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—— 麻倉さんから、StereoSound ONLINE読者諸氏に知ってもらわなくてはならない重要な案件があるというお話をいただきました。テレビ放送の録画にまつわるテーマとのことです。 麻倉 きわめて、由々しき事態と言っていいでしょう。これが決まってしまったら、皆さんがお使いのBD/HDDレコーダーや録画用ディスクが値上げされることになるのです。 —— それは唐突な話ですね。いったいどういうことなのでしょう? 麻倉 実は今、文化庁が中心になって「私的録画補償金制度」を復活させて、BD/HDDレコーダーに適応しようという動きがあるのです。その場合は出荷価格の1%ほどの補償金が課されることになり、そのコストは “製品の値上げ” という形で、われわれユーザーが負担することになります。 —— 「私的録画補償金制度」というと、ずいぶん昔にDVD-Rなどに課金されていたはずですが、今でも続いていたんで
月刊HiVi 2020年2月号を読んで、驚きの声を上げた方は多いはずだ。VSV16ページに、堀切さんがDVDの断捨離を決行すると書かれていたのだ。あの堀切さんがコレクションを手放す!? そんなことが起こりうるとは、想像だにしなかった。ここでは2020年1月27日に粛々と行なわれた断捨離・第一回と、貴重な映画資産を受け継ぐべく集まったシネフィルたちの様子を紹介する。(編集部) 「じっくり調べると、かなり貴重なディスクもあるんですが……」と堀切さん 相次ぐ強烈な台風で列島が震撼した2019年、記録的な大雨は我がDVDコレクションを保管していたトランクルームにも被害をもたらした。 管理会社から「冠水によってトランクルームを閉鎖するかもしれません」と連絡を受けたのが9月。トランクルームは自宅から徒歩5分ほどのマンションの地下1階にあり、エアコンが常時稼働している快適な環境にあった(夏場でも室温24
パナソニックは先に開催されたCES2022で、環境関連や北米事業に関する様々な展示を開催した。その中で注目したいのが、軽量・高画質なSteamVR対応VR(仮想現実)グラス「MeganeX」や、人体冷熱デバイス「Pebble Feel」、大きな声を出しても外部に音が漏れない無線マイク「Mutalk」といったメタバース(※)関連のアイテムだ。 中でもMeganeXはパナソニックが一昨年のCESから展示を行っており、今回遂に具体的な製品に仕上がった。そこで今回は、パナソニックにお邪魔して、MeganeXの映像を体験させていただくとともに、本機の開発を手がけたデジタルプロセス開発センター XR開発部 部長の柏木吉一郎さんと、事業開発センターXR総括の小塚雅之さんに製品の詳細や今後の展開についてお話をうかがった。(編集部) ※メタバース:コンピューターやネットワークの中に構築された現実世界とは異な
7月14日に公開された宮﨑 駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』が大ヒットを続けている。公開4日間で観客動員135万人、興行収入21.4億円を突破し、先日発表された公開1ヵ月の集計では観客動員412万人、興行収入62.3億円に届いたという(興行通信社調べ)。そんな本作はスタジオジブリ作品として初めてIMAXシアターで公開、加えてドルビーシネマ、DTS:Xでも上映されている。今回は劇場公開時にこれだけ多くのフォーマットに対応した狙いや制作時の苦労話について、本作の撮影監督を担当した奥井 敦さんと、ポストプロダクション担当の古城 環さんにお話をうかがった。インタビュアーはジブリ作品を愛する潮 晴男さんだ。(StereoSoundONLINE編集部) 『君たちはどう生きるか』 ●原作・脚本・監督:宮﨑 駿●製作:スタジオジブリ※全国公開中 宮﨑駿監督10年ぶりとなる長編映画最新作『君たちはどう
今回は、オラソニックのIA-BT7を試聴した。オラソニックは、もともと2010年に東和電子のオーディオブランドとして誕生し、2017年10月に東和電子からインターアクションへ事業移管された。IA-BT7は、そんな新生オラソニックを代表する高音質ブルートゥーススピーカーだ。 フォーマットの成熟、製品の成熟は意外なところからやってくる。カセットはもともと事務用のメモマシンとして誕生した。しかし日本メーカーの手にかかるとそれがハイファイになり、最後にはナカミチの1000番のような超弩級な製品まで発展している。 ブルートゥースもそれに近く、最初はお手軽な、スマホからの通信手段として使われた。通信容量が少なく、汎用性が高いという点がメリットだった。その時点では音楽通信などは考えられていなかったのである。 しかしその後、音楽通信用としてブルートゥースが使われるようになった。外ではスマホやDAPでヘッド
