現在このnoteで連載している「こんな害悪男オタクにならないように」シリーズの第2回記事である。前回にあたる第1回記事「表現の自由戦士と呼ばれる人達の思想とは何なのか」では、「表現の自由戦士」と呼ばれる人達についての一般的な傾向を分析したが、彼らは他者と議論をするときにも極めて強い特徴を見せる。それが「シーライオニング」と呼ばれる手法を代表とする詭弁を多用する点である。彼らは他人との議論というものを、意見そのものは一致しなくとも、相手の言い分を互いに理解したうえで自分の意見を述べることの繰り返しによって対話を深めるものだとは考えていない。むしろ、どのような手法─たとえそれが詭弁であっても─をいくら用いてもいいから、相手の言葉を詰まらせれば勝ちとなるゲームのようにとらえている。そのため、誠実な議論としては本来は禁じ手となる詭弁を多用することに躊躇がない。そのうえ、シーライオニングなどの詭弁を