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こんにちは! グリーでインフラエンジニアとして働いている日高です。 今回は、就活生に向けて、新卒エンジニアとして1年間取り組んだタスクの1つとそのタスクを通して気づいたことを紹介します。そして、これらのことを通して、私が1年間働いてきた中で、一番大事だと思ったことと、就活生に是非やってもらいたいことを伝えたいです。 本記事を通して、新卒として取り組むタスクの内容や自身の気持ちの持ち方といったイメージを膨らませてもらい、日々の活動に役立たせてもらえると幸いです。 私が一番大事だと思ったこと 私が1年間働いてきた中で一番大事だと思ったことは、失敗してもいいから、何か学ぼうとする姿勢を常に持つことです。 その理由は、普段のタスクの成功や失敗を通して、結果に捉われずにいつも学び続ける意欲を持つことが、成長につながると上司や先輩から教えていただいたからです。 私が実際に体験したタスクの一例を通して、
こんにちわ。せじまです。 相変わらずPHPよくわかんないんですが、今日もPHPの話をします。あと、goの話もちょっとだけします。書いてるうちに少し長文になってしまいましたが、内容としてはゆるふわと言えるんじゃないでしょうか。 でははじめます。 はじめに MySQL 8.2.0 の release notes で The --character-set-client-handshake server option, originally intended for use with upgrades from very old versions of MySQL, is now deprecated, and a warning is issued whenever it is used. You should expect this option to be removed in a fut
インフラのいわなちゃんさん(@xcir)です。 先の記事ではTerraformでAkamaiを運用するということを書きました。 記事中でテストについて触れましたが、ふと考えたらCDNに対してテストを行う事例をあまり聞いたことないなと思いテストツールを公開します。 CDNのテストどうやっていますか? CDNで複雑な処理を行うようになりテストがより重要なのは疑いもないのですが、あまりCDNに対してテストをということを聞きません。 新規に作成する場合であればCNAME切り替え前にhostsを書き換えてブラウザで確認したり、CLIで行う場合でもcurlで--resolveオプションで200なことを確認するだけというサイトも多そうです。 もちろん、PlaywrightなどでサイトのE2Eテストの一環で行っていたり、PytestやRSpecで行っているサイトもあると思いますが、今回はvarnishte
お久しぶりです、インフラのいわなちゃんさん(@xcir)です。 弊社は複数のCDNを利用していますが、Akamaiを主に利用しており多数の配信設定(プロパティ)を運用しています。 これまでは新規プロパティはAkamai Control Center(ACC/旧LUNA)で作成していましたが、 今回多数のプロパティを作る必要があり既存も含めてTerraformで運用を行えるようにしたので共有します。 既存プロパティをterrafromでapplyするまで まずは運用は考えずに既存のプロパティのexport/編集/terraform apply/Activateという一連の動作を試してみましょう。 akamai/shellを実行する Akamaiを外部ツールから叩く際にはAPIクレデンシャルが必要なのでこちらを参考に発行して~/.edgercに配置してください。 次にAkamaiの操作環境をど
動機と概要 eBPFプログラムはLinuxカーネルのようなC言語で書かれた関数のトレースを得意としています。しかし、C++アプリケーション特有のトレース技法があまり公開されていないため、今回記事を書きました。以下ではeBPFを使ったトレーシングを提供するツールであるbpftraceを使います。 サーバーの移設を検討するためにはどのウェブサーバーからどの程度のアクセスがあるのか調べる必要があります。グリーではC++で書かれたflareというmemcached互換のサーバーが動いており、flareへのアクセス解析にbpftraceを利用しました。ウェブサーバーは一回の接続で何度もflareにリクエストを送るため、接続数ベースの計測では実際の利用頻度が分かりません。今回bpftraceを用いてどのサーバーからどんな種類のアクセスを何回リクエストしているか調査しました。 本記事ではトレースにおける