今回よりスタートする「小岩井ことりと山本浩司のオーディオ研究所」。声優の小岩井ことりと、オーディオ評論家の山本浩司先生による、オーディオをより多くの人に知ってもらいたい!という思いからHow To、機器の選び方まで、いい音で聴けばもっと音楽を好きになる!をモットーに皆様にオーディオの面白さを伝えていく連載です。 第1回となる今回は、小岩井ことりさんにステレオサウンド誌のリファレンスシステムでスピーカー・リスニングを体験していただきました。(編集部) 小岩井ことり 声優、ピアレスガーベラ所属。作詞や作曲も行ない、MIDI検定1級、講師資格も所持しているマルチタレント。声優としては「のんのんびより」宮内れんげ、「アイドルマスター ミリオンライブ!シアターデイズ」天空橋朋花、「七つの大罪」エレイン役などを演じている一方で、自身の出演作にも作詞/作曲・提供をしている。肩書は「完パケ納品できる唯一無
1月末、パナソニックから録画用BDディスクの生産 “完了” が発表された。同社の録画用BD-RとBD-REの合計36モデルについて、全製品の生産を完了し、後継商品は予定されていないという。エアチェックファンの中にはパナソニック製録画用BDディスクの愛用者も多く、これからどのディスクを使ったらいいのかという “悲鳴” も多く上がっている。そこで今回は、ビデオテープ時代からエアチェック生活を続けている麻倉さんに、最新の録画用BDディスクをチェックしてもらった。(StereoSound ONLINE編集部) 試聴に使った録画用ディスク。レコーダーのHDDに保存したNHK BS4Kのダビング10コンテンツを、各ディスクに4KDRモードのままで録画している 今回のパナソニックの発表は本当にショックでした。同社のBDディスクは国内生産だったこともあり、熱心なエアチェックファンから高い信頼を集めていまし
StereoSound ONLINE読者で「東映」の名前を知らない人はいないだろう。劇場作品はもちろん、人気テレビドラマや『仮面ライダー』『戦隊』シリーズといった特撮など、数多くの作品を作り続ける総合映像制作会社だ。さらに東京と京都の2ヵ所に撮影所を所有している国内唯一の存在でもある。 今回、そんな東映東京撮影所の取材に対応いただいたでので、短期連載としてお届けする。第1回は潮 晴男さんによる、東映東京撮影所長の木次谷良助さんと、撮影所次長兼スタジオ営業部長の阪井一哉さんへのインタビューをお楽しみいただきたい。(編集部) 編集部注:東映東京撮影所では、一般見学は受け付けていません 潮 今日はお時間をいただき、ありがとうございます。個人的にも東映さんの撮影所にお邪魔するのは初めてなので、とても楽しみです。まずは現在の東映東京撮影所の概要についてお聞かせいただけますでしょうか。ぼくの少年時代だ
今回のイベント会場となった、東京・銀座プレイス。1階は日産自動車のショールーム。このビルの4階から6階が、現在のソニーストア銀座だ www.sony.jp去る9月23日(祝・日)、東京・銀座のソニーストア銀座5階試聴室(シアタールーム)にて、特別なイベントが開催された。発売以来12年もの長期にわたって作り続けられているソニーのハイファイスピーカーSS-AR1の設計者をお呼びし、開発プロセスや音質チューニングの勘所を聞き、実際にそのサウンドを楽しみながらロングセラーの秘密を探ろうという試聴会である。 SS-AR1 | コンポーネントオーディオ | ソニーソニー コンポーネントオーディオ 公式ウェブサイト。コンポーネントオーディオSS-AR1の商品ページです。 www.sony.jp SS-AR1の発売は2006年12月、リリースからすでに12年の月日が経とうとしている。にもかかわらず、ソニー
池袋の「グランドシネマサンシャイン」がオープンして約2ヵ月が過ぎた。スクリーンサイズなどの規模が大きいことはもちろんだが、実際の画質・音質についての評判も高い。加えてIMAXシアターでの『ダンケルク』や『ブレードランナー』のリバイバル上映と映画ファンの心をくすぐる企画も続いている。今回はそんなグランドシネマサンシャインにお邪魔して、支配人の下井一洋さんと、営業主任で映写担当の菊池 元さんにインタビューをお願いした。インタビュアーは映画館が大好きな久保田明さんだ。(編集部) グランドシネマサンシャインの最上階に設けられたIMAXシアター(シアター12) 久保田 今日はお時間をいただき、ありがとうございます。まずはグランドシネマサンシャインさんの概要について教えていただけますか? 下井 当劇場は、12のスクリーンを備えたシネマコンプレックス型の映画館です。すべてデジタルプロジェクターによる上映
