売も宣伝も行えば出版社とか要らんやん」という思想を発端として書き続けてきましたが、正直この試みは完全に成功していて、あとは完結まで書き続けるだけという状態です。 ただそれ
ネットには〝ほならね理論〟という言葉がある。 ほならね理論とは (ホナラネリロンとは) [単語記事] - ニコニコ大百科 詳しい解説は引用先に任せるが、簡単に言えばクリエイターや作品を発表する人間が文句を言われたとき、視聴者に対して「自分でやってみろ」と返すことをこう呼ぶそうだ。 そしてこの〝ほならね理論〟は、発言したyoutuberがネットでネタ的に扱われることもあって、発言そのものもまるで一笑に付すべきもののように扱われている。 ただ僕は正直、この「ほならね理論は悪」という決めつけが、正直なところ全く理解できない。 だってこれ、自分では何もしないで人のやることに口だけで文句つけるような連中が、自分にとって都合が悪いから必死に「悪い言葉だ」って言い張ってるだけじゃないのか? 別に僕は「お前達にはどうせできないだろう」だなんて全く思っていないし、煽るつもりは全くない。 心から本気で「その気
みなさん、今日もプラットフォームに支配されてますか? 電子書籍サークル「FunnyCreative」主催の幾谷正です。 はじめに 『小説家になろう』とかいうクソサイトは『小説家にしてもらおう』に改名しろ WIkipediaの解説を公式サイトがわりにするのやめろ 出版社は要らないけど編集はやっぱ必要 自作と言うほど作ってはない自作サイトの作り方 最後に はじめに このブログで何度かお話している『アーマードール・アライブ』の公式サイトですが、「いっそ販売までサイト内で出来るようにしてみたい」と思って色々試してたんですが、先日ようやくサイト内に作品のEPUBとPDFのデータをダウンロード購入できる販売機能を実装することに成功しました。 ショップのページはこちら 決済部分はPaypalとStripeのゲートウェイを利用して実装しているので、これらを経由してクレジットカードでの購入も可能になってます
皆さんアイドルアニメって好きですか? 僕はそこまででもないです。 自分が誰か他人に対して熱狂的になったり好きになったりできない性格なので、楽しみ方がよくわからなかったりします。 ですがそんなことを言いつつ、ときどきめちゃめちゃ好きになるアイドルアニメがあることに気づきました。 共通点を探ってみたところ、どうも僕は「アイドルよりもそのファンたち」の描写に心を掴まれてるオタクらしいのです。 自分がなにかに熱狂できないからこそ、そんな熱狂を見せてくれる名もなき彼ら彼女らに感銘し、その感情を追体験することでアイドルのこともまた好きになっていくわけなのです。 考えてみればアイドルという存在を描く上で、アイドルをアイドルたらしめる不安の存在は置き去りにできません。 バーフバリ王が民からの信頼と忠誠を集めるからこそ王であるのと同じです。 そんなわけで、この癖(へき)に気づいたきっかけである「このアイドル
ちかごろtwitterで二次創作の規制に関する議論が、当の同人作者そっちのけで毎日過熱しているが、僕も一次創作やってる人間としてちょくちょく首を突っ込んで要らんことをよく言っている。 その中でふと気付いたのだが、「公式は二次創作の存在を黙認している」「法的には違法だがただちに損害を与えるものではない」というのが、容認派がよく口にする言葉だ。 考えてみればおかしな話で、どうして「問題がないものを著作権は違法としているのか」という疑問が沸き立ってくる。 二次創作を禁止する法律を著作権からなくして、誰でも自由に二次創作ができるようにすれば、問題も最初から起こらない。 どうしてそうならないのか、そうすべきではないのか、という視点から二次創作にまつわる話を個人的に調べてまとめてみた。 キャラクターの使用権利について まず「二次創作が違法として裁判沙汰になった事例はない」という勘違いがよく見られるので
