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中東情勢
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複数のプレイヤーが1つの世界に参加する形で進むオンラインゲームを「MMORPG」と呼ぶ。仮想空間内のMMORPGの世界で繰り広げられる登場人物たちと、そのゲーム世界をめぐる物語を描いた作品群『ソードアート・オンライン』(以下、『SAO』)が、世界中で人気を博している。原作ライトノベルは現在までに全世界でシリーズ累計2000万部を発行、テレビアニメから発展した映画『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』は全世界で興行収入43億円を超えている。 MMORPGを題材にした作品が無数にある中で、『SAO』がここまで人気を博している理由の1つは、VR・AR・AIなどの時代を先取りした「テクノロジー」を真正面から取り上げている点にある。原作者の川原 礫さんにエンターテインメントと技術の関係について詳しくお話を伺った。 ※注意:インタビューの性質上、『SAO』シリーズの物語の核心
漫画家や小説家などのクリエーターを対象に、エージェント事業を手掛けるコルク。同社のCTOである萬田大作さんは、エンジニアリングからビジネス開発まで、幅広い経験を持つ傍ら、年間200冊を読みこなす無類の読書家として知られる。 今回は萬田さんに、エンジニアの仕事とキャリアに効く書籍を4テーマ12冊厳選してもらった。この年末年始を読書に充ててみてはいかがだろうか? 株式会社コルク 取締役CTO 萬田大作さん ナビタイムジャパンで経路検索&地図描画エンジンの研究開発、フューチャーアーキテクトでITコンサルタント、リクルートで複数の新規事業開発を担当。ウェブ系と基幹系のエンジニアリングからビジネス開発まで幅広く経験し、2016年からクリエーターエージェンシーのコルクに参画。CTO(最高技術責任者)として、“心に届ける”エンターテイメント作品をテクノロジーで支えている マンガ家や小説家など、クリエータ
年末年始は電車で帰省する人も多いことだろう。帰省ラッシュに備えた列車の増発や、初詣に向けた特別ダイヤなど、年末年始の電車はイレギュラーな動きがつきもの。乗換案内サービス各社も、データの更新など対応に追われている。 その1つ、「駅すぱあと」を開発するヴァル研究所には、「乗換BIG4」と名づけられた鉄道マニアの社員たちがいる。鉄道関連のイベントへ出演すれば、コアな観客もうなるほどのディープな鉄道知識を披露。また、自社で「鉄道落語」のイベントを開くなど、一般ユーザーとの交流も盛んだ。 2018年に30周年を迎える「駅すぱあと」。その節目を前に、「乗換BIG4」はどのようにして生まれたのか。また、その“鉄分”は「駅すぱあと」にどのように生かされているのか。「乗換BIG4」から鈴木省吾さん、廣戸晶さん、三上雄平さん。そして、広報の福井澪菜(みおな)さんに話を聞いた。 「最近まで広報がいませんでした」
PCやスマートフォンを開けば、そこには不愉快なUIが至るところにあふれている。さして文章が長くもないのにページが4分割されているニュース記事(腹立たしいことに4ページ目はたった1行だったりする)、サッカーのハイライト動画でシュートの行方をカメラが追い始めた瞬間に始まる動画広告、場面転換をするたびにCMが挟み込まれ、もはやCMを見ているのかゲームをしているのかわからなくなるアドベンチャーゲームアプリなど……。 さらに不幸なことは、ウェブメディアの編集部や動画配信者、ゲーム制作会社の制作現場にいる人たちにとっても、これは決して愉快な状況ではないということだ。罵詈雑言混じりの苦情が書かれたユーザー評価欄やSNSを見ながら彼らは言うだろう。「誰が好き好んでこんなUIを作るものか」と。 関わる誰から見てもおかしなUIは、それでもなぜ量産され世の中のストレスを増幅させ続けているのだろうか? その負のス