こんにちは。開発企画部の佐島です。 2月10日に広島国際会議場で開催されたYAPC::Hiroshima 2024に現地参加してきましたので簡単にレポートさせていただきます。 YAPC::Hiroshima 2024 YAPCはYet Another Perl Conferenceの略で、Perlを軸としたITに関わる全ての人のためのカンファレンスです。 Perlだけにとどまらない技術者たちが、好きな技術の話をし交流するカンファレンスで、技術者であれば誰でも楽しめるお祭りです!(公式ページより) ということで、もともとはPerlコミュニティのイベントだったものが、形を変え今では割となんでもありの技術カンファレンスとしていろんな方に愛されているというもので、実際そうでした。 前夜祭 2月9日に会場となる広島国際会議場にて前夜祭が行われました。 広島へは割と余裕を持って到着したのですが、どうし
こんにちは。開発企画部の佐島です。 10月13日(金)、グリーグループの様々な技術チャレンジを紹介する GREE Tech Conference 2023 が東京ミッドタウンとYouTube Liveのハイブリッドイベントとして開催されました。 会場および形式は昨年と同じなのですが、いくつかアップデートした点がありますのでそのあたりについて共有させていただきます。 セッション内容は動画およびスライドが公式サイトにアーカイブされていますので、そちらをご覧ください! 昨年からアップデートした5つのこと 今年の基調講演では昨年取り組んだこと、というトピックがあったのでそれに倣って昨年からアップデートしたことを5つ紹介したいと思います。 1) 基調講演をアップデート 今回一番大きく変更した点は基調講演(というかオープニング)です。 企業カンファレンスならではの悩みだと思ってるのですが、職種こそエン
こんにちわ。せじまです。 先日、プライベートで新しいPCを買ったので試しにVisual Studio 2022(version 17.7.2)でMySQL8.0.34をデバッグビルドしようと思ったら、sql_main がC2678でビルドできなくなってました(2023-08-29時点)。 Hyper-V上でen_USなWindows11開発環境を立ち上げて試してもC2678が発生したので、日本語版のWindowsに限った問題でもなさそうな気がします。 https://developercommunity.visualstudio.com/ を見ると、コンパイラ周りで "Fixed - Pending Release" な件がいくつか見受けられたので、しばらく様子見しようかなと思っています。 MySQL8.1.0や8.0.34をデバッグビルドする話を書こうかと思っていたのですが、今回は別の話
こんにちわ。せじまです。 現代人はgdbよりbpftraceを好むという電波を受信したので、Debugging mysqlnd.so ~mysql_native_passwordが廃止される未来に備えて~のようなことをbpftraceなどで確認したいならどうしたら良いか、試してみます。 はじめに 身も蓋もないですが、こういった用途ではgdbの方が融通がきくと個人的には思いました。uprobeだと、ユーザ空間のローカル変数で、参照できるものとできないものがまちまちだったので、今回は「libcryptoの関数に渡してる引数を見ればいいだろう」という発想に至りました。そこまで至るのにも時間を要するので、こういう選択肢もあるという感覚で読んでいただければと思います。 でははじめます。 perf probe や bpftrace を試す環境など WSL2だと sudo ls /sys/kernel/
こんにちわ。せじまです。PHPには疎いんですが、今回は珍しくPHPの話をします。 はじめに 2023-07-18 に MySQL 8.1.0 がリリースされました。いくつか気になる変更が入っているのですが、今回は The mysql_native_password authentication plugin now is deprecated and subject to removal in a future version of MySQL. CREATE USER, ALTER USER, and SET PASSWORD operations now insert a deprecation warning into the server error log if an account attempts to authenticate using mysql_native_pass
インフラのいわほり(egmc)です。 eBPFを利用したプロダクトとしてはCiliumなどがcloud nativeな文脈として盛り上がっていますが、一方でBCC Toolsやbpftaceは、システム内部のかゆいところに手が届くソリューションとして身近な課題解決にカジュアルに役立つツールとして提供されています。 これらのツールは実際に便利ではあるものの現実世界での事例をそれほど見かけないというのもあり、「こんな感じで役に立った」という事例をカジュアルに紹介していくのもコミュニティにとって有用ではないか、ということで今回はOSのバージョンアップに関連して発生した問題の調査にbpftraceが役立ったというお話をご紹介したいと思います。 環境 Ubuntu 20.04.6 LTS bpftrace v0.9.4 発生した事象 GREEのクラウド環境で利用しているシステムのアラートの配送を行う