お久しぶりです、幾谷正です。 『アーマードール・アライブ第5巻』の原稿も予定より大幅に遅れてはいますが順調に進んでいます(?) 詳しい進捗は公式サイトの方で公開しているので、よければそちらもご覧下さい。 【報告】アーマードール・アライブ第5巻の進捗報告 | | FunnyCreative 弊サークル「FunnyCreative」は皆様ご存知のとおり、旧態依然とした紙の印刷や編集を必要としない、電子出版による作品の販売をモットーとする独立出版系サークルです。 文章の実制作とウェブサイトの制作などを行う僕と、イラストやデザインなどのビジュアル面を全て行うイラストレーターの友人との二人三脚でこれまで続けてきました。 そしてそんな友人と8月ごろからずっと「どっか旅行行こうぜ」と誘っては、「旅行行く暇があったら原稿やろうよ」とたしなめられるみたいな話をしていました。 お互い東京に住んでいる身なんです
花九曜印 いなご甘露煮 EO缶 #5 150g 出版社/メーカー: 原田商店メディア: 食品&飲料この商品を含むブログを見る イナゴの佃煮で飯がうまいっ!! こんにちは、性懲りもなく幾谷正です。 前回はTwitterという二次創作寄生虫の本拠地に火を放った結果、自分が返り討ちを喰らって凍結されてしまいましたが 参考:「はだしのゲンコラ村」を公式に問い合わせて燃やしたら僕が凍結されたという氷と炎の歌 - Funny-Creative BLOG 今回はなんと戦わずして勝つことに成功してしまいました。 togetter.com まじかよイクヤ最低だな。— ぐんうん (@Gather_Clouds) 2018年6月20日 いやまあ本当に僕は何もしてないんだけどね!!!!!!! さて、今回は挑戦的なタイトルをつけてみましたが、そろそろ詳しく話します。 「公式は二次創作を歓迎すべきだ」という言説が世間
2011年9月:第一回講談社ラノベ文庫新人賞優秀賞受賞 2011年12月:デビュー作『神童機操DT-O phase01』発売 2012年11月『DT-O』第3巻で完結 2013年~2014年次回作執筆したり卒業研究したり就活したり 2014年3月刊行予定日がやっと決まる 2014年4月 田中謙介氏ね 2014年6月『アーマードール・アライブ 死せる英雄と虚飾の悪魔』発売と同時に炎上 2014年7月 WEBで活動を始める 2015年5月 初めての電子書籍を出版 2015年8月 『アーマードール・アライブⅠ』を電子書籍でリバイバル 2016年3月 『アーマードール・アライブⅡ』を電子書籍で出版 2016年9月第3巻&2017年10月第4巻発売 2018年1月アーマードール・アライブ公式サイト公開 そして現在 ※補足 なりたい自分にプリズムジャンプ! 幾谷正です。 最近なんかTwitterとかブ
毎度お騒がせしております、幾谷正です。 えーっと、どこから話したものか。タイトルの通りです。 Twitterで行われている「はだしのゲン」のコマを無断改編および転載行為を見るに見かね、販売元である版元や作品を応援する支援団体に問い合わせ行ったところ、 その行為がよほど”著作権侵害者たち”の怒りに触れたのか、多数の方から違反報告を受けてTwitterのアカウントが凍結されてしまいました。 凄いですね、言ってる僕も何書いてんだって感じです。 ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌 ブルーレイ コンプリート・ボックス (初回限定生産/6枚組) [Blu-ray] 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント発売日: 2017/12/16メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (1件) を見る 経緯について なんかTwitter眺めてたら「幾谷は無関係な団体に問
世間では「カオスアニメの代名詞」として悪名高い『人造昆虫カブトボーグVxV』だが、実はけっこう趣深いエピソードも多数ある。 そもそもカブトボーグというアニメの世界観はそれほど狂っているわけではない。徹底したリアリティのもとに成り立っている。 主人公のリュウセイさんは腹の立つ相手が居れば叩き潰す、目的のためには手段を選ばない、常に最短距離で勝利をつかみにいく。 これがそこらのホビー向けアニメの主人公なら、「勝つためには何をしたっていいわけじゃない」と敵役を綺麗ごとで説得しているところだ。 だが、リュウセイさんは逆に、そんな説教に対して更に上からの説教を食らわせて怯んだ隙にぶちのめしたりする。 彼は少年向けホビーアニメという枷から解き放たれた、ナマの感情を発露するむき出しの人間性そのものなのだ。 僕が浦沢脚本がどれだけ好きかとか、戦隊モノだとカーレンジャーが好きだとか、そういった与太話はさてお