●搭載ドライバー:10mm径ダイナミック型 ●通信方式:Bluetooth5.2 ●対応コーデック:SBC、AAC、aptX、aptXAdaptive(96/24) ●連続再生時間:5時間(8K SOUND+オフ時/同機能オンで30~60分再生時間は短くなる)、最大15時間(充電ケース併用) ●防水性能:IPX4 麻倉 今日はファイナルの本社にお邪魔して、完全ワイヤレスイヤホン「ZE8000」について詳しいお話をうかがいたいと思っています。ZE8000は昨年12月に発売された新製品ですが、その音を初めて聴いた時は、びっくりしました。 ワイヤレスイヤホンであんな音は聞いたことなかった。柔らかくて、芯があって、でも自然な音なんです。これまでとまったく違う。従来のワイヤレスイヤホンの音は、基本的に強調している。低音強調、高音強調、中域強調でカリカリした音しかないので、そこが嫌だなと思っていたので
フランスで開催される国際コンテンツ見本市MIPCOM/MIPTVでは、毎年最新映像に関連した興味深い展示が行われている。StereoSound ONLINEでも麻倉怜士さんによるリポートをお届けしているが、2020年はリモート開催のため例年のような記事は紹介できなかった。しかしそんな状況でもオーディオビジュアル関連展示は数多くあった。そこで今回は、麻倉さんが注目したソニーの「AIによる音源分離」をクローズアップする。インタビュー取材に応じてくれたのは、ソニー株式会社R&DセンターDistinguished Engineerの光藤祐基さんと、コンテンツ開発課ビジネスプロデューサー池田裕司さんのおふたりだ。(編集部) ※インタビュー取材は2020年12月に実施しました 【麻倉怜士のMIPCOM2019報告:01】世界から8Kプロダクションが集合した「ソニー4K/8Kシアター」と「NHK 8KT
fidataブランドの躍進で印象が薄れてしまっているが、アイ・オー・データのオーディオ用NASには「挑戦者」ブランドのRockDisk NEXT/RockDisk for Audioという廉価シリーズがある。しかしこれらはすでに生産完了。「お手頃価格の新しいオーディオ用NASを」というユーザーの声に応える形で同社が発売したのがこの「Soundgenic」だ。通常のオーディオ用NASの機能に加えて、USB接続したドライブからのCDリッピング&再生やUSBトランスポート機能も搭載。同社がfidataで得たノウハウが、惜しみなく投入されている。RockDisk NEXTのユーザーとしては、その進化ぶりが気になるし、試さないではいられない。 というわけで今回は、2TバイトHDD内蔵のHDL-RA2HFを自宅で使用しているRockDisk NEXTと入れ替えて、3日間ほど使用してみた。まずはBlu-
MQA-CDは、対応機器でハイレゾを楽しめる画期的なCD 字面だけ見れば嘘か勘違いのようにしか見えない。オーディオを聴く人には、“ハイレゾとCDはデータの形態も品質も異なる”というのが常識で、両者は明確に区別されてきた。しかし、現在この言葉通りのことが可能である。この摩訶不思議を現実にしたテクノロジーが「MQA-CD」だ。昨年3月に登場するやいなや話題となり、オーディオメディア以外のIT系ニュースでも取り上げられたので記憶に残っている方もいるだろう。 そもそもMQAとは何か。簡潔に言うなら、「データ容量をコンパクトにしながら、(スタジオ)マスター品質の音を保証する新しいオーディオコーディング技術」だ。あくまで、オーディオファイルにおけるエンコードとデコードの新技術であり、決して音声フォーマットではない。つまりWAVやFLACなどとは異なり、「MQA」というファイル形式は存在しない。詳しくは