インフラの駒崎です。2022/11/09-10 に開催された GitHub Universe 2022 に現地参加してきましたので、その雰囲気をお伝えするべくレポートいたします。 GitHub Universe 2022 について GitHub Universe 2022 は、サンフランシスコのイエルバ・ブエナ芸術センター(YBCA)会場と、Web 配信のハイブリッドで開催されました。現地 YBCA 会場ですべてのセッションが行われているわけではなく、Web のみのセッションも多数行われていました。 セッション動画はイベント終了後も 30日間オンデマンド視聴が可能とのことです。もし見逃した!という方はおそらく 2022/12 上旬までは視聴可能かと思われますので、あわせてチェックしてみてください。オンデマンド視聴のための参加登録は無料です。 ( https://githubunivers
こんにちは、インフラの橋本です。 2022/10/25にリリースされたOasysのバリデーターをはじめました。 はじめた目的と構築したものについて紹介します。 目的 グリー・BLRDではブロックチェーンゲーム開発を推進しています。Web3向けのゲームを作るにあたって、ブロックチェーンのコミュニティへの参加を加速しています。今回、Oasysというブロックチェーンのバリデーターをはじめました。Oasysはゲーム専用のブロックチェーンで、10/25にメインネットが出たばかりです。 バリデーターというのはブロックチェーンでの取引(トランザクション)の検証をして、ブロックチェーンのブロックを作るサーバーのことです。バリデーターはPoSのブロックチェーンでは掛け金(ステーク)に応じたブロックの検証および作成の機会が与えられます。検証と作成の対価としてブロックチェーンのトークンが得られます。 単に対価を
こんにちは、開発企画の佐島です。 10月25日、グリーグループの様々な技術チャレンジを紹介する GREE Tech Conference 2022 がハイブリッドで開催されました。 当日は雨こそ降らなかったものの今年一番の冷え込みで、本当に人が来てくれるんだろうかと心配で仕方ありませんでしたが、結果的には多くの方にご来場いただき、また、多くの方にご視聴いただくことができました。 例によってセッション内容については動画とスライドが全て公式サイトにアーカイブされていますので、本記事ではハイブリッド開催をやってみて実際のところどうだったのか、振り返ってみようと思います。 物理開催決断にいたるまで そもそも GREE Tech Conference は物理開催を前提としていましたが初年度の2020からいきなりコロナ禍となり過去2回はいずれもオンライン開催でした。 昨年の打ち上げの席で、次こそは物理
こんにちは、開発企画の佐島です。 本記事は、いよいよ来週(10/25)に迫ってきた GREE Tech Conference 2022 について、イベントの概要をざっくりとご紹介するためのエントリーです。 GREE Tech Conference って何?という方は公式サイトをご覧ください。 トラック構成 GREE Tech Conference 2022は、3トラック構成とさせていただきました。 それぞれのトラックについて、簡単にご紹介させていただきます。 トラックA(DX・コマース・横断) トラックAは、DX事業、コマース事業、そして事業を横断して支える技術の3つをテーマとしたトラックとなります。 ネットワークからデザインシステムまで取り扱うトピックの振れ幅も大きいですし、今年の新入社員からマネージャーまで登壇者の振れ幅も大きいトラックです。 後述するゲームやメタバースといった事業ドメ
みなさまこんにちは、グリー株式会社でCTOをやっておりますふじもと (@masaki_fujimoto) と申します。 今回は1週間後に控えたGREE Tech Conference 2022の宣伝も兼ねて、1年ぶりくらいにソフトウェアについてつらつらと書いてみます。というか、なにはなくとも10/25 (tue)、来週開催のGREE Tech Conference 2022にぜひぜひご参加ください。ひさびさにオフラインでも開催しますので! あとついでに、1年くらい前からデジタル庁というところのCTOも兼ねさせていただいてまして、なんかやっぱりあれこれ質問いただくことも多いので、そのあたりどうよ、みたいなところもついでに少しだけ触れてみたいと思います (なんかGREE Engineers' Blog、というところで書くにはちょっとコンテキスト違うかなとも思うのであくまでおまけ、ってことで..
