たとえ一億いや一兆積まれても愛のないセックスはしません的なことを言う女(貞操観を語るのに金銭的価値を付随させる必要はない)がいて、そういう女のそういう寝言を聞くたびに「誰がおまえのまんこに一億も出すんだよ」と、半ば惰性でツッコミを入れてきた(もちろん心のなかで)実際のところせいぜい時給五千円、いやおれの見立てだと二千円でも割高なレベル。そんなメスが一億積まれてもとかほざく。わたしはそのテの、己の価値を実際より遥かに高く見積もっている女、激しく水増ししているメスを全力で憎んできた。そしてこれからも憎んでいく。つもり、ですが、今日はそんな話しではありません。高い安いはあるものの、女は醜女でも年増でも価値を持つ。もちろん性的な意味で。というか市場的な意味で。つけられる値段の違いはあれど、需要はだいたいどんな女にでもあると思う。たとえ老婆でも化け物でもだ。それはつまり、生まれ落ちたときから、そのよ