9月28日に発表された、パナソニックのおうちクラウドDIGA。同日秋葉原で開催された発表会には、俳優の遠藤憲一氏が登場し、新製品の魅力を語ってくれた。 そこで発表されたのはおうちクラウドDIGA「DMR-BRG3060」(市場想定価格¥96,000前後)、「DMR-UBZ2060」(市場想定価格¥95,000前後)、「DMR-BRT2060」(市場想定価格¥84,000前後)、「DMR-BRT1060」(市場想定価格¥71,000前後)の4モデル。さらにディーガと組み合わせる製品としてHDペットカメラやドアホンも紹介された。 同社はDVD時代から家庭用録画機としてDIGAを発売している。これまでは録画機はお父さんが機能面で選ぶ製品だったが、おうちクラウドDIGAを通じて「家族をつなぐ」提案をしたところ、同社ディーガサイトへの訪問者の割合や購入検討者の女性比率が向上してきたという。 それを踏
レグザ史上最大サイズ、100インチの4K液晶レグザ「100Z970M」が12月に発売! 「レグザエンジンZRα」や「Mini LEDバックライト」の搭載で、大画面に相応しい画質を獲得 TVS REGZAから、同社史上最大サイズとなる4K液晶レグザ「100Z970M」が発表された。市場想定価格¥1,375,000(税込)で、12月の発売を予定している。 型番からも分かる通り画面サイズは100インチ、家庭用としては過去数例しかない巨大サイズを実現している。同社では“映画館のような大画面がある上質なリビング”を手に入れることができる製品だとアピールしている。 このサイズでレグザらしい高画質を実現するために、映像エンジンには「レグザエンジンZRα」を搭載。ミリ波レーザーによるセンシング機能で視聴者の位置を認識したり、ディープニューラルネットワークを駆使したコンテンツ解析機能を...
NHK BS4Kで毎週火曜日深夜に放送されている『ウルトラセブン』が話題だ。1967年に放送がスタートした本作は、ウルトラシリーズの中でもSFマインドの高い作品として根強い人気を誇っており、今回4Kの高品質で楽しめることを喜んでいるファンも多い。だがそこには、16mmフィルムに収められた情報をいかに4K/HDR化するかというひじょうに難しい課題もあったという。今回はその難題に挑んだ、円谷プロダクション 製作本部長の隠田雅浩さんと製作部 池田 遼さんのおふたりに、麻倉怜士さんがインタビューを行った。(編集部) 第3話「湖のひみつ」より。左が2K/SDRで、右は4K/HDRリマスターされたもの -- NHK BS4Kで『ウルトラセブン』の4Kリマスター版が放送されています。円谷プロの作品としては『ウルトラQ』に続く第二弾になるわけですが、まさにファンの期待に応えた素晴らしいチョイスだと思います
若い音楽ファンを中心に、80年代シティポップが注目を集めている。そんな中、タワーレコードから中山美穂とJADOESの7作品がSACD/CDハイブリッド盤で登場した。いずれも1986〜1988年にオリジナルCDが発売されたアルバムで、角松敏生さんのプロデュース作品も含まれている。 今回は角松さんにStereoSound ONLINE試聴室においでいただき、これらのディスクを聴いてもらいながら、当時の思い出やプロデュース、音作りで工夫した点についてじっくりお話をうかがった。 また8月31日に、角松さんの8年ぶりのオリジナルアルバム『Inherit The Life』も発売された。こちらは9月末に神奈川芸術劇場で上演される舞台『THE DANCE OF LIFE -The beginning-』で使われる楽曲を収めた音楽物語。この『Inherit The Life』についても語っていただいた。
いよいよ明日(7月30日)午後8時から、山下達郎さん初の映像配信『TATSURO YAMASHITA SUPER STREAMING』が行われる。StereoSound ONLINEでもその配信を大画面で見る方法を(勝手に)検証してきたが、予想外のアクセスと問い合わせをいただき、達郎さんの人気の高さに改めて驚いた次第だ。 そんな画期的な配信については、「どんな経緯で実現したのか?」「384kbpsのAAC-LCを使うといった音質への配慮は達郎さんからの要望だったのか?」など気になる点もある。そこでStereoSound ONLINEでは、配信元であるMUSIC/SLASHに取材を申し込んでみた。すると、MUSIC/SLASHの企画・運営を手がける株式会社SPOON代表取締役社長の谷田光晴さんがインタビューに応じてくれることになった。 --今日はお時間をいただきありがとうございます。今回、M