こんにちは。開発企画部の佐島です。 はじめに 11月11日(木)、グリーグループの様々な技術チャレンジを紹介する GREE Tech Conference 2021 が開催されました。 本イベントでは昨年に引き続き7時間の生配信です。アーカイブはこちらにありますが、全部視聴するのは大変なので各セッションごとに分割した動画を公式サイトにupさせていただきました。 スライドも併せてupしておりますので見逃した方や、この記事で知った方、是非ご覧ください。 本エントリでは今回新たに試してみたoViceによるAsk The Speakerがどうだったのか、という点についてご紹介させていただきます。 oViceによるAsk The Speaker 選定した理由 昨年のAsk The Speakerはzoomを使い、登壇者ごとに部屋をわけてやってみたのですが、 部屋が多すぎてどこにいけばいいのかわからな
ここには、「S3 バケットを 1 つ用意し、その設定は公開アクセス可能である」といった内容が書かれています。この設定ファイルを Web コンソールや CLI で CloudFormation サービスに渡すと、実際の S3 バケットを作成、設定してくれます。ここには S3 バケット 1 つだけしか書かれていませんが、EC2、VPC、IAM など複数の AWS リソースを並べて書いて一度に作ることもできます。 テンプレートとスタック CloudFormation の概念で最低限覚える必要があるのは、「テンプレート」と「スタック」です。テンプレートは前述の例のように「こういう状態にしたい」という宣言を書いたものです。設計図に相当します。スタックはその設計図をもとに AWS リソースを実体化するものです。基本的には、一つのスタックを作る際に、そのスタックが使うテンプレートを一つ指定します。 役立
こんにちは、メディア事業でエンジニアをしている木村洋太です。 昨年のGREE Tech Conferenceでは「LIMIA」のフレームワーク移行プロジェクトにおけるコードの自動修正について話させていただきましたが、今回は同時に行ったインフラ移行について紹介いたします。 EC2からFargateへの移行例は多く存在しているとは思いますが、今回の移行では安全な移行のために、shadow-proxy環境での移行前のテストやEC2とFargateの同時稼働によるカナリアリリースなどさまざまな工夫を行いました。これらの中で得られた知見や失敗をまとめられたらと思っています。 インフラ移行の概要 フレームワーク移行プロジェクト フレームワーク移行プロジェクトでは、グリーが運営するメディアの一つである「LIMIA」のフレームワークをFuelPHPからLaravelへ移行することを目的としていました。 移
こんにちは、インフラの小林です。 GCP環境の監視基盤が一段落し実績も積めてきたので、アーキテクチャについて簡単に紹介します。この記事ではメトリックに焦点を当てています。Prometheusを用いたGCP監視基盤を検討している方や、Managed Prometheusを検討している方の参考になれば幸いです。 アーキテクチャ 比較のためにAWS EKS環境と合わせて紹介します。 AWS (EKS) AWS EKS環境では、監視用EC2インスタンスがあり、k8s Cluster内にはExporterのみが存在します。 k8s Cluster外部からkubernetes_sd_configを用いたService Discoveryを行い、メトリックを回収します。AWS環境はプロダクトによってVM, コンテナの利用がまちまちなため、両ケースに対応できるよう監視インスタンスはコンテナではなくVMとし
HOMEInfoHow to build MySQL 8.0.25 on Mac (and Debug with Visual Studio Code) こんにちわ。せじまです。今回はちょうゆるふわです。 はじめに How to build MySQL 8.0.11 on Mac (and Debug with Visual Studio Code) を公開したころ、 macOSはHigh Sierraでしたが、2021年5月現在、最新のmacOSはBig Sur(11.3.1)となりました。私が私物のMacBook Pro 16inchで試している限り、Big Surは久々の大型アップデートなのもあってか、まだ用途によっては stable じゃないのでは?という印象があります。 先日、私物のMacを11.3.1にあげてから Xcode を最新版にアップデートしようとしたら、何度やっても
こんにちわ。せじまです。今回は地味で泥臭い話をします。ただ、割と平易な内容かと思いますので、初学者の方にもオススメです。 はじめに ゲームでは、受取期限のついたログインボーナス的なものがよくあります。ユーザが期限までに受け取らないと、ユーザからそのデータは不可視になりますが、必ずしも、不可視になった瞬間にデータベースから直ちに削除される、というわけでもありません。バッチジョブか何かで、ガベージコレクションのように削除するケースが多いのではないでしょうか。 また、論理削除という概念もあります。論理削除についてはいろいろ意見や考え方があるかと思いますので、ここでそれについては論じませんが、「削除フラグが立ってユーザから不可視になった後、三ヶ月以上経過したデータを削除したい」みたいなことは、ゲームに限らず、しばしばあるんじゃないかなと思います。 こういった、ユーザから不可視になってしばらく経過し
