戦いの場を、至高の舞台であるメジャーリーグに求め、今年1月にポスティングシステムを利用して海を渡った今永昇太(現カブス)の存在感は、日々高まっている。 【動画】初対戦!今永昇太が大谷翔平を空振り三振に切って取るシーン 名門カブスのユニフォームに身を包んだ左腕は、デビュー戦でいきなり6回(92球)を投げ、無失点の好投で勝利を記録。この快投で勢いに乗ると、7先発で無傷の5勝。防御率1.08、WHIP0.82とほぼ完璧な内容で、ナショナル・リーグの3、4月の最優秀新人にも選出されるなど、米球界で旋風を巻き起こしている。 メジャーリーグでの今永のピッチングスタイルを見ていると、ホップ成分の高いフォーシームを高めに投げ込み、スライダーやスプリット、チェンジアップなどの変化球は低めに丁寧に集める特色が見て取れる。 DeNA時代はフォーシームも低めに集め、高低で勝負するスタイルではなかった。しかし、メジ