「Sound Blaster」としては初のデュアルDAC、デュアルXAMP搭載のフルバランス設計を採用し、本格的なUSBオーディオ機器としての性能を備えた最上位モデル「Sound Blaster X5」(12月中旬発売 ¥39,800税込)。ここでは、発売に合わせて、その実力をじっくりとチェックしてみた。 ▼関連記事「Sound Blasterの名を冠したUSB DACアンプ「Sound Blaster X5」が12月中旬に発売。プレゼント&同時購入キャンペーンも実施」 Sound Blasterの名を冠したUSB DACアンプ「Sound Blaster X5」が12月中旬に発売。プレゼント&同時購入キャンペーンも実施 - Stereo Sound ONLINEクリエイティブメディアから、USB DACアンプの最上位モデルとなる「Sound Blaster X5」が、12月中旬に発売され
先月私の「緊急提言」で述べた、「私的録画補償金」制度をBD/HDDレコーダーに適用しようという提案について、8月23日から、文化庁著作権課が政令改正に向けてパブリック・コメントの募集をスタートしました。 【緊急提言!】 BD/HDDレコーダーや録画ディスクに補償金!? 「私的録画補償金」が十数年ぶりに復活しようとしている、その狙いとは - Stereo Sound ONLINE—— 麻倉さんから、StereoSound ONLINE読者諸氏に知ってもらわなくてはならない重要な案件があるというお話をいただきました。テレビ放送の録画にまつわるテーマとのことです。 麻倉 きわめて、由々しき事態と言っていいでしょう。これが決まってしまったら、皆さんがお使いのBD/HDDレコーダーや録画用ディスクが値上げされることになるのです。 —— それは唐突な話ですね。いったいどういうことなのでしょう? 麻倉
ソニーから、Bluetoothイヤホンの新製品「WI-C310」、および「WI-C200」の2モデルが7月6日に発売される。価格はオープンで、それぞれの想定市場価格はWI-C310が¥5,000前後、WI-C200は¥4,500前後となる。 カラーリングは2色展開 2モデルとも同社Bluetooth(ワイヤレス)イヤホンの中ではエントリーに属するモデルで、WI-C310は「WI-C300」の後継、WI-C200は310の兄弟モデルという関係だ。左右ハウジングのつながったネックタイプのモデルとなる。 WI-C310、WI-C200ともに、近年ワイヤレスイヤホン市場の中で拡大している5000円未満の価格ゾーンをターゲットにした製品だが、そうしたクラスの中でもソニーイヤホンの特徴でもある、スタミナバッテリー、装着感、音質、デザインに磨きをかけることで、他社との差別化、競争力を高めているのが特徴と
アコースティックリバイブから、LANポートに挿すだけで音質改善が実現できるアクセサリー「RLT-1K」が登場した。 LANターミネーター 「RLT-1K」 ¥21,000(税別) ●寸法:W12×H12(LANレバー込み14.5)×D71mm(LAN端子部含む) ハブやルーター、NASやネットワークプレーヤーなどのネットワーク機器はすべて機器自体からのノイズ発生と電源のACアダプターなどからも盛大なノイズが発生しているため、LANポートへ盛大なノイズが飛び込み、その影響は深刻だ。 RLT-1はソニーの金井 隆氏が開発したXターミネータをもとにACOUSTIC REVIVEの制振技術を取り入れたアイテム。今回RLT-1Kとしてバージョンアップし、トルマリンの10倍以上のマイナスイオンを発生する天然鉱石・貴陽石の粉末を液体化した独自開発の特殊液を施すことでS/N向上、音像定位、エネルギー密度の
コルグから1ビットタイプのA/D & D/Aコンバーター「Nu I」が11月下旬に発売される。DSD 11.2MHzに対応したDAC機能に加えて、アナログ音声の録音も可能。さらに同社オリジナルの真空管デバイス「Nutube」を通した音も楽しめる、加えて、オノ セイゲン氏のプロデュースによる、マスタリングプログラムも提供。まさに万能デジタルデバイスだ。コルグ本社に出向き、Nu Iの開発陣にインタビューした。インタビュアーはご自宅で同社製DACを愛用している、麻倉怜士さんだ。(編集部) 1ビット USB-DAC/ADC+PREAMP Nu I ¥425,000(税別、11月下旬発売予定) ●対応フォーマット:USB=DSD:2.8/5.6/11.2MHz、1ビット リニアPCM=44.1/48/88.2/96/176.4/192/352.8/384kHz、16/24ビット ●オーディオ・ドライ
