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とても残念なお知らせですが、創業者の一人であり醸造責任者のクリス・ヘインジが、2023年末をもって京都醸造を退職することになりました。 実際に彼が醸造所を後にするのはもう少し先のことですが、現在募集中の新しい醸造責任者に応募しようかと検討されている方には、このことをあらかじめ知っておくことでより入社後のビジョンを持ちやすく、そしてこちらにとってもこのポジションにしっかりフィットした人材に入ってきてもらえるのでは、と考え、半年以上先のことですが、早めに公のことにする決断をしました。 また、いずれ訪れるその日が突然ではなく、事前に広く知られ、それぞれに(業務的なことだけではなく心の)準備ができている形でその日を迎えられる方が、残されたクリスとの時間をこのうえなく有意義に感じ、大切に過ごせるのではないかという思いからもこのタイミングでのお知らせになりました。 言うまでもなく、京都醸造の根幹をなす
前回は、国内のクラフトビールが直面しているジレンマ、そしてその現状に対して私たちが何をしようとしているかについての一連のブログの最初の記事を書きました。(前回記事はこちら) 前回からのおさらいを兼ねて業界が直面している課題についてもう少し掘り下げたいと思います。まずは、「クラフトビール」の定義について。 このフレーズはやや主観的であると主張することができますが、やはり特に日本においては、この用語の明確な共通認識がなさすぎると感じています。 前回も述べたように、何においても明確な定義を作成することは容易ではなく、時間が経つにつれてますます難しくなっていきます。 これは、近代的なムーブメントの発端となったアメリカでは、大量生産された「クラフトっぽい」ビールがあまりなかったから、定義がしっかり隅々まで浸透したのか、というとそうではありません。アメリカでは、大規模なメーカーが実際にクラフトビール市
私たち京都醸造がビール造りを始めた2015年頃、世界中のクラフトビール業界はこぞって右肩上がりで、この先も明るい展望しか待っていないような雰囲気に包まれていました。アメリカ国内で生産されるビールの総量の20%がクラフトビールが占めるようになり、欧州やアジア諸国でも同様にその認知度と支持層を広めていきました。 日本国内に焦点を当てると、まだ玉石混交だった90年代初頭の「地ビール」ブームが過ぎ去って以降しばらく低調になっていた業界でしたが、彗星のごとく登場したいくつかの新しい醸造所がこれまでのイメージを一掃しました。それは、ちょうどその時代にあったビール製造免許の条件緩和が大きく影響し、1999年を迎えるまでにしっかりとした品質をもったビールを造る300を超える醸造所が国内にひしめき合う結果を呼びました。それは、当時遠く離れたアメリカで起こっていた大量生産によって造られた退屈で味気ないビールで
醸造所併設のタップルームにて新鮮なビールを提供しています 営業時間: 金:17:00~21:00 (L.O. 20:30) 土日:12:00~18:00 (L.O. 17:30)
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