何かと時間も手間もかかる日本の「契約」。契約書に署名・押印し、場合によっては収入印紙を貼って割印を押した上で、契約相手に郵送……といった、面倒なフローが一般的だ。電子契約という手もあるが、電子署名の発行に手間とお金がかかることから、他の先進国に比べて普及していない。 しかし、実は民法上、契約は必ずしも電子署名法に準拠していなくても成立し、証拠力が担保されれば問題はない。この発想に基づいて開発されたのが、弁護士ドットコムが開発したクラウド契約サービス「クラウドサイン」だ。電子署名法に準拠した電子契約サービスより簡単で安価というメリットがある。 2015年10月のサービスリリースから、急速に導入社数を伸ばしているクラウドサイン。契約締結にまつわる誤解や同サービスが支持される理由などを、同社のクラウドサイン事業部でプロダクトマネージャーを務める三科友理香さんに伺った。 「従来の契約の流れは、紙も
ディスプレイを一新し、大きな話題となったiPhoneX。そのiPhoneXと同時に発表されたiOS11で、新たに搭載された機能のひとつが「QRコードの読み取り」だった。 手軽に文字情報を読み込めるとして、カメラ付き携帯電話の普及と共に広がったQRコード。登場から20年あまり経った今も、LINEのID交換や電子チケットに活用されるなど身近なものとなっている。iPhoneへの機能追加も、QRコードが海外で決済などに利用されていることを受けてのものだ。 このQRコード、実は開発者が日本の会社員であることをご存じだろうか。 その人物が、デンソーウェーブの原昌宏さん。QRコードはデンソーで開発され、現在はデンソーウェーブの登録商標となっている。今なお広がりをみせるQRコードは、いったいどのように開発されたのか。あの特徴的な白黒のドットにはどんな技術が秘められているのか。「QRコードの生みの親」に話を
IT業界でささやかれる「プログラマー35歳限界説」。体力や学習能力の低下、マネジメント層へのキャリアチェンジといった理由が引き合いに出される一方で、35歳を越えてもなお最前線で活躍するプログラマーが登場し、この説が否定されることも多くなった。 「プログラマー35歳限界説」は本当にあるのだろうか? それともまったくの幻想なのか? Rubyの父・まつもとゆきひろさんに聞いてみたところ、意外にも「この説は成立する」と言う。その真意は? まつもとさんにプログラマーのキャリアについて話してもらった。 「35歳限界説はある」 まつもとゆきひろさんがそう答える真意とは? ――IT業界では、古くから「プログラマー35歳限界説」についての議論がありますが、まつもとさんは率直に言って、どう思いますか? 私の見る限り、「プログラマー35歳限界説」は実際に成立しています。そしてその理由は、組織にあると思っています
ラーメン二郎をディープラーニングで判定!? ラーメンフリークではなくても、「ラーメン二郎」の名前を耳にしたことは、一度くらいはあるだろう。濃厚な豚ベースのスープと極太麺が織りなす力強い味、丼からあふれんばかりの豪快な盛りつけを愛するラーメン二郎ファンは、「ジロリアン」と呼ばれ、関東を中心に40ある店舗(2017年11月現在)の前に今日も列をなしているはずだ。 そんな熱狂的なファンを擁するラーメン二郎は、いわゆる本部統制型の飲食チェーン店ではない。そのため内装や製法、具材、味、盛り付けが店舗ごとに異なる。こうした各店の違いや個性に目をつけ、ディープラーニングでどの店舗のラーメンかを画像で見分けるモデルを開発した人物がいる。NTTコムウェアで道路の不具合検知システムの技術開発に携わっている土井賢治さんだ。 ギーク仲間にウケたい一心で開発に着手 NTTコムウェア株式会社 ビジネスインキュベーショ
旧ナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)で「エースコンバット」や「機動戦士ガンダム」などのヒットコンテンツを数多く生み出し、現在はディライトワークスでディレクター/プロデューサーを務める東山朝日さん。 東山さんによれば、ゲームに限らず世の中で大きくヒットするコンテンツには、人の心を動かすための「仕組み」が内包されているとのこと。今回のインタビューでは、ゲーム開発の経験をもとに、他の仕事にも応用できる人の心を動かすメカニズムと、東山さんが日頃から実践されている日常生活の中からヒットコンテンツの種を見つける秘訣について伺った。 天才クリエイターではないと自覚したからこそ生まれた企画メソッド ――東山さんは、これまで数多くの人気ゲームシリーズを生み出してこられました。どのようにして企画を立てているのでしょうか? 1993年にナムコに入社し、のちに「エースコンバット」と呼ばれることになる新
