2023年、広島県三次市で転院のため搬送中だった80代の女性がストレッチャーから転落し、その後死亡した事故で、警察は9日、救急隊員3人を業務上過失傷害の疑いで書類送検しました。 2023年4月、備北地区消防組合の救急隊が、三次市内の病院に入院していた80代の女性を転院させるためストレッチャーに移しました。その後、70センチほどの高さまで持ち上げた際、バランスを崩し女性は床に転落しました。女性は頭と肩を打ち、急性硬膜下血腫と診断され、約1か月半後に死亡しました。警察は転落と死亡の因果関係を捜査してきましたが、捜査関係者によると、9日付けで救急隊員3人を業務上過失傷害の疑いで広島地検に書類送検しました。備北地区消防組合によると、当時ストレッチャーに体を固定するためのベルトは締められておらず、アームも上げていなかったということです。 (2024年5月9日放送)
肝細胞がんについては、肝臓の外には病変がなく、多発でない場合(3個以下が目安)にはよい適応となります。既存の局所治療である、手術やラジオ波焼灼術が、病変の配置や肝機能、合併症などを理由に適応とならない場合にも重粒子線治療であれば治療できる場合があります。一方で、消化管が近い場合など、重粒子線治療よりは手術やラジオ波焼灼術をお薦めする場合もあります。 肝内胆管がんについては、肝臓の外には病変がなく、腫瘤形成性と呼ばれる、塊をつくるタイプの病変が適応となります。標準治療である手術をまずはお薦めしますが、病変の配置や肝機能、合併症などから手術ができない場合にはよい適応となります。 転移性肝腫瘍については、多発でない場合(3個以下が目安)で、肝臓以外の病変が制御されていることが条件となります。今の病気の状態のほか、これまでの病気の経過によっては他の治療法をお薦めする場合もありますが、まずはご相談く
2018年4月、がんの放射線治療のひとつである陽子線治療と重粒子線治療において、新しく前立腺がんなどで公的保険での治療が受けられるようになりました。これまでは先進医療としておよそ300万円かかっていた患者さんの自己負担は、これにより大きく減少します。ここでは、粒子線治療とその最新の費用について解説します。 粒子線治療とは がんの3大治療は手術、放射線治療、抗がん剤治療です。このうち、放射線治療はがん細胞に放射線を照射することでダメージを与え、治療を行おうとするものです。しかしながら、正常細胞に放射線があたるとその正常細胞もダメージを受けてしまうため、いかにがん細胞だけにピンポイントで照射できるか工夫がされてきました。 放射線治療で使用される放射線は、X線やガンマ線などが一般的ですが、これらを体の外から照射すると、体の表面で最もエネルギーが高まり、体内に進むに従って力が弱まってしまう弱点があ
現在、日本には粒子線がん治療施設が26ヵ所(重粒子線:6ヵ所、陽子線:19ヵ所、重粒子と陽子線の両方:1ヵ所)あります。 各施設の詳細は施設紹介ページでご確認ください。 重粒子線 陽子線 都道府県 施設名称
12日、福岡県大野城市の交差点で、乗用車2台が衝突する事故があり、40歳の女性が事故の翌日に死亡しました。 12日午後6時前、大野城市つつじケ丘の交差点で、右折しようとした乗用車と対向車線を直進してきた乗用車が衝突しました。 この事故で、直進車を運転していた男性(39)が意識不明の状態で病院に運ばれましたが、搬送中に意識を取り戻し、全治7日間の軽傷と診断されました。 一方、右折車を運転していた大野城市南ケ丘の東條未華さん(40)は、目立った外傷がなかったため、当日は「けがはない」として帰宅。 13日午後8時ごろ自宅で長男(10)が呼びかけても反応がなかったことから消防に通報し、駆けつけた救急隊員によってその場で死亡が確認されました。 死亡した原因は「急性硬膜下血腫」だったということです。 警察が事故当時の状況を詳しく調べています。
その結果、激しい運動群でのみ、運動後のNEPAと体温の有意な低下が見られた。この低下は運動後2日目まで続き、体重増加につながった。一方、食事量に群間の差はなかった。つまり、激しい運動で疲れ切ってその後の日常の動きが減少したから体重が増えた可能性を示唆する。 さらに、激しい運動では、NEPAの概日リズム(サーカディアンリズム)が体温の概日リズムに対して遅れる現象を観察できた。このことから、激しい運動がNEPAと体温の同期性を乱していることが示唆された。 また、運動6時間後の血中コルチコステロン濃度と運動前後のNEPA変化率に正の相関が見られた。コルチコステロンは、ストレスホルモンの一種で、そのサーカディアンリズムは身体活動と同期している。そのため、激しい運動によるコルチコステロンリズムの乱れが、NEPAの代償的な低下に関与している可能性がある。
発症者の3割以上が亡くなる年もある劇症型溶血性レンサ球菌感染症が広島県でも拡大している。ことしも2カ月足らずで、昨年1年間の半数を超す9人の患者が報告された。専門家は「急激に悪化する全身の痛みや手足の腫れ、意識の混濁があれば、すぐ医療機関の受診を」と呼びかける。 【グラフ】広島県内の劇症型溶血性レンサ球菌感染症の患者数の推移 全国で報告された昨年の患者は941人(速報値)で、1999年以降で過去最多となった。広島県も3番目に多い16人で、ことしも報告が目立つ。手や足の壊死(えし)を起こすこともあるため「人食いバクテリア」とも呼ばれる。 溶血性レンサ球菌はありふれた細菌で、健康な人の皮膚や喉にいることもある。中でも「A群」は子どもの咽頭炎の原因として知られ、広島県では関連の咽頭炎の警報が続いている。ただ、通常は感染しても軽い風邪症状で済む。 一方、ごくまれに起きる劇症型は手足の痛みや発熱など
