3万冊を扱う“本屋”になった「ニコニコ静画(電子書籍)」を使ってみた:コメント数で本を探すのも一興(1/2 ページ) ドワンゴの電子書籍サービス「ニコニコ静画(電子書籍)」が有料販売を本格開始し、iOSアプリにはストア機能が加わった。サービスを使ってみると、コメントの盛り上がりやタグ、イラストPOPを通じて作品に出会えたりと、ニコニコらしい仕掛けがあることが分かる。 ドワンゴの電子書籍サービス「ニコニコ静画(電子書籍)」が10月24日、有料作品の本格配信をスタートした。同社は今回、124の出版社と提携してコミックを中心に約3万2000冊(24日時点)の電子書籍を配信する。サービス内容については新サービス発表会の記事で紹介したが、ここでは使い勝手などをレビューしていく。なお、利用にはniconicoの会員登録が必要だ。 「コメント数が多い順」などで電子書籍が探せる これまで無料コンテンツの配
ニコニコ静画というコミックビュワーを使ってみる。事前の評判で、よく落ちると言われているので、iPad(初号機)の他のアプリケーションを終了しておく メジャーな作品が揃っている事がわかる。 10月24日(水) 午後3時より、ニコニコ静画で読める電子書籍のリストが公開される。 ニコニコ静画:ブックリスト http://info.nicovideo.jp/seiga/booklist/ ニコニコ静画のホームページ http://seiga.nicovideo.jp/ まず、iOSアプリをダウンロードしようとすると「17歳以上じゃなきゃダメだぜ」と言われるので、ここはOKとしてダウンロード、起動するとニコニコ動画のIDとパスワードが要求されるので、それを入力すると、漫画雑誌が表示されているので、それをタップして選択して読んでみる。ページめくりのGUIは半透明にもなっておらず、目障りなので、もっぱら
ドワンゴが小学館や集英社など124の出版社と提携し、コミックを中心に約3万冊の電子書籍を「ニコニコ静画(電子書籍)」で提供する。大手出版社の人気作をそろえ、「青空文庫、Wikipedia、楽譜もない」という「水増しなし」のラインアップだと、担当者は自信を見せる。 「ニコニコは本屋になろうと思う」――ニコニコ動画でおなじみの「niconico」を運営するドワンゴとニワンゴが、電子書籍事業を大幅に強化する。両社は10月24日から、niconicoの電子書籍配信サービス「ニコニコ静画(電子書籍)」で有料作品を本格的に配信する。小学館や集英社など124の出版社と提携し、コミックを中心に約3万冊の電子書籍を提供。「コミックコンテンツの配信プラットフォームとしては日本最大級」という(ドワンゴ調べ/成人コミックを含まない品ぞろえとして)。提供中のiOSアプリも近日中に刷新し、アプリ内課金に対応することで
ニコニコ動画を知らない人はもういないはずだ。動画の上にユーザーがコメントを付与して楽しめるこのサービスは、2006年に開始、YouTubeから接続を遮断されたり、テレビ局などから投稿の削除を求められたり、という長い困難の時期を経て、2010年に黒字化を果たしている。先日(4月28日-29日)に9万2384人が幕張メッセを訪れたイベント「ニコニコ超会議」も注目を集めた。 そのニコニコ動画を運営するドワンゴ社がいま力を入れているものの1つが電子書籍だ。「ニコニコ静画」(動画ではないことにご注意いただきたい)と銘打って、イラスト投稿を起点に、漫画、ライトノベルなどへとその守備範囲を広げつつある。 動画と同じく、ユーザー投稿だけでなく、角川書店との提携により商業作品の充実を図っているのも注目すべき動きだ。Kindle日本版の開始もまもなくと言われるなか、商業作品の品揃えを競う国内電子書店とどう戦略
電子書籍にまつわる疑問・質問を、電子書籍・ITに詳しいまつもとあつし先生がわかりやすく回答! 教えて、まつもと先生! まつもと :そうなんですよね。東京日本橋、隅田川近くの「明治座」と同じビルに入っています。創立150年を迎える演劇場と動画配信でポップカルチャーを引っ張ってる会社が同居しているのって、何度来ても感慨深い・・・。 で、今日は前回「まつもとあつしのそれゆけ! 電子書籍 第3回 ソーシャル・リーディングって何?」で触れた「ソーシャル・リーディング」について、でしたよね。 ちば :そうです! でも、電子書籍とニコニコ動画っていうのもやっぱり不思議ですけど、いま国内でそれを聞くならまずはここ、ということなんですよね。 <お話を伺った方> ドワンゴ 企画開発部長 伴 龍一郎 ばん・りゅういちろう●中野真とともにパケラジ次世代版の構想を考えた一人。その後「ニコニコ動画モバイル」開発メンバ
電子書籍にまつわる疑問・質問を、電子書籍・ITに詳しいまつもとあつし先生がわかりやすく回答! 教えて、まつもと先生! ちば :どうしたんですか、いつにも増して暗いじゃないですか、まつもとさん。 まつもと :そんなことはないです。しかもその言い方はいつも暗いってことですか? ちば :い、いえ・・・、で、どうしたんでしょう? まつもと いや、週末この原稿を書いているときに急に出てきたニュース(2月11日深夜2時)と、それへの反応を見て、思わず考え込んでしまっていました。 ちば :(やっぱ暗い・・・)あ、日経新聞の「米アマゾン、日本で電子書籍端末発売 ドコモから回線」っていう記事ですね。アマゾンの電子書籍端末だから・・・キンドルがいよいよ日本でも発売されるってことですよね。でも何か考え込むことがありましたっけ? ※米アマゾン、日本で電子書籍端末 ドコモから回線 :日本経済新聞 Kindle上陸?
