将棋の探索空間はどれくらいの広さなのでしょうか。 チェスの場合、1手から最終局面までの手順数(探索空間)は10の120乗程度と言われている。将棋の場合は、10の220乗。一度取った相手の駒を使うことができるため、とたんに増えてしまう。囲碁は盤面の広さもあって10の360乗である。 将棋対決・第1回 チェスコンピュータからの応用でもアマ20級 上の記事に見られるような「10の220乗」というのが定説になっています。 ところが、一定以上の棋力を持つプレイヤーに限定する場合、桁違いに狭いというのが私の考えです。10の220乗どころか、10の50乗すらいかないと私は思っています。 やねうら王では探索をしない場合、プロの棋譜との指し手一致率は、以下のようになっています。 Prediction(%) = 43.5828, 64.8331, 75.9408, 82.7774, 87.3075, 90.