「街に関するメディア」といえば、オススメのお店やイベント情報が並んだページが浮かぶだろう。しかし、そういった一般的な街メディアと一線を画しているのが、リクルート住まいカンパニーのオウンドメディア『SUUMOタウン』だ。 メディア立ち上げの背景を振り返ってもらった前編に引き続き、ここからはより具体的な運営の舞台裏や、オウンドメディアとして異例の「エッセイ中心」というスタイルになった経緯にフォーカス。『SUUMOタウン』を運営するネットビジネス統括本部の横関崇志さんと岡武樹(たつき)さんに伺った。 「お役立ち情報」よりも、書き手の主観を重視する ――編集は岡さんがメインで担当されているんですよね? 岡 はい。一部の記事を除いて、基本的には自分で進めています。スタート当初は、はてなさんにすべてお任せしていましたが、評判がよく、内製化をしてみることになりました。執筆者は自ら気になる方にアプローチし
検索をかければ、いつでもどこでもあらゆる情報が手に入る。ニュースアプリを使えば、自分好みの情報が自動的に届けられる。そんな時代に価値のあるコンテンツとは、どんなものだろうか。 リクルート住まいカンパニーが運営するオウンドメディア『SUUMOタウン』は、読者だけでなく、書き手からも支持を集めているサイトだ。 横関さん(左)と岡さん。岡さんは、はてなブログではTaki名義で食べ歩きブロガーとして活動しており、『SUUMOタウン』への寄稿を一つのきっかけとして、リクルート住まいカンパニーの入社に至ったという その内容は、不定期に更新されるエッセイを中心としており、「お役立ち情報」の発信が主流のオウンドメディアとしては異例のスタイルだ。いったいどんな意図があるのか。そして、オウンドメディアとしての効果を上げているのか。 同サイトを運営する、ネットビジネス統括本部の横関崇志さんと岡武樹(たつき)さん
ワントゥーテンオフィスのここがすごい! キーワードは「工場」「西海岸」「テーマパーク」。ベンチャーとエンタメが融合したオフィス オフィスの中にアトラクション!? VRなどの技術を使った自社コンテンツを体験できるギャラリースペース セミナールームやエンジニアのための「技術開発室」も完備 広告クリエイティブからVR、IoT、ロボティクスといった、幅広い業務を行っているクリエイティブスタジオ「ワン・トゥー・テン・ホールディングス」(以下、ワントゥーテン)さんの東京オフィスにお邪魔してきました。 VRや3D技術を使ったコンテンツを体験できるスペースが用意されているなど、当オフィス訪問連載の中でも飛び抜けてエンタメ要素が豊富! そんなワントゥーテンさんのオフィスをさっそく見ていきたいと思います。 ワントゥーテンさんが入っているのは、東京モノレールの天王洲アイル駅から徒歩1〜2分にある「スフィアタワー
IT方面の取材・コラム執筆などを行いながら東大大学院の博士課程にも在籍。電子書籍やLINE、アニメビジネスに関する著書多数。 @a_matsumoto
DEC(デジタル・イクイップメント・コーポレーション)・マイクロソフト・グーグルと、時代を築いた外資系IT企業を渡り歩いた及川卓也さん。マイクロソフトではWindows NT、グーグル時代にはGoogle日本語入力やChrome OSなどのプロダクトに、エンジニアリングマネージャーとして携わっている。 今年5月にプログラマー向けの技術情報共有サービス「Qiita(キータ)」を運営するインクリメンツを経て、今年6月に独立。現在は、国内人材紹介大手のクライス&カンパニーの顧問に就任し、CTO・IT技術人材の採用支援や組織変革活動に力を入れている。そんな及川さんに、「日本のITをどう見ているのか」という観点から話をお聞きした。 日本のIT産業はどこが残念なのか? ――組織変革やIT活用という面で、しばしば「残念」と評価されてしまうこともある日本のIT産業ですが、いわゆる外資大手IT企業での経験を
90年代後半から2000年代にウェブ制作を経験した者なら『とほほのWWW入門』と聞いて、ピンと来ない人はいないだろう。同サイトは、HTMLやJavaScript、Ruby、Pythonなどの基礎知識が学べる、ウェブ制作初心者にとってはバイブルのような、とてもありがたい存在だ。サイトが開設されたのは1996年。国内でインターネットが普及し始めた初期からある老舗サイトで、お世話になった人も多いはずだ。 2016年10月を最後に更新がされていないようだが、それでも20年間コンテンツを出し続けるのは、かなり大変なことだったのではないか。同サイトの管理人・杜甫々(とほほ)さんは、いったいどのような人物なのか。サイトを開設したきっかけやインターネット初期の空気感などについて、話を聞いた。 「とほほのWWW入門」管理人・杜甫々さんとは? ――今回は取材に応じていただき、ありがとうございます。杜甫々さんは
