DXはドラえもんである 最近激アツのデジタルトランスフォーメーション(DX)。営業部門におけるDXとは「情報技術で営業活動を変革させることで、顧客の購買行動にあわせて最適化して競争力と優位性を維持向上させる」。要するに、「営業マンの足で稼ぐ」的な従来の営業のやり方では吸い上げられかった顧客ニーズに応じられるよう営業組織を変革させるということである。 2年ほど前、DXについてのセミナーを受けたとき、「DXは営業という仕事を劇的に変える黒船やドラえもんのような存在になりえるのではないか」と直感した。新卒で営業職について以来、四半世紀、僕は営業という仕事の魅力と良い部分を見てきた。同時により多くのダメな部分、改善しなければならない欠点を見てきた。 DX(という概念)に触れて、野比のび太の人生が、ドラえもんとの出会いで良いものになったように、営業という仕事をDXで良いものに変えられる予感がしたのだ