以前の記事で、北極圏最大の都市「ムルマンスク」のメタル事情について紹介した。メタル音楽は元々ヨーロッパやアメリカなど白人が多い地域で発展した音楽のため、北半球の方がバンド数が多いのは否めない。 しかし最近では、インドネシアやアフリカなどのメタル事情をレポートした本が出版されるなど、南半球のメタルも熱くなってきている。 さてそれでは、世界最南端のメタルシーンはどういった状況なのか? 残念ながら北極圏と違って、南極圏は南極大陸に近く、人が大勢居住する都市は存在しない。世界最南端の都市と言われるのはアルゼンチン南端のティエラ・デル・フエゴ州の州都ウシュアイアである。この街の人口は5万6000人。この街には2つのメタルバンドがいたようだ。 ・Fuego Sagrado 2006年に結成され、今現在も活動中のパワーメタルバンド。バンドの意味は「聖火」で、この言葉で検索すると無限にスペイン語の情報が出