「『模型で作った模型の模型』、バンダイのミレニアムファルコンが持つ”パーフェクト”の意味」 「キミは『ランナーに付いたままの女の子』に横乳の宇宙を見る」 これらは、あるブログの記事タイトルだ。シュールだが、どこか心に響くキャッチーさがある。スマートフォンではなく、PCから訪問すると、目に飛び込んでくるのは画面いっぱいの横位置大判写真。 ブログの名前は「超音速備忘録」。ネット界隈で「このプラモデル紹介ブログがすごい」と話題となることが増えている。 近年のブログは、独自ドメインを設定し、スマホからアクセスした時に見栄えがいい縦型レイアウトのテンプレートを用いるのがスタンダードだ。しかし、このブログは違う。『超音速備忘録』は老舗ブログサービスのエキサイトブログ上で展開されており、URLも初期設定のドメイン「exblog.jp」を使用。 自分がいいと思ったことを追求する反面、細かいことは二の次、三
「これからは出社しなくてもいいよ。どこでも好きな場所で、好きな時間に仕事をしてほしい」 もし突然、社長にそんなことを言われたら、あなたはいったいどうするだろうか? 戸惑いはありつつも、その次の瞬間にはこんな妄想が広がるかもしれない。つらい満員電車と早起きをやめ、家でおいしいコーヒーを淹れる。子どもと心ゆくまで一緒に遊ぶ。長年憧れている国に旅行する……。場所と時間の制約がなくなるだけで、とても多くのワクワクが実現できそうだ。 そんな夢のような働き方に取り組んだ会社がある。カルチャーウェブサイトの運営やWebサイト制作などを手掛けるCINRA, Inc.(シンラ)だ。 同社は、2017年5月からの1カ月間を「フリー出社」期間とした。出退勤の時間だけでなく、仕事場所の制限までも一切なくす実験的な試みだ。そして、8月からはこの制度を正式に導入開始した。 トライアルの結果はどうだったのか。正式導入の
発売から半年以上経つ現在も購入希望者が絶えない任天堂の家庭用ゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」。ここまでの人気となった背景には、さまざまな要因が考えられるが、その一つにゲーム機と同時発売された「ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド(以下、ゼルダの伝説 BotW)」の完成度の高さが挙げられるだろう。 ゲーム誌『週刊ファミ通』のレビューで40点満点を獲得したほか、国内・海外のゲームメディアでも高評価を得た本作。シリーズ従来の謎解きやアクションに加え、国産ゲームに珍しく、広大なフィールドを自由に動き回れる「オープンワールド型ゲーム」のおもしろさを引き出した点が、特に評価されている。 8月30日〜9月1日にパシフィコ横浜で開催されたゲーム開発者向け技術交流会「CEDEC2017(Computer Entertainment Developers Conferen
リンクアンドモチベーションオフィスのここがすごい! コンセプトは港町。サッカーグラウンド級の大きさの細部にまでこだわったオフィス セミナールームに講師用控室も完備。使い勝手も考えられた設計 執務エリアは仕切り一切なし。法人を越えたコミュニケーションが生まれる工夫がいっぱい 「モチベーション」を基軸とした経営コンサルティング会社、リンクアンドモチベーションさんのオフィスにお邪魔してきました。2017年5月に移転したばかりです。 リンクアンドモチベーションさんは、M&Aにより現在13のグループ会社があり、国籍や年齢もさまざまな人たちが働いています。今回の移転では、今までバラバラになっていた東京都内の拠点をまとめ、すべてのグループ会社を1カ所に集めたそう。 新オフィスには、もともとの企業文化も働いてきた環境もバラバラだった社員さんたちを一つにまとめる工夫がされているとのこと。さっそく覗いてみまし
パソコンやスマホで、毎日のように使うウェブブラウザ。Chrome、Internet Explorer、Firefoxなどのメジャーブラウザを利用している人がほとんどだろう。日本国内のシェア率(2017年9月時点)を見ても、Chromeが59.4%、Internet Exploreが15.6%、Firefoxが12.3%と、上位3つのメジャーブラウザを利用している人が全体の9割弱を占めている。 しかしメジャーではなくとも、優秀でおもしろいブラウザはたくさん存在している。そこで今回は、「直感的な操作性」や「半透明のウィンドウで動画が再生できる」など、メジャーブラウザにない独自機能を備えたマイナーブラウザをご紹介しよう。 PC用ブラウザ 1. Helium……半透明の画面をデスクトップ上に常に表示しておく http://heliumfloats.com/ 対応OS:Mac 価格:無料 「Heli