アイ・オー・データから、第4世代となる「Raspberry Pi 4」のラインナップとして、2Gバイトのメモリーを搭載した「UD-RP4B2」が発売される。4月末の出荷予定で、市場想定価格は¥5,380(税別)。 Raspberry Pi 4は、4K出力対応のmicroHDMIポートが2つ搭載され、さらにCPUの高速化やUSB3.0ポートの追加、Bluetooth 5.0対応など、「Raspberry Pi 3 Model B+(UD-RP3BP)」からスペックアップを果たしたモデルだ。これまでは4Gバイトのメモリーを搭載した「UD-RP4B4」のみだったが、今回のUD-RP4B2はメモリーを2Gバイトに抑えることでリーズナブルな価格を実現している。 もちろんアイ・オー・データとして、1年間のハードウェア保証がついているので安心だ。また動作に必要なOSもhttps://www.raspbe
いまからおよそ半世紀前、“昭和の特撮作品”が注目を集めている。東宝の『ゴジラ』シリーズや東映の『仮面ライダー』シリーズ、『ウルトラマン』シリーズ。昨今はハリウッドのスタジオも巻き込んで新作が製作・公開されるようになって久しい。当時を知る世代には懐かしく、VFX作品で育った世代には目新しい。再見するたびに日本の生んだ“特撮”ならではのこだわりとクォリティにはいまも目を見張らされるばかりだ。 ご存知『大怪獣ガメラ』シリーズもそのうちのひとつ。大映の生んだ特撮作品の代表作としてよく知られている。のだが、負けず劣らず高い人気を誇るのが『大魔神』シリーズだ。『大魔神』『大魔神怒る』『大魔神逆襲』からなる三部作。安田公義、三隅研次、森一生といった名監督たちが手掛けた本格的な“伝奇特撮時代劇”である。 『大魔神怒る』 (C)KADOKAWA1966 この『大魔神』シリーズや、これもまた根強い大映の人気の
2019年9月18日に、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本で一斉にスタートした音楽ストリーミングサービス「Amazon Music HD」。何よりの驚きは、CDクォリティの「HD」で6,500万曲以上、192kHz/24ビットや96kHz/24ビットの「ULTRA HD」で数百万曲という音源を揃えていることだ。これまでハイレゾを聴くためには音源をダウンロードし、USB DAC等につないで対応ソフトで再生する必要があったが、Amazon Music HDではそんな手間もいらない。音楽ファンにとっては夢のようなサービスだ。とはいえ、そもそも音源はどうやって準備されたのかや圧縮はどこで行なっているのかなど、疑問点は多い。そこで今回、発表会のために来日したAmazon Music HDの担当者を直撃、気になる点をインタビューした。対応いただいたのは、Amazon Music担当 バイス・プレジデント
世界185ヵ国で音楽配信サービスを展開している「DEEZER」(ディーザー)。日本でも今年の3月から正式にサービスをスタートしている。その一番の特長はCDクォリティのロスレス配信サービス(44.1kHz/16ビット/FLAC)を準備していることだ。そのDEEZER Japanのカントリーマネージャー 黒川剣氏が、先日開催された「秋のヘッドフォン祭2018」で講演会を開催した。StereoSound ONLINEでは、講演直後の黒川氏に単独インタビューを実施、音質にこだわる日本の音楽ファンに向けてのメッセージを聞いた。(StereoSound ONLINE担当) −− 「秋のヘッドフォン祭2018」での講演会お疲れ様でした。 黒川 ありがとうございます。DEEZERは音楽配信サービスプロバイダーで、ハードウェアメーカーではないので、どれくらいの人が集まってくれるかと思っていましたが、沢山の方
自発光デバイスとして広く認知されているOLED(有機EL)ディスプレイ。今では高品質な家庭用大型テレビとしてオーディオビジュアルファン要チェックの製品になっている。そのOLEDには白色パネルとRGBパネルがあることは、StereoSound ONLINE読者諸氏ならご存知だろう。今回はこのふたつの違い、それぞれのメリットについてSID(Society for Information Display、米国国際ディスプレイ学会)会長の辻村隆俊さんにリモートインタビューを実施した。(編集部) 麻倉 今日はお時間をいただきありがとうございます。辻村さんはSID会長で、OLEDが大型テレビに適用できる事を証明した方だとうかがっています。まず、SIDとはどんな組織なのか教えて下さい。 辻村 SIDは1962年に設立された、電子ディスプレイに関する学会です。もともとは、米国無線学会で電子ディスプレイを専
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