ご無沙汰しております、幾谷です。 このたび、『アーマードール・アライブⅣ』の発売と作者の人生4度目の転職を記念しまして、作品の公式サイトをオープンさせました。 armordoll-alive.funny-creative.com 今までTwitterやブログだけで宣伝活動を続けてきましたが、「具体的にどんな作品かわからない」とか「発売情報が分かりにくい」といった声があることや、 さすがに4巻も続けてると情報量が多くなってきてしまったので、こうして公式サイトを作ったりなどしてみた感じです。 既にお読みになってくださった皆様は、ご友人に作品を紹介するときは是非このサイトのURLを紹介していただければと思います。 またキャラクターの紹介イラストは本編では未登場の描き下ろしになってて、今後もいろいろ要素を増やしていく予定なのでたまにチェックしてみてください。 ちなみにこれ、誰かに依頼して作ってもら
長年オタクなんかやっていますと、ネットの影響とか通信技術の発達とかで、まあ昔とは変わったなーと思うこと多いんですけど 特に近年になってから、Twitterではこういう感じの愚痴を見かけることが日常的になってきたなと思うんですよ。 「最近、○○のジャンルが荒れ過ぎててつらくなってきた・・・」 「○○ジャンルの人たちはイタい人が多くて近寄りたくない」 いやね、こういうの見る度に思うんですよ。 何の話をしてるのお前ら? アニメにしろ漫画にしろゲームにしろ、作品は作られて提供された時点で作品として存在するじゃないですか。 それを見たファンが、何か言ったりやったりした影響で、作品が変質するなんてことあるんでしょうか。 そりゃまあ、「ファンの感想から作家がフィードバックを受けて方向性を変える」なんてこともあるでしょうが、 それで作品がつまらなくなるのは〝真に受けた作り手側の技術がヘボ〟ってだけなんで、
こんにちは、幾谷です。 「立命館大学が発表した論文」がかなりネット上を騒がせていますね。 news.livedoor.com SNS上ではなんか、小説なんて一文も書いたことない、著作権もろくに理解してないド素人どもの妄言が1万RTとか拡散されてて「地獄~!!」って感じです。 ・商業作家としてデビュー経験があり、現在も個人出版で活動している ・WEBに自分の小説を公開した経験があり、今後も機会があれば再開する予定 ・理系大学の出身でデータ解析系の研究で卒業論文を書いた経験があり、アカデミックに対しても理解がある という僕が、当事者側としてきわめて有用なことをお話するので、耳触りのいいだけの妄言は鼻で笑って、とにかく俺の話を聞け。 何が問題なの? まず著作権的な話をすれば何も問題ありません。 1.著作物の一部を論文へ引用するのは、適切にやってれば、無断だろうが問題無い。 2.解析に用いることも
毎度お騒がせしております、電子書籍作家の幾谷正です。 出版社を脱走して独立作家になってから早2年あまり、電子書籍の売り上げも順調に軌道にのってきて、すっかりクリエイター面が板についてまいりました。 アーマードール・アライブⅠ【全部読めるお試し版】: 死せる英雄と虚飾の悪魔 アーマードール・アライブお試し版 posted with amazlet at 17.01.21 (2016-09-20) Amazon.co.jpで詳細を見る 特に無料お試し版を公開してからというもの、売り上げの伸び幅がたいへん素晴らしく、Twitterでも「無料だから試し読みしてみたけど2巻以降買う」というつぶやきを見かける機会なんかもあります。 フリーミアムというwebビジネスの方法をやっとつかめてきたような気がしています。 そして、そんな売り上げ帳票を作っている最中、目に飛び込んできたこの記事。 lineblog