左はニコニコ事業本部 企画開発部 第八セクション(静画)の黒田晋哉セクションマネジャー、右は第八セクション エンジニア第二グループの庄司嘉織 ニコニコ静画(電子書籍)システムリーダー 「学生時代に部室でジャンプとかをワイワイしゃべりながら回し読みしている、読んだ後に貸して感想を話し合う、そんなイメージをニコニコなら実現できるのではないか」。ドワンゴ ニコニコ事業本部 企画開発部 第八セクション(静画)の黒田晋哉セクションマネジャー(写真1左)は、「ニコニコ静画(電子書籍)」の開発の発端をこのように説明する。 ニコニコ静画(電子書籍)は、ドワンゴが2011年11月8日から開始した電子書籍配信サービスである(関連記事:「ニコニコ」が電子書籍、コメント投稿・共有機能でソーシャルリーディング)。電子書籍の閲覧だけでなく、読者がコメントを投稿し、それらを共有できる機能を備えるのが特徴だ(写真2)。対
2次創作がコンテンツの寿命を延ばす──角川会長と川上会長が話す、ネット時代の電子書籍(1/3 ページ) 角川とニコ動が手を組んだ電子書籍サービス「ニコニコ静画(電子書籍)」の公開に合わせ、角川グループホールディングスの角川歴彦会長と、ドワンゴの川上会長が対談。電子書籍や著作権、Amazonの動向などを語り合った。 角川グループとニコニコ動画が手を組んだ電子書籍サービス「ニコニコ静画(電子書籍)」の公開に合わせ、角川グループホールディングスの角川歴彦会長と、ドワンゴの川上量生会長によるトークセッションが開かれた。誰でもコメントを投稿できる時代の電子書籍や著作権、日本で電子書籍を販売したいAmazonの動向などを語り合い、ライブ配信したニコニコ生放送には約1万7500人が来場した。 提携のきっかけは 角川グループとドワンゴは約1年前に包括的な業務提携を発表。角川の電子書籍プラットフォームとニコ
角川グループとドワンゴの包括的業務提携のニュースが報じられ、約1年が過ぎた。当時電子書籍をテーマに取材を続けていた筆者も、BOOK☆WALKERを運営する角川コンテンツゲート(KCG)の安本洋一常務取締役に取材しており、今年にはビューアーが登場するというコメントを得ていた。 そしてついにドワンゴから電子書籍サービス「ニコニコ静画(電子書籍)」が満を持して登場し、iPhone/iPad版アプリも同時にリリースされた。このサービス、時間をかけた背景や、ニコニコ動画として電子書籍にかける意気込みや狙いなどを、ドワンゴ 企画開発部 部長の伴 龍一郎氏に聞いた。 「角川ニコニコエース」は出版と配信の“相乗効果” まず、今回の目玉はなんといっても「角川ニコニコエース」という、ニコニコ静画(電子書籍)限定の電子書籍だ。伴氏は開発中のiPad版をめくりながら説明してくれた。 「角川ニコニコエースは、角川書
ドワンゴは11月8日、動画共有サイト「ニコニコ動画」内の静止画コミュニティサイト「ニコニコ静画」で、電子書籍配信サービス「ニコニコ静画(電子書籍)」の提供を開始した。電子書籍上にコメントを投稿できるのが特長だ。 電子書籍には通常の流れるコメントのほか、絵や文面にカーソルを合わせた「範囲指定コメント」を投稿できる。電子書籍上のコメントをTwitterで共有することもでき、投稿されたコメントは紹介文として作品紹介ページの「帯」部分に記載される。サービス開始時は、PCとiPhone(iOS)向けに提供し、2012年にはAndroid端末にも対応する予定。 サービスの開始に伴い、角川グループホールディングスの電子書籍プラットフォーム「BOOK☆WALKER」との連携を開始する。同プラットフォームの一部コンテンツを閲覧できるほか、角川エース系の人気コンテンツを集めた無料ウェブ漫画誌「角川ニコニコエー
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