日米合同委員会 ― より開かれた運用を 外務委員会で、日米合同委員会の情報公開の問題を取り挙げました。 日米安保条約に基づいて日本に駐留する米軍の、日本における施設・区域の使用、日本における米軍の地位について規定したのが日米地位協定です。その実施機関が日米合同委員会で、外務省 北米局長と、在日米軍副司令官を共同議長として、定期的に開催されています。 合意されたことが発表されることはあっても、議論の内容が明らかにされたことはなく、また、発表されない重要な合意があるのではとの指摘がなされてきました。私自身も、強い問題意識を持ってきた問題で、今回まとまった議論を林大臣、北米局長との間で行うことができました。 まず、最近問題となった沖縄や岩国の在日米軍の米国出国前検査と入国後の移動制限に関して、日米間で認識の不一致があったことについて議論。私は、オミクロン株の国内感染拡大につながった可能性があるこ