厚生労働省は19日、飲酒のリスクや体への影響をまとめた初のガイドラインを発表した。年齢や性別、体質、疾病別で異なる飲酒による健康リスクを示したほか、酒量より「純アルコール」の摂取量に着目することが重要としている。 指針によると、大腸がんの発症リスクを高める飲酒量の目安は、1日当たりビールロング缶1本に相当する約20グラム(週150グラム)以上などと例示。特に高齢者は体内の水分量の減少などで酔いやすく、飲酒量が一定量を超えると認知症が発症する可能性が高まる。 また、10~20代は脳の発達段階にあり、多量の飲酒で脳機能が低下するとのデータがあり、高血圧などのリスクが高まる可能性もある。女性は男性よりもアルコールの影響を受けやすく、少量でも肝硬変のリスクが高まるという。 指針では、健康リスクを減らすために、酒に含まれる「純アルコール量」を用いた健康管理を勧めている。純アルコール量は、アルコール度
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「こまめな水分補給」をしすぎていませんか? 年を重ねると、食べることと同じくらい、水分をきちんととることは健康に必須です。春から秋にかけて、とくに熱中症になる危険がある時期には、連日、テレビのニュースで「こまめな水分補給」を呼びかけています。 高齢者は「のどが渇いた」と感じる反応も鈍るので、「のどが渇いていなくても、のどが渇く前に水を飲みましょう」という。2Lのペットボトルを身近に置いておき、「1日1本は飲みきりましょう」などとアドバイスしていますね。 確かに、熱中症予防のために水分補給が大事なこと、高齢者の反応が鈍ることなど、間違いではありません。たとえば介護認定を受けている人などは、熱中症にならないよう、周囲もよく気を配らなければならない。でも、それはすべての高齢の人に当てはまることではありません。 ペットボトルを常備して飲んでいて、毎日下痢をしている人。胃酸が薄まり、ムカムカして食欲
鳥取県立中央病院(鳥取市)の医師が消防の救急救命士に必要な指示を出すことを拒否していた問題で、同病院は1日、救命救急センターの医師から県東部広域行政管理組合消防局の救急救命士に対して電話のガチャ切りなどパワハラに該当する言動が3件あったと発表した。 中央病院は消防から調査依頼のあった4人の医師による22件の言動を調査。1人の医師について「僕が言わなきゃ、ご判断できなかったことですかね」など高圧的な口調や患者の人定を聞き終えると一方的に電話を切るなどの行為が、業務上必要な範囲を超えていたとして3件をパワハラ認定した。その他に録音や録画は確認できなかったが、この医師への聞き取りなどからパワハラの恐れがある言動も3件あったとした。 中央病院の広岡保明院長は「当該の医師は指導しなければという思いが強すぎ、行き過ぎた行為になってしまった。今後は消防との信頼関係向上のために研修などを取り入れる」と話し
にくずくって何?というところから肝臓の血管支配まで、盛りだくさんな内容になってしまいました。 時間があるときに読んでみてください。 ※以下の記事には動物の内臓の写真が出てくるため、苦手な方は閲覧を控えてください。 ニクズク(ナツメグ)ニクズク(肉荳蔲)とは、インドネシア原産の植物です。 果実は5〜6cmほどの大きさで洋梨のような形をしています。果肉を取り除くと、紅色で網状の仮種皮に包まれた種子が1つ入っています。この種子から皮を取り除いたもの(仁)が「ナツメグ」と呼ばれ、スパイスや生薬として用いられます。 ニクズク(Myristica fragrans)のイラスト ©︎Franz Eugen Köhler, Köhler's Medizinal-Pflanzen, Public Domain, via Wikimedia Commonsナツメグ(ニクズクの種子)の断面 ©︎2005, Ch
レクサプロ(一般名:エスシタロプラム)は2011年に発売された抗うつ剤です。SSRIというタイプの抗うつ剤に分類され、現時点では一番新しいSSRIになります。 SSRIは、「選択的セロトニン再取込阻害薬」の略で、セロトニンを増やすことで抗うつ効果を発揮する抗うつ剤のことです。 レクサプロは効果と安全性のバランスの良さに定評があり、世界的にも最も売れているSSRIになります。日本でも2011年の発売以降、徐々に知られるようになり処方量も増えている印象があります。 レクサプロはどんなメリットがある抗うつ剤で、どのような方に向いている抗うつ剤なのでしょうか。ここでは、レクサプロという抗うつ剤の効果や特徴について詳しく見ていきましょう。 1.レクサプロの効果・特徴 まずはレクサプロという抗うつ剤の特徴をざっくりとですが紹介します。 【良い特徴】 効果と安全性のバランスが優れている 効果の発現が早い
2023年9月20日から、オミクロン株XBB.1.5対応ワクチンの接種が始まります。 このワクチンは、現在広がっている変異株にはどれくらい効果が期待できるのでしょうか。 XBB.1.5対応ワクチンは9月20日から接種開始XBB.1.5対応ワクチンの接種スケジュール(厚生労働省資料より) 2023年9月20日からXBB.1.5対応ワクチンの接種が開始されます。 生後6ヶ月以上を対象とした新型コロナワクチンが、全てこのXBB.1.5対応ワクチンに切り替わります。 これまではオミクロン株対応2価ワクチンの接種開始後も初回接種については従来株対応のワクチンを接種することになっていましたが、今後は初回接種もこのXBB.1.5対応ワクチンに切り替わります。 また、今回は高齢者や基礎疾患のある方だけでなく、持病のない若い方も接種可能となっています。 最後の新型コロナワクチン接種から3ヶ月以上経過していれ
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