記事によると ・厚生労働省は16日、新型コロナウイルス対策の接触確認アプリ「COCOA(ココア)」の不具合の要因や再発防止策に関する報告書をまとめた。 ・接触通知が長期に届かなかったのは、アプリの品質を管理する実施主体を巡り、厚労省と事業者で認識が共有できていなかったためと指摘した。 ・報告書では不具合の放置の要因を厚労省と複数の委託業者の間で「責任や役割分担が不明確だった面があった」と説明した。「業務範囲に認識のずれ」があったという。 ・報告書は厚労省の検証チームが外部のIT(情報技術)専門家らとともにまとめた。不具合の放置が続いた本質的な要因や責任のあり方などについては、なおはっきりしない部分も残っている。 ・田村憲久厚労相は16日の閣議後の記者会見で、同日付で樽見英樹厚労次官と正林督章健康局長を文書による厳重注意の処分にしたと発表した。アプリ開発・運用について「厚労省の知識や経験が非