みなさまこんにちは、グリー株式会社でCTOをしておりますふじもとです。最近は諸般の事情でWebUSBとWebNFCを観察しています、iOS SafariでWebNFCサポートしてくれないかな...。 そして今回は来たる2021/11/11に開催予定のGREE Tech Conference 2021の宣伝にやってまいりました。という!ことで! GREE Tech Conference 2021 は 2021/11/11 開催です、ご登録はこちらから! みなさまのご参加をお待ちしております。なおぼくは最初の基調講演で20分ほど (当然グリー株式会社の) お話をさせていただきます。 以上でだいたいこのエントリでお伝えしたいことはお伝えできましたので、以下は蛇足となりますが、グリー株式会社でCTOになって以来初めて社外での仕事をすることにしたので、少しだけそのあたりについて書かせていただこうと思
インフラの駒崎です。 Google Kubernetes Engine (GKE) の 1.20+ で有効な kubelet graceful node shutdown と、それを活用した preemptible VM の利用について書かせていただきます。 GCP の Preemptible VM とは Preemptible VM は、いくつかの制限があるかわりに通常のインスタンスよりも安く利用できるインスタンスです。制限はいくつかありますが、最も留意すべきは 「いつでも停止される可能性があり、最長でも起動から 24 時間で停止される」点でしょうか。 ※ Preemptible VM の新バージョンとして Spot VM もアナウンスされました (2021/10/13 現在 preview) 。 Graceful node shutdown GKE 1.20 以降のバージョンでは ku
インフラのいわほり(@egmc)です。 久々のエントリとなりますが、今回はインフラのMonitoring Unitとして長期的に取り組んでいた監視システムのリプレースについてのお話になります。 背景含めて長いエントリとなりますが、監視システムの長期的な運用の考え方、リプレースにあたって考慮した点などなにがしか参考になる点があれば幸いです。 何を移行したか? グリーのインフラ環境では冒頭で述べたMonitoring Unitというインフラ横断で監視システムを提供するチームが商用環境向けの共通システムの提供/運用を行っています。 監視システムにおけるリソースモニタリングシステムの構成として、オンプレ環境ではGanglia、AWS環境ではPrometheus/Grafanaスタックを採用、運用してきました。 規模感としてはざっくりと監視対象ノードがオンプレサーバが約1500台、AWS側は台数変動
こんにちは、いわなちゃんさん(@xcir)です。 Webサイトには様々なリソースが存在し、それらをS3やGCSなどのオブジェクトストレージに格納することはよくあります。 しかし、多くのサイトではオブジェクトストレージを直接使うことはあまりなく(そもそもお勧めできませんが)通常はCDNを被せて利用します。 オブジェクトストレージを提供するプラットフォームはCDNも提供しています。 例えばAWSであればCloudFrontがありますしGCPであればCloudCDNがあり、それらを組み合わせで使う場合も多いでしょう。 ところが機能、コストなど様々な理由でAkamaiやFastlyなどの外部CDNを使うことがあります。 オブジェクトストレージなので単純にファイル置き場として考えればそこまで気にするポイントはないのかもしれません。 ところが、GCSについては組み込みキャッシュ(Built-in ca
どうも、インフラの後藤です。夏休みの自由研究として、HTTP/3について遊んでみたのでよろしくおねがいします。 はじめに HTTP/3はRFC目前となっており、すでに多くのブラウザがサポートし、ミドルウェアも実装が進められています。また、GCPではCloud CDN やHTTPS Load Balancingですでに利用することが出来ます。 HTTP/3は、トランスポートプロトコルにUDPで動作するQUICを利用しています。このQUICは様々な効率化の仕組みが盛り込まれていて、結果としてHTTPプロトコルの高速化が実現されています。 一方で、少ない環境ではあるものの、QUICが利用できないネットワークがあることも知られています。実際に使用する場合に問題になることはなく、多くの場合はHTTP/2にフォールバックされアクセスが行われます。ですが、国内での実情は調査の余地があると思われます。 今
こんにちわ。せじまです。 2021-07-09、日本MySQLユーザ会会(MyNA会) 2021年07月 -下位レイヤ勉強会- でお話させていただくことになりました。勉強会等でお話させていただくのはずいぶん久しぶりで、オンラインイベントでは初となります。 資料を読み返してると「興味のある方は、予め、関心のある補足資料等にざっと目を通しておいていただいた方が、よりわかりやすくなるかも」と感じたので、イベント開催一週間前ですが、事前に資料を公開させていただくことにしました。
こんにちわ。せじまです。ひさびさにゆるふわです。 はじめに 以前、WindowsやMacで MySQLをビルドしてソースコード読む記事を書かせていただきましたが、早いもので、あれからもう3年近く経とうとしています。 その間、WSL2がリリースされるなどしたり、MySQLも8.0.12~8.0.25がリリースされるなど、いろいろ変わってきましたので、備忘録的に、MySQLのデバッグビルド周りを久々にメモしておこうかと思いました。 対象としては Windows上で Visual Studio で MySQL 8.0.25 をデバッグビルドし、ソースコードを読んでみる WSL2上で MySQL 8.0.25 をデバッグビルドし、 Windows上の Visual Studio Code を使って gdb 経由で動かしてみる macOS 11.3.1 上でMySQL 8.0.25 をデバッグビルド
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