皆様ご無沙汰しております、作者の幾谷正です。 今回皆様には大変残念なお知らせがあります。 現在『小説家になろう』サイトにて公開しております拙作『アーマードール・アライブ』の公開を、本日をもって中断することとなりました。 既に公開済みだった第二巻の内容を全文削除して第一巻分の内容のみの公開とし、設定も「完結済み」に設定しています。 これ以降の部分にかんして、なろう上で公開することはありません。 もちろん皆さんすでにご存じのとおり、この話がここで完結してしまったというわけではありません。 以降のお話は電子書籍として多数のストアで販売していますし、続きも鋭意執筆中です。 armordollalivepr.tumblr.com さて、どうしてこのような状態に至ったかという理由を、順を追って説明させていただきます。 当初この「電子書籍で販売した内容を、追って無料公開していく」という公開形式について、
先日、Amazonが展開している電子書籍販売サービスKindleにて、面白い本がないか探していたところ、ふと気になる個人出版作品を発見しました。 なんと、商品紹介の一文で「この作品は『涼宮ハルヒの憂鬱』の二次創作です」と明言されているのです。 確かに日本のコンテンツ産業は、二次創作によるアマチュア文化に寛容ですし、それによる金銭の取引もある程度許容されています。 しかし、あくまでそれは日本国内の話であって、海外企業であるAmazonが主体であるKindleでもその常識は通用するものでしょうか。 また、同人誌の販売は個人が印刷代を負担する必要があるからこそ、大きな利益が出にくく著作権違反に関して見過ごされてきた面がありました。 しかし、印刷代がかからず負担金無しで販売できてしまう電子書籍という媒体は、売れれば売れるほど利益が出てしまうため、これまでの紙ベースの同人活動と違って危険視されている
オタクもオタクじゃない人も名前だけなら知っている。東京ビッグサイトで行われるという、巷で話題の夏の陣。 というわけで先日開催されたコミックマーケット90に、電子書籍サークルである当「FunnyCreative」も初の実媒体イベントとして参加してきました。 funny-creative.hatenablog.com 今回はDLコード付カードを使って「電子書籍を実イベントで売る」という、あまり見たことのない未知の試みに挑戦してみたわけですが、思った以上に気付かされることが多くありました。 同様の試みされてる方はチラホラとお見かけしますが、「紙と比較してどうか」という点について、自分はそれなりに確かな見識をもって述べることができると思います。 実は僕個人としては、学生時代に大学の漫研サークルとして参加して合同誌に寄稿したり、個人でも小説本を1冊作ってみたりと、サークル参加の経験は多かったりします
高校のころ。 僕は授業中、ノートの端っこやレジュメの裏に落書きをするのが好きだった。 描いているのは昨日見たアニメに出てきたロボットとか、買ったプラモを模写して練習したロボットとか、とにかくまあロボットばかり描いてた。 こなれてくると、たまにちょっとオリジナル要素を付け足して「オリジナルMS」とか「オリジナルオーラバトラー」とか「オリジナルガイメレフ」とか描いてた。 意外と描きながらでも授業はちゃんと聞けてるもので、というか、描いて手を動かしてないと眠かった。 寝ないための事前策として描いていたようなものだ。 でも教師からの心象はやはり悪いようで、あるとき描いている絵に目を付けた教師が、その紙を取り上げて注意をした。 そしてなんと、見せしめにと教室の掲示板にその絵を貼り付けたまま授業を続行したのだ。 「意外と上手い」と一部の同級生にはほめられたが、やっぱり大半の同級生たちには笑われた。 そ
先日、『アーマードール・アライブ』2巻の発売日を正式に発表させていただきました。 【お知らせ】『アーマードール・アライブ』2巻についてのお知らせ - Funny-Creative 記事内でも記載したとおり、まだ校閲や改稿など、編集作業が山積みを粛々と進めている最中です。 知人に下読みしてもらって矛盾点や改良点を洗い出したり、誤字脱字の山をひたすら切り崩したりと一人では大変な作業続いています。 下読みについては直接epubやテキストを送っても手伝ってもらえるんですが、細かい誤脱の修正やマークアップについては、どうしても口頭でフィードバックして解決しなければいけない状態です。 特に誤脱の指摘については、「○○ページ目の○行目に誤字があったよ」と教えてもらっても、リフローなEPUB形式のため追跡作業に難航してしまいます。 できれば直接原稿ファイルに手を入れて手伝ってもらいたいけど、複数人で1つの
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