飲食店向け予約/顧客台帳サービスを手がけるトレタのCTOの増井雄一郎さんが「今、気になる人」に直撃するこのシリーズ企画。今回は、スマホで撮影した動画と写真が、実家のテレビに映し出せるというコンセプトで、子育て世代に人気の「まごチャンネル」の開発・販売を手掛けるベンチャー企業のチカクにお邪魔しました。 アップルの日本法人出身で開発経験がない同社代表の梶原健司さんは、どうやってエンジニアと出会い、プロダクトの量産を成功させることができたのでしょうか。テクノロジー・スタートアップの創業期に必ず俎上(そじょう)に上がる「最初のエンジニアどうするの?」問題について、梶原さんと共同創業者の佐藤未知(みち)さんに話を聞きました。 最初のエンジニアをゲットしたのは、お酒の席 増井 スタートアップのCTOをしていると、ビジネス畑の人から「すごくいいアイデアがあるので、ぜひアプリをリリースしたい」っていう相談
日々、高度化と多様化が進むサイバー攻撃。ハッキングを仕掛ける攻撃者の考えを読み、脆弱性を予測してその脅威に対抗するのが、情報セキュリティ領域のエンジニアたちだ。そんな技術者たちが腕を競う「CTF」というイベントがある。 「CTF(Capture The Flag:キャプチャー・ザ・フラッグ)」とは、情報セキュリティ技術を競うコンテストだ。セキュリティ問題を解いて点数を競うクイズ形式、またはチームのサーバーを守りつつ相手チームのサーバーに攻撃をしかける攻防戦形式で行われる。米国のハッカーの祭典「DEF CON(デフコン)」で行われる「DEF CON CTF」をはじめ、楽しみながらセキュリティ技術を磨ける大会として、世界各地で開催されている。 しかしながら、「CTFに興味はあるが、男性ばかりの大会へ参加するのは気後れしてしまう」という女性たちの声がある。そこで、2014年に女性エンジニアの手で
ネット通販が隆盛を極めている。運送ニーズの拡大にともない、各運輸会社はさまざまなサービス拡充を行ってきた。たとえば、ヤマト運輸は2016年1月からコミュニケーションアプリ・LINEを使った荷物の再配達システムを整備。郵便局も同様のサービスを2016年3月から開始。日々、郵便物・宅配物を取り巻くシステムは進化している。 ヤマト運輸のLINE(画像左)と郵便局のLINE画面。郵便局はQRコードの写真をアップすれば、再配達の追跡番号(お問い合わせ番号)の記入が不要 しかし、筆者がこうしたシステムを利用していて疑問に感じるのは、LINEを使わない、インターネットや電話経由での再配達の申し込みについて。読者の多くが経験していると思うが、電話やインターネットで郵便物の再配達を依頼する際、「郵便番号」「追跡番号 または お知らせ番号」「お届け日」「郵便物等の種類」「配達先」などを入力する必要がある。 こ
リクルートはなぜ次から次へと新規事業を生み出し、成功させてきたのか?「ゼクシィ」や「スタディサプリ」など、今でこそ確固たる地位を築いたブランドは、すべて同社の新規事業として生まれたものだ。これらを生み出した仕組みが、約30年続く新規事業提案制度「New RING(ニューリング)」である。 しかし、これらの成功は何の工夫もなく得られたものではない。その裏には、失敗もあったはずだ。今回は、2014年に「New RING」からリニューアルした新規事業開発プログラム「Recruit Ventures(リクルートベンチャーズ)」を手がける、新規事業開発室長の麻生要一さんにお話を伺った。 事業開発プログラムとして総合的なサポートを提供 ――「Recruit Ventures」は、具体的にどのようなサポートを行っているのですか? まず、「New RING」の頃から行っているのが、資金提供です。「Recr
クラウドの社内wikiやチャットツール、チケット管理ツールなどは、IT企業にとってもはや欠かせないコミュニケーションツールだ。 しかしこれらのツールは、開発現場での利用を想定したものが多い。IT業界以外でうまく利用している現場はあるのだろうか……と調べたところ、理化学研究所の情報基盤センター・バイオインフォマティクス研究開発ユニットの研究室(以下、ラボ)で活用し、チームのコミュニケーションがより円滑になったという話を知った。果たしてどのような使い方をしているのか。ユニットリーダーの二階堂愛さんに、ツールの活用事例についてお話を伺った。 ライフサイエンス系のラボで導入 我々のラボの研究対象は「ゲノム科学」と呼ばれる分野です。 生き物は細胞の集合体。ヒト1人あたり約36兆個の細胞が集まっており、その種類は約400~数千ともいわれています。それぞれの細胞の中にはDNAがあり、そこには「どういう体
スマートニュースオフィスのここがすごい! 旬の野菜をたくさん使った社食やバリスタが淹れたコーヒーを無料で提供 寝っ転がれるフリースタイルゾーンやマンガ喫茶のようにこもって仕事に集中できるブースなどがあり、自分のスタイルで仕事ができる空間づくり 社内外のコミュニケーションを活性化させるコミュニケーション専門職「カタリスト」の存在 ニュースアプリ「SmartNews」を運営しているスマートニュースさんのオフィスにお邪魔してきました。 2015年2月の移転以来たびたび話題になっていたので、期待値高めでお邪魔したのですが、寝っ転がって仕事ができたりカフェのような環境で仕事ができたりと、気分転換や息抜きが考えられたスペース。さらに、旬の野菜を使ったオーガニックな社食に、バリスタが淹れたコーヒーを無料で提供等々、居心地の良すぎるオフィスでした。 そして驚きだったのが、人と人をつなぐ触媒のような仕事をす
新人教育をはじめ、人に何かを教えることは難しい。特に、技術力や専門分野に差が生まれやすいエンジニアであればなおさらだろう。 そんな新人エンジニアの研修資料を、リクルートグループが展開する数々のウェブサービスを支えるリクルートテクノロジーズが公式ブログで公開し、はてブ(はてなブックマーク)数1000を超える反響を呼んだ(2017年8月現在)。同社の現場で活躍するスペシャリストたちが手がけた内容は、日々の業務に役立つ知識にとどまらず、エンジニアとして成長するためのマインドや学び方など、一人のエンジニアとして生きていくことも意識したものになっている。 同社でも初めての試みだったという「新人研修 特別編」の背景や内容、目指したゴールについて、企画から中心メンバーとして携わった、テクノロジープラットフォーム部 アプリケーションプロダクト開発グループでマネージャーを務める五味和人さんにお話を聞いた。
日本はアニメ大国。この7月から放送が始まった作品(夏アニメ)は50本を越えている。これだけタイトル数があると、一言にアニメと言っても多種多様。子ども・マニア向けだけでなく、大人が観ても学びが得られるものが少なくない。 近年、アニメは配信も充実しているので、今からでも1話から追いかけることが可能な作品も多数【※】。そこで、このコラムでは「働く」という視点から楽しめて、学びも多い2017年夏アニメ作品の見所をご紹介しよう。 ※ 見逃し配信は、無料/定額見放題で放送済みのエピソードが視聴できるサービスを中心に紹介。配信に関する情報はすべて2017年8月28日現在のもの。 先輩としてどう振る舞えばいい? そんな悩みにヒントをくれる『NewGame!!』 公式サイト http://newgame-anime.com/ TV放送 TOKYO MX 火曜日 24時30分~など 見逃し配信 Amazonプ
「飲む!」となったら、心ゆくまでお酒が進む呑兵衛たち。たとえ財布の中身が心もとなくても、安ウマなツマミとキンキンに冷えたジョッキを尋ねて三千里……。そんな呑兵衛たちがの桃源郷があるのをご存じだろうか? それは、“せんべろ”。「1,000円でもベロベロに飲める店」だ。 客単価は1,000円~2,000円ながら、納得できる味の鳥貴族や晩杯屋、かぶら屋等々……。依然として景気回復の実感がない中、これらのせんべろ店ではコストパフォーマンスの高さに引かれた多くの呑兵衛たちが、が今日も「かんぱーい!」とジョッキを交わす。 そんなせんべろ店を探して呑兵衛たちがたどり着くのが、「せんべろnet」というサイトだ。 “せんべろ”の検索回数は月に数万程度(Googleキーワードプランナー調べ)。ニッチではあるが、呑兵衛たちにとってはトップクラスのパワーワードだ。「せんべろnet」はその検索結果で最初に表示される
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